JPH0642403A - エンジンにおける防音装置 - Google Patents
エンジンにおける防音装置Info
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- JPH0642403A JPH0642403A JP21866692A JP21866692A JPH0642403A JP H0642403 A JPH0642403 A JP H0642403A JP 21866692 A JP21866692 A JP 21866692A JP 21866692 A JP21866692 A JP 21866692A JP H0642403 A JPH0642403 A JP H0642403A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】エンジンにおける防音装置を次のようにした。
クランクケース1の下端縁部2とオイルパン3のフラン
ジ部4との間に平坦状制振鋼板6の周縁部7を挟み込ん
で、クランクケース1とオイルパン3との間に平坦状制
振鋼板6を固定し、この平坦状制振鋼板6にオイルパン
3内に臨むオイル戻し孔8をあけた。 【効果】平坦状制振鋼板6の製作は、深絞り加工を必要
とせず、材料基板からの切断等、簡便な成型のみによっ
て行える。しかも、深絞り加工及びドレンプラグ取付ナ
ット16の溶接を必要とするオイルパン3の製作は、こ
れらの作業を簡単に行える通常の鋼板を素材として行う
ことができる。このため、これらの製作を簡便に行うこ
とができ、エンジンの製造コストを低く押さえることが
できる。
クランクケース1の下端縁部2とオイルパン3のフラン
ジ部4との間に平坦状制振鋼板6の周縁部7を挟み込ん
で、クランクケース1とオイルパン3との間に平坦状制
振鋼板6を固定し、この平坦状制振鋼板6にオイルパン
3内に臨むオイル戻し孔8をあけた。 【効果】平坦状制振鋼板6の製作は、深絞り加工を必要
とせず、材料基板からの切断等、簡便な成型のみによっ
て行える。しかも、深絞り加工及びドレンプラグ取付ナ
ット16の溶接を必要とするオイルパン3の製作は、こ
れらの作業を簡単に行える通常の鋼板を素材として行う
ことができる。このため、これらの製作を簡便に行うこ
とができ、エンジンの製造コストを低く押さえることが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンにおける防音
装置に関し、詳しくは、その製作を簡便に行えるものに
関する。
装置に関し、詳しくは、その製作を簡便に行えるものに
関する。
【0002】
【従来技術】エンジンの従来技術として図3に示すもの
がある。これは、クランクケース101の下端縁部10
2とオイルパン103のフランジ部104とをオイルパ
ン取付ボルト105で締結して、上記クランクケース1
01に上記オイルパン103を固定したものである。
がある。これは、クランクケース101の下端縁部10
2とオイルパン103のフランジ部104とをオイルパ
ン取付ボルト105で締結して、上記クランクケース1
01に上記オイルパン103を固定したものである。
【0003】ところで、この従来技術では、オイルパン
103を制振鋼板で形成してある。このため、燃焼室
(図外)からクランクケース101内に漏れた爆発音が
制振鋼板製のオイルパン103で遮られ、オイルパン1
03からエンジン外への音漏れが軽減される。
103を制振鋼板で形成してある。このため、燃焼室
(図外)からクランクケース101内に漏れた爆発音が
制振鋼板製のオイルパン103で遮られ、オイルパン1
03からエンジン外への音漏れが軽減される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、通常、潤滑に
必要な多量のオイルを溜めておくオイルパンの成型に
は、深絞り加工を必要とし、鋼板層の間に樹脂層がサン
ドイッチ状に挟み込まれた構造の制振鋼板をオイルパン
103の素材とする従来技術では、オイルパン103の
深絞り加工時に、鋼板層と樹脂層とが剥離を起こすおそ
れがあった。
必要な多量のオイルを溜めておくオイルパンの成型に
は、深絞り加工を必要とし、鋼板層の間に樹脂層がサン
ドイッチ状に挟み込まれた構造の制振鋼板をオイルパン
103の素材とする従来技術では、オイルパン103の
深絞り加工時に、鋼板層と樹脂層とが剥離を起こすおそ
れがあった。
【0005】また、制振鋼板製のオイルパン103にド
レンプラグ取付ナット106を溶接する場合には、樹脂
層の絶縁作用のため、通常の溶接治具を用いることがで
きず、特種治具を必要とした。このように、従来技術で
は、オイルパン103の成型作業及びオイルパン103
へのドレンプラグ取付ナット106の溶接作業が面倒
で、これがオイルパン103の製作を繁雑にし、エンジ
ンの製造コストを高める要因となっていた。
レンプラグ取付ナット106を溶接する場合には、樹脂
層の絶縁作用のため、通常の溶接治具を用いることがで
きず、特種治具を必要とした。このように、従来技術で
は、オイルパン103の成型作業及びオイルパン103
へのドレンプラグ取付ナット106の溶接作業が面倒
で、これがオイルパン103の製作を繁雑にし、エンジ
ンの製造コストを高める要因となっていた。
【0006】本発明では、その製作を簡便に行える、エ
ンジンにおける防音装置を提供することを、その課題と
する。
ンジンにおける防音装置を提供することを、その課題と
する。
【0007】
(第1発明)本発明では、図1(A)に例示するよう
に、クランクケース1の下端縁部2とオイルパン3のフ
ランジ部4とをオイルパン取付ボルト5で締結して、上
記クランクケース1に上記オイルパン3を固定したエン
ジンにおいて、次のようにしたことを特徴とする。
に、クランクケース1の下端縁部2とオイルパン3のフ
ランジ部4とをオイルパン取付ボルト5で締結して、上
記クランクケース1に上記オイルパン3を固定したエン
ジンにおいて、次のようにしたことを特徴とする。
【0008】上記クランクケース1の下端縁部2と上記
オイルパン3のフランジ部4との間に平坦状制振鋼板6
の周縁部7を挟み込んで、上記クランクケース1と上記
オイルパン3との間に上記平坦状制振鋼板6を固定し、
この平坦状制振鋼板6に上記オイルパン3内に臨むオイ
ル戻し孔8をあけた。
オイルパン3のフランジ部4との間に平坦状制振鋼板6
の周縁部7を挟み込んで、上記クランクケース1と上記
オイルパン3との間に上記平坦状制振鋼板6を固定し、
この平坦状制振鋼板6に上記オイルパン3内に臨むオイ
ル戻し孔8をあけた。
【0009】(第2発明)本発明では、図1(A)に例
示する第1発明において、平坦状制振鋼板6に代えて、
図2(A)に例示するように、上下制振鋼板9・10を
用いた。
示する第1発明において、平坦状制振鋼板6に代えて、
図2(A)に例示するように、上下制振鋼板9・10を
用いた。
【0010】そして、上記クランクケース1の下端縁部
2と上記オイルパン3のフランジ部4との間に上記上下
制振鋼板9・10の各周縁部11・12を挟み込んで、
上記クランクケース1と上記オイルパン3との間に上記
上下制振鋼板9・10を固定し、上記下制振鋼板10に
オイル溜め13を膨出状に形成し、上記上制振鋼板9か
ら上記オイル溜め13内にオイル流入筒14を垂設し、
上記オイル溜め13よりも高い位置で、上記下制振鋼板
10に上記オイルパン3内に臨むオーバーフロー孔15
をあけた。
2と上記オイルパン3のフランジ部4との間に上記上下
制振鋼板9・10の各周縁部11・12を挟み込んで、
上記クランクケース1と上記オイルパン3との間に上記
上下制振鋼板9・10を固定し、上記下制振鋼板10に
オイル溜め13を膨出状に形成し、上記上制振鋼板9か
ら上記オイル溜め13内にオイル流入筒14を垂設し、
上記オイル溜め13よりも高い位置で、上記下制振鋼板
10に上記オイルパン3内に臨むオーバーフロー孔15
をあけた。
【0011】
(第1発明)図1(A)に示すように、燃焼室(図外)
からクランクケース1内に漏れた爆発音が平坦状制振鋼
板6で遮られ、クランクケース1内からオイルパン3内
への音の伝播量が減少し、オイルパン3からエンジン外
への音漏れが軽減される。
からクランクケース1内に漏れた爆発音が平坦状制振鋼
板6で遮られ、クランクケース1内からオイルパン3内
への音の伝播量が減少し、オイルパン3からエンジン外
への音漏れが軽減される。
【0012】また、平坦状制振鋼板6の製作は、深絞り
加工を必要とせず、材料基板からの切断等、簡便な成型
のみによって行うことができる。しかも、深絞り加工及
びドレンプラグ取付ナット16の溶接を必要とするオイ
ルパン3の製作は、これらの作業を簡単に行える通常の
鋼板を素材として行うことができる。尚、クランク軸
(図外)等の潤滑を終えてクランクケース1内に流入し
てきたオイルはオイル戻し孔8からオイルパン3内に戻
る。
加工を必要とせず、材料基板からの切断等、簡便な成型
のみによって行うことができる。しかも、深絞り加工及
びドレンプラグ取付ナット16の溶接を必要とするオイ
ルパン3の製作は、これらの作業を簡単に行える通常の
鋼板を素材として行うことができる。尚、クランク軸
(図外)等の潤滑を終えてクランクケース1内に流入し
てきたオイルはオイル戻し孔8からオイルパン3内に戻
る。
【0013】(第2発明)図2(A)に示すように、ク
ランク軸(図外)等の潤滑を終えてクランクケース1内
に流入してきたオイルは、オイル流入筒14からオイル
溜め13内に流れ込み、ここに溜まる。このため燃焼室
(図外)からクランクケース1内に漏れた爆発音が、上
下制振鋼板9・10とオイル溜め13内に溜まったオイ
ル17とで遮られ、クランクケース1内からオイルパン
3内への音の伝播量が減少し、オイルパン3からエンジ
ン外への音漏れが軽減される。尚、オイル溜め13がオ
イル17で一杯になると、溢れたオイルはオーバーフロ
ー孔15からオイルパン3内に戻る。
ランク軸(図外)等の潤滑を終えてクランクケース1内
に流入してきたオイルは、オイル流入筒14からオイル
溜め13内に流れ込み、ここに溜まる。このため燃焼室
(図外)からクランクケース1内に漏れた爆発音が、上
下制振鋼板9・10とオイル溜め13内に溜まったオイ
ル17とで遮られ、クランクケース1内からオイルパン
3内への音の伝播量が減少し、オイルパン3からエンジ
ン外への音漏れが軽減される。尚、オイル溜め13がオ
イル17で一杯になると、溢れたオイルはオーバーフロ
ー孔15からオイルパン3内に戻る。
【0014】また、遮音に必要な少量のオイル17を溜
めておくだけのオイル溜め13は浅くてよいうえ、オイ
ル溜め13内にクランクケース1内からオイルを流入さ
せるだけのオイル流下筒14は短くてよい。このため、
これらを備える上下制振鋼板9の製作には、深絞り加工
を必要とせず、材料基板からの切断や浅い絞り加工等、
簡便な成型のみによって行うことができる。しかも、深
絞り加工及びドレンプラグ取付ナット16の溶接を必要
とするオイルパン3の製作は、これらの作業を簡単に行
える通常の鋼板を素材として行うことができる。
めておくだけのオイル溜め13は浅くてよいうえ、オイ
ル溜め13内にクランクケース1内からオイルを流入さ
せるだけのオイル流下筒14は短くてよい。このため、
これらを備える上下制振鋼板9の製作には、深絞り加工
を必要とせず、材料基板からの切断や浅い絞り加工等、
簡便な成型のみによって行うことができる。しかも、深
絞り加工及びドレンプラグ取付ナット16の溶接を必要
とするオイルパン3の製作は、これらの作業を簡単に行
える通常の鋼板を素材として行うことができる。
【0015】
(第1発明)平坦状制振鋼板の製作は、深絞り加工を必
要とせず、材料基板からの切断等、簡便な成型のみによ
って行うことができる。しかも、深絞り加工及びドレン
プラグ取付ナットの溶接を必要とするオイルパンの製作
は、これらの作業を簡単に行える通常の鋼板を素材とし
て行うことができる。このため、これらの製作を簡便に
行うことができ、エンジンの製造コストを低く押さえる
ことができる。
要とせず、材料基板からの切断等、簡便な成型のみによ
って行うことができる。しかも、深絞り加工及びドレン
プラグ取付ナットの溶接を必要とするオイルパンの製作
は、これらの作業を簡単に行える通常の鋼板を素材とし
て行うことができる。このため、これらの製作を簡便に
行うことができ、エンジンの製造コストを低く押さえる
ことができる。
【0016】(第2発明)遮音に必要な少量のオイルを
溜めておくだけのオイル溜めは浅くてよいうえ、オイル
溜め内にクランクケース1内からオイルを流入させるだ
けのオイル流下筒は短くてよい。このため、これらを備
える上下制振鋼板の製作には、深絞り加工を必要とせ
ず、材料基板からの切断や浅い絞り加工等、簡便な成型
のみによって行うことができる。しかも、深絞り加工及
びドレンプラグ取付ナットの溶接を必要とするオイルパ
ンの製作は、これらの作業を簡単に行える通常の鋼板を
素材として行うことができる。したがって、これらの製
作を簡便に行うことができ、エンジンの製造コストを低
く押さえることができる。
溜めておくだけのオイル溜めは浅くてよいうえ、オイル
溜め内にクランクケース1内からオイルを流入させるだ
けのオイル流下筒は短くてよい。このため、これらを備
える上下制振鋼板の製作には、深絞り加工を必要とせ
ず、材料基板からの切断や浅い絞り加工等、簡便な成型
のみによって行うことができる。しかも、深絞り加工及
びドレンプラグ取付ナットの溶接を必要とするオイルパ
ンの製作は、これらの作業を簡単に行える通常の鋼板を
素材として行うことができる。したがって、これらの製
作を簡便に行うことができ、エンジンの製造コストを低
く押さえることができる。
【0017】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、第1実施例について説明する。図1は本発明の第
1実施例に係るエンジンにおける防音装置を説明する図
で、図1(A)は防音装置の周辺部分の縦断面正面図、
図1(B)は図1(A)の防音装置に用いる平坦状制振
鋼板の斜視図である。
まず、第1実施例について説明する。図1は本発明の第
1実施例に係るエンジンにおける防音装置を説明する図
で、図1(A)は防音装置の周辺部分の縦断面正面図、
図1(B)は図1(A)の防音装置に用いる平坦状制振
鋼板の斜視図である。
【0018】図1(A)に示すエンジンは、四気筒の縦
型ディーゼルエンジンで、クランクケース1の上側に四
本のシリンダ(図外)を並設し、クランクケース1内に
クランク軸(図外)を架設し、オイルパン3内のオイル
17を潤滑装置(図外)によりオイルストレーナ18か
ら吸い上げ、クランク軸の軸受部(図外)等に供給する
ようにしてある。クランクケース1の下側にはオイルパ
ン3を配設し、クランクケース1の下端縁部2とオイル
パン3のフランジ部4とをオイルパン取付ボルト5で締
結して、クランクケース1にオイルパン3を固定してあ
る。
型ディーゼルエンジンで、クランクケース1の上側に四
本のシリンダ(図外)を並設し、クランクケース1内に
クランク軸(図外)を架設し、オイルパン3内のオイル
17を潤滑装置(図外)によりオイルストレーナ18か
ら吸い上げ、クランク軸の軸受部(図外)等に供給する
ようにしてある。クランクケース1の下側にはオイルパ
ン3を配設し、クランクケース1の下端縁部2とオイル
パン3のフランジ部4とをオイルパン取付ボルト5で締
結して、クランクケース1にオイルパン3を固定してあ
る。
【0019】このエンジンは防音装置を備えており、そ
の構成は次の通りである。クランクケース1とオイルパ
ン3との間に平坦状制振鋼板6を配設してある。図1
(B)に示すように、この平坦状制振鋼板6には、その
周縁部7に多数のボルト挿通孔19をあけ、中央部にオ
イル戻し孔8をあけ、前部にストレーナ挿通孔20をあ
けてある。
の構成は次の通りである。クランクケース1とオイルパ
ン3との間に平坦状制振鋼板6を配設してある。図1
(B)に示すように、この平坦状制振鋼板6には、その
周縁部7に多数のボルト挿通孔19をあけ、中央部にオ
イル戻し孔8をあけ、前部にストレーナ挿通孔20をあ
けてある。
【0020】そして、図1(A)に示すように、クラン
クケース1の下端縁部2とオイルパン3のフランジ部4
との間に平坦状制振鋼板6の周縁部7を挟み込み、オイ
ルパン取付ボルト5の締結力で、クランクケース1とオ
イルパン3との間に平坦状制振鋼板6を固定するととも
に、オイル戻し孔8をオイルパン3内に臨ませてある。
図1(B)に示すストレーナ挿通孔20には、オイルス
トレーナ18(図1(A)参照)とオイルレベルゲージ
(図外)とを挿通する。
クケース1の下端縁部2とオイルパン3のフランジ部4
との間に平坦状制振鋼板6の周縁部7を挟み込み、オイ
ルパン取付ボルト5の締結力で、クランクケース1とオ
イルパン3との間に平坦状制振鋼板6を固定するととも
に、オイル戻し孔8をオイルパン3内に臨ませてある。
図1(B)に示すストレーナ挿通孔20には、オイルス
トレーナ18(図1(A)参照)とオイルレベルゲージ
(図外)とを挿通する。
【0021】この実施例の防音装置では、燃焼室(図
外)からクランクケース1内に漏れた爆発音が平坦状制
振鋼板6で遮られ、クランクケース1内からオイルパン
3内への音の伝播量が減少し、オイルパン3からエンジ
ン外への音漏れが軽減される。尚、クランク軸(図外)
等の潤滑を終えてクランクケース1内に流入してきたオ
イルはオイル戻し孔8からオイルパン3内に戻る。
外)からクランクケース1内に漏れた爆発音が平坦状制
振鋼板6で遮られ、クランクケース1内からオイルパン
3内への音の伝播量が減少し、オイルパン3からエンジ
ン外への音漏れが軽減される。尚、クランク軸(図外)
等の潤滑を終えてクランクケース1内に流入してきたオ
イルはオイル戻し孔8からオイルパン3内に戻る。
【0022】次に、第2実施例について説明する。図2
は本発明の第2実施例に係るエンジンにおける防音装置
を説明する図で、図2(A)は防音装置の周辺部分の縦
断面側面図、図2(B)は図2(A)の防音装置に用い
る上下制振鋼板の斜視図である。
は本発明の第2実施例に係るエンジンにおける防音装置
を説明する図で、図2(A)は防音装置の周辺部分の縦
断面側面図、図2(B)は図2(A)の防音装置に用い
る上下制振鋼板の斜視図である。
【0023】この第2実施例では、第1実施例で用いた
図1(B)に示す平坦状制振鋼板6に代えて、図2
(B)に示す上下制振鋼板9・10を用いてある。下制
振鋼板10には、四個所にオイル溜め13を膨出状に形
成し、隣合うオイル溜め13・13の間には、このオイ
ル溜め13よりも高い位置で、オーバーフロー孔15を
あけてある。オイル溜め13の内底には、オイル戻し孔
8をあけてある。また、上制振鋼板9には、四個所にオ
イル流入筒14を垂設してある。上下制振鋼板9・10
には、その各周縁部11・12にそれぞれ多数のボルト
挿通孔19をあけ、前部にストレーナ挿通孔20をそれ
ぞれあけてある。
図1(B)に示す平坦状制振鋼板6に代えて、図2
(B)に示す上下制振鋼板9・10を用いてある。下制
振鋼板10には、四個所にオイル溜め13を膨出状に形
成し、隣合うオイル溜め13・13の間には、このオイ
ル溜め13よりも高い位置で、オーバーフロー孔15を
あけてある。オイル溜め13の内底には、オイル戻し孔
8をあけてある。また、上制振鋼板9には、四個所にオ
イル流入筒14を垂設してある。上下制振鋼板9・10
には、その各周縁部11・12にそれぞれ多数のボルト
挿通孔19をあけ、前部にストレーナ挿通孔20をそれ
ぞれあけてある。
【0024】そして、図2(A)に示すように、クラン
クケース1の下端縁部2とオイルパン3のフランジ部4
との間に上下制振鋼板9・10の各周縁部11・12を
挟み込み、オイルパン取付ボルト5の締結力で、クラン
クケース1とオイルパン3との間に上下制振鋼板9・1
0を固定してある。上下制振鋼板9・10の間にはスペ
ーサ21を介設してある。各オイル溜め13とオイル流
入筒14は、各シリンダ(図外)の直下位置にそれぞれ
配設し、オイル溜め13内にオイル流入筒14の下端部
を侵入させてある。オーバーフロー孔15は、オイルパ
ン3内に臨ませてある。ストレーナ挿通孔20には、オ
イルストレーナ18とオイルレベルゲージ(図外)とを
挿通してある。
クケース1の下端縁部2とオイルパン3のフランジ部4
との間に上下制振鋼板9・10の各周縁部11・12を
挟み込み、オイルパン取付ボルト5の締結力で、クラン
クケース1とオイルパン3との間に上下制振鋼板9・1
0を固定してある。上下制振鋼板9・10の間にはスペ
ーサ21を介設してある。各オイル溜め13とオイル流
入筒14は、各シリンダ(図外)の直下位置にそれぞれ
配設し、オイル溜め13内にオイル流入筒14の下端部
を侵入させてある。オーバーフロー孔15は、オイルパ
ン3内に臨ませてある。ストレーナ挿通孔20には、オ
イルストレーナ18とオイルレベルゲージ(図外)とを
挿通してある。
【0025】この実施例の防音装置では、クランク軸
(図外)等の潤滑を終えてクランクケース1内に流入し
てきたオイルは、オイル流入筒14からオイル溜め13
内に流れ込み、ここに溜まる。このため燃焼室(図外)
からクランクケース1内に漏れた爆発音が、上下制振鋼
板9・10とオイル溜め13内に溜まったオイル17と
で遮られ、クランクケース1内からオイルパン3内への
音の伝播量が減少し、オイルパン3からエンジン外への
音漏れが軽減される。尚、オイル溜め13がオイル17
で一杯になると、溢れたオイルはオーバーフロー孔15
からオイルパン3内に戻る。尚、オイル溜め13内への
オイルの流れ込みが止まるエンジン停止直後には、オイ
ル溜め13内のオイルはオイル戻し孔8から徐々にオイ
ルパン8内に戻り、オイル溜め13内は空になる。
(図外)等の潤滑を終えてクランクケース1内に流入し
てきたオイルは、オイル流入筒14からオイル溜め13
内に流れ込み、ここに溜まる。このため燃焼室(図外)
からクランクケース1内に漏れた爆発音が、上下制振鋼
板9・10とオイル溜め13内に溜まったオイル17と
で遮られ、クランクケース1内からオイルパン3内への
音の伝播量が減少し、オイルパン3からエンジン外への
音漏れが軽減される。尚、オイル溜め13がオイル17
で一杯になると、溢れたオイルはオーバーフロー孔15
からオイルパン3内に戻る。尚、オイル溜め13内への
オイルの流れ込みが止まるエンジン停止直後には、オイ
ル溜め13内のオイルはオイル戻し孔8から徐々にオイ
ルパン8内に戻り、オイル溜め13内は空になる。
【0026】本発明の各実施例の内容は以上の通りであ
るが、本発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば、第2実施例では、図2(A)に示すよう
に、オイル溜め13を複数のシリンダに対応させて複数
個所に設けたが、このオイル溜め13は全てのシリンダ
にわたる単一のものであってもよい。尚、用いるエンジ
ンは多気筒に限らず、単気筒であってもよい。
るが、本発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば、第2実施例では、図2(A)に示すよう
に、オイル溜め13を複数のシリンダに対応させて複数
個所に設けたが、このオイル溜め13は全てのシリンダ
にわたる単一のものであってもよい。尚、用いるエンジ
ンは多気筒に限らず、単気筒であってもよい。
【図1】本発明の第1実施例に係るエンジンにおける防
音装置を説明する図で、図1(A)は防音装置の周辺部
分の縦断面正面図、図1(B)は図1(A)の防音装置
に用いる平坦状制振鋼板の斜視図である。
音装置を説明する図で、図1(A)は防音装置の周辺部
分の縦断面正面図、図1(B)は図1(A)の防音装置
に用いる平坦状制振鋼板の斜視図である。
【図2】本発明の第2実施例に係るエンジンにおける防
音装置を説明する図で、図2(A)は防音装置の周辺部
分の縦断面側面図、図2(B)は図2(A)の防音装置
に用いる上下制振鋼板の斜視図である。
音装置を説明する図で、図2(A)は防音装置の周辺部
分の縦断面側面図、図2(B)は図2(A)の防音装置
に用いる上下制振鋼板の斜視図である。
【図3】従来技術に係るエンジンにおける防音装置の図
1(A)相当図である。
1(A)相当図である。
1…クランクケース、2…1の下端縁部、3…オイルパ
ン、4…3のフランジ部、5…オイルパン取付ボルト、
6…平坦状制振鋼板、7…6の周縁部、8…オイル戻し
孔、9…上制振鋼板、10…下制振鋼板、11…9の周
縁部、12…10の周縁部、13…オイル溜め、14…
オイル流入筒、15…オーバーフロー孔。
ン、4…3のフランジ部、5…オイルパン取付ボルト、
6…平坦状制振鋼板、7…6の周縁部、8…オイル戻し
孔、9…上制振鋼板、10…下制振鋼板、11…9の周
縁部、12…10の周縁部、13…オイル溜め、14…
オイル流入筒、15…オーバーフロー孔。
Claims (2)
- 【請求項1】 クランクケース(1)の下端縁部(2)とオ
イルパン(3)のフランジ部(4)とをオイルパン取付ボル
ト(5)で締結して、上記クランクケース(1)に上記オイ
ルパン(3)を固定したエンジンにおいて、 上記クランクケース(1)の下端縁部(2)と上記オイルパ
ン(3)のフランジ部(4)との間に平坦状制振鋼板(6)の
周縁部(7)を挟み込んで、上記クランクケース(1)と上
記オイルパン(3)との間に上記平坦状制振鋼板(6)を固
定し、この平坦状制振鋼板(6)に上記オイルパン(3)内
に臨むオイル戻し孔(8)をあけた、ことを特徴とするエ
ンジンにおける防音装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のエンジンにおける防音
装置において、平坦状制振鋼板(6)に代えて、上下制振
鋼板(9)・(10)を用い、 上記クランクケース(1)の下端縁部(2)と上記オイルパ
ン(3)のフランジ部(4)との間に上記上下制振鋼板(9)
・(10)の各周縁部(11)・(12)を挟み込んで、上記
クランクケース(1)と上記オイルパン(3)との間に上記
上下制振鋼板(9)・(10)を固定し、上記下制振鋼板
(10)にオイル溜め(13)を膨出状に形成し、上記上制
振鋼板(9)から上記オイル溜め(13)内にオイル流入筒
(14)を垂設し、上記オイル溜め(13)よりも高い位置
で、上記下制振鋼板(10)に上記オイルパン(3)内に臨
むオーバーフロー孔(15)をあけた、ことを特徴とする
エンジンにおける防音装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218666A JP2794516B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | エンジンにおける防音装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4218666A JP2794516B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | エンジンにおける防音装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642403A true JPH0642403A (ja) | 1994-02-15 |
| JP2794516B2 JP2794516B2 (ja) | 1998-09-10 |
Family
ID=16723524
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4218666A Expired - Lifetime JP2794516B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | エンジンにおける防音装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2794516B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55163419U (ja) * | 1979-05-14 | 1980-11-25 | ||
| JPS6346651U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-29 | ||
| JPH0280754U (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-21 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP4218666A patent/JP2794516B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55163419U (ja) * | 1979-05-14 | 1980-11-25 | ||
| JPS6346651U (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-29 | ||
| JPH0280754U (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-21 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2794516B2 (ja) | 1998-09-10 |
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