JPH0644241Y2 - 配電盤の基礎枠 - Google Patents

配電盤の基礎枠

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JPH0644241Y2
JPH0644241Y2 JP1989005886U JP588689U JPH0644241Y2 JP H0644241 Y2 JPH0644241 Y2 JP H0644241Y2 JP 1989005886 U JP1989005886 U JP 1989005886U JP 588689 U JP588689 U JP 588689U JP H0644241 Y2 JPH0644241 Y2 JP H0644241Y2
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利宏 小柳
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株式会社戸上電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、地中化配電系統の地中配電線路に使用する地
上設置形の開閉器塔などの配電盤に用いる基礎枠に関す
る。
〔従来の技術〕
都市の環境整備及び防災面等の理由で、架空配電線の地
中化に対する要請は高まりつつある。
第11図に示すブロック図は、本願出願人等が開発した地
中化配電系統を示すものである。図において、SSは変電
所、Mは常時は開放しているが、事故時に他の変電所か
ら電力を融通するために投入される幹線用開閉器塔、B
は幹線路より屋側用への分岐点に使用される分岐用開閉
器塔、Hは次の屋側用への中継,高圧需要家Lへの引込
点及び一般家庭等の低圧需要家用変圧器塔Trへの引込点
に使用される屋側用開閉器塔を示している。
開閉器塔には、前に述べた種類に応じて、自動開閉器,
制御箱,遠隔制御子局ユニット,接続端子箱等が内蔵さ
れる。
この配電システムは、従来の区分開閉器方式を地中化す
るとともに、さらに一歩進めて遠隔制御を採用し、自動
化を図ったものである。
〔考案が解決しようとする課題〕
このような開閉器塔などの地上用配電盤は、地中配線用
の地中埋設ダクトから地上に連絡するマンホール又はハ
ンドホール等の地中ダクトのコンクリート基礎の上に設
置される。このコンクリート基礎の周縁に突出させた基
礎ボルトにより基礎枠を固定し、さらにこの基礎枠に配
電盤の外箱を固定することにより、配電盤が設置される
(実公昭56-19530号公報等参照)。
ところで、このような配電盤は、点検や事故時の補修が
容易なように、地上の歩道等に設置される。また、上述
のような目的から、このような配電盤は一般に市街地の
人通りの多い場所に設置されることとなるので、都市の
美観と通行の邪魔にならないように、コンパクト化が至
上の命題となっている。このような理由から、配電盤外
箱をコンパクトにするため、内部機器を隙間なくぎっし
りと詰めて配置している。このため、地中埋設ダクトか
らのケーブルの引き込み作業を行う際に作業スペースが
殆ど無いために作業が困難である。また引き込み状態の
目視確認が充分できない等の問題があった。そこで、引
き込み作業を容易にするように、マンホールやハンドホ
ール等の地中ダクトのスペースを大きくするため、コン
クリート基礎の高さを高くすることを余儀なくされ、通
行の邪魔になったり市街地の美観を損ねる結果を生じて
いた。
本考案が解決すべき課題は、配電盤のコンパクト化とケ
ーブルの引込み作業を容易にすることとを同時に達成す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するため、本考案の配電盤の基礎枠は、
地中ダクトの開口の上に設置される配電盤において、前
記地中ダクトの開口を取り囲む基礎の上に前記配電盤を
固定するための基礎枠を、前記基礎に対して固定的に設
置される固定枠と該固定枠に対して取外し可能な開放枠
とより構成するとともに、該開放枠を前記地中ダクトよ
り前記配電盤内にケーブル引き込み作業する部分に配置
し、かつ前記開放枠に対応する部分の基礎を固定枠に対
応する部分の基礎に対して取外し可能に設置したことを
特徴とする。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて具体的に説
明する。
第1図は本考案に係る配電盤の組み立て状態を示す斜視
図、第2図は基礎枠の構造を示す分解斜視図、第3図は
要部の拡大断面図である。
第1図に示すように、配電盤1は箱体2と基礎枠3によ
り構成され、箱体2の前面に扉21,22が設けられ、扉22
には錠23が設けられている。
基礎枠3は、第2図に示すように、箱体2の下部に固定
される固定枠31と固定枠31より取り外し可能な開放枠32
よりなる。固定枠31と開放枠32の連結部には、固定枠31
側に受座33,33′を設け、それぞれねじ孔34とガイド孔3
5を設ける。この場合、受座33,33′のねじ孔34は、ナッ
トを溶接して形成している。開放枠32側には前記ねじ孔
34に対応する位置にボルト挿通孔36を設け、前記ガイド
孔35に対応する位置にガイドピン37を取り付けている
(第3図参照)。
固定枠31と開放枠32とは、ガイドピン37をガイド孔35に
挿入することにより所定の状態に整合され、ボルト4で
スプリングワッシャ5を介して締め付けることにより組
み付けられ一体化される。
開放枠32を固定枠31に組み付けた状態では、基礎枠3は
閉鎖され、配電盤1の閉鎖性を損なうことはない。
固定枠31の下面にはコンクリート基礎6に取り付けるた
めの取付孔38を設ける(第2図参照)。
第4図は配電盤を据え付けるための地中ダクトを形成す
るコンクリート基礎6の組み立て状態を示す斜視図、第
5図及び第6図は基礎枠をコンクリート基礎に取り付け
た状態を示す要部の一部切欠拡大正面図及び同側面図で
ある。
コンクリート基礎6は、その上面は配電盤1の特に基礎
枠3の下面を載せるのに適した形状、寸法としており、
内部はケーブルを配電盤1に引き込むためのマンホール
又はハンドホール(地中ダクト)を形成している。
このコンクリート基礎6は、通常その上面が床面より若
干突出するようにして地中へ埋設され、使用される。そ
の突出高さは周囲の環境に応じて定められるが、通常0
〜300mmの範囲としている。
コンクリート基礎6はケーブル引き込み作業時の作業ス
ペースを大きくするため、一部取り外し可能なように分
割され、第4図に示すように固定部61と開放部62よりな
り、内部にマンホール又はハンドホール等の地中ダクト
63を形成する。開放部62は固定部61にねじ締め等により
組み付けられ、ねじを緩めれば開放部62が取り外せるよ
うにしている。開放部62は一般的に床面又はそれより若
干下方まで開放できる寸法とする。固定部61の上面に
は、前記基礎枠3の取付孔38に対応する位置にねじ部64
を設け、基礎枠3を取付ボルト7で締め付け、配電盤1
をコンクリート基礎6に据付け可能にしている。
固定部61と開放部62の組み付けは、この場合、固定部61
側にインサートなどを用いてねじ部64を設け、開放部62
側にはボルト挿通孔65を設け、締め付けボルト8により
スプリング座金9,座金10を介するなどにより取り付け
る。ケーブル引き込み作業時には、締め付けボルト8を
緩めれば、開放部62を取り外すことができる。
いま、基礎枠3において、開放枠32の部分が取り外せな
い場合と取り外した場合について比較して説明する。
配電盤の前面扉21を開けば、配電盤内の作業スペースA
(第6図参照)が得られ、コンクリート基礎6の開放部
62を取り外せば作業スペースBが得られる。この場合、
床面は開放部62の部分以下にあり、作業スペースBが有
効に使用できるものとする。
この状態で地中ダクト63からケーブルを引き込もうとす
る場合、基礎枠3により作業スペースがAとBに分割さ
れ、それぞれのスペースA又はBが小さく、しかもその
間にある基礎枠3が邪魔になって作業がやり難い。この
状態から、開放枠32を取り外すと、開放枠32の高さCも
作業スペースとして有効に使え、さらにA+B+Cのス
ペースが全開されて作業が非常にやり易くなる。
第7図〜第9図は本考案に係る配電盤の全体構成を示す
概略説明図で、第7図は正面図、第8図は側面図、第9
図は底面図である。
図において、11は開閉器、12は開閉器11の操作器、13,1
4は開閉器の制御箱、15は制御箱13,14の接続端子箱、16
は引込みケーブルである。
第7図においては、基礎枠の開放枠32を取り外した状態
を示している。
第10図は従来における配電盤の構成を示す概略正面図で
ある。この場合の側面図及び底面図は前記第8図,第9
図と同様である。
第10図においては、基礎枠の前記開放枠32に相当する部
分が一体に形成され、開放されない状態を示している。
〔考案の効果〕
以上に説明したように、本考案においては、配電盤を基
礎の上に固定するための基礎枠を固定枠と開放枠に分割
し、地中ダクトより配電盤内へケーブル引込み作業する
部分に開放枠を位置させ、さらに開放枠に対応する基礎
の部分も取外し可能にしている。ケーブル引込み作業時
には開放枠及びそれに対応する基礎の部分を取外すこと
により、コンパクト化のために詰めて配置されている配
電盤の内部機器に対するケーブル引込み作業時に作業ス
ペースを広く、かつ有効活用でき、ケーブル引込み作業
を容易にし、かつ作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る配電盤の組み立て状態を示す斜視
図、第2図は基礎枠の構造を示す分解斜視図、第3図は
要部の拡大断面図、第4図は配電盤を据え付けるための
地中ダクトを形成するコンクリート基礎の組み立て状態
を示す斜視図、第5図及び第6図は基礎枠をコンクリー
ト基礎に取り付けた状態を示す要部の一部切欠拡大正面
図及び一部切欠拡大側面図、第7図,第8図及び第9図
はそれぞれ本考案に係る配電盤の全体構成を示す概略正
面図,側面図及び底面図、第10図は従来における配電盤
の構成を示す概略正面図、第11図は本願出願人等の提案
になる地中化配電系統のブロック図である。 1:配電盤、2:箱体 21,22:扉、3:基礎枠 31:固定枠、32:開放枠 33,33′:受座、34:ねじ孔 35:ガイド孔、37:ガイドピン 4:ボルト、6:コンクリート基礎 61:固定部、62:開放部 63:地中ダクト 7:取付ボルト、8:締付ボルト A,B,C:作業スペース

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】地中ダクト(63)の開口の上に設置される
    配電盤において、前記地中ダクト(63)の開口を取り囲
    む基礎の上に前記配電盤(1)を固定するための基礎枠
    (3)を、前記基礎に対して固定的に設置される固定枠
    (31)と該固定枠(31)に対して取外し可能な開放枠
    (32)とより構成するとともに、該開放枠(32)を前記
    地中ダクト(63)より前記配電盤(1)内にケーブル引
    き込み作業する部分に配置し、かつ前記開放枠(32)に
    対応する部分の基礎(62)を固定枠(31)に対応する部
    分の基礎に対して取外し可能に設置したことを特徴とす
    る配電盤の基礎枠。
JP1989005886U 1989-01-20 1989-01-20 配電盤の基礎枠 Expired - Fee Related JPH0644241Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5999602U (ja) * 1982-12-24 1984-07-05 株式会社日立製作所 制御盤ベ−ス
JPS59179403U (ja) * 1983-05-19 1984-11-30 株式会社東芝 制御盤のチヤンネルベ−ス

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