JPH0641386U - スイッチング電源 - Google Patents
スイッチング電源Info
- Publication number
- JPH0641386U JPH0641386U JP7264892U JP7264892U JPH0641386U JP H0641386 U JPH0641386 U JP H0641386U JP 7264892 U JP7264892 U JP 7264892U JP 7264892 U JP7264892 U JP 7264892U JP H0641386 U JPH0641386 U JP H0641386U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- voltage
- circuit
- output
- detection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】2次側整流ダイオードの電流定格およびパルス
トランスのサイズを定格負荷に対して大きめに設計する
必要性をなくしながらも、入力電源電圧の変化に起因す
る出力電流制限点の変動を解消する。 【構成】パルストランスTの1次巻線n1 に直列のスイ
ッチングトランジスタQ1 を流れる電流を電流検出回路
2で検出し、その検出電圧V1 をコンパレータ7におい
て基準電圧Vref と比較する。コンパレータ7の出力の
“H”,“L”に基づきPWM制御回路8の出力を
“L”,“H”に変化させてスイッチングトランジスタ
Q1 をOFF,ONする。補助巻線n3 に接続の直流電
源回路10で生成されPWM制御回路8の電源入力とさ
れる直流電源電圧Vccが入力電源電圧VD によって変化
することを利用し、補助巻線電圧検出回路11と基準電
圧補正回路12を設け、検出電圧VDET に応じて基準電
圧Vref を補正する。
トランスのサイズを定格負荷に対して大きめに設計する
必要性をなくしながらも、入力電源電圧の変化に起因す
る出力電流制限点の変動を解消する。 【構成】パルストランスTの1次巻線n1 に直列のスイ
ッチングトランジスタQ1 を流れる電流を電流検出回路
2で検出し、その検出電圧V1 をコンパレータ7におい
て基準電圧Vref と比較する。コンパレータ7の出力の
“H”,“L”に基づきPWM制御回路8の出力を
“L”,“H”に変化させてスイッチングトランジスタ
Q1 をOFF,ONする。補助巻線n3 に接続の直流電
源回路10で生成されPWM制御回路8の電源入力とさ
れる直流電源電圧Vccが入力電源電圧VD によって変化
することを利用し、補助巻線電圧検出回路11と基準電
圧補正回路12を設け、検出電圧VDET に応じて基準電
圧Vref を補正する。
Description
【0001】
本考案は、高周波でスイッチング制御を行って出力を安定化させるスイッチン グ電源におけるIC化されたPWM(パルス幅変調)制御方式のスイッチング電 源に関する。
【0002】
図5は従来のこの種のスイッチング電源の回路図を示す。図において、1は直 流入力電源、Tはパルストランス、n1 はその1次巻線、n2 は2次巻線、n3 は補助巻線、Q1 はNチャンネル型のパワーMOS−FET(以下ではスイッチ ングトランジスタという)、2はドレイン電流検出回路、3は直流入力電源1と パルストランスTの1次巻線n1 とスイッチングトランジスタQ1 とを直列接続 してなる1次側回路、4は整流ダイオードD2 と平滑コンデンサC2 とからなる 整流平滑回路、5は2次巻線n2 と出力端子6との間に整流平滑回路4を介挿し てなる2次側回路である。R1 はバイパス用抵抗、7はコンパレータ、8はPW M制御回路、9はコンパレータ7とPWM制御回路8とを含む半導体素子、10 は補助巻線n3 側の整流ダイオードD1 と平滑コンデンサC1 とからなり直流電 源電圧Vccを生成してPWM制御回路8の電源入力端子に電源供給する直流電源 回路である。
【0003】 直流入力電源1より入力電源電圧VD が供給される。いま、半導体素子9にお けるPWM制御回路8よりスイッチングトランジスタQ1 のゲートに“H”レベ ルのON制御信号が供給されてスイッチングトランジスタQ1 が導通していると すると、直流入力電源1からの電流はパルストランスTの1次巻線n1 に流れる 。補助巻線n3 に誘起された電圧は、直流電源回路10における整流ダイオード D1 によって整流され、平滑コンデンサC1 によって平滑直流化されて、直流電 源電圧VccとしてPWM制御回路8の電源入力端子に印加される。
【0004】 スイッチングトランジスタQ1 のドレイン電流はドレイン電流検出回路2にお いて検出電圧V1 に変換され、コンパレータ7の非反転入力端子(+)に供給さ れる。この検出電圧V1 が基準電圧Vref 以下のときはコンパレータ7の出力は 反転せず“L”レベルのままであるから、PWM制御回路8からスイッチングト ランジスタQ1 への出力状態も“H”レベルのON制御信号を保ち、スイッチン グトランジスタQ1 はON状態を維持する。
【0005】 スイッチングトランジスタQ1 を流れるドレイン電流が増加してドレイン電流 検出回路2による検出電圧V1 が基準電圧Vref を超えるときは、コンパレータ 7の出力が“H”レベルに反転するため、PWM制御回路8はスイッチングトラ ンジスタQ1 に対して“L”レベルのOFF制御信号を出力する状態に切り換わ り、スイッチングトランジスタQ1 がOFF状態に反転する。すると、パルスト ランスTの1次巻線n1 に電流が流れなくなるため、2次巻線n2 への電力供給 が瞬間的に遮断される。そして、出力電流IO が所定値を上回って増加するのを 防止する。なお、このとき、直流入力電源1からの電流はバイパス用抵抗R1 を 通って直流電源回路10の平滑コンデンサC1 を充電するため、PWM制御回路 8への電源供給は保持される。
【0006】 以上のようなPWM制御回路8によるスイッチングトランジスタQ1 のON/ OFF制御を通じて、出力電流IO を所定の閾値範囲に収めるよう制限している 。
【0007】
ところで、上記した従来のスイッチング電源の場合、直流入力電源1による入 力電源電圧VD が変化すると、これに伴って、出力電流IO の制限点が変動して しまうという現象があった。すなわち、図6は、入力電源電圧VD をパラメータ として、出力電圧VO と出力電流IO の制限点との関係を示した特性図であるが 、図から明らかなように、入力電源電圧VD が上昇すると出力電流IO の制限点 が増加方向に変動し、入力電源電圧VD が降下すると出力電流IO の制限点が減 少方向に変動する。
【0008】 このように入力電源電圧VD の変化に伴って出力電流IO の制限点が変動する ため、2次側の整流ダイオードD2 の設計およびパルストランスTの設計におい て、出力電流IO の制限点の最大値に合わせて設計しなければならない。すると 、整流ダイオードD2 の電流定格およびパルストランスTのサイズが自ずと定格 負荷に対して必要以上に大きなものとなってしまい、コストアップとともに電源 サイズの増大を招くという問題があった。
【0009】 本考案は、このような事情に鑑みて創案されたものであって、2次側整流ダイ オードの電流定格およびパルストランスのサイズを定格負荷に対して大きめに設 計する必要性をなくしながらも、入力電源電圧の変化に起因する出力電流制限点 の変動を解消することを目的とする。
【0010】
本考案に係るスイッチング電源は、パルストランスの1次巻線とスイッチング 素子とを直列接続した1次側回路と、前記パルストランスの2次巻線と出力端子 との間に整流平滑回路を介挿してなる2次側回路と、前記スイッチング素子を流 れる電流を検出し検出電圧として出力する電流検出回路と、前記検出電圧と基準 電圧とを比較するコンパレータと、検出電圧が基準電圧を超えるときのコンパレ ータ出力の入力時に前記スイッチング素子にOFF制御信号を出力し検出電圧が 基準電圧以下のときのコンパレータ出力の入力時にON制御信号を出力するPW M制御回路と、前記パルストランスの補助巻線から直流電源電圧を生成して前記 PWM制御回路に電源供給する直流電源回路とを備えたスイッチング電源におい て、PWM制御用IC内に、前記直流電源回路から出力される直流電源電圧の変 化を検出する補助巻線電圧検出回路と、この補助巻線電圧検出回路による検出電 圧に基づいて前記コンパレータの基準電圧を補正する基準電圧補正回路とを付加 したことを特徴とするものである。
【0011】
本考案は、パルストランスの1次巻線に印加される入力電源電圧の変化に応じ て補助巻線に接続の直流電源回路で生成される直流電源電圧が変化するという現 象を利用したものであり、補助巻線電圧検出回路によって直流電源電圧の変化を 検出し、その検出電圧に基づいて基準電圧補正回路を動作させてコンパレータの 基準電圧を補正することで、入力電源電圧の変化に起因する出力電流制限点の変 動をなくすようにしたものである。
【0012】
以下、本考案に係るスイッチング電源の一実施例を図面に基づいて詳細に説明 する。図1は実施例に係るスイッチング電源を示す回路図である。
【0013】 直流入力電源1の正極にパルストランスTの1次巻線n1 の一端が接続され、 1次巻線n1 の他端はNチャンネル型のパワーMOS−FET:Q1 (以下では スイッチングトランジスタQ1 と記載する)のドレインが接続されている。スイ ッチングトランジスタQ1 のソースはドレイン電流検出回路2を介して直流入力 電源1の負極およびグランドGNDに接続され、以上のパルストランスTの1次 巻線n1 とスイッチングトランジスタQ1 とドレイン電流検出回路2との直列回 路が1次側回路3を構成している。パルストランスTの2次巻線n2 は、整流ダ イオードD2 と平滑コンデンサC2 とからなる整流平滑回路4に接続され、平滑 コンデンサC2 の両端が出力端子6に接続され、2次巻線n2 と整流平滑回路4 と出力端子6とで2次側回路5を構成している。
【0014】 ドレイン電流検出回路2は、スイッチングトランジスタQ1 を流れるドレイン 電流を検出し検出電圧V1 としてコンパレータ7の非反転入力端子(+)に入力 するようになっている。コンパレータ7の反転入力端子(−)には基準電圧Vre f が印加されている。コンパレータ7は、ドレイン電流の増加に伴って検出電圧 V1 が基準電圧Vref を超えたときに“H”レベルを出力し、ドレイン電流の減 少に伴って検出電圧V1 が基準電圧Vref 以下となったときに“L”レベルを出 力するものである。PWM制御回路8は、その入力端子がコンパレータ7の出力 端子に接続され、その出力端子がスイッチングトランジスタQ1 のゲートに接続 されている。このPWM制御回路8は、コンパレータ7から“H”レベルを入力 したときにスイッチングトランジスタQ1 のゲートに対してOFF制御信号であ る“L”レベルを出力し、逆に、コンパレータ7から“L”レベルを入力したと きにスイッチングトランジスタQ1 のゲートに対してON制御信号である“H” レベルを出力するように構成されている。コンパレータ7とPWM制御回路8と は半導体素子9として一括的に構成されている。パルストランスTの補助巻線n3 は、整流ダイオードD1 と平滑コンデンサC1 とからなり直流電源電圧Vccを 生成する直流電源回路10に接続されている。直流電源回路10における平滑コ ンデンサC1 の正極はバイパス用抵抗R1 を介して直流入力電源1の正極に接続 され、その平滑コンデンサC1 の負極はグランドGNDに接続されている。
【0015】 以上説明した回路構成は従来例(図5)と同様である。本実施例では、以上の 回路構成に加えて次のような回路が付加されている。
【0016】 補助巻線n3 に接続されて直流電源電圧Vccを生成する直流電源回路10とそ の直流電源電圧Vccを電源入力端子に受けるPWM制御回路8との間に、直流電 源電圧Vccの変化を検出する補助巻線電圧検出回路11が設けられている。そし て、この補助巻線電圧検出回路11による検出電圧VDET に基づいてコンパレー タ7の基準電圧Vref を補正する基準電圧補正回路12を設けてある。この基準 電圧補正回路12は、直流電源電圧Vccが上昇して検出電圧VDET が上昇したと きに基準電圧Vref を低下させ、逆に、直流電源電圧Vccが降下して検出電圧VDET が降下したときに基準電圧Vref を上昇させるように構成されている。すな わち、補助巻線電圧検出回路11と基準電圧補正回路12とにより、入力電源電 圧VD の変化にかかわらず、出力端子6からの出力電流IO の制限点の変動を防 止するように構成してある。なお、これらの補助巻線電圧検出回路11と基準電 圧補正回路12もコンパレータ7やPWM制御回路8と同様に半導体素子9の構 成要素として一括的に構成されている。
【0017】 図2は、補助巻線電圧検出回路11および基準電圧補正回路12の構成を具体 的レベルで例示してスイッチング電源の全体を示した回路図である。すなわち、 直流電源電圧Vccの変化を検出する補助巻線電圧検出回路11は、平滑コンデン サC1 の正極とグランドGNDとの間に直列接続された分圧抵抗R2 ,R3 で構 成されている。その分圧抵抗R2 ,R3 の抵抗分割点からの出力が検出電圧VDE T となる。また、基準電圧補正回路12は、NPN型のトランジスタQ2 と抵抗 R4 とから構成されている。トランジスタQ2 は、そのベースが分圧抵抗R2 , R3 の抵抗分割点に接続され、コレクタがコンパレータ7の反転入力端子(−) 接続され、エミッタが抵抗R4 を介してグランドGNDに接続されている。トラ ンジスタQ2 のコレクタ電流は検出電圧VDET が上昇するに従って増加するため 、コンパレータ7の反転入力端子(−)に印加される基準電圧Vref は降下する 。したがって、この基準電圧Vref と比較されるべきドレイン電流検出回路2に よる検出電圧V1 が標準より低いレベルでもコンパレータ7の出力は“L”レベ ルから“H”レベルに反転するようになる。逆に、トランジスタQ2 のコレクタ 電流は検出電圧VDET が降下するに従って減少するため、コンパレータ7の反転 入力端子(−)に印加される基準電圧Vref は上昇する。したがって、この基準 電圧Vref と比較されるべきドレイン電流検出回路2による検出電圧V1 が標準 より高いレベルでもコンパレータ7の出力は“H”レベルから“L”レベルに反 転するようになる。
【0018】 次に、以上のように構成されたスイッチング電源の動作を説明する。直流入力 電源1より入力電源電圧VD が供給される。いま、半導体素子9におけるPWM 制御回路8よりスイッチングトランジスタQ1 のゲートに“H”レベルのON制 御信号が供給されてスイッチングトランジスタQ1 が導通しているとすると、直 流入力電源1からの電流はパルストランスTの1次巻線n1 に流れる。パルスト ランスTの2次巻線n2 には誘起電圧が生じ、これが整流平滑回路4における整 流ダイオードD2 によって整流され、平滑コンデンサC2 によって平滑直流化さ れ、一定の出力電圧VO として出力端子6から出力される。補助巻線n3 に誘起 された電圧は、直流電源回路10における整流ダイオードD1 によって整流され 、平滑コンデンサC1 によって平滑直流化されて、直流電源電圧VccとしてPW M制御回路8の電源入力端子に印加される。
【0019】 スイッチングトランジスタQ1 のドレイン電流はドレイン電流検出回路2にお いて検出電圧V1 に変換され、コンパレータ7の非反転入力端子(+)に供給さ れる。この検出電圧V1 が基準電圧Vref 以下のときはコンパレータ7の出力は 反転せず“L”レベルのままであるから、PWM制御回路8からスイッチングト ランジスタQ1 のゲートへの出力状態も“H”レベルのON制御信号を保ち、ス イッチングトランジスタQ1 はON状態を維持する。
【0020】 スイッチングトランジスタQ1 を流れるドレイン電流が増加してドレイン電流 検出回路2による検出電圧V1 が基準電圧Vref を超えるときは、コンパレータ 7の出力が“H”レベルに反転するため、PWM制御回路8はスイッチングトラ ンジスタQ1 のゲートに対して“L”レベルのOFF制御信号を出力する状態に 切り換わり、スイッチングトランジスタQ1 がOFF状態に反転する。すると、 パルストランスTの1次巻線n1 に電流が流れなくなるため、2次巻線n2 への 電力供給が瞬間的に遮断される。そして、出力電流IO が所定値を上回って増加 するのを防止する。なお、このとき、直流入力電源1からの電流はバイパス用抵 抗R1 を通って直流電源回路10の平滑コンデンサC1 を充電するため、PWM 制御回路8への電源供給は保持される。
【0021】 以上のようなPWM制御回路8によるスイッチングトランジスタQ1 のON/ OFF制御を通じて、出力電流IO を所定の閾値範囲に収めるように制限してい る。
【0022】 さて、直流入力電源1による入力電源電圧VD が変化すると、それに追随して 直流電源回路10による直流電源電圧Vccも変化する。その様子を図3に示す。
【0023】 すなわち、入力電源電圧VD が上昇するのに従って直流電源電圧Vccも上昇し、 逆に、入力電源電圧VD が降下するに従って直流電源電圧Vccも降下する。
【0024】 従来例においては、入力電源電圧VD が上昇すると出力端子6からの出力電流 IO の制限点が増加方向に変動し、逆に、入力電源電圧VD が降下すると出力電 流IO の制限点が減少方向に変動していた(図6参照)。本考案は、補助巻線電 圧検出回路11と基準電圧補正回路12との追加により、このような出力電流IO の制限点の変動を防止する。
【0025】 すなわち、入力電源電圧VD が上昇したときは、直流電源回路10による直流 電源電圧Vccも比例的に上昇するが、この直流電源電圧Vccの上昇が補助巻線電 圧検出回路11による検出電圧VDET の上昇として検出される。すなわち、分圧 抵抗R2 ,R3 における抵抗分割点での検出電圧VDET が上昇する。すると、ト ランジスタQ2 のコレクタ電流が増加し、基準電圧Vref が標準よりも降下する 。その結果、ドレイン電流検出回路2による検出電圧V1 が標準よりも低いレベ ルにおいて相対的に基準電圧Vref を超えるようになり、コンパレータ7の出力 を標準よりも早い時機において“H”レベルに反転してPWM制御回路8からの 出力をOFF制御信号である“L”レベルに反転するため、スイッチングトラン ジスタQ1 がOFFとなる。すなわち、スイッチングトランジスタQ1 を流れる ドレイン電流のより低いレベルにおいて1次巻線n1 を流れる電流を遮断するか ら、入力電源電圧VD が上昇しても出力電流IO の制限点は上がらず一定値に保 たれることになる。
【0026】 上記とは逆に、入力電源電圧VD が降下したときは、直流電源電圧Vccも比例 的に降下し、これが補助巻線電圧検出回路11による検出電圧VDET の降下とし て検出される。すると、トランジスタQ2 のコレクタ電流が減少し、基準電圧V ref が標準よりも上昇する。その結果、ドレイン電流検出回路2による検出電圧 V1 が標準よりも高いレベルにおいて相対的に基準電圧Vref 以下となり、コン パレータ7の出力を“L”レベルに反転してPWM制御回路8からの出力をON 制御信号である“H”レベルに反転するため、スイッチングトランジスタQ1 が ONとなる。すなわち、1次巻線n1 に対して、それを流れる電流を一旦遮断し た時点から標準よりも早い時機において再び1次巻線n1 に電流を流すようにな るから、入力電源電圧VD が降下しても出力電流IO の制限点は下がらず一定値 に保たれることになる。入力電源電圧VD の変化に対する出力電圧VO と出力電 流IO の制限点との関係を示す特性図を図4に示す。入力電源電圧VD の変化に かかわらず出力電流IO の制限点は変動しない。
【0027】 以上のように、入力電源電圧VD が変化しても、基準電圧Vref の補正を通じ て出力電流IO の制限点が変動しないようにしたので、2次側の整流ダイオード D2 の電流定格やパルストランスTのサイズを定格負荷に対して大きめにする必 要性がなくなり、その定格負荷に合わせて設計することができる。
【0028】
以上のように、本考案によれば、補助巻線電圧検出回路と基準電圧補正回路と を付加することにより、入力電源電圧が変化しても出力電流制限点が変動しない ようにしたので、2次側の整流ダイオードの電流定格およびパルストランスのサ イズを従来例のように必要以上に大きくする必要性がなくなり、コストダウンを 図ることができるとともに電源サイズを小さくすることができる。
【図1】本考案の一実施例に係るPWM制御用半導体素
子を用いたスイッチング電源の回路図である。
子を用いたスイッチング電源の回路図である。
【図2】実施例において補助巻線電圧検出回路と基準電
圧補正回路の構成を具体的レベルで例示してスイッチン
グ電源の全体を示した回路図である。
圧補正回路の構成を具体的レベルで例示してスイッチン
グ電源の全体を示した回路図である。
【図3】実施例において入力電源電圧の変化に対する直
流電源回路による直流電源電圧の変化を示す特性図であ
る。
流電源回路による直流電源電圧の変化を示す特性図であ
る。
【図4】実施例において入力電源電圧の変化に対する出
力電圧と出力電流の制限点との関係を示す特性図であ
る。
力電圧と出力電流の制限点との関係を示す特性図であ
る。
【図5】従来例に係るPWM制御用半導体素子を用いた
スイッチング電源の回路図である。
スイッチング電源の回路図である。
【図6】従来例において入力電源電圧の変化に対する出
力電圧と出力電流の制限点との関係を示す特性図であ
る。
力電圧と出力電流の制限点との関係を示す特性図であ
る。
1 直流入力電源 2 ドレイン電流検出回路 3 1次側回路 4 整流平滑回路 5 2次側回路 6 出力端子 7 コンパレータ 8 PWM制御回路 9 半導体素子 10 直流電源回路 11 補助巻線電圧検出回路 12 基準電圧補正回路 T パルストランス n1 1次巻線 n2 2次巻線 n3 補助巻線 Q1 スイッチングトランジスタ(パワーMOS−F
ET) Q2 基準電圧補正用のトランジスタ D1 整流ダイオード D2 整流ダイオード C1 平滑コンデンサ C2 平滑コンデンサ R1 バイパス用抵抗 R2 分圧抵抗 R3 分圧抵抗 IO 出力電流 VO 出力電圧 VD 入力電源電圧 Vcc 直流電源電圧 Vref 基準電圧 V1 検出電圧 VDET 補助巻線電圧検出回路による検出電圧
ET) Q2 基準電圧補正用のトランジスタ D1 整流ダイオード D2 整流ダイオード C1 平滑コンデンサ C2 平滑コンデンサ R1 バイパス用抵抗 R2 分圧抵抗 R3 分圧抵抗 IO 出力電流 VO 出力電圧 VD 入力電源電圧 Vcc 直流電源電圧 Vref 基準電圧 V1 検出電圧 VDET 補助巻線電圧検出回路による検出電圧
Claims (1)
- 【請求項1】 パルストランスの1次巻線とスイッチン
グ素子とを直列接続した1次側回路と、前記パルストラ
ンスの2次巻線と出力端子との間に整流平滑回路を介挿
してなる2次側回路と、前記スイッチング素子を流れる
電流を検出し検出電圧として出力する電流検出回路と、
前記検出電圧と基準電圧とを比較するコンパレータと、
検出電圧が基準電圧を超えるときのコンパレータ出力の
入力時に前記スイッチング素子にOFF制御信号を出力
し検出電圧が基準電圧以下のときのコンパレータ出力の
入力時にON制御信号を出力するPWM制御回路と、前
記パルストランスの補助巻線から直流電源電圧を生成し
て前記PWM制御回路に電源供給する直流電源回路とを
備えたスイッチング電源において、 前記直流電源回路から出力される直流電源電圧の変化を
検出する補助巻線電圧検出回路と、この補助巻線電圧検
出回路による検出電圧に基づいて前記コンパレータの基
準電圧を補正する基準電圧補正回路とを付加したことを
特徴とするスイッチング電源。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264892U JP2584337Y2 (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | スイッチング電源 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7264892U JP2584337Y2 (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | スイッチング電源 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641386U true JPH0641386U (ja) | 1994-05-31 |
| JP2584337Y2 JP2584337Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=13495416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7264892U Expired - Fee Related JP2584337Y2 (ja) | 1992-10-19 | 1992-10-19 | スイッチング電源 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2584337Y2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010528574A (ja) * | 2007-05-25 | 2010-08-19 | トムソン ライセンシング | 電源 |
| US8106628B2 (en) | 2006-03-07 | 2012-01-31 | Rohm Co., Ltd. | Capacitor charging apparatus |
| WO2012147453A1 (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-01 | ミツミ電機株式会社 | 直流電源装置 |
| JP2015122937A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | エルエス産電株式会社Lsis Co.,Ltd. | 同期整流器の駆動装置 |
| CN119339673A (zh) * | 2024-11-27 | 2025-01-21 | 京东方科技集团股份有限公司 | 像素电路及其驱动方法、显示装置 |
-
1992
- 1992-10-19 JP JP7264892U patent/JP2584337Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8106628B2 (en) | 2006-03-07 | 2012-01-31 | Rohm Co., Ltd. | Capacitor charging apparatus |
| JP2010528574A (ja) * | 2007-05-25 | 2010-08-19 | トムソン ライセンシング | 電源 |
| WO2012147453A1 (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-01 | ミツミ電機株式会社 | 直流電源装置 |
| JP2015122937A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | エルエス産電株式会社Lsis Co.,Ltd. | 同期整流器の駆動装置 |
| CN119339673A (zh) * | 2024-11-27 | 2025-01-21 | 京东方科技集团股份有限公司 | 像素电路及其驱动方法、显示装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2584337Y2 (ja) | 1998-10-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6657877B2 (en) | Power supply circuit | |
| US7006363B2 (en) | DC-DC converter circuit having correction circuit for outputting voltage level inversely proportional to input voltage | |
| JP2000350447A (ja) | 電源装置及び電源システム | |
| JP2584337Y2 (ja) | スイッチング電源 | |
| US5708572A (en) | Switched-mode power supply | |
| JP4432115B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
| JP3757293B2 (ja) | Dc−dcコンバータ | |
| KR200155070Y1 (ko) | 스위칭 모드 파워 써플라이의 입력 전류 검출회로 | |
| JP3440848B2 (ja) | 電流共振回路および電流共振回路を用いた電源装置 | |
| KR200143689Y1 (ko) | 주파수 변환회로 | |
| JPH0446060B2 (ja) | ||
| JP5315741B2 (ja) | スイッチング電源回路に備えられる制御回路 | |
| JP2003018826A (ja) | バッテリ充電用dc−dcコンバータ装置 | |
| JP3454308B2 (ja) | 定電圧電源装置 | |
| JP2580379Y2 (ja) | スイッチング安定化電源装置 | |
| JPH0639366Y2 (ja) | 直流安定化電源装置 | |
| JPH0654525A (ja) | Dc/dcコンバータ | |
| JP4109357B2 (ja) | 電源回路 | |
| JPH0636650B2 (ja) | スイッチングレギュレ−タの過電圧保護回路 | |
| JPH0518288U (ja) | スイツチングレギユレータの過電流保護回路 | |
| KR940001193Y1 (ko) | 정전압기의 발열 감쇄회로 | |
| JPH0127427Y2 (ja) | ||
| JP2003309972A (ja) | 自励式スイッチング電源 | |
| JPH043592Y2 (ja) | ||
| JP2560725Y2 (ja) | スイッチングレギュレータ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |