JPH0643568U - インキュベションシェーカーのトレー受皿 - Google Patents

インキュベションシェーカーのトレー受皿

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JPH0643568U
JPH0643568U JP8471492U JP8471492U JPH0643568U JP H0643568 U JPH0643568 U JP H0643568U JP 8471492 U JP8471492 U JP 8471492U JP 8471492 U JP8471492 U JP 8471492U JP H0643568 U JPH0643568 U JP H0643568U
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裕康 石丸
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株式会社トミー精工
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トレー受皿を、熱伝導率のみならず熱の拡散
をも考慮したものとし、トレーの各部に伝わる熱ムラが
生じないインキュベションシェーカーのトレー受皿を提
供すること。 【構成】 複数の試料収納用凹部9が形成されたトレー
10を、インキュベションシェーカー1に取付け・支持
するインキュベションシェーカーのトレー受皿8におい
て、該受皿8をアルミニウムにより形成すると共に、そ
の表面に黒電解着色した陽極酸化皮膜12を形成した構
造とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インキュベションシェーカーのトレー受皿に関し、特に、トレーへ の熱伝導のムラを無くしたインキュベションシェーカーのトレー受皿に関する。
【0002】
【従来の技術】
インキュベションシェーカーは、試料を所定の温度、例えば60°Cに加熱し た状態において攪拌し、その反応を測定するものである。ここで試料は、その測 定結果の信頼性を高めるため、複数の試料収納用凹部が形成されたトレー(ソフ トトレー,リジットトレー,ハードトレー)に分割して入れられ、各収納用凹部 に入れられた試料を、同時に、同一条件で攪拌することにより多数の測定結果を 得、その平均値を算出することが成されている。
【0003】 そのため、上記トレーの各部に伝わる熱は、同一であることが必須となり、熱 ムラが生じないようにすることが測定結果の信頼性を高める上において、重要な 要素となっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のインキュベションシェーカーにおいては、上記複数の試 料収納用凹部が形成されたトレーを、該インキュベションシェーカーに取付け・ 支持するトレー受皿を、単に熱伝導率及びコストを考慮し、アルミニウムにより 形成することのみがなされていたため、ヒーターが存在する部分と、該ヒーター から離れた部分とは、例えば60°Cの加熱温度において、±1.5°C程度の 温差が生じ、測定結果の信頼性が乏しいものとなっていた。
【0005】 本考案は、上述した従来技術が有する課題に鑑み成されたものであって、その 目的は、トレー受皿を熱伝導率のみならず、熱の拡散をも考慮したものとし、ト レーの各部に加わる熱ムラが生じないインキュベションシェーカーのトレー受皿 を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するため、複数の試料収納用凹部が形成されたトレ ーを、インキュベションシェーカーに取付け・支持するインキュベションシェー カーのトレー受皿において、該受皿をアルミニウムにより形成すると共に、その 表面に黒電解着色した陽極酸化皮膜を形成した構造とした。
【0007】
【作用】
上記した本考案にかかるインキュベションシェーカーのトレー受皿によれば、 該受皿をアルミニウムにより形成すると共に、その表面に黒電解着色した陽極酸 化皮膜を形成したため、該皮膜がヒーターの熱を該受皿自体に吸収し易くすると 共に、吸収した熱を拡散し、受皿に支持されたトレーにムラなく熱を伝えること ができ、測定結果の信頼性を向上させることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を、添付図面に従って詳細に説明する。
【0009】 ここで、図1は本考案にかかる受皿を装着したインキュベションシェーカーの 正面図、図2はその側面図である。また、図3は本考案にかかる受皿の斜視図、 図4は図3のA−A線に沿う部分の断面図である。
【0010】 図中1はインキュベションシェーカー全体を示し、該インキュベションシェー カー1は、モーター2と、該モーター2の出力軸3に偏心して装着されたベアリ ング4と、該ベアリング4のガイド5に固定されたトレー収納部6と、該トレー 収納部6の底面に取付けられたヒーター7とから主に構成され、上記モーター2 を駆動させることにより、トレー収納部6に振動を与えると共に、ヒーター7に よりトレー収納部6を加熱する構造のものである。
【0011】 本考案にかかるトレー受皿8は、複数の試料収納用凹部9が形成されたトレー 10を装着した状態で、上記インキュベションシェーカー1のトレー収納部6に 取付けられる。
【0012】 トレー受皿8は、その本体部11が熱伝導率の良好なアルミニウムにより形成 され、その表面に黒電解着色した陽極酸化皮膜12が、15μm程度の厚みで形 成されている。
【0013】 また、上記トレー受皿8の本体部11は、図3に示したようにその前端及び後 端が折曲されることにより、前壁11a及び後壁11bが形成され、前記前壁1 1aには、その上端より前方に延設した握手部11cが存在し、該握手部11c には、断熱用のゴム製部材13が装着されている。また、前壁11aの裏面側に は、上記インキュベションシェーカー1のトレー収納部6の開口14に密接した 状態で嵌入する蓋体15が装着され、該蓋体15には、装着されたトレー10を 支持するスプリング16が取付けられている。
【0014】 上記の如く構成された本考案にかかるトレー受皿8に、図5に示した2箇所の 位置(A点はインキュベションシェーカー1のヒーター7の真上に当たる位置、 B点はヒーター7から最も離れた中心位置)において温度センサーを取付け、イ ンキュベションシェーカー1のトレー収納部6に収納した状態で、該トレー受皿 8をヒーター7により60°Cに加熱したところ、温度センサーに表れた温度差 は±0.5°C以内であった。
【0015】 以上、本考案の一実施例に付き説明したが、本考案は既述の実施例に限定され るものではなく、本考案の技術的思想に基づいて、各種の変形及び変更が可能で ある。
【0016】 例えば、上記実施例においては、トレー受皿8の本体部11の表面に、黒電解 着色した陽極酸化皮膜12を15μm程度の厚みで形成したが、かかる厚みに限 定されるものではなく、10〜20μmの厚みで黒電解着色した陽極酸化皮膜1 2を形成すれば、本考案の目的は達成できる。
【0017】 また、上記黒電解着色した陽極酸化皮膜12の表面に、更にセラミックス等の 遠赤外線放射層を形成すれば、更に該トレー受皿は、トレーへの熱伝導のムラが 生じないものとなる。
【0018】
【考案の効果】
以上説明した本考案にかかるインキュベションシェーカーのトレー受皿によれ ば、該受皿をアルミニウムにより形成すると共に、その表面に黒電解着色した陽 極酸化皮膜を形成したため、該皮膜がヒーターの熱を該受皿自体に吸収し易くす ると共に、吸収した熱を拡散し、受皿に支持されたトレーにムラなく熱を伝える ことができ、該トレーに形成された複数の試料収納用凹部に分割して入れられた 試料を、同時に、同一条件で攪拌することができ、測定結果の信頼性を高めるこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるトレー受皿を装着したインキュ
ベションシェーカーの正面図である。
【図2】本考案にかかるトレー受皿を装着したインキュ
ベションシェーカーの側面図である。
【図3】本考案にかかるトレー受皿の斜視図である。
【図4】図3のA−A線に沿う部分の断面図である。
【図5】温度センサーの装着位置を示した本考案にかか
るトレー受皿の平面図である。
【符号の説明】
1 インキュベションシェーカー 2 モーター 3 モーターの出力軸 4 ベアリング 5 ベアリングガイド 6 トレー収納部 7 ヒーター 8 トレー受皿 9 トレーに形成された試料収納凹部 10 トレー 11 トレー受皿本体部 12 黒電解着色した陽極酸化皮膜 13 断熱用のゴム製部材 14 トレー収納部の開口 15 蓋体 16 トレーを支持するスプリング

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の試料収納用凹部が形成されたトレ
    ーを、インキュベションシェーカーに取付け・支持する
    インキュベションシェーカーのトレー受皿において、該
    受皿をアルミニウムにより形成すると共に、その表面に
    黒電解着色した陽極酸化皮膜を形成した構造としたこと
    を特徴とするインキュベションシェーカーのトレー受
    皿。
JP8471492U 1992-11-13 1992-11-13 インキュベションシェーカーのトレー受皿 Expired - Fee Related JP2527374Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318236A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Nisshin Rika:Kk 理化学恒温振とう装置による生化学、分子生物学上の培養及び各種反応実験用マイクロプレート保持装置

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JP2002318236A (ja) * 2001-04-20 2002-10-31 Nisshin Rika:Kk 理化学恒温振とう装置による生化学、分子生物学上の培養及び各種反応実験用マイクロプレート保持装置

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Publication number Publication date
JP2527374Y2 (ja) 1997-02-26

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