JPH0641712U - 胃内異物吸着磁石 - Google Patents
胃内異物吸着磁石Info
- Publication number
- JPH0641712U JPH0641712U JP8008992U JP8008992U JPH0641712U JP H0641712 U JPH0641712 U JP H0641712U JP 8008992 U JP8008992 U JP 8008992U JP 8008992 U JP8008992 U JP 8008992U JP H0641712 U JPH0641712 U JP H0641712U
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- magnet
- magnetic
- disk
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量かつ低価格でしかも磁性異物の吸着性能
が高い胃内異物吸着磁石を提供する。 【構成】 両端面に一対の磁極を有する複数個の円板状
磁石を、同極性の磁極を対向させかつ磁性体からなる円
板状ヨークを介して軸方向に連結した磁石ユニットと、
前記磁石ユニットを収容しかつ両端が密閉された非磁性
円筒状ケースとを有し、前記非磁性円筒状ケースを耐食
性を有する樹脂材料により形成する。
が高い胃内異物吸着磁石を提供する。 【構成】 両端面に一対の磁極を有する複数個の円板状
磁石を、同極性の磁極を対向させかつ磁性体からなる円
板状ヨークを介して軸方向に連結した磁石ユニットと、
前記磁石ユニットを収容しかつ両端が密閉された非磁性
円筒状ケースとを有し、前記非磁性円筒状ケースを耐食
性を有する樹脂材料により形成する。
Description
【0001】
本考案は、反芻動物特に牛が飼料と共に嚥下しその結果第二胃に集積滞留した 釘、針、針金および磁性粉等の磁性材料からなる異物を吸着除去するために使用 される胃内異物吸着磁石に関するものである。
【0002】
牧草地において牧草を飼料とする牛は、典型的な反芻動物であるため、その習 性として採食時においては飼料を咀嚼せずに嚥下してしまう。従って牧草である 飼料中に混在し、若しくは放牧場等に落下している釘、針、針金、磁性粉等の細 長い尖鋭な金属片も飼料若しくは牧草と共に摂取されて第二胃に集まり、胃の運 動によって上記金属片が胃壁を穿刺する結果、胃炎若しくは消化障害を含む各種 の疾病を発生し、甚だしい場合には胃壁穿孔、胃壁化膿等により死亡事故に至る こともある。
【0003】 上記のような事故を防止するために、従来から牛に投与する飼料に対して、金 属異物、特に鉄鋼片の検出、分別装置による飼料管理を行うと共に、上記のよう な管理、整備にも拘わらず、飼料中に異物が飼料中に異物が混入する結果、牛の 死亡事故が往々にして発生する。このため、従来から永久磁石又はそれと磁極片 とを組合せた吸着磁石を牛の第二胃に滞留させ、誤って摂取した磁性材料からな る異物を吸着し、胃壁が尖鋭な金属片によって穿刺損傷されることを防止する手 段が採用されている。
【0004】 この種胃内異物吸着磁石としては、例えば両端面に異なる極性の磁極を設けた 円板状の磁石を、交互に極性を反転させかつ磁石間に磁性板を設けて同軸的に結 合した構造のものが提案されている(実公昭57−53550号、実開昭60− 61703号等参照)。このような構造であると、両端部のみならず、中間部に も複数個の磁極があるため、細長い金属片であっても磁石の中間部に長手方向を 略同軸的に揃えて吸着される結果、胃壁を穿刺しないという効果が期待される。
【0005】 しかしながら上記の吸着磁石は、何れもフェライト磁石によって構成したもの であり、磁力が不十分である。すなわち胃内異物吸着磁石とした後の表面磁束密 度は1600〜1800Gに過ぎず、尖鋭な金属片を完全に、かつ胃壁を穿刺し ないように吸着磁石表面に同軸的に吸着保持することができないという問題点が ある。また上記の吸着磁石は、多孔質の焼結フェライト磁石が露出した構成であ るため、使用中に胃液に侵食されて外表面から欠落する結果、寿命が極めて短い という問題点もある。
【0006】 そこでこれらの欠点を解消すべく、希土類・鉄・ボロン系磁石とヨークとを交 互に軸方向に連結した円柱体を耐食性非磁性材料からなるケース内に収容した胃 内異物吸着磁石が提案されている(米国特許第5,096,763号明細書参照 )。
【0007】
この胃内異物吸着磁石によれば、両端部よりも中間部における表面磁束密度が 大であるため、釘又は針金等の細長い異物であっても略同軸的に吸着保持するこ とができ、異物の先端による胃壁の穿刺を完全に防止できるので、寿命が長いと いう利点がある。
【0008】 しかるにこの胃内異物吸着磁石にも次のような若干の改良の余地が残されてい る。すなわち上記の耐食性材料としてSUS304のようなステンレス鋼を使用 しているので、重量が比較的大でまた価格が比較的大である点で十分とは言えな い。
【0009】 したがって本考案の目的は、軽量かつ低価格でしかも磁性異物の吸着性能も高 い胃内異物吸着磁石を提供することである。
【0010】
上記目的を達成するために、本考案においては、両端面に一対の磁極を有する 円板状磁石を、同極性の磁極を対向させかつ磁性体からなる円板状ヨークを介し て軸方向に連結した磁石ユニットと、前記磁石ユニットを収納しかつ両端が密閉 された非磁性円筒状ケースとを有する胃内異物吸着磁石において、前記非磁性円 筒状ケースを耐食性を有する樹脂材料により形成する、という技術的手段を採用 した。
【0011】
上記の構成により、磁石ユニットを収容する円筒状ケースを耐食性を有する樹 脂材料で形成するので、軽量でかつ安価な胃内異物磁石が得られる。しかも吸着 磁石の中間の磁力を端部よりも大とすることが可能であるので、細長い金属片で あっても上記ケースの中間部表面に優先的にかつ略同軸的に吸着保持することが できる。
【0012】
以下本考案の詳細を図面より説明する。 図1は本考案の一実施例を示す胃内異物吸着磁石の断面図である。同図におい て、1は磁石ユニットであり、厚さ方向に着磁して両端面に一対の磁極(N、S )を設けた円板状永久磁石2と、鉄又は鋼等の磁性体からなる円板状ヨーク3と を交互に連結したものであり、相隣る永久磁石2は同極性の磁極が対向するよう に配設する。4は有底円筒状のケースであり、5はケース4の開放端を密閉する キャップであり、いずれも耐食性を有する樹脂材料で形成されている。
【0013】 この吸着磁石において、円板状磁石は、フェライト磁石、希土類磁石等の公知 の永久磁石材料で形成することができるが、吸着性能の点からR(Nd、Pr、 Dy等の希土類元素の1種以上)−Fe−B系材料により形成することが望まし い(米国特許第5,096,763号明細書参照)。
【0014】 また、ケース4及びキャップ5を形成する樹脂材料としては、耐食性の点から フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ジアリルフタレート樹脂、不飽和ポリエステル 樹脂、シリコーン樹脂、あるいはビスマレイシドリアジン樹脂等の熱硬化性樹脂 を用いることが好ましい。 更にケースの強度を高める必要がある場合には、上記樹脂材料にガラス繊維、 カーボン繊維等のフィラーを適当量(10〜40重量%程度)添加して成形すれ ばよい。
【0015】 上記吸着磁石を組立てるには、ケース4内に厚さ方向に着磁された円板状磁石 2と円板状ヨーク3とを交互にかつ同極性の磁極が対向する如く挿入し、次いで ケース4の内周面に円周溝41を形成し、キャップ5の外両端に円環状突起51 を設けておき、突起51を円周溝41に嵌め込むことでよい。
【0016】 図2は本考案の他の実施例を示す胃内異物吸着磁石の断面図であり、図1と同 一部分は同一の参照符号で示す。この吸着磁石は、磁石ユニット1を一体に形成 されたケース42内に収容したものであり、例えば磁石ユニット1を成形金型内 にインサートしておき、次いで成形キャビティ内に熱硬化性樹脂と硬化剤を含む 組成物を充填し、その後加熱硬化させることにより得ることができる。
【0017】 図3は、図1において、磁石ユニットを、外径14mm,厚さ4mmのNd− Fe−B系磁石(日立金属製HS−30BV)と外径14mm,厚さ4.5mm のヨーク(SS−41)により形成し、ケース1とキャップをフェノール樹脂で 形成した吸着磁石の軸方向の表面磁束密度分布を示す。図3から、本考案の吸着 磁石は、表面磁束密度が2600〜3000Gと高く(フェライト磁石の1.4 〜1.9倍)かつ中間部の磁束密度が端部よりも大きいので優れた吸着性能を有 することがわかる。
【0018】
以上に記述の如く、本考案によれば、軽量かつ安価でしかも磁性異物の吸着性 能の高い胃内異物吸着磁石を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す一部縦断面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す一部断面図である。
【図3】本考案における軸方向の表面磁束波形を示す図
である。
である。
1 磁石ユニット 2 円板状永久磁石 3 円板状ヨーク 4 円筒状ケース
Claims (1)
- 【請求項1】 両端面に一対の磁極を有する複数個の円
板状磁石を、同極性の磁極を対向させかつ磁性体からな
る円板状ヨークを介して軸方向に連結した磁石ユニット
と、前記磁石ユニットを収容しかつ両端が密閉された非
磁性円筒状ケースとを有する胃内異物吸着磁石におい
て、前記非磁性円筒状ケースを耐食性を有する樹脂材料
により形成したことを特徴とする胃内異物吸着磁石。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8008992U JPH0641712U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 胃内異物吸着磁石 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8008992U JPH0641712U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 胃内異物吸着磁石 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641712U true JPH0641712U (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=13708476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8008992U Pending JPH0641712U (ja) | 1992-11-20 | 1992-11-20 | 胃内異物吸着磁石 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641712U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109847934A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-06-07 | 浙江盾安智控科技股份有限公司 | 磁性过滤器及其磁性过滤芯组装方法 |
-
1992
- 1992-11-20 JP JP8008992U patent/JPH0641712U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109847934A (zh) * | 2018-12-12 | 2019-06-07 | 浙江盾安智控科技股份有限公司 | 磁性过滤器及其磁性过滤芯组装方法 |
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