JPH0642657Y2 - 口腔外科用結紮線 - Google Patents

口腔外科用結紮線

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JPH0642657Y2
JPH0642657Y2 JP9511990U JP9511990U JPH0642657Y2 JP H0642657 Y2 JPH0642657 Y2 JP H0642657Y2 JP 9511990 U JP9511990 U JP 9511990U JP 9511990 U JP9511990 U JP 9511990U JP H0642657 Y2 JPH0642657 Y2 JP H0642657Y2
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tightening
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ligature
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JP9511990U
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JPH0451921U (ja
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人士 浜中
謙一 冨塚
秀實 吉増
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Tomy Co Ltd
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Tomy Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、口腔外科の領域における顎骨骨折や外科的矯
正手術等の治療に際して、特に、患者の上下顎間を固定
するために使用される結紮線の改良に関するものであ
る。
「従来の技術」 口腔外科の治療においては、継発症の予防の上からも、
完全なる上下顎間の固定と歯同士の固定が要求される。
そこで、一般には、第4図に示す如く、患者の上下の各
歯T面にブラケット2を接着した後、上顎側の各ブラケ
ット2と下顎側の各ブラケット2にアーチワイヤー3を
夫々係留して、該各アーチワイヤー3を縛着手段(図示
せず)を介して個々のブラケット2に縛着することによ
り、上下の歯T同士を連続して固定し、次いで、上下の
歯T面に接着されたブラケット2の歯肉側ウイング2aに
対して、1本の結紮線1を交互にたすき状に掛け渡し
て、該結紮線1の両端部1aを強制的に捩じって拘束する
ことにより、上下の顎間を固定している。
「考案が解決しようとする課題」 然し乍ら、斯る口腔外科の治療に使用される従来の結紮
線1には、通常、弾性に乏しいステンレス線材が使用さ
れている関係で、いくら最初にしっかりと締め付けて
も、経時変化に伴って、上下顎間の固定状態に緩みが生
じ易く、しかも、一旦緩みが生じると、結紮線1の両端
部1aの捩じりを解いて、再三、締め直さなければならな
いので、治療経過中においては、常に煩雑な締め直し作
業が要求されると共に、この締め直し作業時に、結紮線
1の両端部1aを捻じったり、その捻じりを解くこと自体
も大いに問題視されている。
又、口腔外科の治療において、外科的な処置を施して上
下の顎間を固定した後でも、患者の状態によっては、急
に悪心を生じて嘔吐するケースが多々見受けられるの
で、この場合には、何をおいても、気管内への吐出物の
吸引を防ぎ、気道を確保するために、緊急に上下顎間の
固定を解いて、一刻も早く吐出物を吐き出させなければ
ならない訳であるが、従来のステンレス線材製の結紮線
1を使用した場合には、上下側の全てのブラケット2か
らこの結紮線1を一々取り外さなければ、上下顎間の固
定を解くことができないので、緊急性の要請に対応する
ことができないと言う大きな問題点を有していた。
尚、結紮線1を切断工具類を用いて切断したとしても、
最終的には、このステンレス線材製の結紮線1を各ブラ
ケット2のウイング2aから外さない限り、上下顎間の固
定を完全に解くことができないので、従来にあっては、
結紮線1の切断によっても、緊急性の要請に応えること
は不可能であった。
「課題を解決するための手段」 而して、本考案は、斯る従来の課題を有効に解決するた
めに開発されたもので、上下の顎間を固定するために、
上下の歯側に設けられた引掛具に掛け渡される金属製の
口腔外科用結紮線を前提として、直線状本体を超弾性を
有する形状記憶合金線材で構成し、該直線状本体をルー
プ状に曲げて、その両端部同士をストッパー兼用の拘束
手段で拘束する一方、上記ループ状に曲げられた本体上
に、少なくとも1個の締付手段を移動可能に外嵌して、
該締付手段を本体上の任意位置に固定する構成を採用し
た。
「作用」 依って、本考案にあっては、まず、ループ状に曲げられ
た本体の中央部を、左右いずれか一方の大臼歯側に設け
られた引掛具に引っ掛けた状態を得て、患者の上下歯側
に設けられた各引掛具に対して、本体を交互に掛け渡し
た後、該本体上で締付手段を所定方向に移動させて、各
引掛具に掛け渡されている本体を締め付け、その位置に
当該締付手段を固定すれば、これにより、患者の上下顎
間を簡単且つ確実に固定することが可能となる。
又、本考案にあっては、結紮線の本体を超弾性を有する
形状記憶合金線材で構成しているので、上下顎間の固定
状態にあって、急に患者が悪心を生じ嘔吐した場合に
は、少なくとも、本体の任意1ヵ所を切断工具類を用い
て切断すれば、該本体は自身の超弾性により直線形状に
復帰するので、これにより、結紮線自体が上下全ての引
掛具から自動的に離脱することが可能となる。
従って、本考案の結紮線は、例え患者が悪心を生じ嘔吐
しても、単純な切断作業を1回行なうだけで、直ちに上
下顎間の固定を解いて、一刻も早く吐出物を吐き出させ
ることが可能となる。
「実施例」 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて詳述すれ
ば、該実施例に係る口腔外科用の結紮線は、従来と異な
り、自身の直線状本体11を超弾性を有するニッケル・チ
タン系合金等の形状記憶合金線材で構成して、第1図に
示す如く、該形状記憶合金線材製の直線状本体11をルー
プ状に曲げて、該ループ状の本体11上に、その両端部11
a側から、第二締付チューブ13と第一締付チューブ12と
拘束チューブ14とを順に外嵌して、最後の拘束チューブ
14を端末でかしめることにより、本体11の両端部11aを
該拘束チューブ14を介して拘束する構成となしたもので
ある。
従って、締付手段たる上記第一締付チューブ12と第二締
付チューブ13は、拘束チューブ14のストッパー作用で、
本体11の両端部11aから抜け外れることなく、ループ状
に曲げられた本体11上に移動可能に外嵌されることとな
るが、本実施例にあっては、図示する如く、第一締付チ
ューブ12を拘束チューブ14と第二締付チューブ13間に配
して、第二締付チューブ13を最も内側に配したものであ
る。但し、必要があれば、第三締付チューブ・第四締付
チューブ等を、更に第二締付チューブ13の内側に配する
ことも可能である。
依って、本実施例に係る結紮線の使用に際しては、ま
ず、上記の第一締付チューブ12と第二締付チューブ13を
拘束チューブ14側に移動させて、ループ状に曲げられた
本体11の中央部を、左右いずれか一方の大臼歯T1側に接
着されたブラケット2の歯肉側ウイング2aに引っ掛け
て、中央の切歯T2に至る上下歯側のブラケット2に対し
て、ループ状の本体11を交互にたすき状に掛け渡した
後、第一締付チューブ12を第二締付チューブ13を伴って
ブラケット2方向に移動させて、たすき状に掛け渡され
ている本体11を締め付け、その位置に第一締付チューブ
12をかしめて固定すれば、第2図Aに示す如く、片側の
上下顎間が簡単且つ確実に固定されることとなる。
そこで、今度は、別の結紮線を用いて、上記と同様に、
ループ状に曲げられた本体11の中央部を、他方の大臼歯
T1側に接着されたブラケット2のウイング2aに引っ掛け
て、中央の切歯T2に至る上下歯側のブラケット2に本体
11を交互にたすき状に掛け渡した後、第一締付チューブ
12を移動させて本体11を締め付け、その位置に当該第一
締付チューブ12をかしめて固定すれば、これにより、同
図Bに示す如く、残り片側の上下顎間も簡単且つ確実に
固定されることとなる。
しかし、斯る上下顎間の固定状態にあっては、結紮線の
本体11が有する超弾性により、上下の顎間を常に略一定
の力で継続して締め付けることが可能となるので、この
超弾性の発現域内においては、経時変化に伴って、上下
顎間の固定に緩みが生じる心配が全くなくなる。
しかし、この上下顎間の固定状態において、超弾性の発
現域を越える範囲の緩みが生じたり、或いは、治療上再
度の締め直しが必要となったような場合には、第3図A
に示す如く、各結紮線毎で、今度は、ブラケット2と第
一締付チューブ12間に存する第二締付チューブ13を移動
させて、本体11を更に締め付け、その位置に当該第二締
付チューブ13をかしめて固定すれば、従来の如く、結紮
線の両端部の捻じりを解いて再度捻じり直さなくとも、
極めて簡単な作業で、必要に応じた締め直しが可能とな
る。
そして、締め直し後は、第二締付チューブ13のかしめに
より、本体11の両端部11aは拘束されることとなって、
拘束チューブ14は勿論のこと、先の第一締付チューブ12
も不要となるので、同図Bに示す如く、第一締付チュー
ブ12から本体11の両端部11aを切断すれば、結紮線の不
要部分を簡単に除去することも可能となる。尚、このこ
とは、第一締付チューブ12をかしめた後に、拘束チュー
ブ14側を除去できることも言うまでもない。
又、外科的処置を施して上下顎間を固定した後に、急に
患者が悪心を生じた場合には、少なくとも、左右2本の
結紮線の本体11の任意1ヵ所を切断工具類を用いて切断
すれば、各本体11は自身の超弾性により直線形状に復帰
するので、これにより、ループ状に曲げられた本体11
が、上下全てのブラケット2のウイング2aから自動的に
離脱することが可能となる。
従って、本実施例にあっては、例え患者が悪心を生じ嘔
吐したとしても、単純な切断作業を行なうだけで、直ち
に上下顎間の固定を解いて、一刻も早く吐出物を吐き出
させることが可能となるので、顎間固定中の不測の危険
性が全くなくなる。
尚、本実施例にあっては、作業性の見地から、2本の結
紮線を用いて患者の上下顎間を片側づつ固定して、各結
紮線本体11の両端部11aを切歯T2の中央部に夫々位置さ
せたものであるが、本考案は、これに限定されるもので
はなく、長尺な1本の結紮線を用いて、従来と同様に、
上下の顎間を一度に固定することも十分に可能であると
共に、本体11の両端部11aの位置も適宜選択することが
可能である。
又、本実施例にあっては、結紮線の引掛具として、アー
チワイヤー3を係留するために歯面に接着されるブラケ
ット2を利用したものであるが、上下の顎間を固定する
ために、結紮線を交互にたすき状に掛け渡せるものであ
れば、例えば実開昭62−90616号公報に示すブラケット
2や上記アーチワイヤー3に植設されたフック等を、引
掛具として利用できることは言うまでもない。
「考案の効果」 以上の如く、本考案は、上記構成の採用により、ループ
状に曲げられた本体の中央部を、左右いずれか一方の大
臼歯側に設けられた引掛具に引っ掛けた状態を得て、患
者の上下歯側に設けられた各引掛具に対して、ループ状
の本体を交互に掛け渡した後、本体上で締付手段を移動
させて、引掛具に掛け渡されている本体を締め付けて、
その位置に当該締付手段を固定するだけで、患者の上下
顎間が極めて簡単且つ確実に固定されることとなるの
で、従来の結紮線と比較すると、作業性が頗る良好とな
った。
又、上下顎間の固定後に、急に患者が悪心を生じ嘔吐し
たとしても、本体の任意1ヵ所を切断すれば、結紮線の
本体は、自身の超弾性により直線形状に直ちに復帰し
て、上下全ての引掛具から自動的に離脱できることとな
るので、例え上下顎間の固定後に、患者が悪心を生じ嘔
吐したとしても、直ちに上下顎間の固定を解いて、吐出
物を吐き出させることが可能となった。
又、本体の有する超弾性により、上下顎間を常に略一定
の力で締め付けることが可能となるので、従来の如く、
結紮線の両端部の拘束を一々解いて、再三、締め直す必
要はなくなるが、仮に、種々の理由から、締め直しが必
要となる場合には、本体上に外嵌される締付手段を増加
するだけで、締め直し作業を簡単に行なうことが可能と
なるので、いずれにしても、治療上頗る至便となるばか
りか、常に理想的な治療が継続して保障されることとな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本考案の実施例に係る口腔外科用結紮線を示
す外観斜視図、同図Bは同要部拡大斜視図、第2図A・
Bは同結紮線を用いて上下顎間を固定した状態の一例を
示す展開説明図、第3図Aは締め直し作業を示す要部展
開説明図、同図Bは不要な両端部を除去した状態を示す
要部展開説明図、第4図は従来の結紮線を用いて上下顎
間を固定した状態を示す要部展開説明図である。 2……ブラケット(引掛具)、2a……歯肉側ウイング、
3……アーチワイヤー、T・T1・T2……歯、11……直線
状本体、11a……同端部、12……第一締付チューブ(締
付手段)、13……第二締付チューブ(締付手段)、14…
…拘束チューブ(拘束手段)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下の顎間を固定するために、上下の歯側
    に設けられた引掛具に掛け渡される金属製の口腔外科用
    結紮線であって、 直線状本体を超弾性を有する形状記憶合金線材で構成
    し、該直線状本体をループ状に曲げて、その両端部同士
    をストッパー兼用の拘束手段で拘束する一方、上記ルー
    プ状に曲げられた本体上に、少なくとも1個の締付手段
    を移動可能に外嵌して、該締付手段を本体上の任意位置
    に固定するように構成したことを特徴とする口腔外科用
    結紮線。
JP9511990U 1990-09-12 1990-09-12 口腔外科用結紮線 Expired - Lifetime JPH0642657Y2 (ja)

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JP9511990U JPH0642657Y2 (ja) 1990-09-12 1990-09-12 口腔外科用結紮線

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JPH0451921U JPH0451921U (ja) 1992-05-01
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