JPH06414A - 液体サイクロン - Google Patents
液体サイクロンInfo
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- JPH06414A JPH06414A JP16095392A JP16095392A JPH06414A JP H06414 A JPH06414 A JP H06414A JP 16095392 A JP16095392 A JP 16095392A JP 16095392 A JP16095392 A JP 16095392A JP H06414 A JPH06414 A JP H06414A
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Landscapes
- Cyclones (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スラリー等から分離された液体から効率良く
ガスを抜くことにより、ガスの混入の少ない液体を得
る。 【構成】 円筒部14と円筒部14の下側に位置する円
錐部22により容器10が形成され、拡散壁20が円筒
部14を上部円筒部18と中部円筒部16とに区画す
る。拡散壁20には、中部円筒部16側に伸びる溢流上
昇管26が接続されていて、溢流上昇管26内から上部
円筒部18を貫通するガス抜き管34が溢流上昇管26
と同軸状に位置している。ガス抜き管34には、溢流上
昇管26内と上部円筒部18内の上部とにそれぞれガス
抜き口31,32が設けられている。
ガスを抜くことにより、ガスの混入の少ない液体を得
る。 【構成】 円筒部14と円筒部14の下側に位置する円
錐部22により容器10が形成され、拡散壁20が円筒
部14を上部円筒部18と中部円筒部16とに区画す
る。拡散壁20には、中部円筒部16側に伸びる溢流上
昇管26が接続されていて、溢流上昇管26内から上部
円筒部18を貫通するガス抜き管34が溢流上昇管26
と同軸状に位置している。ガス抜き管34には、溢流上
昇管26内と上部円筒部18内の上部とにそれぞれガス
抜き口31,32が設けられている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粒状体を含んだ液体に
旋回流を生じさせて粒状体と液体を分離する液体サイク
ロンに関し、詳しくは分離される液体中へのガスの混入
が抑制される液体サイクロンに関するものである。
旋回流を生じさせて粒状体と液体を分離する液体サイク
ロンに関し、詳しくは分離される液体中へのガスの混入
が抑制される液体サイクロンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体サイクロンは、従来から固体と液体
を分離する為に広く使用されている。例えば、図4に示
すように、スラリーなどが流入管12から液体サイクロ
ンに内に導入されると、そのスラリーは、中部円筒部1
6及び円錐部22内を螺旋状に回転する。この回転に基
づく遠心力によって固体は外側に移動し、内壁面に沿っ
て下方側に移動する。そして下流管24から取り出され
る。
を分離する為に広く使用されている。例えば、図4に示
すように、スラリーなどが流入管12から液体サイクロ
ンに内に導入されると、そのスラリーは、中部円筒部1
6及び円錐部22内を螺旋状に回転する。この回転に基
づく遠心力によって固体は外側に移動し、内壁面に沿っ
て下方側に移動する。そして下流管24から取り出され
る。
【0003】一方、液体は、スラリーの回転によって中
央部に生じる上昇渦流によって、液体サイクロンの中央
部を上方に移動し、溢流上昇管26を通って上部円筒部
18内に移動し、抜き出し管34から取り出される。
央部に生じる上昇渦流によって、液体サイクロンの中央
部を上方に移動し、溢流上昇管26を通って上部円筒部
18内に移動し、抜き出し管34から取り出される。
【0004】この際、上昇渦流が形成される中心部に
は、スラリーを輸送するのに用いられる窒素ガス等のガ
スが生じる。このガスは、溢流上昇管26内から上部円
筒部18に移ると急激に拡散され、分離されて取り出さ
れる液体中に混入される。この為、従来からガス抜き方
法が種々提案されている。
は、スラリーを輸送するのに用いられる窒素ガス等のガ
スが生じる。このガスは、溢流上昇管26内から上部円
筒部18に移ると急激に拡散され、分離されて取り出さ
れる液体中に混入される。この為、従来からガス抜き方
法が種々提案されている。
【0005】例えば、特開昭50−54964号公報に
は、液体サイクロン本体の頭頂部にガス抜き弁を設けた
装置が示されており、特開昭52−115470号公報
には、液体サイクロンの溢流上昇管内部よりサイクロン
の上部に配設された導管を介してその先端外箱に集約し
て、先端外箱より大気中に抽出する装置が示されてい
る。また、特開昭60−129155号公報には、液体
サイクロン本体の上昇管の下部または、上部にガス抜き
口を設けた装置が開示されている。
は、液体サイクロン本体の頭頂部にガス抜き弁を設けた
装置が示されており、特開昭52−115470号公報
には、液体サイクロンの溢流上昇管内部よりサイクロン
の上部に配設された導管を介してその先端外箱に集約し
て、先端外箱より大気中に抽出する装置が示されてい
る。また、特開昭60−129155号公報には、液体
サイクロン本体の上昇管の下部または、上部にガス抜き
口を設けた装置が開示されている。
【0006】しかしながら、従来のこれら装置において
は、特に液体中へのガスの混入を抑制することに着目し
たものはなく、液体とガスとの分離効率が低いという欠
点を有していた。
は、特に液体中へのガスの混入を抑制することに着目し
たものはなく、液体とガスとの分離効率が低いという欠
点を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述のような欠点を解
決すべく、本発明は、液体サイクロンの溢流上昇管内部
と上部円筒部とにガス抜き口を設けることにより、スラ
リー等から分離された液体から分離効率よくガスを抜く
ことが出来る装置を提供することを目的とする。
決すべく、本発明は、液体サイクロンの溢流上昇管内部
と上部円筒部とにガス抜き口を設けることにより、スラ
リー等から分離された液体から分離効率よくガスを抜く
ことが出来る装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による液体サイク
ロンは、下側が細径となる円錐状の部分を下部に有した
容器と、粒状体を含んだ液体を前記容器内で旋回流を生
じさせるように前記容器内に導入する流入管と、旋回流
の中央部に位置し且つ上下方向に伸びる上昇管と、前記
流入管の上部に位置し且つ前記上昇管の上部側が接続さ
れると共に前記容器を上下に区画する拡散壁と、前記拡
散壁の上部に接続され且つ前記上昇管から湧きだす液体
を前記容器内から排出する抜き出し管とを有する液体サ
イクロンであって、液体から発生するガスを排出するガ
ス抜き管口が、容器内の前記上昇管内の位置及び容器へ
の前記抜き出し管の接続部分より上部の位置に、それぞ
れ設けられたことを特徴とする。
ロンは、下側が細径となる円錐状の部分を下部に有した
容器と、粒状体を含んだ液体を前記容器内で旋回流を生
じさせるように前記容器内に導入する流入管と、旋回流
の中央部に位置し且つ上下方向に伸びる上昇管と、前記
流入管の上部に位置し且つ前記上昇管の上部側が接続さ
れると共に前記容器を上下に区画する拡散壁と、前記拡
散壁の上部に接続され且つ前記上昇管から湧きだす液体
を前記容器内から排出する抜き出し管とを有する液体サ
イクロンであって、液体から発生するガスを排出するガ
ス抜き管口が、容器内の前記上昇管内の位置及び容器へ
の前記抜き出し管の接続部分より上部の位置に、それぞ
れ設けられたことを特徴とする。
【0009】
【作用】例えば、スラリー等の粒状体を含んだ液体が、
流入管から容器内で旋回流を生じさせるように容器内に
導入される。この導入された液体は、円錐状に形成され
た容器の内壁面に沿いつつ容器の下側に旋回して流れて
いき、粒状体が分離された状態の液体が旋回流の中央か
ら上昇する。そして、上昇管内にこの液体が入り、拡散
壁の上部側に湧きだして、抜き出し管から容器外に排出
される。
流入管から容器内で旋回流を生じさせるように容器内に
導入される。この導入された液体は、円錐状に形成され
た容器の内壁面に沿いつつ容器の下側に旋回して流れて
いき、粒状体が分離された状態の液体が旋回流の中央か
ら上昇する。そして、上昇管内にこの液体が入り、拡散
壁の上部側に湧きだして、抜き出し管から容器外に排出
される。
【0010】この際、上昇管内を通過する液体から発生
するガスを上昇管内に位置するガス抜き口により排出す
ると共に、上昇管から湧きだした後に液体から発生して
容器内に溜まるガスを抜き出し管の接続部分より上部に
位置するガス抜き口により排出する。
するガスを上昇管内に位置するガス抜き口により排出す
ると共に、上昇管から湧きだした後に液体から発生して
容器内に溜まるガスを抜き出し管の接続部分より上部に
位置するガス抜き口により排出する。
【0011】
【実施例】本発明に係る液体サイクロンの一実施例を図
1から図3に示し、これらの図に基づき本実施例を説明
する。
1から図3に示し、これらの図に基づき本実施例を説明
する。
【0012】縦断面図を表す図1及び平面図を表す図2
に示すように、液体サイクロンの本体を形成する容器1
0は、主要部として、円筒状をした円筒部14と、この
円筒部14の下側に円筒部14と同軸状に位置し且つ円
錐状に形成された円錐部22とを有している。円筒部1
4の内部は拡散壁20で上下に仕切られて、上部円筒部
18と中部円筒部16とに区画されている。さらにその
軸線を円錐部22の軸線と合致させて同軸状とした溢流
上昇管26が、拡散壁20に接続されて中部円筒部16
側方向である上下方向に伸びている。
に示すように、液体サイクロンの本体を形成する容器1
0は、主要部として、円筒状をした円筒部14と、この
円筒部14の下側に円筒部14と同軸状に位置し且つ円
錐状に形成された円錐部22とを有している。円筒部1
4の内部は拡散壁20で上下に仕切られて、上部円筒部
18と中部円筒部16とに区画されている。さらにその
軸線を円錐部22の軸線と合致させて同軸状とした溢流
上昇管26が、拡散壁20に接続されて中部円筒部16
側方向である上下方向に伸びている。
【0013】中部円筒部16内で拡散壁20の近傍に
は、スラリー等の粒状体を含んだ液体である原液を導入
して容器10内で旋回流を生じさせるため、中部円筒部
16の内周面の接線方向に向くように流入管12が接続
されており、この接続部分に容器10内に原液を導入す
る入り口13が形成されている。円錐部22の下部に
は、円錐部22で濃縮されたスラリーを抜き出すための
下流管24が設けられている。
は、スラリー等の粒状体を含んだ液体である原液を導入
して容器10内で旋回流を生じさせるため、中部円筒部
16の内周面の接線方向に向くように流入管12が接続
されており、この接続部分に容器10内に原液を導入す
る入り口13が形成されている。円錐部22の下部に
は、円錐部22で濃縮されたスラリーを抜き出すための
下流管24が設けられている。
【0014】そして、上部円筒部18内で拡散壁20の
近傍には、粒状体が分離された後の液体を容器10内か
ら排出するための抜き出し管34が上部円筒部18の内
周面の接線方向に向くように接続されていて、この接続
部分に容器10から液体を排出するための出口である抜
き出し口35が形成されている。
近傍には、粒状体が分離された後の液体を容器10内か
ら排出するための抜き出し管34が上部円筒部18の内
周面の接線方向に向くように接続されていて、この接続
部分に容器10から液体を排出するための出口である抜
き出し口35が形成されている。
【0015】さらに、その軸線を円錐部22の軸線と合
致させて同軸状としたガス抜き管30が、上部円筒部1
8の上部壁面を形成する頭頂部10Aを貫通するよう
に、頭頂部10Aに接続されて、溶接等で固定されてい
る。このガス抜き管30の下端面に形成された一方のガ
ス抜き口31は、溢流上昇管26の内部に位置するよう
に穿設されており、また他方のガス抜き口32は、上部
円筒部18内であって抜き出し管34の抜き出し口35
より上方に位置するようにガス抜き管30の内外を貫通
している。
致させて同軸状としたガス抜き管30が、上部円筒部1
8の上部壁面を形成する頭頂部10Aを貫通するよう
に、頭頂部10Aに接続されて、溶接等で固定されてい
る。このガス抜き管30の下端面に形成された一方のガ
ス抜き口31は、溢流上昇管26の内部に位置するよう
に穿設されており、また他方のガス抜き口32は、上部
円筒部18内であって抜き出し管34の抜き出し口35
より上方に位置するようにガス抜き管30の内外を貫通
している。
【0016】次に、本実施例に係る液体サイクロンの作
用を説明する。図3に示すように、スラリー等の粒状体
を含んだ液体が流入管12から入り口13を介して容器
10内で旋回流を生じさせるように容器10内に導入さ
れる。この導入された液体は、円錐状に形成された容器
10の円錐部22内壁面に沿いつつ容器10の下側に旋
回流Aとしてして流れていき、遠心分離の作用により、
粒状体が分離されて矢印Bで示すように下流管24から
排出される。粒状体が分離された状態の液体は、旋回流
Aの中央から旋回流Cとなって上昇する。そして、円錐
部22の軸と同軸状に形成された結果として、旋回流A
の中央部に位置することとなる溢流上昇管26内にこの
液体が入り、拡散壁20の上部側の上部円筒部18に湧
きだして、抜き出し管34から容器10外に排出され
る。
用を説明する。図3に示すように、スラリー等の粒状体
を含んだ液体が流入管12から入り口13を介して容器
10内で旋回流を生じさせるように容器10内に導入さ
れる。この導入された液体は、円錐状に形成された容器
10の円錐部22内壁面に沿いつつ容器10の下側に旋
回流Aとしてして流れていき、遠心分離の作用により、
粒状体が分離されて矢印Bで示すように下流管24から
排出される。粒状体が分離された状態の液体は、旋回流
Aの中央から旋回流Cとなって上昇する。そして、円錐
部22の軸と同軸状に形成された結果として、旋回流A
の中央部に位置することとなる溢流上昇管26内にこの
液体が入り、拡散壁20の上部側の上部円筒部18に湧
きだして、抜き出し管34から容器10外に排出され
る。
【0017】この際、溢流上昇管26内を通過する液体
から発生するガスを、溢流上昇管26内に位置するガス
抜き口31により、ガス抜き管30を介して矢印Dで示
すように容器10から排出する。また、溢流上昇管26
から湧きだした後に液体から発生して容器10の上部円
筒部18内に溜まるガスを、抜き出し管34の接続部分
より上部に位置するガス抜き口32により、ガス抜き管
30を介して矢印Dで示すように容器10から排出す
る。従って、ガス抜き口31だけでなくガス抜き口32
を設けることにより、上部円筒部18内に蓄積されたガ
スが再混入して、ガス分離効率を低下することなく、効
率よくガスの分離が可能となる。
から発生するガスを、溢流上昇管26内に位置するガス
抜き口31により、ガス抜き管30を介して矢印Dで示
すように容器10から排出する。また、溢流上昇管26
から湧きだした後に液体から発生して容器10の上部円
筒部18内に溜まるガスを、抜き出し管34の接続部分
より上部に位置するガス抜き口32により、ガス抜き管
30を介して矢印Dで示すように容器10から排出す
る。従って、ガス抜き口31だけでなくガス抜き口32
を設けることにより、上部円筒部18内に蓄積されたガ
スが再混入して、ガス分離効率を低下することなく、効
率よくガスの分離が可能となる。
【0018】一方、本実施例に係る液体サイクロンの寸
法形状は、以下のようなものとなっている。
法形状は、以下のようなものとなっている。
【0019】中部円筒部16の内部高さH1が300m
m、上部円筒部18の内部高さH2が250mm、溢流上
昇管26の高さH3が200mm、ガス抜き管30の溢流
上昇管26側への突出高さH4が30mmとそれぞれなっ
ている。また上部円筒部18及び中部円筒部16の内径
Dcが200mm、流入管12の内径Diが40mm、下流
管24の内径Duが40mm、ガス抜き管30の内径Dg
が15mm、ガス抜き口32の口径Dxが5mm、円錐部2
2の角度θが20゜とそれぞれなっている。
m、上部円筒部18の内部高さH2が250mm、溢流上
昇管26の高さH3が200mm、ガス抜き管30の溢流
上昇管26側への突出高さH4が30mmとそれぞれなっ
ている。また上部円筒部18及び中部円筒部16の内径
Dcが200mm、流入管12の内径Diが40mm、下流
管24の内径Duが40mm、ガス抜き管30の内径Dg
が15mm、ガス抜き口32の口径Dxが5mm、円錐部2
2の角度θが20゜とそれぞれなっている。
【0020】以下、本実施例の液体サイクロンをガラス
ビーズ−水−窒素系のスラリーに適用した実験例を基
に、説明する。
ビーズ−水−窒素系のスラリーに適用した実験例を基
に、説明する。
【0021】まず、実験例1について説明する。粒径が
75μm〜600μmであって比重が2.4〜2.5の
真球状のガラスビーズを用いて、液体サイクロンの入り
口13でのスラリー濃度が20wt%、窒素混入量が5
Nvol%となるようにした原液を、流入管12から流
入量18.6m3 /hの割合で導入し、下流管24から
の抜き出し流量が12.5m3 /h、抜き出し管34か
らの液体の抜き出し流量が5.5m3 /h、ガス抜き出
し管34からの抜き出した流量が0.6m3 /hとなる
ような条件で運転した。この時の抜き出し管34からの
取り出し液中の窒素混入量は0%であった。ここでwt
%は重量パーセントを意味し、Nvol%は常温常圧で
の容量パーセントを意味している。
75μm〜600μmであって比重が2.4〜2.5の
真球状のガラスビーズを用いて、液体サイクロンの入り
口13でのスラリー濃度が20wt%、窒素混入量が5
Nvol%となるようにした原液を、流入管12から流
入量18.6m3 /hの割合で導入し、下流管24から
の抜き出し流量が12.5m3 /h、抜き出し管34か
らの液体の抜き出し流量が5.5m3 /h、ガス抜き出
し管34からの抜き出した流量が0.6m3 /hとなる
ような条件で運転した。この時の抜き出し管34からの
取り出し液中の窒素混入量は0%であった。ここでwt
%は重量パーセントを意味し、Nvol%は常温常圧で
の容量パーセントを意味している。
【0022】次に実験例2について説明する。窒素混入
量を10Nvol%にした以外は実験例1と同一の条件
で運転したところ、抜き出し管34からの取り出した液
中の窒素混入量は0%であった。
量を10Nvol%にした以外は実験例1と同一の条件
で運転したところ、抜き出し管34からの取り出した液
中の窒素混入量は0%であった。
【0023】次に実験例3について説明する。ガス抜き
出し管30の内径Dgを10mmと細くした以外は実験例
2と同一の条件で運転したところ、抜き出し管34から
の取り出された液中の窒素混入量は0%であった。
出し管30の内径Dgを10mmと細くした以外は実験例
2と同一の条件で運転したところ、抜き出し管34から
の取り出された液中の窒素混入量は0%であった。
【0024】ここで、スラリーの流量は電磁流量計によ
り、液体の流量は面積式流量計により、窒素の流量はロ
ータメータにより、それぞれ測定した。窒素の混入量は
気液分離器で窒素ガスを分離して、混入量を測定した。
り、液体の流量は面積式流量計により、窒素の流量はロ
ータメータにより、それぞれ測定した。窒素の混入量は
気液分離器で窒素ガスを分離して、混入量を測定した。
【0025】また、以上の実験例と比較すべく、以下の
ような比較実験を行った。まず、比較実験例1として、
ガス抜き出し管30を無くし窒素混入量を3Nvol%
とし、その他の条件を実験例1と同一の条件で運転した
ところ、抜き出し管34からの取り出した液中の窒素混
入量は0.84Nvol%であった。
ような比較実験を行った。まず、比較実験例1として、
ガス抜き出し管30を無くし窒素混入量を3Nvol%
とし、その他の条件を実験例1と同一の条件で運転した
ところ、抜き出し管34からの取り出した液中の窒素混
入量は0.84Nvol%であった。
【0026】比較実験例2として、突出高さH4を30
mmとし窒素混入量を3Nvol%とし、その他の条件を
実験例1と同一の条件で運転したところ、抜き出し管3
4からの取り出した液中の窒素混入量は0.7Nvol
%であった。
mmとし窒素混入量を3Nvol%とし、その他の条件を
実験例1と同一の条件で運転したところ、抜き出し管3
4からの取り出した液中の窒素混入量は0.7Nvol
%であった。
【0027】比較実験例3として、突出高さH4を25
0mmとし窒素混入量を3Nvol%とし、その他の条件
を実験例1と同一の条件で運転したところ、抜き出し管
34からの取り出した液中の窒素混入量は1.8Nvo
l%であった。
0mmとし窒素混入量を3Nvol%とし、その他の条件
を実験例1と同一の条件で運転したところ、抜き出し管
34からの取り出した液中の窒素混入量は1.8Nvo
l%であった。
【0028】尚、ガス抜き口32の位置は、抜き出し管
34が接続される抜き出し口35より上であれば良い
が、容器10の頭頂部10A近傍に設けることが好まし
い。また、ガス抜き口の大きさは、上部円筒部18に蓄
積されるガスを抜くために必要な大きさであれば良い
が、ガス抜き管30の下端部に設けられたガス抜き口3
1の場合は、ガス抜き口31の大きさがガス抜き管30
の内側断面積の半分以下であることが必要であり、半分
以上の場合は、ガスを抜く際に同伴する液量が増加する
ため好ましくない。また、本実施例では一本のガス抜き
管30にガス抜き口31及びガス抜き口32を設けるこ
ととしたが、ガス抜き管30を二本設置して、個々にガ
ス抜き口31及びガス抜き口32を設けることとしても
よい。
34が接続される抜き出し口35より上であれば良い
が、容器10の頭頂部10A近傍に設けることが好まし
い。また、ガス抜き口の大きさは、上部円筒部18に蓄
積されるガスを抜くために必要な大きさであれば良い
が、ガス抜き管30の下端部に設けられたガス抜き口3
1の場合は、ガス抜き口31の大きさがガス抜き管30
の内側断面積の半分以下であることが必要であり、半分
以上の場合は、ガスを抜く際に同伴する液量が増加する
ため好ましくない。また、本実施例では一本のガス抜き
管30にガス抜き口31及びガス抜き口32を設けるこ
ととしたが、ガス抜き管30を二本設置して、個々にガ
ス抜き口31及びガス抜き口32を設けることとしても
よい。
【0029】一方、ガス抜き管30の内径が溢流上昇管
26の内径の1/15より小さい場合はガス分離効率が
低下するため、またガス抜き管30の内径が溢流上昇管
26の内径の1/2より大きい場合はガスを抜く際に同
伴する液量が増加するため、ガス抜き管30の内径の範
囲は、本実施例の外、溢流上昇管26の内径の1/15
〜1/2の範囲が好適となる。
26の内径の1/15より小さい場合はガス分離効率が
低下するため、またガス抜き管30の内径が溢流上昇管
26の内径の1/2より大きい場合はガスを抜く際に同
伴する液量が増加するため、ガス抜き管30の内径の範
囲は、本実施例の外、溢流上昇管26の内径の1/15
〜1/2の範囲が好適となる。
【0030】さらに、ガス抜き管30の最下端の位置は
溢流上昇管26の内部であれば良いが、拡散壁20から
溢流上昇管26の内径の1/4から2倍の位置が最も好
ましい。
溢流上昇管26の内部であれば良いが、拡散壁20から
溢流上昇管26の内径の1/4から2倍の位置が最も好
ましい。
【0031】また、本実施例の外、上部円筒部18及び
中部円筒部16のそれぞれの内径は、通常10mmから1
220mmの広い範囲にわたっていて、分級点に要求及び
原液の処理能力の要求に応じて適当なものが選択使用さ
れる。そして、流入管12の入り口13内径は中部円筒
部16の内径の1/8〜1/4の範囲であり、溢流上昇
管26の内径は中部円筒部16の内径の1/6〜1/3
の範囲であり、下流管24の内径は中部円筒部16の内
径の1/10〜1/6の範囲であり、頂角は9゜〜30
゜の範囲であることが好ましい。
中部円筒部16のそれぞれの内径は、通常10mmから1
220mmの広い範囲にわたっていて、分級点に要求及び
原液の処理能力の要求に応じて適当なものが選択使用さ
れる。そして、流入管12の入り口13内径は中部円筒
部16の内径の1/8〜1/4の範囲であり、溢流上昇
管26の内径は中部円筒部16の内径の1/6〜1/3
の範囲であり、下流管24の内径は中部円筒部16の内
径の1/10〜1/6の範囲であり、頂角は9゜〜30
゜の範囲であることが好ましい。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る液体サイクロンは、以上の
ように説明した構成とした結果、ガスの混入の少ない液
体を有利に分離することが可能となる。
ように説明した構成とした結果、ガスの混入の少ない液
体を有利に分離することが可能となる。
【図1】本発明の一実施例に係る液体サイクロンの縦断
面図である。
面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る液体サイクロンの平面
図である。
図である。
【図3】本発明の一実施例に係る液体サイクロン内での
液体の流れを概念的に示す液体サイクロンの斜視断面図
である。
液体の流れを概念的に示す液体サイクロンの斜視断面図
である。
【図4】従来の液体サイクロンの縦断面図である。
10 容器 12 流入管 14 円筒部 16 中部円筒部 18 上部円筒部 20 拡散壁 22 円錐部 24 下流管 26 溢流上昇管 30 ガス抜き管 31,32 ガス抜き口 34 抜き出し管
フロントページの続き (72)発明者 牧野 邦彦 岡山県倉敷市潮通三丁目10番地 三菱化成 株式会社水島工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 下側が細径となる円錐状の部分を下部に
有した容器と、粒状体を含んだ液体を前記容器内で旋回
流を生じさせるように前記容器内に導入する流入管と、
旋回流の中央部に位置し且つ上下方向に伸びる上昇管
と、前記流入管の上部に位置し且つ前記上昇管の上部側
が接続されると共に前記容器を上下に区画する拡散壁
と、前記拡散壁の上部に接続され且つ前記上昇管から湧
きだす液体を前記容器内から排出する抜き出し管とを有
する液体サイクロンであって、 液体から発生するガスを排出するガス抜き管口が、容器
内の前記上昇管内の位置及び容器への前記抜き出し管の
接続部分より上部の位置に、それぞれ設けられたことを
特徴とする液体サイクロン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16095392A JPH06414A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 液体サイクロン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16095392A JPH06414A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 液体サイクロン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06414A true JPH06414A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15725772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16095392A Pending JPH06414A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 液体サイクロン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06414A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1031381A1 (en) * | 1999-02-22 | 2000-08-30 | Multotec Process Equipment (Proprietary) Limited | Hydrocyclone with removal of misplaced coarse fraction in overflow |
| JP2007038200A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-02-15 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | 液体サイクロン |
| JP2013031826A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-02-14 | Industria:Kk | 微細物除去装置及び微細物除去システム |
| GB2635745A (en) * | 2023-11-24 | 2025-05-28 | Weir Minerals Europe Ltd | Hydrocyclone |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP16095392A patent/JPH06414A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1031381A1 (en) * | 1999-02-22 | 2000-08-30 | Multotec Process Equipment (Proprietary) Limited | Hydrocyclone with removal of misplaced coarse fraction in overflow |
| JP2007038200A (ja) * | 2005-06-29 | 2007-02-15 | Nippon Spindle Mfg Co Ltd | 液体サイクロン |
| JP2013031826A (ja) * | 2011-06-28 | 2013-02-14 | Industria:Kk | 微細物除去装置及び微細物除去システム |
| GB2635745A (en) * | 2023-11-24 | 2025-05-28 | Weir Minerals Europe Ltd | Hydrocyclone |
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