JPH0643959B2 - 燃料油中のアスファルテン成分分析方法およびその装置 - Google Patents
燃料油中のアスファルテン成分分析方法およびその装置Info
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- JPH0643959B2 JPH0643959B2 JP1069484A JP6948489A JPH0643959B2 JP H0643959 B2 JPH0643959 B2 JP H0643959B2 JP 1069484 A JP1069484 A JP 1069484A JP 6948489 A JP6948489 A JP 6948489A JP H0643959 B2 JPH0643959 B2 JP H0643959B2
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- Japan
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- fuel oil
- asphaltene
- heptane
- low
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、低質燃料油中のアスファルテン成分を迅速、
かつ簡便に、しかも正確に分析する方法およびその装置
に関するものである。
かつ簡便に、しかも正確に分析する方法およびその装置
に関するものである。
燃料油のアスファルテン成分分析は、一般には、石油学
会法(IP143)等に基づく化学実験的手法で行われてお
り、この方法におけるn(ノルマル)−ヘプタンに不溶
で、トルエンに溶解する成分が、アスファルテンと定義
づけられている。
会法(IP143)等に基づく化学実験的手法で行われてお
り、この方法におけるn(ノルマル)−ヘプタンに不溶
で、トルエンに溶解する成分が、アスファルテンと定義
づけられている。
この石油学会法によるアスファルテン成分試験方法は、
以下のとおりである。
以下のとおりである。
(1)燃料油をろ紙上でn−ヘプタンで希釈(15倍)した
後、1時間還流煮沸し、その後、暗所で1.5〜2.5時間放
置冷却する。なお、ろ液はマルテン+n−ヘプタンであ
る。
後、1時間還流煮沸し、その後、暗所で1.5〜2.5時間放
置冷却する。なお、ろ液はマルテン+n−ヘプタンであ
る。
(2)ろ紙上の物質をトルエンで1時間還流ろ過する。
(3)還流ろ過したろ液(アスファルテン+トルエン)を
容器に受け、沸騰水浴上でトルエンを蒸発除去した後、
乾燥器中に入れ、100〜110℃で30分間乾燥し、さらに
デシケータ中で0.5〜1時間放冷した後、重量計測して
アスファルテン成分を求める。
容器に受け、沸騰水浴上でトルエンを蒸発除去した後、
乾燥器中に入れ、100〜110℃で30分間乾燥し、さらに
デシケータ中で0.5〜1時間放冷した後、重量計測して
アスファルテン成分を求める。
また、最近、燃料油をn−ヘプタンで希釈した溶液と、
この溶液から浮遊アスファルテンを除いたマルテン溶液
との吸光度差または吸光度比から、アスファルテンを推
量する方法が提案されている。
この溶液から浮遊アスファルテンを除いたマルテン溶液
との吸光度差または吸光度比から、アスファルテンを推
量する方法が提案されている。
低質燃料油を、たとえば舶用エンジンに用いる場合、燃
料油中のアスファルテン成分によってエンジンの運転状
態を変更・調節する必要がある。このため、燃料油タン
クを切り換えた場合などに、船内でアスファルテン成分
を迅速・簡便に分析することが要求される。
料油中のアスファルテン成分によってエンジンの運転状
態を変更・調節する必要がある。このため、燃料油タン
クを切り換えた場合などに、船内でアスファルテン成分
を迅速・簡便に分析することが要求される。
しかしながら、前記の石油学会法では、分析に5〜6時
間以上かかり、また、自動化する場合、溶剤の沸騰水浴
上での蒸発除去や精密重量計測など、非常に自動化が困
難な操作が含まれている。
間以上かかり、また、自動化する場合、溶剤の沸騰水浴
上での蒸発除去や精密重量計測など、非常に自動化が困
難な操作が含まれている。
また、前記の燃料油をn−ヘプタンで希釈した溶液を用
いて吸光度差または吸光度比を測定する方法は、マルテ
ン溶液および希釈溶液の吸光波長を考慮に入れる必要が
あり、本発明者らの実験によれば、精度があまり良くな
いという不都合がある。
いて吸光度差または吸光度比を測定する方法は、マルテ
ン溶液および希釈溶液の吸光波長を考慮に入れる必要が
あり、本発明者らの実験によれば、精度があまり良くな
いという不都合がある。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、アルファル
テン成分の定義に忠実に沿った上で、短時間で沈降しな
いアスファルテンの超微粒子を試料液中に生成させ、そ
の光散乱による濁りを計量することで、乾燥・重量計測
などの自動化に困難な工程を光技術に置き換えて、自動
化に適した燃料油中のアスファルテン成分分析方法およ
びその装置を提供することを目的とするものである。
テン成分の定義に忠実に沿った上で、短時間で沈降しな
いアスファルテンの超微粒子を試料液中に生成させ、そ
の光散乱による濁りを計量することで、乾燥・重量計測
などの自動化に困難な工程を光技術に置き換えて、自動
化に適した燃料油中のアスファルテン成分分析方法およ
びその装置を提供することを目的とするものである。
本発明の燃料油中のアスファルテン成分分析方法は、予
めトルエンまたはキシレン等によりアスファルテンを溶
解させた後、不沈降性のゾル状の超微粒子を生成させ
て、完全溶解液と光散乱量を対比させることにより、低
質燃料油中のアスファルテン成分を光学的に定量する手
法である。
めトルエンまたはキシレン等によりアスファルテンを溶
解させた後、不沈降性のゾル状の超微粒子を生成させ
て、完全溶解液と光散乱量を対比させることにより、低
質燃料油中のアスファルテン成分を光学的に定量する手
法である。
第8図は、懸濁液(ゾル化液)の吸光度と経過時間との
関係を示している。波長750nm、10mmのセルで試料a、
b、c、dについて実験を行った。吸光度に変化が見ら
れないのは、微粒子状のアスファルテンが安定に浮遊し
ていることを示している。
関係を示している。波長750nm、10mmのセルで試料a、
b、c、dについて実験を行った。吸光度に変化が見ら
れないのは、微粒子状のアスファルテンが安定に浮遊し
ていることを示している。
本発明の方法は、第8図に示すように、沈降しないゾル
状アルファルテンを作ることが前提となっている。
状アルファルテンを作ることが前提となっている。
上記の目的を達成するために、本発明の燃料油中のアス
ファルテン成分分析方法は、低質燃料油をn−ヘプタン
で希釈して溶解させたアスファルテン懸濁液と、同じ低
質燃料油をトルエンでn−ヘプタンの場合と同じ倍率に
希釈して完全溶解させた液とをゾル化の状態で光散乱量
を対比測定するものである。
ファルテン成分分析方法は、低質燃料油をn−ヘプタン
で希釈して溶解させたアスファルテン懸濁液と、同じ低
質燃料油をトルエンでn−ヘプタンの場合と同じ倍率に
希釈して完全溶解させた液とをゾル化の状態で光散乱量
を対比測定するものである。
また、本発明の方法は、低質燃料油をn−ヘプタンで希
釈して溶解させたアスファルテン懸濁液と、同じ低質燃
料油をトルエンでn−ヘプタンの場合と同じ倍率に希釈
して完全溶解させた液との透過光吸収率差を測定し、光
の散乱(濁り)またはこの透過光吸収率差から低質燃料
油中のアスファルテン成分を推定するものである。
釈して溶解させたアスファルテン懸濁液と、同じ低質燃
料油をトルエンでn−ヘプタンの場合と同じ倍率に希釈
して完全溶解させた液との透過光吸収率差を測定し、光
の散乱(濁り)またはこの透過光吸収率差から低質燃料
油中のアスファルテン成分を推定するものである。
さらに、本発明の方法は、上記の方法において、透過光
吸収率差の代りに、濁度差を測定するものである。
吸収率差の代りに、濁度差を測定するものである。
そして、本発明の燃料油中のアスファルテン成分分析装
置は、第1図に示すように、低質燃料油をn−ヘプタン
で希釈して溶解させたアスファルテン懸濁液の吸光度、
透過光吸収率または濁度を測定する第1光学的測定部1
と、同じ低質燃料油をトルエンでn−ヘプタンの場合と
同じ倍率に希釈して完全溶解させた液の吸光度、透過光
吸収率または濁度を測定する第2光学的測定部2と、こ
れらの光学的測定部1、2に接続された演算・出力部3
とを包含するものである。なお、演算・出力部3は表示
機能をも含んでいる。4は試料油タンク、5はポンプ、
6は廃油タンクである。7はアスファルテンを前もって
溶解させる攪拌溶解槽である。
置は、第1図に示すように、低質燃料油をn−ヘプタン
で希釈して溶解させたアスファルテン懸濁液の吸光度、
透過光吸収率または濁度を測定する第1光学的測定部1
と、同じ低質燃料油をトルエンでn−ヘプタンの場合と
同じ倍率に希釈して完全溶解させた液の吸光度、透過光
吸収率または濁度を測定する第2光学的測定部2と、こ
れらの光学的測定部1、2に接続された演算・出力部3
とを包含するものである。なお、演算・出力部3は表示
機能をも含んでいる。4は試料油タンク、5はポンプ、
6は廃油タンクである。7はアスファルテンを前もって
溶解させる攪拌溶解槽である。
試料油タンク4内の低質燃料油、または低質燃料油を予
め少量トルエンにて希釈して流動化し易くした油をポン
プ5で吸引し、攪拌溶解槽7でさらに20〜100倍にト
ルエンで希釈・溶解させ、その一部を2系列に吐出す
る。一方の系列にn−ヘプタンを低質燃料油の500〜200
0容量倍になるように注入し希釈して、マルテン分のみ
を溶解させてアスファルテンゾル状懸濁液とする。この
アスファルテン懸濁液を第1光学的測定部1に導入し
て、吸光度、透過光吸収率または濁度を測定する。
め少量トルエンにて希釈して流動化し易くした油をポン
プ5で吸引し、攪拌溶解槽7でさらに20〜100倍にト
ルエンで希釈・溶解させ、その一部を2系列に吐出す
る。一方の系列にn−ヘプタンを低質燃料油の500〜200
0容量倍になるように注入し希釈して、マルテン分のみ
を溶解させてアスファルテンゾル状懸濁液とする。この
アスファルテン懸濁液を第1光学的測定部1に導入し
て、吸光度、透過光吸収率または濁度を測定する。
他方の系列にトルエンをn−ヘプタンの場合と同じ倍率
になるように注入し希釈して、マルテンおよびアスファ
ルテンを完全溶解させる。この液を第2光学的測定部2
に導入して、吸光度、透過光吸収率または濁度を測定す
る。
になるように注入し希釈して、マルテンおよびアスファ
ルテンを完全溶解させる。この液を第2光学的測定部2
に導入して、吸光度、透過光吸収率または濁度を測定す
る。
第1光学的測定部1および第2光学的測定部2で測定し
た値は、演算・出力部3に導入され、吸光度差、透過光
吸収率差または濁度差が計測され、この差の値からアス
ファルテン成分が推定される。
た値は、演算・出力部3に導入され、吸光度差、透過光
吸収率差または濁度差が計測され、この差の値からアス
ファルテン成分が推定される。
一般に、低質燃料油をn−ヘプタン、トルエン等で希釈
する際、希釈倍率が20容量倍未満の場合は、n−ヘプ
タン希釈液およびトルエン希釈液の黒色の度合いが強過
ぎ、吸光度差、透過光吸収率差または濁度差を求めるこ
とができないという不都合がある。
する際、希釈倍率が20容量倍未満の場合は、n−ヘプ
タン希釈液およびトルエン希釈液の黒色の度合いが強過
ぎ、吸光度差、透過光吸収率差または濁度差を求めるこ
とができないという不都合がある。
一方、希釈倍率が100容量倍を越える場合は、均一なア
スファルテンの沈澱を作ることが難しく、誤差の増大を
まねく上に、溶剤使用量が増大して不経済であるという
不都合がある。そのためにも、希釈処理液は二段階で処
理することが望ましい。
スファルテンの沈澱を作ることが難しく、誤差の増大を
まねく上に、溶剤使用量が増大して不経済であるという
不都合がある。そのためにも、希釈処理液は二段階で処
理することが望ましい。
以下、本発明の実施例を挙げて説明する。
実施例1 本例の方法は、燃料油をn−ヘプタンに溶解したアスフ
ァルテン懸濁液と、燃料油をトルエンに完全溶解した液
とのある波長での吸光度差から、アスファルテン含有量
を推定する方法である。
ァルテン懸濁液と、燃料油をトルエンに完全溶解した液
とのある波長での吸光度差から、アスファルテン含有量
を推定する方法である。
第2図に示すように、50mメスフラスコに低質燃料
油2gを秤量し、50mになるまでトルエンを加えて
メスアップした。このうち1mを別の50mメスフ
ラスコに入れ、50mのn−ヘプタンを加えてメスア
ップした(この液をA液という)。
油2gを秤量し、50mになるまでトルエンを加えて
メスアップした。このうち1mを別の50mメスフ
ラスコに入れ、50mのn−ヘプタンを加えてメスア
ップした(この液をA液という)。
また、低質燃料油2gをトルエンでメスアップした液の
うち、1mをさらに別の50mメスフラスコに入
れ、50mのトルエンを加えてメスアップした(この
液をB液という)。
うち、1mをさらに別の50mメスフラスコに入
れ、50mのトルエンを加えてメスアップした(この
液をB液という)。
A液およびB液をそれぞれ十分に攪拌した後、10mmセル
で一般の吸光光度法で用いられる750nmの波長で吸光度
を測定し、A液の吸光度とB液の吸光度との差よりアス
ファルテン量を推定した。この操作を、アスファルテン
含有量を予め測定している燃料油a〜eについて行っ
た。結果は第1表に示す如くであった。
で一般の吸光光度法で用いられる750nmの波長で吸光度
を測定し、A液の吸光度とB液の吸光度との差よりアス
ファルテン量を推定した。この操作を、アスファルテン
含有量を予め測定している燃料油a〜eについて行っ
た。結果は第1表に示す如くであった。
この結果をプロットすると、第3図に示すようなグラフ
が得られた。第3図から、吸光度差を求めることによ
り、アスファルテン含有量を正確に推定することが可能
であることがわかる。
が得られた。第3図から、吸光度差を求めることによ
り、アスファルテン含有量を正確に推定することが可能
であることがわかる。
実施例2 低質燃料油(実施例1におけるd)からアスファルテン
成分を分離・濃縮・乾固した。このアスファルテン成分
を0.05〜0.8重量%の範囲でトルエンに希釈してアスフ
ァルテン標準液を作製した。
成分を分離・濃縮・乾固した。このアスファルテン成分
を0.05〜0.8重量%の範囲でトルエンに希釈してアスフ
ァルテン標準液を作製した。
このアスファルテン標準液試料10としてを、第4図に
示すように、ガラスなどの2枚の透明板11、12間に
挾持させて、透過光吸収率を測定した。この結果は第5
図における●印の如くであった。13は発光素子、14
は受光素子、15は照度計、16はスペーサ、17は止
めバサミである。なお、透明板11、12間の間隙は約
15μmであった。通常、この値は10〜20μmとするのが
望ましい。
示すように、ガラスなどの2枚の透明板11、12間に
挾持させて、透過光吸収率を測定した。この結果は第5
図における●印の如くであった。13は発光素子、14
は受光素子、15は照度計、16はスペーサ、17は止
めバサミである。なお、透明板11、12間の間隙は約
15μmであった。通常、この値は10〜20μmとするのが
望ましい。
つぎに、アスファルテン含有量既知の数種類の低質燃料
油(トルエンで30容量倍に希釈した液)をn−ヘプタ
ンで50容量倍に希釈して溶解させたアスファルテン懸
濁液を試料10として透過光吸収率を測定した。さら
に、同じ低質燃料油をトルエンで50容量倍に希釈して
完全溶解させた液を試料10として透過光吸収率を測定
した。これらの透過光吸収率の差とアスファルテン分と
の関係は、第5図における▲の如くであった。第5図か
ら、アスファルテン標準液の曲線と、透過光吸収率差に
よりアスファルテン分を推定した曲線とがほぼ一致する
ことがわかる。なお、照度計として、シリコンフォトセ
ル内蔵の標準比視感度を有する照度計(日本光学株式会
社製、トップコーンIM-3)を使用した。
油(トルエンで30容量倍に希釈した液)をn−ヘプタ
ンで50容量倍に希釈して溶解させたアスファルテン懸
濁液を試料10として透過光吸収率を測定した。さら
に、同じ低質燃料油をトルエンで50容量倍に希釈して
完全溶解させた液を試料10として透過光吸収率を測定
した。これらの透過光吸収率の差とアスファルテン分と
の関係は、第5図における▲の如くであった。第5図か
ら、アスファルテン標準液の曲線と、透過光吸収率差に
よりアスファルテン分を推定した曲線とがほぼ一致する
ことがわかる。なお、照度計として、シリコンフォトセ
ル内蔵の標準比視感度を有する照度計(日本光学株式会
社製、トップコーンIM-3)を使用した。
実施例3 実施例2と同様にして、アスファルテン標準液を作製
し、この液を試料10として第6図に示すように、2枚
の透明板11、12間に挾持させて、濁度を測定した。
この結果は第7図における●印の如くであった。16は
スペーサ、17は止めバサミ、18はスモークメータ、
19は白色紙である。なお、透明板11、12間の間隙
は25μmであった。通常、この値は10〜200μmとする
のが望ましい。
し、この液を試料10として第6図に示すように、2枚
の透明板11、12間に挾持させて、濁度を測定した。
この結果は第7図における●印の如くであった。16は
スペーサ、17は止めバサミ、18はスモークメータ、
19は白色紙である。なお、透明板11、12間の間隙
は25μmであった。通常、この値は10〜200μmとする
のが望ましい。
つぎに、アスファルテン含有量既知の数種類の低質燃料
油をn−ヘプタンで50容量倍に希釈して溶解させたア
スファルテン懸濁液を試料10として、濁度を測定し
た。さらに同じ低質燃料油をトルエンで50容量倍に希
釈して完全溶解させた液を試料10として濁度を測定し
た。これらの濁度の差とアスファルテン分との関係は、
第7図における▲の如くであった。第7図から、アスフ
ァルテン標準液の曲線と、濁度差によりアスファルテン
分を推定した曲線とがほぼ一致することがわかる。な
お、スモークメータとして、ディーゼル自動車排気煙濃
度測定用反射式スモークメータ(ディーゼル機器株式会
社製、DSM-20A)を使用した。
油をn−ヘプタンで50容量倍に希釈して溶解させたア
スファルテン懸濁液を試料10として、濁度を測定し
た。さらに同じ低質燃料油をトルエンで50容量倍に希
釈して完全溶解させた液を試料10として濁度を測定し
た。これらの濁度の差とアスファルテン分との関係は、
第7図における▲の如くであった。第7図から、アスフ
ァルテン標準液の曲線と、濁度差によりアスファルテン
分を推定した曲線とがほぼ一致することがわかる。な
お、スモークメータとして、ディーゼル自動車排気煙濃
度測定用反射式スモークメータ(ディーゼル機器株式会
社製、DSM-20A)を使用した。
〔発明の効果〕 本発明は、上記のように構成されているので、つぎのよ
うな効果を奏する。
うな効果を奏する。
(1)従来方法における乾燥・重量計測などの自動化に困
難な工程を、光学的方法により置き換えているので、容
易に自動化することができる。
難な工程を、光学的方法により置き換えているので、容
易に自動化することができる。
(2)従来の石油学会法では、測定に5〜6時間以上要し
ていたが、本発明の方法では、乾燥・重量計測などを行
わないので、測定時間が大幅に短縮される。
ていたが、本発明の方法では、乾燥・重量計測などを行
わないので、測定時間が大幅に短縮される。
(3)測定精度がきわめて高い。
第1図は本発明の燃料油中のアスファルテン成分分析装
置の一実施例を示すフローシート、第2図は本発明の方
法を光散乱法で行った場合の実施例を示す説明図、第3
図は波長750nmにおける吸光度差とアスファルテンとの
関係を示すグラフ、第4図は本発明の方法を透過照度測
定法で行った場合の実施例で用いた装置の縦断面説明
図、第5図は吸収率とアスファルテン分との関係を示す
グラフ、第6図は本発明の方法を濁度測定法で行った場
合の実施例で用いた装置の縦断面説明図、第7図は濁度
とアスファルテン分との関係を示すグラフ、第8図は懸
濁液(ゾル化液)の吸光度と経過時間との関係を示すグ
ラフである。 1…第1光学的測定部、2…第2光学的測定部、3…演
算・出力部、4…試料油タンク、5…ポンプ、6…廃油
タンク、7…攪拌溶解槽、10…試料、11、12…透
明板、13…発光素子、14…受光素子、15…照度
計、16…スペーサ、17…止めバサミ、18…スモー
クメータ、19…白色紙
置の一実施例を示すフローシート、第2図は本発明の方
法を光散乱法で行った場合の実施例を示す説明図、第3
図は波長750nmにおける吸光度差とアスファルテンとの
関係を示すグラフ、第4図は本発明の方法を透過照度測
定法で行った場合の実施例で用いた装置の縦断面説明
図、第5図は吸収率とアスファルテン分との関係を示す
グラフ、第6図は本発明の方法を濁度測定法で行った場
合の実施例で用いた装置の縦断面説明図、第7図は濁度
とアスファルテン分との関係を示すグラフ、第8図は懸
濁液(ゾル化液)の吸光度と経過時間との関係を示すグ
ラフである。 1…第1光学的測定部、2…第2光学的測定部、3…演
算・出力部、4…試料油タンク、5…ポンプ、6…廃油
タンク、7…攪拌溶解槽、10…試料、11、12…透
明板、13…発光素子、14…受光素子、15…照度
計、16…スペーサ、17…止めバサミ、18…スモー
クメータ、19…白色紙
Claims (4)
- 【請求項1】低質燃料油をn−ヘプタンで希釈して溶解
させたアスファルテン懸濁液と、同じ低質燃料油をトル
エンでn−ヘプタンの場合と同じ倍率に希釈して完全溶
解させた液とをゾル化の状態で光散乱量を対比測定する
ことを特徴とする燃料油中のアスファルテン成分分析方
法。 - 【請求項2】低質燃料油をn−ヘプタンで希釈して溶解
させたアスファルテン懸濁液と、同じ低質燃料油をトル
エンでn−ヘプタンの場合と同じ倍率に希釈して完全溶
解させた液との透過光吸収率差を測定し、光の散乱また
はこの透過光吸収率差から低質燃料油中のアスファルテ
ン成分を推定することを特徴とする燃料油中のアスファ
ルテン成分分析方法。 - 【請求項3】透過光吸収率差の代りに、濁度差を測定す
ることを特徴とする請求項2記載の燃料油中のアスファ
ルテン成分分析方法。 - 【請求項4】低質燃料油をn−ヘプタンで希釈して溶解
させたアスファルテン懸濁液の吸光度、透過光吸収率ま
たは濁度を測定する第1光学的測定部(1)と、同じ低
質燃料油をトルエンでn−ヘプタンの場合と同じ倍率に
希釈して完全溶解させた液の吸光度、透過光吸収率また
は濁度を測定する第2光学的測定部(2)と、これらの
光学的測定部(1、2)に接続された演算・出力部
(3)とを包含することを特徴とする燃料油中のアスフ
ァルテン成分分析装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1069484A JPH0643959B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 燃料油中のアスファルテン成分分析方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1069484A JPH0643959B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 燃料油中のアスファルテン成分分析方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02248844A JPH02248844A (ja) | 1990-10-04 |
| JPH0643959B2 true JPH0643959B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=13404025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1069484A Expired - Lifetime JPH0643959B2 (ja) | 1989-03-22 | 1989-03-22 | 燃料油中のアスファルテン成分分析方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643959B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8236168B2 (en) | 2009-10-13 | 2012-08-07 | Exxonmobil Research And Engineering Company | Onset haze measurement apparatus and procedure |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-03-22 JP JP1069484A patent/JPH0643959B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| US8236168B2 (en) | 2009-10-13 | 2012-08-07 | Exxonmobil Research And Engineering Company | Onset haze measurement apparatus and procedure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02248844A (ja) | 1990-10-04 |
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