JPH0643186Y2 - 直進性搬送用ベルト - Google Patents

直進性搬送用ベルト

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JPH0643186Y2
JPH0643186Y2 JP1989081778U JP8177889U JPH0643186Y2 JP H0643186 Y2 JPH0643186 Y2 JP H0643186Y2 JP 1989081778 U JP1989081778 U JP 1989081778U JP 8177889 U JP8177889 U JP 8177889U JP H0643186 Y2 JPH0643186 Y2 JP H0643186Y2
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JP
Japan
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belt
canvas
center line
warp
twisted
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JP1989081778U
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JPH0322080U (ja
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正昭 浅妻
栄市 佐藤
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は直進性搬送用ベルトに関し、ベルト走行時、
ベルトの蛇行、片寄り運行の発生を抑制しうる直進性搬
送用平ベルトに関する。
(従来の技術) 従来、搬送用ベルトにあって、走行中の蛇行あるいは片
寄り運行の防止策として、ベルトの構造面から、ベルト
裏面にV形帯状ガイドを突設し、一方これに対応してプ
ーリ周面にV形環状溝を設け、該V形環状溝内にV形帯
状ガイドを嵌合する外部付加型の蛇行防止手段が、また
実開昭51−56459号公報にその一例を示すように、ベル
ト本体内に埋設した帆布製抗張体をして、S撚りの撚糸
およびZ撚りの撚糸とがベルト長手方向に交互に配列さ
れて製織された構造からなるベルトのように、ベルトの
構成部材に内在する性質を積極的に利用した内部改良型
の蛇行防止手段などが提案開示されている。
(考案が解決しようとする課題) ベルトの蛇行および片寄り走行の防止を目的とするその
一例を示した前記外部付加型手段にあっては、機構的に
その分複雑化し、またその保守面でも手数がかかり、製
品は割高なものとなる。
また前記内部改良型の一例として示したベルトの芯体帆
布を構成する帆布の経糸をS撚りの撚糸とZ撚りの撚糸
との交互配列としたものは、ベルト内部に完全に埋設さ
れた構造であるため、ベルト走行時、幅方向の振れがあ
り、蛇行および片寄り走行防止の効果面で、十分満足す
るには至っていない。
この考案はベルトの抗張体としての芯体帆布の、ベルト
における配設位置、芯体帆布を構成する撚糸の組合せ、
さらに帆布の織製限定などなど、ベルトの補強芯体帆布
に内在する性能を有効に利用して、ベルトの走行時の蛇
行、片寄り運行を防止しうる直進性搬送用ベルトを提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するために、この考案に係る直進性搬送
用ベルトはつぎのような構成としている。
すなわち、この考案に用いられる抗張体としての芯体帆
布は、ベルトの下面に一体配設され、この芯体帆布を構
成するベルト長手方向に一致する経糸は、ベルト下面側
より見た折、ベルトの幅方向の中央線X−Xの左側はZ
撚りの撚糸のみを、一方右側にはS撚り撚糸のみが配さ
れている。この芯体帆布は綾織または朱子織帆布にて構
成され、この織製手段の採用により、緯糸よりその露出
域を拡大せしめた経糸の浮きと緯糸の沈みとに伴って表
現される組織図の幾何学的パターンは、前記ベルト幅の
中央線X−Xを中心にベルト下面にて左右対称に顕出さ
れ、かつ経糸の浮き部がベルト進行方向に向って、前記
中心線X−X部に2.5°〜87.5°の入斜角度をもって集
まるよう織製されていることを特徴とする。
(作用) ベルト下面に配した補強芯体帆布を前記構成とすること
により、ベルト走行時に、ベルト下面がプーリあるいは
ガイドテーブルと接触すると、接触する帆布面の緯糸に
比べて多量に隆出した経糸はその撚り方向と帆布におけ
る織糸によって表現される織模様はベルト幅方向の中央
線X−Xを中心に左右対称の幾何学的パターンの影響に
よって帆布を構成し、かつベルト走行方向に一致して配
された経糸の撚り方向の集団性により、帆布の移動偏向
力はベルトの幅方向の中央部にベルト進行方向より斜方
向に集まり、ベルト自体が、ベルト進行方向に一致する
ベルトの中央線X−Xに力が集中して、ベルトの蛇行ま
たは片寄り走行現象の発生を抑制する結果となる。
(実施例) つぎにこの考案に係る直進性搬送用ベルトの具体的実施
例を図面を用いて説明する。
第1図はこの考案を実施したベルトの一部の斜視図で、
特に最もその構造簡易な範ちゅうに入るベルトを示した
もので、搬送ベルト(1)はベルト下面に芯体層(4)
を配し、その上面をカバー層(5)にて被覆した積層体
にて構成されている。即ち、芯体層(4)はポリエステ
ル,ナイロン,ビニロン,芳香族ポリアミドなどの合成
繊維または綿,麻などの天然繊維からなるマルチフィラ
メント糸、モノフィラメント糸またはスパン糸などの伸
びの少ない強靱性に富む繊維にて織製された補強芯体帆
布(2)に、熱可塑性樹脂(3)を含浸せしめて構成さ
れている。一方その上面のカバー層(5)はウレタン樹
脂,軟質塩化ビニル樹脂またはポリエステル樹脂などの
熱可塑性エラストマー、あるいはゴムなどの熱硬化性エ
ラストマーを積層貼着した構成からなる。
この考案は、ベルトの下面に配された芯体層(4)を構
成する補強芯体帆布(2)にその特徴を有し、この芯体
帆布(2)は、ベルト長手方向に一致する経糸がベルト
下面にて、緯糸に比べて十分多量に露出している織布で
あることが必須の要件で、この要件を満足せしめる織製
手段としては、綾織(斜文織)または朱子織をあげるこ
とができる。つぎに第2図に示す綾織芯体帆布の一部の
ベルト下面方向より見た平面図にその一例をとりなが
ら、この考案の説明をつづけると、この帆布(2)を構
成するベルト長手方向に一致する経糸(6)はベルトの
幅方向中央線X−X位置にて、その左側部分にZ撚りの
撚糸(6Z)のみを配し、また右側部分にはS撚りの撚糸
(6S)のみが配されている。なお、(7)は帆布(2)
を構成するベルト幅方向に一致する緯糸群である。
以上の綾織帆布2は織布を構成する経糸(6)および緯
糸(7)の両糸群の二つの交錯方式、すなわち経糸が緯
糸の上に出るか、経糸が緯糸の下に入るかによって作ら
れる「浮き」と「沈み」の交錯点である組織点の変化に
よって特定の幾何学的パターンを表現している(第3図
参照)。そしてこの考案に係る帆布の経糸(6)の凸部
即ち「浮き」はベルト長手方向に一致する矢印Aにて示
すベルト進行方向において、ベルト幅方向の中央線X−
X部に集まるように中央線に対して交叉する所定の入斜
角度θが2.5°〜87.5°の範囲に設定されている。
なお、第3図は、第2図に示す綾織帆布の経糸(6)の
浮き部分を黒にて、一方緯糸の沈み部分を白にて示した
組織点の集まりを示す組織図であり、この幾何学的パタ
ーンはベルト幅方向中央線X−X部にて左右対称模様を
顕出している。
つぎにベルトの幅方向中央線X−X部の左側部分にZ撚
りの撚糸(6Z)群のみを、また右側部分にS撚りの撚糸
(6S)群のみを配したことによる作用を説明するに、第
4図は帆布を構成するZ撚りおよびS撚りの各撚糸経糸
の力学的作用を説明する図であるが、経糸(6)の伸び
方向と一致するベルト長手方向に張力を与えると、Z撚
り撚糸(6Z)の各々には、Pzの引張力と共に、撚り方向
にPz′の捩り力(撚り方向の分力)が生じ、これらを合
成すると、Pの合成引張力が生じるに伴い、P′の合成
捩り力が生じ、この結果、ベルトはベルト長手方向に走
行しながら撚りの方向(P′の方向)に移動せんとする
力が作用する。
また、S撚り撚糸(6S)の各々にもPsの引張力と共に、
撚り方向にPs′の捩り力が生じ、これらを合成すると、
Pの合成引張力が生じるに伴い、P′の合成捩り力が生
じ、この結果、ベルトはベルト長手方向に走行しながら
撚りの方向(P′の方向)に移動せんとする力が生ず
る。
これにより、Z撚り撚糸(6Z)群およびS撚り撚糸(6
S)群にそれぞれ内在するベルト走行中、撚り方向
(P′の方向)へ移動せんとする力はベルトの幅中央線
X−X部に集中し、Z撚りおよびS撚りの両撚糸の撚り
の方向の捩り力は、ベルトの幅中央線X−X上にて相殺
され、走行中のベルトの左右の振れ、延いては蛇行およ
び片寄り現象の発生は抑制される。
また、この撚りの方向への移動せんとする力(P′の方
向)は、ベルトの幅中央線部にてZ撚りおよびS撚りの
両撚糸によって表現される組織点の集まりを示す組織図
が左右対称であるとにより、さらにベルトの蛇行走行抑
止効果は確実なものとなる。
なお、この考案にあっては、少なくともベルトの下面に
は芯体帆布(2)が存在することが要件となるも、芯体
帆布が複数枚使用される折には、ベルトの最下面側に位
置する帆布のみは、以上詳述した要件を具備することが
必須の条件となるも、他の芯体帆布は特に以上述べた条
件を保有する必要はない。
(考案の効果) 搬送用ベルトの蛇行または片寄り走行の発生の主要因
は、ベルトの補強芯体が帆布をもって構成されている場
合、ベルト長手方向に一致して配された帆布の経糸に影
響されるところ大である。
この考案においては、ベルト下面に配された補強芯体帆
布をして、ベルト下面にて緯糸より経糸をしてその露出
領域を増大せしめるべく、綾織または朱子織となし、ま
たベルトの走行方向に一致するベルトの幅方向の中央線
X−Xを中心に、織布を構成するベルト長手方向に一致
して配された経糸の撚り方向をZ撚りおよびS撚りとそ
れぞれ同一の撚り方向を有する撚糸の集合体をもって織
製することにより、各集団撚糸の撚りの方向をベルトの
幅方向の中心線に対して斜方向より集中せしめ、かつ綾
織または朱子織のベルト下面にて顕出する織り模様を、
前記中央線を中心に左右対称に配列せしめることによ
り、ベルト走行時の偏向力はベルト中央部に集中せしめ
ることができ、これによってベルトの蛇行および片寄り
走行の発生を大幅に抑制でき、望まれるベルトの搬送機
能を十分発揮せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施した直進性搬送用ベルトの一部
の斜視図、第2図は芯体帆布として用いられる綾織帆布
の一部のベルト下面側より見た折の平面図、第3図は第
2図に示す綾織帆布の経糸の浮き部分を黒にて、一方緯
糸の沈み部分を白にて示した組織点の集まりを示す組織
図、第4図はベルトの幅方向中央線をはさんで左右にそ
れぞれ配されたZ撚りおよびS撚りの撚糸経糸の力学的
作用を説明する図である。 (1)…搬送用ベルト (2)…補強用芯体帆布 (4)…芯体層 (5)…カバー層 (6Z)…Z撚り撚糸からなる経糸 (6S)…S撚り撚糸からなる経糸 (7)…緯糸 X−X…ベルトの幅方向中央線 θ…経糸浮き部の入斜角度

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルト本体の下面には芯体帆布が一体に露
    出配設され、この芯体帆布を構成するベルト長手方向に
    一致して配された経糸は、ベルト下面側より見た折、ベ
    ルトの幅方向中央線X−Xの左側はZ撚り撚糸のみ、一
    方右側はS撚り撚糸のみが配されてなる織製布にて構成
    されている直進性搬送用ベルト。
  2. 【請求項2】芯体帆布は綾織、朱子織のうち、いずれか
    一方の織製布にて構成されている請求項1記載の直進性
    搬送用ベルト。
  3. 【請求項3】帆布の経糸の浮きと緯糸の沈みにて表現さ
    れる組織図の幾何学的パターンは、ベルト下面にて、前
    記中央線X−Xを中心に左右対称に顕出され、かつ経糸
    の浮き部が、ベルト進行方向に向けて前記中央線に対し
    て所定の角度をもって集まるよう織製されている請求項
    1又は2記載の直進性搬送用ベルト。
  4. 【請求項4】帆布の経糸の浮き部によって表現されるベ
    ルト進行方向に向けて前記中央線X−Xに対して集まる
    入斜角度θは2.5°〜87.5°の範囲に設定されている請
    求項3記載の直進性搬送用ベルト。
JP1989081778U 1989-07-12 1989-07-12 直進性搬送用ベルト Expired - Lifetime JPH0643186Y2 (ja)

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JPH0322080U JPH0322080U (ja) 1991-03-06
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