JPH0642696A - 重荷重用高精度位置決め装置 - Google Patents

重荷重用高精度位置決め装置

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JPH0642696A
JPH0642696A JP4089437A JP8943792A JPH0642696A JP H0642696 A JPH0642696 A JP H0642696A JP 4089437 A JP4089437 A JP 4089437A JP 8943792 A JP8943792 A JP 8943792A JP H0642696 A JPH0642696 A JP H0642696A
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耕三 安田
Kunihiko Ishihara
国彦 石原
Shiro Nakabayashi
志郎 中林
Tetsuya Kubota
哲也 久保田
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Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重荷重用ピエゾ素子アクチュエータ(又は、
超磁歪素子アクチュエータ)を組み込み、超高速で且つ
ナノmで高精度に位置決め可能な重荷重用高精度位置決
め装置を提供する。 【構成】 リニアコライダの集束用コイルC1〜C3を
支持する可動盤10(合計重量約10〜20トン)を超
高速で且つ高精度で位置決めする為に、可動盤10は、
前後各2対計4組のXYZ位置決め装置20(XYZ3
軸のボールネジ機構を含む)により、前後1対の中間盤
13を介してZ、Y軸方向、3つの各軸回りにμmオー
ダーで粗動駆動される。更に、各中間盤13と可動盤1
0間に設けられた、左右1対のZ軸ピエゾ素子アクチュ
エータユニットと、Y軸ピエゾ素子アクチュエータユニ
ットにより、Z、Y軸方向、3つの各軸回り方向にナノ
mのオーダーで微動駆動される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、tonオーダーの重量
の位置決め対象物をナノmのオーダーで3次元的に位置
決めする重荷重用高精度位置決め装置に関するもであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体の製造装置やビーム加速器
や走査型トンネル顕微鏡の分野においては、位置決め対
象物をサブμmやナノmのオーダーで高精度に位置決め
する必要があり、その高精度位置決め装置では、最近圧
電素子(ピエゾ素子)を用いたピエゾ素子アクチュエー
タが活用されている。例えば、加速器「トリスタン」の
超伝導空洞装置では、超伝導空洞の軸方向長さを微調節
する為に、ステップモータ式の粗動機構と、圧電素子
(ピエゾ素子)からなる微動機構とが採用され、また走
査型トンネル顕微鏡の位置決め装置にもピエゾ素子アク
チュエータからなる微動機構が採用されている(「日経
ニューマテリアル」1987、2、16参照)。尚、参
考までに、特開昭61−209839号公報には静圧軸
受装置が記載され、また特開昭50−132355号公
報には球状面を有するレベリングブロック装置が記載さ
れ、また実開平2−81995号公報にはテーパー面式
のレベリング装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術におい
て高精度位置決めの対象となる位置決め対象物は、比較
的軽量又は軽荷重のものであったし、また位置決めの軸
数も少なかったために、微動機構にピエゾ素子アクチュ
エータを適用することで解決できた。しかし、tonオ
ーダー乃至数10tonオーダーの位置決め対象物を、
4軸以上の多軸方向に3次元的に高速で高精度位置決め
する技術は、未だ確立されていないのが実情である。例
えば、将来建設されるリニアコライダー(ビーム加速
器)などでは、集束用マグネットや加速用マグネットと
これを支持する可動盤(10〜20ton)とを、超高
速で3次元的にナノmのオーダーで位置決めする必要が
あり、重量つまり慣性質量が大きく且つ超高速の応答性
が必要であるため、微動機構のピエゾ素子アクチュエー
タの容量も大型化する必要があること、重荷重用微動機
構では、可動盤などの支持部材の弾性変形の影響で精度
低下が起こること、などの問題がある。本発明の目的
は、重荷重用ピエゾ素子アクチュエータを組み込み、超
高速で且つナノmで高精度に3次元的に位置決め可能な
重荷重用高精度位置決め装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の重荷重用高精
度位置決め装置は、tonオーダーの重量の位置決め対
象物をナノmのオーダーで3次元的に位置決めする位置
決め装置であって、前記対象物を支持する水平方向に細
長い高剛性の可動盤と、直交するX軸(可動盤の長さ方
向)、Y軸、Z軸(鉛直方向)のうち、可動盤を、少な
くとも、Z軸方向、Y軸方向、前記3軸の各軸回りにミ
クロンのオーダーで粗位置決め可能な粗動手段と、前記
粗動手段の駆動力を可動盤に伝達する中間盤と、前記可
動盤と中間盤間に設けられ、中間盤に対して可動盤を少
なくとも、Z軸方向、Y軸方向、前記3軸の各軸回り方
向にナノmのオーダーで高精度に位置決め可能な微動手
段とを備えたものである。
【0005】請求項2の位置決め装置は、請求項1にお
いて前記微動手段は、可動盤をZ軸方向、X軸とY軸の
各軸回りに可動盤を微動させる為に、相互に離隔的に配
置された3組以上のZ軸ピエゾ素子アクチュエータ又は
Z軸超磁歪素子アクチュエータを備えたものである。請
求項3の位置決め装置は、請求項2において前記各Z軸
ピエゾ素子アクチュエータ又はZ軸超磁歪素子アクチュ
エータが3つのピエゾ素子積層体又は超磁歪素子積層体
からなるものである。請求項4の位置決め装置は、請求
項3において前記可動盤と各Z軸ピエゾ素子アクチュエ
ータ又はZ軸超磁歪素子アクチュエータ間に、可動盤に
球面当接する大球面部材と、この大球面部材と各ピエゾ
素子積層体又は超磁歪素子積層体間に配置され大球面部
材に球面当接する小球面部材とからなる球面座機構を設
けたものである。
【0006】請求項5の位置決め装置は、請求項1にお
いて前記微動手段は、可動盤をY軸方向、Z軸回りに微
動させる為に、可動盤のX軸方向に任意距離離隔した位
置に設けられた少なくとも2つのZ軸ピエゾ素子アクチ
ュエータユニット又はZ軸超磁歪素子アクチュエータユ
ニットを備えたものである。請求項6の位置決め装置
は、請求項5において前記各Y軸ピエゾ素子アクチュエ
ータユニット又はY軸超磁歪素子アクチュエータユニッ
トは、中間盤の相対向する1対の支持部と、これら支持
部間の中央部に挿入された可動盤の入力部との間に、Y
軸方向に相対向状に配置した1対のY軸ピエゾ素子アク
チュエータ又はY軸超磁歪素子アクチュエータを備えた
ものである。請求項7の位置決め装置は、請求項6にお
いて、前記各Y軸ピエゾ素子アクチュエータ又はY軸超
磁歪素子アクチュエータが3つのピエゾ素子積層体又は
超磁歪素子積層体からなるものである。
【0007】請求項8の位置決め装置は、請求項5にお
いて前記各Y軸ピエゾ素子アクチュエータユニット又は
Y軸超磁歪素子アクチュエータユニットは、可動盤の相
対向する1対の入力部と、これら入力部間の中央部に挿
入された中間盤の支持部との間に、Y軸方向に相対向状
に配置した1対のY軸ピエゾ素子アクチュエータ又はY
軸超磁歪素子アクチュエータを備えたものである。請求
項9の位置決め装置は、請求項8において前記各Y軸ピ
エゾ素子アクチュエータ又はY軸超磁歪素子アクチュエ
ータが3つのピエゾ素子積層体又は超磁歪素子積層体か
らなるものである。請求項10の位置決め装置は、請求
項7又は9において前記入力部と各Y軸ピエゾ素子アク
チュエータ又はY軸超磁歪素子アクチュエータ間に、入
力部に球面当接する大球面部材と、この大球面部材と各
ピエゾ素子積層体間に配置され大球面部材に球面当接す
る小球面部材とからなる球面座機構を設けたものであ
る。
【0008】
【作用】請求項1の重荷重用高精度位置決め装置におい
ては、粗動手段により、中間盤を介して、tonオーダ
ーの重量の位置決め対象物を支持した可動盤を少なくと
も、Z軸方向、Y軸方向、前記3軸の各軸回りにミクロ
ンのオーダーで粗位置決め可能であり、また可動盤と中
間盤間に設けた微動手段により、中間盤に対して可動盤
を少なくとも、Z軸方向、Y軸方向、前記3軸の各軸回
り方向にナノmのオーダーで高精度位置決め可能であ
る。請求項2においては、相互に離隔的に配置された3
組以上のZ軸ピエゾ素子アクチュエータ(又はZ軸超磁
歪素子アクチュエータ)により、可動盤をZ軸方向、X
軸とY軸の各軸回りに可動盤を微動させることができ
る。
【0009】請求項3においては、前記各Z軸ピエゾ素
子アクチュエータ(又はZ軸超磁歪素子アクチュエー
タ)が3つのピエゾ素子積層体(又は超磁歪素子積層
体)からなるので、各Z軸ピエゾ素子アクチュエータ
(又はZ軸超磁歪素子アクチュエータ)の荷重容量を大
きくでき、3つのピエゾ素子積層体(又は超磁歪素子積
層体)のレイアウト性もよく、且つ4つ以上のピエゾ素
子積層体(又は超磁歪素子積層体)を設ける場合のよう
な信頼性の低下も生じない。請求項4においては、前記
可動盤と各Z軸ピエゾ素子アクチュエータ(又はZ軸超
磁歪素子アクチュエータ)間に、大球面部材と、3つの
小球面部材とからなる球面座機構を設けたので、3組の
Z軸ピエゾ素子アクチュエータ(又はZ軸超磁歪素子ア
クチュエータ)の駆動力のZ軸方向成分のみを可動盤に
作用させることができ、Z軸方向成分以外の成分を球面
座機構により吸収できる。請求項5においては、可動盤
のX軸方向に任意距離離隔した位置に設けられた少なく
とも2つのZ軸ピエゾ素子アクチュエータユニット(又
はZ軸超磁歪素子アクチュエータユニット)により、可
動盤をY軸方向とZ軸回りに微動させることができる。
【0010】請求項6においては、前記各Y軸ピエゾ素
子アクチュエータユニット(又はY軸超磁歪素子アクチ
ュエータユニット)の1対のY軸ピエゾ素子アクチュエ
ータ(又はY軸超磁歪素子アクチュエータ)を、中間盤
の相対向する1対の支持部と、これら支持部間の中央部
に挿入された可動盤の入力部との間に、Y軸方向に相対
向状に配置したので、中間盤と可動盤の弾性変形を最少
化できる。請求項7においては、前記各Y軸ピエゾ素子
アクチュエータ(又はY軸超磁歪素子アクチュエータ)
が3つのピエゾ素子積層体(又は超磁歪素子積層体)か
らなるので、各Y軸ピエゾ素子アクチュエータ(又はY
軸超磁歪素子アクチュエータ)の荷重容量を大きくでき
る。請求項8においては、前記各Y軸ピエゾ素子アクチ
ュエータユニット(又はY軸超磁歪素子アクチュエータ
ユニット)の1対のY軸ピエゾ素子アクチュエータ(又
はY軸超磁歪素子アクチュエータ)を、可動盤の相対向
する1対の入力部と、これら入力部間の中央部に挿入さ
れた中間盤の支持部との間に、Y軸方向に相対向状に配
置したので、中間盤と可動盤の弾性変形の影響を排除で
きる。
【0011】請求項9においては、前記各Y軸ピエゾ素
子アクチュエータ(又はY軸超磁歪素子アクチュエー
タ)が3つのピエゾ素子積層体(又は超磁歪素子積層
体)からなるので、各Y軸ピエゾ素子アクチュエータ
(又はY軸超磁歪素子アクチュエータ)の荷重容量を大
きくできる。請求項10においては、前記入力部と各Y
軸ピエゾ素子アクチュエータ(又はY軸超磁歪素子アク
チュエータ)間に、大球面部材と3つの小球面部材とか
らなる球面座機構を設けたので、Y軸ピエゾ素子アクチ
ュエータ(又はY軸超磁歪素子アクチュエータ)のY軸
方向駆動力成分のみを可動盤に作用させることができ、
Y軸方向駆動力成分以外の成分を球面座機構により吸収
できる。
【0012】
【発明の効果】前記作用の欄で説明したように、本発明
によれば次の効果が得られる。請求項1の重荷重用高精
度位置決め装置によれば、粗動手段により、中間盤を介
して、位置決め対象物を支持した可動盤を、少なくと
も、Z軸方向、Y軸方向、前記3軸の各軸回りにミクロ
ンのオーダーで粗位置決めした状態で、可動盤と中間盤
間に設けた微動手段により、中間盤に対して可動盤を少
なくとも、Z軸方向、Y軸方向、前記3軸の各軸回り方
向にナノmのオーダーで高精度位置決めすることができ
る。請求項2によれば、3組以上のZ軸ピエゾ素子アク
チュエータ(又はZ軸超磁歪素子アクチュエータ)によ
り、可動盤をZ軸方向、X軸とY軸の各軸回りに可動盤
を微動させることができる。
【0013】請求項3によれば、前記各Z軸ピエゾ素子
アクチュエータ(又はZ軸超磁歪素子アクチュエータ)
を3つのピエゾ素子積層体(又は超磁歪素子積層体)で
構成したことにより、各Z軸ピエゾ素子アクチュエータ
(Z軸超磁歪素子アクチュエータ)の荷重容量を大きく
でき、3つのピエゾ素子積層体(又は超磁歪素子積層
体)のレイアウト性もよく、且つ信頼性を確保できる。
請求項4によれば、前記可動盤と各Z軸ピエゾ素子アク
チュエータ(又はZ軸超磁歪素子アクチュエータ)間に
設けらた球面座機構により、3組のZ軸ピエゾ素子アク
チュエータ(又はZ軸超磁歪素子アクチュエータ)の駆
動力のZ軸方向成分のみを可動盤に作用させることがで
き、Z軸方向成分以外の成分を球面座機構により吸収で
きる。
【0014】請求項5によれば、可動盤のX軸方向に任
意距離離隔位置に設けられた少なくとも2つのZ軸ピエ
ゾ素子アクチュエータユニット(又はZ軸超磁歪素子ア
クチュエータユニット)により、可動盤をY軸方向とZ
軸回りに微動させることができる。請求項6によれば、
前記各Y軸ピエゾ素子アクチュエータユニット(又はY
軸超磁歪素子アクチュエータユニット)の1対のY軸ピ
エゾ素子アクチュエータ(又はY軸超磁歪素子アクチュ
エータ)を、中間盤の相対向する1対の支持部と、これ
ら支持部間の中央部に挿入された可動盤の入力部との間
に、Y軸方向に相対向状に配置したことにより、中間盤
と可動盤の弾性変形を最少化できる。
【0015】請求項7によれば、前記各Y軸ピエゾ素子
アクチュエータ(又はY軸超磁歪素子アクチュエータ)
が3つのピエゾ素子積層体(又は超磁歪素子積層体)か
らなるので、請求項3と同様の効果が得られる。請求項
8によれば、前記各Y軸ピエゾ素子アクチュエータユニ
ット(又はY軸超磁歪素子アクチュエータユニット)の
1対のY軸ピエゾ素子アクチュエータ(又はY軸超磁歪
素子アクチュエータ)を、可動盤の相対向する1対の入
力部と、これら入力部間の中央部に挿入された中間盤の
支持部との間に、Y軸方向に相対向状に配置したので、
中間盤と可動盤の弾性変形を最少化できる。
【0016】請求項9によれば、前記各Y軸ピエゾ素子
アクチュエータ(又はY軸超磁歪素子アクチュエータ)
が3つのピエゾ素子積層体(又は超磁歪素子積層体)か
らなるので、請求項3と同様の効果が得られる。請求項
10によれば、前記入力部と各Y軸ピエゾ素子アクチュ
エータ(又はY軸超磁歪素子アクチュエータ)間に、大
球面部材と3つの小球面部材とからなる球面座機構を設
けたので、Y軸ピエゾ素子アクチュエータ(又はY軸超
磁歪素子アクチュエータ)のY軸方向駆動力成分のみを
可動盤に作用させることができ、Y軸方向駆動力成分以
外の成分を球面座機構により吸収できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
つつ説明する。本実施例は、将来建設されるリニアビー
ム加速器であって電子ビームと陽子ビームとを衝突させ
るリニアコライダーの直列状に配置される多数の集束用
マグネットのうちの3つ集束用マグネットとそれを支持
する可動盤を高精度にアクティブに位置決めする為の重
荷重用高精度位置決め装置に本発明を適用した場合の一
例である。
【0018】図1に示すように、重荷重用高精度位置決
め装置PM(以下、重荷重用位置決め装置と略称する)
においては、X軸方向(前後方向)に細長くX軸方向に
直列状に配列された3組の位置決め対象物であるビーム
集束用コイルC1、C2、C3を支持するX軸方向に細
長い高剛性の直方体盤状の可動盤10と、可動盤10の
前端部と後端部とに夫々対応する支持台11と、各支持
台11の左右両端部のストッパー機構12と、可動盤1
0の前部の下側と後部の下側とに配置された1対の高剛
性の中間盤13と、各中間盤13を支持する左右1対の
XYZ位置決め装置20であって直交するX軸方向、Y
軸方向、Z軸方向、これら3軸の各軸回りに中間盤13
を介して可動盤10を粗動可能な1対のXYZ位置決め
装置20と、これらXYZ位置決め装置20のベースと
してのベース板14と、可動盤10と各中間盤13間に
配設され可動盤10をZ軸方向へ正逆微動可能な左右1
対のZ軸ピエゾ素子アクチュエータユニット50(合計
4組)と、可動盤10と各中間盤13の左右方向中央部
間に配設され可動盤10をY軸方向へ正逆微動可能なY
軸ピエゾ素子アクチュエータユニット70(合計2組)
などを備えている。
【0019】前記前側のビーム集束用コイルC1は、4
つの支持部材15により可動盤10上に支持され、この
ビーム集束用コイルC1の底面と可動盤10間には3つ
の初期アライメント用の空圧リフター16が設けられ、
また後側の2つのビーム集束用コイルC2、C3は共通
の高剛性の支持盤17と4枚の板部材18により可動盤
10上に支持され、支持盤17の底面と可動盤10間に
は3つの初期アライメント用の空圧リフター(図示略)
が設けられている。前記可動盤10の前端側の支持台1
1には2つのストッパー機構19が設けられ、また可動
盤10の後端側の支持台11には2つのストッパー機構
(図示略)が設けられている。
【0020】前記3つのビーム集束用コイルC1、C
2、C3とそれを支持する可動盤10の全重量は、約2
0tonであり、電子ビームはX軸方向の正方向から負
方向へ光速に近い速度で飛行し、3つのビーム集束用コ
イルC1、C2、C3で高精度に位置補正されて次段お
よび後続のビーム集束用コイル(図示略)で順々に位置
補正されることになる。尚、電子ビームの直径(Z軸方
向に約1.5ナノm、Y軸方向に約200ナノmであ
る)を計測するビーム径モニタMや可動盤10の高さ位
置を測定する為の平面視にて3角形の頂点に配置された
3つのレーザ干渉計Lも設けられている。この重荷重用
位置決め装置PMは、主として地面の10Hz以下の低
周波微小振動によるビーム集束用コイルC1、C2、C
3の位置ずれを補正するために、ナノmのオーダー(約
50ナノmのオーダー)でビーム集束用コイルの位置つ
まり可動盤10の位置をアクティブに補正するものであ
る。
【0021】次に、前記前後1対のXYZ位置決め装置
20は、粗動手段に相当するものであり、以下これにつ
いて説明する。但し、前部のXYZ位置決め装置20と
後部のXYZ位置決め装置20は前後に対称のものなの
で、前部のXYZ位置決め装置20について説明する。
但し、このXYZ位置決め装置20の諸機構はマシニン
グセンタなどの工作機械に適用されているものと同様の
機構を主体として構成されているので簡単に説明する。
図2〜図4に示すように、ベース板14上にレールを含
むリニアローラガイド21を介してY軸方向に夫々移動
可能に案内された左右1対のY軸テーブル22が設けら
れ、各Y軸テーブル22は、Y軸ステップモータ23で
ボールネジ軸24を回転駆動することでY軸テーブル2
2に固定のボールネジナットによりY軸方向に正逆移動
駆動される。
【0022】各Y軸テーブル22上にはレールを含むリ
ニアローラガイド25によりX軸方向に移動可能に案内
されたX軸テーブル26が設けられ、各X軸テーブル2
6は、X軸ステップモータ27でボールネジ軸28を回
転駆動することでX軸テーブル26に固定のボールネジ
ナットによりX軸方向に正逆移動駆動される。各X軸テ
ーブル26上には前後1対のブラケット部材29が相対
向状に立設され、この1対のブラケット部材29にはレ
ールを含むリニアローラガイド30によりZ軸方向に移
動可能に案内されたZ軸テーブル31が設けられ、Z軸
テーブル31は、Z軸ステップモータ32でボールネジ
軸を回転駆動することでZ軸テーブル31に固定のボー
ルネジナットによりZ軸方向に正逆移動駆動される。前
記左右1対のZ軸テーブル31上には中間盤13が支持
され、これら1対のZ軸テーブル31上に中間盤13が
支持されている。
【0023】従って、前記各XYZ位置決め装置20に
より、それで支持した中間盤13を、Y軸方向、X軸方
向、Z軸方向、X軸回りに3次元的にミクロンオーダー
で粗動して位置決めすることが可能で、前後1対のXY
Z位置決め装置20の協働により、前後1対の中間盤1
3で支持した可動盤10を、Y軸方向、X軸方向、Z軸
方向、X軸回り、Y軸回り、Z軸回りに3次元的にミク
ロンオーダーで粗動して位置決めすることが可能であ
る。
【0024】次に、前記前後1対の中間盤13と可動盤
10間に設けられた微動手段に相当する合計4組のZ軸
ピエゾ素子アクチュエータユニット50と合計2組のY
軸ピエゾ素子アクチュエータユニット70について説明
する。図2〜図7に基いてZ軸ピエゾ素子アクチュエー
タユニット50について説明すると、4組のZ軸ピエゾ
素子アクチュエータユニット50は、前後1対の中間盤
13の左右両端部と可動盤10間に設けられ、4組のZ
軸ピエゾ素子アクチュエータユニット50は同一の構成
であり、各Z軸ピエゾ素子アクチュエータユニット50
は、夫々例えば約100枚のピエゾ素子片を積層してな
る3つのピエゾ素子積層体51からなるZ軸ピエゾ素子
アクチュエータ52と、これら3つのピエゾ素子積層体
51の上端に夫々配置された3つの小球面部材53とこ
れら3つ
【0025】の小球面部材53の上面に夫々球面当接す
る1つの大球面部材54とを含む球面座機構55と、大
球面部材54の上面に球面当接する下テーパ部材56
と、この下テーパ部材56の上面のテーパ面に面当接し
且つ可動盤10の下面に平面当接する上テーパ部材57
と、大球面部材54を中間盤13の方へ弾性付勢して3
つのピエゾ素子積層体51を予圧する予圧機構58と、
下テーパ部材56と上テーパ部材57とを可動盤10に
固定する4本のボルト59を備えている。尚、ボルト5
9が挿通する上テーパ部材57のボルト孔57aは、Y
軸方向に細長い長孔に形成してある。
【0026】前記3つのピエゾ素子積層体51は、中間
盤13上に、相接近状に且つ平面視にて正三角形の頂点
に位置するように立て向きに配置され、各小球面部材5
3の上端面は上方に凸の部分球面凸座53aに形成され
てその球面凸座53aが、大球面部材54の凹の部分球
面状の球面凹座54aに球面当接され、大球面部材54
の上端面は上方に凸の部分球面凸座54bに形成されて
その球面凸座54bが、下テーパ部材56の下面の部分
球面状の球面凹座56aに球面当接されている。尚、下
テーパ部材56と上テーパ部材57とは可動盤10に属
するもので、これらを省略して大球面部材57を直接可
動盤10の下面の球面凹座に球面当接させてもよい。
【0027】前記予圧機構58について説明すると、大
球面部材54の外周部に対応し且つピエゾ素子積層体5
1間に対応する位置において、大球面部材54に3つの
立て向きの段付きのボルト孔60が形成され、各ボルト
孔60に挿通させて脚部を中間盤13に螺合させたボル
ト61の頭部とボルト孔段部間に圧縮バネ62が装着さ
れ、これら3つの圧縮バネ62の弾性力によって3つの
ピエゾ素子積層体51に予圧を付与して所定の圧縮状態
に保持してある。前記予圧機構58により3つのピエゾ
素子積層体51に所定の予圧を付与後に、上テーパ部材
57を嵌入させて諸部材間の面接触状態を確保してあ
る。前記4組のZ軸ピエゾ素子アクチュエータユニット
50のピエゾ素子アクチュエータ52に供給する駆動電
圧を制御することで、可動盤10をZ軸方向、X軸回
り、Y軸回りに夫々正逆微動可能であり、ナノmのオー
ダーで位置決め可能である。
【0028】次に、図2、図8〜図11に基いて前後1
対のY軸ピエゾ素子アクチュエータユニット70につい
て説明する。各中間盤13のY軸方向中央部と可動盤1
0間に各Y軸ピエゾ素子アクチュエータユニット70が
設けられるが、これらのY軸ピエゾ素子アクチュエータ
ユニット70は同一の構成のものなので、その一方につ
いて説明すると、中間盤13の中央部にはY軸方向に長
い矩形穴71が形成され、矩形穴71の左右両端の壁部
が支持部72とされ、この矩形穴71には可動盤10に
属する左右1対のブロック状の入力部材73が挿入配置
され、これら入力部材73間に所定の間隔が空けられ、
また入力部材73の外側の入力部74とそれに対向する
出力部72間に
【0029】も所定間隔が空けられ、各入力部材73に
はY軸方向に細長い立て向きの4つのボルト孔75が形
成してあり、各入力部材73はこれら4つのボルト孔7
5に挿通させたボルト76により可動盤10の下面に固
定され、両入力部材73は1対の逆ネジ部77aを有す
るY軸方向向きの逆ネジ部材77により連結され、この
逆ネジ部材77にはそれを回動操作する為の操作部78
が設けられ、操作部78の外周部に8個の工具挿入用孔
78aが形成されている。前記各支持部72とこれに対
向する入力部74間にY軸方向向きのY軸ピエゾ素子ア
クチュエータ80と球面座機構82とが装着され、また
予圧機構85も設けられている。
【0030】このY軸ピエゾ素子アクチュエータ80
は、前記Z軸ピエゾ素子アクチュエータ52と同様に3
つのピエゾ素子積層体81からなり、球面座機構82は
前記球面座機構55と同様のもので、各ピエゾ素子積層
体81の中央側端部に装着された小球面部材83と、こ
れら3つの小球面部材83と入力部74間に装着された
大球面部材84とからなる。予圧機構85は前記予圧機
構58と同様に大球面部材84を支持部72に連結する
3本のボルト86と3つの圧縮バネ87とを備え、3つ
のピエゾ素子積層体81は予圧機構85により所定の圧
縮状態に保持され、逆ネジ部材77を介して入力部74
と大球面部材84が球面当接状に設定される。前記各Y
軸ピエゾ素子アクチュエータユニット70における2つ
のY軸ピエゾ素子アクチュエータ80の一方を伸長作動
させ且つ他方を収縮作動させることにより中間盤13に
対して可動盤10の対応する部分をY軸方向へ正逆微動
駆動可能であるから、2組のY軸ピエゾ素子アクチュエ
ータユニット70により、可動盤10をY軸方向、Z軸
回りに正逆微動駆動可能であり、ナノmのオーダーで微
小に位置決め可能である。
【0031】前記1対のXYZ位置決め装置20の各軸
ステップモータ23、27、32と、4組のZ軸ピエゾ
素子アクチュエータ52と、4組のY軸ピエゾ素子アク
チュエータ80とをリアルタイムでアクティブに制御す
るコントロールユニット(図示略)が設けられており、
3つのレーザ干渉計Lからの検出信号と、X軸正方向所
定距離(例えば、約100m)前方のビーム径サイズモ
ニタや前記ビーム径サイズモニタMやその他の検出器か
らの検出信号がコントロールユニットに供給されてい
る。
【0032】以下、以上説明した重荷重用位置決め装置
PMの作用について説明する。但し、制御技術について
は、本発明と直接関係しないため説明を省略し、機械的
構成から得られる作用について説明する。既述のよう
に、粗動手段としての前後1対のXYZ位置決め装置2
0により、前後1対の中間盤13で支持した可動盤10
を、Y軸方向、X軸方向、Z軸方向、X軸回り、Y軸回
り、Z軸回りに3次元的にミクロンオーダーで粗動して
位置決めすることが可能である。
【0033】更に、既述のように、微動手段において、
4組のZ軸ピエゾ素子アクチュエータユニット50によ
り、可動盤10をZ軸方向、X軸回り、Y軸回りに夫々
正逆微動可能であり、また2組のY軸ピエゾ素子アクチ
ュエータユニット70により可動盤10をY軸方向、Z
軸回りに正逆微動可能であるから、4組のZ軸ピエゾ素
子アクチュエータユニット50と2組のY軸ピエゾ素子
アクチュエータユニット70により、1対の中間盤13
に対して可動盤10を、Z軸方向、Y軸方向、X軸回
り、Y軸回り、Z軸回りに正逆微動可能で、これらの各
方向にナノmのオーダーで微小に位置決め可能である。
【0034】ここで、各Z軸ピエゾ素子アクチュエータ
52を3つのピエゾ素子積層体51で構成したので、信
頼性を損なうことなくZ軸ピエゾ素子アクチュエータ5
2の荷重容量を十分に大きく設定できる。即ち、4つ以
上のピエゾ素子積層体51を用いる場合には、それらの
積層体で平面が一義的に決まらず信頼性の低下を来すこ
とになる。3つのZ軸ピエゾ素子積層体51を平面視に
て正3角形の頂点に配置したので、これらの積層体を極
力接近配置でき誤差要因が少なくなる。前記Z軸ピエゾ
素子アクチュエータ52と可動盤10間に球面座機構5
5を設け、球面座機構55を各ピエゾ素子積層体51の
上端の小球面部材53とこれら3つの小球面部材53の
上側の大球面部材54とで構成したので、Z軸方向成分
以外の駆動力成分を吸収して精度低下を防ぐことができ
る。
【0035】前記球面座機構55と可動盤10間に下テ
ーパ部材56と上テーパ部材57とを設けたことで、諸
部材間の面接触状態を確保できる。一方、2組のY軸ピ
エゾ素子アクチュエータユニット70に関して、各Y軸
ピエゾ素子アクチュエータ80を3つのピエゾ素子積層
体81で構成したので、前記Z軸ピエゾ素子アクチュエ
ータ52の3つのピエゾ素子積層体51と同様の作用が
得られるし、また、各Y軸ピエゾ素子アクチュエータ8
0と入力部74間に球面座機構82を設けたので、前記
Z軸ピエゾ素子アクチュエータ52の球面座機構55と
同様の作用が得られる。
【0036】更に、各Y軸ピエゾ素子アクチュエータユ
ニット70における1対のY軸ピエゾ素子アクチュエー
タ80を対向状に設け、1対の支持部72は十分の強度
・剛性のある中間盤13で一体的に連結されているの
で、1対のY軸ピエゾ素子アクチュエータ80から中間
盤13に作用する反力を略相殺できるから、中間盤13
の弾性変形による精度低下を効果的に防止できるし、ま
た、可動盤10に属する1対の入力部材73は1対のY
軸ピエゾ素子アクチュエータ80間に挟持されているた
め1対の入力部材73に曲げモーメントが殆ど作用せず
1対の入力部材73の弾性変形による精度低下を効果的
に防止できる。しかも、逆ネジ部材77を設けて各入力
部材73を対応するY軸ピエゾ素子アクチュエータ80
の方へ駆動することで、諸部材間を面接触状態に設定で
きる。
【0037】尚、図12に示すように、Y軸ピエゾ素子
アクチュエータユニット70に関して、可動盤10の下
端部に矩形孔71に相当する凹部90を形成し、その凹
部90に入力部材73に相当する中間盤13に固定され
た支持部材73Aを挿入し、凹部90のY軸方向に相対
向する入力部74Aとこれに対向する支持部材73Aの
支持部72A間にY軸ピエゾ素子アクチュエータ80を
組み込んでも前記と同様の作用が得られる。尚、前記実
施例と同様のものに同一符号を付して説明を省略する。
【0038】尚、前記ピエゾ素子積層体51、81代わ
りに超磁歪素子の積層体を用いることも可能であるが、
この場合超磁歪素子積層体に磁界を付加する磁界発生用
コイルをも設けることになる。重荷重用位置決め装置P
Mは、リニア加速器以外にも、tonオーダーの重荷重
の位置決め対象物をナノmのオーダーの超高精度で静的
又は動的に位置決めする種々の位置決め装置にも適用可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る重荷重用高精度位置決め装置の斜
視図である。
【図2】XYZ位置決め装置の平面図である。
【図3】XYZ位置決め装置の正面図である。
【図4】XYZ位置決め装置の側面図である。
【図5】Z軸ピアゾ素子アクチュエータユニットの縦断
正面図である。
【図6】Z軸ピアゾ素子アクチュエータユニットの縦断
側面図である。
【図7】図5の7−7線断面図である。
【図8】Y軸ピエゾ素子アクチュエータユニットの縦断
正面図である。
【図9】Y軸ピエゾ素子アクチュエータユニットの平面
図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【図11】図8の11−11線断面図である。
【図12】変形例に係る図8相当図である。
【符号の説明】
10 可動盤 13 中間盤 20 XYZ位置決め装置 50 Z軸ピエゾ素子アクチュエータユニット 51、81 ピエゾ素子積層体 52 Z軸ピエゾ素子アクチュエータ 53、83 小球面部材 54、84 大球面部材 55、82 球面座機構 70 Y軸ピエゾ素子アクチュエータユニット 72、72A 支持部 74、74A 入力部 80 Y軸ピエゾ素子アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中林 志郎 明石市川崎町1番1号 川崎重工業株式会 社明石工場内 (72)発明者 久保田 哲也 明石市川崎町1番1号 川崎重工業株式会 社明石工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 tonオーダーの重量の位置決め対象物
    をナノmのオーダーで3次元的に位置決めする位置決め
    装置であって、 前記対象物を支持する水平方向に細長い高剛性の可動盤
    と、 直交するX軸(可動盤の長さ方向)、Y軸、Z軸(鉛直
    方向)のうち、可動盤を、少なくとも、Z軸方向、Y軸
    方向、前記3軸の各軸回りにミクロンのオーダーで粗位
    置決め可能な粗動手段と、 前記粗動手段の駆動力を可動盤に伝達する中間盤と、 前記可動盤と中間盤間に設けられ、中間盤に対して可動
    盤を少なくとも、Z軸方向、Y軸方向、前記3軸の各軸
    回り方向にナノmのオーダーで高精度に位置決め可能な
    微動手段と、 を備えたことを特徴とする重荷重用高精度位置決め装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の装置において、前記微動手段
    は、可動盤をZ軸方向、X軸とY軸の各軸回りに可動盤
    を微動させる為に、相互に離隔的に配置された3組以上
    のZ軸ピエゾ素子アクチュエータ又はZ軸超磁歪素子ア
    クチュエータを備えたことを特徴とする重荷重用高精度
    位置決め装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の装置において、前記各Z軸ピ
    エゾ素子アクチュエータ又はZ軸超磁歪素子アクチュエ
    ータが3つのピエゾ素子積層体又は超磁歪素子積層体か
    らなることを特徴とする重荷重用高精度位置決め装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の装置において、前記可動盤と
    各Z軸ピエゾ素子アクチュエータ又はZ軸超磁歪素子ア
    クチュエータ間に、可動盤に球面当接する大球面部材
    と、この大球面部材と各ピエゾ素子積層体又は超磁歪素
    子積層体間に配置され大球面部材に球面当接する小球面
    部材とからなる球面座機構を設けたことを特徴とする重
    荷重用高精度位置決め装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の装置において、前記微動手段
    は、可動盤をY軸方向、Z軸回りに微動させる為に、可
    動盤のX軸方向に任意距離離隔した位置に設けられた少
    なくとも2つのY軸ピエゾ素子アクチュエータユニット
    又はY軸超磁歪素子アクチュエータユニットを備えたこ
    とを特徴とする重荷重用高精度位置決め装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の装置において、前記各Y軸ピ
    エゾ素子アクチュエータユニット又はY軸超磁歪素子ア
    クチュエータユニットは、中間盤の相対向する1対の支
    持部と、これら支持部間の中央部に挿入された可動盤の
    入力部との間に、Y軸方向に相対向状に配置した1対の
    Y軸ピエゾ素子アクチュエータ又はY軸超磁歪素子アク
    チュエータを備えたことを特徴とする重荷重用高精度位
    置決め装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の装置において、前記各Y軸ピ
    エゾ素子アクチュエータ又はY軸超磁歪素子アクチュエ
    ータが3つのピエゾ素子積層体又は超磁歪素子積層体か
    らなることを特徴とする重荷重用高精度位置決め装置。
  8. 【請求項8】 請求項5の装置において、前記各Y軸ピ
    エゾ素子アクチュエータユニット又はY軸超磁歪素子ア
    クチュエータユニットは、可動盤の相対向する1対の入
    力部と、これら入力部間の中央部に挿入された中間盤の
    支持部との間に、Y軸方向に相対向状に配置した1対の
    Y軸ピエゾ素子アクチュエータ又はY軸超磁歪素子アク
    チュエータを備えたことを特徴とする重荷重用高精度位
    置決め装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の装置において、前記各Y軸ピ
    エゾ素子アクチュエータ又はY軸超磁歪素子アクチュエ
    ータが3つのピエゾ素子積層体又は超磁歪素子積層体か
    らなることを特徴とする重荷重用高精度位置決め装置。
  10. 【請求項10】 請求項7又は9の装置において、前記
    入力部と各Y軸ピエゾ素子アクチュエータ又はY軸超磁
    歪素子アクチュエータ間に、入力部に球面当接する大球
    面部材と、この大球面部材と各ピエゾ素子積層体又は超
    磁歪素子積層体間に配置され大球面部材に球面当接する
    小球面部材とからなる球面座機構を設けたことを特徴と
    する重荷重用高精度位置決め装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005124263A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Nano Control:Kk 積層型圧電アクチュエータ用予圧機構および位置決め装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02271204A (ja) * 1989-04-13 1990-11-06 Toshiba Corp 試料移動テーブル

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