JPH0644530A - 磁気ヘッド装置 - Google Patents

磁気ヘッド装置

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JPH0644530A
JPH0644530A JP21971492A JP21971492A JPH0644530A JP H0644530 A JPH0644530 A JP H0644530A JP 21971492 A JP21971492 A JP 21971492A JP 21971492 A JP21971492 A JP 21971492A JP H0644530 A JPH0644530 A JP H0644530A
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magnetic head
magnetic
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Mikio Matsuzaki
幹男 松崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特性試験及び磁気ディスク装置への組み込み
作業の容易な磁気ヘッド装置を提供する。 【構成】 磁気ヘッドは1、スライダに磁気変換素子を
備えている。リード線2は、高分子樹脂フィルム21中
に導体膜22、23を埋設して構成され、導体膜22、
23の一端が磁気変換素子の取出電極に接続され、他端
が自由端となっていて、一端と他端との間の中間部分
に、高分子樹脂フィルム21を切り欠いて導体膜22、
23を露出させた導体膜露出部24、25を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッド装置に関
し、更に詳しくは、磁気変換素子の取出電極に接続され
るリード線の改良に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来の磁気ヘッド装置において、磁気変
換素子の取出電極に接続されるリード線はツイストペア
線で構成し、ツイストペア線によるループを作ったうえ
で、その先端部を磁気変換素子の取出電極に接続するの
が一般的であった。しかし、例えば特開昭64ー217
13号(米国特許第4928195号明細書)に見られ
る磁気ヘッドの小型化、ヘッド支持装置から磁気ヘッド
に加わる荷重の低荷重化、磁気ディスクの小径化に伴う
低周速化、低浮上量化、更には、多素子化に伴う取出電
極数の増大等に対して、ツイストペア線によるリード線
では対応が困難になっている。磁気ヘッドの小型化、低
荷重化、低浮上量化及び低周速化が進む程、ツイストペ
ア線によるループ部のバネ剛性の影響を受け易くなり、
磁気ヘッドの浮上量及び浮上特性に悪影響を与えるよう
になるからである。
【0003】ツイストペア線のループ部のバネ剛性の影
響を軽減するため、素線の線径を、例えば30μm程度
にする試みがなされたが、取出電極に対する接合強度が
低下すること、細い線径のために、磁気ヘッドの小型化
に伴う取出電極の小面積化とも相まって、取出電極に対
する接合作業が困難になること等の問題を生じる。更
に、多素子型の磁気ヘッドの場合は、小さい空間に多数
の素線が存在することになるため、接合作業が著しく面
倒になる。
【0004】特公昭59ー31128号公報、特公昭6
0ー12686号公報、特公昭60ー19045号公報
にはツイストペア線を用いたリード線に代えて、高分子
樹脂フィルムによって導体膜を支持したフレキシブルリ
ード線を用いる技術が開示されている。また、米国特許
4,761,699号明細書、米国特許第5,001,
583号明細書及び米国特許第5,006,946号明
細書には、ヘッド支持装置の少なくとも一部を、ポリイ
ミド等の高分子樹脂板によって構成し、高分子樹脂板に
埋設した導体膜を、リード線として用いる技術が開示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この種の磁気ヘッド装
置においては、磁気ヘッドに対するリード線接続を完了
した後、リード線の自由端にテスタを接続し、特性試験
を行う。テスタ接続位置まで導くのに必要なリード線長
さは、磁気ディスク装置に組み込まれる時に要求される
長さよりも長い。従って、試験合格品は、磁気ディスク
組み込みに適した長さとなるようにリード線を切断した
後、ユーザに供給される。
【0006】ところが、高分子樹脂フィルムによって導
体膜を支持したフレキシブルリード線を用いた場合、磁
気ディスク組み込みに適した長さとなるようにリード線
を切断したとき、導体膜の端部が高分子樹脂フィル中に
埋設されたままとなるので、磁気ディスク装置への組み
込みに当って、高分子樹脂フィルムを除去し、内部に隠
れている導体膜を外部に露出させなければならない。こ
の作業は極めて煩わしい。
【0007】そこで、本発明の課題は上述する従来の問
題点を解決し、特性試験及び磁気ディスク装置への組み
込み作業の容易な磁気ヘッド装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題解決のた
め、本発明は、磁気ヘッドと、リード線とを含む磁気ヘ
ッド装置であって、前記磁気ヘッドは、スライダに磁気
変換素子を備えており、前記リード線は、高分子樹脂フ
ィルム中に導体膜を埋設して構成され、前記導体膜の一
端が前記磁気変換素子の取出電極に接続され、他端が自
由端となっていて、前記一端と前記他端との間の中間部
分に、前記高分子樹脂フィルムを切り欠いて前記導体膜
を露出させた導体膜露出部を有する。
【0009】
【作用】リード線は、高分子樹脂フィルム中に導体膜を
埋設して構成されているから、例えば高分子樹脂フィル
ムを薄くする等の手段により、そのバネ剛性を低下さ
せ、リード線のバネ剛性を小さくすることができる。こ
のため、磁気ヘッドの小型化、低荷重化、低浮上量化及
び低周速化にも対応できる。
【0010】リード線は、高分子樹脂フィルム中に導体
膜を埋設してあるから、導体膜の先端部のパターンを大
きくして、接合面積を大きくとり、取出電極に対する接
合強度を増大させることができる。また、半田接続に限
らず、超音波接合技術等も使用でき、接合作業が容易に
なる。
【0011】リード線は、導体膜の一端が磁気変換素子
の取出電極に接続され、他端が自由端となっているか
ら、他端にテスタを接続して特性試験を行うことができ
る。他端の位置はリード線の長さに応じて任意に設定で
きるから、特性試験を行う際、何ら障害を生じない。
【0012】リード線は、一端と他端との間の中間部分
に、高分子樹脂フィルムを切り欠いて導体膜を露出させ
た導体膜露出部を有するから、導体膜露出部を磁気ディ
スク装置に組み込んだ時の外部配線接続部分として利用
できる。導体膜露出部よりは先の部分は切断して除去す
る。
【0013】
【実施例】図1は本発明に係る磁気ヘッドを用いた磁気
ヘッド装置の斜視図、図2は図1のA2ーA2線上にお
ける拡大断面図、図3は図1に示した磁気ヘッド装置の
磁気ヘッド取付け部分の拡大図である。1は磁気ヘッ
ド、2はリード線、3はヘッド支持装置である。
【0014】磁気ヘッド1は、スライダ11及び磁気変
換素子12を有する。図4は磁気ヘッドの一例を示す図
で、スライダ11は、一面側が媒体対向面111で、反
対側が支持面112となっている。スライダ11の媒体
対向面111は1〜3本のレール部を有することがあ
り、レール部を持たない平面となることもある。媒体対
向面111の最も突出する表面は、表面性の高い空気ベ
アリング面を構成する。図示のスライダ111は、媒体
対向面111に2本のレール部113、114を有し、
レール部113、114の表面を空気ベアリング面とし
て利用する。
【0015】磁気変換素子12は、スライダ11の側面
115に配置され、外部に現われる取出電極121、1
22を有する(図4参照)。磁気変換素子122を配置
するスライダ11の側面115は矢印aで示す媒体走行
方向(空気流出方向)の端部に位置する。磁気変換素子
12はIC製造技術と同様のプロセスに従って製造され
た薄膜磁気変換素子、ウインチェスタ型磁気変換素子ま
たはコンポジット型磁気変換素子の何れであってもよ
い。また、面内記録用として準備された磁気変換素子に
限らず、垂直記録用磁気変換素子であってもよいし、誘
導型磁気変換素子に限らず、磁気抵抗効果を利用した磁
気変換素子であってもよい。更に、単素子型に限らず、
多素子型であってあってもよい。
【0016】リード線2は、高分子樹脂フィルム21中
に導体膜22、23を埋設して構成されている。このよ
うなタイプのリード線2の代表例は、タブテープ(Ta
peAutomated Bonding テープ)で
あり、実施例においてもタブテープを用いた例を示して
いる。タブテープにおいて、高分子樹脂フィルム21は
テープ状であり、例えば、ポリイミド等のように、電気
絶縁性、耐熱性及び可撓性に優れた高分子樹脂材料によ
って構成されている。高分子樹脂フィルム21は導体膜
22、23を支持する支持フィルム211と、導体膜2
2、23を覆う保護フィルム212とから構成されてい
る。高分子樹脂フィルム21及び導体膜22、23を含
めた全体の厚みTは100μm以下となるように選定す
る。導体膜22、23は高分子樹脂フィルム21を構成
する支持フィルム211の面上に、接着層を介すること
なく、直接に付着されている。導体膜22、23は銅膜
であり、スッパタ等の薄膜技術及びフォトリソグラフィ
等の高精度パターン形成技術を用いて形成する。導体膜
22、23の膜厚は数μm〜数十μm程度に設定でき
る。図示の導体膜22、23は2本であるが、例えば多
素子型磁気ヘッドに用いる場合などには、それ以上の本
数となる。支持フィルム211、導体膜22、23及び
保護フィルム212の各厚みt1、t2、t3(図2参
照)は、全体の厚みTが例えば25μmに設定された場
合を例にとると、t1=10μm、t2=5μm、t3
=10μmのような関係に定める。
【0017】リード線2は、導体膜22、23の一端が
磁気変換素子12の取出電極121、122に接続され
ている。接続手段としては、半田接合または超音波接合
が採用できる。接合作業性の面からは超音波接合が望ま
しい。
【0018】リード線2は他端が自由端となっていて、
一端と他端との間の中間部分に、高分子樹脂フィルム2
1を切り欠いて導体膜22、23を露出させた導体膜露
出部24、25を有する。導体膜露出部24、25は、
高分子樹脂フィルム21を構成する支持フィルム211
または保護フィルム212の何れかを、部分的に切り欠
くことによって形成できる。導体膜露出部24、25に
露出する導体膜22、23の部分は、表面に半田26、
27を付着させておくことが望ましい(図2参照)。
【0019】上述のように、リード線2は、高分子樹脂
フィルム21中に導体膜22、23を埋設してあるか
ら、例えば高分子樹脂フィルム21を薄くする等の手段
により、そのバネ剛性を低下させ、リード線2の全体の
バネ剛性を小さくすることができる。このため、磁気ヘ
ッド1の小型化、低荷重化、低浮上量化及び低周速化に
も対応できる。
【0020】リード線2として、タブテープを用いた場
合には、導体膜22、23が高分子樹脂フィルム21を
構成する支持フィルム211に、接着層を介することな
く、直接に付着されるから、全体の厚みTを、従来は達
成できなかった100μm以下に選定することも容易で
ある。このため、可撓性が増し、曲げ易くなると共に、
曲げバネ剛性が小さくなる。従って、磁気ヘッドとの組
み合わせにおいて、リード線2の先端部を曲げ、導体膜
22、23を、磁気ヘッド1の磁気変換素子12に備え
られた取出電極121、122に接合する構造をとるこ
とが可能になると共に、磁気ヘッド1に対する曲げバネ
剛性が小さくなる。これらは、磁気ヘッドの小型化、低
荷重化、低浮上量化及び低周速化が進む程に、有効に作
用する。
【0021】リード線2は、導体膜22、23の一端が
磁気変換素子12の取出電極121、122に接続さ
れ、他端が自由端となっているから、他端にテスタを接
続して特性試験を行うことができる。他端の位置はリー
ド線2の長さに応じて任意に設定できるから、特性試験
を行う際、何らの障害も生じることがない。
【0022】リード線2は、一端と他端との間の中間部
分に、高分子樹脂フィルム21を切り欠いて導体膜2
2、23を露出させた導体膜露出部24、25を有する
から、導体膜露出部24、25を磁気ディスク装置に組
み込んだ時の外部配線接続部分として利用できる。導体
膜露出部24、25に露出する導体膜22、23の表面
に半田26、27を付着させた場合は、磁気ディスク装
置への組込み時に外部配線を導体膜露出部24、25に
おいて容易に半田付けできる。磁気ディスク装置への組
み込みに当たっては、導体膜露出部24、25よりは先
の部分は、位置XーXの部分切断して除去する(図1参
照)。
【0023】ヘッド支持装置3は、長手方向の一端側が
固定端E、他端側が自由端Fとなっていて、自由端Fの
側に可撓性支持部31を有し、可撓性支持部31がスラ
イダ11の支持面112に取付けられている。ヘッド支
持装置3は、磁気ヘッド1が磁気ディスク(図示しな
い)の表面変動に対して追従できるように、磁気ヘッド
1を支持している。このようなヘッド支持装置は、従来
より種々のタイプのものが提案され、実用に供されてい
る。図示のヘッド支持装置3において、可撓性支持部3
1は、長手方向に取られた第1の軸線の周りのロール運
動と、第1軸線と直交する第2軸の周りのピッチ運動を
許容するジンバルとなっており、その下面に磁気ヘッド
1を構成するスライダ11の支持面112を、例えば接
着等の手段によって結合してある。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、次
のような効果が得られる。 (a)リード線は、高分子樹脂フィルム中に導体膜を埋
設して構成されているから、小型化、低荷重化、低浮上
量化及び低周速化に対応し得る磁器ヘッド装置を提供で
きる。 (b)リード線は、高分子樹脂フィルム中に導体膜を埋
設してあるから、取出電極に対する接合強度が大きく、
しかも半田接続に限らず、超音波接合技術等も使用で
き、接合作業の容易な磁気ヘッド装置を提供できる。 (c)リード線は、導体膜の一端が磁気変換素子の取出
電極に接続され、他端が自由端となっているから、他端
にテスタを接続して特性試験を行うことができる。他端
の位置はリード線の長さに応じて任意に設定できるか
ら、特性試験を行う際、何ら障害を生じることのない磁
気ヘッド装置を提供できる。 (d)リード線は、一端と他端との間の中間部分に、高
分子樹脂フィルムを切り欠いて導体膜を露出させた導体
膜露出部を有するから、導体膜露出部を磁気ディスク装
置に組み込んだ時の外部配線接続部分として利用すると
共に、導体膜露出部よりは先の部分は切断して除去し、
磁気ディスク装置組み込みに適したリード線長さに調整
して使用し得る磁気ヘッド装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気ヘッドを用いた磁気ヘッド装
置の斜視図である。
【図2】図1のA2ーA2線上における拡大断面図であ
る。
【図3】図1に示した本発明に係る磁気ヘッド装置の磁
気ヘッド取付け部分の拡大図である。
【図4】磁気ヘッドの1例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 11 スライダ 12 磁気変換素子 121、122 取出電極 2 リード線 21 高分子樹脂フィルム 22、23 導体膜 3 ヘッド支持装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気ヘッドと、リード線とを含む磁気ヘ
    ッド装置であって、 前記磁気ヘッドは、スライダに磁気変換素子を備えてお
    り、 前記リード線は、高分子樹脂フィルム中に導体膜を埋設
    して構成され、前記導体膜の一端が前記磁気変換素子の
    取出電極に接続され、他端が自由端となっていて、前記
    一端と前記他端との間の中間部分に、前記高分子樹脂フ
    ィルムを切り欠いて前記導体膜を露出させた導体膜露出
    部を有する磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 前記導体膜露出部に露出する導体膜は、
    表面に半田が付着されている請求項1に記載の磁気ヘッ
    ド装置。
  3. 【請求項3】 前記磁気変換素子は、薄膜磁気変換素子
    である請求項1または2に記載の磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 ヘッド支持装置を含んでおり、前記ヘッ
    ド支持装置は、長手方向の一端側が固定端、他端側が自
    由端となっていて、前記自由端側に可撓性支持部を有
    し、前記可撓性支持部が前記スライダの前記支持面に取
    付けられている請求項1、2または3に記載の磁気ヘッ
    ド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6282064B1 (en) * 1994-03-15 2001-08-28 International Business Machines Corporation Head gimbal assembly with integrated electrical conductors
US6539609B2 (en) * 1994-07-05 2003-04-01 International Business Machines Corporation Method of forming a head gimbal assembly

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