JPH0641776A - シアル酸の精製法 - Google Patents
シアル酸の精製法Info
- Publication number
- JPH0641776A JPH0641776A JP14230191A JP14230191A JPH0641776A JP H0641776 A JPH0641776 A JP H0641776A JP 14230191 A JP14230191 A JP 14230191A JP 14230191 A JP14230191 A JP 14230191A JP H0641776 A JPH0641776 A JP H0641776A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sialic acid
- electrodialysis
- acid
- ion exchange
- purity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Saccharide Compounds (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シアル酸を大量に精製する方法を提供する。
【構成】 シアル酸含有天然物の加水分解液を、少なく
とも2種類のイオン交換膜を用いた、少なくとも2段階
の電気透析によりシアル酸を得ることを特徴とするシア
ル酸の精製法。 【効果】 本発明により、1種類のみのイオン交換膜を
用いた電気透析では、従来困難であったシアル酸精製法
が解決された。すなわち、2種類の膜を用いることによ
り、約100%のシアル酸回収が可能となるとともに、
脱塩も完全に行われ、高純度シアル酸を得ることができ
る。
とも2種類のイオン交換膜を用いた、少なくとも2段階
の電気透析によりシアル酸を得ることを特徴とするシア
ル酸の精製法。 【効果】 本発明により、1種類のみのイオン交換膜を
用いた電気透析では、従来困難であったシアル酸精製法
が解決された。すなわち、2種類の膜を用いることによ
り、約100%のシアル酸回収が可能となるとともに、
脱塩も完全に行われ、高純度シアル酸を得ることができ
る。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、シアル酸含有の天然物
を原料としてシアル酸を大量に精製する方法に関する。
を原料としてシアル酸を大量に精製する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】シアル酸は、ノイラミン酸の総称で自然
界には多くの種類の誘導体が存在する。そのうち主なも
のは、N−アセチルノイラミン酸である。近年、シアル
酸はコレラ毒素の中和活性,ウイルスのレセプターの役
割,細胞間確認能,去痰活性等に関与することが知られ
ており、医薬用への需要が高まりつつある。シアル酸
は、生体中で糖タンパク質や糖脂質の非還元末端に存在
し自然界に広く分布しているものの、シアル酸を含有す
る天然物から大量に製造することは困難である。
界には多くの種類の誘導体が存在する。そのうち主なも
のは、N−アセチルノイラミン酸である。近年、シアル
酸はコレラ毒素の中和活性,ウイルスのレセプターの役
割,細胞間確認能,去痰活性等に関与することが知られ
ており、医薬用への需要が高まりつつある。シアル酸
は、生体中で糖タンパク質や糖脂質の非還元末端に存在
し自然界に広く分布しているものの、シアル酸を含有す
る天然物から大量に製造することは困難である。
【0003】従来、シアル酸の精製法に電気透析を用い
た物として、ヒヨコ胎便からの調整(昭和64年特許公
開第34995号),乳質物質からの高純度シアル酸の
調整法(昭和64年特許公開第40491号)が報告さ
れている。しかし、前者は、シアル酸をアニオン交換樹
脂に吸着させた後、単に脱塩操作として電気透析を用い
ているにすぎない。一方、後者はシアル酸そのものの製
造手段として電気透析を用いているが、イオン交換膜を
一種類のみ使用している。そのため、塩とシアル酸が同
時に膜を透過してしまい、シアル酸の回収率を著しく落
としてしまうものであった。
た物として、ヒヨコ胎便からの調整(昭和64年特許公
開第34995号),乳質物質からの高純度シアル酸の
調整法(昭和64年特許公開第40491号)が報告さ
れている。しかし、前者は、シアル酸をアニオン交換樹
脂に吸着させた後、単に脱塩操作として電気透析を用い
ているにすぎない。一方、後者はシアル酸そのものの製
造手段として電気透析を用いているが、イオン交換膜を
一種類のみ使用している。そのため、塩とシアル酸が同
時に膜を透過してしまい、シアル酸の回収率を著しく落
としてしまうものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はシアル酸を大
量に精製する方法を確立し、提供することを目的とす
る。
量に精製する方法を確立し、提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上述の実
状に鑑み、シアル酸の精製法につき鋭意研究を重ねた結
果、シアル酸含有の天然物を加水分解し、遊離のシアル
酸含有加水分解液を少なくとも2種類のイオン交換膜を
用い、少なくとも2段階の電気透析により、高収率でし
かも高純度のシアル酸が得られることを見い出し本発明
を完成するに至った。即ち、本発明はシアル酸含有の天
然物を加水分解後、少なくとも2種類のイオン交換膜を
用いた、少なくとも2段階の電気透析によるシアル酸の
精製法に関する。
状に鑑み、シアル酸の精製法につき鋭意研究を重ねた結
果、シアル酸含有の天然物を加水分解し、遊離のシアル
酸含有加水分解液を少なくとも2種類のイオン交換膜を
用い、少なくとも2段階の電気透析により、高収率でし
かも高純度のシアル酸が得られることを見い出し本発明
を完成するに至った。即ち、本発明はシアル酸含有の天
然物を加水分解後、少なくとも2種類のイオン交換膜を
用いた、少なくとも2段階の電気透析によるシアル酸の
精製法に関する。
【0006】本発明でシアル酸とは、N−アセチルノイ
ラミン酸である。シアル酸製造原料は、公知の卵(卵
白,カラザ,卵黄など)、乳質原料(牛乳,羊乳,母
乳,チーズホエーなど)、大腸菌から得られるコロミン
酸、梅つばめの巣など、いずれの原料を用いてもかまわ
ない。いずれの原料を用いるにしても、多くのシアル酸
はグリコシド結合をしており、遊離の状態で存在するも
のはまれであり、高収率を得るため公知の方法により加
水分解を行う。加水分解には酸加水分解もしくは酵素に
よる加水分解が適用できる。
ラミン酸である。シアル酸製造原料は、公知の卵(卵
白,カラザ,卵黄など)、乳質原料(牛乳,羊乳,母
乳,チーズホエーなど)、大腸菌から得られるコロミン
酸、梅つばめの巣など、いずれの原料を用いてもかまわ
ない。いずれの原料を用いるにしても、多くのシアル酸
はグリコシド結合をしており、遊離の状態で存在するも
のはまれであり、高収率を得るため公知の方法により加
水分解を行う。加水分解には酸加水分解もしくは酵素に
よる加水分解が適用できる。
【0007】例えば、酸加水分解法の場合、原料に硫
酸,塩酸,シュウ酸等の酸を添加し、pH0.6〜2.
5に調整後、70〜90℃で30〜120分間加熱した
後、水酸化バリウム,水酸化カルシウム等の中和剤によ
って中和すればよい。次いで得られた加水分解液は、濾
過または遠心分離により不溶物を除去するがそのままで
は純度が低いため精製を目的として電気透析を行う。電
気透析に用いるイオン交換膜は、少なくとも2種類が用
いられる。必要があればそれ以上の種類が用いられる。
好ましくは、2種類が用いられる。1種類だけの膜では
本発明を貫徹することはできない。
酸,塩酸,シュウ酸等の酸を添加し、pH0.6〜2.
5に調整後、70〜90℃で30〜120分間加熱した
後、水酸化バリウム,水酸化カルシウム等の中和剤によ
って中和すればよい。次いで得られた加水分解液は、濾
過または遠心分離により不溶物を除去するがそのままで
は純度が低いため精製を目的として電気透析を行う。電
気透析に用いるイオン交換膜は、少なくとも2種類が用
いられる。必要があればそれ以上の種類が用いられる。
好ましくは、2種類が用いられる。1種類だけの膜では
本発明を貫徹することはできない。
【0008】まず、1段階目の電気透析としてルーズな
膜にて加水分解液中のシアル酸及び塩を通し、他の夾雑
物を通さない。ここで用いるイオン交換膜は、ルーズな
膜の陽イオン交換膜としてネオセプタCM−1(徳山曹
達社製),セレミオンCMV(旭硝子社製)等、陰イオ
ン交換膜としてネオセプ夕AFN,セレミオンAMV等
をあげることができる。更に、2段階目として、タイト
な膜(つまり、脱塩専用の膜)にて、1段階目で通過し
たシアル酸及び塩のうち、塩だけを通し、シアル酸溶液
を得る。ここで用いるタイトな膜の陽イオン交換膜とし
てネオセプタCM−2,セレミオンCMV等、陰イオン
交換膜としてネオセプタACS,セレミオンASV等を
あげることができる。更に、必要があれば、膜の種類を
交換するか、それともそのままで複数段階の電気透析を
行うことができる。
膜にて加水分解液中のシアル酸及び塩を通し、他の夾雑
物を通さない。ここで用いるイオン交換膜は、ルーズな
膜の陽イオン交換膜としてネオセプタCM−1(徳山曹
達社製),セレミオンCMV(旭硝子社製)等、陰イオ
ン交換膜としてネオセプ夕AFN,セレミオンAMV等
をあげることができる。更に、2段階目として、タイト
な膜(つまり、脱塩専用の膜)にて、1段階目で通過し
たシアル酸及び塩のうち、塩だけを通し、シアル酸溶液
を得る。ここで用いるタイトな膜の陽イオン交換膜とし
てネオセプタCM−2,セレミオンCMV等、陰イオン
交換膜としてネオセプタACS,セレミオンASV等を
あげることができる。更に、必要があれば、膜の種類を
交換するか、それともそのままで複数段階の電気透析を
行うことができる。
【0009】電気透析は、いずれの段階においても、サ
ンプルの伝導度を測定し、その伝導度の減少がこれ以上
進まなくなるまで続け、その時点を電気透析終了の目安
とする。図1に、2段階で電気透析を行った際のシアル
酸と伝導度(この場合、塩を示す)の経時変化を示す。
ンプルの伝導度を測定し、その伝導度の減少がこれ以上
進まなくなるまで続け、その時点を電気透析終了の目安
とする。図1に、2段階で電気透析を行った際のシアル
酸と伝導度(この場合、塩を示す)の経時変化を示す。
【0010】
【図1】
【0011】図1より明らかなように、1段階目の電気
透析にて完全にシアル酸を回収することにより、シアル
酸の回収率を100%近くまで上げることが可能とな
る。しかし、1種類のみの膜にて、精製を行えば図1の
1段階目の結果となる。つまり、電気透析開始後30分
の時点から、シアル酸の回収を行うとすれば、その時点
ですでに、約30%のシアル酸が塩とともに濃縮槽側に
透過して大きな損失となる。その後、濃縮槽内の液を捨
て純水に置き換え、シアル酸の回収を行っても、完全な
脱塩がされておらず、シアル酸純度の低下をまねく。
透析にて完全にシアル酸を回収することにより、シアル
酸の回収率を100%近くまで上げることが可能とな
る。しかし、1種類のみの膜にて、精製を行えば図1の
1段階目の結果となる。つまり、電気透析開始後30分
の時点から、シアル酸の回収を行うとすれば、その時点
ですでに、約30%のシアル酸が塩とともに濃縮槽側に
透過して大きな損失となる。その後、濃縮槽内の液を捨
て純水に置き換え、シアル酸の回収を行っても、完全な
脱塩がされておらず、シアル酸純度の低下をまねく。
【0012】従って、1段階目で完全にシアル酸を回収
することにより回収率を100%にすること。2段階目
で脱塩を完全に行うことにより、シアル酸純度を上げる
こと。以上2点を達成することが本発明によってなされ
るわけである。この電気透析処理したシアル酸溶液は、
そのまま減圧乾燥,噴霧乾燥あるいは凍結乾燥すること
によりシアル酸を得ることができる。更に必要があれ
ば、陰イオン交換樹脂,ゲル濾過,シリカゲル等を用い
て、精製を進め、シアル酸を得ることができる。
することにより回収率を100%にすること。2段階目
で脱塩を完全に行うことにより、シアル酸純度を上げる
こと。以上2点を達成することが本発明によってなされ
るわけである。この電気透析処理したシアル酸溶液は、
そのまま減圧乾燥,噴霧乾燥あるいは凍結乾燥すること
によりシアル酸を得ることができる。更に必要があれ
ば、陰イオン交換樹脂,ゲル濾過,シリカゲル等を用い
て、精製を進め、シアル酸を得ることができる。
【0013】以下に実施例を示し、本発明をより具体的
に説明する。
に説明する。
試験例.1段階と2段階での電気透析によるシアル酸回
収率比較 脱脂卵黄3kgに水9リッ卜ルを加え、6N硫酸にてp
H1.4に調整後80℃,1時間加水分解し、飽和水酸
化バリウムにてpH6.0にし、セライト濾過を行い加
水分解液9リッ卜ルを得た。1種類のみでの電気透析
は、ネオセプタAFN,CM−1を用い、脱塩処理を電
導度で2mS/cmになるまで行った後、一旦濃縮液槽
を捨て濃縮槽に蒸留水をいれ、再び電導度50μS/c
mまで透析を行った。一方、脱塩処理を500μS/c
mまで行い、同様の操作を行いシアル酸を回収すること
を行った。2種類の膜での電気透析では、1段階目でネ
オセプタAFN,CM−1で電導度50μS/cmまで
行い、シアル酸と塩を通過させた後、2段階目でネオセ
プタACS,CM−2で電導度150μS/cmまで脱
塩を行った。その結果を表1に示す。
収率比較 脱脂卵黄3kgに水9リッ卜ルを加え、6N硫酸にてp
H1.4に調整後80℃,1時間加水分解し、飽和水酸
化バリウムにてpH6.0にし、セライト濾過を行い加
水分解液9リッ卜ルを得た。1種類のみでの電気透析
は、ネオセプタAFN,CM−1を用い、脱塩処理を電
導度で2mS/cmになるまで行った後、一旦濃縮液槽
を捨て濃縮槽に蒸留水をいれ、再び電導度50μS/c
mまで透析を行った。一方、脱塩処理を500μS/c
mまで行い、同様の操作を行いシアル酸を回収すること
を行った。2種類の膜での電気透析では、1段階目でネ
オセプタAFN,CM−1で電導度50μS/cmまで
行い、シアル酸と塩を通過させた後、2段階目でネオセ
プタACS,CM−2で電導度150μS/cmまで脱
塩を行った。その結果を表1に示す。
【0014】
【表1】
【0015】表1により明らかなように、2種類の膜を
使用した場合、回収率99%とシアル酸の損失がなくほ
ぼ100%の高収率であった。一方、1種類のみの膜で
は、88%と70%と損失が大きかった。更に、純度に
おいても1種類の膜のみの場合、脱塩が完全に行うこと
ができず、残っている塩が不純物となり、23%,36
%と純度の低いシアル酸しか得ることができなかった。
一方、2種類の膜を使用した場合、68%と2〜3倍の
高純度であった。本試験から、少なくとも2種類のイオ
ン交換膜にて、少なくとも2段階の電気透析を行うこと
により、高回収率で高純度のシアル酸を得ることができ
る。
使用した場合、回収率99%とシアル酸の損失がなくほ
ぼ100%の高収率であった。一方、1種類のみの膜で
は、88%と70%と損失が大きかった。更に、純度に
おいても1種類の膜のみの場合、脱塩が完全に行うこと
ができず、残っている塩が不純物となり、23%,36
%と純度の低いシアル酸しか得ることができなかった。
一方、2種類の膜を使用した場合、68%と2〜3倍の
高純度であった。本試験から、少なくとも2種類のイオ
ン交換膜にて、少なくとも2段階の電気透析を行うこと
により、高回収率で高純度のシアル酸を得ることができ
る。
【0016】実施例1.チーズホエー5kgに塩酸を加
え、pH1.6に調整後、80℃,1時間加水分解を行
った。水酸化ナトリウムにてpH6.0まで中和し、セ
ライト濾過し、加水分解後10リッ卜ルを得た。次に、
電気透析装置マイクロ・アシライザーG3(旭化成工業
株式会社製)、イオン交換膜AC−230−400
(同)にて、伝導度50μS/cmまで1段階目の電気
透析を行い、この濃縮槽液を得た。次に、2段階目の電
気透析としてイオン交換膜AC−110−400に膜を
交換後、脱塩を行い、シアル酸溶液を得た。こうして得
たシアル酸溶液を減圧濃縮し、シアル酸3g(純度69
%)を得た。
え、pH1.6に調整後、80℃,1時間加水分解を行
った。水酸化ナトリウムにてpH6.0まで中和し、セ
ライト濾過し、加水分解後10リッ卜ルを得た。次に、
電気透析装置マイクロ・アシライザーG3(旭化成工業
株式会社製)、イオン交換膜AC−230−400
(同)にて、伝導度50μS/cmまで1段階目の電気
透析を行い、この濃縮槽液を得た。次に、2段階目の電
気透析としてイオン交換膜AC−110−400に膜を
交換後、脱塩を行い、シアル酸溶液を得た。こうして得
たシアル酸溶液を減圧濃縮し、シアル酸3g(純度69
%)を得た。
【0017】実施例2・比較例で得た脱脂卵黄加水分解
液10リッ卜ルを、実施例1同様2段階の電気透析にか
け、シアル酸溶液9リットルを得た。このシアル酸溶液
を、更に陰イオン交換樹脂ダウエックス1×8にて精製
を行った。即ち、ダウエックス1×8(ギ酸型,1リッ
トル)に、シアル酸溶液をチャージし、次いで水40リ
ットルで洗浄した。その後、ギ酸濃度0〜2Nのグラジ
ェントにてシアル酸を溶出した。シアル酸含有フラクシ
ョンを集め、減圧乾固した。更にこの固形物に水500
ミリリットルを加え溶解した。凍結乾燥し、シアル酸8
g(純度98%)を得た。
液10リッ卜ルを、実施例1同様2段階の電気透析にか
け、シアル酸溶液9リットルを得た。このシアル酸溶液
を、更に陰イオン交換樹脂ダウエックス1×8にて精製
を行った。即ち、ダウエックス1×8(ギ酸型,1リッ
トル)に、シアル酸溶液をチャージし、次いで水40リ
ットルで洗浄した。その後、ギ酸濃度0〜2Nのグラジ
ェントにてシアル酸を溶出した。シアル酸含有フラクシ
ョンを集め、減圧乾固した。更にこの固形物に水500
ミリリットルを加え溶解した。凍結乾燥し、シアル酸8
g(純度98%)を得た。
【0018】
【発明の効果】本発明により、1種類のみのイオン交換
膜を用いた電気透析では、従来困難であったシアル酸精
製法が解決された。即ち、2種類の膜を用いることによ
り、約100%のシアル酸回収が可能となるとともに、
脱塩も完全に行われ、高純度シアル酸が得ることができ
る。本発明は、シアル酸の精製法として産業上多大な貢
献をするものである。
膜を用いた電気透析では、従来困難であったシアル酸精
製法が解決された。即ち、2種類の膜を用いることによ
り、約100%のシアル酸回収が可能となるとともに、
脱塩も完全に行われ、高純度シアル酸が得ることができ
る。本発明は、シアル酸の精製法として産業上多大な貢
献をするものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年6月22日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】シアル酸の電気透析の経時変化の図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤木 優 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内 (72)発明者 金 武祚 三重県四日市市赤堀新町9番5号 太陽化 学株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 シアル酸含有天然物の加水分解液を、少
なくとも2種類のイオン交換膜を用いた、少なくとも2
段階の電気透析によりシアル酸を得ることを特徴とする
シアル酸の精製法。 【0001】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14230191A JP2899844B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | シアル酸の精製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14230191A JP2899844B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | シアル酸の精製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641776A true JPH0641776A (ja) | 1994-02-15 |
| JP2899844B2 JP2899844B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=15312193
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14230191A Expired - Fee Related JP2899844B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | シアル酸の精製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2899844B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003095961A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Combi Corp | 美肌促進剤 |
| JP2005041784A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Kao Corp | 糖リン酸エステルの精製法 |
| JP2015133943A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | 金利食安科技股▲ふん▼有限公司 | 圧力と酵素を併用した燕の巣の抽出方法 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP14230191A patent/JP2899844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003095961A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Combi Corp | 美肌促進剤 |
| JP2005041784A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Kao Corp | 糖リン酸エステルの精製法 |
| JP2015133943A (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-27 | 金利食安科技股▲ふん▼有限公司 | 圧力と酵素を併用した燕の巣の抽出方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2899844B2 (ja) | 1999-06-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5075424A (en) | Process for producing κ-casein glycomacropeptides | |
| US5278288A (en) | Process for producing κ-casein glycomacropeptides | |
| KR100781447B1 (ko) | 유제품 스트림의 여과 방법 | |
| JP5843769B2 (ja) | ナノ結晶性セルロース製造からの廃液の流れの分画 | |
| CN109180745B (zh) | 一种从含有聚唾液酸的物料中分离提纯制备n-乙酰神经氨酸的方法 | |
| US5233033A (en) | Method for production of sialic acid | |
| GB2251858A (en) | Production of kappa-casein glycomacropeptides using an anion-exchange resin | |
| EP0291264B1 (en) | Process for the production of k-casein glycomacropeptide | |
| JPH04225999A (ja) | κ−カゼイノ−グリコマクロペプチドの製造方法 | |
| JP2802654B2 (ja) | ホエーの脱塩時に生ずる陰イオン交換樹脂のアルカリ洗浄廃液からのオリゴ糖結合型シアル酸類の回収方法 | |
| JP2899844B2 (ja) | シアル酸の精製法 | |
| JPS61183298A (ja) | 化粧品用ポリペプタイドの製造方法 | |
| JPH0737474B2 (ja) | 高純度シアル酸の精製法 | |
| JP3025346B2 (ja) | ヘパリンカルシウムの製造方法 | |
| AU2019243464B2 (en) | Method for producing composition containing kappa-casein glycomacropeptide | |
| CA2313515C (en) | A process for preparing a kappa-caseino glycomacropeptide or a derivative thereof | |
| JP3347822B2 (ja) | キナ酸の抽出、精製方法 | |
| CN110627848A (zh) | 一种去除唾液酸中杂质的方法及其应用 | |
| JPH03262495A (ja) | 高純度遊離型シアル酸の製造方法 | |
| JP3106256B2 (ja) | κ−カゼイングリコマクロペプチドの製造法 | |
| JP3920954B2 (ja) | 抗潰瘍剤の製造法 | |
| JPH04117393A (ja) | シアル酸の製造法 | |
| JPH07103139B2 (ja) | 高純度シアル酸の調製法 | |
| CN217781042U (zh) | 一种氨基酸发酵液的提取装置 | |
| JP5546718B2 (ja) | ラクトシルセラミド組成物及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |