JPH0641008B2 - 縫合針の曲げ加工法及び曲げ加工装置 - Google Patents
縫合針の曲げ加工法及び曲げ加工装置Info
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- JPH0641008B2 JPH0641008B2 JP21965186A JP21965186A JPH0641008B2 JP H0641008 B2 JPH0641008 B2 JP H0641008B2 JP 21965186 A JP21965186 A JP 21965186A JP 21965186 A JP21965186 A JP 21965186A JP H0641008 B2 JPH0641008 B2 JP H0641008B2
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は医療用の縫合針を製造する際の曲げ加工法と曲
げ加工装置とに関するものである。
げ加工装置とに関するものである。
<従来の技術> 医療用に用いられる縫合針としては、針先から所定長さ
の間の断面形状が円形に形成された丸針、或いは針先か
ら所定長さの間の断面形状が多角形に形成された刃付縫
合針等がある。これ等の縫合針は生体組織の縫合部位に
応じた太さ(0.07mm〜1.00mm)と長さ(4mm〜60mm)を
有すると共に、所定の湾曲形状を有して構成されるのが
一般である。
の間の断面形状が円形に形成された丸針、或いは針先か
ら所定長さの間の断面形状が多角形に形成された刃付縫
合針等がある。これ等の縫合針は生体組織の縫合部位に
応じた太さ(0.07mm〜1.00mm)と長さ(4mm〜60mm)を
有すると共に、所定の湾曲形状を有して構成されるのが
一般である。
前記縫合針は、目的の縫合針に応じた太さと長さを有す
る直線状の針材の先端に研削加工,研磨加工等によって
鋭利な針先を形成すると共に、該針先からの断面形状を
所定の形状に形成し、後端に縫合糸を取り付けるための
糸取付部を形成した後、曲げ加工を施されて製造され
る。
る直線状の針材の先端に研削加工,研磨加工等によって
鋭利な針先を形成すると共に、該針先からの断面形状を
所定の形状に形成し、後端に縫合糸を取り付けるための
糸取付部を形成した後、曲げ加工を施されて製造され
る。
上記の如くして製造された丸針の一例を第4図に示す。
図に於いて、針1の針先から点Aまでの間に構成された
先端部1aは断面が円形に形成されており、点Aと点B
との間に構成された胴部1bは偏平状にプレスされてい
る。また胴部1bから後端にかけて元端部1cが構成さ
れ、この元端部1cに縫合針を取り付けるための糸穴2
が形成されている。そして前記糸穴2に図示しない縫合
糸を挿入し、元端部1cの外周をかしめることによっ
て、針1と縫合糸とを結合している。
先端部1aは断面が円形に形成されており、点Aと点B
との間に構成された胴部1bは偏平状にプレスされてい
る。また胴部1bから後端にかけて元端部1cが構成さ
れ、この元端部1cに縫合針を取り付けるための糸穴2
が形成されている。そして前記糸穴2に図示しない縫合
糸を挿入し、元端部1cの外周をかしめることによっ
て、針1と縫合糸とを結合している。
糸穴2は用いられる縫合糸の太さに応じた直径と深さを
有して形成されており、元端部1cの長さは糸穴2の深
さと同一か或いは僅かに大きい寸法で設定されている
(0.5mm〜2mm)。また元端部1cは、先端部1a,胴
部1bの硬度よりも小さい硬度となるように調整され、
かしめ作業を容易に行うことが可能なように形成されて
いる。
有して形成されており、元端部1cの長さは糸穴2の深
さと同一か或いは僅かに大きい寸法で設定されている
(0.5mm〜2mm)。また元端部1cは、先端部1a,胴
部1bの硬度よりも小さい硬度となるように調整され、
かしめ作業を容易に行うことが可能なように形成されて
いる。
このため、針1を曲げ加工する際に元端部1cに曲げ力
を作用させた場合、糸穴2が偏平状に変化して縫合糸の
挿入作業が困難となる虞があることから、針1に対する
曲げ加工は先端部1a及び胴部1bに対して施され、元
端部1cは直線状に形成されている。
を作用させた場合、糸穴2が偏平状に変化して縫合糸の
挿入作業が困難となる虞があることから、針1に対する
曲げ加工は先端部1a及び胴部1bに対して施され、元
端部1cは直線状に形成されている。
針先及び糸取付部を形成した直針状の針材を曲げ加工す
るに当たっては、正逆転可能な巻き込みロールと、この
巻き込みロールの外周に巻き付くベルトとを有する曲げ
加工装置を用い、針材の先端側を巻き込みロールとベル
トとの間に挿入して巻き込ませることで針材を曲げ加工
することが行われている(特公昭60-18256号公報)。
るに当たっては、正逆転可能な巻き込みロールと、この
巻き込みロールの外周に巻き付くベルトとを有する曲げ
加工装置を用い、針材の先端側を巻き込みロールとベル
トとの間に挿入して巻き込ませることで針材を曲げ加工
することが行われている(特公昭60-18256号公報)。
前記曲げ加工は、作業員が手で針材をつかみ、該針材の
先端側を確認して巻き込みロールとベルトの間に挿入
し、その後、巻き込みロールを巻き込み方向に回転させ
ることで針材の巻き込みを開始し、該針材の巻き込み状
態を目視により確認しつつ曲げ加工を進行させ、針材の
後端とを巻き込みロールとの距離が元端部の長さと略等
しくなったことを確認して巻き込みロールの回転を停止
させ、その後、巻き込みロールを反対方向に回転させる
ことで、針材に対する曲げ加工を行っている。
先端側を確認して巻き込みロールとベルトの間に挿入
し、その後、巻き込みロールを巻き込み方向に回転させ
ることで針材の巻き込みを開始し、該針材の巻き込み状
態を目視により確認しつつ曲げ加工を進行させ、針材の
後端とを巻き込みロールとの距離が元端部の長さと略等
しくなったことを確認して巻き込みロールの回転を停止
させ、その後、巻き込みロールを反対方向に回転させる
ことで、針材に対する曲げ加工を行っている。
また曲げ加工を自動的に行う場合、巻き込みロールとベ
ルトとの間に針材の先端を挿入した後、針材に対する曲
げ加工を実施する長さに応じて巻き込みロールの回転角
度を制御し、該ロールを所定角度回転させた後逆転させ
ることで、針材に対する曲げ加工を行う方法も用いられ
ている。
ルトとの間に針材の先端を挿入した後、針材に対する曲
げ加工を実施する長さに応じて巻き込みロールの回転角
度を制御し、該ロールを所定角度回転させた後逆転させ
ることで、針材に対する曲げ加工を行う方法も用いられ
ている。
<発明が解決しようとする課題> 上記の如く、縫合針にあっては元端部を糸穴の深さに応
じて直線状に形成することが必要である。また施術者か
らは縫合針の全体が一様に湾曲していることを要求され
ている。このため、元端部の長さを糸穴の深さと等しい
か或いは僅かに長く形成することが好ましい。更に、元
端部の長さ寸法を正確に維持することが必要である。
じて直線状に形成することが必要である。また施術者か
らは縫合針の全体が一様に湾曲していることを要求され
ている。このため、元端部の長さを糸穴の深さと等しい
か或いは僅かに長く形成することが好ましい。更に、元
端部の長さ寸法を正確に維持することが必要である。
然し、元端部の長さ寸法を予め設定された寸法と一致さ
せると共に精度を維持することは困難である。
せると共に精度を維持することは困難である。
即ち、巻き込みロール及びベルトに対する針材の供給を
手作業で行うと共に曲げ加工の終了時点を目視により確
認する作業では、作業能率が悪く、且つ針材の先端部と
胴部が巻き込みロール及びベルトに巻き込まれて移動す
る間に目視により元端部の直線長さを正確に視認して加
工装置の操作を行うことは困難である。このため、元端
部の直線長さを正確な値に維持することが困難である。
手作業で行うと共に曲げ加工の終了時点を目視により確
認する作業では、作業能率が悪く、且つ針材の先端部と
胴部が巻き込みロール及びベルトに巻き込まれて移動す
る間に目視により元端部の直線長さを正確に視認して加
工装置の操作を行うことは困難である。このため、元端
部の直線長さを正確な値に維持することが困難である。
また元端部の直線長さを正確に設定するために、巻き込
みロールに対しベルトが当接を開始する位置から元端部
の長さと等しい距離離隔した位置に針材の後端を検出す
るセンサーを設け、このセンサーからの信号で加工装置
の操作を制御することも考えられる。然し、元端部の長
さが極めて短く、巻き込みロール,ベルト,針材の後端
が夫々極めて接近するため、接触型センサー或いは非接
触型センサーであっても用いることが出来ないという問
題がある。
みロールに対しベルトが当接を開始する位置から元端部
の長さと等しい距離離隔した位置に針材の後端を検出す
るセンサーを設け、このセンサーからの信号で加工装置
の操作を制御することも考えられる。然し、元端部の長
さが極めて短く、巻き込みロール,ベルト,針材の後端
が夫々極めて接近するため、接触型センサー或いは非接
触型センサーであっても用いることが出来ないという問
題がある。
また針材に対する曲げ加工を巻き込みロールの回転量を
制御することによって自動的に行う場合、制御の基準が
針材の先端であるため、巻き込みロール及びベルトに対
する針材の挿入誤差、或いは針材自体に生ずる長さの誤
差等に影響されて元端部の直線長さを正確に維持するこ
とが困難である。
制御することによって自動的に行う場合、制御の基準が
針材の先端であるため、巻き込みロール及びベルトに対
する針材の挿入誤差、或いは針材自体に生ずる長さの誤
差等に影響されて元端部の直線長さを正確に維持するこ
とが困難である。
本発明の目的は、針材の長さのバラツキ、或いは巻き込
みロール及びベルトに対する針材の挿入誤差等に影響さ
れること無く元端部の直線長さを所定の値に形成し得る
縫合針の曲げ加工法を提供することにある。
みロール及びベルトに対する針材の挿入誤差等に影響さ
れること無く元端部の直線長さを所定の値に形成し得る
縫合針の曲げ加工法を提供することにある。
<課題を解決するための手段> 上記課題を解決するために本発明に係る縫合針の曲げ加
工法は、正逆転可能な巻き込みロールとこの巻き込みロ
ールと接触し且つ巻き込みロールの回転に伴って移送さ
れるベルトとの間に直針状の針材を先端側から巻き込ん
で該針材を円弧状に曲げ加工すると共に針材の元端側に
所定長さの直線部を形成するための加工法であって、巻
き込みロールとベルトとの当接位置を基点として針材の
元端側に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針材の全長
以下の範囲内に基準点を設定し、巻き込みロールとベル
トとの間に針材の先端を挿入して該針材を巻き込み方向
に巻き込み、巻き込まれた針材の元端が前記基準点を通
過したことを感知し、この時点から前記基点と基準点と
の距離から針材に形成すべき直線部の長さを引いた差に
対応して巻き込みロールを巻き込み方向に回転させて停
止させ、その後巻き込みロールを巻き込み方向と反対方
向に回転させて曲げ加工された針材を巻き込みロールと
ベルトの間から取り出すことを特徴とするものである。
工法は、正逆転可能な巻き込みロールとこの巻き込みロ
ールと接触し且つ巻き込みロールの回転に伴って移送さ
れるベルトとの間に直針状の針材を先端側から巻き込ん
で該針材を円弧状に曲げ加工すると共に針材の元端側に
所定長さの直線部を形成するための加工法であって、巻
き込みロールとベルトとの当接位置を基点として針材の
元端側に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針材の全長
以下の範囲内に基準点を設定し、巻き込みロールとベル
トとの間に針材の先端を挿入して該針材を巻き込み方向
に巻き込み、巻き込まれた針材の元端が前記基準点を通
過したことを感知し、この時点から前記基点と基準点と
の距離から針材に形成すべき直線部の長さを引いた差に
対応して巻き込みロールを巻き込み方向に回転させて停
止させ、その後巻き込みロールを巻き込み方向と反対方
向に回転させて曲げ加工された針材を巻き込みロールと
ベルトの間から取り出すことを特徴とするものである。
また曲げ加工装置は、直鎖状の針材の元端側に所定長さ
の直線部を形成するための曲げ加工装置であって、正逆
転可能な巻き込みロールと、前記巻き込みロールの外周
の一部と接触し且つ巻き込みロールの回転に伴って移送
されるベルトと、前記巻き込みロールとベルトとの当接
位置から針材に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針材
の全長以下の範囲内に配設され巻き込みロールとベルト
との間に巻き込まれた針材の元端を検出するためのセン
サーと、先端が巻き込みロールとベルトとの間に挿入さ
れた針材を巻き込み方向に巻き込み、且つセンサーが針
材の元端を検出した時点から前記巻き込みロールとベル
トとの当接位置とセンサーとの離隔距離から針材に形成
すべき直線部の長さを引いた差に対応して巻き込みロー
ルを巻き込み方向に回転させると共に停止させ、その後
巻き込みロールを巻き込み方向と反対方向に回転させる
ように制御する制御機構と、を備えたものである。
の直線部を形成するための曲げ加工装置であって、正逆
転可能な巻き込みロールと、前記巻き込みロールの外周
の一部と接触し且つ巻き込みロールの回転に伴って移送
されるベルトと、前記巻き込みロールとベルトとの当接
位置から針材に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針材
の全長以下の範囲内に配設され巻き込みロールとベルト
との間に巻き込まれた針材の元端を検出するためのセン
サーと、先端が巻き込みロールとベルトとの間に挿入さ
れた針材を巻き込み方向に巻き込み、且つセンサーが針
材の元端を検出した時点から前記巻き込みロールとベル
トとの当接位置とセンサーとの離隔距離から針材に形成
すべき直線部の長さを引いた差に対応して巻き込みロー
ルを巻き込み方向に回転させると共に停止させ、その後
巻き込みロールを巻き込み方向と反対方向に回転させる
ように制御する制御機構と、を備えたものである。
<作用> 上記手段によれば、巻き込みロールとベルトとの当接位
置を基点とし、この基点と該基点から針材の元端側に形
成すべき直線部の長さ以上で且つ針材の全長以下の範囲
内に設定された基準点との距離と針材の元端側に形成す
べき直線部の長さとの差に対応する長さで直針状の針材
に対して曲げ加工を施すことによって、個々の直針状の
針材の長さに変動が生じても、この変動分を曲げ加工範
囲に集中して、元端側に一定長さの直線部を形成するこ
とが出来る。
置を基点とし、この基点と該基点から針材の元端側に形
成すべき直線部の長さ以上で且つ針材の全長以下の範囲
内に設定された基準点との距離と針材の元端側に形成す
べき直線部の長さとの差に対応する長さで直針状の針材
に対して曲げ加工を施すことによって、個々の直針状の
針材の長さに変動が生じても、この変動分を曲げ加工範
囲に集中して、元端側に一定長さの直線部を形成するこ
とが出来る。
即ち、巻き込みロールとベルトとの当接位置を基点と
し、該基点から針材の元端側に形成すべき直線部の長さ
以上で且つ針材の全長以下の範囲内にある位置に基準点
を設けることによって、基点と基準点との距離を前記範
囲内における一定の値に設定することが出来る。そして
巻き込みロールとベルトとの間に直針状の針材の先端を
挿入して巻き込みロールを巻き込み方向に回転させる
と、針材は巻き込みロールとベルトとの間に巻き込まれ
て先端側から曲げ加工を施される。この曲げ加工の進行
に伴って針材の元端は基準点方向に進行して該基準点を
通過する。針材の元端が基準点を通過したことを感知し
たとき、針材の全長の如何に関わらず、該針材の未加工
部分の長さは基点と基準点との距離と等しい一定の値と
なる。
し、該基点から針材の元端側に形成すべき直線部の長さ
以上で且つ針材の全長以下の範囲内にある位置に基準点
を設けることによって、基点と基準点との距離を前記範
囲内における一定の値に設定することが出来る。そして
巻き込みロールとベルトとの間に直針状の針材の先端を
挿入して巻き込みロールを巻き込み方向に回転させる
と、針材は巻き込みロールとベルトとの間に巻き込まれ
て先端側から曲げ加工を施される。この曲げ加工の進行
に伴って針材の元端は基準点方向に進行して該基準点を
通過する。針材の元端が基準点を通過したことを感知し
たとき、針材の全長の如何に関わらず、該針材の未加工
部分の長さは基点と基準点との距離と等しい一定の値と
なる。
従って、針材の元端が基準点を通過したことを感知した
時点からの巻き込みロールの回転角度を制御することに
よって前記未加工部分に一定の長さの曲げ加工を施すこ
とが出来る。
時点からの巻き込みロールの回転角度を制御することに
よって前記未加工部分に一定の長さの曲げ加工を施すこ
とが出来る。
即ち、針材の元端が基準点を通過したことを感知した時
点から巻き込みロールを基点と基準点との距離から針材
の元端側に形成すべき直線部の長さを引いた差に対応さ
せて回転させて停止させることによって、未加工部分の
前記差に対応する長さ部分のみに曲げ加工を施すと共
に、残部を曲げ加工を施すことのない直線部として形成
することが出来る。
点から巻き込みロールを基点と基準点との距離から針材
の元端側に形成すべき直線部の長さを引いた差に対応さ
せて回転させて停止させることによって、未加工部分の
前記差に対応する長さ部分のみに曲げ加工を施すと共
に、残部を曲げ加工を施すことのない直線部として形成
することが出来る。
上記の如くして直針状の針材の先端側から曲げ加工を施
すと共に、元端側に所定長さの直線部を形成した後、巻
き込みロールを巻き込み方向と反対方向に回転させるこ
とで、巻き込みロールとベルトとの間に巻き込まれた針
材を取り出すことが出来る。
すと共に、元端側に所定長さの直線部を形成した後、巻
き込みロールを巻き込み方向と反対方向に回転させるこ
とで、巻き込みロールとベルトとの間に巻き込まれた針
材を取り出すことが出来る。
また上記曲げ加工装置によれば、上記曲げ加工法を最適
に実施することが出来る。
に実施することが出来る。
<実施例> 以下上記手段を適用した縫合針の曲げ加工法の実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
本発明に係る曲げ加工法は、正逆転可能な巻き込みロー
ルとこの巻き込みロールに接触するベルトとを用い、巻
き込みロールとベルトとの間に直針状の針材を針先(先
端)側から供給して、針材の元端(後端)を基準として
該針材の針先側から胴部にかけて曲げ加工を施し、針材
の元端側に曲げ加工を施さない部分を残置することで、
該針材の元端側に形成された糸穴の深さに応じて設定さ
れる直線部を正確な長さに形成するための加工法であ
る。そして前記直線部を正確に形成することによって、
針材の元端側に形成された糸穴の変形を防止し、該糸穴
に対する縫合糸の挿入を容易に行うことが出来る縫合針
を得るものである。
ルとこの巻き込みロールに接触するベルトとを用い、巻
き込みロールとベルトとの間に直針状の針材を針先(先
端)側から供給して、針材の元端(後端)を基準として
該針材の針先側から胴部にかけて曲げ加工を施し、針材
の元端側に曲げ加工を施さない部分を残置することで、
該針材の元端側に形成された糸穴の深さに応じて設定さ
れる直線部を正確な長さに形成するための加工法であ
る。そして前記直線部を正確に形成することによって、
針材の元端側に形成された糸穴の変形を防止し、該糸穴
に対する縫合糸の挿入を容易に行うことが出来る縫合針
を得るものである。
このため、縫合針に係る曲げ加工法は、巻き込みロール
とベルトとの当接位置を基点とし、該基点から針材の元
端側に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針材の全長以
下の範囲内にある所定位置に基準点を設けている。そし
て巻き込みロールによって巻き込まれた針材の元端が前
記基準点に達したことを感知し、この時点から基点と基
準点との距離から針材に形成すべき直線部の長さを引い
た差に巻き込みロールを巻き込み方向に回転させるよう
に制御することによって、針材の元端側に形成される直
線部の長さを予め設定された長さに正確に一致させるこ
とが可能となる。
とベルトとの当接位置を基点とし、該基点から針材の元
端側に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針材の全長以
下の範囲内にある所定位置に基準点を設けている。そし
て巻き込みロールによって巻き込まれた針材の元端が前
記基準点に達したことを感知し、この時点から基点と基
準点との距離から針材に形成すべき直線部の長さを引い
た差に巻き込みロールを巻き込み方向に回転させるよう
に制御することによって、針材の元端側に形成される直
線部の長さを予め設定された長さに正確に一致させるこ
とが可能となる。
針材の元端が基準点に達したことを感知するには、目視
であっても良く、またセンサーを用いても良い。元端が
基準点に達したことを目視で感知する場合には、この感
知と同時に例えばスイッチを操作して信号を発生し、こ
の信号によって巻き込みロールの回転を制御するように
することが可能であり、また元端をセンサーによって感
知する場合には、センサーからの信号によって巻き込み
ロールの回転を制御するようにすることが可能である。
であっても良く、またセンサーを用いても良い。元端が
基準点に達したことを目視で感知する場合には、この感
知と同時に例えばスイッチを操作して信号を発生し、こ
の信号によって巻き込みロールの回転を制御するように
することが可能であり、また元端をセンサーによって感
知する場合には、センサーからの信号によって巻き込み
ロールの回転を制御するようにすることが可能である。
また巻き込みロールの前記差に応じて回転した後、巻き
込みロールを停止させ、更に逆転させることによって曲
げ加工された針材を取り出すことが可能である。
込みロールを停止させ、更に逆転させることによって曲
げ加工された針材を取り出すことが可能である。
巻き込みロールとこの巻き込みロールと接触するベルト
とを用いて直針状の針材に対する曲げ加工を行うには、
巻き込みロールとベルトとの間に直針状の針材を挿入し
て、針材の全長と該針材の元端側に形成される直線部の
長さとの差に応じて巻き込みロールの回転量を制御する
ことで、針材の元端側に直線部を形成することが可能で
ある。この方法は、針材の先端を基準として曲げ加工を
実施するものである。然し、医療用の縫合針は極めて微
細であり、且つ表面は研磨によって略鏡面状に仕上げら
れている。このため、巻き込みロールと針材との間で滑
りが発生し、直線部の長さが均一にならない虞がある。
また巻き込みロールとベルトとの間に針材を挿入する際
に作業員の個性が反映し、これにより直線部の長さが均
一にならない虞もある。更に、針材の全長は目的の針の
長さに対し所定の寸法公差を持って切断されており、こ
の寸法公差が直線部に集中されて該直線部の長さが均一
にならない虞もある。
とを用いて直針状の針材に対する曲げ加工を行うには、
巻き込みロールとベルトとの間に直針状の針材を挿入し
て、針材の全長と該針材の元端側に形成される直線部の
長さとの差に応じて巻き込みロールの回転量を制御する
ことで、針材の元端側に直線部を形成することが可能で
ある。この方法は、針材の先端を基準として曲げ加工を
実施するものである。然し、医療用の縫合針は極めて微
細であり、且つ表面は研磨によって略鏡面状に仕上げら
れている。このため、巻き込みロールと針材との間で滑
りが発生し、直線部の長さが均一にならない虞がある。
また巻き込みロールとベルトとの間に針材を挿入する際
に作業員の個性が反映し、これにより直線部の長さが均
一にならない虞もある。更に、針材の全長は目的の針の
長さに対し所定の寸法公差を持って切断されており、こ
の寸法公差が直線部に集中されて該直線部の長さが均一
にならない虞もある。
このように、針材に対する曲げ加工の基準点を針材の先
端側に設定した場合には、曲げ加工を実施する際に発生
する加工誤差、或いは針材に生じている加工誤差等が元
端側に集中され、直線部の長さを正確な寸法に維持する
ことが困難である。
端側に設定した場合には、曲げ加工を実施する際に発生
する加工誤差、或いは針材に生じている加工誤差等が元
端側に集中され、直線部の長さを正確な寸法に維持する
ことが困難である。
これに対し、本発明に係る曲げ加工法では、針材の元端
を基準として曲げ加工を実施するため、曲げ加工の際の
加工誤差或いは針材の加工誤差等の影響を針材の先端側
に集中させることが可能となり、従って、元端側に長さ
の正確な直線部を形成することが可能となる。
を基準として曲げ加工を実施するため、曲げ加工の際の
加工誤差或いは針材の加工誤差等の影響を針材の先端側
に集中させることが可能となり、従って、元端側に長さ
の正確な直線部を形成することが可能となる。
次に曲げ加工装置の一実施例について図を用いて説明す
る。
る。
第1図は本発明に係る曲げ加工装置の模式説明図であ
る。
る。
図に於いて、3は巻き込みロールであって図示しないパ
ルスモーター,サーボモーター、或いはタイマーを介在
させたモーター等の駆動モーターによって正転(図に於
ける時計方向の回転)或いは逆転(図に於ける反時計方
向の回転)駆動される。
ルスモーター,サーボモーター、或いはタイマーを介在
させたモーター等の駆動モーターによって正転(図に於
ける時計方向の回転)或いは逆転(図に於ける反時計方
向の回転)駆動される。
4は補助プレスロールであって、図示しない駆動モータ
ーによって巻き込みロール3の回転方向と同一方向に且
つ巻き込みロール3の表面速度と略等しい表面速度で駆
動される。補助プレスロール4に対する駆動力は、巻き
込みロール3の駆動モーターからギヤ等の伝導機構を介
して伝達するように構成しても良く、また巻き込みロー
ル3と補助プレスロール4との間に配設されるベルト5
との接触摩擦によって、巻き込みロール3の回転に従動
するように構成しても良い。
ーによって巻き込みロール3の回転方向と同一方向に且
つ巻き込みロール3の表面速度と略等しい表面速度で駆
動される。補助プレスロール4に対する駆動力は、巻き
込みロール3の駆動モーターからギヤ等の伝導機構を介
して伝達するように構成しても良く、また巻き込みロー
ル3と補助プレスロール4との間に配設されるベルト5
との接触摩擦によって、巻き込みロール3の回転に従動
するように構成しても良い。
補助プレスロール4は図示しない付勢手段によって巻き
込みロール3側に付勢され、且つ図示しない保持手段に
よって巻き込みロール3との間隔を一定の値に保持し得
るように構成されており、針材6に対する曲げ加工を実
施する際に該針材6の胴部を偏平状にプレスする機能を
有している。
込みロール3側に付勢され、且つ図示しない保持手段に
よって巻き込みロール3との間隔を一定の値に保持し得
るように構成されており、針材6に対する曲げ加工を実
施する際に該針材6の胴部を偏平状にプレスする機能を
有している。
5は金属或いは合成樹脂等のベルトであって巻き込みロ
ール3と補助プレスロール4の間に配設されている。こ
のベルト5は、巻き込みロール3と補助プレスロール4
との当接点から針材6の巻き込み方向(図に於ける左
側)に向かって巻き込みロール3の表面に所定の角度範
囲で巻き付けられている。そして針材6に対する曲げ加
工を行う際には、巻き込みロール3によって該ロール3
の回転方向と同一方向に移送される。
ール3と補助プレスロール4の間に配設されている。こ
のベルト5は、巻き込みロール3と補助プレスロール4
との当接点から針材6の巻き込み方向(図に於ける左
側)に向かって巻き込みロール3の表面に所定の角度範
囲で巻き付けられている。そして針材6に対する曲げ加
工を行う際には、巻き込みロール3によって該ロール3
の回転方向と同一方向に移送される。
前記ベルト5は、針材6に対する曲げ加工を行うと該針
材6によって変形される。このため、ベルト5は長尺状
に形成されており、針材6に対する曲げ加工の実施に伴
って徐々に新しいベルト5を供給し得るように構成され
ている。即ち、未使用状態のベルト5がプーリ5aに巻
き付けられ、使用済みのベルト5は図示しない駆動手段
によって駆動されるプーリ5bに巻き取られるように構
成されている。
材6によって変形される。このため、ベルト5は長尺状
に形成されており、針材6に対する曲げ加工の実施に伴
って徐々に新しいベルト5を供給し得るように構成され
ている。即ち、未使用状態のベルト5がプーリ5aに巻
き付けられ、使用済みのベルト5は図示しない駆動手段
によって駆動されるプーリ5bに巻き取られるように構
成されている。
6は曲げ加工用の針材であって、研削加工或いは研磨加
工によって予め先端側に鋭利な針先が形成されると共に
元端6a側に糸穴が形成された直針状に形成されてい
る。そして針材6の先端側から巻き込みロール3とベル
ト5の間に挿入され、巻き込みロール3の時計方向の回
転に伴って曲げ加工される。
工によって予め先端側に鋭利な針先が形成されると共に
元端6a側に糸穴が形成された直針状に形成されてい
る。そして針材6の先端側から巻き込みロール3とベル
ト5の間に挿入され、巻き込みロール3の時計方向の回
転に伴って曲げ加工される。
7は投光ファイバーであり、8は受光ファイバーであ
る。これ等のファイバー7,8は巻き込みロール3,ベ
ルト5,補助プレスロール4の当接位置を基点とし、該
基点から針材6の元端6a側に形成すべき直線部の長さ
以上で且つ針材6の全長以下の範囲内にある所定位置に
配設されており、曲げ加工を実施する際の基準点となる
ものである。
る。これ等のファイバー7,8は巻き込みロール3,ベ
ルト5,補助プレスロール4の当接位置を基点とし、該
基点から針材6の元端6a側に形成すべき直線部の長さ
以上で且つ針材6の全長以下の範囲内にある所定位置に
配設されており、曲げ加工を実施する際の基準点となる
ものである。
前記ファイバー7,8は針材6の元端6aを検出して信
号を発生し、この信号に応じて巻き込みロール3の駆動
モーターの所定の作業シーケンス、即ち、巻き込みロー
ル3を該ロール3とベルト5との当接位置とファイバー
7,8との離隔距離と針材6の元端側に形成すべき直線
部の長さとの差に応じて巻き込み方向に回転させ、前記
回転が終了したとき巻き込みロール3を停止させ、更に
巻き込みロール3を逆転させるように構成している。
号を発生し、この信号に応じて巻き込みロール3の駆動
モーターの所定の作業シーケンス、即ち、巻き込みロー
ル3を該ロール3とベルト5との当接位置とファイバー
7,8との離隔距離と針材6の元端側に形成すべき直線
部の長さとの差に応じて巻き込み方向に回転させ、前記
回転が終了したとき巻き込みロール3を停止させ、更に
巻き込みロール3を逆転させるように構成している。
上記の如く構成された曲げ加工装置を用いて針材6に対
する曲げ加工を実施する際の操作について説明する。
する曲げ加工を実施する際の操作について説明する。
先ず、巻き込みロール3とベルト5の間に直針状の針材
6の先端側を挿入する。このとき元端6aはファイバー
7,8よりも図に於ける右側にある。そして巻き込みロ
ール3を時計方向に回転させると、針材6は巻き込みロ
ール3とベルト5に挟まれて巻き込まれる。巻き込みロ
ール3の回転に伴って元端6aは図における左側に進行
する。元端6aがファイバー7,8に達すると、該ファ
イバー7,8によって元端6aが感知され、信号が発生
する。この信号は図示しない制御部に伝送されて所定の
作業シーケンスを作動させる。この作業シーケンスは巻
き込みロール3の回転,停止及び回転方向,回転角度を
制御するものであり、巻き込みロール3とベルト5との
当接位置とファイバー7,8との離隔距離から針材6の
元端6a側に形成すべき直線部の長さを引いた差に対応
させて巻き込みロール3を巻き込み方向に回転させると
共に停止させる動作、及び巻き込み方向3を停止させた
後、該巻き込みロール3と巻き込み方向と反対方向に回
転させる動作を行うものである。これにより、針材6の
先端側に曲げ加工を施し、且つ元端6a側に加工を施さ
ない部分を残置させることで、該元端6a側に所定長さ
の直線部を形成することが可能となる。そして前記駆動
が終了すると巻き込みロール3は停止され、その後反時
計方向に駆動され、針材6が取り出される。
6の先端側を挿入する。このとき元端6aはファイバー
7,8よりも図に於ける右側にある。そして巻き込みロ
ール3を時計方向に回転させると、針材6は巻き込みロ
ール3とベルト5に挟まれて巻き込まれる。巻き込みロ
ール3の回転に伴って元端6aは図における左側に進行
する。元端6aがファイバー7,8に達すると、該ファ
イバー7,8によって元端6aが感知され、信号が発生
する。この信号は図示しない制御部に伝送されて所定の
作業シーケンスを作動させる。この作業シーケンスは巻
き込みロール3の回転,停止及び回転方向,回転角度を
制御するものであり、巻き込みロール3とベルト5との
当接位置とファイバー7,8との離隔距離から針材6の
元端6a側に形成すべき直線部の長さを引いた差に対応
させて巻き込みロール3を巻き込み方向に回転させると
共に停止させる動作、及び巻き込み方向3を停止させた
後、該巻き込みロール3と巻き込み方向と反対方向に回
転させる動作を行うものである。これにより、針材6の
先端側に曲げ加工を施し、且つ元端6a側に加工を施さ
ない部分を残置させることで、該元端6a側に所定長さ
の直線部を形成することが可能となる。そして前記駆動
が終了すると巻き込みロール3は停止され、その後反時
計方向に駆動され、針材6が取り出される。
第2図はファイバー7,8の代わりにテコバー9を設け
たものである。テコバー9は図示しないバネによって反
時計方向に付勢されている。またテコバー9の先端と巻
き込みロール3とベルト5の当接位置との距離は、針材
6の元端6a側に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針
材6の全長以下の範囲内に設定されている。
たものである。テコバー9は図示しないバネによって反
時計方向に付勢されている。またテコバー9の先端と巻
き込みロール3とベルト5の当接位置との距離は、針材
6の元端6a側に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針
材6の全長以下の範囲内に設定されている。
この場合、テコバー9を針材6に接触させ、針材6が針
押具11によって押されて針押具11が後退し、針材6のみ
が巻き込みロール3に巻き込まれて前進して行く際に、
テコバー9が針材6の元端6aからはずれて首振りする
動きをマイクロスイッチ等のセンサーによって機械的に
感知することが可能である。また針材6を巻き込みロー
ル3とベルト5の間に供給した場合に、巻き込み後も針
押具11が針材6に追従するように構成し、この針押具11
の位置をセンサーで感知することによって針材6の元端
6aを間接的に感知することも可能である。この針押具
感知によれば、巻き込みロール3のより近傍の通過時点
を感知することが出来、精度を増すことが可能となる。
押具11によって押されて針押具11が後退し、針材6のみ
が巻き込みロール3に巻き込まれて前進して行く際に、
テコバー9が針材6の元端6aからはずれて首振りする
動きをマイクロスイッチ等のセンサーによって機械的に
感知することが可能である。また針材6を巻き込みロー
ル3とベルト5の間に供給した場合に、巻き込み後も針
押具11が針材6に追従するように構成し、この針押具11
の位置をセンサーで感知することによって針材6の元端
6aを間接的に感知することも可能である。この針押具
感知によれば、巻き込みロール3のより近傍の通過時点
を感知することが出来、精度を増すことが可能となる。
第3図は先端から全長の約半分の部分に曲げ加工を施
し、残部を直線状に形成した先曲縫合針1dの説明図で
ある。この縫合針1dは直針状の針材に対し略中央部で
曲げ加工を停止する必要がある。このため、本発明に係
る加工法で曲げ加工を行っても良く、また先端を基準と
した曲げ加工を行っても良い。
し、残部を直線状に形成した先曲縫合針1dの説明図で
ある。この縫合針1dは直針状の針材に対し略中央部で
曲げ加工を停止する必要がある。このため、本発明に係
る加工法で曲げ加工を行っても良く、また先端を基準と
した曲げ加工を行っても良い。
<発明の効果> 以上詳細に説明したように本発明に係る縫合針の曲げ加
工法によれば、巻き込みロールに巻き込まれた針材の元
端が、巻き込みロールとベルトとの当接位置を基点と
し、該基点から針材の元端側に形成すべき直線部の長さ
以上で且つ針材の全長以下の範囲内の所定位置に設定さ
れた基準点を通過したことを感知してその後の巻き込み
ロールの回転を制御するので、針材の元端側に長さの正
確な直線部を形成することが出来る。このため、針材の
元端に形成された糸穴を変形させることが無く、従っ
て、糸穴に縫合糸を挿入する作業を容易に行うことが出
来る縫合針を得ることが出来る。
工法によれば、巻き込みロールに巻き込まれた針材の元
端が、巻き込みロールとベルトとの当接位置を基点と
し、該基点から針材の元端側に形成すべき直線部の長さ
以上で且つ針材の全長以下の範囲内の所定位置に設定さ
れた基準点を通過したことを感知してその後の巻き込み
ロールの回転を制御するので、針材の元端側に長さの正
確な直線部を形成することが出来る。このため、針材の
元端に形成された糸穴を変形させることが無く、従っ
て、糸穴に縫合糸を挿入する作業を容易に行うことが出
来る縫合針を得ることが出来る。
また本発明に係る曲げ加工装置によれば、上記曲げ加工
方法を最適に実施することが出来、従って、針材の元端
側に正確な寸法を有する直線部を形成することが出来る
等の特徴を有するものである。
方法を最適に実施することが出来、従って、針材の元端
側に正確な寸法を有する直線部を形成することが出来る
等の特徴を有するものである。
第1図は曲げ加工装置の模式説明図、第2図は他の実施
例に係る曲げ加工装置の模式説明図、第3図は先曲縫合
針の説明図、第4図は湾曲縫合針の説明図である。 1,1dは縫合針、2は糸穴、3は巻き込みロール、4
は補助プレスロール、5はベルト、6は針材、6aは元
端、7,8はファイバー、9はテコバー、11は針押具で
ある。
例に係る曲げ加工装置の模式説明図、第3図は先曲縫合
針の説明図、第4図は湾曲縫合針の説明図である。 1,1dは縫合針、2は糸穴、3は巻き込みロール、4
は補助プレスロール、5はベルト、6は針材、6aは元
端、7,8はファイバー、9はテコバー、11は針押具で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】正逆転可能な巻き込みロールとこの巻き込
みロールと接触し且つ巻き込みロールの回転に伴って移
送されるベルトとの間に直針状の針材を先端側から巻き
込んで該針材を円弧状に曲げ加工すると共に針材の元端
側に所定長さの直線部を形成するための加工法であっ
て、巻き込みロールとベルトとの当接位置を基点として
針材の元端側に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針材
の全長以下の範囲内に基準点を設定し、巻き込みロール
とベルトとの間に針材の先端を挿入して該針材を巻き込
み方向に巻き込み、巻き込まれた針材の元端が前記基準
点を通過したことを感知し、この時点から前記基点と基
準点との距離から針材に形成すべき直線部の長さを引い
た差に対応して巻き込みロールを巻き込み方向に回転さ
せて停止させ、その後巻き込みロールを巻き込み方向と
反対方向に回転させて曲げ加工された針材を巻き込みロ
ールとベルトの間から取り出すことを特徴とした縫合針
の曲げ加工法。 - 【請求項2】直針状の針材の元端側に所定長さの直線部
を形成するための曲げ加工装置であって、正逆転可能な
巻き込みロールと、前記巻き込みロールの外周の一部と
接触し且つ巻き込みロールの回転に伴って移送されるベ
ルトと、前記巻き込みロールとベルトとの当接位置から
針材に形成すべき直線部の長さ以上で且つ針材の全長以
下の範囲内に配設され巻き込みロールとベルトとの間に
巻き込まれた針材の元端を検出するためのセンサーと、
先端が巻き込みロールとベルトとの間に挿入された針材
を巻き込み方向に巻き込み、且つセンサーが針材の元端
を検出した時点から前記巻き込みロールとベルトとの当
接位置とセンサーとの離隔距離から針材に形成すべき直
線部の長さを引いた差に対応して巻き込みロールを巻き
込み方向に回転させると共に停止させ、その後巻き込み
ロールを巻き込み方向と反対方向に回転させるように制
御する制御機構と、を備えたことを特徴とした縫合針の
曲げ加工装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21965186A JPH0641008B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 縫合針の曲げ加工法及び曲げ加工装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21965186A JPH0641008B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 縫合針の曲げ加工法及び曲げ加工装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6376719A JPS6376719A (ja) | 1988-04-07 |
| JPH0641008B2 true JPH0641008B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=16738851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21965186A Expired - Fee Related JPH0641008B2 (ja) | 1986-09-19 | 1986-09-19 | 縫合針の曲げ加工法及び曲げ加工装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641008B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5184847B2 (ja) * | 2007-08-29 | 2013-04-17 | マニー株式会社 | 医療用縫合針の曲げ加工装置 |
-
1986
- 1986-09-19 JP JP21965186A patent/JPH0641008B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6376719A (ja) | 1988-04-07 |
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Legal Events
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