JPH064324U - パイプエキゾーストマニホールド - Google Patents

パイプエキゾーストマニホールド

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Publication number
JPH064324U
JPH064324U JP4297392U JP4297392U JPH064324U JP H064324 U JPH064324 U JP H064324U JP 4297392 U JP4297392 U JP 4297392U JP 4297392 U JP4297392 U JP 4297392U JP H064324 U JPH064324 U JP H064324U
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
exhaust manifold
head flange
head
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP4297392U
Other languages
English (en)
Inventor
賢司 小野
Original Assignee
カルソニック株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by カルソニック株式会社 filed Critical カルソニック株式会社
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Publication of JPH064324U publication Critical patent/JPH064324U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、パイプエキゾーストマニホールド
に関し、ヘッドフランジとパイプとの溶接による接続を
なくして、熱応力や振動応力に対するパイプの亀裂の発
生を防止したエキゾーストマニホールドを提供すること
を目的とする。 【構成】 シリンダヘッド19に取り付くヘッドフラン
ジ31と、当該ヘッドフランジ31に設けたパイプ取付
孔35に挿着される複数本の金属製パイプ37とからな
るパイプエキゾーストマニホールドに於て、上記ヘッド
フランジ31のシール面39に、各パイプ取付孔35を
中心として底部41に環状の凹溝43を有する凹部45
を夫々形成すると共に、各金属製パイプ37の挿入側端
部を外方に折曲して上記凹溝43に係合する係合部47
を設け、当該係合部47と凹溝43との間に緩衝材49
を充填した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両排気系に装着されるパイプエキゾーストマニホールドの改良に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両排気系には、エンジンから放出される排気ガスを1本に纏めて消音 器に送るエキゾーストマニホールドがエンジンのシリンダヘッドに接続されてい るが、昨今では、実開平3−122227号公報に開示されるように、鋳造製の エキゾーストマニホールドよりも軽く内面の空気抵抗の少ないパイプエキゾース トマニホールドが多くの車両に装備されている。
【0003】 図3はこの種のパイプエキゾーストマニホールドを示し、図中、1はV型6気 筒エンジンの右バンクに接続されるパイプエキゾーストマニホールド(以下、「 エキゾーストマニホールド」という)で、当該エキゾーストマニホールド1は、 先端を略L字状に折曲した1本のステンレス製のパイプ3と、当該パイプ3に接 続された2本の短いステンレス製のパイプ5,7が、夫々、ヘッドフランジ9の パイプ取付孔11に取り付けられている。そして、上記パイプ3の下流側は、フ ランジ13,15を介してフロントチューブ17に接続されている。
【0004】 而して、上記ヘッドフランジ9へのパイプ3,5,7の取り付けは、図4に示 すようにヘッドフランジの9の取付孔11に各パイプ3,5,7を挿入し、それ らの外周と取付孔11との間を溶接することによって行われている。
【0005】 そして、上記各取付孔11をシリンダヘッド19の各エキゾーストポート21 に一致させて、ヘッドフランジ9をシリンダヘッド19にボルト締めすることに より、エキゾーストマニホールド1がシリンダヘッド19に接続されている。 尚、図4中、23はガスケット、25はヘッドフランジ9に設けたボルト貫通孔 、27は当該ボルト貫通孔25を貫通してシリンダヘッド19に螺着された取付 ボルト、そして、29はワッシャである。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、一般に、エキゾーストマニホールドは高温の排気ガスの影響で膨張 ,収縮を繰り返し、シリンダヘッドに取り付くヘッドフランジが変形することが 知られている。
【0007】 而して、上記エキゾーストマニホールド1にあっても、エンジンの稼働によっ て各パイプ3,5,7内を高温の排気ガスが流下するため、その熱サイクルによ るエキゾーストマニホールド1の膨張,収縮で、ヘッドフランジ9が変形してい るのが実情である。
【0008】 然し、斯様にエキゾーストマニホールド1の膨張,収縮によってヘッドフラン ジ9が変形すると、ヘッドフランジ9とパイプ3,5,7との溶接部に応力が集 中し、而も、溶接部の粒界腐食といった問題も相俟って、長期に亘り当該溶接部 に応力が集中すると、パイプ3,5,7の溶接部に亀裂が発生してしまう虞があ った。
【0009】 又、ヘッドフランジ9の変形防止として、従来、ヘッドフランジ9の板厚を厚 くすることが図られているが、斯様に板厚を厚くすると重量が大きくなって燃費 が嵩むことになり、必ずしも好ましいものではなかった。
【0010】 更に又、エンジンからの振動応力も、同様に溶接部に亀裂を発生させる一因と なっている。 本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもので、ヘッドフランジとパイプとの溶 接による接続をなくして、熱応力や振動応力に対するパイプの亀裂の発生を防止 したエキゾーストマニホールドを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
斯かる目的を達成するため、本考案は、シリンダヘッドに取り付くヘッドフラ ンジと、当該ヘッドフランジに設けたパイプ取付孔に挿着される複数本の金属製 パイプとからなるエキゾーストマニホールドに於て、上記ヘッドフランジのシー ル面に、各パイプ取付孔を中心として底部に環状の凹溝を有する凹部を夫々形成 すると共に、各金属製パイプの挿入側端部を外方に折曲して上記凹溝に係合する 係合部を設け、当該係合部と凹溝との間に緩衝材を充填したものである。
【0012】
【作用】
本考案によれば、シリンダヘッドにヘッドフランジをボルト締めすると、緩衝 材が係合部の加工時に於ける寸法誤差を吸収すると共に、パイプのガタつきを防 止する。
【0013】 又、パイプを流下する排気ガスの影響によってエキゾーストマニホールドが膨 張,収縮を繰り返してヘッドフランジが変形しても、パイプは従来の如くヘッド フランジに固着された状態ではなく、緩衝材を介してその係合部が凹溝内に係合 し、而も、パイプが当該緩衝材を介してヘッドフランジとシリンダヘッドとの間 に挾持された構造であるから、パイプがヘッドフランジに対して自由性を有し、 パイプに応力が掛かることがない。
【0014】
【実施例】
以下、本考案に係るエキゾーストマニホールドの一実施例を図面に基づき詳細 に説明する。尚、図4に示す従来例と同一のものは同一符号を付してそれらの説 明は省略する。
【0015】 図1に於て、31は本実施例に係るエキゾーストマニホールド33のヘッドフ ランジで、当該ヘッドフランジ31にはシリンダヘッド19のエキゾーストポー ト21に対応して複数のパイプ取付孔35が形成されており、各パイプ取付孔3 5に、夫々、ステンレス製のパイプ37が挿着されている。
【0016】 そして、ヘッドフランジ31のシール面39には、各パイプ取付孔35を中心 として底部41に環状の凹溝43を有する凹部45が、各パイプ取付孔35毎に 形成されている。
【0017】 一方、各パイプ37には、その挿入側端部を外方へカーリング加工して上記凹 溝43に係合する係合部47が形成されており、当該係合部47と凹溝41との 間に、ステンレスメッシュからなる緩衝材49が充填されている。その他、図中 、51は凹部45内に装着されたアスベスト等のリングガスケットである。
【0018】 而して、ヘッドフランジ31へのパイプ37の取り付けは、図2に示すように パイプ37を夫々ヘッドフランジ31の表面53側から各パイプ取付孔35に挿 入した後、パイプ37の挿入側端部37aを外方へカーリング加工して、上記凹 溝43に係合する係合部47を形成する。そして、凹溝43内に緩衝材49を充 填するか、或いは係合部47に緩衝材49を巻き付けた後、パイプ37又はヘッ ドフランジ31を移動して係合部47を凹溝43に係合させればよい。
【0019】 そして、然る後、凹部45内にリングガスケット51を装着して、ヘッドフラ ンジ31をシリンダヘッド19に取付ボルト27でボルト締めすれば、本実施例 に係るエキゾーストマニホールド33がシリンダヘッド19に接続されることと なる。
【0020】 本実施例はこのように構成されているから、従来と同様、エキゾーストポート 21を介してエンジンから放出された排気ガスは、各パイプ37を経てフロント チューブ17から消音器に送られることとなる。
【0021】 そして、シリンダヘッド19へのヘッドフランジ31のボルト締めによって、 リングガスケット51がシリンダヘッド19とパイプ37の間で圧接されている ので、当該リングガスケット51がシリンダヘッド19とヘッドフランジ31の 間からの排気ガスの漏れを防止し、又、上記緩衝材49が係合部47の加工時に 於ける寸法誤差を吸収すると共に、パイプ37のガタつきを防止する。
【0022】 又、パイプ37を流下する排気ガスの影響によってエキゾーストマニホールド 33が膨張,収縮を繰り返してヘッドフランジ31が変形しても、本実施例に於 ける各パイプ37は従来の如くヘッドフランジ31に固着された状態ではなく、 緩衝材49を介してその係合部47が凹溝43内に係合し、而も、パイプ37が 当該緩衝材49とリングガスケット51を介してヘッドフランジ31とシリンダ ヘッド19とで挾持された構造であるから、パイプ37がヘッドフランジ31に 対して自由性を有し、そのため、エキゾーストマニホールド33の膨張,収縮に よるヘッドフランジ9の変形に対してパイプ37に応力が掛かることがないし、 又、エンジンからの振動入力に対してパイプ37に応力が掛かることもない。
【0023】 このように、本実施例によれば、熱応力や振動応力がパイプ37に掛かること がなく、而も、本実施例は、パイプ37をヘッドフランジ31に取り付けるに当 たり溶接を廃止したため、溶接による粒界腐食の発生の虞がないことも相俟って 、熱応力や振動応力に対するパイプ37の亀裂の発生が防止でき、エキゾースト マニホールド33の耐久性が従来に比し著しく向上することとなった。
【0024】 而も、本実施例によれば、ヘッドフランジ31の変形を防止するために、その 板厚を厚くする必要もない。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案は、金属製のパイプをヘッドフランジに取り付ける に当たり溶接を廃止し、而も、確実なシール性を維持しつつパイプに熱応力や振 動入力が掛からない構造としたので、パイプに亀裂が発生する虞がなくなり、従 来に比しエキゾーストマニホールドの耐久性が向上することとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るエキゾーストマニホー
ルドの要部断面図である。
【図2】ヘッドフランジへのパイプの取付方法を示す要
部断面図である。
【図3】従来のエキゾーストマニホールドの斜視図であ
る。
【図4】従来のエキゾーストマニホールドのヘッドフラ
ンジとパイプの取付構造の断面図である。
【符号の説明】
31 ヘッドフランジ 33 エキゾーストマニホールド 35 パイプ取付孔 37 パイプ 39 シール面 41 底部 43 凹溝 45 凹部 47 係合部 49 緩衝材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド(19)に取り付くヘッ
    ドフランジ(31)と、当該ヘッドフランジ(31)に
    設けたパイプ取付孔(35)に挿着される複数本の金属
    製パイプ(37)とからなるパイプエキゾーストマニホ
    ールドに於て、上記ヘッドフランジ(31)のシール面
    (39)に、各パイプ取付孔(35)を中心として底部
    (41)に環状の凹溝(43)を有する凹部(45)を
    夫々形成すると共に、各金属製パイプ(37)の挿入側
    端部(37a)を外方に折曲して上記凹溝(43)に係
    合する係合部(47)を設け、当該係合部(47)と凹
    溝(43)との間に緩衝材(49)を充填したことを特
    徴とするパイプエキゾーストマニホールド。
JP4297392U 1992-06-22 1992-06-22 パイプエキゾーストマニホールド Pending JPH064324U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4297392U JPH064324U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 パイプエキゾーストマニホールド

Applications Claiming Priority (1)

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JP4297392U JPH064324U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 パイプエキゾーストマニホールド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH064324U true JPH064324U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12650987

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4297392U Pending JPH064324U (ja) 1992-06-22 1992-06-22 パイプエキゾーストマニホールド

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JP (1) JPH064324U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5634874A (en) * 1979-08-29 1981-04-07 Den Noritaka Lock for shutter

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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