JPH0642701A - 変圧燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントおよびその 運転方法 - Google Patents
変圧燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントおよびその 運転方法Info
- Publication number
- JPH0642701A JPH0642701A JP19876992A JP19876992A JPH0642701A JP H0642701 A JPH0642701 A JP H0642701A JP 19876992 A JP19876992 A JP 19876992A JP 19876992 A JP19876992 A JP 19876992A JP H0642701 A JPH0642701 A JP H0642701A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- incinerator
- pressure
- steam
- combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E20/00—Combustion technologies with mitigation potential
- Y02E20/12—Heat utilisation in combustion or incineration of waste
Landscapes
- Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 エネルギ−需要の質(温熱または電力)に応
じて焼却炉内の廃棄物燃焼温度を調節し、熱需要側の要
求に応じた最適な条件での運用を可能にする。 【構成】 廃棄物の燃焼熱を回収して蒸気または温水を
発生する伝熱管1を設けた可変圧力型焼却炉2と、焼却
炉2内の圧力を調節するコンプレッサ3および減圧ポン
プ4と、それを切り替える入口切り替え弁5と、伝熱管
1からの蒸気より動力を回収する蒸気タ−ビン6と、伝
熱管1からの温水の熱を利用する熱利用システム9と、
伝熱管1からの蒸気または温水を蒸気タ−ビンまたは熱
利用システムへ導入する出口切り替え弁10とから構成
する。 【効果】 冬季等暖房需要が多い場合には、焼却炉内部
圧力を常圧または常圧以下とし、燃焼温度を低下させて
伝熱管に低圧の蒸気もしくは温水を多く発生させ、夏季
等冷房用電力需要が多い場合には、焼却炉内圧力を高圧
にし、燃焼温度を昇温させて蒸気タ−ビンで回収する動
力を増加する。
じて焼却炉内の廃棄物燃焼温度を調節し、熱需要側の要
求に応じた最適な条件での運用を可能にする。 【構成】 廃棄物の燃焼熱を回収して蒸気または温水を
発生する伝熱管1を設けた可変圧力型焼却炉2と、焼却
炉2内の圧力を調節するコンプレッサ3および減圧ポン
プ4と、それを切り替える入口切り替え弁5と、伝熱管
1からの蒸気より動力を回収する蒸気タ−ビン6と、伝
熱管1からの温水の熱を利用する熱利用システム9と、
伝熱管1からの蒸気または温水を蒸気タ−ビンまたは熱
利用システムへ導入する出口切り替え弁10とから構成
する。 【効果】 冬季等暖房需要が多い場合には、焼却炉内部
圧力を常圧または常圧以下とし、燃焼温度を低下させて
伝熱管に低圧の蒸気もしくは温水を多く発生させ、夏季
等冷房用電力需要が多い場合には、焼却炉内圧力を高圧
にし、燃焼温度を昇温させて蒸気タ−ビンで回収する動
力を増加する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変圧燃焼型焼却炉を用
いた熱電併給プラントおよびその運転方法に関し、特に
廃棄物を可燃物とした変圧燃焼型焼却炉の炉内圧力を変
えることによりエネルギ−需要の質(温熱または電力)
に応じて熱と電力との変換比率を可変とし、かつ高い熱
利用率運用を実現する廃棄物焼却炉を用いた熱電併給プ
ラントとその運用方法に関する。
いた熱電併給プラントおよびその運転方法に関し、特に
廃棄物を可燃物とした変圧燃焼型焼却炉の炉内圧力を変
えることによりエネルギ−需要の質(温熱または電力)
に応じて熱と電力との変換比率を可変とし、かつ高い熱
利用率運用を実現する廃棄物焼却炉を用いた熱電併給プ
ラントとその運用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、廃棄物処理のあり方は社会的問題
として取り上げられているが、多くの場合焼却に付され
ている。廃棄物の燃焼処理に伴い発生する熱を有効利用
する提案として、焼却炉の燃焼ガスの持つ熱エネルギー
を廃熱ボイラーによって水蒸気として回収し、発生した
蒸気を高圧ヘッダーにおいて、脱気器、空気余熱器、工
場内給湯、暖房等に分け、残りをタービンに送って発電
するようにすること、あるいは、「都市廃棄物再生ガス
利用高効率ガスタ−ビン熱併給発電システムの特性と経
済性」(電学論D,Vol107,No.7,362)
に記載のように、都市廃棄物の燃焼ガスは低カロリ−で
あり、かつサ−マルNOx生成が少ないという特性を利
用し、ガスタ−ビンの燃料とするシステムとして利用す
ることなどがある。後者においては、ガスタ−ビンの膨
張機入口温度をなるべく高温とし、発電量を増加するこ
とを目的としている。
として取り上げられているが、多くの場合焼却に付され
ている。廃棄物の燃焼処理に伴い発生する熱を有効利用
する提案として、焼却炉の燃焼ガスの持つ熱エネルギー
を廃熱ボイラーによって水蒸気として回収し、発生した
蒸気を高圧ヘッダーにおいて、脱気器、空気余熱器、工
場内給湯、暖房等に分け、残りをタービンに送って発電
するようにすること、あるいは、「都市廃棄物再生ガス
利用高効率ガスタ−ビン熱併給発電システムの特性と経
済性」(電学論D,Vol107,No.7,362)
に記載のように、都市廃棄物の燃焼ガスは低カロリ−で
あり、かつサ−マルNOx生成が少ないという特性を利
用し、ガスタ−ビンの燃料とするシステムとして利用す
ることなどがある。後者においては、ガスタ−ビンの膨
張機入口温度をなるべく高温とし、発電量を増加するこ
とを目的としている。
【0003】通常、生活廃棄物の燃焼処理は比較的都市
生活環境の近くで行われる場合が多く、廃棄物燃焼に伴
う熱を夏場、冬場の異なった熱需要に応じて、例えば冬
場には温熱源として利用し家庭に供給し、夏場には冷房
用の電気エネルギーに変換するようにする等の異なった
態様で自在に利用できることが望ましいが、上記のよう
な手段において、例えは前者の場合には焼却炉の燃焼ガ
スの持つ熱エネルギーを単に廃熱ボイラーによって水蒸
気として回収した後に温熱あるいは電気として再分配す
るものであって熱効率が低いものであり、後者にあって
は熱と電気の発生比率を大幅に変化させることは困難で
あり、また常時高圧で焼却炉を運転することから、焼却
炉寿命が短いという不都合を伴っていた。
生活環境の近くで行われる場合が多く、廃棄物燃焼に伴
う熱を夏場、冬場の異なった熱需要に応じて、例えば冬
場には温熱源として利用し家庭に供給し、夏場には冷房
用の電気エネルギーに変換するようにする等の異なった
態様で自在に利用できることが望ましいが、上記のよう
な手段において、例えは前者の場合には焼却炉の燃焼ガ
スの持つ熱エネルギーを単に廃熱ボイラーによって水蒸
気として回収した後に温熱あるいは電気として再分配す
るものであって熱効率が低いものであり、後者にあって
は熱と電気の発生比率を大幅に変化させることは困難で
あり、また常時高圧で焼却炉を運転することから、焼却
炉寿命が短いという不都合を伴っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
社会的要請に応じてなされたものであり、エネルギ−需
要の質(温熱または電力)に応じて最適な条件で熱電併
給プラントの運用を可能にすると同時に、常時高圧での
運転をすることなく、またプラント起動時における前記
焼却炉本体に加わる熱応力を軽減し、焼却炉寿命を延長
することを目的としている。
社会的要請に応じてなされたものであり、エネルギ−需
要の質(温熱または電力)に応じて最適な条件で熱電併
給プラントの運用を可能にすると同時に、常時高圧での
運転をすることなく、またプラント起動時における前記
焼却炉本体に加わる熱応力を軽減し、焼却炉寿命を延長
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、前記焼却炉内の圧力を調節することに
より燃焼温度を任意に変化せさ、それにより高い熱効率
下で必要なエネルギ−需要に合わせた運用を実現する。
そのために、本発明は基本的に、内部圧力を調節可能な
燃焼容器を持つ焼却炉を用い、可燃物の燃焼熱を利用し
て電力および温熱を発生・供給する熱電併給プラントの
運転方法において、前記焼却炉内の圧力を変化させて可
燃物の燃焼温度を任意に調節することにより、供給する
電力および温熱の量を可変とすることを特徴とする変圧
燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントの運転方法を開
示する。
めに、本発明は、前記焼却炉内の圧力を調節することに
より燃焼温度を任意に変化せさ、それにより高い熱効率
下で必要なエネルギ−需要に合わせた運用を実現する。
そのために、本発明は基本的に、内部圧力を調節可能な
燃焼容器を持つ焼却炉を用い、可燃物の燃焼熱を利用し
て電力および温熱を発生・供給する熱電併給プラントの
運転方法において、前記焼却炉内の圧力を変化させて可
燃物の燃焼温度を任意に調節することにより、供給する
電力および温熱の量を可変とすることを特徴とする変圧
燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントの運転方法を開
示する。
【0006】また、本発明は、上記の方法を実現するシ
ステムとして、可燃物の燃焼熱を回収して蒸気または温
水を発生する伝熱管を設置した可変圧力型焼却炉と、焼
却炉に可燃物を供給する供給装置と、前記焼却炉内の圧
力を調節するコンプレッサおよび減圧ポンプと、それを
切り替える入口切り替え弁と、前記伝熱管からの蒸気よ
り動力を回収する蒸気タ−ビンと、動力回収後の蒸気を
復水する復水器と、前記伝熱管からの温水の熱を利用す
る熱利用システムと、前記伝熱管からの蒸気または温水
を前記蒸気タ−ビンまたは前記熱利用システムへ導入す
る出口切り替え弁とから成ることを特徴とする変圧燃焼
型焼却炉を持つ熱電併給プラントをも開示する。
ステムとして、可燃物の燃焼熱を回収して蒸気または温
水を発生する伝熱管を設置した可変圧力型焼却炉と、焼
却炉に可燃物を供給する供給装置と、前記焼却炉内の圧
力を調節するコンプレッサおよび減圧ポンプと、それを
切り替える入口切り替え弁と、前記伝熱管からの蒸気よ
り動力を回収する蒸気タ−ビンと、動力回収後の蒸気を
復水する復水器と、前記伝熱管からの温水の熱を利用す
る熱利用システムと、前記伝熱管からの蒸気または温水
を前記蒸気タ−ビンまたは前記熱利用システムへ導入す
る出口切り替え弁とから成ることを特徴とする変圧燃焼
型焼却炉を持つ熱電併給プラントをも開示する。
【0007】可燃物としては、限定されないが廃棄物を
用いることは特に有効である。さらに淡水化装置を付加
し、前記焼却炉で得られた温熱を利用し、下水から上水
または中水を製造すると同時に、下水を濃縮して下水処
理設備を小型化することも好ましい態様である。
用いることは特に有効である。さらに淡水化装置を付加
し、前記焼却炉で得られた温熱を利用し、下水から上水
または中水を製造すると同時に、下水を濃縮して下水処
理設備を小型化することも好ましい態様である。
【0008】
【作用】可燃物の発熱量に対する圧力の影響は図3に示
されるように圧力がある値までは顕著に発熱量が上昇す
る。従って、同一量の可燃物を焼却炉内において燃焼さ
せる場合であっても、焼却炉内の圧力を常圧あるいはそ
れ以下とするかまたはかなりの高圧とするかにより、発
熱量は大きく変化し、焼却炉内に水を充填した伝熱管を
配置した場合に、低圧での燃焼の場合には発熱量が少な
いことから伝熱管内の水は温水となり、高圧での燃焼の
場合には発熱量が大きいことから伝熱管内の水は十分な
熱量を持った蒸気となる。
されるように圧力がある値までは顕著に発熱量が上昇す
る。従って、同一量の可燃物を焼却炉内において燃焼さ
せる場合であっても、焼却炉内の圧力を常圧あるいはそ
れ以下とするかまたはかなりの高圧とするかにより、発
熱量は大きく変化し、焼却炉内に水を充填した伝熱管を
配置した場合に、低圧での燃焼の場合には発熱量が少な
いことから伝熱管内の水は温水となり、高圧での燃焼の
場合には発熱量が大きいことから伝熱管内の水は十分な
熱量を持った蒸気となる。
【0009】本発明はこのような現象を基本的に用いた
ものであり、電力供給主体の運転の場合は、前記入口切
り替え弁をコンプレッサに切り替え、前記焼却炉内部圧
力を上げて廃棄物の燃焼温度を上昇しつつ、前記廃棄物
供給装置からの廃棄物供給量を増加させ、前記焼却炉で
発生する熱量を大幅に増大し、その熱量により前記伝熱
管での発生蒸気量または蒸気圧力を増大させ、前記出口
切り換え弁を前記蒸気タービンに切り替えて、発生蒸気
を導入して発電する。
ものであり、電力供給主体の運転の場合は、前記入口切
り替え弁をコンプレッサに切り替え、前記焼却炉内部圧
力を上げて廃棄物の燃焼温度を上昇しつつ、前記廃棄物
供給装置からの廃棄物供給量を増加させ、前記焼却炉で
発生する熱量を大幅に増大し、その熱量により前記伝熱
管での発生蒸気量または蒸気圧力を増大させ、前記出口
切り換え弁を前記蒸気タービンに切り替えて、発生蒸気
を導入して発電する。
【0010】温熱供給主体の運転の場合は、前記入口切
り替え弁を減圧ポンプに切り替え、前記焼却炉内部圧力
を常圧または常圧以下に下げ、前記伝熱管で温水または
飽和蒸気を発生させ、前記出口切り替え弁を前記熱利用
システムに切り替え、発生温水または飽和蒸気を導入し
て温熱を供給する。廃棄物の前記焼却炉への供給は、好
ましくは予め設置した粉砕機で粉砕したのちスクリュー
フィーダ等を応用した前記可燃物供給装置により前記廃
棄物を加圧供給する。また、焼却後の残存物は、スクリ
ューフィーダ等を応用した排出装置により焼却炉から排
出する。
り替え弁を減圧ポンプに切り替え、前記焼却炉内部圧力
を常圧または常圧以下に下げ、前記伝熱管で温水または
飽和蒸気を発生させ、前記出口切り替え弁を前記熱利用
システムに切り替え、発生温水または飽和蒸気を導入し
て温熱を供給する。廃棄物の前記焼却炉への供給は、好
ましくは予め設置した粉砕機で粉砕したのちスクリュー
フィーダ等を応用した前記可燃物供給装置により前記廃
棄物を加圧供給する。また、焼却後の残存物は、スクリ
ューフィーダ等を応用した排出装置により焼却炉から排
出する。
【0011】さらに、前記熱利用システム側に淡水化装
置を付加して、前記焼却炉で得られた温熱を利用し、下
水から上水または中水を製造すると同時に、下水を濃縮
して下水処理設備を小型化する。
置を付加して、前記焼却炉で得られた温熱を利用し、下
水から上水または中水を製造すると同時に、下水を濃縮
して下水処理設備を小型化する。
【0012】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づきより詳細に説
明する。図1は、本発明による変圧燃焼型焼却炉を用い
た熱電併給プラントを、可燃物として生活廃棄物を用い
て運転する場合のシステムの系統図を示している。基本
的にこの熱電併給プラントは、燃焼廃棄物焼却炉を内部
圧力調節可能な容器とし、焼却炉内圧力を変化させて廃
棄物の燃焼温度を任意に調節することにより、需要側に
供給する電力および/または温熱の量を可変とするシス
テムである。
明する。図1は、本発明による変圧燃焼型焼却炉を用い
た熱電併給プラントを、可燃物として生活廃棄物を用い
て運転する場合のシステムの系統図を示している。基本
的にこの熱電併給プラントは、燃焼廃棄物焼却炉を内部
圧力調節可能な容器とし、焼却炉内圧力を変化させて廃
棄物の燃焼温度を任意に調節することにより、需要側に
供給する電力および/または温熱の量を可変とするシス
テムである。
【0013】図において、2は可変圧力型焼却炉であ
り、焼却炉2内部に廃棄物の燃焼熱を回収して蒸気また
は温水を発生する伝熱管1が設置されている。可変圧力
型焼却炉2には、焼却炉2内に圧縮空気を送給するコン
プレッサ3および焼却炉2内の圧力を減じるための減圧
ポンプ4とが、コンプレッサ3からの給気と焼却炉2か
らの排気とを切り替えるための入口切り替え弁5を介し
て装着される。なお、この切替え弁5にコンプレッサ3
からの圧力空気をコンプレッサ3側と排気ポンプ4側に
振り分ける構造を持たせるようにしてもよい。
り、焼却炉2内部に廃棄物の燃焼熱を回収して蒸気また
は温水を発生する伝熱管1が設置されている。可変圧力
型焼却炉2には、焼却炉2内に圧縮空気を送給するコン
プレッサ3および焼却炉2内の圧力を減じるための減圧
ポンプ4とが、コンプレッサ3からの給気と焼却炉2か
らの排気とを切り替えるための入口切り替え弁5を介し
て装着される。なお、この切替え弁5にコンプレッサ3
からの圧力空気をコンプレッサ3側と排気ポンプ4側に
振り分ける構造を持たせるようにしてもよい。
【0014】前記伝熱管1からの出力である蒸気および
/または温水は出口切り換え弁10において2方向に分
岐され、一方は蒸気より動力を回収する蒸気タ−ビン6
に送給され、他方は温水の熱を利用する熱利用システム
9に送られる。この分岐はどちらか一方にすべてを振り
分ける選択的な分岐であってもよい。蒸気タ−ビン6は
動力回収後の蒸気を復水する復水器7を有しており、復
水器7からの復水は下流に位置する給水加熱器8に送ら
れる。給水加熱器8には焼却炉2からの排ガスが導入さ
れており、該排ガスとの熱交換により復水器7からの水
は加熱された後、前記伝熱管1へ供給され焼却炉2の上
流側に再び送られる。また、前記熱利用システム9で
は、需要側へ温熱を供給することにより冷却した温水は
同様に前記伝熱管管1へ供給されて焼却炉2に戻され
る。
/または温水は出口切り換え弁10において2方向に分
岐され、一方は蒸気より動力を回収する蒸気タ−ビン6
に送給され、他方は温水の熱を利用する熱利用システム
9に送られる。この分岐はどちらか一方にすべてを振り
分ける選択的な分岐であってもよい。蒸気タ−ビン6は
動力回収後の蒸気を復水する復水器7を有しており、復
水器7からの復水は下流に位置する給水加熱器8に送ら
れる。給水加熱器8には焼却炉2からの排ガスが導入さ
れており、該排ガスとの熱交換により復水器7からの水
は加熱された後、前記伝熱管1へ供給され焼却炉2の上
流側に再び送られる。また、前記熱利用システム9で
は、需要側へ温熱を供給することにより冷却した温水は
同様に前記伝熱管管1へ供給されて焼却炉2に戻され
る。
【0015】可燃物である廃棄物は、後記する廃棄物供
給装置11を通って可変圧力型焼却炉2へ導入されて燃
焼し、燃焼熱を前記伝熱管1内の給水へ与えた後、低温
の排ガスとなって前記給水加熱器8へ導入される。前記
のように前記給水加熱器8において復水器7からの給水
を加熱した後、大気へ放出される。一方、燃焼後の残存
物は、一部排ガスに伴走され、大気に放出される前に排
ガスダスト回収器12によって回収される。残りの燃焼
後の残存物は、前記焼却炉2に設置されている図示しな
いコンベアによって後記する排出装置13に導入され、
そこから焼却炉2外に排出される。
給装置11を通って可変圧力型焼却炉2へ導入されて燃
焼し、燃焼熱を前記伝熱管1内の給水へ与えた後、低温
の排ガスとなって前記給水加熱器8へ導入される。前記
のように前記給水加熱器8において復水器7からの給水
を加熱した後、大気へ放出される。一方、燃焼後の残存
物は、一部排ガスに伴走され、大気に放出される前に排
ガスダスト回収器12によって回収される。残りの燃焼
後の残存物は、前記焼却炉2に設置されている図示しな
いコンベアによって後記する排出装置13に導入され、
そこから焼却炉2外に排出される。
【0016】図4は廃棄物供給装置11の概要を模式図
的に示している。廃棄物供給装置11は、最上流側に廃
棄物導入用ホッパー51が位置し、その下流側に耐圧開
閉バルブ52を介して加圧チャンバ53が接続してい
る。この加圧チャンバ53には図示しない適宜の加圧手
段が付設して設けてあり、加圧チャンバ53内は大気圧
から10気圧程度まで加圧される。加圧チャンバ52の
下流側は耐圧開閉バルブ54を介して焼却炉2内の圧力
と同じ圧力に維持される加圧廃棄物供給ホッパー55に
接続している。加圧廃棄物供給ホッパー55の排出側は
スクリューフィーダ56を介して加圧型焼却炉2に接続
している。
的に示している。廃棄物供給装置11は、最上流側に廃
棄物導入用ホッパー51が位置し、その下流側に耐圧開
閉バルブ52を介して加圧チャンバ53が接続してい
る。この加圧チャンバ53には図示しない適宜の加圧手
段が付設して設けてあり、加圧チャンバ53内は大気圧
から10気圧程度まで加圧される。加圧チャンバ52の
下流側は耐圧開閉バルブ54を介して焼却炉2内の圧力
と同じ圧力に維持される加圧廃棄物供給ホッパー55に
接続している。加圧廃棄物供給ホッパー55の排出側は
スクリューフィーダ56を介して加圧型焼却炉2に接続
している。
【0017】燃焼物である廃棄物は廃棄物導入用ホッパ
ー51よりも上流側において図示しない粉砕手段により
粉砕された後、廃棄物導入用ホッパー51に供給され
る。一定量の粉砕廃棄物が廃棄物導入用ホッパー51に
貯留された段階で耐圧開閉バルブ52を開き、粉砕廃棄
物を加圧チャンバ52に送り込む。耐圧開閉バルブ52
を閉じ加圧チャンバ53内を加圧型焼却炉2の炉内圧力
よりも幾分高い圧力に加圧する。加圧後、第2の耐圧開
閉バルブ54を開放し、加圧状態の粉砕廃棄物を加圧廃
棄物供給ホッパー55内に送り込む。廃棄物供給ホッパ
ー55内は焼却炉2内の圧力と同じ圧力に維持されてい
るので、スクリューフィーダ56により加圧廃棄物は加
圧型焼却炉2に対して、いわゆる吹き出し現象を発生す
ることなく円滑に供給される。
ー51よりも上流側において図示しない粉砕手段により
粉砕された後、廃棄物導入用ホッパー51に供給され
る。一定量の粉砕廃棄物が廃棄物導入用ホッパー51に
貯留された段階で耐圧開閉バルブ52を開き、粉砕廃棄
物を加圧チャンバ52に送り込む。耐圧開閉バルブ52
を閉じ加圧チャンバ53内を加圧型焼却炉2の炉内圧力
よりも幾分高い圧力に加圧する。加圧後、第2の耐圧開
閉バルブ54を開放し、加圧状態の粉砕廃棄物を加圧廃
棄物供給ホッパー55内に送り込む。廃棄物供給ホッパ
ー55内は焼却炉2内の圧力と同じ圧力に維持されてい
るので、スクリューフィーダ56により加圧廃棄物は加
圧型焼却炉2に対して、いわゆる吹き出し現象を発生す
ることなく円滑に供給される。
【0018】図5は燃焼後の残存物排出装置13の概要
を模式図的に示している。残存物排出装置13は、上記
した廃棄物供給装置11と同様な構成であるが廃棄物供
給装置11の場合とは逆に、最上流側が高圧側に下流側
が大気圧になるように構成される。すなわち、第1の耐
圧開閉バルブ61を介して焼却炉2と圧力チャンバ62
とは気密的に接続しており、圧力チャンバ62には図示
しない適宜の減圧機構が設けられる。圧力チャンバ62
は第2の耐圧開閉バルブ63を介して大気圧に開放した
放出ホッパー64に接続しており、放出ホッパー64に
はスクリューフィーダ65が設けられる。
を模式図的に示している。残存物排出装置13は、上記
した廃棄物供給装置11と同様な構成であるが廃棄物供
給装置11の場合とは逆に、最上流側が高圧側に下流側
が大気圧になるように構成される。すなわち、第1の耐
圧開閉バルブ61を介して焼却炉2と圧力チャンバ62
とは気密的に接続しており、圧力チャンバ62には図示
しない適宜の減圧機構が設けられる。圧力チャンバ62
は第2の耐圧開閉バルブ63を介して大気圧に開放した
放出ホッパー64に接続しており、放出ホッパー64に
はスクリューフィーダ65が設けられる。
【0019】第2の耐圧開閉バルブ63を閉じた状態で
第1の耐圧開閉バルブ61を開き、焼却炉2内の燃焼後
の残存物を圧力チャンバ62に導入する。次いで、耐圧
開閉バルブ61を閉じ、圧力チャンバ62内の圧力を大
気圧に減じた後、第2の耐圧開閉バルブ63を開き燃焼
残存物を焼却炉外に排出する。このような構成の廃棄物
供給装置11および残存物排出装置13を用いることに
より、焼却炉2内を変動する圧力下で安全にプラントを
運転することが可能となる。
第1の耐圧開閉バルブ61を開き、焼却炉2内の燃焼後
の残存物を圧力チャンバ62に導入する。次いで、耐圧
開閉バルブ61を閉じ、圧力チャンバ62内の圧力を大
気圧に減じた後、第2の耐圧開閉バルブ63を開き燃焼
残存物を焼却炉外に排出する。このような構成の廃棄物
供給装置11および残存物排出装置13を用いることに
より、焼却炉2内を変動する圧力下で安全にプラントを
運転することが可能となる。
【0020】次に、本発明による変圧燃焼型焼却炉を用
いた熱電併給プラントの運転方法について説明する。こ
のシステムは、基本的に熱需要側の要求に応じて電力供
給主体の運転と温熱供給主体の運転とのいずれかを選択
的に切り換えて運転する。電力供給主体の運転の場合
は、前記入口切り替え弁5をコンプレッサ3側に切り替
えて圧縮空気を前記焼却炉2に送給して焼却炉2内部の
圧力を上げ、前記伝熱管1での発生蒸気量を増大させ、
さらに前記出口切り替え弁10を前記蒸気タ−ビン6側
に切り替え、発生蒸気を導入して発電する。
いた熱電併給プラントの運転方法について説明する。こ
のシステムは、基本的に熱需要側の要求に応じて電力供
給主体の運転と温熱供給主体の運転とのいずれかを選択
的に切り換えて運転する。電力供給主体の運転の場合
は、前記入口切り替え弁5をコンプレッサ3側に切り替
えて圧縮空気を前記焼却炉2に送給して焼却炉2内部の
圧力を上げ、前記伝熱管1での発生蒸気量を増大させ、
さらに前記出口切り替え弁10を前記蒸気タ−ビン6側
に切り替え、発生蒸気を導入して発電する。
【0021】温熱供給主体の運転の場合には、前記コン
プレッサ3を停止し、前記入口切り替え弁5を減圧ポン
プ4側に切り替えることにより、前記焼却炉2内部の圧
力を常圧または常圧以下に下げ、前記伝熱管1で温水あ
るいは飽和蒸気を発生させる。さらに前記出口切り替え
弁10を前記熱利用システム9側に切り替え、発生温水
あるいは飽和蒸気を導入して温熱を供給する。
プレッサ3を停止し、前記入口切り替え弁5を減圧ポン
プ4側に切り替えることにより、前記焼却炉2内部の圧
力を常圧または常圧以下に下げ、前記伝熱管1で温水あ
るいは飽和蒸気を発生させる。さらに前記出口切り替え
弁10を前記熱利用システム9側に切り替え、発生温水
あるいは飽和蒸気を導入して温熱を供給する。
【0022】以下、それぞれの場合について詳細に説明
する。冬季は通常暖房需要が多い期間であり、前記のよ
うに温熱供給を主体とした運転を行う。すなわち、前記
入口切り替え弁5を前記減圧ポンプ4側に切り替えて焼
却炉内と減圧ポンプ4とを接続し、さらに前記出口切り
替え弁10を前記熱利用システム9側に切り替える。減
圧ポンプ4の作用により、あらかじめ前記焼却炉2の内
部圧力を常圧または常圧以下の設定値とし、発熱量を低
減して前記廃棄物の燃焼温度を通常より下げる。前記伝
熱管1内の給水は、燃焼により昇温した前記焼却炉2内
を流動しつつ加熱されて温水となり、前記出口切り替え
弁10によって前記熱利用システム9へ導入される。前
記熱利用システム9で需要側に温熱を供給した後の温水
は、前記伝熱管1へ再び導入される。
する。冬季は通常暖房需要が多い期間であり、前記のよ
うに温熱供給を主体とした運転を行う。すなわち、前記
入口切り替え弁5を前記減圧ポンプ4側に切り替えて焼
却炉内と減圧ポンプ4とを接続し、さらに前記出口切り
替え弁10を前記熱利用システム9側に切り替える。減
圧ポンプ4の作用により、あらかじめ前記焼却炉2の内
部圧力を常圧または常圧以下の設定値とし、発熱量を低
減して前記廃棄物の燃焼温度を通常より下げる。前記伝
熱管1内の給水は、燃焼により昇温した前記焼却炉2内
を流動しつつ加熱されて温水となり、前記出口切り替え
弁10によって前記熱利用システム9へ導入される。前
記熱利用システム9で需要側に温熱を供給した後の温水
は、前記伝熱管1へ再び導入される。
【0023】一方、夏季の冷房用電力需要が多い場合に
は、電力供給主体運転を行う。その場合には、前記入口
切り替え弁5を前記コンプレッサ3に切り替え、さらに
前記出口切り替え弁10を前記蒸気タ−ビン6に切り替
える。前記コンプレッサ3で圧縮された空気は、前記焼
却炉2へ導入されて内部圧力を上昇させ、発熱量を増大
させて前記廃棄物の燃焼温度を上げる。前記伝熱管1内
の給水は、昇温した前記焼却炉2内を流動しつつ蒸発・
過熱されて前記出口切り替え弁10により前記蒸気タ−
ビン6へ導入される。前記コンプレッサ3に与える動力
を増大することにより、焼却炉2内の圧力も比例的に高
くなり、廃棄物の燃焼温度も上昇する。従って、前記伝
熱管1での発生蒸気量もそれに応じて増加し、前記蒸気
タ−ビンの回収動力量も増大する。
は、電力供給主体運転を行う。その場合には、前記入口
切り替え弁5を前記コンプレッサ3に切り替え、さらに
前記出口切り替え弁10を前記蒸気タ−ビン6に切り替
える。前記コンプレッサ3で圧縮された空気は、前記焼
却炉2へ導入されて内部圧力を上昇させ、発熱量を増大
させて前記廃棄物の燃焼温度を上げる。前記伝熱管1内
の給水は、昇温した前記焼却炉2内を流動しつつ蒸発・
過熱されて前記出口切り替え弁10により前記蒸気タ−
ビン6へ導入される。前記コンプレッサ3に与える動力
を増大することにより、焼却炉2内の圧力も比例的に高
くなり、廃棄物の燃焼温度も上昇する。従って、前記伝
熱管1での発生蒸気量もそれに応じて増加し、前記蒸気
タ−ビンの回収動力量も増大する。
【0024】前記蒸気タ−ビン6で動力を回収後の蒸気
は、前記復水器7で復水された後、前記給水加熱器8へ
導入され、前記焼却炉2からの排ガスから熱を回収して
前記伝熱管1へ導入される。冬季において外気温が低く
プラントの起動が困難な場合が生じる。そのような場合
には、前記入口切り替え弁5を前記減圧ポンプ4側に切
り替え、あらかじめ前記焼却炉2の内部圧力を常圧また
は常圧以下とし、廃棄物の燃焼温度を通常より下げる運
転を行う。燃焼開始後に徐々に前記焼却炉2内の廃棄物
燃焼温度を昇温させ、前記入口切り替え弁5を前記コン
プレッサ3に切り替え、前記焼却炉2の内部圧力を上昇
させるようにする。このような運転を行うことにより、
前記焼却炉2内圧力の上昇率を最適に調節し、廃棄物燃
焼温度を制御することが可能となり、焼却炉2に働く熱
応力を軽減し、寿命を延長させることができる。
は、前記復水器7で復水された後、前記給水加熱器8へ
導入され、前記焼却炉2からの排ガスから熱を回収して
前記伝熱管1へ導入される。冬季において外気温が低く
プラントの起動が困難な場合が生じる。そのような場合
には、前記入口切り替え弁5を前記減圧ポンプ4側に切
り替え、あらかじめ前記焼却炉2の内部圧力を常圧また
は常圧以下とし、廃棄物の燃焼温度を通常より下げる運
転を行う。燃焼開始後に徐々に前記焼却炉2内の廃棄物
燃焼温度を昇温させ、前記入口切り替え弁5を前記コン
プレッサ3に切り替え、前記焼却炉2の内部圧力を上昇
させるようにする。このような運転を行うことにより、
前記焼却炉2内圧力の上昇率を最適に調節し、廃棄物燃
焼温度を制御することが可能となり、焼却炉2に働く熱
応力を軽減し、寿命を延長させることができる。
【0025】このような運転を行う場合に、前記切替え
弁5として、コンプレッサ3からの圧力空気をコンプレ
ッサ3側と排気ポンプ4側に振り分ける構造を持つもの
を用いることは特に有効である。次に、本発明の他の実
施例を図2を参照して説明する。ここでは、図1の説明
との重複を避けるために、図1との相違点を中心に記述
する。すなわち、この実施例では、図1のプラントの構
成要素に追加して、前記熱利用システム9の熱供給先に
フラッシュ蒸発式の淡水化装置14を設置した。それに
より、前記焼却炉で得られた温熱を利用して、下水から
上水または中水を製造すると同時に、下水を濃縮するこ
とを可能とした。
弁5として、コンプレッサ3からの圧力空気をコンプレ
ッサ3側と排気ポンプ4側に振り分ける構造を持つもの
を用いることは特に有効である。次に、本発明の他の実
施例を図2を参照して説明する。ここでは、図1の説明
との重複を避けるために、図1との相違点を中心に記述
する。すなわち、この実施例では、図1のプラントの構
成要素に追加して、前記熱利用システム9の熱供給先に
フラッシュ蒸発式の淡水化装置14を設置した。それに
より、前記焼却炉で得られた温熱を利用して、下水から
上水または中水を製造すると同時に、下水を濃縮するこ
とを可能とした。
【0026】このプラントの運転にあたり、前記入口切
り替え弁5を前記減圧ポンプ4側に切り替えると共に、
前記出口切り替え弁10を前記熱利用システム9側に切
り替える。熱利用システム9に導入された温水は、熱交
換によって温熱のみを需要側へ供給する。供給された温
熱は、前記淡水化装置14に導入され、作動熱源とな
る。前記淡水化装置14には、下水が導入されており、
前気温熱によって水分をフラッシュ蒸発した後、浄化し
て上水または中水を製造する。一方水分を蒸発された前
記下水は、濃縮され、下水処理設備に導入される。
り替え弁5を前記減圧ポンプ4側に切り替えると共に、
前記出口切り替え弁10を前記熱利用システム9側に切
り替える。熱利用システム9に導入された温水は、熱交
換によって温熱のみを需要側へ供給する。供給された温
熱は、前記淡水化装置14に導入され、作動熱源とな
る。前記淡水化装置14には、下水が導入されており、
前気温熱によって水分をフラッシュ蒸発した後、浄化し
て上水または中水を製造する。一方水分を蒸発された前
記下水は、濃縮され、下水処理設備に導入される。
【0027】上記の説明においては、出口切り替え弁1
0の切り換えにより蒸気タ−ビン6または熱利用システ
ム9のいずれかを選択的に利用する態様について説明し
たが、需要側の要求に応じて両者を部分負荷の状態で同
時に稼働するように運転することも可能である。その際
に、出口切り替え弁10と熱利用システム9との間の経
路に適宜の復水器を介在させることは特に有効である。
0の切り換えにより蒸気タ−ビン6または熱利用システ
ム9のいずれかを選択的に利用する態様について説明し
たが、需要側の要求に応じて両者を部分負荷の状態で同
時に稼働するように運転することも可能である。その際
に、出口切り替え弁10と熱利用システム9との間の経
路に適宜の復水器を介在させることは特に有効である。
【0028】さらに、実施例においては特に説明は行わ
なかったが、伝熱管1の焼却炉出口側での圧力あるいは
温度を測定するセンサーを伝熱管に取り付け、さらに該
センサーからの信号により入口切り替え弁5を調整して
あるいはコンプレッサ3の送り量を調節して、焼却炉2
内の圧力を所定の値に維持するような制御機構を設けて
もよく、このような制御機構は、廃棄物を可燃材として
用いる場合に、通常廃棄物はその発生熱量が一定でなく
炉内の圧力が変動しがちであることから特に有効とな
る。
なかったが、伝熱管1の焼却炉出口側での圧力あるいは
温度を測定するセンサーを伝熱管に取り付け、さらに該
センサーからの信号により入口切り替え弁5を調整して
あるいはコンプレッサ3の送り量を調節して、焼却炉2
内の圧力を所定の値に維持するような制御機構を設けて
もよく、このような制御機構は、廃棄物を可燃材として
用いる場合に、通常廃棄物はその発生熱量が一定でなく
炉内の圧力が変動しがちであることから特に有効とな
る。
【0029】また、廃棄物を可燃物として説明したのは
このような内部圧力調節可能な焼却炉を用いて燃焼し場
合特にその有効利用が図れることから示したものであ
り、可燃材として廃棄物以外のものを用いうることは容
易に理解されよう。以上説明したように、本発明による
変圧燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントおよびその
運転方法においては、エネルギ−需要の質(温熱または
電力)に応じて前記焼却炉2内の廃棄物の燃焼温度を調
節するようにしたので、需要側の要求に応じた最適な条
件での運転が可能となると同時に、プラント起動時にお
ける前記焼却炉2本体に加わる熱応力を軽減し、寿命を
延長することができる。
このような内部圧力調節可能な焼却炉を用いて燃焼し場
合特にその有効利用が図れることから示したものであ
り、可燃材として廃棄物以外のものを用いうることは容
易に理解されよう。以上説明したように、本発明による
変圧燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントおよびその
運転方法においては、エネルギ−需要の質(温熱または
電力)に応じて前記焼却炉2内の廃棄物の燃焼温度を調
節するようにしたので、需要側の要求に応じた最適な条
件での運転が可能となると同時に、プラント起動時にお
ける前記焼却炉2本体に加わる熱応力を軽減し、寿命を
延長することができる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されているような効果がある。
焼却炉を内部圧力調節可能な容器とし、前記焼却炉内圧
力を変化させて廃棄物の燃焼温度を任意に調節すること
により、供給する電力および温熱の量を需要側の要求に
応じて可変とすることができる。
ているので、以下に記載されているような効果がある。
焼却炉を内部圧力調節可能な容器とし、前記焼却炉内圧
力を変化させて廃棄物の燃焼温度を任意に調節すること
により、供給する電力および温熱の量を需要側の要求に
応じて可変とすることができる。
【0031】冬季の暖房需要が多い場合には、前記焼却
炉内部圧力を常圧または常圧以下とし、廃棄物の燃焼温
度を低下させ、前記焼却炉内に設置した伝熱管で、低圧
の蒸気もしくは温水を通常の運転時よりも多く発生さ
せ、需要側へ供給することができる。例えば、夏季の冷
房用電力需要が多い場合には、前記焼却炉内圧力を高圧
にし、廃棄物の燃焼温度を昇温させ、前記蒸気タ−ビン
で回収する動力を増加して、需要側への供給電力量を増
大することができ、冬季の外気温が低温の場合のプラン
ト起動時に、前記焼却炉内圧力を調節し、廃棄物燃焼温
度を制御することによって、前記焼却炉に働く熱応力を
軽減させ、寿命を延長さすことができる。
炉内部圧力を常圧または常圧以下とし、廃棄物の燃焼温
度を低下させ、前記焼却炉内に設置した伝熱管で、低圧
の蒸気もしくは温水を通常の運転時よりも多く発生さ
せ、需要側へ供給することができる。例えば、夏季の冷
房用電力需要が多い場合には、前記焼却炉内圧力を高圧
にし、廃棄物の燃焼温度を昇温させ、前記蒸気タ−ビン
で回収する動力を増加して、需要側への供給電力量を増
大することができ、冬季の外気温が低温の場合のプラン
ト起動時に、前記焼却炉内圧力を調節し、廃棄物燃焼温
度を制御することによって、前記焼却炉に働く熱応力を
軽減させ、寿命を延長さすことができる。
【0032】また、フラッシュ蒸発式の淡水化装置を付
加し、前記焼却炉で得られた温熱を利用し、下水から上
水または中水を製造すると同時に、下水を濃縮して下水
処理設備を小型化することができる。
加し、前記焼却炉で得られた温熱を利用し、下水から上
水または中水を製造すると同時に、下水を濃縮して下水
処理設備を小型化することができる。
【図1】 本発明の変圧燃焼型廃棄物焼却炉による熱電
併給プラントの一実施例を示す系統図。
併給プラントの一実施例を示す系統図。
【図2】 本発明の他の実施例を示す系統図。
【図3】 発熱量の圧力による影響を示す図。
【図4】 廃棄物供給装置を示す図。
【図5】 燃焼残在物の排出装置を示す図。
1…伝熱管1、2…可変圧力型焼却炉、3…コンプレッ
サ、4…減圧ポンプ、5…入口切り替え弁、6…蒸気タ
−ビン、7…復水器、8…給水加熱器、9…熱利用シス
テム、10…出口切り替え弁、11…フラッシュ蒸発式
淡水化装置
サ、4…減圧ポンプ、5…入口切り替え弁、6…蒸気タ
−ビン、7…復水器、8…給水加熱器、9…熱利用シス
テム、10…出口切り替え弁、11…フラッシュ蒸発式
淡水化装置
Claims (7)
- 【請求項1】 内部圧力を調節可能な燃焼容器を持つ焼
却炉を用い、可燃物の燃焼熱を利用して電力および温熱
を発生・供給する熱電併給プラントの運転方法におい
て、エネルギ−需要の質(温熱または電力)に応じて前
記焼却炉内の圧力を変化させて可燃物の燃焼温度を任意
に調節することにより、供給する電力および温熱の量を
可変とすることを特徴とする変圧燃焼型焼却炉を用いた
熱電併給プラントの運転方法。 - 【請求項2】 暖房需要が多い場合には、前記焼却炉内
部圧力を常圧または常圧以下とし、廃棄物の燃焼温度を
低下させ、前記焼却炉内に設置した伝熱管で、低圧の蒸
気もしくは温水を通常の運転時よりも多く発生させ、需
要側へ供給することを特徴とする、請求項1記載の変圧
燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントの運転方法。 - 【請求項3】 外気温が低温の場合のプラント起動時
に、前記焼却炉内圧力を調節し、廃棄物燃焼温度を制御
することによって、前記焼却炉に働く熱応力を軽減する
ことを特徴とする、請求項2記載の変圧燃焼型焼却炉を
用いた熱電併給プラントの運転方法。 - 【請求項4】 冷房用電力需要が多い場合には、前記焼
却炉内圧力を高圧にし、廃棄物の燃焼温度を昇温させ、
前記蒸気タ−ビンで回収する動力を増加して、需要側へ
の供給電力量を増大することを特徴とする、請求項1記
載の変圧燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントの運転
方法。 - 【請求項5】 可燃物が廃棄物であることを特徴とす
る、請求項1ないし4記載の変圧燃焼型焼却炉を用いた
熱電併給プラントの運転方法。 - 【請求項6】 可燃物の燃焼熱を回収して蒸気または温
水を発生する伝熱管を設置した可変圧力型焼却炉と、前
記焼却炉内の圧力を調節するコンプレッサおよび減圧ポ
ンプと、それを切り替える入口切り替え弁と、前記伝熱
管からの蒸気より動力を回収する蒸気タ−ビンと、動力
回収後の蒸気を復水する復水器と、前記伝熱管からの温
水の熱を利用する熱利用システムと、前記伝熱管からの
蒸気または温水を前記蒸気タ−ビンまたは前記熱利用シ
ステムへ導入する出口切り替え弁とから成ることを特徴
とする変圧燃焼型焼却炉を持つ熱電併給プラント。 - 【請求項7】 前記伝熱管からの温水の熱を利用する熱
利用システムにさらに淡水化装置を付加し、それによ
り、前記焼却炉で得られた温熱を利用して下水から上水
または中水を製造すると同時に、下水を濃縮して下水処
理設備を小型化することを特徴とする、請求項6記載の
変圧燃焼型焼却炉応用熱電併給プラント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19876992A JPH0642701A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 変圧燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントおよびその 運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19876992A JPH0642701A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 変圧燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントおよびその 運転方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642701A true JPH0642701A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16396628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19876992A Pending JPH0642701A (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 変圧燃焼型焼却炉を用いた熱電併給プラントおよびその 運転方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0642701A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9889974B2 (en) | 2004-09-24 | 2018-02-13 | Ardagh Mp Group Netherlands B.V. | Container seal for the storage of dangerous liquid material |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP19876992A patent/JPH0642701A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9889974B2 (en) | 2004-09-24 | 2018-02-13 | Ardagh Mp Group Netherlands B.V. | Container seal for the storage of dangerous liquid material |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6237337B1 (en) | Retrofit equipment for reducing the consumption of fossil fuel by a power plant using solar insolation | |
| US6539723B2 (en) | Method of and apparatus for generating power | |
| US20040045682A1 (en) | Cogeneration wasteheat evaporation system and method for wastewater treatment utilizing wasteheat recovery | |
| US6748733B2 (en) | System for waste heat augmentation in combined cycle plant through combustor gas diversion | |
| AU2016201209B2 (en) | High pressure fossil fuel oxy-combustion system with carbon dioxide capture for interface with an energy conversion system | |
| US3965362A (en) | Energy system for production of hydrogen from waste incineration | |
| EP3844371A1 (en) | System for generating energy in a working fluid from hydrogen and oxygen and method of operating this system | |
| CA2771146A1 (en) | Method and device for converting thermal energy from biomass into mechanical work | |
| US6125633A (en) | Sewage organic waste compaction and incineration system integrated with a gas turbine power driver exhaust gas flow stream | |
| JPH05288327A (ja) | エネルギのリサイクル装置 | |
| CN1030211C (zh) | 利用地热流体发电的动力装置及其组合单元 | |
| CN211737226U (zh) | 一种垃圾热解发电系统蒸汽负荷的控制系统 | |
| JPH05288010A (ja) | エネルギのリサイクル装置 | |
| KR102555981B1 (ko) | 수소 발생장치 | |
| JPH11200882A (ja) | 汚泥発電設備 | |
| CN212375148U (zh) | 一种光热燃煤耦合式污泥干化系统 | |
| JP4379995B2 (ja) | チャー改質ガス製造方法 | |
| JPH0341654B2 (ja) | ||
| JPH0874518A (ja) | 二作動流体ガスタービンを用いたごみ発電システム | |
| JPH0783006A (ja) | 複合ごみ発電プラントの排熱回収装置 | |
| CN111847836B (zh) | 一种太阳能再热烟气干化污泥系统 | |
| CN116839041B (zh) | 一种污泥干化与焚烧协同处理系统及处理方法 | |
| US7000401B2 (en) | Method for operating a steam power plant and steam power plant for carrying out said method | |
| JP4707370B2 (ja) | 被処理物焼却システムと被処理物焼却方法 | |
| JP2004218532A (ja) | ガスタービンプラントおよびその運転方法 |