JPH0642780A - 輻射空調装置 - Google Patents

輻射空調装置

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Publication number
JPH0642780A
JPH0642780A JP4330543A JP33054392A JPH0642780A JP H0642780 A JPH0642780 A JP H0642780A JP 4330543 A JP4330543 A JP 4330543A JP 33054392 A JP33054392 A JP 33054392A JP H0642780 A JPH0642780 A JP H0642780A
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JP
Japan
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temperature
room temperature
radiation
panel
radiation panel
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Application number
JP4330543A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Tagashira
實 田頭
Yuji Yoshida
雄二 吉田
Masataka Ozeki
正高 尾関
Koji Ebisu
晃司 戎
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高価なPMV計を用いることなく、PMV値
に応じた温度調節能力の制御を行うことが出来る輻射空
調装置を提供すること。 【構成】 輻射パネル温度検出手段20が冷輻射パネル7
の温度を検出し、壁面温度検出手段21が壁面温度を検出
し、湿度検出手段24が湿度を検出し、輻射温度算出手段
23が、検出されたパネル温度、壁面温度、冷輻射パネル
7の面積及び冷輻射パネル7以外の室の内面の面積に基づ
き輻射温度を算出し、目標室温算出手段25が、検出され
た湿度、算出された輻射温度等に基づき、最も快適なP
MV値になるような目標室温を算出し、比較手段26が、
室温検出手段22により検出された室温と算出された目標
室温とを比較し、制御手段27がその比較結果に応じて、
冷輻射パネル7の温度調節能力を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、輻射を利用した冷暖房
などを行うための空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばよりマイルドな冷房を実現
する方法として、輻射冷房装置が知られている。輻射冷
房装置は、天井面に配管パイプを付設し、そのパイプ内
部に冷水を流通させるもの、あるいは冷媒配管を付設し
冷凍サイクルの蒸発器として作用させるものなどがあ
り、それら配管パイプあるいは冷媒配管に取り付けられ
た輻射パネルからの、室内での冷気の自然降下によりド
ラフト感の少ない快適な冷房を実現しようとするもので
ある。また天井面での結露防止策として別に強制通風式
の除湿装置および補助冷房装置を設ける場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
輻射冷房装置では、ドラフト感の少ない快適な冷房を目
指しながらも設定室温のみにより冷房能力を制御する手
法を用いているため、設定室温と異なる室温において、
輻射冷房の輻射効果によるより快適な状態が予想される
場合がある。それにもかかわらず、輻射効果の積極的な
利用を考慮していなかった。そこで快適さを表すPMV
値に応じて冷房能力を制御する方法が提案されている
が、PMV値を検出するためには高価なPMV計を用い
なければならずコストが高くなるという課題がある。
【0004】本発明は、従来のこのような課題を考慮
し、高価なPMV計を用いることなく、PMV値に応じ
た温度調節能力の制御を行うことが出来る輻射空調装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、温度調節を行
うための輻射パネルと、その輻射パネルの温度を検出す
る輻射パネル温度検出手段と、室の壁面温度を検出する
壁面温度検出手段と、室温を検出する室温検出手段と、
室内の湿度を検出する湿度検出手段と、快適さを表すP
MV値を算出するために必要な輻射温度を、検出された
輻射パネル温度、壁面温度、予め設定された輻射パネル
の面積及びその輻射パネルを除く室の内面の面積に基づ
き算出する輻射温度算出手段と、検出された湿度、算出
された輻射温度、及びPMV値を求めるために必要な他
のデータに基づき、PMV値が実質上最も快適な値にな
るような目標室温を算出する目標室温算出手段と、室温
検出手段により検出された室温と算出された目標室温と
を比較する比較手段と、その比較結果に応じて、輻射パ
ネルの温度調節能力を制御する制御手段とを備えた輻射
空調装置である。
【0006】
【作用】本発明は、輻射パネル温度検出手段が輻射パネ
ルの温度を検出し、壁面温度検出手段が室の壁面温度を
検出し、湿度検出手段が室内の湿度を検出し、輻射温度
算出手段が、PMV値を算出するために必要な輻射温度
を、検出された輻射パネル温度、壁面温度、予め設定さ
れた輻射パネルの面積及びその輻射パネルを除く室の内
面の面積に基づき算出し、目標室温算出手段が、検出さ
れた湿度、算出された輻射温度、及びPMV値を求める
ために必要な他のデータに基づき、PMV値が実質上最
も快適な値になるような目標室温を算出し、比較手段
が、室温検出手段により検出された室温と算出された目
標室温とを比較し、制御手段がその比較結果に応じて、
輻射パネルの温度調節能力を制御する。
【0007】
【実施例】以下に、本発明をその実施例を示す図面に基
づいて説明する。
【0008】図1は、本発明にかかる一実施例の輻射冷
房装置の構成図である(但し、図2の輻射温度算出手段
23、目標室温算出手段25、比較手段26、制御手段
27は、図示省略)。すなわち、室内12の天井には、
輻射による冷房を行うための冷輻射パネル7が設けら
れ、室外には、冷媒を圧縮するための圧縮機1、圧縮さ
れた冷媒を凝縮する凝縮器2、強制通風冷房用の膨張弁
3、強制通風冷房用の蒸発器4が設けられ、それらは順
次冷媒配管で接続されて強制通風空調機5が構成されて
いる。一方、凝縮器2に接続された冷媒配管は、分岐さ
れて輻射冷房用の膨張弁6に接続され、その膨張弁6は
冷媒配管を介して冷輻射パネル7に接続されている。冷
輻射パネル7の冷媒出口には冷媒配管が接続され、その
冷媒配管は、冷輻射パネル7の蒸発温度を蒸発器4の蒸
発温度より高く設定するための調圧弁8に接続されて、
更に調圧弁8は冷媒配管を介して圧縮機1に接続され、
それらが輻射冷房装置9を構成している。従って、冷輻
射パネル7及び蒸発器4は並列に圧縮機1へ接続されて
いる。又、蒸発器4の近くにはその蒸発器4で冷やされ
た空気を室内12に循環させるために、ファン10及び
ダクト11が設けられている。
【0009】又、冷輻射パネル7の表面には、その冷輻
射パネル7の表面温度を検出する輻射温度センサ13が
設けられ、冷輻射パネル7の端側近傍には湿度を検出す
る湿度センサ14が設けられ、室内12には室温を検出
するための室温センサ15が設けられている。ここでは
室温センサ15が図2の壁面温度検出手段21と室温検
出手段22を兼用している。
【0010】図2は、上記実施例の輻射冷房装置の制御
を説明する略示ブロック図である。冷房される室内12
の天井に設けられた冷輻射パネル7の表面には、その冷
輻射パネル7の温度を検出する輻射パネル温度検出手段
20が設けられ、又室内12には、壁面にその壁面の温
度を検出するための壁面温度検出手段21、室内12の
室温を検出するための室温検出手段22、室内12の湿
度を検出するための湿度検出手段24が設けられてい
る。輻射パネル温度検出手段20及び壁面温度検出手段
21は、室内12の輻射温度を算出する輻射温度算出手
段23に接続され、その輻射温度算出手段23及び湿度
検出手段24は、室内12の温度を何度に調節するかを
設定するための目標室温を算出する目標室温算出手段2
5に接続されている。目標室温算出手段25及び室温検
出手段22は、算出された目標室温と検出された室温と
を比較する比較手段26に接続され、その比較手段26
は冷輻射パネル7の冷房能力を制御するための制御手段
27に接続されている。図2では、図1の強制通風式の
冷房手段である強制通風空調機5を省略している。又、
図1、図2とも検出された室温及び湿度に基づき露点温
度を算出する露点温度算出手段を省略している。
【0011】前述の輻射温度算出手段23には、輻射温
度を算出するために必要となる、冷輻射パネル7の面積
値及び冷輻射パネル7の部分を除いた残りの壁面などの
面積値が予め設定されている(算出の方法は後述)。
又、目標室温算出手段25には、快適さを示すPMV値
を算出する場合に必要なデータとして、室内12の空気
の流速、人間の活動量、着衣量の値が予め設定されてい
る。
【0012】次に上記実施例の動作について説明する。
【0013】まず、圧縮機1が運転されて冷媒が凝縮器
2に送られ、凝縮器2で外気などに熱を放出し冷媒が液
化する。液冷媒は分岐されて一方は膨張弁3を通り蒸発
器4に送られ蒸発し、ファン10で送られてきた微風速
の室内空気と熱交換して圧縮機1に戻る。冷却除湿され
た空気はダクト11を通り室内12に吹き出され冷房効
果を発揮する。分岐された他方の液冷媒は、膨張弁6を
通り冷輻射パネル7内で蒸発し冷輻射パネル7を冷却し
て、調圧弁8を通って圧縮機1に戻る。冷却された冷輻
射パネル7により冷輻射と冷気の自然降下によりドラフ
ト感の無い快適な冷房が実現できる。
【0014】その時、冷輻射パネル7の表面温度の制御
は、露点温度算出手段(図示省略)によって、湿度セン
サ14により検出された湿度と室温センサ15により検
出された室温とに基づき露点温度を求め、輻射温度セン
サ13で検知される温度がその露点温度より高くなるよ
うに調圧弁8で冷輻射パネル7内での冷媒蒸発圧力を制
御することによって行われる。
【0015】一方、室内空気の調節は、室内12のPM
V値が略ゼロになるように目標室温を決定する。そのP
MV値を決定する6要素即ち室温、湿度、輻射温度、風
速、活動量、着衣量を求める具体的な方法について説明
する。
【0016】室温は室温センサ15により検出し、PM
V値に対して影響が少ない湿度は冷輻射パネル7近傍に
設けた湿度センサ14により検出する。輻射温度は、冷
輻射パネル7の面を含んだ室内12の表面平均温度のこ
とであり式(数1)で表される。
【0017】
【数1】輻射温度=(Σts×A+tp×Ap)/(Σ
A+Ap) ここに ts:室内の各非冷却面の表面温度(℃)、
A:室内の各非冷却面の表面積(m2)、tp:冷輻射パ
ネル温度(℃)、Ap:冷輻射パネル表面積(m2)ここ
で、室温センサ15により検出された室温と冷輻射パネ
ル7以外の壁表面温度はほぼ等しいとみなして、その室
温を各非冷却面の表面温度とし、冷輻射パネル7の表面
温度は輻射温度センサ13により検出された温度とする
と、室内表面積と冷輻射パネル面積は既知であるため輻
射温度は式(数1)で計算できる。以上のデータを用い
て輻射温度算出手段23が輻射温度を算出する。あるい
は又、他の方法として上述の実際の表面積を用いる代わ
りに、冷房対象部屋を立方体として仮定し、天井面であ
る冷輻射パネル7の面積を1とすると他の非冷却面の表
面積は5となり、簡易的に輻射温度センサ13による表
面温度と室温を1:5で加重平均してもよい。風速は、
在室する人がファン10の風量を設定したり、自動制御
されるので、初期的に求めて設定しておくことが可能で
ある。活動量は在室する人が設定してもよく、また赤外
線などを用いた人体検知等により初期的に設定すること
が可能である。着衣量は冷房期の一般値を設定値として
与えることが可能である。これでPMV値は計算により
求めることが可能となるものである。
【0018】次に目標室温算出手段25が、PMV値を
略ゼロ(すなわち、快適な値)にするための室温を逆算
し目標室温を算出して、その目標室温を比較手段26に
出力する。比較手段26は室温センサ15により検出さ
れた室温と目標室温を比較して、その結果を制御手段2
7に出力し、制御手段27はその結果に応じて強制通風
空調機5を制御する。すなわち、室温に対して目標室温
が低い場合は、例えば圧縮機1の回転数を増加させ蒸発
器4内を流れる冷媒循環量を上げ熱交換量を増加させる
か、膨張弁3を絞り蒸発圧力を下げ室内12への吹き出
し温度を低下させる。同時に風量をファン10によりコ
ントロールすることで吹き出し温度を制御することも可
能である。
【0019】以上のようにして算出された目標室温に応
じて室温を調節することによりPMV値がほぼゼロの輻
射効果を積極的に利用した快適な室内環境が実現でき
る。又、結露防止の目的をもつ強制通風空調機5と冷輻
射パネル7を有機的に結合しているので、より快適な冷
房が実現できる。
【0020】次に第2の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0021】図3は、第2の実施例の輻射暖房装置の構
成図である。すなわち、室内12の床には、輻射による
暖房を行うための温熱輻射パネル36が設けられ、室外
には、冷媒を圧縮するための圧縮機1、強制通風暖房用
の凝縮器2、強制通風暖房用の膨張弁3、外部から熱を
取り入れる蒸発器4が設けられ、それらは順次冷媒配管
で接続されて強制通風空調機5が構成されている。一
方、圧縮機1から出た冷媒配管は、分岐されて制御弁3
7を経て温熱輻射パネル36に接続され、その温熱輻射
パネル36の冷媒出口側には、輻射暖房用の膨張弁38
が接続され、更にその膨張弁38は蒸発器4に接続さ
れ、それらが輻射暖房装置39を構成している。従っ
て、温熱輻射パネル36及び凝縮器2は並列に圧縮機1
へ接続されている。又、凝縮器2の近くにはその凝縮器
2で加熱された空気を室内12に循環させるために、フ
ァン10及びダクト11が設けられている。
【0022】又、温熱輻射パネル36の表面には、その
温熱輻射パネル36の表面温度を検出する輻射温度セン
サ13が設けられ、室内12の一方の側壁には湿度を検
出する湿度センサ14が設けられ、他方の側壁には室温
を検出するための室温センサ15が設けられている。こ
こでは室温センサ15が壁面温度検出手段と室温検出手
段を兼用している。ここで輻射空調装置の制御を説明す
るためのブロック図は、図2の冷輻射パネル7が温熱輻
射パネル36に代わる以外は同様の構成である。
【0023】次に上記実施例の動作について説明する。
【0024】まず、圧縮機1が運転され高温高圧の冷媒
ガスが凝縮器2へ送られ、そこでファン10により送ら
れてきた室内空気と熱交換し、熱を放出し冷媒は液化す
る。加熱された空気はダクト11を通り室内に吹き出さ
れ暖房効果を発揮する。液冷媒は膨張弁3を通り蒸発器
4で大気などから熱を奪い蒸発する。一方圧縮機1の吐
出側から分岐された冷媒は、制御弁37から温熱輻射パ
ネル36へ流れ室内12の床面を加熱する。それにより
床からの温熱輻射と上記の温風によりドラフト感の無い
快適な暖房が実現できる。温熱輻射パネル36で凝縮し
た冷媒は、膨張弁38を通り蒸発器4に送られ、そこで
大気などから熱を奪い蒸発して圧縮機1に再び吸入され
る。
【0025】この時、空気側の制御は、室内のPMV値
が略ゼロになるように目標室温を決定する。そのPMV
値を決定する6要素即ち室温、湿度、輻射温度、風速、
活動量、着衣量を求める具体的な方法について説明す
る。室温は室温センサ15から求め、湿度はPMV値に
対して影響が少ないが湿度センサ14から求めることが
出来る。輻射温度は、温熱輻射パネル36の面を含んだ
室内12の表面平均温度のことであり、第1の実施例と
同様に次式(数1)で表される。
【0026】輻射温度=(Σts×A+tp×Ap)/
(ΣA+Ap) ここにts:室内の各非加熱面の表面温度(℃)、A:
室内の各非加熱面の表面積(m2)、tp:温熱輻射パネ
ル温度(℃)、Ap:温熱輻射パネル表面積(m2)ここ
で、室温センサ15で求めた室温と温熱輻射パネル36
以外の壁表面温度はほぼ等しいとみなされ、温熱輻射パ
ネル36の表面温度は輻射温度センサ13で求めると、
室内表面積と温熱輻射パネル36の面積は既知であるた
め輻射温度は計算できる。また他の方法として暖房対象
部屋を立方体として仮定し、床面である温熱輻射パネル
36の面積を1とすると他の非加熱面の表面積は5とな
り、簡易的に輻射温度センサ13による表面温度と室温
を1:5で加重平均してもよい。風速は、ファン10の
風量により決まるものであり在室する人が設定したり、
自動制御されるため、居住域での風速を初期的に求めて
おくことが可能である。活動量は在室する人が設定して
もよく、また赤外線などを用いた人体検知等により初期
的に設定することが可能である。着衣量は暖房期の一般
値を設定値として与えることが可能である。これでPM
V値は計算により求めることが可能となるものである。
求めたPMV値を略ゼロにするための室温を逆算し目標
室温として輻射空調装置に送る。輻射空調装置では、比
較手段26の比較結果に応じて、制御手段27が強制通
風空調機35を制御する(図2参照)。すなわち、目標
室温が室温より高い場合は、圧縮機1の回転数を増加さ
せ凝縮器2内を流れる冷媒循環量を上げて熱交換量を増
加させ室内12への吹き出し温度を上昇させる。同時に
風量をファン10によりコントロールすることで吹き出
し温度を制御することも可能である。そうすることで目
標室温に制御可能であるとともにPMV値がほぼゼロの
快適な室内環境が実現できる。
【0027】一方、温熱輻射パネル36の表面温度制御
は、制御弁37を全開にすると温熱輻射パネル36の温
度は圧縮機1の凝縮温度と同じとなり、制御弁37を絞
り膨張弁38を開けることで蒸発温度まで幅広い温度制
御が行える。温熱輻射パネル36に設けられた輻射温度
センサ13で検知される温度がその目標室温より高くな
るように制御弁37で温熱輻射パネル36内での冷媒温
度を制御する。図示してはいないが圧力センサを設けて
凝縮圧力を制御することも可能である。強制通風空調機
35と温熱輻射パネル36を有機的に結合して、より快
適な暖房が実現できる。輻射温度センサ13は、循環冷
媒または間接冷媒の循環温度を直接計測してもよい。ダ
クト11は、天井近傍の室内空気循環用の吸込み・吹出
し口として配置してもよく、室温センサ15や湿度セン
サ14は吸込み口側に付設することも可能である。
【0028】なお、上記第1の実施例では、輻射空調装
置は強制通風空調機5と輻射冷房装置9を組み合わせて
構成したが、これに限らず、輻射冷房装置のみで構成し
てもよい。この場合は、冷輻射パネル7の冷房能力を、
以上の方法により求めた目標室温に応じて調節すればよ
い。
【0029】また、上記第2の実施例では、輻射空調装
置は強制通風空調機35と輻射暖房装置39を組み合わ
せて構成したが、これに限らず、輻射暖房装置のみで構
成してもよい。この場合は、温熱輻射パネル36の暖房
能力を、以上の方法により求めた目標室温に応じて調節
すればよい。
【0030】また、上記実施例では、輻射冷房装置ある
いは輻射暖房装置に用いる場合について説明したが、こ
れに限らず、輻射冷暖房装置に用いても勿論よい。
【0031】また、上記第1の実施例では、輻射パネル
である冷輻射パネル7を冷媒により直接冷却する構成と
したが、これに限らず、水等の間接冷媒により冷輻射パ
ネル7を間接冷却してもよい(図示省略)。間接冷却方
式の場合は、間接熱交換器を設け、冷却された水等の間
接冷媒をポンプで冷輻射パネル7に供給することで、調
圧弁8を設けることなく間接冷媒側の温度即ち冷輻射パ
ネル7の輻射温度が強制通風空調機5の蒸発温度よりも
高くでき、さらにポンプの制御により水等の間接冷媒の
流量をコントロールすることで露点温度制御が可能とな
る。また蒸気圧の低い(異なる)冷媒が使用できるため
冷輻射パネル7の耐圧を低く設計できる。
【0032】また、上記第2の実施例では、輻射パネル
である温熱輻射パネル36を冷媒により直接加熱する構
成としたが、これに限らず、水等の間接冷媒により温熱
輻射パネル36を間接加熱してもよい(図示省略)。間
接加熱方式の場合は、間接熱交換器を設け、加熱された
水等の間接冷媒をポンプで温熱輻射パネル36に供給す
ることで、制御弁37を設けることなく間接冷媒側の温
度即ち温熱輻射パネル36の輻射温度が強制通風空調機
35の凝縮温度よりも低くでき、さらにポンプの制御に
より水等の間接冷媒の流量をコントロールすることで温
熱輻射パネル36の輻射温度制御が可能となる。また蒸
気圧の低い(異なる)冷媒が使用できるため温熱輻射パ
ネル36の耐圧を低く設計できる。
【0033】また、上記実施例では、壁面温度検出手段
21及び室温検出手段22を室温センサ15により兼用
したが、これに限らず、それぞれに温度センサなどの温
度検出手段を設けてもよい。
【0034】また、上記第1の実施例では、輻射パネル
温度検出手段20である輻射温度センサ13は冷輻射パ
ネル7の温度を検出するように構成したが、これに代え
て、冷輻射パネル7を通る冷媒(または間接冷媒)の温
度を直接検出するように構成してもよい。
【0035】また、上記第2の実施例では、輻射パネル
温度検出手段である輻射温度センサ13は温熱輻射パネ
ル36の温度を検出するように構成したが、これに代え
て、温熱輻射パネル36を通る冷媒(または間接冷媒)
の温度を直接検出するように構成してもよい。
【0036】また、上記実施例では、ダクト11の吸い
込み口を側壁の床側に配置し、吹き出し口を側壁の天井
側に配置したが、取り付け位置はこれに限定されるもの
ではなく、例えば両方とも天井付近に設けてもよい。
【0037】また、上記実施例では、輻射温度算出手
段、目標室温算出手段、比較手段及び制御手段をそれぞ
れ専用のハードウェアにより構成したが、これに代え
て、同じ機能をコンピュータを用いてソフトウェア的に
構成しても勿論よい。
【0038】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、高価なPMV計を用いることなく、PMV値に
応じた温度調節能力の制御を行うことが出来るという長
所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる一実施例の輻射冷房装置の構成
図である。
【図2】同実施例の輻射冷房装置の制御を説明する略示
ブロック図である。
【図3】第2の実施例の輻射暖房装置の構成図である。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 膨張弁 4 蒸発器 5 強制通風空調機 6 膨張弁 7 冷輻射パネル 8 調圧弁 9 輻射冷房装置 10 ファン 11 ダクト 12 室内 13 輻射温度センサ 14 湿度センサ 15 室温センサ 20 輻射パネル温度検出手段 21 壁面温度検出手段 22 室温検出手段 23 輻射温度算出手段 24 湿度検出手段 25 目標室温算出手段 26 比較手段 27 制御手段 35 強制通風空調機 36 温熱輻射パネル 37 制御弁 39 輻射暖房装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戎 晃司 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度調節を行うための輻射パネルと、そ
    の輻射パネルの温度を検出する輻射パネル温度検出手段
    と、室の壁面温度を検出する壁面温度検出手段と、室温
    を検出する室温検出手段と、室内の湿度を検出する湿度
    検出手段と、快適さを表すPMV値を算出するために必
    要な輻射温度を、前記検出された輻射パネル温度、壁面
    温度、予め設定された前記輻射パネルの面積及びその輻
    射パネルを除く室の内面の面積に基づき算出する輻射温
    度算出手段と、前記検出された湿度、前記算出された輻
    射温度、及び前記PMV値を求めるために必要な他のデ
    ータに基づき、前記PMV値が実質上最も快適な値にな
    るような目標室温を算出する目標室温算出手段と、前記
    室温検出手段により検出された室温と前記算出された目
    標室温とを比較する比較手段と、その比較結果に応じ
    て、前記輻射パネルの温度調節能力を制御する制御手段
    とを備えたことを特徴とする輻射空調装置。
  2. 【請求項2】 更に、強制通風式の空調手段と、前記検
    出された室温及び湿度に基づき露点温度を算出する露点
    温度算出手段とを備え、前記制御手段は、前記算出され
    た露点温度に基づき、前記輻射パネルの温度を前記露点
    温度以下にならないように制御し、又室温が前記目標室
    温になるように前記空調手段の温度調節能力を制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の輻射空調装置。
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