JPH0641661Y2 - H型鋼用塗料付着防止カバ− - Google Patents
H型鋼用塗料付着防止カバ−Info
- Publication number
- JPH0641661Y2 JPH0641661Y2 JP1987039070U JP3907087U JPH0641661Y2 JP H0641661 Y2 JPH0641661 Y2 JP H0641661Y2 JP 1987039070 U JP1987039070 U JP 1987039070U JP 3907087 U JP3907087 U JP 3907087U JP H0641661 Y2 JPH0641661 Y2 JP H0641661Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- back plate
- outer cover
- side plates
- web
- Prior art date
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- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
本考案は、H型鋼を塗装する際に、そのH型鋼の端部に
塗料が付着するのを防止するために用いられる塗料付着
防止カバーに関する。
塗料が付着するのを防止するために用いられる塗料付着
防止カバーに関する。
一般に、建築用鋼材として用いられるH型鋼は、工場に
おいて所定の寸法に加工され、また必要に応じて穴開け
等の加工が行なわれたのち、コンプレッサーとスプレー
ガンを用いて防錆のための塗装が行なわれる。この塗装
の際、H型鋼の端部には、他の鋼材と接合するため、非
塗装部分を確保する必要がある。 従来、H型鋼端部に非塗装部分を確保するには、H型鋼
端部にガムテープなどを貼着して塗装を行ない、塗装
後、そのガムテープなどを剥離して非塗装部分を形成
し、または、板金加工によりトタン板でH型鋼端部を覆
う保護箱を作り、塗装時に、その保護箱をH型鋼端部に
装着して非塗装部分を形成していた。
おいて所定の寸法に加工され、また必要に応じて穴開け
等の加工が行なわれたのち、コンプレッサーとスプレー
ガンを用いて防錆のための塗装が行なわれる。この塗装
の際、H型鋼の端部には、他の鋼材と接合するため、非
塗装部分を確保する必要がある。 従来、H型鋼端部に非塗装部分を確保するには、H型鋼
端部にガムテープなどを貼着して塗装を行ない、塗装
後、そのガムテープなどを剥離して非塗装部分を形成
し、または、板金加工によりトタン板でH型鋼端部を覆
う保護箱を作り、塗装時に、その保護箱をH型鋼端部に
装着して非塗装部分を形成していた。
しかしながら、上記従来のガムテープなどによる非塗装
部分の形成は、非塗装部分の境界を正確に形成するため
に、精密な貼着作業を必要とし、カッターでガムテープ
を切断して境界を形成する必要があった。従って、カッ
ターで怪我をする危険があった。また、塗装後は、その
ガムテープなどを剥離するが、この剥離に当っては、テ
ープの粘着剤がH型鋼に残存しないように慎重に行なわ
なければならなかった。 このように、ガムテープなどによる非塗装部分の形成
は、作業が煩雑で職人による作業に時間がかかるばかり
でなく、剥離したテープの再利用は不可能であるから、
コスト高になる欠点があった。 また、トタン板の保護箱による非塗装部分の形成は、数
回の使用に耐えるが、板金加工のために高価であり、粗
雑に取扱うと変形して使用不可能になる欠点があるとと
もに、金属製のため重量が大きくて使い勝手が悪いとい
う欠点があった。 さらに、その保護箱が新品のときは丁寧に取扱われる
が、使用回数が増えるにつれて、塗料で汚れるため粗雑
に扱われて損傷しやすいという欠点があった。 本出願人は、実願昭62-4305号明細書において、上記欠
点を解消するため、合成樹脂材料で作られた外カバーと
内カバーとからなり、両カバーは、背板と一対の側板と
で断面ほぼコ字形の三方に開放された箱状に形成され
て、H型鋼の端部のウェブを挿入可能な空間部を有し、
前記内カバーは前記外カバー内に外カバーからの突出長
さを自在に設定可能に挿入されているH型鋼用塗料付着
防止カバーを提案した。 この提案に係るH型鋼用塗料付着防止カバーは、合成樹
脂製でH型鋼のウェブの非塗装部分に装着するように構
成したので、カバーを装着するだけで非塗装面の境界が
正確に形成でき、また、ウェブの幅に応じて長さを適宜
調整して装着することができ、取り外しも容易であるか
ら、極めて使い勝手の優れたものである。また、カバー
は変形がなく耐久性があるため、反復使用ができるので
低コストとなる。さらに、各カバーの背板に耳片を設け
たときは、その耳片を手掛りとして、長さ調節及び取り
外しが容易にできる。などの効果が得られる。 しかし、カバーの長さをH型鋼のウェブの長さに応じて
調整するための内外カバーを摺動自在に支持する構造が
複雑で、製作が容易でなく、製作コストもかかり、特に
長さを伸長した状態における両カバーの連結状態が不確
実で、かつ、連結強度が低くなるという問題がある。 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、合成樹脂材料で作られた外カバーと内カバーとか
らなり、両カバーは、背板と一対の側板とで断面ほぼコ
字形の三方に開放された箱状に形成されて、H型鋼の端
部のウェブを挿入可能な空間部を有し、前記内カバーは
前記外カバー内に外カバーからの突出長さを自在に設定
可能に挿入されているH型鋼用塗料付着防止カバーにお
いて、内カバーを外カバーに支持する構造を簡単、安価
に製作でき、しかも、カバーを伸長した状態においても
連結状態が確実安定で、連結強度も低下しないようにし
たH型鋼用塗料付着防止カバーを提供することを目的と
する。
部分の形成は、非塗装部分の境界を正確に形成するため
に、精密な貼着作業を必要とし、カッターでガムテープ
を切断して境界を形成する必要があった。従って、カッ
ターで怪我をする危険があった。また、塗装後は、その
ガムテープなどを剥離するが、この剥離に当っては、テ
ープの粘着剤がH型鋼に残存しないように慎重に行なわ
なければならなかった。 このように、ガムテープなどによる非塗装部分の形成
は、作業が煩雑で職人による作業に時間がかかるばかり
でなく、剥離したテープの再利用は不可能であるから、
コスト高になる欠点があった。 また、トタン板の保護箱による非塗装部分の形成は、数
回の使用に耐えるが、板金加工のために高価であり、粗
雑に取扱うと変形して使用不可能になる欠点があるとと
もに、金属製のため重量が大きくて使い勝手が悪いとい
う欠点があった。 さらに、その保護箱が新品のときは丁寧に取扱われる
が、使用回数が増えるにつれて、塗料で汚れるため粗雑
に扱われて損傷しやすいという欠点があった。 本出願人は、実願昭62-4305号明細書において、上記欠
点を解消するため、合成樹脂材料で作られた外カバーと
内カバーとからなり、両カバーは、背板と一対の側板と
で断面ほぼコ字形の三方に開放された箱状に形成され
て、H型鋼の端部のウェブを挿入可能な空間部を有し、
前記内カバーは前記外カバー内に外カバーからの突出長
さを自在に設定可能に挿入されているH型鋼用塗料付着
防止カバーを提案した。 この提案に係るH型鋼用塗料付着防止カバーは、合成樹
脂製でH型鋼のウェブの非塗装部分に装着するように構
成したので、カバーを装着するだけで非塗装面の境界が
正確に形成でき、また、ウェブの幅に応じて長さを適宜
調整して装着することができ、取り外しも容易であるか
ら、極めて使い勝手の優れたものである。また、カバー
は変形がなく耐久性があるため、反復使用ができるので
低コストとなる。さらに、各カバーの背板に耳片を設け
たときは、その耳片を手掛りとして、長さ調節及び取り
外しが容易にできる。などの効果が得られる。 しかし、カバーの長さをH型鋼のウェブの長さに応じて
調整するための内外カバーを摺動自在に支持する構造が
複雑で、製作が容易でなく、製作コストもかかり、特に
長さを伸長した状態における両カバーの連結状態が不確
実で、かつ、連結強度が低くなるという問題がある。 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、合成樹脂材料で作られた外カバーと内カバーとか
らなり、両カバーは、背板と一対の側板とで断面ほぼコ
字形の三方に開放された箱状に形成されて、H型鋼の端
部のウェブを挿入可能な空間部を有し、前記内カバーは
前記外カバー内に外カバーからの突出長さを自在に設定
可能に挿入されているH型鋼用塗料付着防止カバーにお
いて、内カバーを外カバーに支持する構造を簡単、安価
に製作でき、しかも、カバーを伸長した状態においても
連結状態が確実安定で、連結強度も低下しないようにし
たH型鋼用塗料付着防止カバーを提供することを目的と
する。
本考案に係るH型鋼用塗料付着防止カバーは、上記の目
的を達成するために、外カバーの両側板の先端部内側に
全長に亘って延長する係止縁を設け、内カバーは背板を
外カバーの背板の内壁面に当接させ、内カバーの側板の
先端部を前記外カバーの係止縁に係合させてあることを
特徴とする。
的を達成するために、外カバーの両側板の先端部内側に
全長に亘って延長する係止縁を設け、内カバーは背板を
外カバーの背板の内壁面に当接させ、内カバーの側板の
先端部を前記外カバーの係止縁に係合させてあることを
特徴とする。
上記構成において、外カバー及び内カバーの空間部に、
H型鋼のウェブを押入して、そのカバーをH型鋼の端部
に装着することができる。 内カバーは外カバーに対して長手方向に摺動して伸縮自
在であり、カバーの長さをH型鋼のウェブの幅に応じて
調節可能である。 内カバーは背板が外カバーの背板の内側面に、側板の先
端部が外カバーの側板先端部内側に設けた係止縁にそれ
ぞれ当接して係合しているので、伸長した状態において
も安定性が高く、連結強度も大きい。
H型鋼のウェブを押入して、そのカバーをH型鋼の端部
に装着することができる。 内カバーは外カバーに対して長手方向に摺動して伸縮自
在であり、カバーの長さをH型鋼のウェブの幅に応じて
調節可能である。 内カバーは背板が外カバーの背板の内側面に、側板の先
端部が外カバーの側板先端部内側に設けた係止縁にそれ
ぞれ当接して係合しているので、伸長した状態において
も安定性が高く、連結強度も大きい。
次に、本考案の実施例を図面に基いて説明する。 本考案に係るH型鋼用塗料付着防止カバー(以下、単に
カバーという)Aは、第1図に示すように、外カバー1
と、内カバー2とからなっている。 カバー1は、合成樹脂材料で作られており、側板1bに力
を加えて側板1bの先端部の間隔をウェブ6bの厚みよりも
拡大させ、また、力を除いて復旧させることができる。 外カバー1は、短冊状の背板1aと、その背板の両端部か
ら同一方向に延長する矩形の側板1bとを一体に有して、
断面ほぼコ字形に形成されており、三方に開放する空間
部1cを有する。この空間部1cは、これに第6図に示すよ
うに、H型鋼6のウェブ6aの端部を挿入して、外カバー
1をH型鋼のウェブの端部に装着保持できるようにする
ためのものである。ウェブの挿入後に脱落せずに保持さ
れるようにするため、外カバーの側板1bの先端部の間隔
は、ウェブ6bの厚みよりもやや小さくされている。そし
て、カバー1は、合成樹脂材料で作られており、側板1b
に力を加えて側板1bの先端部の間隔をウェブ6bの厚みよ
りも拡大させ、また、力を除いて復旧させることができ
る。空間部1cの奥行寸法は非塗装部分の幅寸法と一致す
る。 内カバー2は、外カバー1と同一材料で、ほぼ同様の形
状及び構造に作られている。内カバー1の外カバー2の
各部に対応する部材は、2に同一のアルファベットを付
した記号で示してある。カバー2の空間部2cの奥行寸法
も非塗装部分の幅寸法と一致する。 そして、内カバー2は、外カバー1の空間部1cの内側に
双方の背板1a,2a、側板1b,2bが互いに隣接する状態で挿
入され、それらの板の面と平行な方向に摺動して、内カ
バー2の外カバー1からの突出量を加減して両カバーの
全長を伸縮可能にしてある。 両カバー1,2の全長をこのように任意の長さに伸縮可能
にした理由は、建築工事によって、大きさの異なるH型
鋼を用いる場合があるので、そのH型鋼のウェブの幅に
応じてカバーAの長さを調節できるようにするためであ
る。 内カバー2を外カバー1内に摺動自在に保持するため、
外カバー1の両側板1bの先端部の内側に突出する係止縁
1dがカバーの側板1bの全長に形成されて、内カバー2は
その背板2aを外カバー1の背板1aの内側面に当接させ、
かつ、内カバー2の側板2bの先端部を前記係止縁1dに当
接させてある。 内外カバー1,2の空間部1c,2cにH型鋼6のウェブ6aを挿
入してカバーを装着した後、内カバー2を移動してカバ
ーAの長さをウェブの幅に応じて調節することを容易に
するため、内外カバー1,2の背板1a,2aの外側に、それぞ
れ手で把持できる耳片3,4が設けてある。これらの耳片
に、孔3a,4aを設けた場合は、その孔に指を通して、容
易に大きな力を加えて移動させることができる。 第6図に、上記の構成のカバーAをH型鋼6に装着した
状態が示されている。このようにH型鋼のウェブ6aの端
部にカバーAが装着された後、H型鋼の塗装が行われて
非塗装部分が形成される。 なお、第6図において、BはH型鋼端部のフランジ6bに
非塗装部分を形成するために、本考案者が別途提案した
カバーである。カバーBは合成樹脂で箱状に一体に成形
されている。 カバーBの内部にはH型鋼6のフランジ6bの一端部が収
納可能な空間部が設けられている。このため、その空間
部の幅はフランジ6bの幅とほぼ同じで、高さがフランジ
の厚みとほぼ同じで、かつ奥行きはフランジの非塗装部
分の長さと等しくされている。 カバーBの一端面は、フランジ6bを挿入することができ
るように開放されているとともに、カバーBの対向面に
はウェブ6aを挿入することができるように開口されてい
る。5は耳片3,4と同様の耳片であり、孔5aを有する。 カバーA及びカバーBをH型鋼6の非塗装部分に装着し
たのち、塗装が行なわれる。この際、カバーA及びカバ
ーBは、スプレーガンから噴射される塗料がH型鋼6に
付着することを阻止するため、非塗装部分が形成され
る。しかも、外カバー1においては、係止縁1dがウェブ
6aに密着しているため、塗料の空間部1c内への侵入を効
果的に防止し、また、内カバー2においては、側板2bの
先端部がウェブ6aに密着しているため、塗料の空間部1c
への侵入を効果的に阻止するため、非塗装状態が完全に
保たれる。 塗装が終了したら、カバーA及びカバーBは耳片3,4,5
を手掛りとして引き抜かれる。この引き抜かれたカバー
A及びカバーBは耳片3,4,5に設けられた貫通孔3a,4a,5
aをフック等に係止させて保管される。 本実施例に係るカバーAは、合成樹脂でH型鋼6の非塗
装部分に装着するように構成したので、そのカバーAを
装着するだけで非塗装面の境界を正確に形成することが
でき、また、内外カバーの空間部の先端部間隔がH型鋼
のウェブの厚みよりもやや小さくしてあるので、装着す
るだけで、あるいはさらにカバーの長さを調節した後
も、その位置に保持され、塗料の非塗装部分への侵入を
効果的に防止できる。加えて、取り外しも容易であるか
ら極めて使い勝手の優れたものとすることができる。 また、カバーAは、変形がなく、耐久性が優れているた
め、繰り返し使用ができるので低コストとなる効果があ
る。 さらに、内外カバーの背板に耳片3,4を設けたので、こ
の耳片を用いて移動することにより、カバーの全長をH
型鋼のウェブの幅に応じて容易に調節することができ
る。また、その耳片は、これを手掛りとして取り外しが
容易で、しかも、この耳片3,4に設けられた孔を利用し
てフック等に係止して保管することができる。 さらに、内カバーは背板を外カバーの背板の内側面に当
接し、かつ、内カバーの側板の先端部を外カバーの係止
縁に当接して、摺動自在に保持しているので、カバーの
長さ調整が円滑にでき、かつ、伸長状態においても内カ
バーは背板と側板先端部において外カバーに係止される
から、安定性が高く、連結強度が大きい。係止縁1dは背
板方向に折返さなくとも側板に対して直角に屈曲された
ものであっても同一の作用効果が奏される。 なお、カバーAのH型鋼6に対する挿入量を変化させ
て、非塗装部分の境界を適宜選択することもできる。 カバーは合成樹脂製であるから、塗料に含まれるシンナ
ーやアセトンなどにおかされない樹脂又は塗料の付着し
にくい樹脂などを選定して、耐薬品性、耐汚染性を容易
に備えることができる。
カバーという)Aは、第1図に示すように、外カバー1
と、内カバー2とからなっている。 カバー1は、合成樹脂材料で作られており、側板1bに力
を加えて側板1bの先端部の間隔をウェブ6bの厚みよりも
拡大させ、また、力を除いて復旧させることができる。 外カバー1は、短冊状の背板1aと、その背板の両端部か
ら同一方向に延長する矩形の側板1bとを一体に有して、
断面ほぼコ字形に形成されており、三方に開放する空間
部1cを有する。この空間部1cは、これに第6図に示すよ
うに、H型鋼6のウェブ6aの端部を挿入して、外カバー
1をH型鋼のウェブの端部に装着保持できるようにする
ためのものである。ウェブの挿入後に脱落せずに保持さ
れるようにするため、外カバーの側板1bの先端部の間隔
は、ウェブ6bの厚みよりもやや小さくされている。そし
て、カバー1は、合成樹脂材料で作られており、側板1b
に力を加えて側板1bの先端部の間隔をウェブ6bの厚みよ
りも拡大させ、また、力を除いて復旧させることができ
る。空間部1cの奥行寸法は非塗装部分の幅寸法と一致す
る。 内カバー2は、外カバー1と同一材料で、ほぼ同様の形
状及び構造に作られている。内カバー1の外カバー2の
各部に対応する部材は、2に同一のアルファベットを付
した記号で示してある。カバー2の空間部2cの奥行寸法
も非塗装部分の幅寸法と一致する。 そして、内カバー2は、外カバー1の空間部1cの内側に
双方の背板1a,2a、側板1b,2bが互いに隣接する状態で挿
入され、それらの板の面と平行な方向に摺動して、内カ
バー2の外カバー1からの突出量を加減して両カバーの
全長を伸縮可能にしてある。 両カバー1,2の全長をこのように任意の長さに伸縮可能
にした理由は、建築工事によって、大きさの異なるH型
鋼を用いる場合があるので、そのH型鋼のウェブの幅に
応じてカバーAの長さを調節できるようにするためであ
る。 内カバー2を外カバー1内に摺動自在に保持するため、
外カバー1の両側板1bの先端部の内側に突出する係止縁
1dがカバーの側板1bの全長に形成されて、内カバー2は
その背板2aを外カバー1の背板1aの内側面に当接させ、
かつ、内カバー2の側板2bの先端部を前記係止縁1dに当
接させてある。 内外カバー1,2の空間部1c,2cにH型鋼6のウェブ6aを挿
入してカバーを装着した後、内カバー2を移動してカバ
ーAの長さをウェブの幅に応じて調節することを容易に
するため、内外カバー1,2の背板1a,2aの外側に、それぞ
れ手で把持できる耳片3,4が設けてある。これらの耳片
に、孔3a,4aを設けた場合は、その孔に指を通して、容
易に大きな力を加えて移動させることができる。 第6図に、上記の構成のカバーAをH型鋼6に装着した
状態が示されている。このようにH型鋼のウェブ6aの端
部にカバーAが装着された後、H型鋼の塗装が行われて
非塗装部分が形成される。 なお、第6図において、BはH型鋼端部のフランジ6bに
非塗装部分を形成するために、本考案者が別途提案した
カバーである。カバーBは合成樹脂で箱状に一体に成形
されている。 カバーBの内部にはH型鋼6のフランジ6bの一端部が収
納可能な空間部が設けられている。このため、その空間
部の幅はフランジ6bの幅とほぼ同じで、高さがフランジ
の厚みとほぼ同じで、かつ奥行きはフランジの非塗装部
分の長さと等しくされている。 カバーBの一端面は、フランジ6bを挿入することができ
るように開放されているとともに、カバーBの対向面に
はウェブ6aを挿入することができるように開口されてい
る。5は耳片3,4と同様の耳片であり、孔5aを有する。 カバーA及びカバーBをH型鋼6の非塗装部分に装着し
たのち、塗装が行なわれる。この際、カバーA及びカバ
ーBは、スプレーガンから噴射される塗料がH型鋼6に
付着することを阻止するため、非塗装部分が形成され
る。しかも、外カバー1においては、係止縁1dがウェブ
6aに密着しているため、塗料の空間部1c内への侵入を効
果的に防止し、また、内カバー2においては、側板2bの
先端部がウェブ6aに密着しているため、塗料の空間部1c
への侵入を効果的に阻止するため、非塗装状態が完全に
保たれる。 塗装が終了したら、カバーA及びカバーBは耳片3,4,5
を手掛りとして引き抜かれる。この引き抜かれたカバー
A及びカバーBは耳片3,4,5に設けられた貫通孔3a,4a,5
aをフック等に係止させて保管される。 本実施例に係るカバーAは、合成樹脂でH型鋼6の非塗
装部分に装着するように構成したので、そのカバーAを
装着するだけで非塗装面の境界を正確に形成することが
でき、また、内外カバーの空間部の先端部間隔がH型鋼
のウェブの厚みよりもやや小さくしてあるので、装着す
るだけで、あるいはさらにカバーの長さを調節した後
も、その位置に保持され、塗料の非塗装部分への侵入を
効果的に防止できる。加えて、取り外しも容易であるか
ら極めて使い勝手の優れたものとすることができる。 また、カバーAは、変形がなく、耐久性が優れているた
め、繰り返し使用ができるので低コストとなる効果があ
る。 さらに、内外カバーの背板に耳片3,4を設けたので、こ
の耳片を用いて移動することにより、カバーの全長をH
型鋼のウェブの幅に応じて容易に調節することができ
る。また、その耳片は、これを手掛りとして取り外しが
容易で、しかも、この耳片3,4に設けられた孔を利用し
てフック等に係止して保管することができる。 さらに、内カバーは背板を外カバーの背板の内側面に当
接し、かつ、内カバーの側板の先端部を外カバーの係止
縁に当接して、摺動自在に保持しているので、カバーの
長さ調整が円滑にでき、かつ、伸長状態においても内カ
バーは背板と側板先端部において外カバーに係止される
から、安定性が高く、連結強度が大きい。係止縁1dは背
板方向に折返さなくとも側板に対して直角に屈曲された
ものであっても同一の作用効果が奏される。 なお、カバーAのH型鋼6に対する挿入量を変化させ
て、非塗装部分の境界を適宜選択することもできる。 カバーは合成樹脂製であるから、塗料に含まれるシンナ
ーやアセトンなどにおかされない樹脂又は塗料の付着し
にくい樹脂などを選定して、耐薬品性、耐汚染性を容易
に備えることができる。
本考案に係るカバーは、合成樹脂製でH型鋼のウェブの
非塗装部分に装着するように構成したので、カバーを装
着するだけで非塗装面の境界が正確に形成でき、また、
ウェブの幅に応じて長さを適宜調整して装着することが
でき、取り外しも容易であるから、極めて使い勝手の優
れたものである。 また、カバーは、変形がなく、耐久性があるため、反復
使用ができるので、低コストとなる効果がある。 さらに、外カバーの両側板の先端部内側に全長に亘って
延長する係止縁を設け、前記内カバーはその背板を前記
外カバーの背板の内壁面に当接させ、かつ前記内カバー
の側板の先端部を前記外カバーの係止縁に係合させてあ
るので、カバーの伸縮作用を円滑に行うことができ、内
カバーを外カバーから引き出して伸長した状態において
も、内カバーの外カバーに対する保持安定性が高く連結
強度が大きい。
非塗装部分に装着するように構成したので、カバーを装
着するだけで非塗装面の境界が正確に形成でき、また、
ウェブの幅に応じて長さを適宜調整して装着することが
でき、取り外しも容易であるから、極めて使い勝手の優
れたものである。 また、カバーは、変形がなく、耐久性があるため、反復
使用ができるので、低コストとなる効果がある。 さらに、外カバーの両側板の先端部内側に全長に亘って
延長する係止縁を設け、前記内カバーはその背板を前記
外カバーの背板の内壁面に当接させ、かつ前記内カバー
の側板の先端部を前記外カバーの係止縁に係合させてあ
るので、カバーの伸縮作用を円滑に行うことができ、内
カバーを外カバーから引き出して伸長した状態において
も、内カバーの外カバーに対する保持安定性が高く連結
強度が大きい。
第1図は本考案に係るカバーの斜視図、第2図は内カバ
ーを引き伸ばしてカバーの長さを変えた状態を示す斜視
図、第3図は同じものを反対側から見た斜視図、第4図
は第2図のIV-IV線断面図、第5図は第2図のV-V線断面
図、第6図はH型鋼に装着した状態を示す斜視図であ
る。 A…カバー、 1…外カバー、 1a…背板、 1b…側板、 1c…空間部、 1d…係止縁、 2…内カバー、 2a…背板、 2b…側板、 2c…空間部、 3,4…耳片、 3a,4a…孔、 6…H型鋼、 6a…ウェブ、 6b…フランジ。
ーを引き伸ばしてカバーの長さを変えた状態を示す斜視
図、第3図は同じものを反対側から見た斜視図、第4図
は第2図のIV-IV線断面図、第5図は第2図のV-V線断面
図、第6図はH型鋼に装着した状態を示す斜視図であ
る。 A…カバー、 1…外カバー、 1a…背板、 1b…側板、 1c…空間部、 1d…係止縁、 2…内カバー、 2a…背板、 2b…側板、 2c…空間部、 3,4…耳片、 3a,4a…孔、 6…H型鋼、 6a…ウェブ、 6b…フランジ。
Claims (1)
- 【請求項1】合成樹脂材料で作られた外カバーと内カバ
ーとからなり、両カバーは、短冊状の背板と前記背板の
両端部から同一方向に延長する矩形の側板とを一体に有
して、断面ほぼコ字形の三方に開放された、H型鋼の端
部のウエブを挿入するための空間部を有し、前記内カバ
ーの一対の側板と背板が前記外カバーの一対の側板と背
板にそれぞれ重なるようにして、前記外カバーからの突
出長さを自在に設定可能に前記内カバーが前記外カバー
に挿入されているH型鋼用塗料付着防止カバーにおい
て、 前記外カバーの両側板の先端部内側に全長に亘って延長
する係止縁を設け、前記内カバーはその背板を前記外カ
バーの背板の内壁面に当接させ、かつ前記内カバーの側
板の先端部を前記外カバーの係止縁に係合させてあるこ
とを特徴とするH型鋼用塗料付着防止カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987039070U JPH0641661Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | H型鋼用塗料付着防止カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987039070U JPH0641661Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | H型鋼用塗料付着防止カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63149267U JPS63149267U (ja) | 1988-09-30 |
| JPH0641661Y2 true JPH0641661Y2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=30851903
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987039070U Expired - Lifetime JPH0641661Y2 (ja) | 1987-03-17 | 1987-03-17 | H型鋼用塗料付着防止カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641661Y2 (ja) |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS608014Y2 (ja) * | 1979-02-28 | 1985-03-19 | 松下電工株式会社 | すい木カバ− |
| JPS5924176U (ja) * | 1982-07-31 | 1984-02-15 | 植原鉄構有限会社 | 鋼材用養生カバ− |
| JPS59184969U (ja) * | 1983-05-24 | 1984-12-08 | 有限会社 生田工業所 | 塗装マスキング用具 |
| JPS60108370U (ja) * | 1983-12-23 | 1985-07-23 | 畠中 信義 | 鋼材の塗装保護カバ− |
-
1987
- 1987-03-17 JP JP1987039070U patent/JPH0641661Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63149267U (ja) | 1988-09-30 |
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