JPH0643119A - 鋼片のピンホール検出方法 - Google Patents
鋼片のピンホール検出方法Info
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- JPH0643119A JPH0643119A JP19984892A JP19984892A JPH0643119A JP H0643119 A JPH0643119 A JP H0643119A JP 19984892 A JP19984892 A JP 19984892A JP 19984892 A JP19984892 A JP 19984892A JP H0643119 A JPH0643119 A JP H0643119A
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- pinhole
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- steel slab
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 鋼片のピンホールを高精度に検出する方法を
提供する。 【構成】 移動する鋼片1の検査領域部からの距離を一
定に複数の照明装置3を多方向からカメラ視野を照明す
るように配置し、一次元CCDカメラ2で得た輝度信号
を2値化して欠陥分布を得て、この分布より円形状のピ
ンホ−ルを摘出する。
提供する。 【構成】 移動する鋼片1の検査領域部からの距離を一
定に複数の照明装置3を多方向からカメラ視野を照明す
るように配置し、一次元CCDカメラ2で得た輝度信号
を2値化して欠陥分布を得て、この分布より円形状のピ
ンホ−ルを摘出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCDカメラ、例えば
一次元CCDカメラを用いて、アズキャスト鋼片(以
下、鋼片と言う)のピンホールを検出する方法に関す
る。
一次元CCDカメラを用いて、アズキャスト鋼片(以
下、鋼片と言う)のピンホールを検出する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼片の表面疵検査は、蛍光磁粉探
傷法(鋼片に磁界を与え、欠陥部で発生する漏洩磁束に
蛍光磁粉が付着し、紫外線照射することにより、その付
着蛍光磁粉が鮮明化されることに基づき検査する)が適
用されており、主に鋼片のワレ疵,ヘゲ疵等が検査対象
疵となり、その多くは人間の目視検査に依存している。
また従来、照明光を照射し表面疵による反射光を得て表
面疵の検査をする装置としては、例えば、特開昭58−
160852号公報に記載されたものがある。その基本
的構成を図6に示す。この図で、21は低圧ナトリウム
ランプ、22はCCDカメラ、23は被検査物であるシ
ート状物、24はロールであり、ロール24で送られる
シート状物23を低圧ナトリウムランプ21で照射しC
CDカメラ22で撮像する。25は信号処理回路で一次
元CCDカメラのセル数に相当するメモリを有する累積
器なるものを備え、線状微小欠陥と緩徐欠陥(断面形状
の緩やかな凹凸欠陥)を検出する点に特徴を有するもの
で、各セルの信号をカメラ走査毎に累積し、予め設定さ
れた累積値に対し越えた場合に線状微小欠陥の存在を認
識し、累積値と次の1走査分のデータとの差をとり、そ
の差の積分値が予め設定された値を越えた場合に緩徐欠
陥の存在を認識するものである。更に同公報において
は、単発的に発生する大きな欠陥を認識するための判定
も合わせて行っている。
傷法(鋼片に磁界を与え、欠陥部で発生する漏洩磁束に
蛍光磁粉が付着し、紫外線照射することにより、その付
着蛍光磁粉が鮮明化されることに基づき検査する)が適
用されており、主に鋼片のワレ疵,ヘゲ疵等が検査対象
疵となり、その多くは人間の目視検査に依存している。
また従来、照明光を照射し表面疵による反射光を得て表
面疵の検査をする装置としては、例えば、特開昭58−
160852号公報に記載されたものがある。その基本
的構成を図6に示す。この図で、21は低圧ナトリウム
ランプ、22はCCDカメラ、23は被検査物であるシ
ート状物、24はロールであり、ロール24で送られる
シート状物23を低圧ナトリウムランプ21で照射しC
CDカメラ22で撮像する。25は信号処理回路で一次
元CCDカメラのセル数に相当するメモリを有する累積
器なるものを備え、線状微小欠陥と緩徐欠陥(断面形状
の緩やかな凹凸欠陥)を検出する点に特徴を有するもの
で、各セルの信号をカメラ走査毎に累積し、予め設定さ
れた累積値に対し越えた場合に線状微小欠陥の存在を認
識し、累積値と次の1走査分のデータとの差をとり、そ
の差の積分値が予め設定された値を越えた場合に緩徐欠
陥の存在を認識するものである。更に同公報において
は、単発的に発生する大きな欠陥を認識するための判定
も合わせて行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の欠
陥検出装置においては、一つの検査材に対し存在し得る
多種多様の欠陥全てを検出できるような工夫がなされて
いる。しかし、このような検査装置は、鋼片のピンホー
ル欠陥検出に適用することが困難である。すなわち、蛍
光磁粉探傷法では、ピンホール欠陥の形状が円形で且つ
小さく漏洩磁束の発生が少ないことにより検出が困難で
あること、また人間の目視検査による見逃しが多いこと
が問題となる。また、前記の特開昭58−160852
号公報に記載された光学的検査方法では、表面凹凸が小
さく外乱要因の少ないシート状を対象とした場合には微
小な欠陥でも精度良く検出ができるが、鋼片のように表
面凹凸が100μm程度もある場合には、これが外乱と
なってしまい、無害な表面凹凸を欠陥として検出する問
題がある。
陥検出装置においては、一つの検査材に対し存在し得る
多種多様の欠陥全てを検出できるような工夫がなされて
いる。しかし、このような検査装置は、鋼片のピンホー
ル欠陥検出に適用することが困難である。すなわち、蛍
光磁粉探傷法では、ピンホール欠陥の形状が円形で且つ
小さく漏洩磁束の発生が少ないことにより検出が困難で
あること、また人間の目視検査による見逃しが多いこと
が問題となる。また、前記の特開昭58−160852
号公報に記載された光学的検査方法では、表面凹凸が小
さく外乱要因の少ないシート状を対象とした場合には微
小な欠陥でも精度良く検出ができるが、鋼片のように表
面凹凸が100μm程度もある場合には、これが外乱と
なってしまい、無害な表面凹凸を欠陥として検出する問
題がある。
【0004】詳述すると、図7に鋼片の縦断面の一例を
示すが、表面凹凸31およびスリ疵32が慢性的に存在
し、その中に、ワレ疵,ヘゲ疵(図示せず)やピンホー
ル4が欠陥として存在する。ここで、製品圧延された後
では、鋼片で比較的形状の緩やかな表面凹凸やスリ疵は
圧延の減面比により減少し無害となり、ワレ疵,ヘゲ
疵,ピンホール等の欠陥が有害疵として残るが、前記公
報における累積器等を用いたときには、製品圧延後では
無害な表面凹凸やスリ疵まで検出してしまい、鋼片段階
でのグラインダによる疵の除去作業は膨大となり、生産
能率の低下,コスト的損失が大きくなる等の問題点があ
る。
示すが、表面凹凸31およびスリ疵32が慢性的に存在
し、その中に、ワレ疵,ヘゲ疵(図示せず)やピンホー
ル4が欠陥として存在する。ここで、製品圧延された後
では、鋼片で比較的形状の緩やかな表面凹凸やスリ疵は
圧延の減面比により減少し無害となり、ワレ疵,ヘゲ
疵,ピンホール等の欠陥が有害疵として残るが、前記公
報における累積器等を用いたときには、製品圧延後では
無害な表面凹凸やスリ疵まで検出してしまい、鋼片段階
でのグラインダによる疵の除去作業は膨大となり、生産
能率の低下,コスト的損失が大きくなる等の問題点があ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記した従来
の問題点に鑑みてなされたもので、移動する鋼片に照明
光を照射し被照射部の反射光をCCDカメラで移動する
方向と交差せしめて走査し表面欠陥を検査する方法にお
いて、鋼片の滑らかな表面凹凸による反射光の強度差を
無くすようにCCDカメラで走査する鋼片検査領域部と
の一定距離にCCDカメラを挟んで少なくとも一対の照
明装置を設け、前記CCDカメラで検出した急峻な凹状
のピンホール欠陥で発生する光の影を欠陥信号として抽
出し、一走査毎の欠陥の幅方向の大きさを求め、該幅方
向大きさの最大位置を中心として欠陥の形状が対象であ
ることの判定を加えてピンホール欠陥を判別することを
特徴とする。
の問題点に鑑みてなされたもので、移動する鋼片に照明
光を照射し被照射部の反射光をCCDカメラで移動する
方向と交差せしめて走査し表面欠陥を検査する方法にお
いて、鋼片の滑らかな表面凹凸による反射光の強度差を
無くすようにCCDカメラで走査する鋼片検査領域部と
の一定距離にCCDカメラを挟んで少なくとも一対の照
明装置を設け、前記CCDカメラで検出した急峻な凹状
のピンホール欠陥で発生する光の影を欠陥信号として抽
出し、一走査毎の欠陥の幅方向の大きさを求め、該幅方
向大きさの最大位置を中心として欠陥の形状が対象であ
ることの判定を加えてピンホール欠陥を判別することを
特徴とする。
【0006】
【作用】この発明では、上記した如く、鋼片での検査領
域部を多方向からの光の均一照射を行い、表面凹凸の光
の強度差を無くすことにより急峻な凹状ピンホールで発
生する光の影を欠陥として検出し、更に欠陥形状の代表
特性値から円形状欠陥を判定できることから、高い精度
でピンホールのみを検出することができる。
域部を多方向からの光の均一照射を行い、表面凹凸の光
の強度差を無くすことにより急峻な凹状ピンホールで発
生する光の影を欠陥として検出し、更に欠陥形状の代表
特性値から円形状欠陥を判定できることから、高い精度
でピンホールのみを検出することができる。
【0007】つぎに図8により、この発明の検出原理に
ついて説明する。図8は鋼片1に照明装置3と一次元C
CDカメラ2を配置し、同図(a)の表面凹凸31での
凹みと、同図(b)のピンホール4とを一次元CCDカ
メラ2で受光する場合の、光路の概要を示すものである
が、図8の(a)に示す表面凹凸31では照明光が凹み
の中に到達し光の影が生じないため、鋼片1の欠陥の無
い平坦部と同等のカメラ受光信号のレベルとなる。また
実際には表面凹凸31の形状は多種多様であることか
ら、照明装置3は検査領域部に対し距離を一定に、該一
次元CCDカメラを挟み少なくとも一対以上の複数台数
とすることで多方向からの照明光の照射となり表面凹凸
31での光の強度差を無くすることができる。一方、図
8の(b)に示すピンホール4では、急峻な凹み形状で
あるため照明光が凹みの中に到達せず光の影5が生じ、
カメラ受光信号のレベルが低下することにより検出が可
能となる。かくして、該輝度信号を所定のしきい値で欠
陥判別し欠陥の幅方向の大きさを求めることが可能とな
り、合わせて得られた欠陥の一定移動距離毎の欠陥の幅
方向の大きさを計測し欠陥形状が対象形状であることを
もって円形状欠陥即ちピンホール欠陥を判別することが
可能となる。
ついて説明する。図8は鋼片1に照明装置3と一次元C
CDカメラ2を配置し、同図(a)の表面凹凸31での
凹みと、同図(b)のピンホール4とを一次元CCDカ
メラ2で受光する場合の、光路の概要を示すものである
が、図8の(a)に示す表面凹凸31では照明光が凹み
の中に到達し光の影が生じないため、鋼片1の欠陥の無
い平坦部と同等のカメラ受光信号のレベルとなる。また
実際には表面凹凸31の形状は多種多様であることか
ら、照明装置3は検査領域部に対し距離を一定に、該一
次元CCDカメラを挟み少なくとも一対以上の複数台数
とすることで多方向からの照明光の照射となり表面凹凸
31での光の強度差を無くすることができる。一方、図
8の(b)に示すピンホール4では、急峻な凹み形状で
あるため照明光が凹みの中に到達せず光の影5が生じ、
カメラ受光信号のレベルが低下することにより検出が可
能となる。かくして、該輝度信号を所定のしきい値で欠
陥判別し欠陥の幅方向の大きさを求めることが可能とな
り、合わせて得られた欠陥の一定移動距離毎の欠陥の幅
方向の大きさを計測し欠陥形状が対象形状であることを
もって円形状欠陥即ちピンホール欠陥を判別することが
可能となる。
【0008】つぎに、図4にもとづき円形状欠陥の識別
方法について説明する。ピンホール4は正面から見た図
で円形状であり、T1、T2、・・・Tnは移動する鋼
片1の欠陥判定のタイミングで一定距離間隔Pとなり、
このときの欠陥座標値を(X11 、X21 )、(X12 、X
22 )・・・・(X1n 、X2n )とすると、欠陥の大きさ
は各々の差をとりL1、L2、・・・、Lmax-1、
Lmax、Lmax+1、・・・Lnで表すことができる。欠陥
形状が円形であるならば、欠陥大きさの最大値Lmax は
長手方向の欠陥座標個数nとしたときn/2番目の近傍
に存在することから、最大値Lmax を挟み前後の欠陥大
きさの差の絶対値|Lmax-1 −Lmax+1 |をとり、予め
設定した参照値以内であれば、欠陥形状が対象形状であ
ること即ち円形形状であると判定する。
方法について説明する。ピンホール4は正面から見た図
で円形状であり、T1、T2、・・・Tnは移動する鋼
片1の欠陥判定のタイミングで一定距離間隔Pとなり、
このときの欠陥座標値を(X11 、X21 )、(X12 、X
22 )・・・・(X1n 、X2n )とすると、欠陥の大きさ
は各々の差をとりL1、L2、・・・、Lmax-1、
Lmax、Lmax+1、・・・Lnで表すことができる。欠陥
形状が円形であるならば、欠陥大きさの最大値Lmax は
長手方向の欠陥座標個数nとしたときn/2番目の近傍
に存在することから、最大値Lmax を挟み前後の欠陥大
きさの差の絶対値|Lmax-1 −Lmax+1 |をとり、予め
設定した参照値以内であれば、欠陥形状が対象形状であ
ること即ち円形形状であると判定する。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。図1の(a)は本発明の一実施態様を示す斜
視図であり、図1の(b)は鋼片1の縦断面図である。
これらの図面において、1は鋼片、2は一次元CCDカ
メラ、3は照明装置である。4がピンホールで検出すべ
き欠陥である。一次元CCDカメラ2は、鋼片1の幅方
向Dwに高速で走査し、照明装置3で照射光の反射光を
輝度信号として検出するものである。同図(b)におい
て、照明装置3は一次元CCDカメラ2を挟み複数台数
を検査領域部からの距離を一定に、且つ多方向からカメ
ラ視野を照明するように配置し、鋼片1の検査領域部の
表面照度を16〜17万ルクスで均一照射することによ
り、該鋼片1の表面凹凸による輝度のばらつきを制御
し、ピンホール4の特有の光の影5を検出する。なお、
本実施例では、照明装置3に高出力型メタルハライドラ
ンプを使用し前記表面照度を確保した。
説明する。図1の(a)は本発明の一実施態様を示す斜
視図であり、図1の(b)は鋼片1の縦断面図である。
これらの図面において、1は鋼片、2は一次元CCDカ
メラ、3は照明装置である。4がピンホールで検出すべ
き欠陥である。一次元CCDカメラ2は、鋼片1の幅方
向Dwに高速で走査し、照明装置3で照射光の反射光を
輝度信号として検出するものである。同図(b)におい
て、照明装置3は一次元CCDカメラ2を挟み複数台数
を検査領域部からの距離を一定に、且つ多方向からカメ
ラ視野を照明するように配置し、鋼片1の検査領域部の
表面照度を16〜17万ルクスで均一照射することによ
り、該鋼片1の表面凹凸による輝度のばらつきを制御
し、ピンホール4の特有の光の影5を検出する。なお、
本実施例では、照明装置3に高出力型メタルハライドラ
ンプを使用し前記表面照度を確保した。
【0010】図2に、カメラ2の撮影信号からピンホ−
ルを検出する画像処理回路を示す。一次元CCDカメラ
2は同期信号発生回路10により一定周期で輝度信号の
送出をせしめ、該輝度信号は比較回路11により2値化
される。ピンホ−ル(欠陥)では輝度信号がしきい値以
下であるので2値化デ−タは例えば低レベル「0」とな
る。しきい値以上のときには高レベル「1」となる。移
動する鋼片1に接触し一定距離間隔でパルス信号PGを
発生するパルス発生器15は、マイクロプロセッサ12
に接続される回路であって、マイクロプロセッサ12
は、該パルス信号PGを外部割り込み入力端に受け、パ
ルス信号PGの立上りa,b,cをカウントして鋼片の
検査位置を表わすデ−タ(位置デ−タ)を生成しかつこ
れらの立上りa,b,cに応答して割込処理を実行す
る。すなわち、立上りが到来してから次に発生する一ラ
イン分の2値化デ−タを記憶回路13に書込む。これに
おいて、記憶回路13にnライン分の2値化デ−タを記
憶する態様では、第jライン記憶領域に第j+1ライン
記憶領域の2値化デ−タを移し、第nライン記憶領域に
今回の1ライン分の2値化デ−タを記憶するという具合
に、最も古い1ライン分のデ−タを捨て、最新の1ライ
ン分のデ−タを追記する。このような記憶の更新が行な
われる毎に信号処理装置14が、記憶回路13に蓄積し
た鋼片1の各ラインの2値化デ−タを読み出し、その中
の欠陥デ−タ(「0」)の分布から円形状を判定しピン
ホールを識別する。そして欠陥判別した結果を位置デ−
タ対応で記憶する。図3は、この動作について補足説明
したタイミングチャートであり、一次元CCDカメラ2
の輝度信号S、欠陥判定する信号しきい値TH、一定距
離間隔でのパルス信号PGを示す。周知のように、一次
元CCDカメラの輝度信号S(1ライン分)は、図2の
同期信号発生回路10の信号により定まる周期で発生す
るので、欠陥有無を示す2値化デ−タも、これと同じ周
期で比較回路11より発生される。マイクロプロセッサ
12は、鋼片の一定距離移動につき1パルス発生される
パルス信号PGの、立上りa,b,cをカウントし、こ
れらの立上りa,b,cがあってから次に発生する1ラ
イン分の2値化デ−タを位置デ−タ対応で記憶回路13
に記憶するので、パルス信号PGの立上りa,b,cに
対応して、イ,ロ,ハの輝度信号(各1ライン分)の2
値化デ−タが記憶回路13に記憶される。これにより、
記憶回路13には、面展開すると長さ方向および幅方向
共に所定ピッチで分布する、鋼片表面の欠陥の有
(「0」)/無(「1」)を示す2値化デ−タが蓄積さ
れることになる。信号処理装置14が、記憶回路13に
蓄積した2値化デ−タの「0」分布を参照して、図4を
用いて説明した態様で「0」分布が円形状であるかを判
定し、円形状と判定するとこれをピンホールと決定し、
そのときの位置デ−タと該円形状の位置(面展開座標上
の位置)から、その位置(長手方向および幅方向)と判
定情報を記憶し、所定のタイミングで出力する。 つぎ
に図5には、かくして得られたピンホールの検出結果に
ついて示す。横軸にピンホールの開口径を、縦軸にピン
ホールと表面凹凸による反射輝度信号の比をとりプロッ
トした結果であるが、0.4mm程度の小さな開口径の
ピンホールでもS/N比2〜3倍と精度良く検出されて
いる。
ルを検出する画像処理回路を示す。一次元CCDカメラ
2は同期信号発生回路10により一定周期で輝度信号の
送出をせしめ、該輝度信号は比較回路11により2値化
される。ピンホ−ル(欠陥)では輝度信号がしきい値以
下であるので2値化デ−タは例えば低レベル「0」とな
る。しきい値以上のときには高レベル「1」となる。移
動する鋼片1に接触し一定距離間隔でパルス信号PGを
発生するパルス発生器15は、マイクロプロセッサ12
に接続される回路であって、マイクロプロセッサ12
は、該パルス信号PGを外部割り込み入力端に受け、パ
ルス信号PGの立上りa,b,cをカウントして鋼片の
検査位置を表わすデ−タ(位置デ−タ)を生成しかつこ
れらの立上りa,b,cに応答して割込処理を実行す
る。すなわち、立上りが到来してから次に発生する一ラ
イン分の2値化デ−タを記憶回路13に書込む。これに
おいて、記憶回路13にnライン分の2値化デ−タを記
憶する態様では、第jライン記憶領域に第j+1ライン
記憶領域の2値化デ−タを移し、第nライン記憶領域に
今回の1ライン分の2値化デ−タを記憶するという具合
に、最も古い1ライン分のデ−タを捨て、最新の1ライ
ン分のデ−タを追記する。このような記憶の更新が行な
われる毎に信号処理装置14が、記憶回路13に蓄積し
た鋼片1の各ラインの2値化デ−タを読み出し、その中
の欠陥デ−タ(「0」)の分布から円形状を判定しピン
ホールを識別する。そして欠陥判別した結果を位置デ−
タ対応で記憶する。図3は、この動作について補足説明
したタイミングチャートであり、一次元CCDカメラ2
の輝度信号S、欠陥判定する信号しきい値TH、一定距
離間隔でのパルス信号PGを示す。周知のように、一次
元CCDカメラの輝度信号S(1ライン分)は、図2の
同期信号発生回路10の信号により定まる周期で発生す
るので、欠陥有無を示す2値化デ−タも、これと同じ周
期で比較回路11より発生される。マイクロプロセッサ
12は、鋼片の一定距離移動につき1パルス発生される
パルス信号PGの、立上りa,b,cをカウントし、こ
れらの立上りa,b,cがあってから次に発生する1ラ
イン分の2値化デ−タを位置デ−タ対応で記憶回路13
に記憶するので、パルス信号PGの立上りa,b,cに
対応して、イ,ロ,ハの輝度信号(各1ライン分)の2
値化デ−タが記憶回路13に記憶される。これにより、
記憶回路13には、面展開すると長さ方向および幅方向
共に所定ピッチで分布する、鋼片表面の欠陥の有
(「0」)/無(「1」)を示す2値化デ−タが蓄積さ
れることになる。信号処理装置14が、記憶回路13に
蓄積した2値化デ−タの「0」分布を参照して、図4を
用いて説明した態様で「0」分布が円形状であるかを判
定し、円形状と判定するとこれをピンホールと決定し、
そのときの位置デ−タと該円形状の位置(面展開座標上
の位置)から、その位置(長手方向および幅方向)と判
定情報を記憶し、所定のタイミングで出力する。 つぎ
に図5には、かくして得られたピンホールの検出結果に
ついて示す。横軸にピンホールの開口径を、縦軸にピン
ホールと表面凹凸による反射輝度信号の比をとりプロッ
トした結果であるが、0.4mm程度の小さな開口径の
ピンホールでもS/N比2〜3倍と精度良く検出されて
いる。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上説明した通り、鋼片の表
面凹凸が多数存在する中のピンホール欠陥をCCDカメ
ラを挟む多方向からの光の均一照射により、特徴的なピ
ンホールのみで発生する光の影を欠陥として抽出でき、
この欠陥の大きさから円形状特有の対象性を計測するこ
とによる方法であることから、連続鋳造鋼片のピンホー
ルを高精度に検出することができ産業上極めて効果大で
ある。
面凹凸が多数存在する中のピンホール欠陥をCCDカメ
ラを挟む多方向からの光の均一照射により、特徴的なピ
ンホールのみで発生する光の影を欠陥として抽出でき、
この欠陥の大きさから円形状特有の対象性を計測するこ
とによる方法であることから、連続鋳造鋼片のピンホー
ルを高精度に検出することができ産業上極めて効果大で
ある。
【図1】 本発明の一実施態様を示す図面であり、
(a)は斜視図、(b)は鋼片1の縦断面図である。
(a)は斜視図、(b)は鋼片1の縦断面図である。
【図2】 本発明を一態様で実施する装置構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】 図2に示すCCDカメラ2の出力とパルス発
生器15の出力信号を示すタイムチャ−トである。
生器15の出力信号を示すタイムチャ−トである。
【図4】 図2に示す信号処理装置14による円形状判
定の原理を説明するための、2値化デ−タ分布を示す平
面図であり、2値化デ−タは図中の大径円内では
「0」、外部は「1」である。
定の原理を説明するための、2値化デ−タ分布を示す平
面図であり、2値化デ−タは図中の大径円内では
「0」、外部は「1」である。
【図5】 本発明の一実施例でのピンホールの検出結果
を示すグラフである。
を示すグラフである。
【図6】 従来の欠陥検出装置の概要を示す斜視図であ
る。
る。
【図7】 鋼片の縦断面を示す断面図である。
【図8】 本発明の検出原理を説明するための、鋼片の
縦断面図であり、(a)は定常の凹凸を示し、(b)は
ピンホ−ルを示す。
縦断面図であり、(a)は定常の凹凸を示し、(b)は
ピンホ−ルを示す。
1:鋼片 2:一次元CC
Dカメラ 3:照明装置 4:ピンホール 5:光の影 10:同期発生回
路 11:比較回路 12:マイクロ
プロセッサ 13:記憶回路 14:信号処理
装置 15:パルス発生器
Dカメラ 3:照明装置 4:ピンホール 5:光の影 10:同期発生回
路 11:比較回路 12:マイクロ
プロセッサ 13:記憶回路 14:信号処理
装置 15:パルス発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐 藤 文 紀 室蘭市仲町12番地 ニッテツ北海道制御シ ステム株式会社内 (72)発明者 桜 井 昭 夫 室蘭市仲町12番地 ニッテツ北海道制御シ ステム株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】移動する鋼片に照明光を照射し、被照射部
の反射光をCCDカメラで鋼片移動方向と交差せしめて
走査し表面欠陥を検査する方法において、鋼片の滑らか
な表面凹凸による反射光の強度差を無くすようにCCD
カメラで走査する鋼片検査領域部との一定距離にCCD
カメラを挟んで少なくとも一対の照明装置を設け、前記
CCDカメラで検出した急峻な凹状のピンホール欠陥で
発生する光の影を欠陥信号として抽出し、一走査毎の欠
陥の幅方向の大きさを求め、該幅方向大きさの最大位置
を中心として欠陥の形状が対象であることの判定を加え
てピンホール欠陥を判別することを特徴とする鋼片のピ
ンホール検出方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19984892A JPH0643119A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 鋼片のピンホール検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19984892A JPH0643119A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 鋼片のピンホール検出方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0643119A true JPH0643119A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=16414659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19984892A Withdrawn JPH0643119A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | 鋼片のピンホール検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643119A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009042193A (ja) * | 2007-08-11 | 2009-02-26 | Kao Corp | パレット検査装置 |
| US7599050B2 (en) | 2003-10-21 | 2009-10-06 | Daihatsu Motor Co., Ltd. | Surface defect inspecting method and device |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP19984892A patent/JPH0643119A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7599050B2 (en) | 2003-10-21 | 2009-10-06 | Daihatsu Motor Co., Ltd. | Surface defect inspecting method and device |
| JP2009042193A (ja) * | 2007-08-11 | 2009-02-26 | Kao Corp | パレット検査装置 |
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