JPH0641632Y2 - 洗煙排水中の塩分固化、回収装置 - Google Patents

洗煙排水中の塩分固化、回収装置

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JPH0641632Y2
JPH0641632Y2 JP1051590U JP1051590U JPH0641632Y2 JP H0641632 Y2 JPH0641632 Y2 JP H0641632Y2 JP 1051590 U JP1051590 U JP 1051590U JP 1051590 U JP1051590 U JP 1051590U JP H0641632 Y2 JPH0641632 Y2 JP H0641632Y2
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賢一 手塚
三樹 山岸
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日本鋼管株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ごみ焼却工場の湿式有害ガス除去装置から発
生する排水中の塩分の固化、回収装置に関するものであ
る。
[従来の技術] ごみ焼却炉排ガス中に存在するHClを高能率で除去する
方法として、湿式洗煙法が知られている。同法は、NaOH
を薬剤として用いる場合が多く、それを用いれば洗煙排
水中にNaClが生成する。
従来、洗煙排水は排水処理設備にて重金属が除去された
後、ドラムドライヤに送られていた。そして、蒸気加熱
ドラム表面に散布された処理水中のNaClは加熱ドラム表
面に乾燥固化され、乾燥塩となって回収されていた。
しかし、この方法では、ドラムドライヤは塩水と直接接
触する部分が多く、腐食環境におかれ、耐用年数が短い
こと。また、ドラムドライヤで発生する蒸気を排気する
必要があり、この蒸気が洗煙塔に送られている。そのた
め、洗煙塔出口ガス量が約10%増加し、煙突からの白煙
防止のための再加熱熱量が増加する等の問題があった。
そこで、これらの問題を解消するための技術が、特開昭
64-115436号に開示されている。
これでは、問題のあるドラムドライヤを使用せず、焼却
炉排ガスを熱源とする乾燥器を用いている。そして、こ
の乾燥器からの排ガス中の固化塩分をバグフィルターで
回収し、この排ガスを送風機を介して焼却炉からの排ガ
スラインに戻している。
[解決しようとする課題] しかし、上記の改善技術においても、乾燥器からの出口
ガス温度は110〜200℃になるが、高温の場合には濾布の
耐久性に問題を生じ、低温の場合には水分により濾布が
目詰まりする問題がある。
また、乾燥器からの排ガス中にはHClが残っており、温
度の低下したガスを誘引する送風機が腐食環境におかれ
る問題がある。
本考案は、上記のような問題点を解消できるようにした
洗煙排水中の塩分固化、回収装置を提供することを課題
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の洗煙排水中の塩分固化、回収装置は、洗煙排水
を焼却炉排ガスを熱源とする乾燥器に導き、排水中の塩
分を乾燥固化して回収すると共に、上記乾燥器からの排
ガス中の固化塩分を集塵器で回収し、この集塵器からの
排ガスを送風機を介して焼却炉からの排ガスラインに戻
す装置において、上記集塵器をサイクロンとすると共
に、焼却炉排ガスを上記送風器の入側で上記集塵器から
の排ガス中に混入するバイパス管を設けたことを特徴と
するものである。
[作用] 集塵器をサイクロンにすることにより、従来の濾布の場
合の耐熱及び目詰まりの問題が解消される。また、送風
機の入側で、集塵器からの排ガス中に、高温な焼却炉排
ガスを混入してガス温度を高めることによって、送風機
HClによる腐食を防止することができる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面により説明する。
ごみ焼却炉1から発生した排ガスは。ダクト2に導かれ
てボイラ3、電気集塵器4を経て、誘引送風機5によっ
て湿式有害ガス除去装置6に導かれる。排ガスは有害ガ
スが除去された後、排気ダクト7に導かれて再加熱器8
を介して煙突9から大気中に放出される。
湿式有害ガス除去装置6で発生した洗煙排水は排水処理
装置10に送られる。この装置から、排煙排水が配管12を
通って排液ポンプ12によって噴霧器13を介して乾燥器14
内に噴霧される。一方、焼却炉排ガスが、電気集塵器4
出口からダクト15を通って、乾燥器14に送られる。こう
して、噴霧された排液は乾燥され、固形化された粉末状
の塩類の一部が乾燥器14の下から回収される。そして、
粉末状の塩分を含んだ乾燥後の排ガスはダクト16を通っ
てサイクロン20に送られ、固形塩分は分離回収される。
サイクロン20からの排ガスはダクト18を通り、送風機19
を介して電気集塵器4の出口に戻される。この際、ダク
ト15からバイパス管21によって、焼却炉排ガスが分岐さ
れ弁22により流量が制御されて、送風機19の入側で、サ
イクロンからの排ガスに混入されるようになっている。
こうして、サイクロン出口で100℃前後になった排ガス
に、高温な焼却炉排ガスを混入して、送風機19に入るガ
スの温度を150℃以上に保つことよって、送風機の腐食
を防止するようになっている。
[考案の効果] 本考案の洗煙排水中の塩分固化、回収装置は上記のよう
なもので、集塵器をサイクロンにすることにより、従来
の濾布の場合の耐熱及び目詰まりの問題を解消すること
ができる。また、送風機の入側で、集塵器からの排ガス
中に、高温な焼却炉排ガスを混入してガス温度を高める
ことによって、送風機のHClによる腐食を防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す説明図である。 1……焼却炉、6……湿式有害ガス除去装置6、10……
洗煙排水処理装置、14……乾燥器、19……送風機、20…
…サイクロン、21……バイパス管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗煙排水を焼却炉排ガスを熱源とする乾燥
    器に導き、排水中の塩分を乾燥固化して回収すると共
    に、上記乾燥器からの排ガス中の固化塩分を集塵器で回
    収し、この集塵器からの排ガスを送風機を介して焼却炉
    からの排ガスラインに戻す装置において、上記集塵器を
    サイクロンとすると共に、焼却炉排ガスを上記送風器の
    入側で上記集塵器からの排ガス中に混入するバイパス管
    を設けたことを特徴とする洗煙排水中の塩分固化、回収
    装置。
JP1051590U 1990-02-07 1990-02-07 洗煙排水中の塩分固化、回収装置 Expired - Fee Related JPH0641632Y2 (ja)

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