JPH0641903A - 耐スパイクシューズ用舗装材及び耐スパイクシューズ用舗装構造 - Google Patents
耐スパイクシューズ用舗装材及び耐スパイクシューズ用舗装構造Info
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- JPH0641903A JPH0641903A JP19409092A JP19409092A JPH0641903A JP H0641903 A JPH0641903 A JP H0641903A JP 19409092 A JP19409092 A JP 19409092A JP 19409092 A JP19409092 A JP 19409092A JP H0641903 A JPH0641903 A JP H0641903A
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Landscapes
- Road Paving Structures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 維持管理に手間がかからず、スパイクシュー
ズのスパイクピンに対する耐久性があり、かつスパイク
ピンの荷重に対するクッション性があり、歩行感が良
く、スパイクシューズで長期間歩行しても表面の粗れや
反りが少なく、補修がし易く、長期間に亘って美感を保
持できる耐スパイクシューズ用舗装材を提供することで
ある。 【構成】 一方に開口した箱型枠1が、加硫ゴムによっ
て形成されている。箱型枠1の内側空間1cに加硫ゴム粉
末5が充填されている。箱型枠1の開口部1dを裏面材4
が覆う。箱型枠1の開口部1d側に平板状部2が延設され
ている。この施工後においては、下地面上に裏面材4を
敷設し、箱型枠1を裏面材4の上に固定し、溝3に乾燥
砂等の充填材を充填する。
ズのスパイクピンに対する耐久性があり、かつスパイク
ピンの荷重に対するクッション性があり、歩行感が良
く、スパイクシューズで長期間歩行しても表面の粗れや
反りが少なく、補修がし易く、長期間に亘って美感を保
持できる耐スパイクシューズ用舗装材を提供することで
ある。 【構成】 一方に開口した箱型枠1が、加硫ゴムによっ
て形成されている。箱型枠1の内側空間1cに加硫ゴム粉
末5が充填されている。箱型枠1の開口部1dを裏面材4
が覆う。箱型枠1の開口部1d側に平板状部2が延設され
ている。この施工後においては、下地面上に裏面材4を
敷設し、箱型枠1を裏面材4の上に固定し、溝3に乾燥
砂等の充填材を充填する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴルフ場の各種施設、
陸上競技用トラック、屋外球技場、野球場等において利
用される、耐スパイクシューズ用舗装材及び舗装構造に
関するものである。
陸上競技用トラック、屋外球技場、野球場等において利
用される、耐スパイクシューズ用舗装材及び舗装構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のスポーツ施設などにおいては、ス
パイクシューズに対して耐久性があり、かつ歩き易い路
面が必要である。特に、歩行時の安定性を確保するため
には、スパイクシューズのスパイクピンが路面に入り込
み、容易に抜ける必要がある。この点で、未舗装の土壌
や天然芝が最も好ましい。しかし、天然の土壌や天然芝
は,スパイクピンによって甚だしく荒れるので、維持管
理が難しく、長期間使用できない。
パイクシューズに対して耐久性があり、かつ歩き易い路
面が必要である。特に、歩行時の安定性を確保するため
には、スパイクシューズのスパイクピンが路面に入り込
み、容易に抜ける必要がある。この点で、未舗装の土壌
や天然芝が最も好ましい。しかし、天然の土壌や天然芝
は,スパイクピンによって甚だしく荒れるので、維持管
理が難しく、長期間使用できない。
【0003】特にこうした維持管理を容易にすることを
主目的とした舗装法が、六つ知られている。第一の方法
では、天然芝を利用し、「芝保護マット」と称する、穴
を備えたゴム製マットを敷設し、天然芝の耐久性を確保
しようとしている。しかし、天然芝は基本的に維持管理
に大変な手間がかかる。また、階段状になっている部分
など、歩行頻度の高い場所には、天然芝が生えない。更
に、天然芝は成育期間が限られているので、冬場は見劣
りする。
主目的とした舗装法が、六つ知られている。第一の方法
では、天然芝を利用し、「芝保護マット」と称する、穴
を備えたゴム製マットを敷設し、天然芝の耐久性を確保
しようとしている。しかし、天然芝は基本的に維持管理
に大変な手間がかかる。また、階段状になっている部分
など、歩行頻度の高い場所には、天然芝が生えない。更
に、天然芝は成育期間が限られているので、冬場は見劣
りする。
【0004】第二の方法では、粒度分布が揃っている乾
燥砂を人工芝に入れて「砂入り人工芝」と称する人工芝
を作り、これを埋設する。この方法では、人工芝のパイ
ル間に特殊砂が入るため、歩行時に適度なクッション性
が得られるのと同時に、天然芝に近い美感を長期に亘っ
て得ることが可能である。しかし、人工芝のパイル間に
入れられた乾燥砂には、微細な砂、泥が混入するため
に、クッション性は急速に失われていく。最終的には、
弾性がなくなり、周囲の土と同化してしまう。このよう
に、施工コストが高いうえに、クッション性という機能
は早期に消失する。
燥砂を人工芝に入れて「砂入り人工芝」と称する人工芝
を作り、これを埋設する。この方法では、人工芝のパイ
ル間に特殊砂が入るため、歩行時に適度なクッション性
が得られるのと同時に、天然芝に近い美感を長期に亘っ
て得ることが可能である。しかし、人工芝のパイル間に
入れられた乾燥砂には、微細な砂、泥が混入するため
に、クッション性は急速に失われていく。最終的には、
弾性がなくなり、周囲の土と同化してしまう。このよう
に、施工コストが高いうえに、クッション性という機能
は早期に消失する。
【0005】第三の方法では、粉末の加硫ゴムチップと
ウレタンバインダーとの混合物を、アスファルト舗装路
上に加熱、圧着しながら成形していく。これは、「現場
施工タイプゴムチップ」と呼ばれており、低コストであ
り、目地がなく、工期が短い。しかし、現場で加熱、圧
着させているので、加硫ゴムチップを圧着する力は小さ
く、加硫ゴムチップの凝集力が小さい。従って、歩行頻
度の高い所、大きな負荷のかかる所は、極端に損傷して
しまう。またシームレスであることから、損傷の激しい
部分だけを一部補修すると、どうしても段差や継ぎ目が
生じ、見苦しくなる。更に、加硫ゴムチップはバインダ
ーで固結されているだけであり、スパイクピン等の負荷
がかかると、チップが飛散し易く、周囲を汚染する。更
に、加硫ゴムチップとしては、再生タイヤ粉末を使用し
ていることが多く、舗装材自体が時間が経つと変色し、
スパイクシューズを汚染する。
ウレタンバインダーとの混合物を、アスファルト舗装路
上に加熱、圧着しながら成形していく。これは、「現場
施工タイプゴムチップ」と呼ばれており、低コストであ
り、目地がなく、工期が短い。しかし、現場で加熱、圧
着させているので、加硫ゴムチップを圧着する力は小さ
く、加硫ゴムチップの凝集力が小さい。従って、歩行頻
度の高い所、大きな負荷のかかる所は、極端に損傷して
しまう。またシームレスであることから、損傷の激しい
部分だけを一部補修すると、どうしても段差や継ぎ目が
生じ、見苦しくなる。更に、加硫ゴムチップはバインダ
ーで固結されているだけであり、スパイクピン等の負荷
がかかると、チップが飛散し易く、周囲を汚染する。更
に、加硫ゴムチップとしては、再生タイヤ粉末を使用し
ていることが多く、舗装材自体が時間が経つと変色し、
スパイクシューズを汚染する。
【0006】第四の方法では、粉末状加硫ゴムチップと
ウレタンバインダーとの混合物を、工場で予め加熱、加
圧成形してブロックを製造し、これをアスファルト舗装
路上に敷設する。これは「ILBタイプゴムチップ」と
呼ばれ、「現地施工タイプゴムチップ」の欠点を改善し
ようとするものである。しかし、こうしたブロックを作
るには加圧及び加熱成形工程が必要であり、相当な設
備、エネルギー、人手、時間を要するので、現地施工タ
イプゴムチップの約2倍程度のコストを要する。しかも
舗装材自体の経時による変色、スパイクシューズへの汚
染の問題は、解決されない。
ウレタンバインダーとの混合物を、工場で予め加熱、加
圧成形してブロックを製造し、これをアスファルト舗装
路上に敷設する。これは「ILBタイプゴムチップ」と
呼ばれ、「現地施工タイプゴムチップ」の欠点を改善し
ようとするものである。しかし、こうしたブロックを作
るには加圧及び加熱成形工程が必要であり、相当な設
備、エネルギー、人手、時間を要するので、現地施工タ
イプゴムチップの約2倍程度のコストを要する。しかも
舗装材自体の経時による変色、スパイクシューズへの汚
染の問題は、解決されない。
【0007】第五の方法では、アスファルト舗装路に、
加硫ゴム板をイヌ釘にて固定し、敷設する。この方法
は、施工が容易であり、手軽である。しかし、加硫ゴム
板は硬度が高く、特にスパイクシューズを履くと、歩行
感は土からはほど遠い。即ち、スパイクピンの荷重に応
じて変形しにくいので、着地時の衝撃が大きく、歩行、
走行に適していない。しかも、加硫ゴム板は、1枚が40
〜50Kgと重く、維持管理が大変である。
加硫ゴム板をイヌ釘にて固定し、敷設する。この方法
は、施工が容易であり、手軽である。しかし、加硫ゴム
板は硬度が高く、特にスパイクシューズを履くと、歩行
感は土からはほど遠い。即ち、スパイクピンの荷重に応
じて変形しにくいので、着地時の衝撃が大きく、歩行、
走行に適していない。しかも、加硫ゴム板は、1枚が40
〜50Kgと重く、維持管理が大変である。
【0008】第六の方法では、アスファルト舗装路に、
非加硫ゴム板を接着剤にて敷設する(特公昭60−895 号
公報) 。こうしたものは、歩行感、耐久性は優れてい
る。ただ実用的レベルでは、黒色のものしかできず、見
栄えが悪い。また、スパイクピンと繰り返し接触する
と、表面が粗れ易い。
非加硫ゴム板を接着剤にて敷設する(特公昭60−895 号
公報) 。こうしたものは、歩行感、耐久性は優れてい
る。ただ実用的レベルでは、黒色のものしかできず、見
栄えが悪い。また、スパイクピンと繰り返し接触する
と、表面が粗れ易い。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、維持
管理に手間がかからず、スパイクシューズのスパイクピ
ンに対する耐久性があり、かつスパイクピンの荷重に対
するクッション性があり、歩行感が良く、スパイクシュ
ーズで長期間歩行しても表面の粗れや反りが少く、補修
がし易く、長期間に亘って美感を保持できる耐スパイク
シューズ用舗装材を提供することである。
管理に手間がかからず、スパイクシューズのスパイクピ
ンに対する耐久性があり、かつスパイクピンの荷重に対
するクッション性があり、歩行感が良く、スパイクシュ
ーズで長期間歩行しても表面の粗れや反りが少く、補修
がし易く、長期間に亘って美感を保持できる耐スパイク
シューズ用舗装材を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、加硫ゴムによ
って形成され、一方に開口した箱型枠と、この箱型枠の
内側空間に充填された加硫ゴム粉末と、この箱型枠の開
口部を覆う裏面材と、この箱型枠の前記開口部側に延設
された平板状部とを備えた、耐スパイクシューズ用舗装
材に係るものである。
って形成され、一方に開口した箱型枠と、この箱型枠の
内側空間に充填された加硫ゴム粉末と、この箱型枠の開
口部を覆う裏面材と、この箱型枠の前記開口部側に延設
された平板状部とを備えた、耐スパイクシューズ用舗装
材に係るものである。
【0011】また、本発明は、耐スパイクシューズ用舗
装材を用いた耐スパイクシューズ用舗装構造であって、
前記裏面材が下地面上に敷設され、複数個の前記箱型枠
が前記裏面材の上に固定され、複数個の前記箱型枠の間
及び前記平板状部の上の溝に充填材が充填されている、
耐スパイクシューズ用舗装構造に係るものである。
装材を用いた耐スパイクシューズ用舗装構造であって、
前記裏面材が下地面上に敷設され、複数個の前記箱型枠
が前記裏面材の上に固定され、複数個の前記箱型枠の間
及び前記平板状部の上の溝に充填材が充填されている、
耐スパイクシューズ用舗装構造に係るものである。
【0012】
【実施例】図1は、耐スパイクシューズ用舗装材を示す
斜視図であり、図2は図1のII−II線断面図である。本
実施例の舗装材には、直方体形状の箱型枠1が、縦2
列、横2列に計4個設けられている。各箱型枠1の歩行
面1aには、滑りを防止するため小さな凹凸が多数形成さ
れている。各箱型枠1の寸法はほぼ同じに設定されてお
り、箱型枠1の側面1bが互いに対向する。各箱型枠1の
内側には、それぞれ直方体形状の内側空間1cが形成され
ている。そして各内側空間1cは下方に向かって開口して
いる。各箱型枠1の開口部1d側に、平板状部2が延設さ
れており、隣り合う箱型枠1が平板状部2によって一体
に連結されている。
斜視図であり、図2は図1のII−II線断面図である。本
実施例の舗装材には、直方体形状の箱型枠1が、縦2
列、横2列に計4個設けられている。各箱型枠1の歩行
面1aには、滑りを防止するため小さな凹凸が多数形成さ
れている。各箱型枠1の寸法はほぼ同じに設定されてお
り、箱型枠1の側面1bが互いに対向する。各箱型枠1の
内側には、それぞれ直方体形状の内側空間1cが形成され
ている。そして各内側空間1cは下方に向かって開口して
いる。各箱型枠1の開口部1d側に、平板状部2が延設さ
れており、隣り合う箱型枠1が平板状部2によって一体
に連結されている。
【0013】隣り合う箱型枠1の側面1bの間及び平板状
部2の上に、溝3が形成される。舗装材を現場に敷設す
る際には、溝3の幅Wが全体にほぼ均一となるようにす
ることが好ましい。下地面上に裏面材4が敷設され、裏
面材4が平板状部2に対して密着し、かつ裏面材4が開
口部1dを覆う。内側空間1cに加硫ゴム粉末5が充填され
る。
部2の上に、溝3が形成される。舗装材を現場に敷設す
る際には、溝3の幅Wが全体にほぼ均一となるようにす
ることが好ましい。下地面上に裏面材4が敷設され、裏
面材4が平板状部2に対して密着し、かつ裏面材4が開
口部1dを覆う。内側空間1cに加硫ゴム粉末5が充填され
る。
【0014】図3は、図1の舗装材を用いた舗装構造を
示す一部破断斜視図である。各箱型枠1の側面1bの間及
び平板状部2の上に形成される溝3に、充填材6が隙間
なく充填されている。図3においては、図面の寸法の制
約から、舗装材を1個だけ示したが、むろんこれと同形
の舗装材を多数隙間なく敷設してあるものである。充填
材6の高さは、箱型枠1の表面1aとほぼ同じになるよう
に施工する。
示す一部破断斜視図である。各箱型枠1の側面1bの間及
び平板状部2の上に形成される溝3に、充填材6が隙間
なく充填されている。図3においては、図面の寸法の制
約から、舗装材を1個だけ示したが、むろんこれと同形
の舗装材を多数隙間なく敷設してあるものである。充填
材6の高さは、箱型枠1の表面1aとほぼ同じになるよう
に施工する。
【0015】本実施例では、箱型枠1及び平板状部2の
双方が、加硫ゴムによって形成されている。こうした加
硫ゴムとしては、好ましくは、天然ゴム、スチレンーブ
タジエンゴム、アクリロニトリルゴム、クロロプレンゴ
ム、クロロスルフォン化ポリエチレン、エチレンープロ
ピレンゴム、ウレタンゴム又はブタジエンゴムを単独で
使用するか、ジエン系ゴムと、上述の例示したゴムのう
ちの非ジエン系ゴムとの混合物を使用する。更に好まし
くは、クロロスルフォン化ポリエチレンを主体とした、
天然ゴム、スチレンブタジエンゴム及びブタジエンゴム
の混合物や、エチレンプロピレンゴムを主体とした、天
然ゴム、スチレンブタジエンゴム及びブタジエンゴムの
混合物が良い。
双方が、加硫ゴムによって形成されている。こうした加
硫ゴムとしては、好ましくは、天然ゴム、スチレンーブ
タジエンゴム、アクリロニトリルゴム、クロロプレンゴ
ム、クロロスルフォン化ポリエチレン、エチレンープロ
ピレンゴム、ウレタンゴム又はブタジエンゴムを単独で
使用するか、ジエン系ゴムと、上述の例示したゴムのう
ちの非ジエン系ゴムとの混合物を使用する。更に好まし
くは、クロロスルフォン化ポリエチレンを主体とした、
天然ゴム、スチレンブタジエンゴム及びブタジエンゴム
の混合物や、エチレンプロピレンゴムを主体とした、天
然ゴム、スチレンブタジエンゴム及びブタジエンゴムの
混合物が良い。
【0016】箱型枠1の寸法は、a寸法を50〜200mm と
すると好ましく、70〜120mm とすると更に好ましい。b
寸法は、15〜80mmとすると好ましく、25〜50mmとすると
更に好ましい。箱型枠1の肉厚は、2.0 〜10.0mmとする
のが好ましく、2.5 〜7.0 mmとすると更に好ましい。
すると好ましく、70〜120mm とすると更に好ましい。b
寸法は、15〜80mmとすると好ましく、25〜50mmとすると
更に好ましい。箱型枠1の肉厚は、2.0 〜10.0mmとする
のが好ましく、2.5 〜7.0 mmとすると更に好ましい。
【0017】加硫ゴム粉末5としては、スポンジ粉末及
び固形粉末があるが、固形粉末を採用した方が耐久性が
高い。加硫ゴム粉末5の粒度としては、16メッシュ以下
のものがないことが好ましく、径5mmφを超えるものが
ないことが好ましい。更には、径0.5mm φを通過せず、
径3mmφを通過するものがよい。
び固形粉末があるが、固形粉末を採用した方が耐久性が
高い。加硫ゴム粉末5の粒度としては、16メッシュ以下
のものがないことが好ましく、径5mmφを超えるものが
ないことが好ましい。更には、径0.5mm φを通過せず、
径3mmφを通過するものがよい。
【0018】裏面材4については特に限定はないが、耐
水性及び細菌に対する耐久性を備えている必要がある。
ポリプロピレン製の平織りシートが、コスト面からは好
ましい。充填材6としては、径0.5mm φのメッシュを通
過せず、径2.0mm φのメッシュを通過する川砂を乾燥さ
せた乾燥砂が好ましい。乾燥砂は、必要に応じて着色す
る。
水性及び細菌に対する耐久性を備えている必要がある。
ポリプロピレン製の平織りシートが、コスト面からは好
ましい。充填材6としては、径0.5mm φのメッシュを通
過せず、径2.0mm φのメッシュを通過する川砂を乾燥さ
せた乾燥砂が好ましい。乾燥砂は、必要に応じて着色す
る。
【0019】耐スパイクシューズ用舗装材において良い
歩行感を得るためには、舗装材に適度な弾性を与える必
要があり、耐久性を保持するためには、スパイクピンに
対する強度を付与する必要がある。舗装材として加硫ゴ
ム板を用いると、スパイクピンに対する耐久性は向上す
るが、硬いために歩行感が悪い。
歩行感を得るためには、舗装材に適度な弾性を与える必
要があり、耐久性を保持するためには、スパイクピンに
対する強度を付与する必要がある。舗装材として加硫ゴ
ム板を用いると、スパイクピンに対する耐久性は向上す
るが、硬いために歩行感が悪い。
【0020】そこで、本発明においては、箱型枠1を加
硫ゴムで形成し、箱型枠1によってスパイクピンに対す
る耐久性を確保した。そして、箱型枠1の中に空気層を
設け、弾性を得ることを試みた。こうした空気層を形成
する方法としては、連続気泡形体と独立気泡形体とがあ
る。しかし、独立気泡形体の場合は、空気の層をセルの
中に閉じ込めているため、気温の変化によって空気の層
が膨脹・収縮し、外側形状が変化する。また、連続気泡
のような形体と独立気泡形体とのいずれにおいても、箱
型枠の表面から内側面まで、連続した単一の成分で構成
されているため、スパイクピンによって表面に加わった
歪みが内部までそのまま伝わってしまい、応力を吸収す
ることが難しい。
硫ゴムで形成し、箱型枠1によってスパイクピンに対す
る耐久性を確保した。そして、箱型枠1の中に空気層を
設け、弾性を得ることを試みた。こうした空気層を形成
する方法としては、連続気泡形体と独立気泡形体とがあ
る。しかし、独立気泡形体の場合は、空気の層をセルの
中に閉じ込めているため、気温の変化によって空気の層
が膨脹・収縮し、外側形状が変化する。また、連続気泡
のような形体と独立気泡形体とのいずれにおいても、箱
型枠の表面から内側面まで、連続した単一の成分で構成
されているため、スパイクピンによって表面に加わった
歪みが内部までそのまま伝わってしまい、応力を吸収す
ることが難しい。
【0021】本発明では、箱型枠1の内側空間1cに加硫
ゴム粉末5を充填することで、箱型枠1の表面から歪み
が加わっても、加硫ゴム粉末5がこの応力を吸収する。
しかも、応力が加わった部分では加硫ゴム粉末層が凹
み、この分の加硫ゴム粉末5は内側空間1cの内の他の部
分に移動し、応力が分散される。この結果、箱型枠1が
過度に疲労することを防止できる。
ゴム粉末5を充填することで、箱型枠1の表面から歪み
が加わっても、加硫ゴム粉末5がこの応力を吸収する。
しかも、応力が加わった部分では加硫ゴム粉末層が凹
み、この分の加硫ゴム粉末5は内側空間1cの内の他の部
分に移動し、応力が分散される。この結果、箱型枠1が
過度に疲労することを防止できる。
【0022】しかも、スパイクピンの荷重に応じて、上
記のように加硫ゴム粉末5が流動し、荷重の応力を分散
するので、土壌に近い感触を得ることができる。また、
舗装材を順次敷設して舗装構造を作っているので、箱型
枠1が傷んだ部分のみを補修し、交換することができ
る。
記のように加硫ゴム粉末5が流動し、荷重の応力を分散
するので、土壌に近い感触を得ることができる。また、
舗装材を順次敷設して舗装構造を作っているので、箱型
枠1が傷んだ部分のみを補修し、交換することができ
る。
【0023】また、隣り合う箱型枠1の間の溝3が空隙
であると、加硫ゴム粉末5が流動する際に自由度が大き
すぎ、歩行性能に異常をきたす。そこで、溝3に充填材
6を充填し、加硫ゴム粉末5の過度の流動を防止し、箱
型枠1自体が変形しないように拘束した。
であると、加硫ゴム粉末5が流動する際に自由度が大き
すぎ、歩行性能に異常をきたす。そこで、溝3に充填材
6を充填し、加硫ゴム粉末5の過度の流動を防止し、箱
型枠1自体が変形しないように拘束した。
【0024】以下、更に具体的な実施例について述べ
る。下記に示す各舗装材を製造した。実施例1 図1、図2に示す舗装材1を製造した。ただし、図2に
おいて、寸法aを100mmとし、寸法bを30mmとし、箱型
枠1の肉厚cを3mmとした。加硫ゴム粉末5として、粒
径0.5mm 〜3.0mm の範囲のものを用いた。舗装材1を構
成する加硫ゴムの原料として、下記の配合物を用いた。
る。下記に示す各舗装材を製造した。実施例1 図1、図2に示す舗装材1を製造した。ただし、図2に
おいて、寸法aを100mmとし、寸法bを30mmとし、箱型
枠1の肉厚cを3mmとした。加硫ゴム粉末5として、粒
径0.5mm 〜3.0mm の範囲のものを用いた。舗装材1を構
成する加硫ゴムの原料として、下記の配合物を用いた。
【0025】
【表1】
【0026】実施例2 実施例1と同様にして舗装材1を製造した。ただし、加
硫ゴム粉末5として16メッシュ以下のものを用いた。実施例3 実施例1と同様にして舗装材1を製造した。ただし、加
硫ゴム粉末5として、粒径5mmφ以上のものを用いた。実施例4 実施例1と同様にして舗装材1を製造した。ただし、加
硫ゴム粉末5として、粒径0.5mm 〜3.0mm φのものを用
いた。箱型枠1の表層の厚みは2mmとした。
硫ゴム粉末5として16メッシュ以下のものを用いた。実施例3 実施例1と同様にして舗装材1を製造した。ただし、加
硫ゴム粉末5として、粒径5mmφ以上のものを用いた。実施例4 実施例1と同様にして舗装材1を製造した。ただし、加
硫ゴム粉末5として、粒径0.5mm 〜3.0mm φのものを用
いた。箱型枠1の表層の厚みは2mmとした。
【0027】比較例1 図4(a) に示す舗装材11を製造した。ただし、舗装材11
は直方体形状の中実体であり、舗装材11の表面11a に紋
様が施されている。舗装材11の材質は実施例1と同じに
し、寸法a,bも実施例1と同じとした。比較例2 比較例1と同様にして舗装材11を製造した。ただし、舗
装材11の材質はスポンジゴムとした。このスポンジゴム
の配合比を以下に示す。
は直方体形状の中実体であり、舗装材11の表面11a に紋
様が施されている。舗装材11の材質は実施例1と同じに
し、寸法a,bも実施例1と同じとした。比較例2 比較例1と同様にして舗装材11を製造した。ただし、舗
装材11の材質はスポンジゴムとした。このスポンジゴム
の配合比を以下に示す。
【0028】
【表2】
【0029】比較例3 図4(b) に示す舗装材21を加硫ゴムで成形した。舗装材
21の外形は直方体形状であり、表面21a には紋様が施さ
れ、側面21b の下端に平板状部2が延設されている。舗
装材21内に内側空間21c が設けられ、その開口21d が下
地材4によって被覆されている。寸法a,bは、実施例
1と同じにした。
21の外形は直方体形状であり、表面21a には紋様が施さ
れ、側面21b の下端に平板状部2が延設されている。舗
装材21内に内側空間21c が設けられ、その開口21d が下
地材4によって被覆されている。寸法a,bは、実施例
1と同じにした。
【0030】早川ゴム株式会社製の定荷重スパイク試験
機を用いて、各舗装材の耐久製試験を行った。即ち、平
板にスパイクピン10本を固定し、各舗装材の表面に対
し、全圧100Kg で 30.000 回加圧した。そして、この後
の表面の反り(mm)と表面状態とを評価した。表面状態に
ついては、表面の粗れを目視して5段階で評価し、
「5」を最良とし、「1」を最低とした。
機を用いて、各舗装材の耐久製試験を行った。即ち、平
板にスパイクピン10本を固定し、各舗装材の表面に対
し、全圧100Kg で 30.000 回加圧した。そして、この後
の表面の反り(mm)と表面状態とを評価した。表面状態に
ついては、表面の粗れを目視して5段階で評価し、
「5」を最良とし、「1」を最低とした。
【0031】
【表3】
【0032】実施例1〜4の舗装材は、いずれも適度の
弾力があり、歩行し易いものであった。また、実施例1
が最も耐久性が優れており、実施例3がこれに次いでい
る。比較例1では、舗装材上を歩行しにくく、また「反
り」が特に大きくなった。比較例2では、適度の弾力性
があり、かつスポンジゴムの弾性反発によって、「反
り」は見られないが、表面がひどく荒れ、実用的でなか
った。比較例3では、変形量が大きすぎて、歩行困難で
あったので、定荷重スパイク試験は実施しなかった。
弾力があり、歩行し易いものであった。また、実施例1
が最も耐久性が優れており、実施例3がこれに次いでい
る。比較例1では、舗装材上を歩行しにくく、また「反
り」が特に大きくなった。比較例2では、適度の弾力性
があり、かつスポンジゴムの弾性反発によって、「反
り」は見られないが、表面がひどく荒れ、実用的でなか
った。比較例3では、変形量が大きすぎて、歩行困難で
あったので、定荷重スパイク試験は実施しなかった。
【0033】
【発明の効果】本発明においては、箱型枠を加硫ゴムで
形成し、箱型枠によってスパイクピンに対する耐久性を
確保した。そして、箱型枠の内側空間に加硫ゴム粉末を
充填することで、箱型枠の表面から歪みが加わっても、
加硫ゴム粉末がこの応力を吸収する。しかも、応力が加
わった部分では加硫ゴム粉末層が凹み、この分の加硫ゴ
ム粉末は内側空間内の他の部分に移動し、応力が分散さ
れる。この結果、箱型枠が過度に疲労することを防止で
きる。しかも、スパイクピンの荷重に応じて、上記のよ
うに加硫ゴム粉末が流動し、荷重の応力を分散するの
で、土壌に近い感触を得ることができる。
形成し、箱型枠によってスパイクピンに対する耐久性を
確保した。そして、箱型枠の内側空間に加硫ゴム粉末を
充填することで、箱型枠の表面から歪みが加わっても、
加硫ゴム粉末がこの応力を吸収する。しかも、応力が加
わった部分では加硫ゴム粉末層が凹み、この分の加硫ゴ
ム粉末は内側空間内の他の部分に移動し、応力が分散さ
れる。この結果、箱型枠が過度に疲労することを防止で
きる。しかも、スパイクピンの荷重に応じて、上記のよ
うに加硫ゴム粉末が流動し、荷重の応力を分散するの
で、土壌に近い感触を得ることができる。
【0034】また、舗装材を順次敷設して舗装構造を作
っているので、箱型枠が傷んだ部分のみを補修し、交換
することができる。
っているので、箱型枠が傷んだ部分のみを補修し、交換
することができる。
【0035】また、隣り合う箱型枠の間の溝が空隙であ
ると、加硫ゴム粉末が流動する際に自由度が大きすぎ、
歩行性能に異常をきたす。そこで、溝に充填材を充填
し、加硫ゴム粉末の過度の流動を防止し、箱型枠自体が
変形しないように拘束した。
ると、加硫ゴム粉末が流動する際に自由度が大きすぎ、
歩行性能に異常をきたす。そこで、溝に充填材を充填
し、加硫ゴム粉末の過度の流動を防止し、箱型枠自体が
変形しないように拘束した。
【図1】耐スパイクシューズ用舗装材を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】耐スパイクシューズ用舗装構造を示す一部破断
斜視図である。
斜視図である。
【図4】(a) は舗装材11を示す断面図であり、(b) は舗
装材21を示す断面図である。
装材21を示す断面図である。
1 箱型枠 1a 箱型枠の表面 1b 箱型枠の側面 1c 内側空間 1d 箱型枠の開口 2 平板状部 3 溝 4 下地材 5 加硫ゴム粉末 6 充填材
Claims (2)
- 【請求項1】 加硫ゴムによって形成され、一方に開口
した箱型枠と、この箱型枠の内側空間に充填された加硫
ゴム粉末と、この箱型枠の開口部を覆う裏面材と、この
箱型枠の前記開口部側に延設された平板状部とを備え
た、耐スパイクシューズ用舗装材。 - 【請求項2】 請求項1記載の耐スパイクシューズ用舗
装材を用いた耐スパイクシューズ用舗装構造であって、 前記裏面材が下地面上に敷設され、複数個の前記箱型枠
が前記裏面材の上に固定され、複数個の前記箱型枠の間
及び前記平板状部の上の溝に充填材が充填されている、
耐スパイクシューズ用舗装構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19409092A JPH0641903A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 耐スパイクシューズ用舗装材及び耐スパイクシューズ用舗装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19409092A JPH0641903A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 耐スパイクシューズ用舗装材及び耐スパイクシューズ用舗装構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641903A true JPH0641903A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16318788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19409092A Pending JPH0641903A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 耐スパイクシューズ用舗装材及び耐スパイクシューズ用舗装構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641903A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05502074A (ja) * | 1990-04-10 | 1993-04-15 | グミヴェルク クライブルク デヴェロップメント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 軌道横断装置の製造方法 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP19409092A patent/JPH0641903A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05502074A (ja) * | 1990-04-10 | 1993-04-15 | グミヴェルク クライブルク デヴェロップメント ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 軌道横断装置の製造方法 |
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