JPH0642653Y2 - 歯科用超音波振動チップ - Google Patents
歯科用超音波振動チップInfo
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- JPH0642653Y2 JPH0642653Y2 JP3473790U JP3473790U JPH0642653Y2 JP H0642653 Y2 JPH0642653 Y2 JP H0642653Y2 JP 3473790 U JP3473790 U JP 3473790U JP 3473790 U JP3473790 U JP 3473790U JP H0642653 Y2 JPH0642653 Y2 JP H0642653Y2
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- Japan
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- blade portion
- flat blade
- substantially flat
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、歯科医療において主として抜歯補助器具とし
て歯根膜切削に用いられる超音波振動チップに関する。
て歯根膜切削に用いられる超音波振動チップに関する。
(従来の技術) 従来、歯根膜切削用の歯科用超音波振動チップとして
は、超音波振動素子の振幅する振幅拡大用ホーンの先端
に薄板状の歯根膜切削用刃先部を取り付けたもの(例え
ば、特公昭60−17533号公報参照)や、歯科用超音波発
生器等に末端が連結され先端に近い部分に歯根面に沿う
湾曲した鋭利な刃を形成した基軸部を有し、その中空内
部の送水路の終端に冷却水の噴射孔を設けたもの(例え
ば、特開平1−212547号公報参照)がある。
は、超音波振動素子の振幅する振幅拡大用ホーンの先端
に薄板状の歯根膜切削用刃先部を取り付けたもの(例え
ば、特公昭60−17533号公報参照)や、歯科用超音波発
生器等に末端が連結され先端に近い部分に歯根面に沿う
湾曲した鋭利な刃を形成した基軸部を有し、その中空内
部の送水路の終端に冷却水の噴射孔を設けたもの(例え
ば、特開平1−212547号公報参照)がある。
(考案が解決しようとする課題) 上記、従来技術のうち前者においては、抜歯鉗子、挺
子、外科用ノミ、木槌等の抜歯器具を使用する旧来の抜
歯方法の患者に与える大きな外力や恐怖等を軽減する効
果を有するとは云え、刃先部への冷却水の供給手段が無
いため治療中発生する熱によって抜歯時の創傷が治癒し
にくくなると云った問題、また歯周、歯根における適応
性に充分な配慮がされていないと云う問題を有してい
た。
子、外科用ノミ、木槌等の抜歯器具を使用する旧来の抜
歯方法の患者に与える大きな外力や恐怖等を軽減する効
果を有するとは云え、刃先部への冷却水の供給手段が無
いため治療中発生する熱によって抜歯時の創傷が治癒し
にくくなると云った問題、また歯周、歯根における適応
性に充分な配慮がされていないと云う問題を有してい
た。
また、後者においては、歯根面廊清研磨・切削のために
疾患部に冷却水を噴射する構造を有してはいるものの、
刃に沿った冷却水の供給でないため処置部から離してい
る間に刃が発熱する。更に抜歯のための深い部位の歯根
膜切除、歯槽骨切削に対して形状的に充分配慮されてい
ないと云った問題を有していた。
疾患部に冷却水を噴射する構造を有してはいるものの、
刃に沿った冷却水の供給でないため処置部から離してい
る間に刃が発熱する。更に抜歯のための深い部位の歯根
膜切除、歯槽骨切削に対して形状的に充分配慮されてい
ないと云った問題を有していた。
本考案は、従来技術の有する上記のような問題点に鑑み
てなされたものであり、その目的とするところは、旧来
の抜歯鉗子、挺子、外科用ノミ、木槌等の恐怖感や苦痛
を与えるような抜歯器具の欠点を軽減する超音波振動に
よる歯根膜の切削に於て、抜歯力及び抜歯所要時間を大
幅に減じ、超音波振動を利用するものの刃部の冷却を効
果的に行ない且つ必要に応じて処置部位に水、薬液の注
入も行い得て抜歯創傷の回復を早め、また耐久性及び安
全性に優れ、操作性及び応力性の良い歯科用超音波振動
チップを提供するものである。
てなされたものであり、その目的とするところは、旧来
の抜歯鉗子、挺子、外科用ノミ、木槌等の恐怖感や苦痛
を与えるような抜歯器具の欠点を軽減する超音波振動に
よる歯根膜の切削に於て、抜歯力及び抜歯所要時間を大
幅に減じ、超音波振動を利用するものの刃部の冷却を効
果的に行ない且つ必要に応じて処置部位に水、薬液の注
入も行い得て抜歯創傷の回復を早め、また耐久性及び安
全性に優れ、操作性及び応力性の良い歯科用超音波振動
チップを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の歯科用超音波振動チ
ップを実施例相当図の第1図乃至第3図を参照して説明
する。
ップを実施例相当図の第1図乃至第3図を参照して説明
する。
本考案歯科用超音波振動チップ1は、歯科用超音波スケ
ーラー等の超音波発生源2にねじ、バイヨネット、スナ
ップ等の係合手段を介して接続される接続部11と、該接
続部11から先端に向って屈曲ないしは湾曲して伸びる管
状基軸部15とを有し、上記基軸部15の中空内部に水又は
薬液を通す通路18を形成してなり、更に、上記基軸部15
の屈曲部ないしは湾曲部より先端側に移行部16を介して
略扁平な刃部17を有しており、上記通路18の水又は薬液
の流出口16aを上記移行部16に於て刃部17に臨んで開口
して成るものである。
ーラー等の超音波発生源2にねじ、バイヨネット、スナ
ップ等の係合手段を介して接続される接続部11と、該接
続部11から先端に向って屈曲ないしは湾曲して伸びる管
状基軸部15とを有し、上記基軸部15の中空内部に水又は
薬液を通す通路18を形成してなり、更に、上記基軸部15
の屈曲部ないしは湾曲部より先端側に移行部16を介して
略扁平な刃部17を有しており、上記通路18の水又は薬液
の流出口16aを上記移行部16に於て刃部17に臨んで開口
して成るものである。
管状基軸部15は第4図のように途中“ヘ”字状に屈曲し
ていても良いし、第6図のように湾曲しても良い。
ていても良いし、第6図のように湾曲しても良い。
上記流出口16aは、移行部16において扁平な刃部17の両
側面17a,17bに向って開口しているのが好ましい〔第2
図(a)〜(d)〕。
側面17a,17bに向って開口しているのが好ましい〔第2
図(a)〜(d)〕。
流出口は、移行部16から扁平な刃部17にかけて両側面17
a,17bにおいて長手方向に開設された貫通溝16bとするこ
ともできる〔第3図(a)〕。
a,17bにおいて長手方向に開設された貫通溝16bとするこ
ともできる〔第3図(a)〕。
また、流出口は、移行部において、扁平な刃部の下面に
向って1ケ所開口していても良い〔第6図、第7図〕。
向って1ケ所開口していても良い〔第6図、第7図〕。
略扁平な刃部17は、その上下面に角ばった又は丸味のあ
る稜刃17c乃至17dを形成することが出来る〔第2図
(a)〜(d)〕。
る稜刃17c乃至17dを形成することが出来る〔第2図
(a)〜(d)〕。
また、刃部17は長手方向に沿い流出口16aに臨んだ比較
的浅い案内溝19を両側面17a,17bに有するものでも良
い。〔第3図(b)〕、更にはその先端面17eから上下
面にかけて角落しないしは丸味付けされるのが好ましい
(第3図(a)(b)、第5図〕。
的浅い案内溝19を両側面17a,17bに有するものでも良
い。〔第3図(b)〕、更にはその先端面17eから上下
面にかけて角落しないしは丸味付けされるのが好ましい
(第3図(a)(b)、第5図〕。
また刃部17は第4図のように長手方向に直状であっても
良いし、第6図のように長手方向に先細りや湾曲してい
ても良い。
良いし、第6図のように長手方向に先細りや湾曲してい
ても良い。
(作用) 上記のように構成された本考案歯科用超音波振動チップ
1において、チップ1は接続部11を介して歯科用超音波
スケーラー等の超音波発生源2に機械的に連結され、超
音波振動が管状基軸部15に伝達される。該管状基軸部15
は超音波発生源2から伝達されてくる超音波振動の振幅
を基軸部15にて拡大して移行部16を介して刃部17に伝達
するとともに、その中空内部の通路18を介して冷却用の
水や消毒用の薬液を移行部16に開口した流出口16aに供
給し、該流出口16aから扁平な刃部17に注ぐ。略扁平な
刃部17は歯周溝に挿入されやすく挿入の后水、薬液の供
給を受け冷却されて処置部を加熱することが無く、抜歯
時等において生ずる創傷の治癒に対する熱の悪影響を除
去すると共に、基軸部15から刃部17にかけて移行部16を
備え刃部17を扁平形状とすることによって切開用メスと
して長時間に渡って使用しても破損することが無く、耐
久性及び安全性を確保している。また、この略扁平な刃
部17は、基軸部15の屈曲部ないしは湾曲部を介して歯周
に当てやすくなっており、その撓みの少ない比較的大き
な剛性によって良好な操作性を確保している。本考案者
の実験によると、チップ1によって歯根膜を切削してか
ら挺子を利用して抜歯すると抜歯力は旧来に比べて1/4
程に減少し、抜歯作業時間も1/4程に短縮される。ま
た、チップ1は、その優れた切開性能によって抜歯用の
他に歯周部の切開にも利用される。
1において、チップ1は接続部11を介して歯科用超音波
スケーラー等の超音波発生源2に機械的に連結され、超
音波振動が管状基軸部15に伝達される。該管状基軸部15
は超音波発生源2から伝達されてくる超音波振動の振幅
を基軸部15にて拡大して移行部16を介して刃部17に伝達
するとともに、その中空内部の通路18を介して冷却用の
水や消毒用の薬液を移行部16に開口した流出口16aに供
給し、該流出口16aから扁平な刃部17に注ぐ。略扁平な
刃部17は歯周溝に挿入されやすく挿入の后水、薬液の供
給を受け冷却されて処置部を加熱することが無く、抜歯
時等において生ずる創傷の治癒に対する熱の悪影響を除
去すると共に、基軸部15から刃部17にかけて移行部16を
備え刃部17を扁平形状とすることによって切開用メスと
して長時間に渡って使用しても破損することが無く、耐
久性及び安全性を確保している。また、この略扁平な刃
部17は、基軸部15の屈曲部ないしは湾曲部を介して歯周
に当てやすくなっており、その撓みの少ない比較的大き
な剛性によって良好な操作性を確保している。本考案者
の実験によると、チップ1によって歯根膜を切削してか
ら挺子を利用して抜歯すると抜歯力は旧来に比べて1/4
程に減少し、抜歯作業時間も1/4程に短縮される。ま
た、チップ1は、その優れた切開性能によって抜歯用の
他に歯周部の切開にも利用される。
そして、後記するように、流出口16aを移行部16に略扁
平な刃部17の両側面17a,17bに向って開口することによ
って更に流出口16bを移行部16から扁平な刃部17にかけ
て両側面17a,17bにおいて長手方向に開設された貫通溝
で構成することによって刃部17の冷却効果をより高める
ことができる。
平な刃部17の両側面17a,17bに向って開口することによ
って更に流出口16bを移行部16から扁平な刃部17にかけ
て両側面17a,17bにおいて長手方向に開設された貫通溝
で構成することによって刃部17の冷却効果をより高める
ことができる。
また、略扁平な刃部17は、その上下面に稜刃17c乃至17d
を形成すると、引き切りと押し切りの両切りを行うこ
とができ更に操作性が向上し、その長手方向に沿い流出
口16aに臨んだ比較的浅い案内溝19を両側面17a,17bに設
けると水、薬液が刃部17によく添って冷却効果を更に高
めることができる。略扁平な刃部17の先端面17eから上
下面にかけて角落しないしは丸味付けをするとスムーズ
なチップ1の切削移動を可能にする。
を形成すると、引き切りと押し切りの両切りを行うこ
とができ更に操作性が向上し、その長手方向に沿い流出
口16aに臨んだ比較的浅い案内溝19を両側面17a,17bに設
けると水、薬液が刃部17によく添って冷却効果を更に高
めることができる。略扁平な刃部17の先端面17eから上
下面にかけて角落しないしは丸味付けをするとスムーズ
なチップ1の切削移動を可能にする。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面によってより詳細に説明す
る。
る。
第1図において、主に抜歯のために歯牙Tを支える歯根
膜Mを切削して歯槽骨から切り離すために使用される本
考案歯科用超音波振動チップ1は、歯科用超音波発生源
2に雌ねじ、接続部に取外し可能に接続される雄ねじを
有した接続部11と、発生源2の接続部端面にOリング等
のシール手段を介して当接するフランジ部12と、該フラ
ンジ部12から直状に伸びた大径部13と該大径部13の先端
部から屈曲して伸びた小径部14とから成る先端に向って
第4図の如く屈曲ないしは第6図の如く湾曲して伸びる
管状基軸部15と、小径部14の先端部に移行部16を介して
上下方向に略扁平に形成された刃部17と、接続部11から
移行部16の両側の流出口16a,16aにかけて形成された冷
却水ないし薬液の通路18とから構成されている。
膜Mを切削して歯槽骨から切り離すために使用される本
考案歯科用超音波振動チップ1は、歯科用超音波発生源
2に雌ねじ、接続部に取外し可能に接続される雄ねじを
有した接続部11と、発生源2の接続部端面にOリング等
のシール手段を介して当接するフランジ部12と、該フラ
ンジ部12から直状に伸びた大径部13と該大径部13の先端
部から屈曲して伸びた小径部14とから成る先端に向って
第4図の如く屈曲ないしは第6図の如く湾曲して伸びる
管状基軸部15と、小径部14の先端部に移行部16を介して
上下方向に略扁平に形成された刃部17と、接続部11から
移行部16の両側の流出口16a,16aにかけて形成された冷
却水ないし薬液の通路18とから構成されている。
歯科用超音波発生源2は例えば良く知られた超音波スケ
ーラーの振動子を用いることが出来、その内部の高周波
電流を超音波に変換する電子変換器に高周波電流を伝導
する給電ケーブルと共に冷却水もしくは薬液をチップ1
に供給する図外の供給ホースを末端に連結している。本
実施例では、超音波発生源2はその先端にチップ1を接
続して歯根膜切削用ハンドピースを形成している。冷却
水には、適宜消毒用薬剤が混合されても良いことはもち
ろんである。
ーラーの振動子を用いることが出来、その内部の高周波
電流を超音波に変換する電子変換器に高周波電流を伝導
する給電ケーブルと共に冷却水もしくは薬液をチップ1
に供給する図外の供給ホースを末端に連結している。本
実施例では、超音波発生源2はその先端にチップ1を接
続して歯根膜切削用ハンドピースを形成している。冷却
水には、適宜消毒用薬剤が混合されても良いことはもち
ろんである。
管状基軸部15の大径部13は、その先端部両側に超音波発
生源2に接続する際に使用する工具係合用の面取り13a
が加工されている。口腔内に挿入される小径部14は、そ
の先端部の略扁平な刃部17が歯周溝から歯根膜に容易に
到達するように略“ヘ”字状に屈曲されている。この基
軸部15に形成されている通路18は、冷却水が基軸部15の
内部を通り、移行部16の両側に穿設された流出口16a,16
aから刃部17の両側面17a,17bに沿って流れ、刃部17及び
処置部位を冷却消毒する。
生源2に接続する際に使用する工具係合用の面取り13a
が加工されている。口腔内に挿入される小径部14は、そ
の先端部の略扁平な刃部17が歯周溝から歯根膜に容易に
到達するように略“ヘ”字状に屈曲されている。この基
軸部15に形成されている通路18は、冷却水が基軸部15の
内部を通り、移行部16の両側に穿設された流出口16a,16
aから刃部17の両側面17a,17bに沿って流れ、刃部17及び
処置部位を冷却消毒する。
流出口16a,16aは刃部17の折れの原因とならないように
移行部16の外側位置に設けられると共に、移行部16は同
対策のために緩やな曲率で刃部17と基軸部15との連結部
として形成されている。
移行部16の外側位置に設けられると共に、移行部16は同
対策のために緩やな曲率で刃部17と基軸部15との連結部
として形成されている。
刃部17はステンレススチール、チタン等の耐食性、耐摩
耗性に優れた特殊鋼から成り、伝達されてくる超音波振
動によって歯根膜の処置部位に空洞漬食作用を与えて切
開していくもので、第2図(a)に示すように、断面が
長方形で上下面にたとえば90°の稜刃17c,17dを有する
と共に、上下面から先端面17eにかけて角落しをしてい
る。
耗性に優れた特殊鋼から成り、伝達されてくる超音波振
動によって歯根膜の処置部位に空洞漬食作用を与えて切
開していくもので、第2図(a)に示すように、断面が
長方形で上下面にたとえば90°の稜刃17c,17dを有する
と共に、上下面から先端面17eにかけて角落しをしてい
る。
略扁平な刃部17の変形例としては、第2図(b)に示す
ように長手方向に平行な両側面17a,17bと断面が円弧状
の稜刃17c′,17d′とを有したものや、第2図(c)に
示すように両側面17a″,17b″と稜刃17c″,17d″の断面
が縦長楕円を成すものや、第2図(d)に示すように断
面が下方にテーパーを成すように傾斜した両側面17a,
17bと下面に丸味を有した稜刃17dを有したものがあ
り、特に個体差のある歯槽骨の切除に適したものが用意
され、用途に応じてチップ1の取替ができるようにも構
成される。また、略扁平な刃部は第7図に示すように移
行部16から先端17eにかけて上下面が湾曲状となってい
たり、長手方向断面が先細りのテーパー状に形成されて
いても良く、このようにすることによって刃部の機械的
強度を向上できる。更に、第3図(b)に示すように刃
部17はその両側面17a,17bについて流出口16a,16aから長
手方向に連らなる比較的浅い案内溝19を備えることがで
き、冷却水や薬液による冷却効果、薬理効果をより高め
ることができる。
ように長手方向に平行な両側面17a,17bと断面が円弧状
の稜刃17c′,17d′とを有したものや、第2図(c)に
示すように両側面17a″,17b″と稜刃17c″,17d″の断面
が縦長楕円を成すものや、第2図(d)に示すように断
面が下方にテーパーを成すように傾斜した両側面17a,
17bと下面に丸味を有した稜刃17dを有したものがあ
り、特に個体差のある歯槽骨の切除に適したものが用意
され、用途に応じてチップ1の取替ができるようにも構
成される。また、略扁平な刃部は第7図に示すように移
行部16から先端17eにかけて上下面が湾曲状となってい
たり、長手方向断面が先細りのテーパー状に形成されて
いても良く、このようにすることによって刃部の機械的
強度を向上できる。更に、第3図(b)に示すように刃
部17はその両側面17a,17bについて流出口16a,16aから長
手方向に連らなる比較的浅い案内溝19を備えることがで
き、冷却水や薬液による冷却効果、薬理効果をより高め
ることができる。
流出口の発展例としては、第3図(a)に示すように小
径部14の先端部から刃部17の基部にかけて両側面におい
て長手方向に開設された貫通溝16bがある。これは、比
較的多くの冷却水、消毒液等を処置部に供給する時に適
している。
径部14の先端部から刃部17の基部にかけて両側面におい
て長手方向に開設された貫通溝16bがある。これは、比
較的多くの冷却水、消毒液等を処置部に供給する時に適
している。
また流出口16aは、第7図に示すように移行部16におい
て、刃部17の下面に向って1カ所開口するようにするこ
ともできる。これは、例えば歯石除去用としての使用も
できるようにするものである。
て、刃部17の下面に向って1カ所開口するようにするこ
ともできる。これは、例えば歯石除去用としての使用も
できるようにするものである。
チップ1は、抜歯のための歯根膜切削の他に、歯周部の
切開、歯石除去や歯槽骨の切除等にも使用されることは
云うまでもまい。
切開、歯石除去や歯槽骨の切除等にも使用されることは
云うまでもまい。
また、刃部形状や流出口、基軸部、接続部について上記
実施例をいろいろ組み合わせてできる実施例も本考案に
含まれることは当然である。
実施例をいろいろ組み合わせてできる実施例も本考案に
含まれることは当然である。
(考案の効果) 以上延べた通り、本考案は旧来の抜歯鉗子や挺子や外科
用ノミ、木槌等の抜歯器具に代る超音波振動による歯根
膜切削を行なうもので、この意で患者に与える恐怖感や
苦痛の軽減に役立つのはもちろん、比較実験による抜歯
力と抜歯作業時間を夫々略1/4に減じることができる。
そして、本考案に於ては超音波振動で発生する刃部にお
ける熱を効果的に冷却し、また適宜処置部に消毒等の薬
液の注入を行い得るため、抜歯時等に生ずる創傷の回復
を早めめことができ、更にユニークな刃部の構成によっ
て耐久性、安全性、操作性及び応用性を向上することが
できる…等の優れた効果を奏する。
用ノミ、木槌等の抜歯器具に代る超音波振動による歯根
膜切削を行なうもので、この意で患者に与える恐怖感や
苦痛の軽減に役立つのはもちろん、比較実験による抜歯
力と抜歯作業時間を夫々略1/4に減じることができる。
そして、本考案に於ては超音波振動で発生する刃部にお
ける熱を効果的に冷却し、また適宜処置部に消毒等の薬
液の注入を行い得るため、抜歯時等に生ずる創傷の回復
を早めめことができ、更にユニークな刃部の構成によっ
て耐久性、安全性、操作性及び応用性を向上することが
できる…等の優れた効果を奏する。
第1図は本考案の歯科用超音波振動チップの一実施例の
斜視図、第2図(a)〜(d)は刃部の各種形状を示す
もので、第1図における矢斜図II方向の矢視図、第3図
(a)は流出口の発展例を示す部分斜視図、第3図
(b)は刃部の変形例を示す部分斜視図である。第4図
は第1図の実施例の正面図、第5図は第4図で示す実施
例の底面図、第6図は本考案の他の実施例の正面図、第
7図は第6図で示す実施例の底面図である。 (符号の説明) 1……歯科用超音波振動チップ、2……超音波発生源、
11……接続部、15……基軸部、16……移行部、16a……
流出口、16b……貫通溝、17……刃部、17a,17b,17a″,1
7b″,17a,17b……両側面、17c,17d,17c′,17d′,17
c″,17d″,17d……稜刃、17e……先端面、18……通
路、19……案内溝、T……歯牙、M……歯根膜。
斜視図、第2図(a)〜(d)は刃部の各種形状を示す
もので、第1図における矢斜図II方向の矢視図、第3図
(a)は流出口の発展例を示す部分斜視図、第3図
(b)は刃部の変形例を示す部分斜視図である。第4図
は第1図の実施例の正面図、第5図は第4図で示す実施
例の底面図、第6図は本考案の他の実施例の正面図、第
7図は第6図で示す実施例の底面図である。 (符号の説明) 1……歯科用超音波振動チップ、2……超音波発生源、
11……接続部、15……基軸部、16……移行部、16a……
流出口、16b……貫通溝、17……刃部、17a,17b,17a″,1
7b″,17a,17b……両側面、17c,17d,17c′,17d′,17
c″,17d″,17d……稜刃、17e……先端面、18……通
路、19……案内溝、T……歯牙、M……歯根膜。
Claims (10)
- 【請求項1】超音波発生源に接続される接続部と、該接
続部から先端に向って屈曲ないしは湾曲して伸びる管状
基軸部とを有し、この基軸部の中空内部に水又は薬液を
通す通路を形成した歯科用超音波振動チップにおいて、
上記基軸部の屈曲部ないしは湾曲部より先端側に移行部
を介して略扁平な刃部を有し、上記通路の水又は薬液の
流出口を上記移行部に於て刃部に臨んで開口したことを
特徴とする歯科用超音波振動チップ。 - 【請求項2】上記流出口は、移行部において扁平な刃部
の両側面に向って開口した請求項1記載のチップ。 - 【請求項3】上記流出口は、移行部から扁平な刃部にか
けて両側面において長手方向に開設された貫通溝から成
る請求項1記載のチップ。 - 【請求項4】上記流出口は、移行部において扁平な刃部
の下面に向って開口した請求項1記載のチップ。 - 【請求項5】上記略扁平な刃部は、少なくともその上下
面のどちらか一方に稜刃を形成した請求項1記載のチッ
プ。 - 【請求項6】上記略扁平な刃部は、その長手方向に沿い
流出口に臨んだ比較的浅い案内溝を両側面に有した請求
項1記載のチップ。 - 【請求項7】上記略扁平な刃部は、その先端面から上下
面にかけて角落しないしは丸み付けされた請求項1記載
のチップ。 - 【請求項8】上記略扁平な刃部は、断面が長方形、長楕
円、テーパ状のいずれかである請求項1記載のチップ。 - 【請求項9】上記略扁平な刃部は、移行部から刃部先端
にかけて上下面が長状または湾曲している請求項1記載
のチップ。 - 【請求項10】上記略扁平な刃部は、長手方向断面が先
細りのテーパ状または直状である請求項1記載のチッ
プ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3473790U JPH0642653Y2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 歯科用超音波振動チップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3473790U JPH0642653Y2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 歯科用超音波振動チップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03126108U JPH03126108U (ja) | 1991-12-19 |
| JPH0642653Y2 true JPH0642653Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31539472
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3473790U Expired - Lifetime JPH0642653Y2 (ja) | 1990-03-31 | 1990-03-31 | 歯科用超音波振動チップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642653Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101490461B1 (ko) * | 2013-08-23 | 2015-02-09 | (주)동일기연 | 절단 및 절삭 기능을 겸비한 치과용 시술팁 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2509529B1 (en) * | 2009-12-10 | 2018-09-19 | Yugen Kaisha Siesta | Ultrasonic scaler tip |
| FR3058629A1 (fr) * | 2016-11-14 | 2018-05-18 | Bruno Bompard | Instrument chirurgical piezoelectrique pour la decoupe d'os maxillaires et ensemble chirurgical associe |
| JP7141677B2 (ja) * | 2017-09-05 | 2022-09-26 | 長田電機工業株式会社 | チップ |
-
1990
- 1990-03-31 JP JP3473790U patent/JPH0642653Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101490461B1 (ko) * | 2013-08-23 | 2015-02-09 | (주)동일기연 | 절단 및 절삭 기능을 겸비한 치과용 시술팁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03126108U (ja) | 1991-12-19 |
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