JPH0643882Y2 - コンパクトディスクプレーヤの挿排用ローラの負荷機構 - Google Patents
コンパクトディスクプレーヤの挿排用ローラの負荷機構Info
- Publication number
- JPH0643882Y2 JPH0643882Y2 JP1989071183U JP7118389U JPH0643882Y2 JP H0643882 Y2 JPH0643882 Y2 JP H0643882Y2 JP 1989071183 U JP1989071183 U JP 1989071183U JP 7118389 U JP7118389 U JP 7118389U JP H0643882 Y2 JPH0643882 Y2 JP H0643882Y2
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Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 コンパクトディスクプレーヤにディスクを挿入し、ある
いはそれから排出させるためのローラを前記ディスクに
適度の力で圧接させる負荷機構において、付勢用のばね
の力を増大させるレバーを用い、弱いばねによって安定
した圧接力を発生させ、また、ディスクがターンテーブ
ル上にクランプされた後にローラを退避させるに要する
操作力を低減させ、更に、プレーヤ内にディスクがある
か否かを、ローラの位置に対応する前記レバーの拡大さ
れた変位を利用して検出することができるようにした。
いはそれから排出させるためのローラを前記ディスクに
適度の力で圧接させる負荷機構において、付勢用のばね
の力を増大させるレバーを用い、弱いばねによって安定
した圧接力を発生させ、また、ディスクがターンテーブ
ル上にクランプされた後にローラを退避させるに要する
操作力を低減させ、更に、プレーヤ内にディスクがある
か否かを、ローラの位置に対応する前記レバーの拡大さ
れた変位を利用して検出することができるようにした。
本考案は、車載用等に使用されるスロットイン方式のコ
ンパクトディスクプレーヤにおいて、ディスクの挿入、
排出のために設けられるローラの負荷機構に関するもの
で、更に詳しくいえば、それによって前記ローラの円滑
な支持、操作を行なうとともに、プレーヤ内におけるデ
ィスクの有無を検知することをも可能とした前記機構に
関するものである。
ンパクトディスクプレーヤにおいて、ディスクの挿入、
排出のために設けられるローラの負荷機構に関するもの
で、更に詳しくいえば、それによって前記ローラの円滑
な支持、操作を行なうとともに、プレーヤ内におけるデ
ィスクの有無を検知することをも可能とした前記機構に
関するものである。
コンパクトディスクプレーヤの中に挿入され、あるいは
それから排出されるディスクは、その下面に接している
ゴム製のローラによって移送されるが、ローラを適度の
強さでディスクに圧接する(ローラに負荷をかける)た
めに、ローラの軸に直接ばねを掛けるか、又は第5図に
示すように、ローラRの軸を支持している揺動可能なレ
バーLをばねSによって付勢する構造としている。
それから排出されるディスクは、その下面に接している
ゴム製のローラによって移送されるが、ローラを適度の
強さでディスクに圧接する(ローラに負荷をかける)た
めに、ローラの軸に直接ばねを掛けるか、又は第5図に
示すように、ローラRの軸を支持している揺動可能なレ
バーLをばねSによって付勢する構造としている。
また、プレーヤ内にどのような状態であれディスクが存
在することと、存在しないこととを検知するためには、
光センサを複数個所に設けて、ディスクの不透明部分に
おいて光が遮断されるのを利用し、信号の組合わせによ
ってディスクの存否を判別しているが、一つのプレーヤ
において直径12cmと同8cmの大小2種類のディスクD1,D2
を使用する場合には、同じセンサではディスクの存否を
判別することができないため、第6図に示すように筐体
Hの中に多数の光センサsを設ける必要がある。
在することと、存在しないこととを検知するためには、
光センサを複数個所に設けて、ディスクの不透明部分に
おいて光が遮断されるのを利用し、信号の組合わせによ
ってディスクの存否を判別しているが、一つのプレーヤ
において直径12cmと同8cmの大小2種類のディスクD1,D2
を使用する場合には、同じセンサではディスクの存否を
判別することができないため、第6図に示すように筐体
Hの中に多数の光センサsを設ける必要がある。
ローラの負荷機構としてローラの軸に直接ばねを掛ける
従来技術によれば、ばねをローラ軸の近くに設ける必要
があるが、その付近には他の部品が多く設けられるの
で、ばねの運動範囲を大きくとることができないという
スペース上の制約がある。
従来技術によれば、ばねをローラ軸の近くに設ける必要
があるが、その付近には他の部品が多く設けられるの
で、ばねの運動範囲を大きくとることができないという
スペース上の制約がある。
第5図のように、ローラ軸を支持する揺動レバーLをば
ねSで付勢する場合は、レバーLの実効長Aと、ばねS
の力Pによるモーメントの腕の長さBの関係は、第5図
のような構造においてはA>Bとならざるを得ないた
め、ばねSの力PとローラRの圧着力Qとの関係はP>
Qとなって、ばねSとしては非常に強い(ばね定数の大
きい)ものを使用する必要があり、そのようにばね定数
の大きいばねは、長さの変化に応じて力が大きく変化す
るから、どのような状態でもディスクにローラをほぼ一
様な力で圧接するのには適当ではないといえる。
ねSで付勢する場合は、レバーLの実効長Aと、ばねS
の力Pによるモーメントの腕の長さBの関係は、第5図
のような構造においてはA>Bとならざるを得ないた
め、ばねSの力PとローラRの圧着力Qとの関係はP>
Qとなって、ばねSとしては非常に強い(ばね定数の大
きい)ものを使用する必要があり、そのようにばね定数
の大きいばねは、長さの変化に応じて力が大きく変化す
るから、どのような状態でもディスクにローラをほぼ一
様な力で圧接するのには適当ではないといえる。
そして、これら従来のローラ負荷機構では、ディスクが
ターンテーブル上にクランプされた後、ディスクに接触
しない位置へローラを退避させる時には、ばねの力に抗
してローラ軸を押し下げる必要があるので、ローラの位
置を制御するモータに大きな負荷をかけることになり、
いずれにしても、円滑な運転を妨げる要因となり得るも
のを有している。
ターンテーブル上にクランプされた後、ディスクに接触
しない位置へローラを退避させる時には、ばねの力に抗
してローラ軸を押し下げる必要があるので、ローラの位
置を制御するモータに大きな負荷をかけることになり、
いずれにしても、円滑な運転を妨げる要因となり得るも
のを有している。
また、観点を変えて、プレーヤ内におけるディスクの存
否の判別に光センサを用いる場合、特に大小のディスク
を併用するプレーヤにおいては、多数の光センサを設置
する必要があるが、ターンテーブルの周辺にはその駆動
機構やピックアップ部等の機器が多く設けられているた
めに、多数の光センサを設置するスペースをとることが
難かしく、仮に設けることができたとしても構造が複雑
となり、コストも上昇する。この場合は多数のセンサの
信号を組合わせて判別するので、その信頼性にも問題が
残る。
否の判別に光センサを用いる場合、特に大小のディスク
を併用するプレーヤにおいては、多数の光センサを設置
する必要があるが、ターンテーブルの周辺にはその駆動
機構やピックアップ部等の機器が多く設けられているた
めに、多数の光センサを設置するスペースをとることが
難かしく、仮に設けることができたとしても構造が複雑
となり、コストも上昇する。この場合は多数のセンサの
信号を組合わせて判別するので、その信頼性にも問題が
残る。
本考案は、コンパクトディスクプレーヤに設けられるデ
ィスク挿排用ローラの負荷機構における、従来技術が有
する前記のような問題点を解消するために、筐体に枢着
されその枢着点に比較的近い位置にディスクに圧接され
るローラの軸を受入れる凹部と前記枢着点から比較的遠
い位置にばねの作用点を具えるレバーを用い、一端を筐
体に取付けた前記ばねの他端を前記作用点に取付けると
共に、他の揺動レバーによって支持されている前記ロー
ラの軸を前記凹部に受入れることにより、前記ばねの力
を前記ローラの軸を前記ディスクに圧接する方向の力と
して増大させて前記ローラに伝えて、前記ローラを前記
ディスクに圧接させるように前記凹部の形状を設定し、
更に、前記レバー上において前記凹部に続いて前記ロー
ラの軸のための案内縁を設け、ディスクがターンテーブ
ル上にクランプされた後に前記ローラを退避位置へ移動
させる際に、前記ばねの付勢によって前記ローラの退避
位置への移動を妨げる方向の分力が発生しないように前
記案内縁の形状を設定し、更に他の場合には、前記レバ
ー上の前記ばねの作用点付近に係合するスイッチを設
け、前記ローラの位置の変化に対応する前記作用点付近
の位置の拡大された変化により、前記プレーヤ内におけ
るディスクの存否を機械的に検知することができるよう
にしたものである。
ィスク挿排用ローラの負荷機構における、従来技術が有
する前記のような問題点を解消するために、筐体に枢着
されその枢着点に比較的近い位置にディスクに圧接され
るローラの軸を受入れる凹部と前記枢着点から比較的遠
い位置にばねの作用点を具えるレバーを用い、一端を筐
体に取付けた前記ばねの他端を前記作用点に取付けると
共に、他の揺動レバーによって支持されている前記ロー
ラの軸を前記凹部に受入れることにより、前記ばねの力
を前記ローラの軸を前記ディスクに圧接する方向の力と
して増大させて前記ローラに伝えて、前記ローラを前記
ディスクに圧接させるように前記凹部の形状を設定し、
更に、前記レバー上において前記凹部に続いて前記ロー
ラの軸のための案内縁を設け、ディスクがターンテーブ
ル上にクランプされた後に前記ローラを退避位置へ移動
させる際に、前記ばねの付勢によって前記ローラの退避
位置への移動を妨げる方向の分力が発生しないように前
記案内縁の形状を設定し、更に他の場合には、前記レバ
ー上の前記ばねの作用点付近に係合するスイッチを設
け、前記ローラの位置の変化に対応する前記作用点付近
の位置の拡大された変化により、前記プレーヤ内におけ
るディスクの存否を機械的に検知することができるよう
にしたものである。
本考案は前記手段のような構成を有するから、ローラを
ディスクに向って圧接させる力は、ばねからレバーの作
用点及びレバーの凹部を経てローラの軸に伝達される。
レバーの枢着点からみて、比較的近い位置に凹部が、ま
た比較的遠い位置にばねの作用点が設けられているか
ら、そのレバー比によって、ばねの力は増大されてロー
ラに伝達される。従って、ばねは従来のものよりも弱い
ものを使用することができ、また、ばねの設定位置は、
可動の部材が集中しているローラ付近を避けて自由に選
定することが可能となる。このようにして、ばねの力を
無理なくローラに作用させることにより、大きな変動の
ない安定した圧接力をディスクに及ぼすことが可能とな
る。
ディスクに向って圧接させる力は、ばねからレバーの作
用点及びレバーの凹部を経てローラの軸に伝達される。
レバーの枢着点からみて、比較的近い位置に凹部が、ま
た比較的遠い位置にばねの作用点が設けられているか
ら、そのレバー比によって、ばねの力は増大されてロー
ラに伝達される。従って、ばねは従来のものよりも弱い
ものを使用することができ、また、ばねの設定位置は、
可動の部材が集中しているローラ付近を避けて自由に選
定することが可能となる。このようにして、ばねの力を
無理なくローラに作用させることにより、大きな変動の
ない安定した圧接力をディスクに及ぼすことが可能とな
る。
また、本考案においては、レバーの凹部に続いて案内縁
を設けたので、ディスクがターンテーブル上にクランプ
された後、ローラを退避させる時に、ローラをディスク
の方へ推進するばねの分力が生きていると、ローラの位
置を制御するモータの負担となるが、本考案の場合は前
記分力を消滅させる形状を有するレバーの案内縁に沿っ
てローラ軸を退避移動させるため、ばねの力は前記のよ
うな有害な分力を発生しない。これによって、駆動系統
は大きな抵抗を受けることなく円滑に作動するようにな
る。
を設けたので、ディスクがターンテーブル上にクランプ
された後、ローラを退避させる時に、ローラをディスク
の方へ推進するばねの分力が生きていると、ローラの位
置を制御するモータの負担となるが、本考案の場合は前
記分力を消滅させる形状を有するレバーの案内縁に沿っ
てローラ軸を退避移動させるため、ばねの力は前記のよ
うな有害な分力を発生しない。これによって、駆動系統
は大きな抵抗を受けることなく円滑に作動するようにな
る。
さらに、本考案に用いるレバーは前記のようなレバー比
を有するから、ローラがディスクをとらえたときに生じ
るローラの変位が、ばねの作用点における大きな変位と
なって現われるので、作用点付近に係合するスイッチを
設けた場合にはプレーヤ内にディスクがあるかどうか
は、レバーの変位によって明確に判別することができ
る。ディスクがターンテーブル上にクランプされて、ロ
ーラが退避したときは、レバーの変位は一段と大きくな
るから、ディスクがプレーヤ内にあるという信号が継続
することは言うまでもない。
を有するから、ローラがディスクをとらえたときに生じ
るローラの変位が、ばねの作用点における大きな変位と
なって現われるので、作用点付近に係合するスイッチを
設けた場合にはプレーヤ内にディスクがあるかどうか
は、レバーの変位によって明確に判別することができ
る。ディスクがターンテーブル上にクランプされて、ロ
ーラが退避したときは、レバーの変位は一段と大きくな
るから、ディスクがプレーヤ内にあるという信号が継続
することは言うまでもない。
第1図は本考案の機構を備えたコンパクトディスクプレ
ーヤの左側面からみた透視図である。図において、1は
コンパクトディスクプレーヤの筐体、2はコンパクトデ
ィスクの挿入・排出口、3はその上半部を構成する固定
のガイド、4は同じく下半部を構成する揺動可能なガイ
ドで、それと一体の揺動アーム5はピン6によって筐体
1に枢着されており、ガイド4と共にピン6のまわりに
傾動することができる。
ーヤの左側面からみた透視図である。図において、1は
コンパクトディスクプレーヤの筐体、2はコンパクトデ
ィスクの挿入・排出口、3はその上半部を構成する固定
のガイド、4は同じく下半部を構成する揺動可能なガイ
ドで、それと一体の揺動アーム5はピン6によって筐体
1に枢着されており、ガイド4と共にピン6のまわりに
傾動することができる。
筐体1にピン7によって揺動するレバー8が枢着されて
おり、その右端にはディスクを挿入、排出する細長いゴ
ムローラ9の軸9sの一端が支承されている。前記揺動ア
ーム5の左端はフォーク5fとなっており、その2本の脚
はローラ9の軸9sに樹脂製のブッシュ9bを介して係合し
ている。
おり、その右端にはディスクを挿入、排出する細長いゴ
ムローラ9の軸9sの一端が支承されている。前記揺動ア
ーム5の左端はフォーク5fとなっており、その2本の脚
はローラ9の軸9sに樹脂製のブッシュ9bを介して係合し
ている。
揺動アーム5はガイド4を取付けているプレート5pによ
って、挿排口2の右側にある図示しないが同様な形状の
揺動アームと一体になっており、そのフォークはローラ
軸9sの他端に係合している。
って、挿排口2の右側にある図示しないが同様な形状の
揺動アームと一体になっており、そのフォークはローラ
軸9sの他端に係合している。
ローラ9によってコンパクトディスクを挿入、排出する
ための回転力は軸9sの図示していない他端側から供給さ
れ、ローラ9の左回転によりディスクの挿入、右回転に
より排出が行なわれる。また揺動アーム5をピン6のま
わりに揺動させる回転力も同様に、図示していないロー
ラ9の他端側から供給される。第1図に示した側面(左
側)にある多数のレバーやアームの類は、すべて他端側
からプレート5pを介して揺動アーム5に伝えられるピン
6のまわりの回転力によって動かされる。
ための回転力は軸9sの図示していない他端側から供給さ
れ、ローラ9の左回転によりディスクの挿入、右回転に
より排出が行なわれる。また揺動アーム5をピン6のま
わりに揺動させる回転力も同様に、図示していないロー
ラ9の他端側から供給される。第1図に示した側面(左
側)にある多数のレバーやアームの類は、すべて他端側
からプレート5pを介して揺動アーム5に伝えられるピン
6のまわりの回転力によって動かされる。
ディスクが挿排口2に挟み込まれてローラ9の上に載っ
たとき、光センサ等の検出により図示しないモータが起
動し、ローラ9を第1図において左回転させてディスク
を図の左方にあるターンテーブル10上へ移送する。この
移送の間、ローラは適度の大きさの圧接力をディスクに
及ぼしている。ディスクがターンテーブル10上に載置さ
れると、クランパ11が下降して来て、ディスクをターン
テーブル10との間で挟持し、軸12上でディスクが回転駆
動されるように支持する。このときローラ9は、クラン
パ11が下降してくるのと連動して、同じモータの力によ
り下降し、ディスクが回転するのに支障とならない位置
へ移動する。
たとき、光センサ等の検出により図示しないモータが起
動し、ローラ9を第1図において左回転させてディスク
を図の左方にあるターンテーブル10上へ移送する。この
移送の間、ローラは適度の大きさの圧接力をディスクに
及ぼしている。ディスクがターンテーブル10上に載置さ
れると、クランパ11が下降して来て、ディスクをターン
テーブル10との間で挟持し、軸12上でディスクが回転駆
動されるように支持する。このときローラ9は、クラン
パ11が下降してくるのと連動して、同じモータの力によ
り下降し、ディスクが回転するのに支障とならない位置
へ移動する。
これらの作動を円滑に行なわせるために、図示実施例で
は、ピン13によって筐体1に枢着されたZ形のレバー14
を備えており、このレバー14は引張りばね15によって第
1図において右回りに付勢されている。レバー14は、第
2図以下に明示されているように、ローラ9の軸9sが進
入することができる凹所16と、それに連なる案内縁17を
備えている。そして一端を筐体1に取付けられた引張り
ばね15の他端を取付ける耳片(ばね15の作用点)18と、
筐体1上のマイクロスイッチ19を作動させる耳片20が、
このレバー14の長く伸びた下方部に設けられている。
は、ピン13によって筐体1に枢着されたZ形のレバー14
を備えており、このレバー14は引張りばね15によって第
1図において右回りに付勢されている。レバー14は、第
2図以下に明示されているように、ローラ9の軸9sが進
入することができる凹所16と、それに連なる案内縁17を
備えている。そして一端を筐体1に取付けられた引張り
ばね15の他端を取付ける耳片(ばね15の作用点)18と、
筐体1上のマイクロスイッチ19を作動させる耳片20が、
このレバー14の長く伸びた下方部に設けられている。
次に図示実施例の作動について述べる。第2図は挿排口
2にも、ターンテーブル10上にもディスクがない休止状
態を示しており、レバー14は耳片18に作用している引張
りばね15の力Fにより、ピン13のまわりに右回りの終端
まで回動した位置にある。マイクロスイッチ19は押し込
まれてONになり、ディスクが筐体1内にないことを示す
信号を発する。このときは、ばね15により、レバー14の
凹部16にあるローラ軸9sが凹部の線に対して直角の方向
に力fで付勢されている。そのため、この力fの垂直分
力f1(上方向)により揺動アーム5がピン6のまわりに
右回転、揺動レバー8がピン7のまわりに左回転し、ロ
ーラ9がもっとも高い位置に押し上げられている。
2にも、ターンテーブル10上にもディスクがない休止状
態を示しており、レバー14は耳片18に作用している引張
りばね15の力Fにより、ピン13のまわりに右回りの終端
まで回動した位置にある。マイクロスイッチ19は押し込
まれてONになり、ディスクが筐体1内にないことを示す
信号を発する。このときは、ばね15により、レバー14の
凹部16にあるローラ軸9sが凹部の線に対して直角の方向
に力fで付勢されている。そのため、この力fの垂直分
力f1(上方向)により揺動アーム5がピン6のまわりに
右回転、揺動レバー8がピン7のまわりに左回転し、ロ
ーラ9がもっとも高い位置に押し上げられている。
音楽を聴くためにコンパクトディスクの一部を挿排口2
へ軽く挿入すると、光センサ等の作用によりモータが駆
動されてローラ9が挿入方向に回転を始める。ディスク
が固定ガイド3とローラ9の間に力fの垂直分力よりも
やや大きい力で挟みこまれることにより、ローラ9は僅
かに押し下げられ、固定ガイド3との間隔が少し増加し
て第1図に示すような状態となり、ディスクの通過を許
すようになる。このとき、マイクロスイッチ19はOFFと
なって、プレーヤの中にディスクがあることを示す。ロ
ーラ9には中央部が最小径で両端に近づくに従って直径
が漸増するダブルテーパ状の形が与えられているので、
ディスクが移送されるにつれてローラ9はより低い位置
へ移動しなければならなくなり、ローラ軸9sは第3図に
示されているように、ばね15による力f′の垂直分力
f1′(上方向)に抗して押し下げられる。
へ軽く挿入すると、光センサ等の作用によりモータが駆
動されてローラ9が挿入方向に回転を始める。ディスク
が固定ガイド3とローラ9の間に力fの垂直分力よりも
やや大きい力で挟みこまれることにより、ローラ9は僅
かに押し下げられ、固定ガイド3との間隔が少し増加し
て第1図に示すような状態となり、ディスクの通過を許
すようになる。このとき、マイクロスイッチ19はOFFと
なって、プレーヤの中にディスクがあることを示す。ロ
ーラ9には中央部が最小径で両端に近づくに従って直径
が漸増するダブルテーパ状の形が与えられているので、
ディスクが移送されるにつれてローラ9はより低い位置
へ移動しなければならなくなり、ローラ軸9sは第3図に
示されているように、ばね15による力f′の垂直分力
f1′(上方向)に抗して押し下げられる。
ディスクがターンテーブル10の上に到達し、同じモータ
の力によつてクランパ11が下降して来て、ディスクをク
ランプする作動と連動して、図示されない歯車及びリン
クの機構により、レバー14を第3図においてピン13のま
わりに更に左回転させローラ9を大きく下降させる作動
が生じる。ローラ9を下降させるのは、ディスクがター
ンテーブル10上で回転するときに妨げとならないように
するためである。通常の機構では、ローラを押上げるば
ねの力に抗してローラを押し下げることになるので、こ
の際にモータに大きな負荷が生じることになる。
の力によつてクランパ11が下降して来て、ディスクをク
ランプする作動と連動して、図示されない歯車及びリン
クの機構により、レバー14を第3図においてピン13のま
わりに更に左回転させローラ9を大きく下降させる作動
が生じる。ローラ9を下降させるのは、ディスクがター
ンテーブル10上で回転するときに妨げとならないように
するためである。通常の機構では、ローラを押上げるば
ねの力に抗してローラを押し下げることになるので、こ
の際にモータに大きな負荷が生じることになる。
本考案の図示実施例では、案内縁17の形状が、この状態
で殆んど垂直線に近いものとなるように設定してあるた
め、ばね15の力F″によりローラ軸9sにかかる力f″は
横向きとなり、垂直方向の分力f1″は下方向の力となる
ため、ローラ9の軸9sを押し下げるためのモータの負荷
とはならない。なお、本実施例では、案内縁17がレバー
14の左回転の終端位置で垂直線を通り越すように設定さ
れているため、ローラ9を押し下げることに要する力の
増加はマイナス値を示すようになる。このことにより一
連の作動がきわめて円滑に行なわれるようになる。な
お、第2図〜第4図においてf2,f2′,f2″は揺動レバ
ー8の回転軸7方向への分力である。
で殆んど垂直線に近いものとなるように設定してあるた
め、ばね15の力F″によりローラ軸9sにかかる力f″は
横向きとなり、垂直方向の分力f1″は下方向の力となる
ため、ローラ9の軸9sを押し下げるためのモータの負荷
とはならない。なお、本実施例では、案内縁17がレバー
14の左回転の終端位置で垂直線を通り越すように設定さ
れているため、ローラ9を押し下げることに要する力の
増加はマイナス値を示すようになる。このことにより一
連の作動がきわめて円滑に行なわれるようになる。な
お、第2図〜第4図においてf2,f2′,f2″は揺動レバ
ー8の回転軸7方向への分力である。
また、本考案によれば、図示実施例のレバー14の下端の
スイッチ19の付近に耳片18を設け、これにばね15を掛け
ているので、第1図〜第3図のようにローラ軸9sがレバ
ー14の凹部16内にあるときは、レバー14の大きなレバー
比によりばね15の力を増大させ、比較的小さいばね15の
力でも、ローラ9に充分な押上げ力を安定して発生させ
得る。つまり、ばね15は小型で場所をとらない弱いもの
を使用しても、レバー14によってローラ9に対しディス
クを挟持するに必要な力を大きな変動なく与え得ること
になる。
スイッチ19の付近に耳片18を設け、これにばね15を掛け
ているので、第1図〜第3図のようにローラ軸9sがレバ
ー14の凹部16内にあるときは、レバー14の大きなレバー
比によりばね15の力を増大させ、比較的小さいばね15の
力でも、ローラ9に充分な押上げ力を安定して発生させ
得る。つまり、ばね15は小型で場所をとらない弱いもの
を使用しても、レバー14によってローラ9に対しディス
クを挟持するに必要な力を大きな変動なく与え得ること
になる。
さらに重要なことは、レバー14の位置をマイクロスイッ
チ19により検知することによって、ディスクがプレーヤ
内に挿入された状態(第1図、第3図及び第4図のよう
に色々な状態があるが、いずれもOFFの信号をマイクロ
スイッチ19が発する。)と挿入されていない状態(第2
図のように、マイクロスイッチ19はONの信号を発す
る。)とを、機械的に確実に認識することができること
である。この利点によって、コンパクトディスクが12cm
のものであっても8cmのものであっても、多数の光セン
サを用いた検知システムを設ける必要がなくなり、構造
を簡単化して低コスト化をはかることができ、センサの
設置場所の問題もなく、しかも故障が起りにくくなる。
チ19により検知することによって、ディスクがプレーヤ
内に挿入された状態(第1図、第3図及び第4図のよう
に色々な状態があるが、いずれもOFFの信号をマイクロ
スイッチ19が発する。)と挿入されていない状態(第2
図のように、マイクロスイッチ19はONの信号を発す
る。)とを、機械的に確実に認識することができること
である。この利点によって、コンパクトディスクが12cm
のものであっても8cmのものであっても、多数の光セン
サを用いた検知システムを設ける必要がなくなり、構造
を簡単化して低コスト化をはかることができ、センサの
設置場所の問題もなく、しかも故障が起りにくくなる。
ディスクの厚さによるローラ9の高さ位置の違いは小さ
くても、レバー14のレバー比によりその差が拡大され、
マイクロスイッチ19によって明瞭に識別することができ
ることと、そのレバー14が引張りばね15の増力作用を併
せ有すること、しかもレバー14の案内縁17上をローラ軸
9sがほぼ垂直に下降することによって、ディスクをター
ンテーブル10上にクランプした後のローラ9の退避が、
モータの負荷の増大を伴うことなく円滑に行ない得るこ
と等が本考案の特徴であるから、本考案は図示実施例の
ようなものに限らず、同様の趣旨において色々な変形を
とり得る。
くても、レバー14のレバー比によりその差が拡大され、
マイクロスイッチ19によって明瞭に識別することができ
ることと、そのレバー14が引張りばね15の増力作用を併
せ有すること、しかもレバー14の案内縁17上をローラ軸
9sがほぼ垂直に下降することによって、ディスクをター
ンテーブル10上にクランプした後のローラ9の退避が、
モータの負荷の増大を伴うことなく円滑に行ない得るこ
と等が本考案の特徴であるから、本考案は図示実施例の
ようなものに限らず、同様の趣旨において色々な変形を
とり得る。
本考案は前記のような構成、作用を有するから、比較的
弱いばねを用いてローラのディスクに対する必要な圧接
力を発生させることができ、その圧接力はローラの変位
によって急激に変動することのない安定した値を示す。
ばねは、ローラから離れた空所を選んで設置することが
できるので、スペース的な問題もない。
弱いばねを用いてローラのディスクに対する必要な圧接
力を発生させることができ、その圧接力はローラの変位
によって急激に変動することのない安定した値を示す。
ばねは、ローラから離れた空所を選んで設置することが
できるので、スペース的な問題もない。
ディスクがターンテーブル上にクランプされた後のロー
ラの退避は、ばねの付勢に抗して行なうことがないの
で、ローラの位置を制御するモータの負荷が急増するこ
とがなく、円滑に制御が行なわれる。
ラの退避は、ばねの付勢に抗して行なうことがないの
で、ローラの位置を制御するモータの負荷が急増するこ
とがなく、円滑に制御が行なわれる。
レバーによる変位の拡大作用を利用してローラの変位を
検出すると、プレーヤ内のディスクの有無が確実に判別
することができる。この手段を用いた場合は、光センサ
などを用いた検出手段を必要としないので、コスト低減
にもつながる。また、この手段によれば、ディスクの大
小に関係なく検出が可能である。
検出すると、プレーヤ内のディスクの有無が確実に判別
することができる。この手段を用いた場合は、光センサ
などを用いた検出手段を必要としないので、コスト低減
にもつながる。また、この手段によれば、ディスクの大
小に関係なく検出が可能である。
第1図は本考案の機構を有するコンパクトディスクプレ
ーヤの側面透視図、第2図ないし第4図は機構の骨子で
あるレバーの各作動状態を示す側面図、第5図は従来の
機構の例を示す側面図、第6図は従来技術によるディス
ク検出手段を説明する図である。 1……筐体、 2……挿入、排出口(挿排口)、 3……固定ガイド、4……揺動ガイド、 5……揺動アーム、5f……フォーク、 5p……プレート、6,7……ピン、 8……揺動レバー、9……ローラ、 9s……ローラ軸、9b……ブッシュ、 10……ターンテーブル、11……クランパ、 12……軸、13……ピン(枢着点)、 14……レバー、15……引張りばね、 16……凹所、17……案内縁、 18……耳片(作用点)、19……マイクロスイッチ、 20……耳片、R……ローラ、 L……揺動レバー、S……ばね、 H……筐体、s……光センサ。
ーヤの側面透視図、第2図ないし第4図は機構の骨子で
あるレバーの各作動状態を示す側面図、第5図は従来の
機構の例を示す側面図、第6図は従来技術によるディス
ク検出手段を説明する図である。 1……筐体、 2……挿入、排出口(挿排口)、 3……固定ガイド、4……揺動ガイド、 5……揺動アーム、5f……フォーク、 5p……プレート、6,7……ピン、 8……揺動レバー、9……ローラ、 9s……ローラ軸、9b……ブッシュ、 10……ターンテーブル、11……クランパ、 12……軸、13……ピン(枢着点)、 14……レバー、15……引張りばね、 16……凹所、17……案内縁、 18……耳片(作用点)、19……マイクロスイッチ、 20……耳片、R……ローラ、 L……揺動レバー、S……ばね、 H……筐体、s……光センサ。
Claims (3)
- 【請求項1】筐体に枢着されその枢着点に比較的近い位
置にディスクに圧接されるローラの軸を受入れる凹部
と、前記凹部に続いて形成された前記ローラの軸のため
の案内縁と、前記枢着点から比較的遠い位置にばねの作
用点とを具えるレバーを有し、一端を筐体に取り付けた
前記ばねの他端を前記作用点に取付けると共に、他の揺
動レバーによって支持されている前記ローラの軸を前記
凹部に受入れることにより、前記ばねの力を前記ローラ
の軸を前記ディスクに圧接する方向の力として増大させ
て前記ローラに伝えて、それによって前記ローラを前記
ディスクに圧接させるように前記凹部の形状が設定され
ていることを特徴とするコンパクトディスクプレーヤに
おけるディスク挿排用ローラの負荷機構。 - 【請求項2】前記案内縁は、ディスクがターンテーブル
上にクランプされた後に前記ローラを退避位置へ移動さ
せる際に、前記ばねの付勢によって前記ローラの退避位
置への移動を妨げる方向の分力が発生しないように、そ
の形状が設定されていることを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第1項記載のコンパクトディスクプレーヤに
おけるディスク挿排用ローラの負荷機構。 - 【請求項3】前記レバー上の前記枢着点から比較的遠い
前記ばねの作用点の付近に係合するスイッチを設け、前
記ローラの位置の変化に対応する前記作用点付近の位置
の拡大された変化により、前記プレーヤ内におけるディ
スクの存否を機械的に検知することができるようにした
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
コンパクトディスクプレーヤにおけるディスク挿排用ロ
ーラの負荷機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989071183U JPH0643882Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | コンパクトディスクプレーヤの挿排用ローラの負荷機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989071183U JPH0643882Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | コンパクトディスクプレーヤの挿排用ローラの負荷機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0314754U JPH0314754U (ja) | 1991-02-14 |
| JPH0643882Y2 true JPH0643882Y2 (ja) | 1994-11-14 |
Family
ID=31607985
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989071183U Expired - Lifetime JPH0643882Y2 (ja) | 1989-06-20 | 1989-06-20 | コンパクトディスクプレーヤの挿排用ローラの負荷機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643882Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5137518Y1 (ja) * | 1971-02-18 | 1976-09-14 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5849348U (ja) * | 1981-09-30 | 1983-04-02 | 日本コロムビア株式会社 | デイスクのロ−デング機構 |
-
1989
- 1989-06-20 JP JP1989071183U patent/JPH0643882Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0314754U (ja) | 1991-02-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |