JPH0641882A - 耐疲労性エレベーターロープおよびその製造方法 - Google Patents

耐疲労性エレベーターロープおよびその製造方法

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JPH0641882A
JPH0641882A JP19109792A JP19109792A JPH0641882A JP H0641882 A JPH0641882 A JP H0641882A JP 19109792 A JP19109792 A JP 19109792A JP 19109792 A JP19109792 A JP 19109792A JP H0641882 A JPH0641882 A JP H0641882A
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JP
Japan
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core
fatigue
resistance
zinc
wire
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Application number
JP19109792A
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English (en)
Inventor
Tetsuyuki Matsumoto
哲幸 松本
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Kokoku Steel Wire Ltd
Original Assignee
Kokoku Steel Wire Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造的に、耐疲労性,耐食性,耐スリップ
性、そして心の径,密度の安定性および耐型崩れ性さら
に耐食性の全てについて、向上しているものとするこ
と。 【構成】 心がポリプロピレン心で形成され、各ストラ
ンドにおける素線が電気亜鉛鍍金,溶融亜鉛鍍金,アル
ミニユム鍍金,亜鉛アルミニウム合金鍍金のアフタード
ロー線で形成されていて、ロープがラング撚りされてい
るものとしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐疲労性に優れたエレベ
ーターロープおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベーターロープは、各ストラ
ンド及びロープの撚り構造が普通撚りのもので、各スト
ランドにおける素線は裸線であり、心は麻心である。
【0003】そのため、構造的に、耐疲労性,耐食性,
耐スリップ性を向上できない問題があり、さらに心が麻
心であるため、径,密度の安定性に欠けて耐型崩れ性、
耐食性にも問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、構造的に、耐疲労性,耐食性,耐スリップ性、そし
て心の径,密度の安定性および耐型崩れ性さらに耐食性
の全てについて、向上できないでいることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに、心がポリプロピレン心で形成され、各ストランド
における素線が電気亜鉛鍍金,溶融亜鉛鍍金,アルミニ
ユム鍍金,亜鉛アルミニウム合金鍍金のアフタードロー
線で形成されていて、ロープがラング撚りされているも
のとしたことを特徴とする。
【0006】本発明における各ストランドにおける素線
は、電気亜鉛鍍金,溶融亜鉛鍍金,アルミニユム鍍金,
亜鉛アルミニウム合金鍍金のいずれかの鍍金をした後に
伸線されたアフタードロー線である。
【0007】電気亜鉛鍍金のアフタードロー線は、鍍金
された後の鍍金表面が平滑状であるため、伸線後の鍍金
表面および素線面ともに平滑で、耐疲労性が優れてい
る。溶融亜鉛鍍金のアフタードロー線は、鍍金された後
の鍍金表面にコブ状の凸部がある場合が多く、伸線時に
前記の凸部分が素線にめり込み、この凹み部に負荷が応
力集中して疲労性の低下を招くため、耐食性は従来の裸
線よりも向上しているものの、耐疲労性は電気亜鉛鍍金
のアフタードロー線と比べると劣る。
【0008】また、アフタードロー線の鍍金の厚み等
は、ロープの耐疲労性,耐食性,耐スリップ性等を考慮
して適宜選択する。一例をあげれば、0.25〜0.40mm(付
着量20g/ m2 )のもの、2.00〜2.24mm(付着量 110 〜
190g/m2 )のもの等である。
【0009】そして、前記の耐疲労性エレベーターロー
プの製造を、素線に電気亜鉛鍍金,溶融亜鉛鍍金,アル
ミニユム鍍金,亜鉛アルミニウム合金鍍金のいずれかの
鍍金をした後に伸線してアフタードロー線を形成し、こ
のアフタードロー線からなる適宜数の素線をラング撚り
に撚り合わせてストランドを形成し、この適宜数のスト
ランドをポリプロピレン心に対してラング撚りすること
により製造したことを特徴とする。
【0010】
【作用】各ストランドにおける素線が電気亜鉛鍍金,ア
ルミニユム鍍金,亜鉛アルミニウム合金鍍金のいずれか
の鍍金をされているため、耐食性そして耐スリップ性が
向上する。
【0011】各ストランドにおける素線が電気亜鉛鍍金
のアフタードロー線で形成されているため、耐疲労性が
向上する。
【0012】ラング撚りであるため、耐疲労性が向上す
る。
【0013】心がポリプロピレン心であるため、心とし
ての径,密度の安定性が増し、耐型崩れ性,耐食性が向
上する。
【0014】
【実施例】図1には本発明の耐疲労性エレベーターロー
プの一実施例を例示しており、このエレベーターロープ
1はポリプロピレン心からなる心2にストランド3をラ
ング撚りしている。
【0015】そして、各ストランド3を構成している素
線4は、溶融亜鉛鍍金またはアルミニユム鍍金または亜
鉛アルミニウム合金鍍金、図面上では電気亜鉛鍍金のア
フタードロー線で形成してある。
【0016】次に、本発明の耐疲労性エレベーターロー
プの製造方法を、前記実施例のもので説明する。(図2
参照)
【0017】素線を電気亜鉛鍍金装置5に通して電気亜
鉛鍍金した後に伸線装置6に通して伸線することによ
り、アフタードロー線を形成する。次に、このアフター
ドロー線からなる適宜数の素線を撚線機7に通して撚り
合わせてストランド3を形成する。然の後に、この適宜
数のストランド3とポリプロピレン心2を撚線機8に通
してラング撚りし、エレベーターロープ1を製造する。
【0018】表1は前記実施例のエレベーターロープと
従来のエレベーターロープについて耐疲労性を、表2は
耐食性,耐スリップ性,心の耐型崩れ性,耐食性を、そ
れぞれ比較試験したデータを示している。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【発明の効果】
A.請求項1により、各ストランドにおける素線を電気
亜鉛鍍金したもので形成してあるため、耐食性そして耐
スリップ性を向上することができ、使用時におけるプー
リーとのグリップ力を高められて有利である。
【0022】B.同項により、各ストランドにおける素
線を電気亜鉛鍍金のアフタードロー線で形成してあるた
め、疲労性を向上することができる。
【0023】C.同項により、ラング撚りであるため、
耐疲労性を向上することができる。
【0024】D.同項により、心をポリプロピレン心に
してあるため、心としての径,密度の安定性を増すこと
ができ、且つ耐型崩れ性,耐食性を向上できる。
【0025】E.同項により、耐疲労性そして耐スリッ
プ性ともに優れていて、使用寿命が向上して耐久性があ
り、物品に要望される性能を備えるものである。
【0026】F.同項2により、前記とほぼ同程度の性
能を有し、物品に要望される性能を備えるものである。
【0027】G.請求項3により、前記A〜Fの優れた
性能を有するものを、汎用の製造装置で同様に効率良く
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の耐疲労性エレベーターロープの一実
施例を例示した横断面図。
【図2】 本発明の耐疲労性エレベーターロープの製造
方法に採用した製造装置の概略図。
【符号の説明】
1 エレベーターロープ 2 ポリプロピレン心 3ストランド 4 素線 5 電気亜鉛鍍金装置 6 伸線装置 7,8 撚線機

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心がポリプロピレン心で形成され、各ス
    トランドにおける素線が電気亜鉛鍍金のアフタードロー
    線で形成されていて、ロープがラング撚りされているこ
    とを特徴とする耐疲労性エレベーターロープ。
  2. 【請求項2】 心がポリプロピレン心で形成され、各ス
    トランドにおける素線が溶融亜鉛鍍金,アルミニユム鍍
    金,亜鉛アルミニウム合金鍍金のいずれかのアフタード
    ロー線で形成されていて、ロープがラング撚りされてい
    ることを特徴とする耐疲労性エレベーターロープ。
  3. 【請求項3】 素線に電気亜鉛鍍金,溶融亜鉛鍍金,ア
    ルミニユム鍍金,亜鉛アルミニウム合金鍍金のいずれか
    の鍍金をした後に伸線してアフタードロー線を形成し、
    このアフタードロー線からなる適宜数の素線をラング撚
    りに撚り合わせてストランドを形成し、この適宜数のス
    トランドをポリプロピレン心に対してラング撚りするよ
    うにしたことを特徴とする耐疲労性エレベーターロープ
    の製造方法。
JP19109792A 1992-07-17 1992-07-17 耐疲労性エレベーターロープおよびその製造方法 Pending JPH0641882A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0874188A (ja) * 1994-09-02 1996-03-19 Tokyo Seiko Co Ltd 鑿井用ワイヤロープ
JPH08176976A (ja) * 1994-12-21 1996-07-09 Tokyo Seiko Co Ltd 部分めっきワイヤロープ
KR100318187B1 (ko) * 1999-08-04 2001-12-22 홍영철 내침식성이 우수한 계류용 와이어 로프
CN101988272A (zh) * 2010-06-21 2011-03-23 江苏赛福天钢绳有限公司 一种中高速电梯用剑麻芯钢丝绳

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61155184A (ja) * 1984-12-28 1986-07-14 株式会社東芝 多湿環境用エレベ−タのロ−プ

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