JPH0642935B2 - 濾過装置 - Google Patents

濾過装置

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JPH0642935B2
JPH0642935B2 JP1508326A JP50832689A JPH0642935B2 JP H0642935 B2 JPH0642935 B2 JP H0642935B2 JP 1508326 A JP1508326 A JP 1508326A JP 50832689 A JP50832689 A JP 50832689A JP H0642935 B2 JPH0642935 B2 JP H0642935B2
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substrate
wall
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filtration device
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ヴィルヘルム ジンマーライン‐エルルバッハー、エヴァルト
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、気体状の流体の流れ方向に互いに間隔を置い
て配置したフィルタ素子によって、濾過装置内を貫流す
る流体から、固体、液体または気体状の非荷電状態また
は荷電状態の粒子を濾過するための濾過装置に関するも
のであり、この場合、各フィルタ素子には互いに間隔を
おいた孔を有する板状の支持材があり、孔と隣接する板
状の支持材は互いに一列とならないよう互い違いに配置
されていて、各支持材には少なくともその流れ側に濾材
を貯えるための基板が設けられ、これが各板状支持材の
孔に対応している。
このような濾過装置は、ドイツ特許公開公報第 3637428
号により知られている。この場合には、濾材を貯えるた
めの基板は、たとえば多孔性物質でできている。基板の
ための支持材は、プラスチック材で作ることができる。
濾材としては、この既知の濾過装置ではとくにグリセリ
ンを用い、これに別の物質を添加することができる。
ドイツ特許公開公報第 3711294号は、濾材として、たと
えばグリセリン、またはグリコール、あるいはこれらの
物質の混合物を用いた上記のような濾過装置を開示して
いる。この既知の濾過装置では濾材は集合タンクから循
環して、流れ方向に縦に並び、互いに間隔をおいて配置
された濾材へと導かれる。このため、濾材のための供給
装置が設けられている。個々のフィルタ素子の板状の支
持材は、できればプラスチック支持板として形成される
ことが望ましく、その流れ側に濾材を貯えるための基板
が備えられている。このような基板は、できれば多孔性
物質として形成されることが望ましい。
すべてのこのような既知の濾過装置では、個々のフィル
タ素子の孔は貫通口として形成されている。
このような濾過装置の濾過作用は、濾過する気体状流体
の濾過装置貫流速度が一定の場合、濾過しやすい粒子の
ときよりも、濾過しにくい粒子のときのほうが良くなる
ことがわかっている。さらに、このような濾過装置の作
動実験の経過、濾過すべき気体状の流体の速度が増大す
ると、濾過作用は濾過しやすい粒子のときにも濾過しに
くい粒子のときにも向上することが確認されている。す
なわち、濾過装置を貫流する気体状流体の、相対的に高
い流速は、抵抗を受ける。気体状流体の流速は、流速が
きわめて高いときは、濾材の粒子がフィルタ素子内を貫
流する気体状流体によって引き裂かれることにより上限
に達する。これによって、濾過装置の濾過作用または浄
化作用は、少なくとも損なわれる。
従って、本発明の課題は、濾過装置の濾過および浄化作
用からさらに向上するように、簡単な手段によって、当
初に述べたような濾過装置を改良することにある。
このような課題は、本発明によれば次のように解決され
る。すなわち、各板状支持材は濾材を透過させない材料
でできており、板状支持材の各孔には、流体のためのさ
や状の誘導材があって、これは、孔の縁部を囲み、また
板状支持材に対して少なくともほぼ直角に設けられてい
る。各板状支持材は、その孔を除いては、濾材を通過さ
せないから、濾材は板状支持材を貫通できない。流体の
ためのさや状の誘導材によって孔の縁部にある濾材粒子
は、さや状誘導材によって気体状流体から空間的に分離
され、孔の縁部にある濾材粒子は、孔を、つまりさや状
誘導材を貫流する気体状流体によって引き裂かれないと
いう利点がある。これによって濾過作用は大きく向上す
る。
誘導材は、該誘導材の前端のフランジ状縁部によって、
気体状流体の流速がきわめて高い時にも、濾材の粒子の
貫通を防止することができる。このようにして、濾過装
置をきわめて高い流速で作動させることができ、濾過し
にくい粒子だけでなく、濾過しやすい粒子をも、固体、
液体または気体状の荷電あるいは非荷電状態の粒子を、
濾過装置内を貫流する流体から、濾過することができ
る。
各誘導材の流れ側の第1の端部は基板の流れ側外方へ突
出し、また各誘導部材の後側の第2の端部は板状支持材
の各側後側外方へ突出しているので、この2つは端部に
よって気体状流体の方向転換は増幅される。つまり、流
体の流路はさらに大きく屈曲し、これによって濾過作用
はさらに向上する。このほかに、個々の誘導材の寸法お
よび隣接するフィルタ素子間の距離を適当に定めること
によって、固体、液体および/または気体状粒子を、流
体から分離するために、流体の流速を最適化することが
できる。
最後に述べたような濾過装置、つまり、各誘導材がその
所属する板状支持材を貫通するさや状部分として形成さ
れているような濾過装置では、各誘導材をベンチュリ管
として作ると有利であることがわかっている。個々の誘
導材をベンチュリ管として形成すると、液体の圧力損失
が個々のフィルタ素子によって比較的低く押さえられる
ため有利である。従って、濾過装置をこのように形成す
ることによって、濾過装置は貫流する流体を比較的わず
かな駆動エネルギーで、貫流させることができる。
濾過装置の各誘導材、つまり濾過装置の個々のフィルタ
素子には少なくとも1個の固定手段があり、これによっ
て誘導材は板状支持材の凹部の一つに固定されている。
このような形成法は、個々の誘導材がその所属する支持
材と一体に作られていないときに、とくに有利である。
上記の固定手段は、既知の受止め具、差込み具またはそ
の他のいずれでもよい。
上記の各形態の濾過装置では、所属フィルタ素子の各板
状支持材は一定の壁厚で一体に作られており、支持材の
壁厚はその面積寸法、流体の流速および流体中に存在す
る濾過すべき粒子によって定まる。本発明による濾過装
置の別の形態のものでは、各板状支持材に互いに間隔を
おいた2個の外壁があり、これには同心に孔部が設けら
れ、この孔部を通して、誘導材が入り込み流れ側の第1
外壁と所属の基板か、または後側の第2外壁に誘導材の
孔とは間隔をおいて貫通孔が設けられている。流れに面
した第1外壁と、各フィルタ素子の基板に貫通孔が作ら
れると、この孔を通じて、第1および第2の外壁の間の
空間内に入る粒子は、空間から離れ、従って、目的とす
る濾過作用を達成することができる。貫通孔をとくに、
誘導材の孔の近くに設けると、相対的に重い粒子を、濾
過装置を貫流する流体から濾過することが可能になる。
流体といっしょに運ばれる軽い粒子およびもっと重い粒
子は基板上に堆積し、濾過される。すなわち、流れ側の
第1外壁と、基板内にある貫通孔を通じて、濾過する粒
子の一定部分を濾過することができる。後側の第2外壁
だけにこのような貫通孔を設けるときは、たとえば、第
1と第2の外壁の間に空間を通じて、また後側の第2外
壁に設けられた貫通孔を通じて、液体状の媒体が濾過装
置内にはいる。個々のフィルタ素子を貫通する、濾過す
べき粒子を含んだ気体状の流体は希望通りに湿される。
各板状支持材の両外壁の間に中間壁を設けて、これによ
って互いに分離された2つの中央空間ができるように
し、中間壁と両外壁および所属の基板に互い違いに配置
された孔を設け、この孔に所属のフィルタ素子のうちの
一つが貫通するようにすることができ、両外壁と基板に
誘導材の孔とは間隔において貫通孔を作ることができ、
また中間壁と流れに面した第1外壁において区切られた
第1中央空間に流出部を、また中間壁と後側の第2外壁
によって区切られた第2中央空間に流入部を形成するこ
とができる。この流出部を通じて、第1中央空間内に集
められた固体、液体または気体状の粒子が濾過装置から
排出され、これをさらに処理することができる。流入部
を通じて、たとえば液体蒸気または霧粒あるいは気体状
媒体を濾過装置内に導入することができる。
最後に述べたような形態の濾過装置の場合、第2中央空
間に設けた流入部と、第1空間に設けた流出部の間に、
浄化装置を取り付けることができる。この浄化装置では
濾過装置から流出部を通って排出される、気体状流体か
ら濾過された粒子を浄化することができ、たとえば濾過
すべき粒子の気体成分から固体成分を分離し、そのあ
と、気体成分を流入部を通じて再び濾過装置内へ送り込
むことができる。このようにして濾過装置内で希望の圧
力関係を維持することが可能となる。
濾材を貯えるために設けた基板は、たとえば多孔性材
料、発泡セラミック、金属メッシュその他で構成するこ
とができる。濾材としては、グリセリン、グリコール、
またはグリセリンとグリコールの混合物を用いることが
でき、このような濾材に、SiO、Al、香料
その他を添加することができる。
このような濾過装置によって、気体状流体によって装置
内に運び込まれた固体、液体または気体状の荷電または
非荷電粒子を充分に濾過することができる。またもう一
つの利点は、このような濾過装置は、作動期間および寿
命期間が長く、従って自動車の外気取入口に保守不要方
式で使用することができる。
少なくともいくつかのフィルタ素子を定電圧源の一つの
極に接続することができる。これによって対応する荷電
イオンをフィルタ素子に引きつけることができる。
フィルタ素子をグループにまとめて、個々のフィルタ素
子グループに独自に収集装置、供給装置、出力装置を取
付けることによって、これまで充分に濾過できなかった
粒子を、よく濾過することができる。このような形態の
濾過装置では個々のフィルタ素子グループには異なった
濾材が適用される。このような異なった濾材を用いるこ
とによって濾過装置内を貫流する気体状流体から、個々
のフィルタ素子グループごとに、気体状流体といっしょ
に運び込まれた、固体、液体または気体状の有害物質粒
子を濾過することができる。このほか、このような濾過
装置を用いれば、互いに協調性のない異なった濾材を用
いることができる。このような場合には異種の濾材を各
所属のフィルタ素子グループに保持すること、すなわ
ち、各フィルタ素子グループに限定することが必要であ
る。
濾材には、グリセリン、グリコールまたはグリセリンと
グリコールの混合物を用いることが望ましく、また濾材
に、SiO、Al、香料その他を添加すること
ができる。少なくとも一つのフィルタ素子グループにつ
いて、少なくとも一つの濾材は酵素の培養物を含んでい
てもよい。同様に少なくとも一つの濾材は、細菌培養物
を含んでいてもよい。濾過装置によって濾過する有害物
質粒子によって、少なくとも一つのフィルタ素子グルー
プのうちの少なくとも一つの濾材は微生物を含んでいて
もよい。このような酵素および/または細菌培養物また
は微生物によって、個々のフィルタ素子内で、あるいは
フィルタ素子グループ内で、有害物質粒子を通過するこ
とができ、濾過装置にすぐれた濾過特性を付与すること
ができる。このような濾材は、有害物質粒子の凝集状態
を変化させることができる。たとえば、微生物によっ
て、液体状の有害物質粒子を気体状に変換させることが
できる。
各有機濾材には、できれば生存維持装置を設けることが
望ましい。このような生存維持装置の目的は、濾過装置
が一定期間使用されないときも、有機濾材の生命を保
ち、有効に維持し、有機濾材がその生存に必要な物質を
補給しなくてもよいようにすることである。このような
期間中、各有機濾材は、生存維持装置によって、その生
存に必要な物質を補給される。
本発明のその他の細部、特徴、および利点は、本発明に
よる濾過装置の実施例について、図面を用いた以下の説
明により明らかとなる。図で、 第1図は本発明の濾過装置の第1の実施例の部分的に断
面を示した縮小側面図、 第2図は第1図のII部分のフィルタ素子の詳細構造を示
す断面図、 第3図は本発明の濾過装置の第2の実施例のフィルタ素
子の詳細構造を示す断面図、 第4図は本発明の濾過装置の第3の実施例のフィルタ素
子の詳細構造を示す断面図、 第5図は本発明の濾過装置の第4の実施例のフィルタ素
子の詳細構造を示す断面図、 第6図は本発明の濾過装置の第5の実施例の部分的に断
面を示した縮小側面図である。
第1図及び第2図は、本発明の第1の実施例であり、第
1図には濾過装置10とケース12が示され、ケースには流
入部14と流出部16がある。流入部14を通じて、気体状流
体が濾過装置10内に導入され、流体には固体、液体およ
び/または気体状の粒子が含まれ、この粒子は濾過装置
によって気体状流体から濾過される。すなわち、気体状
流体から分離される。この目的のため、濾過装置10には
いくつかのフィルタ素子18が設けられ、これらはケース
12内で互いに間隔をおいて前後方向に取付けられてい
る。
第1図には、いくつかのフィルタ素子18が水平方向に配
置された濾過装置10内で少なくともほぼ垂直方向に示さ
れている。濾過装置10を、任意の別の位置に取付け、ま
た作動できることは明らかである。たとえば、濾過装置
10を垂直方向に配置し、フィルタ素子18を互いに上下に
重なった水平面上に配置することもできる。この場合に
は流入部14を上方に、流出部16を下方に配置しなくては
ならない。以下で詳しく説明する誘導材は少なくとも個
々のフィルタ素子の流れ側から離れた位置ある。
第2図は、互いに間隔をおいて前後方向に配置されたフ
ィルタ素子18を示しており、各フィルタ素子18は、濾材
を透過させない材料により形成された板状支持材20と、
濾材を貯えるための基板22とから構成されている。
前記の基板22は、板状支持材20の流れ側(気体状流体の
流通方向上流側)の面に当接している。
板状支持材20は、金属やプラスチック、あるいはこれら
と同等の濾材を透過させない物性を有する材料により形
成する。
また、基板22は、プラスチック多泡材、発泡セラミッ
ク、金網等の濾材を貯えることが可能な材料により形成
する。
各フィルタ素子18には、それぞれベンチュリ管状の孔26
を有する複数の誘導材24が基板22及び板状支持材20を貫
通するように設けられている。
また、隣接するフィルタ素子18,18は、誘導材24の孔26
が交互に位置するように配設されており、前記の孔26を
通じて気体状流体が個々のフィルタ素子18を貫流するよ
うになっている。
各誘導材24のフィルタ素子貫通部分よりも流れ側の部分
をなす第1端部38は、前記の基板22よりも流れ側に突出
し、また、各誘導材24のフィルタ素子貫通部分よりも後
側(気体状流体の流通方向下流側)の部分をなす第2端
部40は、前記の板状支持材20よりも後側に突出してい
る。
また、誘導材24の第1端部38には、例えば節状突起形状
を有する固定部42が基板22の流れ側の面と当接するよう
に、また、誘導材24の第2端部40には、例えば鍔状形状
を有する固定部44が板状支持材20の後側の面と当接する
ように設けられており、両固定部42,44が板状支持材20
と基板22とを挾持することにより、個々の誘導材24がフ
ィルタ素子18に機械的に固定されるようになっている。
上記の両固定部42,44によって個々の誘導材24をフィル
タ素子18に固定する手段としては、板状支持材20及び基
板22に、節状突起に応じた凹陥部を形成し、これによっ
て既知の差込み式接続とすることもできる。
また、誘導材24を形成する材料が充分な弾力性を具備し
ている場合には、フィルタ素子18に対して誘導材24をス
ナップ接続することもできる。
更に、誘導材24の前端34(第1端部38の流れ側端)に
は、フランジ部36が形成されている。
第2図には、隣接するフィルタ素子18,18の交互に位置
する孔26,26間での気体状流体の流れが細い弓形の線に
よって示されている。
線28は、気体状流体が隣接するフィルタ素子18,18の孔2
6,26を貫流する場合の流体の軌跡、線30は、比較的重い
粒子の軌跡、線32は、やや軽い粒子の軌跡を示し、線30
及び線32に沿って動く粒子は基板22にぶつかり、該基板
22に貯えられた濾材によってフィルタ素子18に補捉され
る。
このとき、誘導材24の孔26がベンチュリ管状に形成され
ているので、孔26を貫流する気体状流体の圧力損失が、
該気体状流体の流速が比較的高い場合でも小さく、濾過
装置の内部に気体状流体を貫流させるための駆動エネル
ギーを軽減させることができる。
また、誘導材24の前端34が基板22よりも流れ側に突出し
且つ前端34にフランジ部36が形成されているので、孔26
を貫流する気体状流体の流速がきわめて高くても、該気
体状流体によって基板22に貯えられている濾材が引き裂
かれず、基板22に対する濾材の引留め率が高い。
この結果、基板22に貯えられている濾材の損失は無視で
きるほど小さく、濾過装置の保守は不要となる。
更に、各誘導材24の第1端部38が基板22よりも流れ側に
突出し、また、各誘導材24の第2端部40が板状支持材20
よりも後側に突出しているので、両端部38,40によって
気体状流体の方向転換は増幅される。
つまり、気体状流体の流路が大きく屈曲し、これによっ
て濾過作用はより向上する。
なお、前述した隣接するフィルタ素子18,18の相互間
隔、格子マトリックス内に配置された隣接する孔26,26
の間隔、孔26の直径、濾過装置の内部すなわちフィルタ
素子18を貫流する気体状流体の流速を適切に選ぶことに
よって、気体状流体からそれに含まれている固体、液
体、あるいは気体状の粒子を効率よく濾過することがで
きる。
第3図は、本発明の第2の実施例であり、互いに間隔を
おいて前後方向に配置されたフィルタ素子18には、間隔
をおいた外壁46と外壁48とがそれぞれあって、この間に
中央空間50が形成されている。2つの外壁46と48には同
心に且つ互いに間隔をおいて複数の孔部52,52が穿設さ
れている。各フィルタ素子19の流れ側の第1の外壁46の
前面には、濾材のための基板22が備えられている。各基
板22には孔部54が形成され、これは、その分布および大
きさが、外壁46の孔部52に対応している。外壁46と48の
孔部52、および所属基板22の孔部54を誘導材23は密閉式
に貫通する。この形態の場合にも、誘導材24の流れ側前
端34にはフランジ部36が形成されている。参照番号28
は、ここでも粒子を含んだ流体の流れの線を示し、流体
は前後方向に互いに間隔をおいて配置されたフィルタ素
子18の個々の孔26を貫流する。番号30と32は、第2図と
同様に、気体状流体から濾過される重い粒子の軌跡を示
し、この粒子は濾材によって基板22に引き留められる。
第3図に示した形態の濾過装置では、後側のフィルタ素
子18の第2外壁48には孔部52に隣接して貫通孔56が形成
されている。
貫通孔56を通じて、個々のフィルタ素子18の中央空間50
から、媒体は、フィルタ素子18の間にあるフィルタ空間
58へと流出する。矢印60は、個々のフィルタ素子18の中
央空間50からの媒体のこのような流出を示している。こ
のような流体はたとえば濾過すべき粒子上に凝縮し、そ
うすることによって濾過すべき粒子を重くするような液
体霧粒であってもよく、これによって充分な濾過作用が
得られる。
第4図は本発明の第3の実施例であり、本実施例と第3
図との違いは、前後方向に互いに間隔をおいて配置され
たフィルタ素子18の支持材の後側の第2外壁48には貫通
孔(第5図参照)がなく、流れ側の第1外壁46と、第1
外壁46の前面にある基板22に貫通孔がある点である。基
板22と第1外壁46には第6図に示した例では、フィルタ
素子18の孔26と間隔をおいて貫通孔62が形成されてい
る。第6図でも、番号28は、気体状流体が隣接するフィ
ルタ素子18の孔26を貫流する場合の流体の軌跡を示して
いる。番号30と32は、気体状流体(線20を参照)といっ
しょに運ばれ気体状流体から濾過されるために分離され
るいろいろな重い粒子の軌跡を示している。重い粒子は
軌跡30に沿って動き、基板上にある濾材によって基板22
上に引き留められる。やや軽い粒子は軌跡32に沿って動
き、貫通孔62の方へ方向を転じ、貫通孔62を通って各フ
ィルタ素子18の外壁46または48によって形成された中央
空間50に達する。このようにして濾過装置によって、一
定の粒子が一定の箇所に分けられる。
第5図は本発明の第4の実施例であり、本実施例ではフ
ィルタ素子18の流れ側の第1外壁46と後側の第2外壁48
の間に中間壁64があり、これによって中間空間は2つの
互いに分離された中間空間66と68に分けられる。第1外
壁46の流れ側には、この例でも濾材のための基板22が設
けられている。誘導材24によって形成される孔26は、基
板22およびフィルタ素子18の2つの外壁 46 と48、なら
びに中間壁を貫通している。第4図に示された例では基
板22と各フィルタ素子18の第1外壁46には貫通孔62があ
り、これによって、フィルタ空間58と第1中央空間66の
間で流体が接続される。第3図に示した形態によれば、
第5図の実施例でも第2外壁48に貫通孔56が形成され、
これが第2中央空間68とフィルタ空間58の間で流体を接
続している。第1中央空間66には、流出部70がありこれ
は第5図では箱形の略図で示されている。流入部72も箱
形の略図で表わしてあるが、これは第1中央空間68と流
体的に接続されている。流出部70と流入部72の間には浄
化装置74が設けられ、これは流入部72、流出部70と配管
76によって結ばれている。浄化装置74では第1中央空間
66に集められた粒子が浄化され、たとえば濾過すべき粒
子の固体成分が気体成分から分離される。気体成分は、
流入部72を通って第2中央空間68へ、また貫通孔56を通
ってフィルタ空間58へと返送され、従って、濾過装置内
の圧力損失は無視できるほど小さい。
第6図は本発明の第5の実施例であり、流入接続部14と
流出接続部16を備えたケース12の付いた濾過装置10を示
している。流入接続部14を通じて固体、液体または気体
状の粒子を含んだ気体状流体は濾過装置10にはいり、粒
子は濾過装置内に配置されたフィルタ素子18によって気
体状流体から濾過される、つまり分離される。フィルタ
素子18はグループにまとめられ、各フィルタ素子グルー
プには独自の収集装置1 、独自の供給装置2 、および独
自の出力装置3 が配備されている。各収集装置1 は、配
管4 によって、所属の供給装置2 と流体的に接続されて
いて、この供給装置はポンプであってもよい。供給装置
2 は配管4aによって所属の出力装置3 に流体的に接続さ
れている。各フィルタ素子グループの配管4a内には、冷
却または加熱装置5 が接続され、これによって、循環す
る、あるいは供給装置2 によって循環させられる濾材
が、希望に応じて冷却あるいは加熱され、濾材を濾過目
的に応じた最適の温度に保持する。さらにフィルタ素子
グループの各配管4aには浄化装置または再生装置6 が接
続されている。番号7 は配管4aに接続された生存維持装
置を示している。
2個の切替え装置8,9 がバイパス管4bによって互いに接
続され、これに生存維持装置7 を備えた配管4 、または
第8図の右に示された第3循環路の配管4aが接続されて
いる。第6図で明らかなように濾過装置10のケース12の
内側断面は流入部14と流出部16の間で段階的に変化して
いる。すなわち、段階的に縮小する。これによって流体
の流速は、左側の第1フィルタ素子グループと右側の第
3フィルタ素子クループの間で段階的に大きくなる。ま
た図から明らかなように各フィルタ素子グループのフィ
ルタ素子の傾斜角は、流体の流速が高まるにつれて大き
くなっている。個々のフィルタ素子グループには同じ濾
材を、または異なった濾材を供給することができる。個
々のフィルタ素子グループは対応する濾材のための独自
の循環路をもつため、これは可能である。
個々の収集装置1 および出力装置3 の仕様は、たとえば
ドイツ公開公報第 3711294号のようにすることができ
る。冷却または加熱装置5 、浄化または再生装置6 、あ
るいは生存維持装置7 は既知のものであるため、これら
を詳細に説明する必要はない。生存維持装置7 は、2個
の切替装置8,9 が、対応する位置にあるときは供給装置
2 、冷却または加熱装置5 、浄化または再生装置6 と配
管4a,4b によって接続される。切替装置8,9 をこのよう
に切替えることによって、出力装置3 への流体接続、あ
るいは収集装置1 と切替装置9 の間の接続は遮断され
る。しかし、生存維持装置7 を対応する出力装置3 と流
体的に接続することも可能であり、フィルタ素子グルー
プのフィルタ素子18に、このフィルタ素子グループにあ
る濾材を供給して、濾過装置10が長期使用されないとき
にその生存維持を保証することができる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気体状流体から電荷または非電荷状態の固
    体あるいは液体あるいは気体状の粒子を濾過する濾材を
    貯えた基板(22)と、前記の濾材を透過させない材料に
    よって形成され且つ一側面に基板(22)を支持する板状
    支持材(20)と、一端(38)が前記の基板(22)の反板
    状支持材側へまた他端(40)が前記の板状支持材(20)
    の反基板側へ突出するように且つ孔(26)が少なくとも
    板状支持材(20)に対して略直角を保つように前記の基
    板(22)及び板状支持材(20)を互いに間隔をおいて貫
    通する複数のさや状の誘導材(24)と、各誘導材(24)
    の一端(38)にそれぞれ形成したフランジ縁部(36)と
    を具備したフィルタ素子(18)を複数有し、各フィルタ
    素子(18)が互いに間隔をおいて且つ誘導材(24)の孔
    (26)が互い違いに位置するように配置されていること
    を特徴とする濾過装置。
  2. 【請求項2】各誘導材(24)がベンチュリ管として形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の濾過装置。
  3. 【請求項3】各誘導材(24)に少なくとも1個の固定部
    (42,44)があり、該固定部(42,44)によって誘導材
    (24)が板状支持材(20)に対して固定されていること
    を特徴とする請求項1あるいは2に記載の濾過装置。
  4. 【請求項4】気体状流体から電荷または非電荷状態の固
    体あるいは液体あるいは気体状の粒子を濾過する濾材を
    貯えた基板(22)と、前記の濾材を透過させない材料に
    よって形成され且つ一側面に基板(22)を支持する第1
    の外壁(46)と、該第1の外壁(46)の反基板側の面に
    対して間隔をおいて設けた第2の外壁(48)と、前記の
    両外壁(46,48)に対し同心に且つ互いに間隔をおいて
    穿設した複数の孔部(52,52)と、該孔部(52,52)に対
    応するように前記の基板(22)に穿設した孔部(54)
    と、前端(34)が反第1の外壁側へ突出するように且つ
    孔(26)が少なくとも両外壁(46,48)に対して略直角
    を保つように前記の孔部(52,54)に内接する複数のさ
    や状の誘導材(24)と、各誘導材(24)一端(34)にそ
    れぞれ形成したフランジ縁部(36)と、第2の外壁(4
    8)を貫通する貫通孔(56)あるいは基板(22)及び第
    1の外壁(46)を貫通する貫通孔(62)とを具備したフ
    ィルタ素子(18)を複数有し、各フィルタ素子(18)が
    互いに間隔をおいて且つ誘導材(24)の孔(26)が互い
    違いに位置するように配置されていることを特徴とする
    濾過装置。
  5. 【請求項5】貫通孔(56,62)の双方を有し、各フィル
    タ素子(18)の2つの外壁(46,48)の間に中間壁(6
    4)が形成され、該中間壁(64)と第1の外壁(46)と
    の間に形成される第1中央空間(66)に流出部(70)が
    設けられ、前記の中間壁(64)と第2の外壁(48)との
    間に形成される第2中央空間(68)に流入部(72)が形
    成されていることを特徴とする請求項4に記載の濾過装
    置。
  6. 【請求項6】第2中央空間(68)に設けられた流入部
    (72)と第1中央空間(66)に設けられた流出部(70)
    との間に浄化装置(74)が設けられていることを特徴と
    する請求項5に記載の濾過装置。
  7. 【請求項7】少なくとも個々のフィルタ素子(18)が定
    電圧源の一つの極に接続されていることを特徴とする請
    求項1〜6のいずれかに記載の濾過装置。
  8. 【請求項8】フィルタ素子(18)がグループにまとめら
    れ、個々のフィルタ素子グループに独自の収集装置、供
    給装置、及び出力装置(1,2,3)が備えられていること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の濾過装
    置。
  9. 【請求項9】少なくとも一つの濾材が酵素培養物を含む
    ことを特徴とする請求項8に記載の濾過装置。
  10. 【請求項10】少なくとも一つの濾材が細菌培養物を含
    むことを特徴とする請求項8あるいは9に記載の濾過装
    置。
  11. 【請求項11】少なくとも一つの濾材が微生物を含むこ
    とを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の濾過
    装置。
  12. 【請求項12】各有機濾材のための生存維持装置(7)
    が備えられていることを特徴とする請求項8〜11のい
    ずれかに記載の濾過装置。
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