JPH0644841Y2 - ヒンジ付キャップ - Google Patents
ヒンジ付キャップInfo
- Publication number
- JPH0644841Y2 JPH0644841Y2 JP14080588U JP14080588U JPH0644841Y2 JP H0644841 Y2 JPH0644841 Y2 JP H0644841Y2 JP 14080588 U JP14080588 U JP 14080588U JP 14080588 U JP14080588 U JP 14080588U JP H0644841 Y2 JPH0644841 Y2 JP H0644841Y2
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- JP
- Japan
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- lid
- outer cylinder
- hinge
- side wall
- lid body
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は食料品等の容器に被蓋するヒンジ付キャップに
関し、尚詳しくは不正開封が行なわれたことを表示し得
る合成樹脂製のヒンジ付キャップに関するものである。
関し、尚詳しくは不正開封が行なわれたことを表示し得
る合成樹脂製のヒンジ付キャップに関するものである。
[従来の技術] 今日、上蓋と蓋体本体とをヒンジ部により連結したヒン
ジ付キャップは、上蓋を押し上げるのみで容器を開口し
得る故、使用に際しての内容液等の注出が容易であり、
多用されている。
ジ付キャップは、上蓋を押し上げるのみで容器を開口し
得る故、使用に際しての内容液等の注出が容易であり、
多用されている。
このヒンジ付キャップは、蓋体本体の天板部に環状の切
込線による開口除去部を形成し、該開口除去部と一体に
プルリングを設け、以て初期開封時にプルリングを引き
上げて前記切込線に沿って破断を生じさせ、開口除去部
を破断除去することにより容器を開封するものである。
込線による開口除去部を形成し、該開口除去部と一体に
プルリングを設け、以て初期開封時にプルリングを引き
上げて前記切込線に沿って破断を生じさせ、開口除去部
を破断除去することにより容器を開封するものである。
この様に、一般的なヒンジ付キャップでは、使用時に破
断開封する開口除去部を蓋体本体の天板部に形成するこ
とにより注出口を閉鎖し、以て容器内に異物を混入する
ことができない様にしているも、不正開封を一層効果的
に防止する為、今日では上蓋の開封が行なわれたか否か
を明示し得る機能を有するヒンジ付キャップが要望され
る様になって来た。
断開封する開口除去部を蓋体本体の天板部に形成するこ
とにより注出口を閉鎖し、以て容器内に異物を混入する
ことができない様にしているも、不正開封を一層効果的
に防止する為、今日では上蓋の開封が行なわれたか否か
を明示し得る機能を有するヒンジ付キャップが要望され
る様になって来た。
この上蓋が不正開封されたことを表示し得るヒンジ付キ
ャップとしては、第9図に示す様に、ヒンジ部17と対向
する位置に開封用突出部59を有する上蓋41の側壁部45に
おいて、該開封用突出部59の近傍に切込線53を設けて破
断除去部分51を形成し、且つ、該破断除去部分51の内側
に内方係合突起部57を形成し、他方、蓋体本体12に形成
されている注出口壁部26等の外側には外方係合突起部29
を形成し、前記破断除去部分51の内側に形成する内方係
合突起部57を前記外方係合突起部29の下方に係合させ、
以て破断除去部分51に付設する引手部55を把持して破断
除去部分51を上蓋側壁部45から除去しなければ上蓋を開
封し得ない様にしたもの(例えば実開昭58-3.463号)
や、上蓋の開封に際して上蓋を押し上げる為の開封用突
出部を覆う保護カバーを形成し、この保護カバーをブリ
ッジ等により蓋体本体の側壁部へ連接し、上蓋を押し上
げる様に開封するに際しては、保護カバーを蓋体本体か
ら除去して開封用突出部を押し上げる様にするもの(例
えば特開昭62-78.064号)、更に、上蓋において開封用
突出部の下方直近に微小突起を形成し、蓋体本体の側壁
部に破断除去可能な係合を形成し、前記微小突起を係合
部に係合させることにより、上蓋を開封すると係合部が
蓋体本体から破断除去される様にしたもの(例えば実開
昭63-21.252号)等が有る。
ャップとしては、第9図に示す様に、ヒンジ部17と対向
する位置に開封用突出部59を有する上蓋41の側壁部45に
おいて、該開封用突出部59の近傍に切込線53を設けて破
断除去部分51を形成し、且つ、該破断除去部分51の内側
に内方係合突起部57を形成し、他方、蓋体本体12に形成
されている注出口壁部26等の外側には外方係合突起部29
を形成し、前記破断除去部分51の内側に形成する内方係
合突起部57を前記外方係合突起部29の下方に係合させ、
以て破断除去部分51に付設する引手部55を把持して破断
除去部分51を上蓋側壁部45から除去しなければ上蓋を開
封し得ない様にしたもの(例えば実開昭58-3.463号)
や、上蓋の開封に際して上蓋を押し上げる為の開封用突
出部を覆う保護カバーを形成し、この保護カバーをブリ
ッジ等により蓋体本体の側壁部へ連接し、上蓋を押し上
げる様に開封するに際しては、保護カバーを蓋体本体か
ら除去して開封用突出部を押し上げる様にするもの(例
えば特開昭62-78.064号)、更に、上蓋において開封用
突出部の下方直近に微小突起を形成し、蓋体本体の側壁
部に破断除去可能な係合を形成し、前記微小突起を係合
部に係合させることにより、上蓋を開封すると係合部が
蓋体本体から破断除去される様にしたもの(例えば実開
昭63-21.252号)等が有る。
[考案が解決しようとする課題] 合成樹脂製のヒンジ付キャップは、今日、射出成形によ
り量産されるも、該ヒンジ付キャップは、その形状及び
金型の製作上、上蓋を開した状態で生産され、成形後、
上蓋を閉じた状態とされるものである。
り量産されるも、該ヒンジ付キャップは、その形状及び
金型の製作上、上蓋を開した状態で生産され、成形後、
上蓋を閉じた状態とされるものである。
ところで、前述の様に上蓋側壁部の一部に破断除去部分
を形成し、該破断除去部分に内方係合突起部を形成し、
以て蓋体本体部の一部に形成した外方係合突起部と前記
上蓋に設けた内方係合突起部とを係合させるもの、又、
上蓋を押し上げる為の開封用突出部の近くに微小突起を
設け、該微小突起と係合する破断可能な係合部を蓋体本
体部の一部に形成するものにおいては、内方突起部及び
外方突起部若しくは微小突起を大きく形成すると、成形
後の閉栓時に突起部相互又は微小突起と係合部とを係合
させるに際して破断除去部分等に破断を生じさせる虞れ
が有り、他方、突起部又は微小突起を小さくすると係合
力が小さくなり、不正開封時に破断部分を破断させるこ
となく開封されてしまう欠点が有った。尚、上蓋を押し
上げる為の開封用突出部を覆う保護カバーを設けるもの
も、成形後の上蓋閉栓時に保護カバーと開封用突出部と
を係合させるに際し、保護カバーに破断を生じさせずに
開封用突出部と係合させる様に上蓋を閉じることは困難
であった。
を形成し、該破断除去部分に内方係合突起部を形成し、
以て蓋体本体部の一部に形成した外方係合突起部と前記
上蓋に設けた内方係合突起部とを係合させるもの、又、
上蓋を押し上げる為の開封用突出部の近くに微小突起を
設け、該微小突起と係合する破断可能な係合部を蓋体本
体部の一部に形成するものにおいては、内方突起部及び
外方突起部若しくは微小突起を大きく形成すると、成形
後の閉栓時に突起部相互又は微小突起と係合部とを係合
させるに際して破断除去部分等に破断を生じさせる虞れ
が有り、他方、突起部又は微小突起を小さくすると係合
力が小さくなり、不正開封時に破断部分を破断させるこ
となく開封されてしまう欠点が有った。尚、上蓋を押し
上げる為の開封用突出部を覆う保護カバーを設けるもの
も、成形後の上蓋閉栓時に保護カバーと開封用突出部と
を係合させるに際し、保護カバーに破断を生じさせずに
開封用突出部と係合させる様に上蓋を閉じることは困難
であった。
[課題を解決するための手段] 本考案は、上蓋部と本体部とがヒンジ部により接続され
たヒンジ付キャップにおいて、蓋体本体部における側壁
部の外側には雄ネジ部を形成し、上蓋部と本体部とによ
り構成される蓋体に対して円筒状の外筒を付設すること
とし、該外筒は上半部と本体部とをヒンジ部により接続
し、外筒本体部の内側に前記雄ネジ部と螺合する雌ネジ
部を形成して前記蓋体に対して上下方向に移動可能とす
ると共に、外筒本体部下端にはブリッジ部を介してピル
ファプルーフバンド部を形成し、該ピルファプルーフバ
ンド部を蓋体本体側壁部の下端等に係合させたとき、外
筒のヒンジ部の高さを蓋体のヒンジ部の高さよりも低く
位置させる様にする。
たヒンジ付キャップにおいて、蓋体本体部における側壁
部の外側には雄ネジ部を形成し、上蓋部と本体部とによ
り構成される蓋体に対して円筒状の外筒を付設すること
とし、該外筒は上半部と本体部とをヒンジ部により接続
し、外筒本体部の内側に前記雄ネジ部と螺合する雌ネジ
部を形成して前記蓋体に対して上下方向に移動可能とす
ると共に、外筒本体部下端にはブリッジ部を介してピル
ファプルーフバンド部を形成し、該ピルファプルーフバ
ンド部を蓋体本体側壁部の下端等に係合させたとき、外
筒のヒンジ部の高さを蓋体のヒンジ部の高さよりも低く
位置させる様にする。
[作用] 本考案に係るヒンジ付キャップは、ヒンジ部により一体
とされた上蓋部と本体部とで構成される蓋体の外側に、
ヒンジ部により上半部と本体部とが一体にされた円筒状
の外筒を設けている故、蓋体のヒンジ部の位置と外筒の
ヒンジ部の位置とを高さ及び水平方向においてずらして
おけば、蓋体上蓋部が押し上げられて開かれることを防
止できる。
とされた上蓋部と本体部とで構成される蓋体の外側に、
ヒンジ部により上半部と本体部とが一体にされた円筒状
の外筒を設けている故、蓋体のヒンジ部の位置と外筒の
ヒンジ部の位置とを高さ及び水平方向においてずらして
おけば、蓋体上蓋部が押し上げられて開かれることを防
止できる。
又、蓋体のヒンジ部の位置と外筒のヒンジ部の位置との
高さ等を位置合せすれば上蓋部を開くことができるも、
外筒下端にはブリッジ部を介してピルファプルーフバン
ド部を形成し、該ピルファプルーフバンド部を蓋体本体
側壁部の下端等に係合させることにより、外筒における
ヒンジ部を蓋体におけるヒンジ部よりも下方に位置させ
るものとしている故、開封の為に外筒のヒンジ部を蓋体
のヒンジ部と同一高さとすると前記ブリッジ部が破断さ
れ、上蓋部が開封されたことを明示することができる。
高さ等を位置合せすれば上蓋部を開くことができるも、
外筒下端にはブリッジ部を介してピルファプルーフバン
ド部を形成し、該ピルファプルーフバンド部を蓋体本体
側壁部の下端等に係合させることにより、外筒における
ヒンジ部を蓋体におけるヒンジ部よりも下方に位置させ
るものとしている故、開封の為に外筒のヒンジ部を蓋体
のヒンジ部と同一高さとすると前記ブリッジ部が破断さ
れ、上蓋部が開封されたことを明示することができる。
[実施例] 本考案の実施例に係るヒンジ付キャップは、上蓋部と本
体部とがヒンジ部により一体形成された蓋体に円筒状の
外筒を嵌装するものである。
体部とがヒンジ部により一体形成された蓋体に円筒状の
外筒を嵌装するものである。
この蓋体11は、第1図及び第2図に示す様に、蓋体本体
部12として円筒状の蓋体本体側壁部15の上端から水平に
蓋体本体天板部13を有し、該蓋体本体天板部13の裏面に
は前記蓋体本体側壁部15の内側に形成した膨出部33と協
働して当該キャップ10を容器口部81に固定する内筒部31
を有し(第5図参照)、天板部13の上面には蓋体上蓋部
41を係止する外周壁部28及び外周壁部28よりも高い注出
口壁部26を有し、該注出口壁部26よりも内側の天板部13
には、切込線22に囲まれ且つプルリング25が付設された
開口除去部21を形成するものであり、この蓋体本体部12
へヒンジ部17により一体とされる蓋体上蓋部41は、蓋体
本体側壁部15の外径l1と略同一外径を有する円筒状の上
蓋側壁部45の上端から水平方向に平板状の上蓋天板部42
を有する等の構造であることは従来の一般的なヒンジ付
キャップと同様であり、この蓋体11における前記本体側
壁部15の外周に雄ネジ部35を形成し、且つ、本体側壁部
15の下端近傍に外径を略l1とする環状の外方係止突起37
を形成し、更に上蓋側壁部45の上端外周にも外径をl2と
する係止膨出部46を形成する。
部12として円筒状の蓋体本体側壁部15の上端から水平に
蓋体本体天板部13を有し、該蓋体本体天板部13の裏面に
は前記蓋体本体側壁部15の内側に形成した膨出部33と協
働して当該キャップ10を容器口部81に固定する内筒部31
を有し(第5図参照)、天板部13の上面には蓋体上蓋部
41を係止する外周壁部28及び外周壁部28よりも高い注出
口壁部26を有し、該注出口壁部26よりも内側の天板部13
には、切込線22に囲まれ且つプルリング25が付設された
開口除去部21を形成するものであり、この蓋体本体部12
へヒンジ部17により一体とされる蓋体上蓋部41は、蓋体
本体側壁部15の外径l1と略同一外径を有する円筒状の上
蓋側壁部45の上端から水平方向に平板状の上蓋天板部42
を有する等の構造であることは従来の一般的なヒンジ付
キャップと同様であり、この蓋体11における前記本体側
壁部15の外周に雄ネジ部35を形成し、且つ、本体側壁部
15の下端近傍に外径を略l1とする環状の外方係止突起37
を形成し、更に上蓋側壁部45の上端外周にも外径をl2と
する係止膨出部46を形成する。
又、上記蓋体11に外装する円筒状の外筒61は、第3図等
に示す様に、外筒上半部62と外筒本体部65とがヒンジ部
68により一体とされ、外筒上半部62の内径l3は前記蓋体
本体側壁部15及び上蓋側壁部45の外径l1よりも僅かに大
きく、且つ、係止膨出部46の外径l2よりも僅かに小さく
し、外筒本体部65の内側には前記蓋体本体側壁部15の外
周に設けた雄ネジ部35と螺合する雌ネジ部66を形成する
と共に、外筒本体部65の下端にはブリッジ部75を介して
内方係止突起73を有するピルファプルーフバンド部71を
形成する。尚、外筒上半部62において、ヒンジ部68と対
向する位置に開封突出部78を形成しておく。
に示す様に、外筒上半部62と外筒本体部65とがヒンジ部
68により一体とされ、外筒上半部62の内径l3は前記蓋体
本体側壁部15及び上蓋側壁部45の外径l1よりも僅かに大
きく、且つ、係止膨出部46の外径l2よりも僅かに小さく
し、外筒本体部65の内側には前記蓋体本体側壁部15の外
周に設けた雄ネジ部35と螺合する雌ネジ部66を形成する
と共に、外筒本体部65の下端にはブリッジ部75を介して
内方係止突起73を有するピルファプルーフバンド部71を
形成する。尚、外筒上半部62において、ヒンジ部68と対
向する位置に開封突出部78を形成しておく。
そして、前記内方係止突起73は、第1図に示す様に、前
記蓋体本体側壁部15の外周に設けた外方係止突起37の下
方に係合するものであり、外方係止突起37と内方係止突
起73とを係合させたとき、外筒上半部62と外筒本体部65
とを接続するヒンジ部68の高さを、蓋体上蓋部41と蓋体
本体部12とを接続するヒンジ部17の高さよりも低く、且
つ、外筒61の上端も係止膨出部46よりも低い位置に位置
させるものとする。
記蓋体本体側壁部15の外周に設けた外方係止突起37の下
方に係合するものであり、外方係止突起37と内方係止突
起73とを係合させたとき、外筒上半部62と外筒本体部65
とを接続するヒンジ部68の高さを、蓋体上蓋部41と蓋体
本体部12とを接続するヒンジ部17の高さよりも低く、且
つ、外筒61の上端も係止膨出部46よりも低い位置に位置
させるものとする。
従って、このヒンジ付キャップ10における外筒61を回転
させると、外筒本体部65の内側に形成した雌ネジ部66と
蓋体本体側壁部15の外周に形成した雄ネジ部35との働き
により外筒61が上昇し、第4図に示す様に、ブリッジ部
75で破断が生じ、ピルファプルーフバンド部71が外筒本
体部65の下端から分離する。そして、外筒61のヒンジ部
68と蓋体11のヒンジ部17とが略同一高さとなったとき、
外筒上半部62の上端が係止膨出部46に接して外筒61の上
昇が阻止される様に外筒上半部62の高さを設定し、且
つ、外筒61のヒンジ部68と蓋体11のヒンジ部17とが水平
方向においても同一箇所に位置する様に雄ネジ部35及び
雌ネジ部66の傾斜及び係止膨出部46との距離等を定める
様にする。
させると、外筒本体部65の内側に形成した雌ネジ部66と
蓋体本体側壁部15の外周に形成した雄ネジ部35との働き
により外筒61が上昇し、第4図に示す様に、ブリッジ部
75で破断が生じ、ピルファプルーフバンド部71が外筒本
体部65の下端から分離する。そして、外筒61のヒンジ部
68と蓋体11のヒンジ部17とが略同一高さとなったとき、
外筒上半部62の上端が係止膨出部46に接して外筒61の上
昇が阻止される様に外筒上半部62の高さを設定し、且
つ、外筒61のヒンジ部68と蓋体11のヒンジ部17とが水平
方向においても同一箇所に位置する様に雄ネジ部35及び
雌ネジ部66の傾斜及び係止膨出部46との距離等を定める
様にする。
本考案に係るヒンジ付キャップ10は、上述の如く、通常
のヒンジ付キャップと略同様の構造をした蓋体11にピル
ファプルーフバンド部71を下端に有する円筒状の外筒61
を嵌装し、初期開封を行なう迄はピルファプルーフバン
ド部71と蓋体本体側壁部15の下端等との係合により蓋体
11のヒンジ部17と外筒61のヒンジ部68との高さを異にす
るものとし、この外筒61の内径l3を蓋体本体側壁部15の
外径l1よりも極めて僅かのみ大きく定めている故、蓋体
上蓋部41がヒンジ部17を中心として押し上げられる様に
開かれることを外筒61によって阻止することができる。
尚、蓋体11のヒンジ部17の高さと外筒61のヒンジ部68の
高さとが異なるとき、多くの場合は両ヒンジ部の水平方
向における位置も相違し、蓋体上蓋部41が開かれること
を一層確実に阻止することができる。
のヒンジ付キャップと略同様の構造をした蓋体11にピル
ファプルーフバンド部71を下端に有する円筒状の外筒61
を嵌装し、初期開封を行なう迄はピルファプルーフバン
ド部71と蓋体本体側壁部15の下端等との係合により蓋体
11のヒンジ部17と外筒61のヒンジ部68との高さを異にす
るものとし、この外筒61の内径l3を蓋体本体側壁部15の
外径l1よりも極めて僅かのみ大きく定めている故、蓋体
上蓋部41がヒンジ部17を中心として押し上げられる様に
開かれることを外筒61によって阻止することができる。
尚、蓋体11のヒンジ部17の高さと外筒61のヒンジ部68の
高さとが異なるとき、多くの場合は両ヒンジ部の水平方
向における位置も相違し、蓋体上蓋部41が開かれること
を一層確実に阻止することができる。
そして、外筒61を回転させると、雄ネジ部35と雌ネジ部
66との働きにより外筒61が上昇し、先ずピルファプルー
フバンド部71が破断され、更に外筒61を回転上昇させる
と外筒上半部62の上端が係止膨出部46に当接されて外筒
61の回転上昇が阻止され、この様に外筒61の回転上昇が
阻止されたとき、蓋体11のヒンジ部17と外筒61のヒンジ
部68とが高さ及び方向において一致することとなり、第
5図に示す様に、蓋体上蓋部41と外筒上半部62とを一体
的に容易に押し上げる様に開くことができる。
66との働きにより外筒61が上昇し、先ずピルファプルー
フバンド部71が破断され、更に外筒61を回転上昇させる
と外筒上半部62の上端が係止膨出部46に当接されて外筒
61の回転上昇が阻止され、この様に外筒61の回転上昇が
阻止されたとき、蓋体11のヒンジ部17と外筒61のヒンジ
部68とが高さ及び方向において一致することとなり、第
5図に示す様に、蓋体上蓋部41と外筒上半部62とを一体
的に容易に押し上げる様に開くことができる。
尚、上記実施例は、蓋体上蓋部41の側壁部45上端近傍外
周に係止膨出部46を形成し、外筒61の回転上昇を係止膨
出部46をもって阻止することにより外筒61のヒンジ部68
と蓋体11のヒンジ部17との高さ合せを容易としている
も、この係止膨出部46は上蓋部41における側壁部45の上
端に設ける場合に限ることなく、蓋体本体部12における
側壁部15の上端近傍に環状に形成し、以て外筒本体部65
の内側に形成した雌ネジ部66を係止膨出部46によりロッ
クさせ、外筒61の回転上昇を阻止する場合や、第6図に
示す様に、外筒本体部65の内側における雌ネジ部66の下
端又は雌ネジ部66の下方に環状内方係止膨出部69を形成
し、該内方係止膨出部69を蓋体本体部12における側壁部
15の外周に形成した雄ネジ部35にロックさせることによ
り外筒61の上昇を阻止する場合、又、第7図に示す様に
外筒上半部62の内側に垂直方向を軸とする内方膨出部64
を設け、蓋体上蓋部41における側壁部45の外側には球形
状等の係止膨出部47を設け、内方係止膨出部64の側方を
該係止膨出部47に当接させて外筒61の回転を阻止する場
合もある。
周に係止膨出部46を形成し、外筒61の回転上昇を係止膨
出部46をもって阻止することにより外筒61のヒンジ部68
と蓋体11のヒンジ部17との高さ合せを容易としている
も、この係止膨出部46は上蓋部41における側壁部45の上
端に設ける場合に限ることなく、蓋体本体部12における
側壁部15の上端近傍に環状に形成し、以て外筒本体部65
の内側に形成した雌ネジ部66を係止膨出部46によりロッ
クさせ、外筒61の回転上昇を阻止する場合や、第6図に
示す様に、外筒本体部65の内側における雌ネジ部66の下
端又は雌ネジ部66の下方に環状内方係止膨出部69を形成
し、該内方係止膨出部69を蓋体本体部12における側壁部
15の外周に形成した雄ネジ部35にロックさせることによ
り外筒61の上昇を阻止する場合、又、第7図に示す様に
外筒上半部62の内側に垂直方向を軸とする内方膨出部64
を設け、蓋体上蓋部41における側壁部45の外側には球形
状等の係止膨出部47を設け、内方係止膨出部64の側方を
該係止膨出部47に当接させて外筒61の回転を阻止する場
合もある。
更に、第8図に示す様に、上蓋側壁部45の外周に垂直方
向の突出部48を設け、この突出部48により形成される間
隙49へ外筒上半部62の内側に形成する垂直方向の微小突
起を係合させることにより外筒61の蓋体11に対する回転
角を的確に示すと共に固定し得る様にし、蓋体11のヒン
ジ部17と外筒61のヒンジ部68とを水平方向位置において
正確に一致させる様にすることも有り、要は、蓋体11及
び外筒61の両者又は一方に突出部等を形成して外筒61の
回転上昇を阻止する様にし、又は蓋体11及び外筒61の一
方に突出部を設けると共に他方に実質的凹部を設け、該
凹部に突出部を係合させることにより外筒61の回転停止
位置を知らせる様にし、以て蓋体11におけるヒンジ部17
の高さと外筒61におけるヒンジ部68の高さとを容易に合
せ得る様にすれば足りる。
向の突出部48を設け、この突出部48により形成される間
隙49へ外筒上半部62の内側に形成する垂直方向の微小突
起を係合させることにより外筒61の蓋体11に対する回転
角を的確に示すと共に固定し得る様にし、蓋体11のヒン
ジ部17と外筒61のヒンジ部68とを水平方向位置において
正確に一致させる様にすることも有り、要は、蓋体11及
び外筒61の両者又は一方に突出部等を形成して外筒61の
回転上昇を阻止する様にし、又は蓋体11及び外筒61の一
方に突出部を設けると共に他方に実質的凹部を設け、該
凹部に突出部を係合させることにより外筒61の回転停止
位置を知らせる様にし、以て蓋体11におけるヒンジ部17
の高さと外筒61におけるヒンジ部68の高さとを容易に合
せ得る様にすれば足りる。
又、第1図乃至第6図に示した実施例は、蓋体本体側壁
部15の下端近傍に外方係止突起37を形成し、以てピルフ
ァプルーフバンド部71の内方係止突起73と該外方係止突
起37とが係合したときに外筒61のヒンジ部68を蓋体11の
ヒンジ部17よりも低い位置に位置させる様に構成してい
るも、第8図に示す様に、蓋体本体側壁部15に設ける外
方係止突起を省略し、ピルファプルーフバンド部71の下
端に形成した内方係止突起73を蓋体本体側壁部15の下端
に直接係合させることも有り、更にはピルファプルーフ
バンド部71の肉厚を厚くする等によりピルファプルーフ
バンド部71の内径を雌ネジ部66の内径よりも小さく設定
し、ピルファプルーフバンド部71の上端内隅角を蓋体本
体側壁部15の下端等に直接係合させて内方係止突起をも
省略することもできる。
部15の下端近傍に外方係止突起37を形成し、以てピルフ
ァプルーフバンド部71の内方係止突起73と該外方係止突
起37とが係合したときに外筒61のヒンジ部68を蓋体11の
ヒンジ部17よりも低い位置に位置させる様に構成してい
るも、第8図に示す様に、蓋体本体側壁部15に設ける外
方係止突起を省略し、ピルファプルーフバンド部71の下
端に形成した内方係止突起73を蓋体本体側壁部15の下端
に直接係合させることも有り、更にはピルファプルーフ
バンド部71の肉厚を厚くする等によりピルファプルーフ
バンド部71の内径を雌ネジ部66の内径よりも小さく設定
し、ピルファプルーフバンド部71の上端内隅角を蓋体本
体側壁部15の下端等に直接係合させて内方係止突起をも
省略することもできる。
又、前記雄ネジ部35及び雌ネジ部66は多条ネジを用いる
ことも有るも、一条ネジとしておけば、外筒61のヒンジ
部68の高さが決定されたとき、その水平方向の位置も一
義的に定まる故、蓋体11と外筒61とを組み合せる作業を
単純化し、設計製造を一層容易とすることができる。
ことも有るも、一条ネジとしておけば、外筒61のヒンジ
部68の高さが決定されたとき、その水平方向の位置も一
義的に定まる故、蓋体11と外筒61とを組み合せる作業を
単純化し、設計製造を一層容易とすることができる。
[考案の効果] 本考案に係るヒンジ付キャップは、円筒状の蓋体本体側
壁部及び上蓋側壁部を有する通常のヒンジ付キャップに
対し、ヒンジ部により接続される円筒状の外筒上半部及
び外筒本体部、更に外筒本体部の下端に接続されたピル
ファプルーフバンド部により構成される外筒を嵌装する
ものである故、外筒のヒンジ部を蓋体のヒンジ部と同一
高さ及び同一方向に位置合せを行なわなければ上蓋を開
くことが困難であり、ヒンジ部の位置合せを行なえばブ
リッジ部が破断してピルファプルーフバンド部が外筒本
体部から分離する故、上蓋が不正開封されたことを明確
に表示し得るヒンジ付キャップであり、蓋体の下方等か
ら外筒を取り付けることにより容易に組み立て製造する
ことができ、生産性を向上させ得る不正開封を明示可能
なヒンジ付キャップである。
壁部及び上蓋側壁部を有する通常のヒンジ付キャップに
対し、ヒンジ部により接続される円筒状の外筒上半部及
び外筒本体部、更に外筒本体部の下端に接続されたピル
ファプルーフバンド部により構成される外筒を嵌装する
ものである故、外筒のヒンジ部を蓋体のヒンジ部と同一
高さ及び同一方向に位置合せを行なわなければ上蓋を開
くことが困難であり、ヒンジ部の位置合せを行なえばブ
リッジ部が破断してピルファプルーフバンド部が外筒本
体部から分離する故、上蓋が不正開封されたことを明確
に表示し得るヒンジ付キャップであり、蓋体の下方等か
ら外筒を取り付けることにより容易に組み立て製造する
ことができ、生産性を向上させ得る不正開封を明示可能
なヒンジ付キャップである。
又、このヒンジ付キャップは外筒を回転降下させて外筒
のヒンジ部と蓋体のヒンジ部の高さを相違させておけ
ば、開封に際して外筒の回転と上半部及び上蓋部の押し
上げという二段階の操作が必要となる為、家庭での使用
に際し、幼児が不用意に容器を開封することも防止でき
る。
のヒンジ部と蓋体のヒンジ部の高さを相違させておけ
ば、開封に際して外筒の回転と上半部及び上蓋部の押し
上げという二段階の操作が必要となる為、家庭での使用
に際し、幼児が不用意に容器を開封することも防止でき
る。
第1図は本考案に係るヒンジ付キャップの第1実施例を
示す垂直断面図にして、第2図及び第3図は第1実施例
における蓋体及び外筒の半断面図であり、第4図は上蓋
部を開封し得る様にブリッジ部を破断した状態を示す垂
直断面図、第5図は開封状態を示す図にして、第6図乃
至第8図は他の実施例を示す図であり、第9図は従来の
不正開封表示可能なヒンジ付キャップの一例を示す図で
ある。 10=ヒンジ付キャップ、11=蓋体、12=蓋体本体部、13
=蓋体本体天板部、15=蓋体本体側壁部、17=蓋体ヒン
ジ部、21=開口除去部、25=プルリング、26=注出口壁
部、35=雄ネジ部、41=蓋体上蓋部、42=上蓋天板部、
45=上蓋側壁部、46,47=係止膨出部、51=破断除去部
分、53=切込線、55=引手部、61=外筒、62=外筒上半
部、64=内方膨出部、65=外筒本体部、66=雌ネジ部、
69=内方係止膨出部、68=ヒンジ部、71=ピルファプル
ーフバンド部、78=開封突出部、81=容器口部。
示す垂直断面図にして、第2図及び第3図は第1実施例
における蓋体及び外筒の半断面図であり、第4図は上蓋
部を開封し得る様にブリッジ部を破断した状態を示す垂
直断面図、第5図は開封状態を示す図にして、第6図乃
至第8図は他の実施例を示す図であり、第9図は従来の
不正開封表示可能なヒンジ付キャップの一例を示す図で
ある。 10=ヒンジ付キャップ、11=蓋体、12=蓋体本体部、13
=蓋体本体天板部、15=蓋体本体側壁部、17=蓋体ヒン
ジ部、21=開口除去部、25=プルリング、26=注出口壁
部、35=雄ネジ部、41=蓋体上蓋部、42=上蓋天板部、
45=上蓋側壁部、46,47=係止膨出部、51=破断除去部
分、53=切込線、55=引手部、61=外筒、62=外筒上半
部、64=内方膨出部、65=外筒本体部、66=雌ネジ部、
69=内方係止膨出部、68=ヒンジ部、71=ピルファプル
ーフバンド部、78=開封突出部、81=容器口部。
Claims (1)
- 【請求項1】上蓋部と本体部とがヒンジ部により一体と
された蓋体に対して、前記蓋体の上蓋部における側壁部
の外径及び蓋体の本体部における側壁部の外径よりも僅
かに大きな内径を有する円筒状の外筒を嵌装し、該外筒
は上半部と本体部とがヒンジ部により一体とされると共
に外筒本体部の下端にピルファプルーフバンド部を有
し、該ピルファプルーフバンド部が蓋体本体側壁部の下
端等と係合したときには外筒のヒンジ部が蓋体のヒンジ
部よりも低く位置するものとし、又、前記蓋体本体側壁
部の外周には雄ネジ部を形成すると共に、外筒本体部の
内側に雌ネジ部を形成し、外筒のヒンジ部を蓋体のヒン
ジ部と略同一高さとしたとき、前記外筒のヒンジ部と蓋
体のヒンジ部とが同一方向に位置する様に前記雄ネジ部
及び雌ネジ部を設定することを特徴とするヒンジ付キャ
ップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14080588U JPH0644841Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | ヒンジ付キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14080588U JPH0644841Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | ヒンジ付キャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0263355U JPH0263355U (ja) | 1990-05-11 |
| JPH0644841Y2 true JPH0644841Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31405315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14080588U Expired - Lifetime JPH0644841Y2 (ja) | 1988-10-28 | 1988-10-28 | ヒンジ付キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644841Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2520782Y2 (ja) * | 1990-06-13 | 1996-12-18 | 株式会社吉野工業所 | 注出キャップ |
| JP3481728B2 (ja) * | 1995-05-30 | 2003-12-22 | 株式会社吉野工業所 | 液体収納容器 |
| JP5317110B2 (ja) * | 2009-05-29 | 2013-10-16 | 株式会社吉野工業所 | ロック機構付きのキャップ |
| JP5718142B2 (ja) * | 2011-04-28 | 2015-05-13 | 株式会社吉野工業所 | 開封防止機能付き注出キャップ |
| JP5646389B2 (ja) * | 2011-04-28 | 2014-12-24 | 株式会社吉野工業所 | 不正開封防止キャップ |
-
1988
- 1988-10-28 JP JP14080588U patent/JPH0644841Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0263355U (ja) | 1990-05-11 |
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