JPH06428U - 座位保持用車椅子 - Google Patents
座位保持用車椅子Info
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- JPH06428U JPH06428U JP4206192U JP4206192U JPH06428U JP H06428 U JPH06428 U JP H06428U JP 4206192 U JP4206192 U JP 4206192U JP 4206192 U JP4206192 U JP 4206192U JP H06428 U JPH06428 U JP H06428U
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Landscapes
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 障害児が安定した椅座位をとることができ
るとともに、椅座姿勢の矯正に好適な座位保持用車椅子
を提供すること。 【構成】 左右1対のシートパイプ部31にそれぞれ
相対する位置に固着された複数組の座係着部材131
と、帯状に形成されるとともに一面の両端部に座係着部
材131と係合可能な被着部136を有し当該一面の中
部に被着部136と係合可能な係着部137を有し、か
つ他面の中部にパッド係着部138を有する複数の座基
帯135と、着座面を形成するとともに裏面に複数の座
基帯135のパッド係着部138に係合可能な装被着部
148を有するシートパッド140とを備え、座係着部
材131に座基帯135をそれぞれ係合させて張設し各
座基帯135のパッド係着部138にシートパッド14
0を係合させたシート130と、同様な構成の背もたれ
とからなる座席を備えたことを特徴とする。
るとともに、椅座姿勢の矯正に好適な座位保持用車椅子
を提供すること。 【構成】 左右1対のシートパイプ部31にそれぞれ
相対する位置に固着された複数組の座係着部材131
と、帯状に形成されるとともに一面の両端部に座係着部
材131と係合可能な被着部136を有し当該一面の中
部に被着部136と係合可能な係着部137を有し、か
つ他面の中部にパッド係着部138を有する複数の座基
帯135と、着座面を形成するとともに裏面に複数の座
基帯135のパッド係着部138に係合可能な装被着部
148を有するシートパッド140とを備え、座係着部
材131に座基帯135をそれぞれ係合させて張設し各
座基帯135のパッド係着部138にシートパッド14
0を係合させたシート130と、同様な構成の背もたれ
とからなる座席を備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
この考案は座位保持が困難な障害児に好適な座席を備えた座位保持用車椅子に 関する。
【0002】
従来、車椅子は、織物または軟質薄手の塩化ビニール樹脂を生地としたシート および背もたれが左右に相対するシートパイプ部および背パイプ部にそれぞれ張 設して形成された座席を備えて構成されている。
【0003】
しかし、このような従来構成の車椅子にあっては、シートおよび背もたれが、 体重により着座面および背もたれ面に多少のたわみが生ずるものの概して平面的 であるため、身体の変形がある障害児においては、安定した椅座を維持すること ができないという問題があった。
【0004】 この考案は上記にかんがみてなされたものであり、身体に変形がある障害児が 安定した椅座位をとることができるとともに、椅座姿勢の矯正に好適な座位保持 用車椅子を提供することを目的とするものである。
【0005】
この考案は上記目的を達成するためになされたものであり、左右1対のシート パイプ部にそれぞれ相対する位置に固着された複数組の座係着部材と、帯状に形 成されるとともに一面の両端部に前記座係着部材と係合可能な被着部を有し当該 一面の中部に前記被着部と係合可能な係着部を有し、かつ他面の中部にパッド係 着部を有する複数の座基帯と、着座面を形成するとともに裏面に前記複数の座基 帯のパッド係着部に係合可能な装被着部を有するシートパッドと、を備え、前記 座係着部材に座基帯をそれぞれ係合させて張設し各座基帯のパッド係着部にシー トパッドを係合させてシートを構成し、左右1対の背パイプ部にそれぞれ相対す る位置に固着された複数組の背係着部材と、帯状に形成されるとともに一面の両 端部に前記背係着部材と係合可能な被着部を有し当該一面の中部に前記被着部と 係合可能な係着部を有し、かつ他面の中部にパッド係着部を有する複数の背基帯 と、背もたれ面を形成するとともに裏面に前記複数の背基帯のパッド係着部に係 合可能な装被着部を有する背もたれパッドと、を備え、前記背係着部材に背基帯 をそれぞれ係合させて張設し各背基帯のパッド係着部に背もたれパッドを係合さ せて背もたれを構成し、前記シートと背もたれとからなる座席を備えたことを特 徴とする座位保持用車椅子である。
【0006】
本考案は上記のように構成されたものであり、座位保持用車椅子の座席のシート は、複数の座基帯を、座係着部材への張設の弛み度合をそれぞれ調整して係着し 、身体の変形に合った着座面形状を形成する。
【0007】 また、座席の背もたれは、複数の背基帯を、背係着部材への張設の弛み度合を それぞれ調整して係着し、身体の変形に合った背もたれ面形状を形成する。
【0008】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】 図1は本考案の一実施例の座位保持用車椅子の側面図、図2は正面図であり、 図3から図8には座席が図示されている。
【0010】 図において符号1で示す座位保持用車椅子(以下、車椅子1と略称す)は、一 対の前輪19が取りつけられたフロントフレーム10と、一対の後輪29が取り つけられるとともに上端部がフロントフレーム10に枢着されたリアフレーム2 0と、左右一対の前スライダ33および左右一対の後スライダ35を有するシー トフレーム30と、座角度ロック機構40と、後方向へ傾動可能な背部フレーム 50と軸線方向に揺動可能な左右一対のスライドパイプ60と、スライドパイプ 60に嵌挿されて摺動するとともに後端部が背部フレーム50に枢着されたアー ムレストパイプ65と、背角度ロック機構70と、シートフレーム30に装備さ れたシート130と、背部フレーム50に装備された背もたれ150とを主体と して構成され、シート130および背もたれ150により座席が構成されている 。
【0011】 フロントフレーム10は、左右に相対した一対のフロントパイプ部11を有し 、フロントパイプ部11は、所定位置に複数の係止孔(図示せず)が直線的に穿 設されるとともに、横棧13が固着されてフレーム上に形成されている。また、 フロントフレーム10の下端部には、キャスタ車輪からなる一対の前輪19が取 付けられている。
【0012】 リアフレーム20は、U字形に屈曲されて左右に相対したリアパイプ部21, 21を有し、下端部に一対の後輪29が取付けられている。リアフレーム20の 上端部は、フロントフレーム10の上端部に軸23により枢着されており、車椅 子1の使用状態時に、図1に示すように軸23を頂点としてフロントフレーム1 0の下端部は前方へ延び、リアフレーム20の下端部は後方へ延びて末広がり形 状に形成されている。
【0013】 この末広がり形状は、屈折部25aで上方へ屈折可能なストッパ25により維 持できるように形成されており、ストッパ25の前端部は軸26によりフロント パイプ部11の中部に枢着され、後端部は軸27によりリアパイプ部21の下端 部に枢着されてている。そして、ストッパ25の屈折によりフロントフレーム1 0の下端部とリアフレーム20の下端部とが近接して、折り畳み状態になるよう に形成されている。なお、符号22は後スライダ37の摺動上限を規定するスト ップリングである。
【0014】 シートフレーム30は、前後方向に延びて左右に相対した一対のシートパイプ 部31を有し、シートパイプ部31に横棧32が固着されてフレーム状に形成さ れている。このシートフレーム30には後述するシート130が張設されている 。
【0015】 前スライダ35は、フロントパイプ部11に外嵌されて摺動可能な筒状部材か らなり、その内周面には摺動を滑らかにする合成樹脂製の筒状部材が内装されて いる。この前スライダ35には座角度ロック機構40が取り付けられており、そ の係止ピンが前スライダ35の内周面より、フロントパイプ部11の係止孔内に 進出,後退可能に設けられている。そして前スライダ35は、シートフレーム3 0の前端部の左右側面において、左右方向の軸線を有する軸36により回動可能 に取付けられている。
【0016】 後スライダ37は、リアパイプ部21に外嵌されて摺動可能な筒状部材からな り、その内周面には摺動を滑らかにする合成樹脂製の筒状部材が内装されている 。この後スライダ37は、シートフレーム30の後端部の左右側面において、左 右方向の軸線を有する軸38により回動可能に取付けられている。これによりシ ートフレーム30は、略水平位置から前端部が約40度上向き位置の間を揺動可 能に形成されている。
【0017】 座角度ロック機構40は、常にはフロントパイプ部11の係止孔内に進出して 係合可能に付勢された係止ピン(図示せず)を有し、解除レバー43の操作によ り、解除ワイヤ44を介して上記係止孔内より後退して係合を解除できるように 構成されている。そして、複数の上記係止孔の選択により、前スライダ35の上 下位置、すなわちシートフレーム30の座角度を選定し固定することができる。 なお、上記フロントフレーム10,リアフレーム20,シートフレーム30,座 角度ロック機構40により座角度調整機構が構成されている。
【0018】 背部フレーム50は、上下方向に延びて左右に相対した一対の背パイプ部51 を有し、その下端部がシートフレーム30の後端部に軸54により枢着されて、 略直立位置から後方の略水平位置の間を傾動可能に形成されており、この背部フ レーム50には後述する背もたれ150が張設されている。また、背部フレーム 50の上端部には、介護者による手押し用のハンドル55が、固定ねじ56によ り上下位置を調節可能に設けられている。
【0019】 スライドパイプ60は、アームレストパイプ65が嵌挿されて摺動可能な筒状 部材からなり、その内周面には摺動を滑らかにする合成樹脂製の筒状部材が内装 されている。このスライドパイプ60には、背角度ロック機構70が取付けられ ており、その係止ピンがスライドパイプ60の内周面より、後述するアームレス トパイプ65の係止孔内に進出,後退可能に設けられている。そして、一対のス ライドパイプ60は、それぞれ軸線を前後方向に向けて、軸23により揺動可能 に取り付けられている。
【0020】 アームレストパイプ65は、スライドパイプ60に嵌挿可能な直管状部材から なり、所定位置に複数の係止孔(図示せず)が直線的に穿設されている。アーム レストパイプ65後端部は、軸69により背部フレーム50の中部に枢着される とともに、その上部にはスペーサ68,68を介してパッド67が固着されてい る。
【0021】 背角度ロック機構70は、常にはアームレストパイプ65の係止孔内に進出し て係合可能に付勢された係止ピン(図示せず)を有し、解除レバー73の操作に より、解除ワイヤ74を介してアームレストパイプ65の係止孔内より後退して 係合を解除できるように構成されている。そして、複数の上記係止孔の選択によ り、アームレストパイプ65の前後位置、すなわち背部フレーム50の背角度を 選定し固定することができる。なお、上記スライドパイプ60,アームレストパ イプ65,背角度ロック機構70により背角度調整機構が構成されている。
【0022】 座席の座部を形成するシート130は、実施例では4組の座係着部材131と 、4個の座基帯135と、1個のシートパッド140とから構成されている。
【0023】 座係着部材131は、後述する被着部136と対をなす面ファスナーの一側か らなり、図4に示す如く、一対のシートパイプ部31の相対する位置に所定間隔 を置いて固着されている。
【0024】 座基帯135は、細幅織物を生地として、一面の両端部に、面ファスナーの他 側をなす被着部136,136が設けられ、その中間部に係着部137が設けら れており、他面の中部にはパッド係着部138が設けられている。この係着部1 37およびパッド係着部138は、ともに座係着部材131と同一の面ファスナ ーの一側で形成されている。
【0025】 シートパッド140は、実施例では、発泡ポリウレタンを内包した織物製のク ッション材からなり、前端部には、後述するフットレスト80のふくらはぎ当て 87と連結される下垂部141が形成されている。
【0026】 シートパッド140の裏面には、前後方向に延びる装被着部148が設けられ 、後端部の左,右側には連結係着部145,145がが設けられている。また下 垂部141には、ふくらはぎ当て87に設けられた図示しない係着部と係合する 前被着部143が設けられている。この装被着部148,前被着部143は、と もにパッド係着部138と対をなす面ファスナーの他側で形成され、連結係着部 145は、座係着部131と同一の面ファスナーの一側で形成されている。
【0027】 座席の背部を形成する背もたれ150は、5組の背係着部材151と、5個の 背基帯155と、1個の背もたれパッド160とから構成されている。
【0028】 背係着部材151は、後述する被着部156と対をなす面ファスナーの一側か らなり、図6に示す如く一対の背パイプ部51の相対する位置に所定間隔を置い て固着されている。
【0029】 背基帯155は、細幅織物を生地として、一面の両端部に、面ファスナーの他 側をなす被着部156,156が設けられ、その中間部に係着部157が設けら れており、他面の中部にはパッド係着部158が設けられている。この係着部1 57およびパッド係着部158は、ともに背係着部材151と同一の面ファスナ ーの一側で形成されている。
【0030】 背もたれパッド160は、発泡ポリウレタンを内包した織物製のクッション材 からなり、下端部に前方へ折曲されてシートパッド140と連結される前折部1 61が形成されている。
【0031】 背もたれパッド160の裏面には、上下方向に延びる装被着部168,169 が設けられており、前折部61の表面にはシートパッド140の連結係着部14 5と係合する連結被着部165が設けられている。この装被着部168,169 、連結被着部165は、ともにパッド係着部158と対をなす面ファスナーの他 側で形成されている。
【0032】 なお、着座面,背もたれ面形成の補正用に、調整パッド170が用意されてい る。この調整パッド170は、厚手の発泡ポリウレタン材により形成されるとと もに、裏面にパッド係着部138,158に係合可能な面ファスナーの他側から なる被着部171が貼着されて、シートパッド140と座基帯135との間、ま たは背もたれパッド160と背基帯155との間に介装可能に形成されている。
【0033】 そして、各座基体135は、その被着部136,136がそれぞれ相対する座 系着部材131,131に巻きつけて係合され、一対のシートパイプ部31間に 張設される。また各背基帯155は、その被着部156,156がそれぞれ相対 する背係着部材151,151に巻きつけて係合され、一対の背パイプ51間に 張設されている。このとき、各被着部136,156端部は、座基帯135の係 着部137,背基帯155の係着部157に係合されて張設、保持が行われてい る。
【0034】 さらに、各座基帯135上面には、そのパッド係着部138にシートパッド1 40の装被着部148が係合されてシートパッド140が定置され、また各背基 帯155前面には、そのパッド係着部158に背もたれパッド160の装被着部 168が係合されて背もたれパッド160が定置され座席が形成されている。
【0035】 なお、背もたれパッド160の前折部161は、シートパッド140の後部下 側に介装され、その装被着部169は、後部の座席帯135のパッド係着部13 8と係合し、また連結被着部165,165は、シートパッド140の連結係着 部145と係合して、シートパッド140と背もたれパッド160とを連結形成 している。また、シートパッド140の下垂部141の前被着部143は、ふく らはぎ当て87の係着部と係合して、シートパッド140とふくらはぎ当て87 とを連結形成している。
【0036】 さらに車椅子1には、図に示すようにブレーキ機構75,フットレスト80, ヘッドレスト90が設けられている。
【0037】 ブレーキ機構75は、リアフレーム20の下端部に装備されており、ハンドル 55に設けられたブレーキレバー76の操作により、ブレーキワイヤ77を介し て後輪29の回転を制動するように構成されている。また、ブレーキ機構75は ブレーキバー78の押下操作によって後輪29の制動状態を保持可能に構成され ており、この制動状態は解除ペダル79の操作により解除される。
【0038】 フットレスト80は、足台ステー85,85間に張設されたふくらはぎ当て8 7および上方へ回動して折り畳み可能な足台88を有し、膝角度調整板81によ りその取付け角度が後方側へ調整可能に形成されて、シートフレーム30の前端 部に取りつけられている。
【0039】 ヘッドレスト90は、頭当て92を有し上下位置,前後位置,左右位置調整可 能に構成されて、背部フレーム50の上部に装備されている。
【0040】 次にこのように構成された車椅子の使用状態を説明する。
【0041】 図1は車椅子1の使用状態の一態様を示し、フロントフレーム10とリアフレ ーム20とは下端部が末広がり形状となり、ストッパ25によりその形状が維持 されている。またシートフレーム30は背角度ロック機構40により、略水平の 座角度に固定されており、背部フレーム50は背角度ロック機構70により略直 立の背角度に固定されている。そして、アームレストパイプ65はシートフレー ム30に平行した状態を保持している。またヘッドレスト90は、頭当て92の 上下,前後,左右位置を適宣調整して位置固定されている。
【0042】 この車椅子1の座席各面の形成は以下のようにして行われる。
【0043】 シート130においては、複数の座基帯135張設時の弛み度合を、使用者の 体形に合わせて調整し、前後方向に所望の起伏を持つ着座面を形成する。背もた れ150においては、複数の背基帯155張設時の弛み度合を、使用者の体形に 合わせて調整し、上下方向に所望の起伏を持つ背もたれ面を形成する。
【0044】 この着座面および背もたれ面形成時に、座基帯135,背基帯155で形成困 難な盛り上がり部、または、左右方向の盛り上がり部の形成には、シートパッド 140と座基帯135との間、および背もたれパッド160と背基帯155との 間の適宜位置に、調整パッド170を介装する。(図8参照) この車椅子1のシートフレーム30の座角度を調整するには、まず座角度ロッ ク機構40の解除レバー43を操作し、その係止ピンを後退させて現在係合して いる係止孔から抜脱する。
【0045】 次いで、シートフレーム30の前端部を持ち上げて前スライダ35を上方へ移 動させる。このとき、シートフレーム30はその前後方向長の略中央を回転中心 として揺動し、シートフレーム30の後端部、すなわち後スライダ37は上記に 見合った分だけ下降する。そして、所望の座角度において、他の係止孔内に係止 ピンを進出させて係合し、シートフレーム30をその座角度に固定する。
【0046】 そして、アームレストパイプ65の後端部は、シートフレーム30後端部の高 さ位置の変化に連動し、アームレストパイプ65の軸線はシートフレーム30の 傾斜につれて傾斜する。なお、シートフレーム30を水平状態に戻すには、上記 とは対蹠的にシートフレーム30後端部を持ち上げて行う。
【0047】 背部フレーム50の背角度を調整するには、まず背角度ロック機構70の解除 レバー73を操作し、その係止ピンを後退させて現在係合している係止孔から抜 脱する。次いで、背部フレーム50を後方へ傾動させると、それにつれてアーム レストパイプ65が後方へ移動する。そして、所望の背角度において、他の係止 孔内に上記係止ピンを進出させて係合し、背部フレーム50をその背角度に固定 する。このとき、アームレストパイプ65は傾斜した背部フレーム50の側方に あって、使用者の身体支持を行う。
【0048】 シートフレーム30と背部フレーム50の両角度を同時に調整する場合は、座 角度ロック機構40の解除レバー43と、背角度ロック機構70の解除レバー7 3とを同時に操作ししてロック解除を行う。次いで、背部フレーム50を略垂直 方向に押下げることにより、シートフレーム30後端部を下降させながら背部フ レーム50を後方へ傾動させる(図9参照)。これにより、シートフレーム30 と背部フレーム50との間の相対角度を変化させることなく、搭乗者はリラック ス姿勢をとることができる。
【0049】 車椅子1を折畳み状態にするには、図1の使用状態から、まず、ストッパ25 の屈折部25aを上方へ持ち上げて屈折させ、背角度ロック機構70の解除レバ ー73を操作し、その係止ピンによる背部フレーム50のロックを解除する。
【0050】 この背角度ロック機構70のロック解除状態で背部フレーム50を略垂直方向 に押し下げると、前スライダ35は、フラントパイプ部11に係合した状態で後 スライダー37が下降する。これにより背部フレーム50とリアフレーム20と が垂直状態になって近接し、アームレストパイプ65は後端部が下降して背部フ レーム50に沿って垂直状態となる。また、シートフレーム30は、後スライダ 37が下降するとともにその上方に前スライダ35が移動して略垂直状態となり 、前スライダ35によりフロントフレーム10が後方へ引寄せられて、リアフレ ーム20に最も近接した折畳み位置に移動する。
【0051】 このようにしてフロントフレーム10,リアフレーム20,シートフレーム3 0,背部フレーム50,アームレストパイプ65が略垂直状態になって前後に重 なり、一対の前輪19は、一対の後輪29の内側空間内に格納状態となる。そし て、膝角度調整板81を調整してフットレスト80をシートフレーム30側に折 曲し、足台81を上方へ回動して車椅子1の折畳み状態を形成する。
【0052】
以上説明したように、本考案の座位保持用車椅子によれば、座席の座面および 背もたれ面に、身体の変形に対応した起伏を形成して、障害児が安定した椅座位 をとることができる。
【0053】 また、本考案によれば、使用者の姿勢に強度の規制を行うことなく長時間の椅 座位を可能として、姿勢の矯正が行える等の効果を奏する。
【図1】この考案の実施例の座位保持用車椅子の側面
図。
図。
【図2】同じく正面図。
【図3】同じく座席の斜視図。
【図4】シートの分解斜視図。
【図5】シートの横断面図。
【図6】背もたれの分解斜視図。
【図7】背もたれの横断面図。
【図8】調整パッドを使用した背もたれ面形成を説明す
る横断面図。
る横断面図。
【図9】座位保持用車椅子のリクライニング姿勢の一例
を示す側断面図。
を示す側断面図。
1 座位保持用車椅子 10 フロントフレーム 20 リアフレーム 30 シートフレーム 31 シートパイプ部 50 背部フレーム 51 背パイプ部 130 シート 131 座係着部材 135 座基帯 140 シートパッド 150 背もたれ 151 背係着部材 155 背基帯 160 背もたれパッド
Claims (1)
- 【請求項1】 左右1対のシートパイプ部にそれぞれ相
対する位置に固着された複数組の座係着部材と、 帯状に形成されるとともに一面の両端部に前記座係着部
材と係合可能な被着部を有し当該一面の中部に前記被着
部と係合可能な係着部を有し、かつ他面の中部にパッド
係着部を有する複数の座基帯と、 着座面を形成するとともに裏面に前記複数の座基帯のパ
ッド係着部に係合可能な装被着部を有するシートパッド
と、を備え、前記座係着部材に座基帯をそれぞれ係合さ
せて張設し各座基帯のパッド係着部にシートパッドを係
合させてシートを構成し、 左右1対の背パイプ部にそれぞれ相対する位置に固着さ
れた複数組の背係着部材と、 帯状に形成されるとともに一面の両端部に前記背係着部
材と係合可能な被着部を有し当該一面の中部に前記被着
部と係合可能な係着部を有し、かつ他面の中部にパッド
係着部を有する複数の背基帯と、 背もたれ面を形成するとともに裏面に前記複数の背基帯
のパッド係着部に係合可能な装被着部を有する背もたれ
パッドと、を備え、前記背係着部材に背基帯をそれぞれ
係合させて張設し各背基帯のパッド係着部に背もたれパ
ッドを係合させて背もたれを構成し、 前記シートと背もたれとからなる座席を備えたことを特
徴とする座位保持用車椅子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206192U JP2521301Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 座位保持用車椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4206192U JP2521301Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 座位保持用車椅子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06428U true JPH06428U (ja) | 1994-01-11 |
| JP2521301Y2 JP2521301Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=12625592
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4206192U Expired - Lifetime JP2521301Y2 (ja) | 1992-06-18 | 1992-06-18 | 座位保持用車椅子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2521301Y2 (ja) |
Cited By (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000042043A (ja) * | 1998-05-29 | 2000-02-15 | Matsushita Electric Works Ltd | 車椅子 |
| JP2001149413A (ja) * | 1999-11-29 | 2001-06-05 | Kawamura Cycle:Kk | 車椅子 |
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-
1992
- 1992-06-18 JP JP4206192U patent/JP2521301Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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|---|---|
| JP2521301Y2 (ja) | 1996-12-25 |
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