JPH0641947A - 薬液地盤注入の自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置 - Google Patents
薬液地盤注入の自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置Info
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- JPH0641947A JPH0641947A JP19952492A JP19952492A JPH0641947A JP H0641947 A JPH0641947 A JP H0641947A JP 19952492 A JP19952492 A JP 19952492A JP 19952492 A JP19952492 A JP 19952492A JP H0641947 A JPH0641947 A JP H0641947A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薬液注入工事の施工品質を連続的かつ確実に
監視できる方法及び装置を提供する。 【構成】 注入ロッド6を地盤中に挿入して、このロッ
ド先端部で注入材2液を混合させる薬液地盤注入装置で
あって、前記ロッド先端部の深度を常時に検出する深度
計8と、ロッド6を介して注入される注入材2液の配合
率、注入量、注入圧力などを計測する計測部3と、この
計測結果と深度計8の検出結果とを受けこれらを連続的
に記録する記録部3とを備える。
監視できる方法及び装置を提供する。 【構成】 注入ロッド6を地盤中に挿入して、このロッ
ド先端部で注入材2液を混合させる薬液地盤注入装置で
あって、前記ロッド先端部の深度を常時に検出する深度
計8と、ロッド6を介して注入される注入材2液の配合
率、注入量、注入圧力などを計測する計測部3と、この
計測結果と深度計8の検出結果とを受けこれらを連続的
に記録する記録部3とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、土木、建築分野の薬
液注入工事における施工品質の管理方法、及び、施工品
質を容易に管理できる薬液地盤注入装置に関し、特に、
薬液注入工法における地盤中の薬液注入深度や各薬液の
配合率を自動的に記録してゆくことによって、薬液注入
工事の施工品質を精密・確実に管理する薬液地盤注入の
自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置に関する。
液注入工事における施工品質の管理方法、及び、施工品
質を容易に管理できる薬液地盤注入装置に関し、特に、
薬液注入工法における地盤中の薬液注入深度や各薬液の
配合率を自動的に記録してゆくことによって、薬液注入
工事の施工品質を精密・確実に管理する薬液地盤注入の
自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】薬液注入工法の代表例として例えば二重
管ロッド注入工法があるが、この二重管ロッド注入工法
は、二重構造になっているロッドの各々に主材(A液)
と硬化材(B液)とを流し込み、これをロッド先端部で
混合しながら地盤中に注入することによって、地盤を固
化させ地盤の強度や止水効果を高める地盤改良工法であ
る。ここで、A液とB液が混合されてから固結するまで
の時間(ゲルタイム)は、主として両材の種類と濃度に
より決定される。このゲルタイムは、地盤改良効果を左
右する重要な因子であり、設計では、対象地盤の状態に
応じて2〜3秒の瞬結性のものから数十分程度の緩結性
のものまで様々の薬液と配合が選択される。
管ロッド注入工法があるが、この二重管ロッド注入工法
は、二重構造になっているロッドの各々に主材(A液)
と硬化材(B液)とを流し込み、これをロッド先端部で
混合しながら地盤中に注入することによって、地盤を固
化させ地盤の強度や止水効果を高める地盤改良工法であ
る。ここで、A液とB液が混合されてから固結するまで
の時間(ゲルタイム)は、主として両材の種類と濃度に
より決定される。このゲルタイムは、地盤改良効果を左
右する重要な因子であり、設計では、対象地盤の状態に
応じて2〜3秒の瞬結性のものから数十分程度の緩結性
のものまで様々の薬液と配合が選択される。
【0003】ところで、かかる薬液注入工事において、
設計段階で想定される地盤改良効果が、確実に実現され
たか否かを評価するためには、実際の注入施工時にど
ういう性質の薬液を(薬液の硬化特性を示すものであ
り、主としてゲルタイムによって評価される)、どの
ポイント(注入深度)に、どれだけの注入量を、ど
の位の吐出圧力によって注入したかを正確に知ることが
重要である。
設計段階で想定される地盤改良効果が、確実に実現され
たか否かを評価するためには、実際の注入施工時にど
ういう性質の薬液を(薬液の硬化特性を示すものであ
り、主としてゲルタイムによって評価される)、どの
ポイント(注入深度)に、どれだけの注入量を、ど
の位の吐出圧力によって注入したかを正確に知ることが
重要である。
【0004】かかる観点から、従来より、例えば流量計
や圧力計などを利用して薬液注入工事における地盤中
への薬液の注入量や、注入時の薬液の吐出圧力を連続
的に記録する等の方策を採ってきた。
や圧力計などを利用して薬液注入工事における地盤中
への薬液の注入量や、注入時の薬液の吐出圧力を連続
的に記録する等の方策を採ってきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の施工管
理では、どういう性質の薬液を、どのポイントに注
入したかについては、有効な管理を行っているとは言え
なかった。すなわち、ゲルタイムについては、注入前の
薬液の貯留槽からメスシリンダーなどにA液とB液を所
定量採取して、両者を混合してから固化するまでに要す
る時間を直接計時するなどの人手によるバッチ処理を行
う程度であった。このような方法では人的誤差やばらつ
きが避けられず、更に、測定頻度を多くすることが労力
の面で困難であることなどから、注入時に刻々変動する
ゲルタイムを知ることはほとんど不可能であり、注入材
の品質及び配合についての管理が不十分であった。
理では、どういう性質の薬液を、どのポイントに注
入したかについては、有効な管理を行っているとは言え
なかった。すなわち、ゲルタイムについては、注入前の
薬液の貯留槽からメスシリンダーなどにA液とB液を所
定量採取して、両者を混合してから固化するまでに要す
る時間を直接計時するなどの人手によるバッチ処理を行
う程度であった。このような方法では人的誤差やばらつ
きが避けられず、更に、測定頻度を多くすることが労力
の面で困難であることなどから、注入時に刻々変動する
ゲルタイムを知ることはほとんど不可能であり、注入材
の品質及び配合についての管理が不十分であった。
【0006】また、薬液の注入深度についても、施工の
支障にならないような適切な手段がなかったために有効
な管理がなされておらず、専ら、掘削直後のボーリング
ロッドの長さの測定によって(ボーリングロッドの検
尺)、孔の最終深度を確認する程度であり、薬液注入の
管理としては不十分であった。施工品質を確実に管理す
ることは、薬液注入工事施工後の不測の事故を防ぐうえ
からも極めて重要であるので、上記した注入材のゲル
タイム、注入深度、薬液注入量、薬液吐出圧力を
それぞれオンラインで監視してその品質を管理する方法
及び装置の完成が強く望まれていた。
支障にならないような適切な手段がなかったために有効
な管理がなされておらず、専ら、掘削直後のボーリング
ロッドの長さの測定によって(ボーリングロッドの検
尺)、孔の最終深度を確認する程度であり、薬液注入の
管理としては不十分であった。施工品質を確実に管理す
ることは、薬液注入工事施工後の不測の事故を防ぐうえ
からも極めて重要であるので、上記した注入材のゲル
タイム、注入深度、薬液注入量、薬液吐出圧力を
それぞれオンラインで監視してその品質を管理する方法
及び装置の完成が強く望まれていた。
【0007】この発明は、この問題点に着目してなされ
たものであって、薬液注入工法においてその施工品質を
連続的かつ確実に監視することのできる薬液地盤注入の
自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置を提供する
ことを目的とする。
たものであって、薬液注入工法においてその施工品質を
連続的かつ確実に監視することのできる薬液地盤注入の
自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
〔請求項1に係る薬液地盤注入の自動品質管理方法〕こ
の自動品質管理方法は、ロッドを地盤中に挿入して、こ
のロッド先端部で注入材を混合することによって固結作
用をもった薬液を地盤に注入する薬液注入工法におい
て、(1)前記ロッドを地盤に挿入した状態におけるロ
ッド先端部の深度を常時に記録してゆくと共に、(2)
前記注入材の配合率などを常時に計測して、これを前記
ロッド先端部の深度に対応させて記録してゆくことを特
徴とする。
の自動品質管理方法は、ロッドを地盤中に挿入して、こ
のロッド先端部で注入材を混合することによって固結作
用をもった薬液を地盤に注入する薬液注入工法におい
て、(1)前記ロッドを地盤に挿入した状態におけるロ
ッド先端部の深度を常時に記録してゆくと共に、(2)
前記注入材の配合率などを常時に計測して、これを前記
ロッド先端部の深度に対応させて記録してゆくことを特
徴とする。
【0009】上記の管理方法を実現する薬液地盤注入シ
ステムは、少なくとも、ロッド先端部の深度を常時に検
出する検出手段と、注入材の配合率を計測する計測手段
と、これらの結果を連続的に記録する記録手段とで構築
される。この発明は、従来の施工管理方法を補強するも
のであり、従って、ロッドの注入深度や注入材の配合率
以外の管理項目についても、必要に応じて適宜に管理さ
れる。
ステムは、少なくとも、ロッド先端部の深度を常時に検
出する検出手段と、注入材の配合率を計測する計測手段
と、これらの結果を連続的に記録する記録手段とで構築
される。この発明は、従来の施工管理方法を補強するも
のであり、従って、ロッドの注入深度や注入材の配合率
以外の管理項目についても、必要に応じて適宜に管理さ
れる。
【0010】〔請求項2に係る薬液地盤注入管理装置〕
この薬液地盤注入管理装置は、ロッドを地盤中に挿入し
て、このロッド先端部で注入材を混合することによって
固結作用をもった薬液を地盤に注入する薬液地盤注入装
置であって、(3)ロッド深度検出手段と、(4)薬液
計測手段と、(5)記録手段とを特徴的に備えている。
そして、(3)ロッド深度検出手段は、地盤中に挿入さ
れる前記ロッド先端部の深度を常時に検出する。
この薬液地盤注入管理装置は、ロッドを地盤中に挿入し
て、このロッド先端部で注入材を混合することによって
固結作用をもった薬液を地盤に注入する薬液地盤注入装
置であって、(3)ロッド深度検出手段と、(4)薬液
計測手段と、(5)記録手段とを特徴的に備えている。
そして、(3)ロッド深度検出手段は、地盤中に挿入さ
れる前記ロッド先端部の深度を常時に検出する。
【0011】(4)薬液計測手段は、前記ロッドを介し
て注入される注入材各液の配合率、温度、注入量、注入
圧力などを計測する。ここで、配合率は、例えば、各注
入材の密度に基づいて算出されるものである。一例を挙
げれば、各注入材毎に密度と濃度の関係を予め求めてお
き、その関係式に基づいて各注入材の密度を濃度に換算
し、その換算値に基づいて配合率を算出する。尚、かか
る計算において、注入材の温度も重要なパラメータであ
るので、温度データを適宜に反映させつつ配合率を算出
する。
て注入される注入材各液の配合率、温度、注入量、注入
圧力などを計測する。ここで、配合率は、例えば、各注
入材の密度に基づいて算出されるものである。一例を挙
げれば、各注入材毎に密度と濃度の関係を予め求めてお
き、その関係式に基づいて各注入材の密度を濃度に換算
し、その換算値に基づいて配合率を算出する。尚、かか
る計算において、注入材の温度も重要なパラメータであ
るので、温度データを適宜に反映させつつ配合率を算出
する。
【0012】(5)記録手段は、この薬液計測手段の計
測結果と前記ロッド深度検出手段の検出結果とを受け、
これらを連続的に記録する。なお、薬液のゲルタイム
は、注入材の濃度だけでなく温度によっても影響を受け
るので、必要に応じて、温度データも記録しておく。こ
の記録結果によれば、注入深度、薬液注入量、薬
液吐出圧力を正確に知ることができ、更に注入材のゲ
ルタイムをも把握できるので、薬液注入工事の施工管理
の確実化を図ることができる。
測結果と前記ロッド深度検出手段の検出結果とを受け、
これらを連続的に記録する。なお、薬液のゲルタイム
は、注入材の濃度だけでなく温度によっても影響を受け
るので、必要に応じて、温度データも記録しておく。こ
の記録結果によれば、注入深度、薬液注入量、薬
液吐出圧力を正確に知ることができ、更に注入材のゲ
ルタイムをも把握できるので、薬液注入工事の施工管理
の確実化を図ることができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例に基づいて、この発明を更に詳
細に説明する。図1は、請求項2の発明の一実施例であ
る薬液地盤注入管理装置の構成図を示したものであり、
請求項1に係る薬液地盤注入の自動品質管理方法を実現
するものである。この装置は、A液とB液とを別々に蓄
える薬液プラント1と、薬液プラント1から注入材2液
を受ける注入ポンプ2と、注入ポンプ2から送出される
前記2液について流量などを計測し、これをボーリング
ロッドの先端部深度などと共に表示記録する演算記録装
置3と、注入孔を掘削するとともに掘削後に薬液を地盤
内に圧送するなどの動作をするボーリングマシン4とで
構成されている。なお、薬液プラント1から供給される
注入材は、溶液型であるか懸濁型であるかを問わない。
細に説明する。図1は、請求項2の発明の一実施例であ
る薬液地盤注入管理装置の構成図を示したものであり、
請求項1に係る薬液地盤注入の自動品質管理方法を実現
するものである。この装置は、A液とB液とを別々に蓄
える薬液プラント1と、薬液プラント1から注入材2液
を受ける注入ポンプ2と、注入ポンプ2から送出される
前記2液について流量などを計測し、これをボーリング
ロッドの先端部深度などと共に表示記録する演算記録装
置3と、注入孔を掘削するとともに掘削後に薬液を地盤
内に圧送するなどの動作をするボーリングマシン4とで
構成されている。なお、薬液プラント1から供給される
注入材は、溶液型であるか懸濁型であるかを問わない。
【0014】図2は、ボーリングマシンの一例を図示し
たものであり、このボーリングマシン4は、ボーリング
マシン本体部5と、二重構造になっているボーリングロ
ッド6と、フィード用油圧シリンダー7と、フィード用
油圧シリンダー7の移動量をモニタする深度計8などで
構成されている。ここで、フィード用油圧シリンダー7
には上下移動する上部部材9と、静止している下部部材
10とが備えられており、上部部材9には油圧式緊結装
置11が設置されている。また、この上部部材9と下部
部材10には、それぞれ深度計固定部12a,12bが
備えられており、それぞれの箇所で深度計8と連結され
ている。
たものであり、このボーリングマシン4は、ボーリング
マシン本体部5と、二重構造になっているボーリングロ
ッド6と、フィード用油圧シリンダー7と、フィード用
油圧シリンダー7の移動量をモニタする深度計8などで
構成されている。ここで、フィード用油圧シリンダー7
には上下移動する上部部材9と、静止している下部部材
10とが備えられており、上部部材9には油圧式緊結装
置11が設置されている。また、この上部部材9と下部
部材10には、それぞれ深度計固定部12a,12bが
備えられており、それぞれの箇所で深度計8と連結され
ている。
【0015】図3は、図2に示す深度計8を更に詳細に
図示したものである。この深度計8は、いわゆるラック
・ピニヨン式深度計であって、上部部材9の上下動に合
わせて移動するラック歯車13と、下部部材10の位置
でラック歯車13と噛み合うピニヨン歯車14と、ピニ
ヨン歯車14の回転量を計測するロータリエンコーダ
(図示せず)などで構成されている。
図示したものである。この深度計8は、いわゆるラック
・ピニヨン式深度計であって、上部部材9の上下動に合
わせて移動するラック歯車13と、下部部材10の位置
でラック歯車13と噛み合うピニヨン歯車14と、ピニ
ヨン歯車14の回転量を計測するロータリエンコーダ
(図示せず)などで構成されている。
【0016】また、ボーリングマシン4(図2参照)に
は、油圧式緊結装置11に緊結用の油圧を加える為の操
作レバー15と、この操作レバー15の動作状態を検出
する断続スイッチ16とが備えられている。掘削時には
ボーリングロッド6を下向きに移動させ、掘削完了後の
薬液注入時にはボーリングロッド6を上向きに移動させ
る必要があるが、それぞれの場合、この操作レバー15
を操作して、油圧式緊結装置11をボーリングロッド6
に緊結させる。
は、油圧式緊結装置11に緊結用の油圧を加える為の操
作レバー15と、この操作レバー15の動作状態を検出
する断続スイッチ16とが備えられている。掘削時には
ボーリングロッド6を下向きに移動させ、掘削完了後の
薬液注入時にはボーリングロッド6を上向きに移動させ
る必要があるが、それぞれの場合、この操作レバー15
を操作して、油圧式緊結装置11をボーリングロッド6
に緊結させる。
【0017】図4は、図1に示す演算記録装置3の内部
を更に詳細に図示したものである。この演算記録装置3
は、薬液プラント1よりA液とB液とを受けてこれをボ
ーリングマシン4のボーリングロッド6に導出する配管
17a,17bと、各配管17a,17bに設置される
高感度密度計18a,18b、流量計19a,19b、
圧力計20a,20bと、データ処理ユニット21と、
表示記録ユニット22とで構成されている。尚、流量計
19と圧力計20はそれぞれ2個ずつ設けられている
が、a,bのいずれかを省いてもよい。
を更に詳細に図示したものである。この演算記録装置3
は、薬液プラント1よりA液とB液とを受けてこれをボ
ーリングマシン4のボーリングロッド6に導出する配管
17a,17bと、各配管17a,17bに設置される
高感度密度計18a,18b、流量計19a,19b、
圧力計20a,20bと、データ処理ユニット21と、
表示記録ユニット22とで構成されている。尚、流量計
19と圧力計20はそれぞれ2個ずつ設けられている
が、a,bのいずれかを省いてもよい。
【0018】データ処理ユニット21は、密度計18
a,18bからの測定データを受けると共に温度計測デ
ータを得て、配管17a,17bの中を順次に圧送され
る注入材2液の各濃度を連続的を検出する。具体的に
は、データ処理ユニット21は、各注入材に対する密度
と濃度の関係を定める校正曲線を各薬液ごとに予め記憶
しており、この校正曲線を温度計測データに基づいて補
正しつつ、配管17中の注入材の濃度を算出する。つま
り、オンラインで注入材の濃度を順次に算出しつつ、こ
れを相対配合率に換算している。尚、ここで相対配合率
とは、対象となる注入材ごとに定まる規定配合値に対す
る百分率をいう。また、データ処理ユニット21は、流
量計19a,19bや圧力計20a,20bの測定デー
タに基づいて、薬液の注入量や吐出圧力を求めている。
a,18bからの測定データを受けると共に温度計測デ
ータを得て、配管17a,17bの中を順次に圧送され
る注入材2液の各濃度を連続的を検出する。具体的に
は、データ処理ユニット21は、各注入材に対する密度
と濃度の関係を定める校正曲線を各薬液ごとに予め記憶
しており、この校正曲線を温度計測データに基づいて補
正しつつ、配管17中の注入材の濃度を算出する。つま
り、オンラインで注入材の濃度を順次に算出しつつ、こ
れを相対配合率に換算している。尚、ここで相対配合率
とは、対象となる注入材ごとに定まる規定配合値に対す
る百分率をいう。また、データ処理ユニット21は、流
量計19a,19bや圧力計20a,20bの測定デー
タに基づいて、薬液の注入量や吐出圧力を求めている。
【0019】データ処理ユニット21は、更に、ボーリ
ングマシン4に備えられる深度計8や断続スイッチ16
とも接続されており、ボーリングロッド6の先端部深度
が常時に把握できるようになっている。すなわち、油圧
シリンダー7の上下移動のうち、ボーリングロッド6の
移動量に直結する緊結状態下での移動は、断続スイッチ
16の動作状態に基づいて検出できるので、この緊結状
態下でのロータリエンコーダの出力を演算処理すること
によって、掘削時と注入時におけるボーリングロッド6
の先端部の深度を連続的に把握している。
ングマシン4に備えられる深度計8や断続スイッチ16
とも接続されており、ボーリングロッド6の先端部深度
が常時に把握できるようになっている。すなわち、油圧
シリンダー7の上下移動のうち、ボーリングロッド6の
移動量に直結する緊結状態下での移動は、断続スイッチ
16の動作状態に基づいて検出できるので、この緊結状
態下でのロータリエンコーダの出力を演算処理すること
によって、掘削時と注入時におけるボーリングロッド6
の先端部の深度を連続的に把握している。
【0020】表示記録ユニット22は、データ処理ユニ
ット21からのデータを受けて、これをCRT画面上に
描画するとともにプリンタおよびチャート紙に連続的に
印字記録してゆく。具体的には、ボーリングロッドの先
端部深度の時間的推移、A液及びB液の相対配合率の時
間的推移、及び薬液の吐出圧力の時間的推移、及び薬液
の温度変化などを表示記録装置に出力する。ここで、薬
液の温度と濃度を合わせて表示記録するのは、ゲルタイ
ムは注入材の濃度と共に、その温度によっても影響を受
けるからである。
ット21からのデータを受けて、これをCRT画面上に
描画するとともにプリンタおよびチャート紙に連続的に
印字記録してゆく。具体的には、ボーリングロッドの先
端部深度の時間的推移、A液及びB液の相対配合率の時
間的推移、及び薬液の吐出圧力の時間的推移、及び薬液
の温度変化などを表示記録装置に出力する。ここで、薬
液の温度と濃度を合わせて表示記録するのは、ゲルタイ
ムは注入材の濃度と共に、その温度によっても影響を受
けるからである。
【0021】以上の構成からなる薬液地盤注入装置につ
いて、ボーリングロッド先端部深度、及び薬液の配合率
などの時間的推移が記録されるまでの動作を、改めて以
下に説明する。 〔掘削時〕操作レバー16を適宜に操作しつつ、ボーリ
ングロッド6によって注入孔を掘削してゆく。この時、
データ処理ユニット21は、ボーリングロッド6が緊結
された状態でのロータリエンコーダの出力を順次積算す
ることによってロッド先端部の深度を連続的に把握す
る。そして、この結果は、表示記録ユニット22によっ
て表示および記録装置に連続的に表示記録される。な
お、掘削時には薬液の注入がないので薬液の配合率など
はそれに応じた記録となる。
いて、ボーリングロッド先端部深度、及び薬液の配合率
などの時間的推移が記録されるまでの動作を、改めて以
下に説明する。 〔掘削時〕操作レバー16を適宜に操作しつつ、ボーリ
ングロッド6によって注入孔を掘削してゆく。この時、
データ処理ユニット21は、ボーリングロッド6が緊結
された状態でのロータリエンコーダの出力を順次積算す
ることによってロッド先端部の深度を連続的に把握す
る。そして、この結果は、表示記録ユニット22によっ
て表示および記録装置に連続的に表示記録される。な
お、掘削時には薬液の注入がないので薬液の配合率など
はそれに応じた記録となる。
【0022】〔注入時〕以上のようにして注入孔の掘削
が完了すると、次に、ボーリングロッド6を引き抜きつ
つ薬液を注入してゆく。ボーリングロッド6を緊結した
状態での油圧シリンダ7の移動は、断続スイッチ16と
ロータリエンコーダの出力から把握できるので、データ
処理ユニット21は、ロッド先端部の深度を順次に算出
して、表示記録ユニット22は、その結果を連続的に表
示記録する。
が完了すると、次に、ボーリングロッド6を引き抜きつ
つ薬液を注入してゆく。ボーリングロッド6を緊結した
状態での油圧シリンダ7の移動は、断続スイッチ16と
ロータリエンコーダの出力から把握できるので、データ
処理ユニット21は、ロッド先端部の深度を順次に算出
して、表示記録ユニット22は、その結果を連続的に表
示記録する。
【0023】この状態では薬液が地盤中に注入されるの
で、データ処理ユニット21は、密度計18a,18b
の計測結果に基づいてA液とB液の相対配合率を算出し
て、その結果を、ロッド先端部の深度に合わせて表示記
録装置に出力する。また、ボーリングロッド6に供給さ
れる薬液の量や圧力は、流量計19や圧力計20の計測
結果に基づいて算出され、これも記録される。
で、データ処理ユニット21は、密度計18a,18b
の計測結果に基づいてA液とB液の相対配合率を算出し
て、その結果を、ロッド先端部の深度に合わせて表示記
録装置に出力する。また、ボーリングロッド6に供給さ
れる薬液の量や圧力は、流量計19や圧力計20の計測
結果に基づいて算出され、これも記録される。
【0024】図5は、実際の薬液注入工事を対象にして
注入材2液の配合率と注入深度を連続計測した記録例を
示したものであり、配合率が経時的に変動しながらもほ
ぼ基準値を満足して推移していることや、注入深度がス
テップ上に等深度ずつ上昇して、深度方向にも規定の段
階を順守しながら施工が行われていることが一目で把握
される。
注入材2液の配合率と注入深度を連続計測した記録例を
示したものであり、配合率が経時的に変動しながらもほ
ぼ基準値を満足して推移していることや、注入深度がス
テップ上に等深度ずつ上昇して、深度方向にも規定の段
階を順守しながら施工が行われていることが一目で把握
される。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る自
動品質管理方法によれば、従来の技術ではなし得なかっ
た注入材の配合率と注入深度とが連続的に自動計測さ
れ、しかも、これが流量計や圧力計の測定結果と共に記
録されるので、施工管理の完全化が図られる。つまり、
「所定の品質」の注入材が、「所定の深度」の範囲に、
「所定の圧力」のもと、「所定の流量」で注入されてい
ることが記録として残り、しかもこれが何時でも確認で
きるので、総合的で精度の高い薬液地盤注入工事の自動
品質管理が実現される。
動品質管理方法によれば、従来の技術ではなし得なかっ
た注入材の配合率と注入深度とが連続的に自動計測さ
れ、しかも、これが流量計や圧力計の測定結果と共に記
録されるので、施工管理の完全化が図られる。つまり、
「所定の品質」の注入材が、「所定の深度」の範囲に、
「所定の圧力」のもと、「所定の流量」で注入されてい
ることが記録として残り、しかもこれが何時でも確認で
きるので、総合的で精度の高い薬液地盤注入工事の自動
品質管理が実現される。
【0026】また、請求項2に係る薬液地盤注入管理装
置によれば、上記した高精度の品質管理を容易に実現さ
せることができる。
置によれば、上記した高精度の品質管理を容易に実現さ
せることができる。
【図1】請求項2の発明の一実施例である薬液地盤注入
管理装置の構成図を図示したものである。
管理装置の構成図を図示したものである。
【図2】図1の一部であるボーリングマシンを詳細に図
示したものである。
示したものである。
【図3】ボーリングマシンに設置される深度計の一部を
図示したものである。
図示したものである。
【図4】図1に示す演算記録装置の内部構成を図示した
ものである。
ものである。
【図5】図1に示す演算記録装置からの記録出力の一例
を図示したものである。
を図示したものである。
1 薬液プラント 2 注入ポンプ 3 演算記録装置(薬液計測手段、表示記録手
段) 4 ボーリングマシン 6 二重管ロッド 8 深度計(ロッド先端部深度検出手段)
段) 4 ボーリングマシン 6 二重管ロッド 8 深度計(ロッド先端部深度検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安保 秀範 東京都千代田区内幸町1丁目1番3号 東 京電力株式会社内 (72)発明者 金子 義信 大阪府豊中市庄内栄町2丁目21番1号 ソ イルアンドロックエンジニアリング株式会 社内
Claims (2)
- 【請求項1】ロッドを地盤中に挿入して、このロッド先
端部で注入材を混合することによって固結作用をもった
薬液を地盤に注入する薬液注入工法において、 前記ロッドを地盤に挿入した状態におけるロッド先端部
の深度を常時に記録してゆくと共に、前記注入材の配合
率を常時に計測して、これを注入量、注入圧、薬液温度
などの計測値とともに、前記ロッド先端部の深度に対応
させて記録してゆくことを特徴とする薬液地盤注入の自
動品質管理方法。 - 【請求項2】ロッドを地盤中に挿入して、このロッド先
端部で注入材を混合することによって固結作用をもった
薬液を地盤に注入する薬液地盤注入装置であって、 地盤中に挿入される前記ロッド先端部の深度を常時に検
出するロッド深度検出手段と、前記ロッドを介して注入
される注入材各液の配合率、温度、注入量、注入圧力な
どを計測する薬液計測手段と、この薬液計測手段の計測
結果と前記ロッド深度検出手段の検出結果とを受けこれ
らを連続的に記録する記録手段とを備えることを特徴と
する薬液地盤注入管理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19952492A JPH0641947A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 薬液地盤注入の自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19952492A JPH0641947A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 薬液地盤注入の自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0641947A true JPH0641947A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16409265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19952492A Pending JPH0641947A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 薬液地盤注入の自動品質管理方法及び薬液地盤注入管理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641947A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160065136A (ko) | 2013-11-28 | 2016-06-08 | 도레이 카부시키가이샤 | 항혈전성 재료 |
| JP2022190329A (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-26 | 株式会社竹中工務店 | 削孔機及び注入材注入機構 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP19952492A patent/JPH0641947A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20160065136A (ko) | 2013-11-28 | 2016-06-08 | 도레이 카부시키가이샤 | 항혈전성 재료 |
| JP2022190329A (ja) * | 2021-06-14 | 2022-12-26 | 株式会社竹中工務店 | 削孔機及び注入材注入機構 |
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