JPH0644042B2 - 電離箱式放射線検出器 - Google Patents
電離箱式放射線検出器Info
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- JPH0644042B2 JPH0644042B2 JP12646489A JP12646489A JPH0644042B2 JP H0644042 B2 JPH0644042 B2 JP H0644042B2 JP 12646489 A JP12646489 A JP 12646489A JP 12646489 A JP12646489 A JP 12646489A JP H0644042 B2 JPH0644042 B2 JP H0644042B2
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Landscapes
- Electron Tubes For Measurement (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は電離箱式放射線検出器、特に放射線を生体に与
える影響を考慮した値として検出・測定するための電離
箱式放射線検出器に関する。
える影響を考慮した値として検出・測定するための電離
箱式放射線検出器に関する。
[従来の技術] 近年では、原子力施設を初めとして、アイソトープを取
り扱う病院、大学、研究所などの施設が多くなり、また
診断、治療のためにX線装置などの各種の放射線機器が
頻繁に用いられており、環境監視のための放射線測定が
重要となる。
り扱う病院、大学、研究所などの施設が多くなり、また
診断、治療のためにX線装置などの各種の放射線機器が
頻繁に用いられており、環境監視のための放射線測定が
重要となる。
このような放射線を測定する装置の一つとして、電離箱
式の検出器があり、これは第5図に示される構成となっ
ている。
式の検出器があり、これは第5図に示される構成となっ
ている。
第5図において、電離箱10は気密構造の円筒形状のも
のから成っており、放射線により電離箱10内で生じた
電離電荷を検出するために、導電性電極から成る印加電
極(陰極)12と集電極(陽極)14とが絶縁体16を
介して設けられている。
のから成っており、放射線により電離箱10内で生じた
電離電荷を検出するために、導電性電極から成る印加電
極(陰極)12と集電極(陽極)14とが絶縁体16を
介して設けられている。
前記電離箱10や集電極14(表面部分に電極が形成さ
れる)の主構成部分は、ベークライト等の空気等価物質
から形成され、放射線が透過できるようになっている。
そして、前記印加電極12に高電圧を印加することによ
り、電離箱10内に飛び込んできた放射線に応じて空気
中(あるいは封入気体中)に電離電荷を生じさせること
ができ、この電離電荷は集電極14により電離電流とし
て検出される。この電離電流はエレクトロメータ18に
供給され、このエレクトロメータ18の増幅出力Vによ
り、照射線量(R=レントゲン)が測定される。
れる)の主構成部分は、ベークライト等の空気等価物質
から形成され、放射線が透過できるようになっている。
そして、前記印加電極12に高電圧を印加することによ
り、電離箱10内に飛び込んできた放射線に応じて空気
中(あるいは封入気体中)に電離電荷を生じさせること
ができ、この電離電荷は集電極14により電離電流とし
て検出される。この電離電流はエレクトロメータ18に
供給され、このエレクトロメータ18の増幅出力Vによ
り、照射線量(R=レントゲン)が測定される。
この場合の照射線量(R)は、1ccの標準空気に1cgse
suの電荷が生じた時の放射線量を1R(レントゲン)と
するものである。
suの電荷が生じた時の放射線量を1R(レントゲン)と
するものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで、放射線防護に関しては、国際放射線防護委員
会(ICRP)の勧告に基づいて行われており、最近ベ
クレルやシーベルト等の国際単位系(SI単位)が導入
されるとともに、ICRPによる新しい勧告が行われ
た。
会(ICRP)の勧告に基づいて行われており、最近ベ
クレルやシーベルト等の国際単位系(SI単位)が導入
されるとともに、ICRPによる新しい勧告が行われ
た。
すなわち、放射能の単位として1ベクレル(Bq)=1/
(3.7×1010)キューリ(Ci)、吸収線量として
1グレイ(Gy)=100ラド(rad)、線量当量と
して1シーベルト(Sv)=100レム(rem)等の
単位を用いることが提唱されている。
(3.7×1010)キューリ(Ci)、吸収線量として
1グレイ(Gy)=100ラド(rad)、線量当量と
して1シーベルト(Sv)=100レム(rem)等の
単位を用いることが提唱されている。
一方、前記勧告によれば、環境の放射線モニタリングを
行う際には、1cm深部線量当量(H1cm)により行うこ
とが好ましいとされ、我が国でもこれに準じた法改正が
行われている。
行う際には、1cm深部線量当量(H1cm)により行うこ
とが好ましいとされ、我が国でもこれに準じた法改正が
行われている。
この1cm深部線量当量(あるいは当量率)は、ICRU
球といわれる直径30cmの人体組織等価物質の球に平行
で一様な放射線を入射させた場合に、球面から深さ1cm
における線量当量である。
球といわれる直径30cmの人体組織等価物質の球に平行
で一様な放射線を入射させた場合に、球面から深さ1cm
における線量当量である。
すなわち、生体に対する放射線の影響(作用)は照射線
量(吸収線量)だけで計ることはできず、エネルギの大
きさに依存しており(線エネルギ付与LET等)、この
生体に対する影響を考慮した測定値として線量当量(シ
ーベルト)という量が用いられる。
量(吸収線量)だけで計ることはできず、エネルギの大
きさに依存しており(線エネルギ付与LET等)、この
生体に対する影響を考慮した測定値として線量当量(シ
ーベルト)という量が用いられる。
従って、1cm深部線量当量は生物学的効果を考慮した値
であり、人体における放射線の実質的な影響を示す線量
となる。
であり、人体における放射線の実質的な影響を示す線量
となる。
しかしながら、従来の電離箱による放射線測定では、照
射線量の測定しか行っておらず、前記のような1cm深部
線量当量を測定する場合には、換算表を用いた計算を行
ったりしている。従って、これでは前記ICRPの勧告
に則した測定を迅速に行うことができないという問題が
ある。
射線量の測定しか行っておらず、前記のような1cm深部
線量当量を測定する場合には、換算表を用いた計算を行
ったりしている。従って、これでは前記ICRPの勧告
に則した測定を迅速に行うことができないという問題が
ある。
第6図には、照射線量(レントゲン)から線量当量(シ
ーベルト)に変換するための換算グラフが示されてお
り、このグラフ100は1cm深部線量当量の換算係数を
示し、約60〜70keV近辺の低エネルギ放射線をピ
ークとした特性を有する。また、グラフ101は前記電
離箱で測定した場合を示しており、この場合は1シーベ
ルトと100レントゲンがほぼ一対一に対応することに
なる。
ーベルト)に変換するための換算グラフが示されてお
り、このグラフ100は1cm深部線量当量の換算係数を
示し、約60〜70keV近辺の低エネルギ放射線をピ
ークとした特性を有する。また、グラフ101は前記電
離箱で測定した場合を示しており、この場合は1シーベ
ルトと100レントゲンがほぼ一対一に対応することに
なる。
従って、1cm深部線量当量は照射線量に比べて、1Me
V以上のエネルギでは照射線量とほぼ同じであるが、約
60〜70keVのエネルギでは1.5倍も低い値とな
り、このような差を調整する必要がある。
V以上のエネルギでは照射線量とほぼ同じであるが、約
60〜70keVのエネルギでは1.5倍も低い値とな
り、このような差を調整する必要がある。
しかも、これらの値は各エネルギにおいて異なる特性を
有しているので、全エネルギ領域において一律に取り扱
うことができず、換算する手間もかかるという問題があ
る。
有しているので、全エネルギ領域において一律に取り扱
うことができず、換算する手間もかかるという問題があ
る。
[発明の目的] 本発明は前記従来の課題に鑑みなされたものであり、そ
の目的は、1cm深部線量当量に関する測定を直接行うこ
とができ、またこの1cm深部線量当量測定を正確に行う
電離箱式放射線検出器を提供することにある。
の目的は、1cm深部線量当量に関する測定を直接行うこ
とができ、またこの1cm深部線量当量測定を正確に行う
電離箱式放射線検出器を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本発明は、電離箱内の電離
電荷を集電極により検出して放射線計測を行う電離箱式
放射線検出器において、エネルギ特性を考慮した1cm深
部線量当量を測定するために前記集電極及び電離箱内壁
の少なくとも一方に貼着され所定面積の金属板から成る
調整板と、高分子材料から成り低エネルギ領域側の放射
線の感度を調整するために前記調整板に形成された低エ
ネルギ用調整膜と、を設け、1cm深部線量当量を直接に
測定表示できるようにしたことを特徴とする。
電荷を集電極により検出して放射線計測を行う電離箱式
放射線検出器において、エネルギ特性を考慮した1cm深
部線量当量を測定するために前記集電極及び電離箱内壁
の少なくとも一方に貼着され所定面積の金属板から成る
調整板と、高分子材料から成り低エネルギ領域側の放射
線の感度を調整するために前記調整板に形成された低エ
ネルギ用調整膜と、を設け、1cm深部線量当量を直接に
測定表示できるようにしたことを特徴とする。
前記調整板の面積は、電離箱の容積に応じて最適な所定
値に設定される。
値に設定される。
なお、前記の線量等量は線量当量率も含むものとする。
[作用] 以上の構成によれば、集電極などに貼着された調整板に
より所定エネルギの電離電流が増加するように調整され
(1cm深部線量当量の値が直接測定される)、すなわ
ち、この調整板はいわば30cmのICRU球に相当する
ものであり、球体内で生ずる散乱線により増加する線量
当量を調整板によって増加させることができる。
より所定エネルギの電離電流が増加するように調整され
(1cm深部線量当量の値が直接測定される)、すなわ
ち、この調整板はいわば30cmのICRU球に相当する
ものであり、球体内で生ずる散乱線により増加する線量
当量を調整板によって増加させることができる。
また、低エネルギ用調整膜は前記調整板によっても調整
が十分でない低エネルギ領域の放射線量を更に調整する
ものであり、調整板と低エネルギ用調整膜とを組み合わ
せることにより、1cm深部線量当量をより正確に測定す
ることができる。
が十分でない低エネルギ領域の放射線量を更に調整する
ものであり、調整板と低エネルギ用調整膜とを組み合わ
せることにより、1cm深部線量当量をより正確に測定す
ることができる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例を説明す
る。
る。
第1図には、本発明の電離箱式放射線検出器に係る実施
例の集電極が示されており、本発明において特徴的なこ
とは、1cm深部線量当量を直接的に測定できるようにし
たことであり、このために、実施例では調整板20を集
電極14に設けている。
例の集電極が示されており、本発明において特徴的なこ
とは、1cm深部線量当量を直接的に測定できるようにし
たことであり、このために、実施例では調整板20を集
電極14に設けている。
図において、集電極14は支持部14aの先端に円板部
14bを取り付けた構成となっており、この円板部14
bの表裏に同面積から成る円形の調整板20a,20b
が貼着される。更に、この調整板20a,20bに重ね
るように低エネルギ用調整膜22a,22bが形成され
る。実施例では、調整板20を厚さ100μm、面積
8.5cm2としており、これにアルミニウムを蒸着した
厚さ5μmの高分子膜[例えばマイラー(商品名)]か
ら成る低エネルギ用調整膜22a,22bが貼着され
る。前記アルミニウムは電場のじょう乱を防ぐために設
けられる。これら調整板20の材料及び大きさは電離箱
の容積で決定される。この実施例の調整板20は、直径
10cm、長さ10cm程度の大きさの電離箱用として用い
ることができる。
14bを取り付けた構成となっており、この円板部14
bの表裏に同面積から成る円形の調整板20a,20b
が貼着される。更に、この調整板20a,20bに重ね
るように低エネルギ用調整膜22a,22bが形成され
る。実施例では、調整板20を厚さ100μm、面積
8.5cm2としており、これにアルミニウムを蒸着した
厚さ5μmの高分子膜[例えばマイラー(商品名)]か
ら成る低エネルギ用調整膜22a,22bが貼着され
る。前記アルミニウムは電場のじょう乱を防ぐために設
けられる。これら調整板20の材料及び大きさは電離箱
の容積で決定される。この実施例の調整板20は、直径
10cm、長さ10cm程度の大きさの電離箱用として用い
ることができる。
前記のように、実施例では調整板20を集電極円盤部1
4bの表裏に2枚設けているが、必ずしも2枚である必
要はないが、実施例の場合は2枚にすることにより、正
確な1cm深部線量当量の値を得ることができる。
4bの表裏に2枚設けているが、必ずしも2枚である必
要はないが、実施例の場合は2枚にすることにより、正
確な1cm深部線量当量の値を得ることができる。
以上のような構成によれば、調整板20は電離箱中に入
射する放射線と相互作用を起こし、特に低エネルギ領域
あるいは中エネルギ領域で電離電荷を増加させる役目を
することになる。すなわち、調整板20は金属板である
から、調整板20に入射する放射線は、低エネルギ領域
では主に光電効果により、中エネルギ領域では主にコン
プトン効果により電子線を発生することになり、これら
の作用により1cm深部線量当量に相当する放射線量を測
定することができる。
射する放射線と相互作用を起こし、特に低エネルギ領域
あるいは中エネルギ領域で電離電荷を増加させる役目を
することになる。すなわち、調整板20は金属板である
から、調整板20に入射する放射線は、低エネルギ領域
では主に光電効果により、中エネルギ領域では主にコン
プトン効果により電子線を発生することになり、これら
の作用により1cm深部線量当量に相当する放射線量を測
定することができる。
この場合、調整板20からは電子線が飛び出し、これら
が電離電流に寄与することになるが、この電子線の数は
エネルギの大きさに応じて変化し、結果的にいえば、低
エネルギ領域では、調整板20による電子線の自己吸収
の割合が大きく電離電流の増加への影響は少ない。更
に、第2図に示すように低エネルギの放射線の場合はそ
の電子線が低エネルギ用調整膜22により遮蔽されるこ
とになり、低エネルギ放射線による電離電荷の発生を抑
えることができる。一方、高エネルギ領域では放射線と
調整板20との相互作用の割合が少ないため電子線の飛
び出しもそれ程多くはなく、結果的には、調整板20が
ない場合と同様の測定値が得られる。従って、調整板2
0により中エネルギ領域の放射線量の検出のみが大きく
変化することになる。
が電離電流に寄与することになるが、この電子線の数は
エネルギの大きさに応じて変化し、結果的にいえば、低
エネルギ領域では、調整板20による電子線の自己吸収
の割合が大きく電離電流の増加への影響は少ない。更
に、第2図に示すように低エネルギの放射線の場合はそ
の電子線が低エネルギ用調整膜22により遮蔽されるこ
とになり、低エネルギ放射線による電離電荷の発生を抑
えることができる。一方、高エネルギ領域では放射線と
調整板20との相互作用の割合が少ないため電子線の飛
び出しもそれ程多くはなく、結果的には、調整板20が
ない場合と同様の測定値が得られる。従って、調整板2
0により中エネルギ領域の放射線量の検出のみが大きく
変化することになる。
第3図には、実施例の電離箱により測定した結果が示さ
れており、実施例の場合のエネルギ特性はグラフ201
に示されるものとなる。図から明らかなように、グラフ
201はグラフ100に近似したものとなり、これによ
ってシーベルト単位での測定が直接的に行えることにな
る。
れており、実施例の場合のエネルギ特性はグラフ201
に示されるものとなる。図から明らかなように、グラフ
201はグラフ100に近似したものとなり、これによ
ってシーベルト単位での測定が直接的に行えることにな
る。
第4図には、シーベルト単位(Sv)でのエネルギ特性
(137Cs=1としたときのレスポンス)が示されてお
り、実施例の場合はグラフ301で示されるものとな
る。これによれば、30〜60keV近辺の低エネルギ
領域でレスポンスが高く、また200keV近辺でもレ
スポンスが低くなり、全体的にみても変動が10%以内
の範囲に抑制されフラットなエネルギ特性を得ることが
でき1cm深部線量当量に近い値となる。
(137Cs=1としたときのレスポンス)が示されてお
り、実施例の場合はグラフ301で示されるものとな
る。これによれば、30〜60keV近辺の低エネルギ
領域でレスポンスが高く、また200keV近辺でもレ
スポンスが低くなり、全体的にみても変動が10%以内
の範囲に抑制されフラットなエネルギ特性を得ることが
でき1cm深部線量当量に近い値となる。
前記実施例では、集電極に調整板を設けているが、この
集電極に限らず電離箱10の内壁、例えば印加電極12
に調整板を設けて前記実施例と同様の効果を得ることが
できる。
集電極に限らず電離箱10の内壁、例えば印加電極12
に調整板を設けて前記実施例と同様の効果を得ることが
できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、集電極などに調
整板を設け、1cm深部線量当量を直接的に測定できるよ
うにしたので、生物学的効果を考慮した放射線量を測定
器でリアルタイムに読み取ることができる。従って、従
来において行っていた換算演算等をする手間を省くこと
ができ、放射線管理を迅速かつ容易に行うことが可能と
なる。
整板を設け、1cm深部線量当量を直接的に測定できるよ
うにしたので、生物学的効果を考慮した放射線量を測定
器でリアルタイムに読み取ることができる。従って、従
来において行っていた換算演算等をする手間を省くこと
ができ、放射線管理を迅速かつ容易に行うことが可能と
なる。
また、これによりICRPの勧告に基づいた測定を容易
に実施することができるという利点がある。
に実施することができるという利点がある。
第1図は実施例の集電極部を示す構成図、 第2図は実施例において放射線の挙動を示す説明図、 第3図は実施例による測定でのエネルギ特性を換算座標
上(Sv/100R)に示したグラフ図、 第4図は実施例による測定でのエネルギ特性をシーベル
ト単位で示したグラフ図、 第5図は従来の電離箱式放射線検出器の概略を示す構成
図、 第6図はシーベルトとレントゲンとの間の換算係数のエ
ネルギ特性を示すグラフ図である。 10…電離箱 12…印加電極(陰極) 14…集電極(陽極) 18…エレクトロメータ 20…調整板 22…低エネルギ用調整膜。
上(Sv/100R)に示したグラフ図、 第4図は実施例による測定でのエネルギ特性をシーベル
ト単位で示したグラフ図、 第5図は従来の電離箱式放射線検出器の概略を示す構成
図、 第6図はシーベルトとレントゲンとの間の換算係数のエ
ネルギ特性を示すグラフ図である。 10…電離箱 12…印加電極(陰極) 14…集電極(陽極) 18…エレクトロメータ 20…調整板 22…低エネルギ用調整膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 昌平 東京都三鷹市牟礼6丁目22番1号 アロカ 株式会社内 審査官 石井 良和 (56)参考文献 特公 平5−51871(JP,B2) 特公 平5−51872(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】電離箱内の電離電荷を集電極により検出し
て放射線計測を行う電離箱式放射線検出器において、エ
ネルギ特性を考慮した1cm深部線量当量を測定するため
に前記集電極及び電離箱内壁の少なくとも一方に貼着さ
れ所定面積の金属板から成る調整板と、高分子材料から
成り低エネルギ領域側の放射線の感度を調整するために
前記調整板に形成された低エネルギ用調整膜と、を設
け、1cm深部線量当量を直接に測定表示できるようにし
たことを特徴とする電離箱式放射線検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12646489A JPH0644042B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 電離箱式放射線検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12646489A JPH0644042B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 電離箱式放射線検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02304851A JPH02304851A (ja) | 1990-12-18 |
| JPH0644042B2 true JPH0644042B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=14935869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12646489A Expired - Lifetime JPH0644042B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | 電離箱式放射線検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644042B2 (ja) |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP12646489A patent/JPH0644042B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02304851A (ja) | 1990-12-18 |
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