JPH0643172Y2 - 焼入用冷却液の油水分離システム - Google Patents
焼入用冷却液の油水分離システムInfo
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- JPH0643172Y2 JPH0643172Y2 JP4032390U JP4032390U JPH0643172Y2 JP H0643172 Y2 JPH0643172 Y2 JP H0643172Y2 JP 4032390 U JP4032390 U JP 4032390U JP 4032390 U JP4032390 U JP 4032390U JP H0643172 Y2 JPH0643172 Y2 JP H0643172Y2
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- tank
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Landscapes
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は焼入用冷却液の油水分離システムに関する。
<従来の技術> ワークを高周波加熱後、UQA等の水溶性のポリマーの水
溶液を冷却液としてワークに噴射してワークを焼入す
る。この際、冷却液をワークに噴射したときにワークに
付着している油が冷却液に混合する。そして、冷却液を
長期間ワークの焼入に使用すると冷却液中の油の濃度が
大きくなって使用に耐えなくなるので、このような冷却
液は新しい冷却液と交換される。
溶液を冷却液としてワークに噴射してワークを焼入す
る。この際、冷却液をワークに噴射したときにワークに
付着している油が冷却液に混合する。そして、冷却液を
長期間ワークの焼入に使用すると冷却液中の油の濃度が
大きくなって使用に耐えなくなるので、このような冷却
液は新しい冷却液と交換される。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、環境保全のために、油を含んだ冷却液を
廃液として下水道や河川等に排出することはできないの
で、廃液を廃液処理業者に処理してもらうか、或いは、
高価な油水分離設備を設けて廃液から分離した冷却液を
再び使用すると共に分離した油を焼却する。このよう
に、高周波焼入用冷却液の処理や油水分離には大きなコ
ストがかかる。
廃液として下水道や河川等に排出することはできないの
で、廃液を廃液処理業者に処理してもらうか、或いは、
高価な油水分離設備を設けて廃液から分離した冷却液を
再び使用すると共に分離した油を焼却する。このよう
に、高周波焼入用冷却液の処理や油水分離には大きなコ
ストがかかる。
本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであって、焼
入に使用した冷却液から油分を分離できる低廉な焼入用
冷却液の油水分離システムを提供することを目的として
いる。
入に使用した冷却液から油分を分離できる低廉な焼入用
冷却液の油水分離システムを提供することを目的として
いる。
<課題を解決するための手段> 上記問題を解決するために、本考案の焼入用冷却液の油
水分離システムは、ワークの焼入に使用されて油が混合
した冷却液が落下して収容される回収タンクと、この回
収タンクから導出された冷却液を集める集液タンクと、
集液タンクの上部から溢れた冷却液を収納するオーバー
フロータンクと、このオーバーフロータンクから導出さ
れた冷却液を収容し且つ重力によって油水分離を行う油
水分離タンクと、この油水分離タンクの上部に浮いた油
が溢れて収容される油タンクとを備えている。
水分離システムは、ワークの焼入に使用されて油が混合
した冷却液が落下して収容される回収タンクと、この回
収タンクから導出された冷却液を集める集液タンクと、
集液タンクの上部から溢れた冷却液を収納するオーバー
フロータンクと、このオーバーフロータンクから導出さ
れた冷却液を収容し且つ重力によって油水分離を行う油
水分離タンクと、この油水分離タンクの上部に浮いた油
が溢れて収容される油タンクとを備えている。
<作用> ワークを焼入後回収タンクに落下した冷却液は、集液タ
ンクに入った後、オーバーフロータンクに溢れ、次いで
オーバーフロータンクから導出されて油水分離タンクに
入る。油水分離タンクに入った冷却液は、徐々に、上部
の油の含有率が極めて高い油層と、中央部分のかなり油
を含んだ油水混合層と、下部の殆ど油を含まない冷却液
層とに分離する。そして、油水分離タンクから溢れた油
層は油タンクに入る。かくして冷却液から油が分離れれ
る。
ンクに入った後、オーバーフロータンクに溢れ、次いで
オーバーフロータンクから導出されて油水分離タンクに
入る。油水分離タンクに入った冷却液は、徐々に、上部
の油の含有率が極めて高い油層と、中央部分のかなり油
を含んだ油水混合層と、下部の殆ど油を含まない冷却液
層とに分離する。そして、油水分離タンクから溢れた油
層は油タンクに入る。かくして冷却液から油が分離れれ
る。
<実施例> 以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
1図は本考案の一実施例の概略構成図である。
1図は本考案の一実施例の概略構成図である。
10は第1の焼入ステーションであって、高周波加熱コイ
ル(以下単に加熱コイルという)11、冷却液噴射ジャケ
ット12および冷却液噴射ジャケット12から噴射されて図
示しないワークを焼入した冷却液lが落下して収容され
る回収タンク13とを備えている。同様に、第2の焼入ス
テーション20は高周波加熱コイル21、冷却液噴射ジャケ
ット22および回収タンク23を、また、第3の焼入ステー
ション30は高周波加熱コイル31、冷却液噴射ジャケット
32および回収タンク33を備えている。
ル(以下単に加熱コイルという)11、冷却液噴射ジャケ
ット12および冷却液噴射ジャケット12から噴射されて図
示しないワークを焼入した冷却液lが落下して収容され
る回収タンク13とを備えている。同様に、第2の焼入ス
テーション20は高周波加熱コイル21、冷却液噴射ジャケ
ット22および回収タンク23を、また、第3の焼入ステー
ション30は高周波加熱コイル31、冷却液噴射ジャケット
32および回収タンク33を備えている。
冷却液噴射ジャケット12、22、32はそれぞれ配管41、4
2、43を介して第1〜第3の焼入ステーションより高い
位置に設置された冷却液の供給タンク40に接続されてい
る。
2、43を介して第1〜第3の焼入ステーションより高い
位置に設置された冷却液の供給タンク40に接続されてい
る。
50は集液タンクであって、下部に開口52aと上部に金網5
2bとを有する仕切り壁52が設けられており、この仕切り
壁52によって集液タンク50は入口側集液部50aと出口側
集液部50bに分けられている。51は、上端が出口側集液
部50bの上端と同じ高さで出口側集液部50bに接触して設
けられたオーバーフロータンクである。第1、第2、第
3の焼入ステーションの回収タンク13、23、33はそれぞ
れ配管14、24、34によって入口側集液部50aに接続され
ている。
2bとを有する仕切り壁52が設けられており、この仕切り
壁52によって集液タンク50は入口側集液部50aと出口側
集液部50bに分けられている。51は、上端が出口側集液
部50bの上端と同じ高さで出口側集液部50bに接触して設
けられたオーバーフロータンクである。第1、第2、第
3の焼入ステーションの回収タンク13、23、33はそれぞ
れ配管14、24、34によって入口側集液部50aに接続され
ている。
出口側集液部50bの底部近辺と、供給タンク40とは配管5
3によって接続されており、この配管53の途中には冷却
液戻しポンプ54と冷却液クーラ55が設置されている。
3によって接続されており、この配管53の途中には冷却
液戻しポンプ54と冷却液クーラ55が設置されている。
オーバーフロータンク51は配管56を介して油水分離タン
ク60に接続されており、配管56には冷却液移送ポンプ57
が設けられている。油水分離タンク60には、上端が油水
分離タンク60の上端と同じ高さで油水分離タンク60に接
触するように油タンク61が設けられている。油水分離タ
ンク60の底部は配管64を介して冷却液貯留タンク63に、
また、油タンク61の底部は配管63を介して廃油焼却炉62
に接続されている。冷却液貯留タンク63は配管65によっ
て集液タンク50の入口側集液部50aに接続されており、
配管65には冷却液移送ポンプ65が設けられている。
ク60に接続されており、配管56には冷却液移送ポンプ57
が設けられている。油水分離タンク60には、上端が油水
分離タンク60の上端と同じ高さで油水分離タンク60に接
触するように油タンク61が設けられている。油水分離タ
ンク60の底部は配管64を介して冷却液貯留タンク63に、
また、油タンク61の底部は配管63を介して廃油焼却炉62
に接続されている。冷却液貯留タンク63は配管65によっ
て集液タンク50の入口側集液部50aに接続されており、
配管65には冷却液移送ポンプ65が設けられている。
次に、本実施例の動作について説明する。
供給タンク40から冷却噴射ジャケット12、22、32を経て
図示しなワークに噴射された冷却液にワークに付着して
いた油が混合する。そして、回収タンク13、23、33に落
下した冷却液lは、集液タンク50の入口側集液部50aに
入った後、仕切り壁52の開口52aを通過して集液タンク5
0の出口側集液部50bに至る。入口側集液部50aの表面部
分に浮いている油の大半は、仕切り壁52の金網52bを通
って出口側集液部50bに移動する。出口側集液部50bの下
部の殆ど油を含んでいない冷却液lは、冷却液戻しポン
プ54によって吸引され、冷却液クーラ55で冷却されて
後、供給タンク40に放出される。
図示しなワークに噴射された冷却液にワークに付着して
いた油が混合する。そして、回収タンク13、23、33に落
下した冷却液lは、集液タンク50の入口側集液部50aに
入った後、仕切り壁52の開口52aを通過して集液タンク5
0の出口側集液部50bに至る。入口側集液部50aの表面部
分に浮いている油の大半は、仕切り壁52の金網52bを通
って出口側集液部50bに移動する。出口側集液部50bの下
部の殆ど油を含んでいない冷却液lは、冷却液戻しポン
プ54によって吸引され、冷却液クーラ55で冷却されて
後、供給タンク40に放出される。
集液タンク50の出口側集液部50bの上部の冷却液l1は油
を多く含んでおり、この冷却液l1はオーバーフロータン
ク51に溢れてから、冷却液移送ポンプ57によって吸引さ
れて油水分離タンク60に入る。油水分離タンク60に入っ
た冷却液l1は、徐々に、上部の油の含有率が極めて高い
油層60aと、中央部分のかなり油を含んだ油水混合層60b
と、下部の殆ど油を含まない冷却液層60cとに分離す
る。
を多く含んでおり、この冷却液l1はオーバーフロータン
ク51に溢れてから、冷却液移送ポンプ57によって吸引さ
れて油水分離タンク60に入る。油水分離タンク60に入っ
た冷却液l1は、徐々に、上部の油の含有率が極めて高い
油層60aと、中央部分のかなり油を含んだ油水混合層60b
と、下部の殆ど油を含まない冷却液層60cとに分離す
る。
油水分離タンク60から溢れた油層60aは油タンク61に入
り、油タンク61内に一定量の油層60aが溜まると、配管6
3を介して廃油焼却炉62に送られて焼却される。また、
冷却液層60cは、その下部から配管64を介して冷却液貯
留タンク63に送られてこのタンク63に貯留され、冷却液
移送ポンプ66によって集液タンク50の入口側集液部50a
に戻される。なお、油水分離タンク60内の油水混合層60
b内の油は時間の経過とと共に上昇して油層60aに移動す
る。
り、油タンク61内に一定量の油層60aが溜まると、配管6
3を介して廃油焼却炉62に送られて焼却される。また、
冷却液層60cは、その下部から配管64を介して冷却液貯
留タンク63に送られてこのタンク63に貯留され、冷却液
移送ポンプ66によって集液タンク50の入口側集液部50a
に戻される。なお、油水分離タンク60内の油水混合層60
b内の油は時間の経過とと共に上昇して油層60aに移動す
る。
本実施例における前記油層60a、油水混合層60bおよび冷
却液層60cの含水率と比重は以下の通りであって、本実
施例の油水分離システムが良好に作動していることを示
している。
却液層60cの含水率と比重は以下の通りであって、本実
施例の油水分離システムが良好に作動していることを示
している。
含水率(%) 比重 油層60a 7.2 0.84 油水混合層60b 35 0.94 冷却液層60c 97 0.99 なお、本実施例では三つの焼入ステーションの例を説明
したが、焼入ステーションの数は任意でよい。
したが、焼入ステーションの数は任意でよい。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案の焼入冷却液の油水分離シ
ステムは、ワークの焼入に使用されて油が混合した冷却
液が落下して収容される回収タンクと、この回収タンク
から導出された冷却液を集める集液タンクと、集液タン
クの上部から溢れた冷却液を収納するオーバーフロータ
ンクと、このオーバーフロータンクから導出した冷却液
を収容し且つ重力によって油水分離を行う油水分離タン
クと、この油水分離タンクの上部に浮いた油が溢れて収
容される油タンクとを備えている。
ステムは、ワークの焼入に使用されて油が混合した冷却
液が落下して収容される回収タンクと、この回収タンク
から導出された冷却液を集める集液タンクと、集液タン
クの上部から溢れた冷却液を収納するオーバーフロータ
ンクと、このオーバーフロータンクから導出した冷却液
を収容し且つ重力によって油水分離を行う油水分離タン
クと、この油水分離タンクの上部に浮いた油が溢れて収
容される油タンクとを備えている。
従って、本考案の焼入用冷却液の油水分離システムは、
構造が簡単でそれ故低廉であるにもかかわらず、焼入用
冷却液から良好に油水分離を行うことができる。
構造が簡単でそれ故低廉であるにもかかわらず、焼入用
冷却液から良好に油水分離を行うことができる。
第1図は本発明の一実施例の概略構成図である。 13、23、33……冷却液噴射ジャケット、50……集液タン
ク、51……オーバーフロータンク、60……油水分離タン
ク、61……油タンク。
ク、51……オーバーフロータンク、60……油水分離タン
ク、61……油タンク。
Claims (1)
- 【請求項1】ワークの焼入に使用されて油が混合した冷
却液が落下して収容される回収タンクと、この回収タン
クから導出された冷却液を集める集液タンクと、集液タ
ンクの上部から溢れた冷却液を収納するオーバーフロー
タンクと、このオーバーフロータンクから導出された冷
却液を収容し且つ重力によって油水分離を行う油水分離
タンクと、この油水分離タンクの上部に浮いた油が溢れ
て収容される油タンクとを備えたことを特徴とする焼入
用冷却液の油水分離システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4032390U JPH0643172Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 焼入用冷却液の油水分離システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4032390U JPH0643172Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 焼入用冷却液の油水分離システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04647U JPH04647U (ja) | 1992-01-07 |
| JPH0643172Y2 true JPH0643172Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31550015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4032390U Expired - Fee Related JPH0643172Y2 (ja) | 1990-04-16 | 1990-04-16 | 焼入用冷却液の油水分離システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643172Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-16 JP JP4032390U patent/JPH0643172Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04647U (ja) | 1992-01-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |