JPH064268U - 昇降舞台 - Google Patents

昇降舞台

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JPH064268U
JPH064268U JP4902192U JP4902192U JPH064268U JP H064268 U JPH064268 U JP H064268U JP 4902192 U JP4902192 U JP 4902192U JP 4902192 U JP4902192 U JP 4902192U JP H064268 U JPH064268 U JP H064268U
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弘高 春田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重い舞台板を無負荷状態に近付けて軽い力で
昇降操作する。 【構成】 一端を基台部4に回動可能に連結固着したリ
ンク片22の他端を舞台部の裏側に設けたレール14上
にスライド可能に係合すると共に、一端を舞台部に回動
可能に連結固着したリンク片21の他端を基台部4に設
けたレール44にスライド可能に係合し、夫々のリンク
片21,22をその交差部にピン25連結し、舞台部或
いは基台部にコイルバネ3を収容したバネ函31備え、
一端をリンク片に係止したチエン35をガイド輪13,
43の外周に係合させ反転してコイルバネ3のロッド端
34に連繋して成り、リンク片22の他端部にストッパ
ピン52を、ワイヤー53の遠隔操作により突出付勢し
て舞台部に透設された係止孔15に挿入係合することで
ストッパ機構としている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、取扱の容易な昇降舞台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、比較的小さい舞台においても、舞台板が重いことからその昇降に相当な 力を要して扱い難いものであった。また、シリンダ装置等の機械的手段を用いれ ば設備費が高くなると共に、その保守に手間がかかる問題点もあり、女性でも昇 降操作できる簡便な舞台がないのであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、シリンダ装置等の機械的手段を用いることなく、舞台板を無 負荷に近付けて軽い力で昇降操作できるようにしたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、一端を基台部に回動可能に連結固着したリンク片の他端を 舞台部の裏側に設けたレール上にスライド可能に係合すると共に、一端を舞台部 に回動可能に連結固着したリンク片の他端を基台部に設けたレール上にスライド 可能に係合し、夫々のリンク片をその交差部にピン連結することでパンタグラフ 式に備えて舞台部を昇降可能としたものにおいて、舞台部或いは基台部にコイル バネを備え、リンク片に牽引材の一端を係止すると共に、そのリンク片の連結固 着部に配したガイド輪の外周に牽引材を係合させ反転してコイルバネに連繋させ 、さらにリンク片を不動にするストッパを備えた構成としている。なお、ストッ パ機構は、舞台部或いは基台部のレールにスライド可能に係合したリンク片の他 端部にピンを突出付勢して収容し、舞台部或いは基台部に透設された係止孔にピ ンを付勢突出させて係合する構成としてもよい。
【0005】
【作用】 リンク片に一端を係止した牽引材をガイド輪を介してコイルバネに連結すると 共に、コイルバネの調整により少し引っ張り加減に設定して重い舞台部を上に付 勢することで舞台部が無負荷に近い状態に配置される。舞台部が降下して基台部 に近づいた位置になると、牽引材がガイド輪の外周部への巻き付き長さが多くな ってコイルバネを強く引っ張った状態となるのである。したがって、コイルバネ の復元力で舞台部を上に強く付勢するため弱い力で舞台部を上動できるのである 。即ち、ガイド輪の外周部への巻き付きの長さ分の相違だけコイルバネが引っ張 られて上動の付勢力となるのである。
【0006】 舞台部を降下する場合は舞台部を押し下げればよく、重い舞台部に上への付勢 力が働くためゆっくりと降下するのである。なお、舞台部の降下端及び舞台部の 上昇位置でストッパ機構によってリンク片を不動にすれば舞台部が停止するので ある。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の図示実施例を説明する。図1乃至図3に示す本例において、1 は舞台板であって前後左右の支持部材11に支持されている。両側の支持部材1 1の端部に軸12を取り付けてガイド輪13を回転可能に支持すると共に、リン ク片21の一端を回動可能に取り付けている。また、該支持部材11にはバネ函 31が揺動可能としてボルト32止着してあり、バネ函31にはバネ押えロッド 33を挿通したコイルバネ3が収容され、ロッド端34をバネ函31から突出し てガイド輪13に向けている。そして、リンク片21に係止したチエン35をガ イド輪13に巻いてロッド端34に連結している。
【0008】 他方、基台部4の端部に軸42を取り付けてガイド輪43を回転可能に支持す ると共に、リンク片22の一端を回動可能に取り付けている。また、基台部4に は前記同様、バネ函31が揺動可能としてボルト32止着してあり、バネ函31 にはバネ押えロッド33を挿通したコイルバネ3が収容され、ロッド端34をバ ネ函31から突出してガイド輪43に向けている。そして、リンク片22に係止 したチエン35をガイド輪43に巻いてロッド端34に連結している。なお、バ ネ押えロッド33の端部に螺着した調整ナット36の回転調節によりコイルバネ 3を少し引っ張り加減に設定して上昇位置での重い舞台部が無負荷に近い状態に 配置するのである。
【0009】 支持部材11には内側面にレール14が固着してあり、リンク片22の他端に 取り付けたコロ23をレール14に載置して転動可能としている。また、基台部 4にも内側面にレール44が固着してあり、リンク片21の他端に取り付けたコ ロ24をレール44に載置して転動可能としている。これにより、リンク片21 ,22をその中央の交差部にてピン25連結してパンタグラフとしている。この ような構成を、本例では両側の前後に備えている。
【0010】 なお、リンク片22の他端にはコロ23の上に、図4のように、バネ51で突 出を付勢されたストッパピン52が収容してあり、ワイヤー53の遠隔操作によ ってストッパピン52の突出を解除できる構成と成し、レール14及び支持部材 11に連通した多数の係止孔15の一つにストッパピン52を挿入してストッパ 機構としている。なお、ワイヤー53の遠隔操作は、図示しないが、ワイヤー5 3に連結したつまみを握持することにより、ワイヤー53を引っ張ってストッパ ピン52の突出を解除でき、つまみを離すことでストッパピン52が付勢突出す るようになっている。
【0011】 つぎに本例の作用を説明する。図2の舞台部1の上昇状態では調整ナット36 の回転調節によりコイルバネ3の復元力で重い舞台板1を少し上向きに付勢する ことで舞台板1が無負荷に近い状態となっている。したがって、この状態から舞 台板1を降下させる場合は舞台板1を手で押し下げればよく、重い舞台板1に上 への付勢力が働くためゆっくりと降下し、図2仮想線のように、舞台部が基台部 4上に重なって段床状態となるのである。
【0012】 この舞台板1の降下状態では、リンク片21,22が他端のコロ23,24の 転動で変位し、図5のように、相互に水平状態に近づくにつれて、チエン35の ガイド輪13,43の外周部への巻き付き長さが多くなってコイルバネ3を強く 引っ張った状態となるのである。したがって、舞台板1を上昇させたい場合は軽 い力で舞台板1を持ち上げればよく、コイルバネ3の復元力で舞台板1が上に強 く付勢されるため簡単に舞台板1を上動できるのである。
【0013】 即ち、図5のように、ガイド輪13,43の外周部への巻き付きの長さの相違 分6だけコイルバネが引っ張られて上動の付勢力となるのである。したがって、 舞台板1が降下するにつれて上向きの付勢力が増加し、舞台板1を軽い力で操作 できるのである。なお、図示は舞台板1側のコイルバネ関係を説明したが、基台 部4側のコイルバネ関係も同じ作用をするのである。
【0014】 なお、舞台板1の降下端及び舞台部の任意な使用上昇状態で停止させる場合は 、ワイヤー53の遠隔操作によってストッパピン52をバネ51で付勢突出させ ることで、図4のように、対応する係止孔15の一つにストッパピン52が挿入 してリンク片22が不動となり、舞台板1が停止するのである。図6では低い位 置で舞台板1を停止した状態である。逆に、舞台板1を昇降させる際は、ワイヤ ー53の遠隔操作によりストッパピン52を内側に引っ張って係止孔15から抜 き外した状態で行うのである。
【0015】 このように本例によると、重い舞台板1がコイルバネ3の復元力で上に付勢さ れることで無負荷状態に近いバランスが得られることから、舞台板1の昇降を軽 い力で手動操作でき、舞台板1の昇降をゆっくりできて安全である。
【0016】 本例は上記のように構成したが、本考案においてはこれに限定されない。例え ば、舞台部及び基台部の形状、構成は問わない。また、舞台部或いは基台部に備 えるコイルバネの取り付け構成も限定されない。或いは牽引材及びガイド輪の種 類も適宜である。なお、備えるコイルバネの数も任意であって舞台部の重量に応 じて増減すればよい。
【0017】 さらにリンク片を不動にするストッパ機構の構成も問わず、図7及び図8のよ うに、舞台部のレール14を転動し、リンク片22に連結した一対のコロ23, 24の連結アーム25にネジ筒26を固定し、これに台形ネジロッド27を螺着 すると共に、台形ネジロッド27の先端にベベルギヤ対28を備えた構成でもよ く、これによると、舞台部上から電動ネジ回し29でベベルギヤ対28を回転さ せることで台形ネジロッド27によってネジ筒26をネジ送りできることから、 コロ23,24が転動してリンク片22が変位することで舞台部を昇降できるの であり、台形ネジロッド27のネジ筒26での螺着によってリンク片22が固定 されるのである。この構成によってもコイルバネによる舞台部の無負荷に近い状 態のため電動ネジ回し29の操作を軽い力でできるのである。
【0018】
【考案の効果】
本考案によると、コイルバネの復元力によって舞台板が無負荷に近い状態で重 量のバランスが得られているため軽い力で舞台板を昇降できる効果が大きく、女 性でも簡単に操作できるのである。請求項2では、舞台板の停止を簡単にできて るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の斜視図である。
【図2】その舞台部を上昇させた側面図である。
【図3】その要部の拡大側面図である。
【図4】そのストッパ機構を示す拡大縦断正面図であ
る。
【図5】舞台部の降下位置でのコイルバネの作用を示す
側面図である。
【図6】低い位置で舞台部を停止した状態の側面図であ
る。
【図7】ストッパ機構の別例を示す舞台板を除いた状態
の要部平面図である。
【図8】その要部の側面図である。
【符号の説明】
1 舞台板 11 支持部材 13,43 ガイド輪 14,44 レール 15 係止孔 21,22 リンク片 23,24 コロ 25 連結アーム 26 ネジ筒 27 台形ネジロッド 28 ベベルギヤ対 29 電動ネジ回し 3 バネ 31 バネ函 33 バネ押えロッド 34 ロッド端 35 チエン 36 調整ナット 4 基台部 51 バネ 52 ストッパピン 53 ワイヤー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端を基台部に回動可能に連結固着した
    リンク片の他端を舞台部の裏側に設けたレール上にスラ
    イド可能に係合すると共に、一端を舞台部に回動可能に
    連結固着したリンク片の他端を基台部に設けたレールに
    スライド可能に係合し、夫々のリンク片をその交差部に
    ピン連結することでパンタグラフ式に備えて舞台部を昇
    降可能としたものにおいて、舞台部或いは基台部にコイ
    ルバネを備え、リンク片に牽引材の一端を係止すると共
    に、そのリンク片の連結固着部に配したガイド輪の外周
    に牽引材を係合させ反転してコイルバネに連繋させ、さ
    らにリンク片を不動にするストッパ機構を備えたことを
    特徴とする昇降舞台。
  2. 【請求項2】 舞台部或いは基台部のレールにスライド
    可能に係合したリンク片の他端部にピンを突出付勢して
    収容し、舞台部或いは基台部に透設された係止孔にピン
    を付勢突出させて係合することでストッパ機構とした請
    求項1の昇降舞台。
JP1992049021U 1992-06-19 1992-06-19 昇降舞台 Expired - Lifetime JP2572965Y2 (ja)

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JP2572965Y2 JP2572965Y2 (ja) 1998-05-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139592A (ja) * 2000-10-31 2002-05-17 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 原子炉格納容器のエアロック
JP2017110395A (ja) * 2015-12-16 2017-06-22 ニチブ株式会社 折り立て収納式舞台

Cited By (2)

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