JPH064343U - ハイブリッドエンジンの制御装置 - Google Patents
ハイブリッドエンジンの制御装置Info
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- JPH064343U JPH064343U JP050874U JP5087492U JPH064343U JP H064343 U JPH064343 U JP H064343U JP 050874 U JP050874 U JP 050874U JP 5087492 U JP5087492 U JP 5087492U JP H064343 U JPH064343 U JP H064343U
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Landscapes
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンに電動・発電機を組合わせたハイブ
リッドエンジンにより、エンジンの排気ガスの有害成分
等を有効に低減する。 【構成】 ハイブリッドエンジン1を、エンジン2の駆
動系に電動・発電機3を連結して構成する。そして電動
・発電機3の制御系に、発電制御系30と負荷条件調整
系31を設け、負荷条件調整系31は低温時に電動・発
電機3を作動してその電動・発電機負荷によりエンジン
駆動系の負荷を可変制御し、エンジン2が常に排気ガス
の有害成分の排出が最少な最適燃焼負荷条件で運転する
ように構成する。
リッドエンジンにより、エンジンの排気ガスの有害成分
等を有効に低減する。 【構成】 ハイブリッドエンジン1を、エンジン2の駆
動系に電動・発電機3を連結して構成する。そして電動
・発電機3の制御系に、発電制御系30と負荷条件調整
系31を設け、負荷条件調整系31は低温時に電動・発
電機3を作動してその電動・発電機負荷によりエンジン
駆動系の負荷を可変制御し、エンジン2が常に排気ガス
の有害成分の排出が最少な最適燃焼負荷条件で運転する
ように構成する。
Description
【0001】
本考案は、車両用エンジンとして、熱機関のエンジンに電動・発電機を組合わ せたハイブリッドエンジンの制御装置に関し、詳しくは、低温時の排気ガス低減 対策に関する。
【0002】
一般に、エンジンにおいては、エンジン自身のフリクションと走行時に必要な 負荷に相当するトルクを発生するように制御されるので、走行時には低負荷から 高負荷に及ぶ広い範囲で負荷制御される。そのためにエンジンの冷態時や低負荷 等の条件では、燃焼の悪化で排気ガス中のHC,COの有害成分の排出が多くな る。
【0003】 一方近年、車両においては、環境保全の点で排気ガス規制が更に強化される傾 向にある。ここで排気ガスの有害成分の排出状態を考察すると、特に低温時に触 媒が活性化する以前に排出されるHC,COが、全排気ガス全体の90%を占め ることが知られている。このため低温時のHC,COを低減する対策が、重要視 されてきている。この対策として、エンジンを改良したり、触媒にヒータを装着 して活性化を促進する等の方法が提案されているが、エンジン始動後1分位まで の短い時間の対策であるから、容易に実現することが難しい。
【0004】 ここでハイブリッドエンジンとして、エンジンに電動・発電機を組合わせたシ ステムでは、電動・発電機の負荷を増減することでエンジンの負荷を可変制御す ることができる。一般にエンジンでは、排気ガスの有害成分の多い運転条件、逆 に少ない運転条件が試験等により判明しており、このため電動・発電機を制御す ることによりエンジンを最適燃焼負荷条件で運転するように調整することで、低 温時や低負荷時の排気ガスの有害成分を効果的に低減することが期待される。
【0005】 従来、上記エンジンと発電機を組合わせたシステムに関しては、例えば特開昭 50−2139号公報の先行技術があり、エンジンにより発電機を駆動して発電 するように構成し、エンジン回転数と水温により運転初期の励磁電流を制御する ことが示されている。
【0006】
ところで、上記先行技術のものにあっては、エンジンの運転状態に対応して発 電機の発電能力を増減制御するものであり、エンジンの排気ガス低減には役立た ない。
【0007】 本考案は、この点に鑑みてなされたもので、エンジンに電動・発電機を組合わ せたハイブリッドエンジンにより、エンジンの排気ガスの有害成分等を有効に低 減することを目的とする。
【0008】
上記目的を達成するため、本考案は、エンジンの駆動系に電動・発電機が連結 されるハイブリッドエンジンにおいて、減速エネルギにより電動・発電機を作動 してバッテリに充電する発電制御手段と、所定の条件で電動・発電機負荷を可変 して付与する負荷条件調整手段とを有し、この負荷条件調整手段は、低温始動を 検出手段と、低温時にエンジンが常に最適燃焼負荷条件になるように電動・発電 機負荷を定めてこれに応じた励磁電流を出力する排気ガス低減指示手段と、励磁 電流により電動・発電機を作動する駆動制御手段とを備えるものである。
【0009】
上記構成に基づき、ハイブリッドエンジンの始動時にエンジンが駆動して、低 温時には負荷条件調整手段の排気ガス低減指示手段と駆動制御手段により電動・ 発電機が作動して、エンジン駆動系の負荷を電動・発電機負荷により増減するよ うに可変制御され、これによりエンジンが常に排気ガスの有害成分の排出が最少 な最適燃焼負荷条件で運転されるようになる。
【0010】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、本考案のハ イブリッドエンジンを用いた車両の駆動系と、制御系について説明する。先ずハ イブリッドエンジン1は、熱機関のエンジン2と、電動・発電機3とを有する。 エンジン2のクランク軸4は、クラッチ5を介して変速機6に連結され、変速機 6の出力軸7がディファレンシャル装置8,車軸9を介して駆動輪10に連結さ れる。また電動・発電機3の回転軸11も、クラッチ12を介して変速機6にパ ラレル式に連結され、このクラッチ12の接断制御により発電したり、エンジン 2に電動・発電機3の負荷を付与して負荷条件を調整することが可能に構成され ている。
【0011】 また制御系について説明する。先ず減速エネルギを回生してバッテリ充電する 発電制御系30と、所定の条件で電動・発電機負荷を可変して付与する負荷条件 調整系31とを有する。発電制御系30は、アクセル開度センサ20と車速セン サ21の信号が入力する減速判定部32を有し、所定の車速以上でアクセル開放 する場合に減速を判断する。減速信号とバッテリ容量センサ22の信号は、発電 モード制御部33に入力して、減速時にバッテリ容量が少ない場合に発電モード を判断し、発電モード信号をクラッチ接断制御部34と駆動制御部35に出力す る。クラッチ接断制御部34は、発電モード信号によりクラッチ12に接続信号 を出力する。駆動制御部35は、発電モード信号が入力すると、電動・発電機3 に発電励磁電流を供給して作動し、発電した電力をバッテリ36に充電する。
【0012】 負荷条件調整系31は、水温センサ23と触媒センサ24の信号が入力する低 温始動検出部37を有し、水温Twまたは触媒温度Tsが設定値t0,t1以下 の場合は、低温始動を検出する。また低温始動検出信号,アクセル開度センサ2 0とエンジン回転数センサ25の信号は、排気ガス低減指示部38に入力し、低 温時に排気ガス排出マップを参照して各運転条件での排気ガスの排出状態をチェ ックし、HC,COの有害成分の排出が最少となる最適燃焼負荷条件にするため の電動・発電機負荷信号を発生する。
【0013】 排気ガス排出マップは、図2に示すようにアクセル開度とエンジン回転数のト ルク特性において、最適燃焼負荷条件でのHC,COの最少排出領域Dが設定さ れている。そこで、エンジン負荷Reが、この領域の負荷Rtより低い負荷条件 では電動・発電機3の発電負荷Rgを増大し、逆にこの領域の負荷Rtより高い 負荷条件では電動・発動機3から出力トルクRmを発生するように制御すること で、常に最適負荷に調整することができるのであり、この場合の電動・発動機3 の発電負荷Rg又は電動発動機3の出力トルクRmに対応した負荷信号を励磁電 流出力部39に入力する。励磁電流出力部39は、発電負荷Rg又は出力トルク Rmに対して励磁電流Ig又はImを定めて駆動制御部35に出力する。
【0014】 またエンジン制御系40として、点火時期制御部41と燃料噴射制御部42を 有し、エンジン回転数センサ25、吸入空気量センサ26、水温センサ23等の 信号により点火時期θi、噴射量Tiを定めてエンジン2に出力する。ここでこ れらの制御部41,42は、アクセル操作等に応じた負荷条件、及び上述の負荷 条件調整系31により調整される負荷条件に対応して点火時期等を設定するよう に構成される。
【0015】 次に、この実施例の作用を、図3のフローチャートを用いて説明する。先ずス テップS1でハイブリッドエンジン1を始動すると、ステップS2で水温Twを チェックして設定値t0以下の場合は、ステップS3で触媒温度Tsをチェック して設定値t1以下の場合は、ステップS4に進むのであり、こうして低温始動 の状態になる。そしてこの低温状態でアクセル踏込みにより発進走行する場合は 、クラッチ5の接続によりエンジン2の動力が変速機6に入力し、且つ変速動力 が駆動輪10に伝達して車両走行する。
【0016】 このときステップS4でエンジン2の負荷条件をチェックして、エンジン負荷 Reが最少のHC、COとなる最適燃焼負荷Rtと等しい場合はそのまま戻るが 、これ以外の場合はステップS5に進んで最適燃焼負荷Rtに対する変動状態を チェックする。そこで図2のP1のように、或るアクセル開度でのエンジン負荷 Reが最適燃焼負荷Rtより小さい場合は、ステップS6で励磁電流Igが増大 されるのであり、このため駆動制御部35により電動・発電機3は発電負荷Rg が掛かった状態で作動し、エンジン2の駆動系の負荷を増してエンジンの出力ト ルクを増大するようになる。これによりエンジン制御系40では点火時期θiや 燃料噴射量Tiが高出力側に設定され、図2の破線のように出力アップするので あり、こうしてエンジン負荷Reが最適燃焼負荷Rtと等しくなるように調整さ れる。
【0017】 一方、図2のP2のように、エンジン負荷Reが最適燃焼負荷Rtより大きい 場合は、ステップS7で励磁電流Imで制御されるのであり、このため電動・発 電機3は発動機状態で作動し、出力トルクRmを発生する。そしてエンジン2の 駆動系のトルクを減少するようになる。これによりエンジン制御系40では点火 時期θiや燃料噴射量Tiが低出力側に設定され、図2の破線のように出力ダウ ンするのであり、こうしてこの場合もエンジン負荷Reが最適燃焼負荷Rtと等 しくなるように調整される。こうして低温時には電動・発電機3の負荷可変制御 により、エンジン負荷Reが常に最適燃焼負荷Rtと一致して、排気ガスの有害 成分の排出が最少に確保される。
【0018】 その後、水温Twまたは触媒Tsの温度が設定値t0,t1に達して触媒が活 性化すると、ステップS2またはステップS3からステップS8に進み、電動・ 発電機3の駆動制御信号が出力しなくなって電動・発電機3の制御が停止する。 そこでエンジン2はアクセル操作による負荷条件の通常の運転状態に復帰し、こ の場合の排気ガスは活性化した触媒により有効に浄化される。
【0019】 また上述のエンジン運転で走行する際の減速時には、発電モード制御部33か らバッテリ容量の不足に応じて発電モード信号が出力する。このためクラッチ1 2が接続して電動・発電機3が車輪駆動され、このとき電動・発電機3が駆動制 御部35により発電可能に作動する。こうして電動・発電機3で減速エネルギを 回生して発電した電力がバッテリ36に充電されて、バッテリ36は常に充分な 電気容量を保つようになる。
【0020】 以上、本考案の実施例について説明したが、これのみに限定されない。
【0021】
以上説明したように、本考案によれば、エンジンに電動・発電機を組合わせた ハイブリッドエンジンにおいて、低温時にはエンジンが電動・発電機負荷制御に より常に最適燃焼負荷条件で運転するように制御されるので、排気ガスの有害成 分の排出を最少にすることができる。エンジンの運転を最適化するので、エンジ ンの燃焼状態を良好に保つこともできて、燃焼性能、出力性能、燃費等も向上す る。
【図1】本考案に係るハイブリッドエンジンの制御装置
の実施例の駆動系と制御系を示す構成図である。
の実施例の駆動系と制御系を示す構成図である。
【図2】排気ガス排出マップを示す図である。
【図3】ハイブリッドエンジンの動作状態を示すフロー
チャートである。
チャートである。
1 ハイブリッドエンジン 2 エンジン 3 電動・発電機 30 発電制御系 31 負荷条件調整系 35 駆動制御部 37 低温始動検出部 38 排気ガス低減指示部 39 励磁電流出力部
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの駆動系に電動・発電機が連結
されるハイブリッドエンジンにおいて、減速エネルギに
より電動・発電機を作動してバッテリに充電する発電制
御手段と、所定の条件で電動・発電機負荷を可変して付
与する負荷条件調整手段とを有し、この負荷条件調整手
段は、低温始動を検出手段と、低温時にエンジンが常に
最適燃焼負荷条件になるように電動・発電機負荷を定め
てこれに応じた励磁電流を出力する排気ガス低減指示手
段と、励磁電流により電動・発電機を作動する駆動制御
手段とを備えることを特徴とするハイブリッドエンジン
の制御装置。 - 【請求項2】 上記排気ガス低減指示手段は、排気ガス
排出マップにおいて有害成分の排出が最少な領域を参照
し、エンジン負荷条件がこの領域の負荷より低い場合は
電動・発電機を発電制御し、この領域の負荷より高い場
合は電動・発電機を電動機制御するように定めることを
特徴とする請求項1記載のハイブリッドエンジンの制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP050874U JPH064343U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ハイブリッドエンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP050874U JPH064343U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ハイブリッドエンジンの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH064343U true JPH064343U (ja) | 1994-01-21 |
Family
ID=12870872
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP050874U Pending JPH064343U (ja) | 1992-06-26 | 1992-06-26 | ハイブリッドエンジンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH064343U (ja) |
-
1992
- 1992-06-26 JP JP050874U patent/JPH064343U/ja active Pending
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