JPH0643581Y2 - リップ型シール - Google Patents
リップ型シールInfo
- Publication number
- JPH0643581Y2 JPH0643581Y2 JP1990040749U JP4074990U JPH0643581Y2 JP H0643581 Y2 JPH0643581 Y2 JP H0643581Y2 JP 1990040749 U JP1990040749 U JP 1990040749U JP 4074990 U JP4074990 U JP 4074990U JP H0643581 Y2 JPH0643581 Y2 JP H0643581Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- lip member
- sealed space
- shaft
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 17
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 14
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
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- 239000010721 machine oil Substances 0.000 description 1
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- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転軸周を密封するリップ型シールの改良に
関する。
関する。
〔従来の技術〕 従来から、例えばカークーラーのコンプレッサに使用さ
れる軸封装置として、第3図に示すようなリップ型シー
ルがある。
れる軸封装置として、第3図に示すようなリップ型シー
ルがある。
このリップ型シールは、コンプレッサ内の密封空間A側
のゴム材製リップ部材2と、反密封空間B(大気)側の
合成樹脂(PTFE等)製リップ部材4と、この合成樹脂製
リップ部材4の反密封空間B側にある金属製バックアッ
プリング6およびプルリング8とを備え、金属製ケース
10の内周に、これら各部品の外径部が、該ケース10の一
端に屈曲形成しOリング装着用溝部10aと、他端を鍔状
に屈曲したカシメ部10bとの間に挟着された構造となっ
ており、上記Oリング装着用溝部10aに装着したOリン
グ12を介してハウジング14の内周面に気密的に装着され
るとともに、前記内周面の段差部14aと、該内周面の環
状溝に嵌着したスナップリング16との間に固定されて、
密封空間A側へ延びる両リップ部材2,4の内径端2a,4a
が、前記ハウジング14に挿通したシャフト18の外周面と
摺接し、密封空間A内の冷媒および冷凍機油が大気B側
へ漏れるのを阻止するものである。
のゴム材製リップ部材2と、反密封空間B(大気)側の
合成樹脂(PTFE等)製リップ部材4と、この合成樹脂製
リップ部材4の反密封空間B側にある金属製バックアッ
プリング6およびプルリング8とを備え、金属製ケース
10の内周に、これら各部品の外径部が、該ケース10の一
端に屈曲形成しOリング装着用溝部10aと、他端を鍔状
に屈曲したカシメ部10bとの間に挟着された構造となっ
ており、上記Oリング装着用溝部10aに装着したOリン
グ12を介してハウジング14の内周面に気密的に装着され
るとともに、前記内周面の段差部14aと、該内周面の環
状溝に嵌着したスナップリング16との間に固定されて、
密封空間A側へ延びる両リップ部材2,4の内径端2a,4a
が、前記ハウジング14に挿通したシャフト18の外周面と
摺接し、密封空間A内の冷媒および冷凍機油が大気B側
へ漏れるのを阻止するものである。
この種のリップ型シールにおいて、良好な密封性能を得
るには、たとえば合成樹脂製リップ部材4の内径端4a内
周面に、シャフト18の回転に伴って流体を密封空間A側
へ押し戻すポンプ作用をなすスパイラル状の溝20を形成
することが有効である。
るには、たとえば合成樹脂製リップ部材4の内径端4a内
周面に、シャフト18の回転に伴って流体を密封空間A側
へ押し戻すポンプ作用をなすスパイラル状の溝20を形成
することが有効である。
しかしながら、上記従来の構成において、スパイラル状
の溝20が深いと、シャフト18の停止時には逆に漏れが生
じやすくなることから、該溝20は微小な深さを設定する
必要があるが、この場合は溝20が早期に摩滅しやすいの
で、密封性能を長期間維持することができない問題があ
った。
の溝20が深いと、シャフト18の停止時には逆に漏れが生
じやすくなることから、該溝20は微小な深さを設定する
必要があるが、この場合は溝20が早期に摩滅しやすいの
で、密封性能を長期間維持することができない問題があ
った。
本考案のリップ型シールは、このような問題に鑑み、長
期にわたってスパイラル効果による密封性能を得ること
を課題としてなされたものである。
期にわたってスパイラル効果による密封性能を得ること
を課題としてなされたものである。
上記課題を解決するため、本考案のリップ型シールは、
ゴム材製リップ部材の内径端近傍の筒状部から締付け力
を受ける合成樹脂製リップ部材の内径端外周面に、密封
空間側へ向かてシャフトの回転方向へ偏向した所要数の
スパイラル溝を設けてなる構成とした。
ゴム材製リップ部材の内径端近傍の筒状部から締付け力
を受ける合成樹脂製リップ部材の内径端外周面に、密封
空間側へ向かてシャフトの回転方向へ偏向した所要数の
スパイラル溝を設けてなる構成とした。
本考案によると、合成樹脂製リップ部材の内径端に対す
るゴム材製リップ部材の内径筒状部の締め代は、スパイ
ラル溝と対応する部分で小さく、他の部分で大きくな
る。したがって、合成樹脂製リップ部材の内径端にはシ
ャフト外周面に対する密接力の強弱がスパイラル状に生
じ、その方向は密封空間側へ向かってシャフトの回転方
向へ偏向したものであるため、シャフトの回転時に、流
体を密封空間側へ押し戻すポンプ作用により密封効果を
向上させる。また、上記合成樹脂製リップ部材の内径端
内周面がシャフトとの摺動に伴って経時的に摩耗して
も、その外周のスパイラル溝による締め代の強弱関係は
依然存在するため、上記ポンプ作用は損なわれない。
るゴム材製リップ部材の内径筒状部の締め代は、スパイ
ラル溝と対応する部分で小さく、他の部分で大きくな
る。したがって、合成樹脂製リップ部材の内径端にはシ
ャフト外周面に対する密接力の強弱がスパイラル状に生
じ、その方向は密封空間側へ向かってシャフトの回転方
向へ偏向したものであるため、シャフトの回転時に、流
体を密封空間側へ押し戻すポンプ作用により密封効果を
向上させる。また、上記合成樹脂製リップ部材の内径端
内周面がシャフトとの摺動に伴って経時的に摩耗して
も、その外周のスパイラル溝による締め代の強弱関係は
依然存在するため、上記ポンプ作用は損なわれない。
以下、本考案を、第1図および第2図に示す一実施例を
参照しながら説明する。なお、先に述べた従来構造のも
のと同一部分には同一符号を用いて示し、その説明は省
略する。
参照しながら説明する。なお、先に述べた従来構造のも
のと同一部分には同一符号を用いて示し、その説明は省
略する。
この実施例のリップ型シールは、ゴム材製リップ部材2
の内径筒状部2bからの締付け力を受ける合成樹脂製リッ
プ部材22の内径端22a外周面に、密封空間A側へ向かっ
てシャフト18の回転方向Xへ偏向し、かつ密封空間A側
へ向けて漸次溝幅が大きくなる複数のスパイラル溝24を
等配形成したものである。
の内径筒状部2bからの締付け力を受ける合成樹脂製リッ
プ部材22の内径端22a外周面に、密封空間A側へ向かっ
てシャフト18の回転方向Xへ偏向し、かつ密封空間A側
へ向けて漸次溝幅が大きくなる複数のスパイラル溝24を
等配形成したものである。
上記構成によると、合成樹脂製リップ部材22の内径端22
a外周面に圧接するゴム材製リップ部材2の内径筒状部2
b内周面は、上記スパイラル溝24に食い込むように変形
するので、スパイラル溝24と対応する部分で上記内径筒
状部2bの締め代が吸収され、合成樹脂製リップ部材22の
内径端22aにはシャフト18外周面に対する密接力の微妙
な強弱が各スパイラル溝24に沿って生じる。このため、
シャフト18の回転によって流体を密封空間側へ押し戻す
スパイラルポンプ作用を奏するとともに、上記内径端22
a内周の摺動面Sに従来のように機械的に溝加工を施し
たものと異なり、シャフト18の外周面と密接状態にある
ので、シャフト18の停止時の漏れも防止できる。また、
上記摺動面Sは摺動によって経時的に摩耗するが、上記
内径端22aの外周面のスパイラル溝24によるゴム材製リ
ップ部材2の内径筒状部2bの締め代の強弱関係は依然存
在するため、摺動面Sの摩耗の進行にも拘らず、常に上
記ポンプ作用による良好な密封機能を奏する。
a外周面に圧接するゴム材製リップ部材2の内径筒状部2
b内周面は、上記スパイラル溝24に食い込むように変形
するので、スパイラル溝24と対応する部分で上記内径筒
状部2bの締め代が吸収され、合成樹脂製リップ部材22の
内径端22aにはシャフト18外周面に対する密接力の微妙
な強弱が各スパイラル溝24に沿って生じる。このため、
シャフト18の回転によって流体を密封空間側へ押し戻す
スパイラルポンプ作用を奏するとともに、上記内径端22
a内周の摺動面Sに従来のように機械的に溝加工を施し
たものと異なり、シャフト18の外周面と密接状態にある
ので、シャフト18の停止時の漏れも防止できる。また、
上記摺動面Sは摺動によって経時的に摩耗するが、上記
内径端22aの外周面のスパイラル溝24によるゴム材製リ
ップ部材2の内径筒状部2bの締め代の強弱関係は依然存
在するため、摺動面Sの摩耗の進行にも拘らず、常に上
記ポンプ作用による良好な密封機能を奏する。
なお、本考案において、スパイラル溝24の形状や大き
さ、数等は図示の例に限定されるものでないことは勿論
である。
さ、数等は図示の例に限定されるものでないことは勿論
である。
以上、本考案のリップ型シールによると、合成樹脂製リ
ップ部材の内径端におけるスパイラルポンプ作用は、ゴ
ム材製リップ部材からの締め代の強弱関係で成り立つも
のであることから、摩耗の進行に伴って上記ポンプ作用
による密封性能が早期に低下してしまうことがなく、ま
た、シャフトの停止時にも優れた密封性能を維持できる
といった優れた効果を奏する。
ップ部材の内径端におけるスパイラルポンプ作用は、ゴ
ム材製リップ部材からの締め代の強弱関係で成り立つも
のであることから、摩耗の進行に伴って上記ポンプ作用
による密封性能が早期に低下してしまうことがなく、ま
た、シャフトの停止時にも優れた密封性能を維持できる
といった優れた効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例を示す半裁断面図、第2図は
同じく要部斜視図、第3図は従来構造の一例を示す半裁
断面図である。 2……ゴム材製リップ部材 2a,22a……内径端、2b……内径筒状部 10……筒状ケース、18……シャフト 22……合成樹脂製リップ部材 24……スパイラル溝 A……密封空間、B……反密封空間
同じく要部斜視図、第3図は従来構造の一例を示す半裁
断面図である。 2……ゴム材製リップ部材 2a,22a……内径端、2b……内径筒状部 10……筒状ケース、18……シャフト 22……合成樹脂製リップ部材 24……スパイラル溝 A……密封空間、B……反密封空間
Claims (1)
- 【請求項1】金属ケースの内周に、ゴム材製リップ部材
および該リップ部材の反密封空間側の合成樹脂製リップ
部材が固定され、密封空間側へ屈曲突出した両リップ部
材の内径端がシャフトの外周面と気密摺接するリップ型
シールにおいて、ゴム材製リップ部材の内径端近傍の筒
状部から締付け力を受ける合成樹脂製リップ部材の内径
端外周面に、密封空間側へ向かってシャフトの回転方向
へ偏向した所要数のスパイラル溝を設けてなることを特
徴とするリップ型シール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990040749U JPH0643581Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | リップ型シール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990040749U JPH0643581Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | リップ型シール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03130966U JPH03130966U (ja) | 1991-12-27 |
| JPH0643581Y2 true JPH0643581Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31550807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990040749U Expired - Lifetime JPH0643581Y2 (ja) | 1990-04-17 | 1990-04-17 | リップ型シール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643581Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-17 JP JP1990040749U patent/JPH0643581Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03130966U (ja) | 1991-12-27 |
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