JPH064298A - プログラム開発環境構築システム - Google Patents

プログラム開発環境構築システム

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JPH064298A
JPH064298A JP4159502A JP15950292A JPH064298A JP H064298 A JPH064298 A JP H064298A JP 4159502 A JP4159502 A JP 4159502A JP 15950292 A JP15950292 A JP 15950292A JP H064298 A JPH064298 A JP H064298A
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output device
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JP4159502A
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Inventor
Masayuki Kobayashi
正幸 小林
Nobuo Akeura
伸夫 明浦
Masaru Hayashi
優 林
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Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Computer Electronics Co Ltd
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1つのソ−スファイルから、I/Oアクセス
方式の異なる複数のコンピュ−タシステムに対応する実
行形式ファイルを作成することができるようにする。 【構成】 リンクツ−ルが、ソ−スファイルのコンパイ
ルおよびリンク時に、ライブラリから各コンピュ−タシ
ステム固有の入出力装置アクセス関数を選択してリンク
し、実行形式ファイルを作成する。また、デバッガ用に
入出力装置疑慣命令を付加し、実際のI/O空間アクセ
スを行わずにデバッグする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1つのソ−スファイル
から複数のコンピュ−タに対応した実行形式ファイル、
およびデバッガに対応した実行形式ファイルをそれぞれ
作成することにより、プログラム開発の効率を上げるこ
とができるようなプログラム開発環境構築システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】1つのソ−スファイルから複数のコンピ
ュ−タに対応した実行形式のファイルを作成することが
できれば、開発コストが低減でき、極めて効率的であ
る。しかしながら、従来では、種々の問題があるため、
これは不可能であった。通常、コンピュ−タは、複数の
機種をシリ−ズ化した製品として発売されている。これ
らの複数の機種は、最上位から最下位までのモデルであ
って、それらの間には、CPUの処理速度、主記憶の実
装容量、入出力装置が接続されるバス(システムバス)
の速度等に差がつけられて、価格が決定されている。シ
ステムバスについては、機種毎にそのバス制御部のLS
Iを入れ替えることが多い。なお、シリ−ズ化された各
機種の製品では、内蔵される基本的な入出力装置は全て
同一の入出力制御部のLSIやICを使用して、製品開
発期間の短縮と原価の低減を図っている。一方、ソフト
ウェアについては、各機種ともにアプリケ−ションプロ
グラムレベルでは互換性を保持しているが、オペレ−テ
ィングシステム(OS)のレベルでは、ハ−ドウェア資
源の管理制御を行うために、以下の点で個別のハ−ドウ
ェア仕様を意識する必要がある。 (a)機種毎にメモリの実装容量が異なるため、アプリ
ケ−ションプログラム等からのメモリ割当て要求に対応
して、アドレス領域を識別する。 (b)機種毎にバス制御部のLSIが異なるため、入出
力装置を制御するためのレジスタを割り当てた空間(I
O空間)のマッピングアドレスが、同じ入出力装置であ
っても異なることが多い。また、最上位機種では、通常
CPUのパイプライン処理を阻害しないように設けられ
ている入出力装置へのアクセスバッファリング機能も、
下位機種では部品原価の低減を図るために、取り外され
ることが多い。従って、これらのIO空間のマッピング
アドレスや入出力装置へのアクセスバッファリング機能
(I/Oアドレスへのアクセス)を識別する必要があ
る。
【0003】特に、I/Oアクセスのバッファリング機
能を具備しない機種では、I/Oアクセスが完了しない
うちに、CPUのパイプライン処理のための次以降の命
令が順次実行されてしまい、プログラムの実行シ−ケン
スとI/Oの動作シ−ケンスとが噛み合わなくなってし
まうことがある。このために、このような機種の入出力
装置制御プログラム(I/Oドライバ)のI/Oアクセ
ス部には、パイプライン制御を抑止する命令を挿入する
必要がある。従って、バッファリング機能によってI/
Oシ−ケンスをハ−ドウェアで制御して、CPUのパイ
プライン制御をプログラムで制御(抑制)する必要がな
い最上位機用I/Oドライバと、バッファリング機能が
取り外されている下位機用I/Oドライバとでは、入出
力が同じであっても、異なるソ−スファイルが必要とな
る。その結果、I/Oドライバプログラムの開発量が増
大するとともに、管理の必要があるソ−スファイル数も
増加してしまうので、I/Oドライバの開発効率を向上
することができなかった。なお、類似した事項の記載
は、例えば『HI−UXプログラマ−ズガイド』(昭和
62年11月発行)に記されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】また、新規に開発され
る入出力装置用I/Oドライバを開発する場合、以下の
問題が生じていた。実際の入出力装置を開発している途
中であるため、デバッグは何等かのデバッグシステム上
で行う必要がある。これらのデバッグは、通常はOS上
で動作する。従って、入出力装置を直接アクセスするI
/Oドライバのデバッグでは、以下のような不具合が発
生する。 OSが管理するI/O空間へのアクセスはハ−ド資源
保護の点から通常は禁止されているため、I/Oドライ
バのデバッグ中にI/O空間へのアクセスが行われる
と、OSがそれを検出して、デバッグシステムを停止さ
せてしまう。その結果、I/Oドライバのデバッグとし
て最も重要なI/O空間へのアクセス処理には既成のデ
バッグシステムでは不可能となり、入出力装置のハ−ド
ウェアの完成を待たなければならなくなる。これが、I
/Oドライバの開発効率を上げられない原因の1つであ
る。従来では、これらのデバッグシステムに疑似的なI
/O空間を主記憶上に割り当てて、I/O空間へのアク
セスをメモリアクセスに代替して対応させていた。しか
しながら、この方式のI/Oドライバデバッグシステム
では、膨大なメモリ容量を必要とし、かつその入力装置
の動作を疑似的に実現するプログラム(I/Oモデル)
を起動するために、I/O空間とみなすメモリの内容を
常時監視して、状態が変化したか否かを判別し続ける必
要があり、多大なデバッグ資源を要していた。このよう
に、従来のプログラム開発環境では、同じ入出力装置の
I/Oドライバでも、接続される各コンピュ−タシステ
ムのI/Oアクセス方式が異なると、複数のI/Oドラ
イバのソ−スファイルが必要であって、開発量および管
理情報を削減することができなかった。また、新規に入
出力装置が開発される場合には、そのI/Oドライバの
デバッグもOSによるI/O空間アクセスの禁止、およ
びI/Oモデルの起動方式も複雑であるために、効率が
極めて悪かった。本発明の第1の目的は、このような従
来の課題を解決し、単一のソ−スファイルから複数のコ
ンピュ−タシステムに対応する実行形式ファイルを生成
することが可能なプログラム開発環境構築システムを提
供することにある。本発明の第2の目的は、I/Oドラ
イバのデバッグにおいて、OSによるI/O空間アクセ
ス禁止の条件を回避でき、かつI/Oモデル連動による
デバッグのための効率的なI/Oモデルを起動すること
ができるプログラム開発環境構築システムを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のプログラム開発環境構築システムは、
(イ)各コンピュ−タシステム固有の入出力装置アクセ
ス方法を個別に記述した入出力装置アクセス処理のデ−
タを格納するライブラリと、ライブラリから各コンピュ
−タシステムに適合する入出力装置アクセス処理を選択
して、入出力制御プログラムにリンクする手段とを有
し、単一の入出力装置制御プログラムの制御プログラム
を格納したソ−スファイルに対して、ライブラリから適
合した入出力装置アクセス処理を選択して、入出力制御
プログラムをコンパイルおよびリンクすることにより、
各入出力装置が接続された複数のコンピュ−タシステム
に対応する実行形式ファイルを作成することを特徴とし
ている。また、(ロ)OSによる入出力装置アクセス禁
止の条件を有するコンピュ−タシステムにおいて、入出
力装置アクセス処理のデ−タを格納するライブラリと、
入出力装置アクセス処理を入出力制御プログラムにリン
クする手段の他に、該リンク手段によりリンクおよびコ
ンパイルされた実行形式ファイルのデバッグ対象プログ
ラムに対して、入出力装置アクセスの命令コ−ドを解析
して、アクセスする入出力装置のアドレスを判別し、コ
ンピュ−タシステムの疑似入出力空間にアクセスし、ア
クセスの対象となる入出力装置のソフトウェアモデルに
起動をかけて、処理を移行するプログラムデバッグシス
テムとを有し、単一のソ−スファイルに対して入出力制
御プログラムをコンパイルおよびリンクする際に、デバ
ッグモ−ドが指定されると、ライブラリ中の疑似命令で
記述された入出力装置アクセス処理をリンクすることに
より、デバッグシステム対応の実行形式ファイルを生成
し、上記プログラムデバッグシステムで入出力制御プロ
グラムをデバッグすることも特徴としている。
【0006】
【作用】本発明においては、(イ)コンピュ−タシステ
ム固有の入出力装置アクセス方法を記述した関数名のラ
イブラリの中から、同一入出力制御プログラムをコンパ
イルおよびリンクする際に、コンピュ−タシステムに適
合する入出力装置アクセス関数を選択する。また、
(ロ)入出力装置アクセス関数が実行された際に、該当
する入出力装置のソフトウェアモデルを呼び出して、デ
バッグ対象プログラムが期待する動作を行わせることに
より、入出力装置を直接アクセスするデバッグを可能に
する。さらに、(ハ)デバッグ対象プログラムをデバッ
グするデバッガに対応したソフトウェアモデルの起動と
なる入出力装置アクセス関数を選択して、これをリンク
する。これによって、コンパイル作業およびデバッグ率
の向上を図ることができる。すなわち、I/Oアクセス
方式が異なるコンピュ−タシステムでも、1つのI/O
ドライバのソ−スファイルから複数のコンピュ−タシス
テムに対応した実行形式ファイルを生成することができ
るので、I/Oドライバの開発量と管理情報の削減が可
能となる。また、OSによるI/O空間のアクセス禁止
条件を回避したデバッグが可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すコンパイル
およびリンク方式の図である。図1において、101は
人間が直接、プログラミング言語を用いて作成したプロ
グラムを格納したソ−スファイル、102はプログラミ
ング作業を支援するためのリンクツ−ル、103〜15
はコンピュ−タシステム(実機)、106はデバッガ、
107はI/Oモデル、110はライブラリ、111〜
113は入出力装置アクセス処理のデ−タ、具体的に
は、I/O空間にアクセスするためのアクセス命令とア
クセスを制御する命令で構成されるデ−タ、114はデ
バッガ用の入出力装置アクセス処理、120は機械語を
用いて作成された実行形式ファイル、121〜123は
各コンピュ−タシステム用に作成された実行形式ファイ
ル、124はデバッガ用に作成された実行形式ファイル
である。本発明においては、コンピュ−タシステム固有
の入出力装置アクセス方法を記述した関数名のライブラ
リ110の中から、同じ入出力制御プログラムをコンパ
イルおよびリンクする際に、コンピュ−タシステム10
3〜105に適合する入出力装置アクセス関数を選択す
る。リンクツ−ル102は、ソ−スファイル101をコ
ンパイルして、入出力装置アクセス関数のライブラリ1
10からユ−ザより指定されたコンピュ−タシステム1
03,104または105に適合する入出力装置アクセ
ス処理111,112,または113を選択してリンク
を行う。ここで、リンク処理とは、入出力装置制御プロ
グラムをコンパイルして作成したオブジェクトファイル
と、各コンピュ−タシステムに適合する入出力装置アク
セス処理をコンパイルして作成したオブジェクトファイ
ルをリンクすることである。そして、各々のコンピュ−
タシステム103,104または105用の実行形式フ
ァイル121,122または123を作成する。また、
ソ−スファイル101のデバッグの目的でデバッガ10
6が指定された場合には、デバッガ106に適合する入
出力装置アクセス関数114を選択してリンクを行い、
デバッガ用実用形式ファイル124を作成する。
【0008】図2は、図1におけるライブラリの入出力
装置アクセス処理の内容を示す図である。図2におい
て、201はCソ−ス(ソ−スファイル)、202はI
/Oレジスタ空間、211は入出力装置アクセス処理、
つまりI/O空間へアクセスするためのアクセス命令と
アクセスを制御する命令で構成されたデ−タ、221は
I/Oレジスタ、111〜113はコンピュ−タシステ
ム、114はデバッガ用コンピュ−タシステム、231
はアドレス生成処理、232は入出力装置アクセス命
令、233はアドレス生成処理、234入出力装置アク
セス命令である。なお、I/Oレジスタ空間202で
は、先頭値のBase-Adress203からI/Oレジスタ
221までのアドレスオフセット(offset(a))20
4の値だけ離れている。入出力装置アクセス処理211
は、入出力制御プログラムにおいて、Base-Adress2
03を先頭とするI/Oアドレス空間202を占有する
入出力装置のBase-Adress203にoffset
(a)204を加えたアドレスに割り当てられたI/O
レジスタ221にアクセスするアクセス命令とアクセス
を制御する命令である。このアクセス処理は、実機用入
出力装置アクセス処理111,112,113または1
14の内部でアドレス生成処理231、および233の
後に、ユ−ザから指定されたコンピュ−タシステム10
3、104または105に適合する入出力装置アクセス
命令232またはデバッガ106に適合する入出力装置
アクセス命令234に展開される。入出力装置制御プロ
グラムにおいて、この入出力装置アクセス処理を使用し
て、I/O空間へのアクセスを行う。
【0009】図3は、図1におけるデバッガが入出力装
置アクセス命令を基にしてI/Oモデルに処理を移行す
るまでの過程を示す説明図である。図3において、11
1,112,113は実機1,2,3用の入出力装置ア
クセス処理、101はソ−スファイル、106デバッ
ガ、107はI/Oモデル、114はデバッガ用の入出
力装置アクセス処理、301は通常命令処理部、302
はout/in命令処理部、303はI/O空間である。デバ
ッガ106において、デバッグ対象プログラムであるソ
−スファイル101をデバッグしている際に、プログラ
ム中で入出力装置アクセス命令234は、out/in命令処
理部303で処理され、該当するI/O空間303にア
クセスして、ソフトウェアモデルであるI/Oモデル1
07を呼び出す。入出力装置アクセス命令234以外の
命令は、通常、命令処理部301で処理される。このよ
うな構成により、入出力装置を制御することなく、つま
り直接I/O空間をアクセスせずにプログラムのデバッ
グが可能である。その結果、OSの制限によるデバッグ
対象プログラムへの影響を回避することができ、種々の
コンピュ−タシステム用のデバッグに対応させることが
できる。
【0010】以下、コンピュ−タシステムの入出力制御
プログラムについて、入出力制御プログラムのデバッグ
からコンピュ−タシステム上で実行できる実行形式ファ
イルを作成するまでの順序を、図1,図2により説明す
る。現時点では、入出力制御プログラムのソ−スファイ
ル101は、開発中のコンピュ−タシステムに適用され
るものであって、デバッグツ−ルとなるハ−ドウェア自
体はまだ存在していない。一方、このハ−ドウェア自体
を疑似的に別個のコンピュ−タシステム上で実現できる
デバッガ106がある。入出力制御プログラムは、この
デバッガ106に入出力装置のソフトウェアモデルであ
るI/Oモデル107を接続してデバッグされる。図1
に示すように、入出力制御プログラムのソ−スファイル
101の設計ならびにコ−ディングが完了すると、デバ
ッガ106をツ−ルにしてデバッグするために、リンク
ツ−ル102を使用してライブラリ110からデバッガ
106に適合する入出力装置アクセス処理のファイル1
14を選択し、ソ−スファイル101をコンパイルした
ものとリンクをとり、実行形式ファイル124を作成す
る。このコンパイルおよびリンクによって、ソ−スファ
イル101の中にコンピュ−タシステムのI/O空間2
02の中の命令レジスタ221をアクセスする入出力装
置アクセス処理を展開することができる。すなわち、図
2に示すように、I/O空間202の先頭アドレス20
3に対する相対アドレス204の位置221をアクセス
する入出力装置アクセス処理211は、デバッガ106
でシミュレ−トすることが可能なアセンブル命令コ−ド
234に展開される。入出力装置アクセス処理211の
中では、I/O空間のアドレスが233の部分で計算さ
れ、アセンブル命令コ−ド234でそのアドレスにアク
セスする構造になっている。
【0011】図4は、図3におけるデバッガ、通常命令
処理部およびout/in命令処理部の動作の流れを示すフロ
−チャ−トである。次に、作成した実行形式ファイル1
24を、デバッガ106でシミュレ−トする。すなわ
ち、図4に示すように、デバッガ106は、out/in命令
処理部302において、実行形式ファイル124から命
令コ−ドの解析を行うため、out/in命令であるか否かを
判定する(ステップ401)。out/in命令であれば、ア
クセスするI/Oアドレスを判定し(ステップ40
2)、コンピュ−タシステムのI/O空間202に相当
するデバッガ106内部の疑似I/O空間にアクセスす
る。次に、アクセスの対象となる入出力装置のソフトウ
ェアモデルであるI/Oモデル107に起動をかけ(ス
テップ403)、処理を移行する。このように、命令コ
−ドの解析を行うことにより(ステップ401)、入出
力装置をアクセスするアセンブル命令コ−ド234を同
命令専用の処理部302で処理し(ステップ402,4
03)、それ以外の命令は通常命令処理部301でシミ
ュレ−トを行う(ステップ404)。
【0012】図5は、I/Oモデルの内部動作を示すフ
ロ−チャ−トである。I/Oモデル107は、I/O空
間303へのライト命令であるout命令およびI/O空
間303へのリ−ド命令であるin命令のいずれであるか
を判定し(ステップ501)、out命令であれば、I/
O空間303のライトを行い(ステップ503)、ま
た、in命令であれば、I/O空間303のリ−ドを行う
(ステップ502)。そして、疑似的に入出力装置ハ−
ドウェアの論理動作を行う(ステップ504)。次に、
デバッグが完了すると、コンピュ−タシステム上で実行
できる実行形式ファイルを作成する。ユ−ザは、リンク
ツ−ル使用のときにコンピュ−タシステムを指定する。
ここでは、実機1が指定されたものとする。リンクツ−
ル102で、ライブラリ110から実機1に適合した入
出力装置アクセス関数のファイル111を選択し、ソ−
スファイル101をコンパイルしたものとリンクをとる
ことにより、実機1上で実行する実行形式ファイル12
1を作成する。
【0013】図6は、コンピュ−タシステムの基本的な
構成図であり、図7は、コンピュ−タシステムにより異
なる個々のI/O空間のマッピング概念を示す図であ
る。図6において、601はCPU、602は主記憶装
置、603はバスコントロ−ラ、604はI/O装置で
ある。図6に示すように、実機1、実機2、実機3が同
一構成で示され、CPU601が同一であるコンピュ−
タシステムであっても、主記憶装置602およびバスコ
ントロ−ラ603の仕様が実機1、実機2、実機3でそ
れぞれ異なっているため、同一のI/O装置604が接
続されていても、それぞれI/Oアドレス空間が異な
る。すなわち、図7に示すように、実機1ではI/Oア
ドレス空間が704の位置に、実機2ではI/Oアドレ
ス空間が705の位置に、実機3ではI/Oアドレス空
間が706の位置にあり、コンピュ−タシステムの主記
憶空間701,702,703内でマッピングされてい
る位置がそれぞれ異なっている。実施例から明らかなよ
うに、I/Oアクセス方式が異なるコンピュ−タシステ
ムでも、1つのソ−スプログラムから各コンピュ−タシ
ステムに対応した実行形式ファイルを作成することが可
能である。また、CPU601が異なるコンピュ−タシ
ステムでも、入出力装置アクセス処理のファイルをCP
U601の命令セットの仕様に合わせて作成し、ライブ
ラリ110に備え付けることにより、1つのソ−スプロ
グラムを複数のコンピュ−タシステムに対応させること
ができる。このように、本発明においては、単一の入出
力装置制御プログラムの制御プログラムを格納したソ−
スファイルから、その入出力装置が接続されている複数
のコンピュ−タシステムに対応する実行形式ファイルを
得ることができ。また、本発明のプログラムデバッグシ
ステムは、入出力装置アクセス専用の入出力命令を持た
ないCPUに対して、入出力命令を疑似的にインプリメ
ントして、デバッグ対象プログラムが入出力命令を実行
した場合に、不当命令の実行ではなく、入出力装置アク
セスが行われようとしていることを識別して、そのアク
セスしようとした入出力装置アドレスから、実際にどの
入出力装置がアクセスされようとしているのかを判断
し、該当する入出力装置のソフトウェアモデルを呼出し
て、デバッグ対象プログラムが期待する動作を行わせる
ことができる。従って、ハ−ド資源保護のために、直接
入出力装置アクセスを通常禁止しているOS上でも、入
出力装置を制御するプログラムをデバッグすることがで
きる。このように、I/Oアクセス方式が異なるコンピ
ュ−タシステムでも、1つのソ−スプログラムから各コ
ンピュ−タシステムに対応した実行形式ファイルを作成
することが可能である。また、CPU601が異なるコ
ンピュ−タシステムでも、入出力装置アクセス処理のフ
ァイルをCPU601の命令セットの仕様に合わせて作
成し、ライブラリ110に備え付けることにより、1つ
のソ−スプログラムを複数のコンピュ−タシステムに対
応させることができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
I/Oアクセス方式が異なるコンピュ−タシステムで
も、1つのI/Oドライバのソ−スファイルから各コン
ピュ−タシステムに対応した実行形式ファイルを生成す
ることができる。その結果、I/Oドライバの開発量お
よび管理情報を削減することができる。また、デバッグ
対象となる入出力装置のソフトウェアモデル習あるI/
Oモデルを、入出力装置アクセス専用の入出力命令で起
動することにより、OSによるI/O空間のアクセス禁
止条件を回避したデバッグが可能となる。その結果、I
/Oドライバの開発効率を上げることができる。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すプログラム開発環境構
築システムのコンパイルおよびリンク方式図である。
【図2】図1におけるライブラリの内容を示す図であ
る。
【図3】図1におけるデバッガで、入出力装置アクセス
命令が処理され、I/Oモデルが起動される過程を示す
図である。
【図4】図3のデバッガの機能手順を示すフロ−チャ−
トである。
【図5】図3におけるI/Oモデルの内部動作の手順を
示すフロ−チャ−トである。
【図6】コンピュ−タシステムの基本的な構成を示す図
である。
【図7】コンピュ−タシステムにより異なるI/O空間
のマッピング概念を示す図である。
【符号の説明】 101 ソ−スファイル 102 リンクツ−ル 103 実機1 104 実機2 105 実機3 106 デバッガ 107 I/Oモデル 110 ライブラリ 111〜114 それぞれに適合する入出力装置アクセ
ス処理 120 実行形式ファイル 121〜124 それぞれの実行形式ファイル 201 ソ−スファイル(C) 202 I/Oレジスタ空間 203 先頭アドレス 204 オフセット値 211 入出力装置アクセス処理 221 I/Oレジスタ 231,233 アドレス生成処理 232,234 入出力装置アクセス命令 301 通常命令処理部 302 out/in命令処理部 303 I/Oアドレス空間 601 CPU 602 主記憶装置 603 バスコントロ−ラ 604 I/O装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 明浦 伸夫 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所神奈川工場内 (72)発明者 林 優 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立コンピュータエレクトロニクス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各コンピュ−タシステム固有の入出力装
    置アクセス方法を個別に記述した入出力装置アクセス処
    理のデ−タを格納するライブラリと、該ライブラリから
    各コンピュ−タシステムに適合する入出力装置アクセス
    処理を選択して、入出力制御プログラムにリンクする手
    段とを有し、単一の入出力装置制御プログラムの制御プ
    ログラムを格納したソ−スファイルに対して、上記ライ
    ブラリから適合した入出力装置アクセス処理を選択し
    て、入出力制御プログラムをコンパイルおよびリンクす
    ることにより、各入出力装置が接続された複数のコンピ
    ュ−タシステムに対応する実行形式ファイルを作成する
    ことを特徴とするプログラム開発環境構築システム。
  2. 【請求項2】 OSによる入出力装置アクセス禁止の条
    件を有するコンピュ−タシステムにおいて、請求項1に
    記載のライブラリと、入出力装置アクセス処理を入出力
    制御プログラムにリンクする手段の他に、該リンク手段
    によりリンクおよびコンパイルされた実行形式ファイル
    のデバッグ対象プログラムに対して、入出力装置アクセ
    スの命令コ−ドを解析して、アクセスする入出力装置の
    アドレスを判別し、コンピュ−タシステムの疑似入出力
    空間にアクセスし、アクセスの対象となる入出力装置の
    ソフトウェアモデルに起動をかけて、処理を移行するプ
    ログラムデバッグシステムとを有し、単一のソ−スファ
    イルに対して入出力制御プログラムをコンパイルおよび
    リンクする際に、デバッグモ−ドが指定されると、上記
    ライブラリ中の疑似命令で記述された入出力装置アクセ
    ス処理をリンクすることにより、デバッグシステム対応
    の実行形式ファイルを生成し、上記プログラムデバッグ
    システムで入出力制御プログラムをデバッグすることを
    特徴とするプログラム開発環境構築システム。
JP4159502A 1992-06-18 1992-06-18 プログラム開発環境構築システム Pending JPH064298A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4159502A JPH064298A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 プログラム開発環境構築システム

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JP4159502A JPH064298A (ja) 1992-06-18 1992-06-18 プログラム開発環境構築システム

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001516079A (ja) * 1997-08-18 2001-09-25 マイクロソフト コーポレイション 複数のプラットフォームを備えたコンピュータ用プログラム・インターフェース・コンバータ
JP2010218143A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Ricoh Co Ltd 組み込み用プログラムのシミュレータ及びシミュレーション方法

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JP2001516079A (ja) * 1997-08-18 2001-09-25 マイクロソフト コーポレイション 複数のプラットフォームを備えたコンピュータ用プログラム・インターフェース・コンバータ
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