JPH0643431A - 平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法 - Google Patents
平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法Info
- Publication number
- JPH0643431A JPH0643431A JP4070993A JP4070993A JPH0643431A JP H0643431 A JPH0643431 A JP H0643431A JP 4070993 A JP4070993 A JP 4070993A JP 4070993 A JP4070993 A JP 4070993A JP H0643431 A JPH0643431 A JP H0643431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- pulse
- electrode
- display device
- waveform
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 20
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 title claims abstract description 7
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 14
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 2
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000003197 catalytic effect Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000005566 electron beam evaporation Methods 0.000 description 1
- 238000005530 etching Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 239000005262 ferroelectric liquid crystals (FLCs) Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 双安定性を有する平面型表示デバイスにおい
て、選択時の保持パルスとこれに続く非選択時のパルス
とが同極性となる場合においても駆動マージンの減少を
防ぎ、良好な画質を得ることができるマトリックス駆動
方法を提供する。 【構成】 画素のリセット状態を反転させる有効パルス
と同極性でリセット状態を保持させる保持パルスの直後
に、走査電極の信号および信号電極の信号の少くとも一
方を進角させることにより保持パルスと逆極性のパルス
を形成した。
て、選択時の保持パルスとこれに続く非選択時のパルス
とが同極性となる場合においても駆動マージンの減少を
防ぎ、良好な画質を得ることができるマトリックス駆動
方法を提供する。 【構成】 画素のリセット状態を反転させる有効パルス
と同極性でリセット状態を保持させる保持パルスの直後
に、走査電極の信号および信号電極の信号の少くとも一
方を進角させることにより保持パルスと逆極性のパルス
を形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、双安定性を有する平面
型表示デバイスに適用されるマトリックス駆動方法に関
するものである。
型表示デバイスに適用されるマトリックス駆動方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術および発明の背景】高速スイッチング特性
と双安定性(メモリー性)とを有する強誘電性液晶など
の平面型表示デバイスが公知である。この種のもので
は、走査電極に加えるリセット信号によりこの走査電極
上の全画素を暗(または明)に強制的にリセットするリ
セット期間と、この走査電極に選択信号を加える一方、
所定の画素に対する信号電極(表示電極)に明(または
暗)の書込み信号を加えることにより、この選択信号と
信号電極とが交差する画素を明(または暗)に書込む書
込み期間とを有する。
と双安定性(メモリー性)とを有する強誘電性液晶など
の平面型表示デバイスが公知である。この種のもので
は、走査電極に加えるリセット信号によりこの走査電極
上の全画素を暗(または明)に強制的にリセットするリ
セット期間と、この走査電極に選択信号を加える一方、
所定の画素に対する信号電極(表示電極)に明(または
暗)の書込み信号を加えることにより、この選択信号と
信号電極とが交差する画素を明(または暗)に書込む書
込み期間とを有する。
【0003】ここにこの液晶としては、画素に加わる電
圧と時間の積(以下この積を有効値という)によって明
(または暗)に書換えられる特性を持つものが使用でき
る。この場合には、明(または暗)に書込むための信号
(有効パルスという)として必要な最小の有効値と、リ
セットされて暗となった画素を暗のままに保つための信
号(保持パルスという)として超えてはならない最大の
有効値との比ができるだけ大きいことが望ましい。
圧と時間の積(以下この積を有効値という)によって明
(または暗)に書換えられる特性を持つものが使用でき
る。この場合には、明(または暗)に書込むための信号
(有効パルスという)として必要な最小の有効値と、リ
セットされて暗となった画素を暗のままに保つための信
号(保持パルスという)として超えてはならない最大の
有効値との比ができるだけ大きいことが望ましい。
【0004】この有効値の差あるいは比は駆動マージン
に大きな影響を及ぼす。ここに駆動マージンは有効値の
差あるいは比だけでなく、液晶自身の性質や電気抵抗に
よる信号延滞などにより変化するが、有効値の差あるい
は比を大きくすることによりこの駆動マージンを大きく
することができ、これにより表示画面の画質を向上し安
定化させることができる。そこで以後この有効値の差あ
るいは比を駆動マージン指数ということにする。
に大きな影響を及ぼす。ここに駆動マージンは有効値の
差あるいは比だけでなく、液晶自身の性質や電気抵抗に
よる信号延滞などにより変化するが、有効値の差あるい
は比を大きくすることによりこの駆動マージンを大きく
することができ、これにより表示画面の画質を向上し安
定化させることができる。そこで以後この有効値の差あ
るいは比を駆動マージン指数ということにする。
【0005】一般にこの種の表示装置では、電極内の電
気抵抗による電圧降下、温度変化による液晶の特性変
化、液晶表示板の製品の特性バラツキ、表示対象による
フレーム周波数の変化、等の種々の表示条件の変化によ
り、画質が変化する。しかしこの駆動マージン指数を大
きくすることによりこれら表示条件の変化による影響を
小さくすることができる。
気抵抗による電圧降下、温度変化による液晶の特性変
化、液晶表示板の製品の特性バラツキ、表示対象による
フレーム周波数の変化、等の種々の表示条件の変化によ
り、画質が変化する。しかしこの駆動マージン指数を大
きくすることによりこれら表示条件の変化による影響を
小さくすることができる。
【0006】図10は走査電極配置と全体構成の概念を
示す平面図、図11は従来の2パルス駆動法による各部
の波形図であり、交流化信号の進角がない場合を示す。
図12はこの図11の各信号の組合せによる駆動信号の
波形を示す図である。
示す平面図、図11は従来の2パルス駆動法による各部
の波形図であり、交流化信号の進角がない場合を示す。
図12はこの図11の各信号の組合せによる駆動信号の
波形を示す図である。
【0007】図10でX1 〜X5 は走査電極(CO
M)、Y1 〜Y5 は表示電極(信号電極)(SEG)で
ある。ここでは説明を簡単にするため両電極はそれぞれ
5本だけ示しているが、実際には非常に多数の電極を有
することは勿論である。これらの電極はそれぞれドライ
バDX 、DY により駆動される。画像信号はコントロー
ラCに入力され、各ドライバDX 、DY はこのコントロ
ーラCの出力に従って各電極X1 〜X5 、Y1 〜Y5 に
所定の信号を選出する。
M)、Y1 〜Y5 は表示電極(信号電極)(SEG)で
ある。ここでは説明を簡単にするため両電極はそれぞれ
5本だけ示しているが、実際には非常に多数の電極を有
することは勿論である。これらの電極はそれぞれドライ
バDX 、DY により駆動される。画像信号はコントロー
ラCに入力され、各ドライバDX 、DY はこのコントロ
ーラCの出力に従って各電極X1 〜X5 、Y1 〜Y5 に
所定の信号を選出する。
【0008】各ドライバDX 、DY にはそれぞれ複数の
定電圧VC1〜VC4、VS1〜VS4が入力され、各ドライバ
DX 、DY はこれらの電圧のいずれかを選択して出力す
るためのアナログスイッチ群を内蔵する。このスイッチ
群はコントローラCから送られるデータ信号と交流化信
号(以下M信号あるいはMという)とによってオン・オ
フ制御され、図11の“出力”の欄に示す波形の信号を
走査電極Xと信号電極Yとに出力する。
定電圧VC1〜VC4、VS1〜VS4が入力され、各ドライバ
DX 、DY はこれらの電圧のいずれかを選択して出力す
るためのアナログスイッチ群を内蔵する。このスイッチ
群はコントローラCから送られるデータ信号と交流化信
号(以下M信号あるいはMという)とによってオン・オ
フ制御され、図11の“出力”の欄に示す波形の信号を
走査電極Xと信号電極Yとに出力する。
【0009】この図11においてSEGは信号電極Yに
関する信号をCOMは走査電極Xに関する信号を示す。
ドライバDX には、選択期間の2τの期間中ONとなる
データ信号と、これを交流化するためのM信号とが入力
される。M信号はτの周期でOFFからONに変化し、
これらに基づきドライバDX は、図11のCOMの“出
力”の欄に示すようにVC1からVC2に変化するステップ
状信号を出力する。また非選択期間の2τ中には、デー
タ信号がOFFとなり、“出力”はVC4からVC3に変化
するステップ状信号となる。
関する信号をCOMは走査電極Xに関する信号を示す。
ドライバDX には、選択期間の2τの期間中ONとなる
データ信号と、これを交流化するためのM信号とが入力
される。M信号はτの周期でOFFからONに変化し、
これらに基づきドライバDX は、図11のCOMの“出
力”の欄に示すようにVC1からVC2に変化するステップ
状信号を出力する。また非選択期間の2τ中には、デー
タ信号がOFFとなり、“出力”はVC4からVC3に変化
するステップ状信号となる。
【0010】同様にドライバDY には、書込み時(ON
時)にONとなり、非書込み時(OFF時)にOFFと
なるデータ信号と、これを交流化するM信号とが入力さ
れ、その“出力”はON時にVS2からVS1に変化するス
テップ状波形となり、OFF時にはVS4からVS3に変化
するが両者は同一電圧に設定されているため一定電圧と
なる。
時)にONとなり、非書込み時(OFF時)にOFFと
なるデータ信号と、これを交流化するM信号とが入力さ
れ、その“出力”はON時にVS2からVS1に変化するス
テップ状波形となり、OFF時にはVS4からVS3に変化
するが両者は同一電圧に設定されているため一定電圧と
なる。
【0011】このように走査電極Xと信号電極Yにそれ
ぞれ前記のCOMの“出力”とSEGの“出力”とが印
加されると、両電極X、Yの交差領域の画素には(SE
G出力−COM出力)の電圧が加わる。この電圧波形は
図11に“合成波形”で示されたものとなる。なお以下
SEGの出力をSEG信号、COMの出力をCOM信号
という。
ぞれ前記のCOMの“出力”とSEGの“出力”とが印
加されると、両電極X、Yの交差領域の画素には(SE
G出力−COM出力)の電圧が加わる。この電圧波形は
図11に“合成波形”で示されたものとなる。なお以下
SEGの出力をSEG信号、COMの出力をCOM信号
という。
【0012】このように画素には正および負の直流のパ
ルス電圧が印加される。駆動パルスに直流成分が残って
いると素子の液晶が劣化する性質をもっているので、こ
の直流成分を打消すために正負のパルスを組合せるもの
である。本願ではこのような駆動を交流駆動という。
ルス電圧が印加される。駆動パルスに直流成分が残って
いると素子の液晶が劣化する性質をもっているので、こ
の直流成分を打消すために正負のパルスを組合せるもの
である。本願ではこのような駆動を交流駆動という。
【0013】今ある画素に対してONまたはOFFに書
込んだ(選択)後にこの同じ画素が非書込み(非選択)
となる時の、画素に加わる駆動信号すなわち合成波形
は、図12に(SEG−COM)で示すようになる。O
NまたはOFFの選択後の非選択時にSEG信号がON
になる場合とOFFになる場合、すなわち隣の走査線上
の同一信号電極上の画素(次画素)がONになる場合と
OFFになる場合とがあるから、それらの組合せにより
(A)〜(D)の4通りの場合が発生し得る。これらの
各場合で、明の書込みに寄与する(A)、(B)での有
効パルス、および暗を保持するための(C)、(D)に
おける保持パルスは斜線を付したものである。
込んだ(選択)後にこの同じ画素が非書込み(非選択)
となる時の、画素に加わる駆動信号すなわち合成波形
は、図12に(SEG−COM)で示すようになる。O
NまたはOFFの選択後の非選択時にSEG信号がON
になる場合とOFFになる場合、すなわち隣の走査線上
の同一信号電極上の画素(次画素)がONになる場合と
OFFになる場合とがあるから、それらの組合せにより
(A)〜(D)の4通りの場合が発生し得る。これらの
各場合で、明の書込みに寄与する(A)、(B)での有
効パルス、および暗を保持するための(C)、(D)に
おける保持パルスは斜線を付したものである。
【0014】斜線を付した有効パルスおよび保持パルス
の面積すなわち有効値は、それぞれの斜線領域に付記し
た。ここに用いる電圧Vs1〜Vs4、Vc1〜Vc4のは、使
用環境条件(温度、湿度、圧力等)、液晶素子の構成
(液晶成分、配向膜、絶縁膜、組立て方、注入法、ギャ
ップ厚等)、駆動電圧波形等によって最適に決められる
ものである。このようにして最大駆動電圧、バイアス比
を最適化するようにこれら電圧を決める。
の面積すなわち有効値は、それぞれの斜線領域に付記し
た。ここに用いる電圧Vs1〜Vs4、Vc1〜Vc4のは、使
用環境条件(温度、湿度、圧力等)、液晶素子の構成
(液晶成分、配向膜、絶縁膜、組立て方、注入法、ギャ
ップ厚等)、駆動電圧波形等によって最適に決められる
ものである。このようにして最大駆動電圧、バイアス比
を最適化するようにこれら電圧を決める。
【0015】ここでは各信号の電圧は次のように設定し
た。 VS1=VC1=4、 VS2=VC2=0、 VS3=VS4=2、 VC3=3、 VC4=1
た。 VS1=VC1=4、 VS2=VC2=0、 VS3=VS4=2、 VC3=3、 VC4=1
【0016】この有効値を比較して、(A)と(D)の
場合を区別して表示できるようにする必要があることが
解る。この場合の有効値の比すなわち駆動マージン指数
は4/3=1.3となる。しかし(D)の場合において
は、選択時(OFF)の正の保持パルスの次に続く非選
択時(OFF)の正のパルスが連続するために実質的な
保持パルスの有効値が2から3に増加したものであり、
このために駆動マージン指数が減少していることが解
る。
場合を区別して表示できるようにする必要があることが
解る。この場合の有効値の比すなわち駆動マージン指数
は4/3=1.3となる。しかし(D)の場合において
は、選択時(OFF)の正の保持パルスの次に続く非選
択時(OFF)の正のパルスが連続するために実質的な
保持パルスの有効値が2から3に増加したものであり、
このために駆動マージン指数が減少していることが解
る。
【0017】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、選択時の保持パルスとこれに続く非選択時
のパルスとが同極性となる場合においても駆動マージン
指数が減少するのを防ぎ、良好な画質を得ることができ
る平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法を提供す
ることを目的とする。
ものであり、選択時の保持パルスとこれに続く非選択時
のパルスとが同極性となる場合においても駆動マージン
指数が減少するのを防ぎ、良好な画質を得ることができ
る平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法を提供す
ることを目的とする。
【0018】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、走査電極お
よび信号電極の交差部に双安定性を有する画素を形成
し、前記走査電極に加えたリセット信号によりこの走査
電極上の全画素を暗または明の一方にリセットするリセ
ット期間と、選択信号を加えた前記走査電極と書込み信
号を加えた前記信号電極との交差部の画素を明または暗
に書込み記憶させる書込み期間とを有する平面型表示デ
バイスにおいて、前記画素のリセット状態を反転させる
有効パルスと同極性でリセット状態を保持させる保持パ
ルスの直後に、前記走査電極の信号および信号電極の信
号の少くとも一方を進角させることにより前記保持パル
スと逆極性のパルスを形成したことを特徴とする平面型
表示デバイスのマトリックス駆動方法により達成され
る。
よび信号電極の交差部に双安定性を有する画素を形成
し、前記走査電極に加えたリセット信号によりこの走査
電極上の全画素を暗または明の一方にリセットするリセ
ット期間と、選択信号を加えた前記走査電極と書込み信
号を加えた前記信号電極との交差部の画素を明または暗
に書込み記憶させる書込み期間とを有する平面型表示デ
バイスにおいて、前記画素のリセット状態を反転させる
有効パルスと同極性でリセット状態を保持させる保持パ
ルスの直後に、前記走査電極の信号および信号電極の信
号の少くとも一方を進角させることにより前記保持パル
スと逆極性のパルスを形成したことを特徴とする平面型
表示デバイスのマトリックス駆動方法により達成され
る。
【0019】
【実施例】図1は本発明の一実施例の各部出力波形図、
図2はその組合せた駆動信号の波形を示す図である。図
3、4、5はM信号を進角させない場合(プリリセット
2パルス)と、進角させる場合(プリリセット2パルス
60°進角)とを比較して示すもので、図3は選択信号
など各信号の波形を、図4は各信号を組合せた信号波形
を、図5はバイアス波形の様子を示す図である。
図2はその組合せた駆動信号の波形を示す図である。図
3、4、5はM信号を進角させない場合(プリリセット
2パルス)と、進角させる場合(プリリセット2パルス
60°進角)とを比較して示すもので、図3は選択信号
など各信号の波形を、図4は各信号を組合せた信号波形
を、図5はバイアス波形の様子を示す図である。
【0020】この実施例においては、SEGとCOMの
両方のM信号は同一角度θ(=60°)だけ進角され
る。すなわち図10におけるコントローラCは両ドライ
バDX、DY に、データ信号に対してθだけ進角したM
信号を送る。
両方のM信号は同一角度θ(=60°)だけ進角され
る。すなわち図10におけるコントローラCは両ドライ
バDX、DY に、データ信号に対してθだけ進角したM
信号を送る。
【0021】この結果書込みに使われるONの選択時に
おける駆動信号(合成波形)は、図1に斜線で示すよう
になり、その面積すなわち有効値は、進角量が0の図1
1の場合と同じである。この時にはONおよびOFFの
選択時には、M信号の進角により正の有効パルスおよび
保持パルスの次に負のパルスP1 、P2 が形成される。
このパルスP1 、P2 はこの選択信号の次に来る非選択
信号が正のパルスで始まる場合にも、選択信号の正のパ
ルスとの間に入って正の両パルスを遮断するから、斜線
の面積が増加しないのである。
おける駆動信号(合成波形)は、図1に斜線で示すよう
になり、その面積すなわち有効値は、進角量が0の図1
1の場合と同じである。この時にはONおよびOFFの
選択時には、M信号の進角により正の有効パルスおよび
保持パルスの次に負のパルスP1 、P2 が形成される。
このパルスP1 、P2 はこの選択信号の次に来る非選択
信号が正のパルスで始まる場合にも、選択信号の正のパ
ルスとの間に入って正の両パルスを遮断するから、斜線
の面積が増加しないのである。
【0022】図2はこのパルスP1 、P2 が非選択信号
が実質的な有効パルスおよび保持パルスの有効値に影響
を与えないことを示している。この図で有効パルスおよ
び保持パルスには斜線が付され、その面積すなわち有効
値が付記されている。この図2、4から駆動マージン指
数は4/2=2.0となり、前記図11、12に示した
従来法の場合の駆動マージン指数1.3に比べて大幅に
改良されることが解る。
が実質的な有効パルスおよび保持パルスの有効値に影響
を与えないことを示している。この図で有効パルスおよ
び保持パルスには斜線が付され、その面積すなわち有効
値が付記されている。この図2、4から駆動マージン指
数は4/2=2.0となり、前記図11、12に示した
従来法の場合の駆動マージン指数1.3に比べて大幅に
改良されることが解る。
【0023】また選択信号Sが無い期間(非選択期間N
S)は図5に示すように正負に変化するバイアス波形の
電圧が印加される。この図からも明らかなように、非選
択期間の最大有効値(最大面積強度)は従来方法(進角
がない時)では2であるのに対し、本願発明の方法(6
0°の直角を行う時)によれば最大有効値は4/3に減
少する。
S)は図5に示すように正負に変化するバイアス波形の
電圧が印加される。この図からも明らかなように、非選
択期間の最大有効値(最大面積強度)は従来方法(進角
がない時)では2であるのに対し、本願発明の方法(6
0°の直角を行う時)によれば最大有効値は4/3に減
少する。
【0024】すなわち非選択期間では画素にはこの最大
有効値の振幅で正負に変化する電圧が印加されることに
なる。一般にこの時の振幅電圧(すなわち最大有効値)
の増大は特に暗に選択されている画素において液晶の微
小な揺れが強くなり、画素を漏れる光量の増大を招く。
従ってコントラストの低下を招き、画質の低下させるこ
とになる。しかしながら本発明によれば、前記のように
この最大有効値が小さくなるから、コントラストが増大
し画質の向上が図れる効果も得られる。
有効値の振幅で正負に変化する電圧が印加されることに
なる。一般にこの時の振幅電圧(すなわち最大有効値)
の増大は特に暗に選択されている画素において液晶の微
小な揺れが強くなり、画素を漏れる光量の増大を招く。
従ってコントラストの低下を招き、画質の低下させるこ
とになる。しかしながら本発明によれば、前記のように
この最大有効値が小さくなるから、コントラストが増大
し画質の向上が図れる効果も得られる。
【0025】
【第2の実施例】この実施例は1/3バイアス3パルス
駆動法に適用したものであり、図6はこの3パルス駆動
法に従来例の波形説明図、図7は本発明を適用した場合
の波形説明図である。この3パルス法によれば、従来法
で駆動マージン指数が1.5であったものを、本発明に
より3.0に増大させることができる。
駆動法に適用したものであり、図6はこの3パルス駆動
法に従来例の波形説明図、図7は本発明を適用した場合
の波形説明図である。この3パルス法によれば、従来法
で駆動マージン指数が1.5であったものを、本発明に
より3.0に増大させることができる。
【0026】
【第3の実施例】この実施例は1/4バイアス4パルス
駆動法に関するものであり、図8はその従来例の波形説
明図、図9は本発明を適用した場合の波形説明図であ
る。この4パルス法によれば、駆動マージン指数を従来
法の1.33から2.0に増大させることができる。
駆動法に関するものであり、図8はその従来例の波形説
明図、図9は本発明を適用した場合の波形説明図であ
る。この4パルス法によれば、駆動マージン指数を従来
法の1.33から2.0に増大させることができる。
【0027】以上の実施例はSEGおよびCOMのM信
号を共に同じ量(θ=60°)だけ進角させたものであ
るが、本発明はSEGとCOMのいずれか一方のM信号
を進角させて駆動マージンを増大させるものであっても
よい。またM信号を用いずにSEG信号、COM信号を
進角させるものであってもよい。例えばコントローラC
から各ドライバーDX 、DY に入力される信号自身を進
角させておいてもよい。
号を共に同じ量(θ=60°)だけ進角させたものであ
るが、本発明はSEGとCOMのいずれか一方のM信号
を進角させて駆動マージンを増大させるものであっても
よい。またM信号を用いずにSEG信号、COM信号を
進角させるものであってもよい。例えばコントローラC
から各ドライバーDX 、DY に入力される信号自身を進
角させておいてもよい。
【0028】ここに進角量は0〜180°の範囲が考え
られる。しかし進角量が大きくなってくると選択信号S
の有効パルスの直後にくる極性が反対のパルス(ここで
は逆パルスといい図4にP1 で示す)が大きくなってき
て、選択信号Sの有効パルスでせっかく明にしたのにこ
の逆パルスにより暗に反転される場合が発生する。
られる。しかし進角量が大きくなってくると選択信号S
の有効パルスの直後にくる極性が反対のパルス(ここで
は逆パルスといい図4にP1 で示す)が大きくなってき
て、選択信号Sの有効パルスでせっかく明にしたのにこ
の逆パルスにより暗に反転される場合が発生する。
【0029】明にするための有効パルスと逆パルスとの
有効値の比が、前記した駆動マージン指数を越える場合
には、この有効パルスと逆パルスとの有効値の比が駆動
マージンを支配することになる。従ってこの進角量は逆
パルスによる悪影響が生じない範囲で駆動マージン指数
ができるだけ大きくなるように設定すべきである。
有効値の比が、前記した駆動マージン指数を越える場合
には、この有効パルスと逆パルスとの有効値の比が駆動
マージンを支配することになる。従ってこの進角量は逆
パルスによる悪影響が生じない範囲で駆動マージン指数
ができるだけ大きくなるように設定すべきである。
【0030】この逆パルスの影響は、図4において選択
時に暗(OFF)になる時の有効値P2 よりも逆パルス
の有効値P1 が大きくなる場合に発生する。これは素子
全体の構成や環境条件によって変化するが、進角量がお
よそ60°を越えるとこの影響が現れてくる。
時に暗(OFF)になる時の有効値P2 よりも逆パルス
の有効値P1 が大きくなる場合に発生する。これは素子
全体の構成や環境条件によって変化するが、進角量がお
よそ60°を越えるとこの影響が現れてくる。
【0031】進角量の範囲はこれらのことを総合的に考
え、素子全体の構成や環境条件を鑑み決定されるべきで
あるが、0〜150°、好ましくは20〜120°、最
も好ましくは30〜90°の範囲が推奨される。
え、素子全体の構成や環境条件を鑑み決定されるべきで
あるが、0〜150°、好ましくは20〜120°、最
も好ましくは30〜90°の範囲が推奨される。
【0032】また以上の実施例ではパルスの電圧と時間
の積(有効値)に応答する性質を持つ液晶表示デバイス
を用いているが、本発明はこれに限られず、前記有効値
により応答する性質を持たない表示素子にも適用できる
のは勿論である。すなわち双安定性を有する表示デバイ
スであれば他の表示デバイス、例えば分散形液晶、SB
IND等にも適用可能であり、これを包含する。
の積(有効値)に応答する性質を持つ液晶表示デバイス
を用いているが、本発明はこれに限られず、前記有効値
により応答する性質を持たない表示素子にも適用できる
のは勿論である。すなわち双安定性を有する表示デバイ
スであれば他の表示デバイス、例えば分散形液晶、SB
IND等にも適用可能であり、これを包含する。
【0033】
【実験例】次の条件で実験を行った。 基板 :ガラス基板 電極 :ITO エッチングでパタ−ン作成 絶縁膜:SiO2 、電子ビ−ム蒸着、100nm 配向膜:SiO斜方蒸着 約40nm 組立 :セルギャップ2μm (ギャップ剤としてSiO2 [触媒化成(株)製商品
名:真し球]を使用) 注入 :100℃30分 液晶 :表1に示す液晶組成物 測定方法:液晶表示素子に、35℃で、1/4バイアス
・プリリセット2パルス法によりそれぞれの駆動波形を
印加(±32V、デュ−ティ120、バイアス比1/
4)し、顕微鏡(Nikon OPTIPHOTO2-POL、対物レンズM
Plan10)及びフォトダイオ−ドを使用して、明フ
レ−ムの明るさ(B)及び暗フレ−ムの明るさ(D)を
測定した。パルス幅を漸次増していきながらB/Dを測
定した。
名:真し球]を使用) 注入 :100℃30分 液晶 :表1に示す液晶組成物 測定方法:液晶表示素子に、35℃で、1/4バイアス
・プリリセット2パルス法によりそれぞれの駆動波形を
印加(±32V、デュ−ティ120、バイアス比1/
4)し、顕微鏡(Nikon OPTIPHOTO2-POL、対物レンズM
Plan10)及びフォトダイオ−ドを使用して、明フ
レ−ムの明るさ(B)及び暗フレ−ムの明るさ(D)を
測定した。パルス幅を漸次増していきながらB/Dを測
定した。
【0034】
【表1】
【0035】以上の実験により表2に示す測定結果を得
た。
た。
【0036】
【表2】
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明は以上のように、リセッ
トされた状態を反転させる有効パルスと同極性の保持パ
ルスの直後に、走査電極の信号および信号電極の信号の
少くとも一方を進角させることにより保持パルスと逆極
性のパルスを形成したものであるから、駆動信号の電圧
や周波数を制御することなく容易に駆動マージンを増大
させることができる。このため安定した良好な画質を得
ることが可能になる。
トされた状態を反転させる有効パルスと同極性の保持パ
ルスの直後に、走査電極の信号および信号電極の信号の
少くとも一方を進角させることにより保持パルスと逆極
性のパルスを形成したものであるから、駆動信号の電圧
や周波数を制御することなく容易に駆動マージンを増大
させることができる。このため安定した良好な画質を得
ることが可能になる。
【0038】ここに走査電極の信号と信号電極の信号と
の両方を同時に所定角度進角させるのが望ましい(請求
項2)。しかし本発明はいずれか一方の信号を進角させ
ることによって駆動マージンを増大させるものであって
もよい。
の両方を同時に所定角度進角させるのが望ましい(請求
項2)。しかし本発明はいずれか一方の信号を進角させ
ることによって駆動マージンを増大させるものであって
もよい。
【図1】プリリセット2パルス法による本発明の一実施
例の各部の波形を示す図
例の各部の波形を示す図
【図2】その信号の組合せによる駆動信号の波形を示す
図
図
【図3】従来法と本発明とを比較して選択信号等の波形
を示す図
を示す図
【図4】同じく各信号を組合せた信号波形を示す図
【図5】同じくバイアス波形の様子を示す図
【図6】3パルス法の従来例の波形を示す図
【図7】同じく本発明による波形を示す図
【図8】4パルス法の従来例の波形を示す図
【図9】同じく本発明による波形を示す図
【図10】電極配置を示す図
【図11】従来の交流化信号を進角させない場合の各部
の波形を示す図
の波形を示す図
【図12】その信号の組合せによる駆動信号の波形を示
す図
す図
X1 〜5 走査電極 Y1 〜5 表示電極 DX 、DY ドライバ M 交流化信号 θ 進角量 P1 、P2 逆極性のパルス
Claims (2)
- 【請求項1】 走査電極および信号電極の交差部に双安
定性を有する画素を形成し、前記走査電極に加えたリセ
ット信号によりこの走査電極上の全画素を暗または明の
一方にリセットするリセット期間と、選択信号を加えた
前記走査電極と書込み信号を加えた前記信号電極との交
差部の画素を明または暗に書込み記憶させる書込み期間
とを有する平面型表示デバイスにおいて、前記画素のリ
セット状態を反転させる有効パルスと同極性でリセット
状態を保持させる保持パルスの直後に、前記走査電極の
信号および信号電極の信号の少くとも一方を進角させる
ことにより前記保持パルスと逆極性のパルスを形成した
ことを特徴とする平面型表示デバイスのマトリックス駆
動方法。 - 【請求項2】 前記走査電極の信号と信号電極の信号と
の両信号を同じ角度だけ進角させる請求項1の平面型表
示デバイスのマトリックス駆動方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4070993A JPH0643431A (ja) | 1992-02-07 | 1993-02-05 | 平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5670492 | 1992-02-07 | ||
| JP4-56704 | 1992-02-07 | ||
| JP4070993A JPH0643431A (ja) | 1992-02-07 | 1993-02-05 | 平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0643431A true JPH0643431A (ja) | 1994-02-18 |
Family
ID=26380221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4070993A Pending JPH0643431A (ja) | 1992-02-07 | 1993-02-05 | 平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643431A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU708379B2 (en) * | 1994-06-27 | 1999-08-05 | Onesteel Trading Pty Limited | Method of increasing the yield strength of cold formed steel sections |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP4070993A patent/JPH0643431A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU708379B2 (en) * | 1994-06-27 | 1999-08-05 | Onesteel Trading Pty Limited | Method of increasing the yield strength of cold formed steel sections |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3862994B2 (ja) | 表示装置の駆動方法およびそれを用いた表示装置 | |
| JP2001343941A (ja) | 表示装置 | |
| CN1113267C (zh) | 液晶显示器的驱动方法 | |
| JPH0225834A (ja) | 液晶装置の駆動法 | |
| JPH10104576A (ja) | 液晶表示装置およびその駆動方法 | |
| JPH0434130B2 (ja) | ||
| JPH10115819A (ja) | マトリクス型液晶表示装置およびその駆動方法 | |
| JPS6395420A (ja) | アクテイブマトリクス型液晶表示装置の駆動方法 | |
| JPH10268265A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0643431A (ja) | 平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法 | |
| US5703615A (en) | Method for driving matrix type flat panel display device | |
| JP3155112B2 (ja) | 平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法 | |
| JPH02113294A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH087343B2 (ja) | 液晶素子とその駆動法 | |
| JP3276417B2 (ja) | 強誘電性液晶表示素子の駆動方法 | |
| JP2541547B2 (ja) | 液晶パネル駆動方法 | |
| JP3229417B2 (ja) | 平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法 | |
| JPH0749480A (ja) | 平面型表示デバイスのマトリックス駆動方法 | |
| JP2770981B2 (ja) | マトリクス形強誘電性液晶パネルの駆動法 | |
| JPH05333819A (ja) | 液晶表示装置及びその駆動方法 | |
| JPS63259516A (ja) | マトリクス型液晶表示体駆動方法 | |
| JPH0648333B2 (ja) | 液晶マトリツクス表示パネルの駆動法 | |
| JPH05297348A (ja) | 高誘電性液晶表示装置及びその駆動方法 | |
| JPH0743676A (ja) | 液晶表示装置 | |
| JPH0588646A (ja) | 平面型表示デバイスのマトリツクス駆動方法 |