JPH0641201B2 - 枚葉式印刷機の爪座高さ調整装置 - Google Patents
枚葉式印刷機の爪座高さ調整装置Info
- Publication number
- JPH0641201B2 JPH0641201B2 JP62307426A JP30742687A JPH0641201B2 JP H0641201 B2 JPH0641201 B2 JP H0641201B2 JP 62307426 A JP62307426 A JP 62307426A JP 30742687 A JP30742687 A JP 30742687A JP H0641201 B2 JPH0641201 B2 JP H0641201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adjusting
- seat
- claw
- height
- sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、枚葉式印刷機に関し、特に、複数の印刷ユニ
ット間に介在して用紙を搬送する中間渡し胴において、
グリッパとともに用紙を把持する爪座の高さを紙厚に応
じて調整する爪座高さ調整装置に関する。
ット間に介在して用紙を搬送する中間渡し胴において、
グリッパとともに用紙を把持する爪座の高さを紙厚に応
じて調整する爪座高さ調整装置に関する。
(発明の背景) 多色刷の枚葉式印刷機にあっては、第5図に部分的に示
すように、各々版胴(1)、ブランケット胴(2)及び
圧胴(3)等から成る複数の印刷ユニット間が中間渡し
胴(4)によって連結され、用紙(5)が順次に搬送さ
れるように構成されている。すなわち、用紙(5)が先
行の印刷ユニットの圧胴(3)の爪機構(6)によって
把持されている間にブランケット胴(2)側から絵柄が
転写され、圧胴(3)と中間渡し胴(4)との対接点に
おいて、中間渡し胴(4)の爪機構(7)に用紙(5)
が受け渡される。そして更に、この中間渡し胴(4)が
回転した後、その爪機構(7)から次行の印刷ユニット
の圧胴(3)に用紙(5)が受け渡され、次回の印刷が
施されていくのである。
すように、各々版胴(1)、ブランケット胴(2)及び
圧胴(3)等から成る複数の印刷ユニット間が中間渡し
胴(4)によって連結され、用紙(5)が順次に搬送さ
れるように構成されている。すなわち、用紙(5)が先
行の印刷ユニットの圧胴(3)の爪機構(6)によって
把持されている間にブランケット胴(2)側から絵柄が
転写され、圧胴(3)と中間渡し胴(4)との対接点に
おいて、中間渡し胴(4)の爪機構(7)に用紙(5)
が受け渡される。そして更に、この中間渡し胴(4)が
回転した後、その爪機構(7)から次行の印刷ユニット
の圧胴(3)に用紙(5)が受け渡され、次回の印刷が
施されていくのである。
このような中間渡し胴(4)の爪機構(7)は、既知の
如く、可動部分であるグリッパ(8)と、固定的な受台
である爪座(9)の組み合わせによって構成されるのが
一般的である。グリッパ(8)には、爪軸(10)によ
って直接的に開閉駆動されるシングル爪と、爪軸(1
0)からスプリングを経て駆動されるダブル爪とがある
が、共通軸である爪軸(10)によって多数のものが一
斉に開閉駆動されることに変わりはない。一方、爪座
(9)は、グリッパ(8)に対応して胴外周に固定的に
配設される受台であり、セレーションを施すなどして用
紙把持のための摩擦力を高めるとともに、超硬化処理を
施して耐久性の向上が図られている。
如く、可動部分であるグリッパ(8)と、固定的な受台
である爪座(9)の組み合わせによって構成されるのが
一般的である。グリッパ(8)には、爪軸(10)によ
って直接的に開閉駆動されるシングル爪と、爪軸(1
0)からスプリングを経て駆動されるダブル爪とがある
が、共通軸である爪軸(10)によって多数のものが一
斉に開閉駆動されることに変わりはない。一方、爪座
(9)は、グリッパ(8)に対応して胴外周に固定的に
配設される受台であり、セレーションを施すなどして用
紙把持のための摩擦力を高めるとともに、超硬化処理を
施して耐久性の向上が図られている。
ところで、圧胴(3)と中間渡し胴(4)との対接点に
おける用紙(5)の受け渡し状態を詳細に検討してみる
と、良好な受け渡し状態を図示したものが第6図(a)
・(b)、一方、好ましくない受け渡し状態を図示した
ものが第7図(a)・(b)である。第6図(a)、第
7図(a)は、共に圧胴(3)及び中間渡し胴(4)を
その胴径方向について断面図としたものであり、各々の
胴(3)・(4)は、グリッパ(11)・(8)及びこ
れと対を成す爪座(12)・(9)から成る多数の爪機
構を互い違いに有している。そして、第6図(b)及び
第7図(b)は、各々第6図(a)及び第7図(a)の
矢印VI・VII方向から視た、胴軸方向に沿う矢視図であ
る。図面から直観的に理解されるように、良好な、若し
くは理想的な受け渡し状態とは、胴径方向についての爪
座(12)・(9)間の隙間Hと、紙厚tとが一致した
場合であり、このとき、第6図(b)にまさしく示され
たように、用紙(5)は、胴軸方向について平坦に揃っ
た状態で、各爪機構によって把持、受け渡しがなされる
のである。
おける用紙(5)の受け渡し状態を詳細に検討してみる
と、良好な受け渡し状態を図示したものが第6図(a)
・(b)、一方、好ましくない受け渡し状態を図示した
ものが第7図(a)・(b)である。第6図(a)、第
7図(a)は、共に圧胴(3)及び中間渡し胴(4)を
その胴径方向について断面図としたものであり、各々の
胴(3)・(4)は、グリッパ(11)・(8)及びこ
れと対を成す爪座(12)・(9)から成る多数の爪機
構を互い違いに有している。そして、第6図(b)及び
第7図(b)は、各々第6図(a)及び第7図(a)の
矢印VI・VII方向から視た、胴軸方向に沿う矢視図であ
る。図面から直観的に理解されるように、良好な、若し
くは理想的な受け渡し状態とは、胴径方向についての爪
座(12)・(9)間の隙間Hと、紙厚tとが一致した
場合であり、このとき、第6図(b)にまさしく示され
たように、用紙(5)は、胴軸方向について平坦に揃っ
た状態で、各爪機構によって把持、受け渡しがなされる
のである。
一方、好ましくない受け渡し状態とは、紙厚tと爪座の
高さとのミスマッチに起因して爪座(12)・(9)間
の胴径方向についての隙間Hが紙厚tよりも過大である
場合であり、このとき用紙(5)は、第7図(b)にや
や誇張して示されたように、圧胴(3)側及び中間渡し
胴(4)側の互い違いに配設された爪機構によってウェ
ーブ状に凹凸した状態で把持され、受け渡される。
高さとのミスマッチに起因して爪座(12)・(9)間
の胴径方向についての隙間Hが紙厚tよりも過大である
場合であり、このとき用紙(5)は、第7図(b)にや
や誇張して示されたように、圧胴(3)側及び中間渡し
胴(4)側の互い違いに配設された爪機構によってウェ
ーブ状に凹凸した状態で把持され、受け渡される。
このようなウェーブ状態の発生は、印刷品質に致命的な
問題を生じさせるのであり、多色刷が施されるべき用紙
(5)のねじれや見当不良はもとより、用紙幅を扇型に
広げるファン・アウト等の印刷障害を招来してしまう。
問題を生じさせるのであり、多色刷が施されるべき用紙
(5)のねじれや見当不良はもとより、用紙幅を扇型に
広げるファン・アウト等の印刷障害を招来してしまう。
ウェーブ状態の発生による印刷障害を防止するには、ま
ず、通常の枚葉式印刷機にかけられる用紙(5)の紙厚
tが0.04mm程度から0.6mm程度にわたる広範
囲のものである事実、及び、圧胴(3)が印刷、ひいて
は見当の基準とされ、その爪座(12)が不変固定とさ
れる事実を考慮しなければならない。それ故、結局のと
ころ、中間渡し胴(4)の爪座(9)の胴径方向の高さ
を調整して、上記隙間Hを紙厚tにできるだけ近付け、
用紙(5)の受け渡し状態を良好なものとする必要があ
るのである。
ず、通常の枚葉式印刷機にかけられる用紙(5)の紙厚
tが0.04mm程度から0.6mm程度にわたる広範
囲のものである事実、及び、圧胴(3)が印刷、ひいて
は見当の基準とされ、その爪座(12)が不変固定とさ
れる事実を考慮しなければならない。それ故、結局のと
ころ、中間渡し胴(4)の爪座(9)の胴径方向の高さ
を調整して、上記隙間Hを紙厚tにできるだけ近付け、
用紙(5)の受け渡し状態を良好なものとする必要があ
るのである。
(従来の技術) 上記のような爪座の高さ調整に関する技術として、特開
昭62−207648号公報にあっては、爪台(すなわ
ち爪座である。)を支持して胴周切欠き底面に複数個の
ボルトで固定された爪台バーを備えた印刷胴において、
爪台バーと胴周切欠き底面との間へ、挿抜自在に挿入さ
れるライナを設けたことを特徴とする印刷胴の爪台上下
装置が開示されている。
昭62−207648号公報にあっては、爪台(すなわ
ち爪座である。)を支持して胴周切欠き底面に複数個の
ボルトで固定された爪台バーを備えた印刷胴において、
爪台バーと胴周切欠き底面との間へ、挿抜自在に挿入さ
れるライナを設けたことを特徴とする印刷胴の爪台上下
装置が開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来技術は、複数の薄片であるライ
ナを胴周近傍の手狭なスペースに着脱するものであるた
め、取付け/取外しの作業に手間がかかり、かつ、正確
に着設されたかどうかの確認が難しい。
ナを胴周近傍の手狭なスペースに着脱するものであるた
め、取付け/取外しの作業に手間がかかり、かつ、正確
に着設されたかどうかの確認が難しい。
また、印刷機は無数の紙粉やパウダの散在する雰囲気中
で使用されるものであるから、ライナの着脱の度毎にラ
イナの着設面を丁寧にふく必要が生じ、作業が面倒であ
る。
で使用されるものであるから、ライナの着脱の度毎にラ
イナの着設面を丁寧にふく必要が生じ、作業が面倒であ
る。
更に、ライナを使用しない場合には、これを別途保管し
ておかなけれならず、かえってわずらわしいこととな
る。
ておかなけれならず、かえってわずらわしいこととな
る。
本発明は、上記した問題に鑑みてなされ、進歩した爪座
高さ調整装置を提供するもので、その主要な目的は、調
整作業が簡便で、かつ、雰囲気対策が万全に行える装置
を得ることにある。
高さ調整装置を提供するもので、その主要な目的は、調
整作業が簡便で、かつ、雰囲気対策が万全に行える装置
を得ることにある。
(問題点を解決するための手段) そして、このために、本発明に係る爪座高さ調整装置
は、 中間渡し胴(4)の切欠部分に胴軸方向に沿って形成さ
れた爪座高さ調整のための基準面(19)と、多数の爪
座本体(17)を有するとともに、爪座高さ調整のため
の平坦な底面を有し、前記基準面(19)に関して胴径
方向の高さが調整される爪座ブロック(18)と、を有
するものにおいて、 基準面(19)及び爪座ブロック(18)の底面のうち
の少なくとも一方に胴軸方向に沿って形成された複数の
調整凹部(21)と、 この調整凹部(21)に嵌入し得る第1の基準当接面
(25)と、この第1の基準当接面(25)とは異なる
高さの第2の基準当接面(26)とを胴軸方向に有し、
基準面(19)と爪座ブロック(18)との間にスライ
ド可能に介設された調整部材(24)と、 爪座ブロック(18)の胴径方向への移動量を制限する
ストッパボルト(35)と、 爪座ブロック(18)を胴径方向外方に向けて付勢する
スプリング部材(34)と、 胴本体に立設された切換軸(29)を中心にして胴軸方
向に首振可能で、前記調整部材(24)に係合する切換
アーム(28)と、を有することを特徴とする。
は、 中間渡し胴(4)の切欠部分に胴軸方向に沿って形成さ
れた爪座高さ調整のための基準面(19)と、多数の爪
座本体(17)を有するとともに、爪座高さ調整のため
の平坦な底面を有し、前記基準面(19)に関して胴径
方向の高さが調整される爪座ブロック(18)と、を有
するものにおいて、 基準面(19)及び爪座ブロック(18)の底面のうち
の少なくとも一方に胴軸方向に沿って形成された複数の
調整凹部(21)と、 この調整凹部(21)に嵌入し得る第1の基準当接面
(25)と、この第1の基準当接面(25)とは異なる
高さの第2の基準当接面(26)とを胴軸方向に有し、
基準面(19)と爪座ブロック(18)との間にスライ
ド可能に介設された調整部材(24)と、 爪座ブロック(18)の胴径方向への移動量を制限する
ストッパボルト(35)と、 爪座ブロック(18)を胴径方向外方に向けて付勢する
スプリング部材(34)と、 胴本体に立設された切換軸(29)を中心にして胴軸方
向に首振可能で、前記調整部材(24)に係合する切換
アーム(28)と、を有することを特徴とする。
(作 用) 本発明装置によれば、紙厚に応じて調整部材(24)を
胴軸方向にスライドさせることにより、調整部材(2
4)の第1の基準当接面(25)が爪座ブロック(1
8)の底面に当接する場合には、爪座本体(17)が高
い位置に調整され、また、第1の基準当接面(25)が
爪座ブロック(18)の調整凹部(21)に嵌入して、
第2の基準当接面(26)が爪座ブロック(18)の底
面に当接する場合には、爪座本体(17)が低い位置に
調整される。
胴軸方向にスライドさせることにより、調整部材(2
4)の第1の基準当接面(25)が爪座ブロック(1
8)の底面に当接する場合には、爪座本体(17)が高
い位置に調整され、また、第1の基準当接面(25)が
爪座ブロック(18)の調整凹部(21)に嵌入して、
第2の基準当接面(26)が爪座ブロック(18)の底
面に当接する場合には、爪座本体(17)が低い位置に
調整される。
(実施例) 以下、図面を参照して、本発明の実施例につき詳細に説
明する。
明する。
第1図は、本発明に係る爪座高さ調整装置を備えた枚葉
式印刷機の中間渡し胴の胴軸方向に沿う一部破断平面
図、第2図(a)は同正面図、第2図(b)は、爪座本
体が低い位置に調整された場合の正面図、第3図(a)
は、第1図のIIIa−IIIa線断面図、第3図(b)は、
同IIIb−IIIb線断面図、第4図は、同IV−IV線断面図
である。
式印刷機の中間渡し胴の胴軸方向に沿う一部破断平面
図、第2図(a)は同正面図、第2図(b)は、爪座本
体が低い位置に調整された場合の正面図、第3図(a)
は、第1図のIIIa−IIIa線断面図、第3図(b)は、
同IIIb−IIIb線断面図、第4図は、同IV−IV線断面図
である。
第1図には、中間渡し胴(4)の左半分が胴軸方向に沿
って平面的に示されており、ベアラ(13)及び軸受
(14)によって支承されたグリッパ軸(15)には、
爪機構を構成するグリッパ(16)が適宜間隔に配設さ
れており、また、これらのグリッパ(16)に呼応して
爪座本体(17)が爪座ブロック(18)に固設されて
いる。なお、グリッパ(16)の開閉動作は、グリッパ
軸(15)をカム機構により回動させることによって行
われるが、このことは既に十分知られているので図示し
ていない。また、本発明は、グリッパ(16)の形式に
は何等関係していないので、シングル爪及びダブル爪を
問わず適用できる。
って平面的に示されており、ベアラ(13)及び軸受
(14)によって支承されたグリッパ軸(15)には、
爪機構を構成するグリッパ(16)が適宜間隔に配設さ
れており、また、これらのグリッパ(16)に呼応して
爪座本体(17)が爪座ブロック(18)に固設されて
いる。なお、グリッパ(16)の開閉動作は、グリッパ
軸(15)をカム機構により回動させることによって行
われるが、このことは既に十分知られているので図示し
ていない。また、本発明は、グリッパ(16)の形式に
は何等関係していないので、シングル爪及びダブル爪を
問わず適用できる。
第3図(a)・(b)及び第4図においては、中間渡し
胴(4)がその胴径方向の断面として示されており、従
って、図面の上下方向が胴径方向、また、図面に垂直な
方向が胴軸方向であり、図面の下部に胴の中心があるも
のと理解されてよい。
胴(4)がその胴径方向の断面として示されており、従
って、図面の上下方向が胴径方向、また、図面に垂直な
方向が胴軸方向であり、図面の下部に胴の中心があるも
のと理解されてよい。
中間渡し胴(4)には、爪機構を構成するグリッパ(1
6)及びグリッパ軸(15)、更にはグリッパ(16)
の開閉機構を内部に配設するために、円形断面の胴本体
を切り欠いた切欠部分が設けられるのであり、本発明装
置にあってはこの切欠部分に、爪座高さ調整のための基
準面(19)が胴軸方向に沿って形成されている。この
ような基準面(19)は、胴の中心を基準にして厳密に
設定され、また、中間渡し胴(4)の製作時に厳密に加
工することができる。
6)及びグリッパ軸(15)、更にはグリッパ(16)
の開閉機構を内部に配設するために、円形断面の胴本体
を切り欠いた切欠部分が設けられるのであり、本発明装
置にあってはこの切欠部分に、爪座高さ調整のための基
準面(19)が胴軸方向に沿って形成されている。この
ような基準面(19)は、胴の中心を基準にして厳密に
設定され、また、中間渡し胴(4)の製作時に厳密に加
工することができる。
グリッパ(16)に対応する多数の爪座本体(17)が
ねじ(20)によって固設された爪座ブロック(18)
は、胴軸方向に沿う長尺の部材である。そして、その底
面は、第2図(a)・(b)から理解されるように、爪
座高さ調整のために平坦にされるとともに胴軸方向に沿
って適宜間隔で複数の調整凹部(21)を有している。
ねじ(20)によって固設された爪座ブロック(18)
は、胴軸方向に沿う長尺の部材である。そして、その底
面は、第2図(a)・(b)から理解されるように、爪
座高さ調整のために平坦にされるとともに胴軸方向に沿
って適宜間隔で複数の調整凹部(21)を有している。
基準面(19)と爪座ブロック(18)との間には、複
数の調整ブロック(22)を長尺のガイドプレート(2
3)によって一体化した調整部材(24)が同軸方向に
スライド可能に介設されている。本実施例においては、
調整ブロック(22)の基準面(19)側は、この基準
面(19)と同様に一様な平坦面とされ、一方、調整ブ
ロック(22)の爪座ブロック(18)側は、この爪座
ブロック(18)の調整凹部(21)に呼応して、第1
の基準当接面(25)と第2の基準当接面(26)とが
所定の段差を有して胴軸方向に設けられている。けれど
も、このような段差を調整ブロック(22)の基準面
(19)側に設け、かつ、基準面(19)に所要の凹部
を設けることとしてもよい。
数の調整ブロック(22)を長尺のガイドプレート(2
3)によって一体化した調整部材(24)が同軸方向に
スライド可能に介設されている。本実施例においては、
調整ブロック(22)の基準面(19)側は、この基準
面(19)と同様に一様な平坦面とされ、一方、調整ブ
ロック(22)の爪座ブロック(18)側は、この爪座
ブロック(18)の調整凹部(21)に呼応して、第1
の基準当接面(25)と第2の基準当接面(26)とが
所定の段差を有して胴軸方向に設けられている。けれど
も、このような段差を調整ブロック(22)の基準面
(19)側に設け、かつ、基準面(19)に所要の凹部
を設けることとしてもよい。
第2図(b)に示すように、調整凹部(21)は、調整
ブロック(22)の第1の基準当接面(25)を受け入
れるのに十分な寸法とされており、調整ブロック(2
2)がガイドプレート(23)によって胴軸方向にスト
ロークされると、全ての第1の基準当接面(25)が一
斉に相対応する調整凹部(21)に嵌入する。
ブロック(22)の第1の基準当接面(25)を受け入
れるのに十分な寸法とされており、調整ブロック(2
2)がガイドプレート(23)によって胴軸方向にスト
ロークされると、全ての第1の基準当接面(25)が一
斉に相対応する調整凹部(21)に嵌入する。
従って、第2図(a)に示すように、第1の基準当接面
(25)が爪座ブロック(18)の底面と当接したまま
であるときには、爪座ブロック(18)ひいては爪座本
体(17)が胴径方向に関して高い位置にあるのであ
り、反対に、第2図(b)に示すように、第1の基準当
接面(25)が調整凹部(21)に嵌入して、第2の基
準当接面(26)が爪座ブロック(18)の底面に当接
している場合には、爪座本体(17)が低い位置にある
のである。
(25)が爪座ブロック(18)の底面と当接したまま
であるときには、爪座ブロック(18)ひいては爪座本
体(17)が胴径方向に関して高い位置にあるのであ
り、反対に、第2図(b)に示すように、第1の基準当
接面(25)が調整凹部(21)に嵌入して、第2の基
準当接面(26)が爪座ブロック(18)の底面に当接
している場合には、爪座本体(17)が低い位置にある
のである。
調整部材(24)を胴軸方向にスライドさせるため、ガ
イドプレート(23)の一端からL字形のガイドピン
(27)が垂下されており、このガイドピン(27)に
切換アーム(28)の先端が係合している。
イドプレート(23)の一端からL字形のガイドピン
(27)が垂下されており、このガイドピン(27)に
切換アーム(28)の先端が係合している。
切換アーム(28)は、胴本体に立設された切換軸(2
9)と一体に胴軸方向に首振可能であり、この切換軸
(29)の工具挿入穴(30)(6角穴である。)に第
5図の工具(31)(6角レンチである。)を挿入して
回動させることにより、第1図に示すように、ストッパ
(32)に当接して制限されるまで首振して、調整部材
(24)を胴軸方向にスライドさせる。
9)と一体に胴軸方向に首振可能であり、この切換軸
(29)の工具挿入穴(30)(6角穴である。)に第
5図の工具(31)(6角レンチである。)を挿入して
回動させることにより、第1図に示すように、ストッパ
(32)に当接して制限されるまで首振して、調整部材
(24)を胴軸方向にスライドさせる。
また、第3図(b)に示すように、調整部材(24)の
スライド時に爪座ブロック(18)を浮上させてスライ
ドし易くするため、基準面(19)に立設されたピン
(33)にスプリング部材(34)が設けられ、爪座ブ
ロック(18)を胴径方向外方に向けて付勢している。
スライド時に爪座ブロック(18)を浮上させてスライ
ドし易くするため、基準面(19)に立設されたピン
(33)にスプリング部材(34)が設けられ、爪座ブ
ロック(18)を胴径方向外方に向けて付勢している。
けれども、爪座ブロック(18)が中間渡し胴(4)の
胴周から突出してはならないので、爪座ブロック(1
8)の移動量を制限するため、第3図(a)に示すよう
に、ストッパボルト(35)が爪座ブロック(18)を
貫通して基準面(19)に植設されている。
胴周から突出してはならないので、爪座ブロック(1
8)の移動量を制限するため、第3図(a)に示すよう
に、ストッパボルト(35)が爪座ブロック(18)を
貫通して基準面(19)に植設されている。
調整部材(24)をスライドさせて爪座ブロック(1
8)の高さを調整した後、爪座ブロック(18)等は基
準面(19)に対して固定される。この役目を果たすの
が第2図(a)及び第4図に示すクランプボルト(3
6)であり、調整ブロック(22)の長穴(37)に遊
嵌された後、胴本体に植設されている。なお、(38)
は、クランプボルト(36)の抜止用のリングを示す。
8)の高さを調整した後、爪座ブロック(18)等は基
準面(19)に対して固定される。この役目を果たすの
が第2図(a)及び第4図に示すクランプボルト(3
6)であり、調整ブロック(22)の長穴(37)に遊
嵌された後、胴本体に植設されている。なお、(38)
は、クランプボルト(36)の抜止用のリングを示す。
また、第2図(a)・(b)に示すスケール(39)
は、調整部材(24)のスライド状態、ひいては爪座本
体(18)の調整された高さを知るための目印となるも
のである。
は、調整部材(24)のスライド状態、ひいては爪座本
体(18)の調整された高さを知るための目印となるも
のである。
更に、第1図及び第3図(a)・(b)に示すように、
調整部材(24)には、ガイドプレート(23)によっ
て防塵用のシール(40)が結着されている。なお、
(41)は他のシールを示す。また、(42)は、用紙
(5)の汚れ防止用のシートを示している。
調整部材(24)には、ガイドプレート(23)によっ
て防塵用のシール(40)が結着されている。なお、
(41)は他のシールを示す。また、(42)は、用紙
(5)の汚れ防止用のシートを示している。
(発明の効果) 本発明に係る爪座高さ調整装置によれば、2種類の基準
当接面を有する調整部材を胴軸方向にスライドさせるだ
けで、爪座ブロックひいては爪座本体の高さを紙厚に応
じて簡便に調整することができる。
当接面を有する調整部材を胴軸方向にスライドさせるだ
けで、爪座ブロックひいては爪座本体の高さを紙厚に応
じて簡便に調整することができる。
また、雰囲気対策も調整部材にシールを設けるだけで容
易に行うことができる。
易に行うことができる。
更に、調整作業を胴径方向外周だけから済ませることが
できる。
できる。
第1図は、本発明に係る爪座高さ調整装置を備えた枚葉
式印刷機の中間渡し胴の胴軸方向に沿う一部破断平面図
である。 第2図(a)は、同正面図である。 第2図(b)は、爪座本体が低い位置に調整された場合
の正面図である。 第3図(a)は、第1図のIIIa−IIIa線断面図であ
る。 第3図(b)は、同IIIb−IIIb線断面図である。 第4図は、同IV−IV線断面図である。 第5図は、多色刷の枚葉式印刷機の用紙搬送機構を示す
概略図である。 第6図(a)・(b)は、用紙の良好な受け渡し状態を
示す断面図及び矢視図である。 第7図(a)・(b)は、好ましくない受け渡し状態を
示す断面図及び矢視図である。 (符号の説明) 4……中間渡し胴 5……用紙 16……グリッパ 17……爪座本体 18……爪座ブロック 19……基準面 21……調整凹部 22……調整ブロック 23……ガイドプレート 24……調整部材 25……第1の基準当接面 26……第2の基準当接面 27……ガイドピン 28……切換アーム 29……切換軸 33……ピン 34……スプリング部材 35……ストッパボルト 40……シール 41……シール
式印刷機の中間渡し胴の胴軸方向に沿う一部破断平面図
である。 第2図(a)は、同正面図である。 第2図(b)は、爪座本体が低い位置に調整された場合
の正面図である。 第3図(a)は、第1図のIIIa−IIIa線断面図であ
る。 第3図(b)は、同IIIb−IIIb線断面図である。 第4図は、同IV−IV線断面図である。 第5図は、多色刷の枚葉式印刷機の用紙搬送機構を示す
概略図である。 第6図(a)・(b)は、用紙の良好な受け渡し状態を
示す断面図及び矢視図である。 第7図(a)・(b)は、好ましくない受け渡し状態を
示す断面図及び矢視図である。 (符号の説明) 4……中間渡し胴 5……用紙 16……グリッパ 17……爪座本体 18……爪座ブロック 19……基準面 21……調整凹部 22……調整ブロック 23……ガイドプレート 24……調整部材 25……第1の基準当接面 26……第2の基準当接面 27……ガイドピン 28……切換アーム 29……切換軸 33……ピン 34……スプリング部材 35……ストッパボルト 40……シール 41……シール
Claims (1)
- 【請求項1】中間渡し胴(4)の切欠部分に胴軸方向に
沿って形成された爪座高さ調整のための基準面(19)
と、多数の爪座本体(17)を有するとともに、爪座高
さ調整のための平坦な底面を有し、前記基準面(19)
に関して胴径方向の高さが調整される爪座ブロック(1
8)と、を有する枚葉式印刷機の爪座高さ調整装置にお
いて、 前記基準面(19)及び爪座ブロック(18)の底面の
うちの少なくとも一方に胴軸方向に沿って形成された複
数の調整凹部(21)と、 該調整凹部(21)に嵌入し得る第1の基準当接面(2
5)と、該第1の基準当接面(25)とは異なる高さの
第2の基準当接面(26)とを胴軸方向に有し、前記基
準面(19)と爪座ブロック(18)との間にスライド
可能に介設された調整部材(24)と、 前記爪座ブロック(18)の胴径方向への移動量を制限
するストッパボルト(35)と、 前記爪座ブロック(18)を胴径方向外方に向けて付勢
するスプリング部材(34)と、 胴本体に立設された切換軸(29)を中心にして胴軸方
向に首振可能で、前記調整部材(24)に係合する切換
アーム(28)と、を有する枚葉式印刷機の爪座高さ調
整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62307426A JPH0641201B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 枚葉式印刷機の爪座高さ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62307426A JPH0641201B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 枚葉式印刷機の爪座高さ調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01148553A JPH01148553A (ja) | 1989-06-09 |
| JPH0641201B2 true JPH0641201B2 (ja) | 1994-06-01 |
Family
ID=17968918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62307426A Expired - Lifetime JPH0641201B2 (ja) | 1987-12-07 | 1987-12-07 | 枚葉式印刷機の爪座高さ調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641201B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE9408714U1 (de) * | 1994-05-27 | 1994-07-21 | Man Roland Druckmaschinen Ag, 63069 Offenbach | Vorrichtung zur Verstellung der Greiferaufschlagleiste für Bogengreifer in einer Wendetrommel einer Schön- und Widerdruckmaschine |
| JP7016483B2 (ja) * | 2018-05-30 | 2022-02-07 | 株式会社リコー | シート材搬送装置、印刷装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57174263A (en) * | 1981-04-21 | 1982-10-26 | Komori Printing Mach Co Ltd | Claw base vertical mover for sheet printer |
-
1987
- 1987-12-07 JP JP62307426A patent/JPH0641201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01148553A (ja) | 1989-06-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0272952A (ja) | 証券用複合シート輪転印刷機 | |
| EP0839090B1 (de) | Bogenoffsetrotationsdruckmaschine | |
| GB2192384A (en) | A sheet gripper assembly for a sheet-processing machine | |
| JP2000514738A (ja) | 多色枚葉紙印刷機 | |
| CA2008290A1 (en) | Gripper arrangement on sheet-processing machines, in particular sheet-fed offset printing presses | |
| US4688483A (en) | Clamping device for a printing plate of an offset printing machine | |
| US4947748A (en) | Sheet gripper on sheet-fed rotary printing presses | |
| US5343806A (en) | Swivellable pre-gripper of a sheet-fed printing press and method of operation thereof | |
| JPH0641201B2 (ja) | 枚葉式印刷機の爪座高さ調整装置 | |
| US6241241B1 (en) | Method and device for eliminating rhythmic register errors in sheet-fed rotary printing machines | |
| GB2098966A (en) | Gripper pad height adjusting device for sheet-fed rotary printing presses | |
| US4700626A (en) | Reversing gripper of one side and perfecting printing press | |
| EP1031418A1 (en) | Sheet-like object conveying apparatus for sheet-fed rotary printing press | |
| JP3196667B2 (ja) | 枚葉印刷機における紙搬送用胴の爪開閉機構 | |
| US4759286A (en) | Mounting bracket for printing or duplicating machine roller | |
| EP1852258B1 (en) | Processing device | |
| EP1046498B1 (en) | Sheet-fed printing machine including numbering boxes | |
| EP1557263A1 (en) | Sheet-fed offset rotary printing press | |
| JPH1034886A5 (ja) | ||
| JP2579079B2 (ja) | 輪転印刷機の圧胴の支持装置 | |
| EP0275025A2 (en) | Inking device for printing apparatus | |
| US6499395B2 (en) | Offset printing machine with impression cylinder gripper and sheet feed cylinder gripper | |
| JPH0156672B2 (ja) | ||
| EP1961562B1 (de) | Verfahren zum Betreiben einer Verarbeitungsmaschine | |
| US4860651A (en) | Skew correcting apparatus for multi-color printing machine |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080601 Year of fee payment: 14 |