JPH0641155A - アントラニル酸誘導体及びその中間体 - Google Patents

アントラニル酸誘導体及びその中間体

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JPH0641155A
JPH0641155A JP7545593A JP7545593A JPH0641155A JP H0641155 A JPH0641155 A JP H0641155A JP 7545593 A JP7545593 A JP 7545593A JP 7545593 A JP7545593 A JP 7545593A JP H0641155 A JPH0641155 A JP H0641155A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
anthranilic acid
formula
trimethylsilyl
dimethoxycinnamoyl
following general
Prior art date
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Pending
Application number
JP7545593A
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English (en)
Inventor
Cheekis Steven
チェーキス スティーブン
Lorna Peter
ローナ ピーター
Egal Deborah
イーガル デボラ
Feinberg Jean
フェインバーグ ジャン
Seegal Ariana
シーガル アリアナ
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Wavelength Pharmaceuticals Ltd
Original Assignee
Chemagis Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 新規アントラニロニトリル誘導体、その調製
法、及びそれを用いてのアントラニル酸のアミドの調製
法に関する。 【構成】 下記一般式(VI): 【化1】 〔式中、Rは水素又は下記式(VII ): 【化2】 (式中、R1 及びR2 は個々のアルコキシ基であり、又
はR1 及びR2 は一緒に1,3−ベンゾジオキソール型
化合物を形成する)で表わされる成分である〕で表わさ
れるO−(トリメチルシリル)アントラニル酸誘導体に
関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、新規アントラニロニトリル誘導
体、その調製方法及びそれを用いてのアントラニル酸の
アミドの調製方法に関する。より特定には、本発明は新
規O−(トリメチルシリル)アントラニル酸誘導体及び
経口活性抗アレルギー剤、すなわちTranilast
としても知られている、下記一般式(I):
【0002】
【化7】
【0003】で表わされるN−(3′,4′−ジメトキ
シシンナモイル)アントラニル酸(I)の調製方法(前
記新規誘導体を通して進行する)に関する。式(I)の
調製は、下記一般式(II):
【0004】
【化8】
【0005】〔式中、R1 及びR2 はアルコキシ基から
選択された芳香族環の置換基を表わし、又はR1 及びR
2 は一緒に1,3−ベンゾジオキソール型化合物を形成
する〕で表わされるアントラニル酸のアミドの調製を可
能にする、本発明の一般的方法の特定場合である。
【0006】従来技術の要約 化合物(I)及び関連する化合物群の調製方法はドイツ
特許第2,402,398号に記載されており、ここで
前記化合物は、無水ピリジンの存在下で、適切に置換さ
れたシンナモイルクロリドとアミノ安息香酸とを反応せ
しめることによって生成される。
【0007】スペイン特許第539,107号は、下記
一般式(III ):
【0008】
【化9】
【0009】で表わされるオキサジノン(III )と、下
記一般式(IV):
【0010】
【化10】
【0011】で表わされる3,4−ジメトキシシンナモ
イルクロリド(IV)との反応を通しての化合物(I)の
調製を記載する。化合物(I)の調製のための追加の方
法は、日本特許第87−129443号に提供され、こ
こで式(IV)で表わされる3,4−ジメトキシシンナモ
イルクロリド及び下記一般式(V):
【0012】
【化11】
【0013】で表わされるアントラニルアミド(V)
が、無水ピリジン下で反応せしめられ、上記のようにし
て式(I)の化合物に加水分解により転換される中間体
アミドが形成される。
【0014】発明の要約 本発明によれば、下記一般式(VI):
【0015】
【化12】
【0016】〔式中、Rは水素又は下記式(VII ):
【0017】
【化13】
【0018】(式中、R1 及びR2 は個々のアルコキシ
基であり、又はR1 及びR2 は一緒に1,3−ベンゾジ
オキソール型化合物を形成する)で表わされる成分であ
る〕で表わされるO−(トリメチルシリル)アントラニ
ル酸誘導体が供給される。本発明の最初の好ましい化合
物は、下記一般式(VIII):
【0019】
【化14】
【0020】で表わされるO−(トリメチルシリル)ア
ントラニル酸である。本発明のさらに好ましい化合物
は、下記一般式(IX):
【0021】
【化15】
【0022】〔式中、R1 及びR2 はアルコキシ基から
選択された芳香族環の置換基を表わし、又はR1 及びR
2 は一緒に1,3−ベンゾジオキソール型化合物を形成
する〕で表わされるO−(トリメチルシリル)アントラ
ニル酸誘導体である。本発明のもう1つの観点において
は、式(VII )のO−(トリメチルシリル)アントラニ
ル酸の調製方法に関し、ヘキサメチルジシラザン及びク
ロロトリメチルシランから選択されたシリル化試薬とア
ントラニル酸とを反応せしめることを含んで成る。
【0023】シリル化試薬、すなわちヘキサメチルジシ
ラザンが、アミノ酸との反応に基づいて、N−トリメチ
ルシリルアミノ酸のトリメチルシリルエステルを形成す
るために、アミノ及びカルボン酸残基の両者をシリル化
することは良く知られている(L.F.Fieser and M.Fiese
r, Reagents for Organic Synthesis, John Wiley &So
ns, Inc.,New York, 1967, 427p)(Ref.5 )。
【0024】上記にもかかわらず、驚くべき且つ突然
に、ヘキサメチルジシラザンと共に不活性溶媒下での加
熱に基づいて、アントラニル酸がカルボン酸基上を独占
的にシリル化され、新規中間体O−(トリメチルシリ
ル)アントラニレート(VIII)が付与されることが見出
された。前記シリル化は、上記生成物が、1モルのアン
トラニル酸が0.5モルのヘキサメチルシラザンと反応
せしめられる場合、及び1モルのアントラニル酸が0.
5モルのヘキサメチルシラザンと反応せしめられる場
合、独占的に生成される限りひじょうに選択的である。
O−(トリメチルシリル)アントラニレート(VIII)は
また、不活性溶媒、たとえばトルエン中において、塩
基、たとえばピリジン又はトリエチルアミンの存在下
で、アントラニル酸と1モル当量の他の良く知られたシ
リル化試薬、たとえばクロロトリメチル−シランとの反
応により生成される。
【0025】新規化合物(VIII)と、下記一般式(I
V):
【0026】
【化16】
【0027】〔式中、R1 及びR2 は上記の通りであ
る〕で表わされる適切な酸クロリドとの反応が、構造体
(IX)に相当するシリル化された中間生成物を付与し、
そして水との接触に基づいて、容易な加水分解を受け、
所望する置換シンナモイルアントラニル酸(II)が供給
されることが、さらに見出された。従って、本発明の方
法は、式(IV)の中間体シリルエステルを通して有用な
アントラニル酸誘導体(II)を得るための新規且つ改良
された方法を提供する。
【0028】式(IX)により表わされ、そして本発明に
従って調製された上記新規化合物の中で、特に下記一般
式(X):
【0029】
【化17】
【0030】で表わされるN−(3′,4′−ジメトキ
シシンナモイル)トリメチルシリルアントラニレートが
好ましく、そしてこの化合物は式(I)のTranil
astを調製するためにも使用される。本発明は、その
観点がより十分に理解されるように次の例において一定
の好ましい態様で記載されるけれども、それは本発明を
制限するものではない。それどころか、それは本発明の
範囲内で変更、修飾及び同等のことを行なうことを意図
する。従って、好ましい態様を包含する次の例は例示的
である。
【0031】
【実施例】
例1O−(トリメチルシリル)アントラニレート(VII )の
調製 機械的撹拌器及び冷却器を備えた0.5lの三ツ首フラ
スコに、無水トルエン200ml、アントラニル酸52g
及びヘキサメチルジシラザン33.6gを充填する。そ
の混合物を、撹拌しながら還流下で(110℃)1時
間、加熱する。透明な均質反応混合物を窒素雰囲気下で
周囲温度(25℃)に冷却し、無水ピリジン32.5ml
を添加する。
【0032】例23,4−ジメトキシシアンナモイルクロリド(IV)の調
機械的撹拌器及び冷却器を備えた1lの三ツ首フラスコ
に、3,4−ジメトキシ桂皮酸52g、無水トルエン1
00ml及びジメチルホルムアミド2mlを充填する。その
混合物を45℃に暖め、そして塩化チオニル20mlを、
45〜50℃の温度で約45分間にわたって、撹拌しな
がら滴下する。冷却器を蒸留のために設定し、そしてす
べての揮発物を無水窒素の流れ下で蒸留する。蒸留残渣
を、熱いまま(約60℃)、無水トルエン200mlに溶
解する。
【0033】例3N−(3′,4′−ジメトキシシンナモイル)トリメチ
ルシリルアントラニレート(X)の調製 上記で調製された3,4−ジメトキシシンナモイルクロ
リド溶液に、冷却しながら(反応混合物において25〜
30℃の温度)、約20分間にわたって、上記調製され
たO−(トリメチルシリル)アントラニレートの溶液を
添加する。その混合物を周囲温度で3時間、撹拌し、そ
して20℃に冷却する。生成物の一部を取り出し、そし
て標記構造体(X)のものであることが見出された。
【0034】3′,4′−(ジメトキシシンナモイル)
アントラニル酸(I)の調製 2.5%(w/w)の硫酸水溶液125mlを、上記反応
生成物に現場滴下する。粗結晶性生成物を濾過し、そし
てその湿潤ケークを水により洗浄し、中和する。生成物
の重さは65.5g(収率80%)である。イソプロパ
ノールからの再結晶化は、式(I)の純粋な生成物(m
p=208〜212℃)を付与する。
【0035】前述の発明は、明確に理解するために例示
的且つ例的にいくらか詳細に記載されて来たけれども、
特許請求の範囲内で修飾及び変更を行なうことができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デボラ イーガル イスラエル国,クファール シュマリヤホ ー,ハマアピリム ストリート 25 (72)発明者 ジャン フェインバーグ イスラエル国,テル アビブ,シロムジオ ン ハマルカ ストリート 15/10 (72)発明者 アリアナ シーガル イスラエル国,テル アビブ,チッシン ストリート 10/1

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記一般式(VI): 【化1】 〔式中、Rは水素又は下記式(VII ): 【化2】 (式中、R1 及びR2 は個々のアルコキシ基であり、又
    はR1 及びR2 は一緒に1,3−ベンゾジオキソール型
    化合物を形成する)で表わされる成分である〕で表わさ
    れるO−(トリメチルシリル)アントラニル酸誘導体。
  2. 【請求項2】 下記一般式(VIII): 【化3】 で表わされるO−(トリメチルシリル)アントラニル
    酸。
  3. 【請求項3】 下記一般式(IX): 【化4】 〔式中、R1 及びR2 はアルコキシ基から選択された芳
    香族環の置換基を表わし、又はR1 及びR2 は一緒に
    1,3−ベンゾジオキソール型化合物を形成する〕で表
    わされるO−(トリメチルシリル)アントラニル酸誘導
    体。
  4. 【請求項4】 R1 及びR2 がメトキシ基である請求項
    1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 式(VII )のO−(トリメチルシリル)
    アントラニル酸の調製方法であって、ヘキサメチルジシ
    ラザン及びクロロトリメチルシランから選択されたシリ
    ル化試薬とアントラニル酸とを反応せしめることを含ん
    で成る方法。
  6. 【請求項6】 前記反応がトルエンの存在下で還流しな
    がら行なわれる請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 式(X)のN−(3′,4′−ジメトキ
    シシンナモイル)トリメチルシリルアントラニレートの
    調製方法であって、O−(トリメチルシリル)アントラ
    ニル酸と3,4−ジメトキシシンナモイルクロリドと
    を、好ましくは無水溶媒及び適切な塩基の存在下で反応
    せしめることを含んで成る方法。
  8. 【請求項8】 前記塩基がピリジンである請求項7記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 下記一般式(II): 【化5】 〔式中、R1 及びR2 はアルコキシ基から選択された芳
    香族環の置換基を表わし、又はR1 及びR2 は一緒に、
    1,3−ベンゾジオキソール型化合物を形成する〕で表
    わされるアントラニル酸のアミドの調製方法であって、
    請求項3記載の式(IX)で表わされるO−(トリメチル
    シリル)アントラニル酸誘導体を、その加水分解をもた
    らすために希釈水性酸、塩基又は水により処理すること
    を含んで成る方法。
  10. 【請求項10】 下記一般式(I): 【化6】 で表わされるN−(3′,4′−ジメトキシシンナモイ
    ル)アントラニル酸の調製方法であって、N−(3,
    4′−ジメトキシシンナモイル)トリメチルシリルアン
    トラニレートを、その加水分解をもたらすために希釈水
    性酸、塩基又は水により処理することを含んで成る方
    法。
JP7545593A 1992-05-12 1993-04-01 アントラニル酸誘導体及びその中間体 Pending JPH0641155A (ja)

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IL101838A IL101838A0 (en) 1992-05-12 1992-05-12 Anthranilic acid derivatives and intermediates thereof

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