JPH0644985B2 - 樹脂用乳化分散剤 - Google Patents
樹脂用乳化分散剤Info
- Publication number
- JPH0644985B2 JPH0644985B2 JP63302088A JP30208888A JPH0644985B2 JP H0644985 B2 JPH0644985 B2 JP H0644985B2 JP 63302088 A JP63302088 A JP 63302088A JP 30208888 A JP30208888 A JP 30208888A JP H0644985 B2 JPH0644985 B2 JP H0644985B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emulsifying dispersant
- resin
- emulsion
- emulsifying
- polyether polyol
- Prior art date
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- Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
- Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は樹脂用乳化分散剤に関する。さらに詳しくは乳
化液の長期間安定なエマルジョンを形成するための樹脂
用乳化分散剤に関する。
化液の長期間安定なエマルジョンを形成するための樹脂
用乳化分散剤に関する。
従来の乳化分散剤は種々の有機物質を水中に乳化分散さ
せるため使用され、このエマルジョンは塗料、接着剤、
表面加工剤、ラテックス、粘着剤、サイズ剤等として多
方面で実用に供されている。例えば、アルキル硫酸塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩等のアニオン性界面活性剤や、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤を用
いることが知られている。また特開昭50−13187
8号公報には、多価アルコールを出発物質とするポリエ
ーテルポリオールとジイソシアネートの反応物を乳化分
散剤としたエポキシ樹脂エマルジョンの製造法がある。
せるため使用され、このエマルジョンは塗料、接着剤、
表面加工剤、ラテックス、粘着剤、サイズ剤等として多
方面で実用に供されている。例えば、アルキル硫酸塩、
アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンア
ルキルエーテル硫酸塩等のアニオン性界面活性剤や、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキ
ルフェニルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステ
ル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル等の非イオン性界面活性剤を用
いることが知られている。また特開昭50−13187
8号公報には、多価アルコールを出発物質とするポリエ
ーテルポリオールとジイソシアネートの反応物を乳化分
散剤としたエポキシ樹脂エマルジョンの製造法がある。
しかしながら、前記の特許に示すエポキシ樹脂エマルジ
ョンは実施例に見られるように、1ケ月で約10%量の
固体の沈降物が発生し不安定である。また従来の乳化分
散剤にあっては、安定なエマルジョンを製造する際に、
油分の所要HLBを求めて、たとえば工学図書の「乳化
・可溶化の技術」第79〜81頁(1976年)に記載
された方法で、それに合う乳化剤を選択することが通常
行なわれている。また、本来、所要HLBは乳化試験に
よって実験的に定めるものであるが、その実験値に適合
するように、乳化剤の種類に応じて各種の計算法があ
り、HLBの応用を煩雑なものとしている。また、所要
HLBに合わせた乳化剤を使用しても安定なエマルジョ
ンが得られることは少なく、安定なエマルジョンを得る
ことは容易なことでない。さらに、最近は安全および公
害面から有機溶剤を使用することを避ける傾向にあり、
有機溶剤の溶液を水に変更して乳化分散したいという要
求が強い。しかしながら乳化分散系は熱力学的に安定な
系ではなく、時間の経過とともに乳化分散状態が破壊さ
れ、次第に分離することは避けられない、この為より安
定性に優れた乳化分散剤が求められている。
ョンは実施例に見られるように、1ケ月で約10%量の
固体の沈降物が発生し不安定である。また従来の乳化分
散剤にあっては、安定なエマルジョンを製造する際に、
油分の所要HLBを求めて、たとえば工学図書の「乳化
・可溶化の技術」第79〜81頁(1976年)に記載
された方法で、それに合う乳化剤を選択することが通常
行なわれている。また、本来、所要HLBは乳化試験に
よって実験的に定めるものであるが、その実験値に適合
するように、乳化剤の種類に応じて各種の計算法があ
り、HLBの応用を煩雑なものとしている。また、所要
HLBに合わせた乳化剤を使用しても安定なエマルジョ
ンが得られることは少なく、安定なエマルジョンを得る
ことは容易なことでない。さらに、最近は安全および公
害面から有機溶剤を使用することを避ける傾向にあり、
有機溶剤の溶液を水に変更して乳化分散したいという要
求が強い。しかしながら乳化分散系は熱力学的に安定な
系ではなく、時間の経過とともに乳化分散状態が破壊さ
れ、次第に分離することは避けられない、この為より安
定性に優れた乳化分散剤が求められている。
この発明は、このような従来の課題に着目してなされた
ものである。本発明者らは有機物質と水を乳化分散した
安定性に優れたエマルジョンを製造するに際し、凝集分
離を防止し、安定なエマルジョンを得ることのできる乳
化分散剤について鋭意研究を行なった結果、非常に有用
な乳化分散剤を見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、分子内に4個以上の第一級及び/又は第二級
アミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200個を含むポリ
アミン化合物の活性水素に全アルキレンオキサイドに対
し、70〜100重量%のエチレンオキサイドを含むア
ルキレンオキサイドを付加して得られる分子量5000
〜100万のポリエーテルポリオール化合物、該ポリエ
ーテルポリオール化合物のリン酸エステル、該ポリエー
テルポリオールの硫酸エステル及びこれらの塩の化合物
から選ばれた少なくとも1種以上とアニオン活性剤を必
須成分として含有することを特徴とする樹脂用乳化分散
剤である。 (手段を構成する要件) 本発明に用いることのできるポリエーテルポリオール化
合物の出発物質であるポリアミン化合物としては、トリ
エチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペン
タエチレンヘキサミン、ヘキサエチレンヘプタミンなど
のポリエチレンポリアミン、エチレンイミンの重合によ
って得られるポリエチレンイミン等のポリアルキレンイ
ミンであり、分子内に4個以上の第一級/又は第二級ア
ミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200個を含むもので
ある。さらにこれらポリアミン化合物は通常のアミンと
同様優れた化学反応性を有しており、アルキレンオキサ
イドとの反応性を害しない限り、下記反応のポリアミン
誘導体も有用である。 (イ)アルデヒド類、ケトン類との反応生成物 (ロ)アルキルハライドとの反応生成物 (ハ)イソシアネート類、チオイソシアネート類との反
応生成物 (ニ)エピハロヒドリンとの反応生成物 (ホ)グアニジン類、尿素等との反応生成物 (ヘ)カルボン酸、酸無水物との反応生成物 (ト)グリシジルエーテルとの反応生成物 本発明のポリエーテルポリオール化合物に使用するポリ
アミン化合物の窒素原子個数は4個以上、好ましくは5
個以上であり、ハンドリング上200個以下が良い。上
記ポリアミン化合物に付加するアルキレンオキサイドと
してエチレンオキサイドは必須であり、他にプロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、炭素数12から28のα−オレフィンエポキサイド
等の1,2−エポキシアルカン類が挙げられる。付加反
応はブロック状でもランダム状でも良いが、エチレンオ
キサイド以外のアルキレンオキサイドを付加する場合は
エチレンオキサイドをブロック状に末端に付加する方が
より好ましく、付加するエチレンオキサイドの重量は全
アルキレンオキサイドに対して70〜100重量%であ
る。 ポリエーテル化合物の平均分子量は5000〜1000
000、好ましくは7000〜500000であり、平
均分子量が5000未満であると、凝集分離の阻止が損
われ、さらに安定性が劣る。 又、該ポリエーテル化合物の誘導体としては以下のもの
が挙げられる。 (イ)末端水酸基の一部又は全部を硫酸エステル化した
化合物又はその塩。この反応は硫酸、クロルスルホン酸
等の硫酸化剤を用いて常法で反応し造塩反応する事によ
り得られる。 (ロ)末端水酸基の一部又は全部をリン酸エステル化し
た化合物又はその塩。この反応は無水リン酸、ポリリン
酸等のリン酸化剤を用いて常法で反応し造塩反応する事
により得られる。 また本発明に使用するアニオン活性剤としては、アルキ
ルスルホコハク酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル
塩を挙げることができる。ここでいうアルキル基とは、
炭素数6〜22までの直鎖及び側鎖状で飽和又は不飽和
のものが有効である。さらにこれらの塩とは、ナトリウ
ム、カリウム、カルシウム、アンモニウムやアルカノー
ルアミン、エチレンジアミン等のポリアミンである。前
記のアニオン活性剤とポリエーテルポリオール化合物
は、いずれも1種以上を併用して用いると、優れた分散
性と安定性の効果が得られる。さらに前記のアニオン活
性剤以外のものとして、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルのスルホン酸塩、ポリオキシエチレンノニルフェ
ノールエーテルのスルホン酸塩、石油スルホン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸
塩もしくはこれらのホルマリン縮合物又はポリスチレン
スルホン酸塩等のアニオン活性剤を挙げることができる
が、前記のアニオン活性剤を使用するほうがより好まし
い。 本発明の乳化分散剤は、勿論、これらの併用で乳化分散
剤としての機能を充分に発揮するが、水溶性高分子、例
えばポリビニルアルコール、ポリカルボン酸塩、ヒドロ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム塩、キサンタンガム又はラムザンガム等の保護
コロイド剤及び防菌剤、消泡剤、微粉固体の無機質増量
剤や氷結防止剤である尿素、プロピレングリコール、エ
チレングリコール等を併用してもさしつかえない。さら
に顔料、酸化防止剤、導電剤、石鹸、紫外線防止剤、難
燃剤等の添加剤を加えることができる。 本発明により、安定に乳化分散させる被乳化分散物質は
水に難溶か不溶の液体又は固体物質であって、たとえば
石油樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタンエラストマー
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、シリコン
樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂及びこ
れらの変性樹脂等である。またこれらの物質のオリゴマ
ー、コポリマー、ポリマー類を挙げることができる。さ
らにケロシン、スピンドル油、固形パラフィン、ミネラ
ルターペン等の鉱物油、ベンゼン、キシレン、ソルベン
トナフサ、四塩化炭素、シクロヘキサン等の有機溶剤、
動植物油、エステル油、高級アルコール類、高級脂肪酸
類のいずれか1種以上を前記樹脂に配合して用いること
ができるが、これを限定するものでない。 被乳化分散物質を乳化分散させるには公知の任意の方法
を用いる。たとえば、本発明の乳化分散剤をまず、被乳
化分散物質の重縮合前又は後に添加し均一に混合する。
つづいて撹拌しながら水を加えていき乳化分散させる方
法、乳化分散剤を含む水に強く撹拌しながら、この中に
被乳化分散物質を添加してゆく方法、乳化分散剤を含む
水と被乳化分散物質を加え、加熱して高温、高圧で撹拌
し乳化する方法などいずれの方法であっても良好な乳化
液を作る事ができる。 樹脂用乳化分散剤の使用量は被乳化分散物質の種類によ
って異なるが、普通、乳化分散液に対し合計で0.1〜
20重量%、とくに1〜10重量%の使用が好適であ
る。ポリエーテルポリオール化合物とアニオン活性剤の
比は、90/10〜10/90好ましくは70/30〜
30/70である。
ものである。本発明者らは有機物質と水を乳化分散した
安定性に優れたエマルジョンを製造するに際し、凝集分
離を防止し、安定なエマルジョンを得ることのできる乳
化分散剤について鋭意研究を行なった結果、非常に有用
な乳化分散剤を見い出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、分子内に4個以上の第一級及び/又は第二級
アミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200個を含むポリ
アミン化合物の活性水素に全アルキレンオキサイドに対
し、70〜100重量%のエチレンオキサイドを含むア
ルキレンオキサイドを付加して得られる分子量5000
〜100万のポリエーテルポリオール化合物、該ポリエ
ーテルポリオール化合物のリン酸エステル、該ポリエー
テルポリオールの硫酸エステル及びこれらの塩の化合物
から選ばれた少なくとも1種以上とアニオン活性剤を必
須成分として含有することを特徴とする樹脂用乳化分散
剤である。 (手段を構成する要件) 本発明に用いることのできるポリエーテルポリオール化
合物の出発物質であるポリアミン化合物としては、トリ
エチレンテトラミン、テトラエチレンペンタミン、ペン
タエチレンヘキサミン、ヘキサエチレンヘプタミンなど
のポリエチレンポリアミン、エチレンイミンの重合によ
って得られるポリエチレンイミン等のポリアルキレンイ
ミンであり、分子内に4個以上の第一級/又は第二級ア
ミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200個を含むもので
ある。さらにこれらポリアミン化合物は通常のアミンと
同様優れた化学反応性を有しており、アルキレンオキサ
イドとの反応性を害しない限り、下記反応のポリアミン
誘導体も有用である。 (イ)アルデヒド類、ケトン類との反応生成物 (ロ)アルキルハライドとの反応生成物 (ハ)イソシアネート類、チオイソシアネート類との反
応生成物 (ニ)エピハロヒドリンとの反応生成物 (ホ)グアニジン類、尿素等との反応生成物 (ヘ)カルボン酸、酸無水物との反応生成物 (ト)グリシジルエーテルとの反応生成物 本発明のポリエーテルポリオール化合物に使用するポリ
アミン化合物の窒素原子個数は4個以上、好ましくは5
個以上であり、ハンドリング上200個以下が良い。上
記ポリアミン化合物に付加するアルキレンオキサイドと
してエチレンオキサイドは必須であり、他にプロピレン
オキサイド、ブチレンオキサイド、スチレンオキサイ
ド、炭素数12から28のα−オレフィンエポキサイド
等の1,2−エポキシアルカン類が挙げられる。付加反
応はブロック状でもランダム状でも良いが、エチレンオ
キサイド以外のアルキレンオキサイドを付加する場合は
エチレンオキサイドをブロック状に末端に付加する方が
より好ましく、付加するエチレンオキサイドの重量は全
アルキレンオキサイドに対して70〜100重量%であ
る。 ポリエーテル化合物の平均分子量は5000〜1000
000、好ましくは7000〜500000であり、平
均分子量が5000未満であると、凝集分離の阻止が損
われ、さらに安定性が劣る。 又、該ポリエーテル化合物の誘導体としては以下のもの
が挙げられる。 (イ)末端水酸基の一部又は全部を硫酸エステル化した
化合物又はその塩。この反応は硫酸、クロルスルホン酸
等の硫酸化剤を用いて常法で反応し造塩反応する事によ
り得られる。 (ロ)末端水酸基の一部又は全部をリン酸エステル化し
た化合物又はその塩。この反応は無水リン酸、ポリリン
酸等のリン酸化剤を用いて常法で反応し造塩反応する事
により得られる。 また本発明に使用するアニオン活性剤としては、アルキ
ルスルホコハク酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルキル硫酸エステル
塩を挙げることができる。ここでいうアルキル基とは、
炭素数6〜22までの直鎖及び側鎖状で飽和又は不飽和
のものが有効である。さらにこれらの塩とは、ナトリウ
ム、カリウム、カルシウム、アンモニウムやアルカノー
ルアミン、エチレンジアミン等のポリアミンである。前
記のアニオン活性剤とポリエーテルポリオール化合物
は、いずれも1種以上を併用して用いると、優れた分散
性と安定性の効果が得られる。さらに前記のアニオン活
性剤以外のものとして、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルのスルホン酸塩、ポリオキシエチレンノニルフェ
ノールエーテルのスルホン酸塩、石油スルホン酸塩、ア
ルキルナフタレンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸
塩もしくはこれらのホルマリン縮合物又はポリスチレン
スルホン酸塩等のアニオン活性剤を挙げることができる
が、前記のアニオン活性剤を使用するほうがより好まし
い。 本発明の乳化分散剤は、勿論、これらの併用で乳化分散
剤としての機能を充分に発揮するが、水溶性高分子、例
えばポリビニルアルコール、ポリカルボン酸塩、ヒドロ
キシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム塩、キサンタンガム又はラムザンガム等の保護
コロイド剤及び防菌剤、消泡剤、微粉固体の無機質増量
剤や氷結防止剤である尿素、プロピレングリコール、エ
チレングリコール等を併用してもさしつかえない。さら
に顔料、酸化防止剤、導電剤、石鹸、紫外線防止剤、難
燃剤等の添加剤を加えることができる。 本発明により、安定に乳化分散させる被乳化分散物質は
水に難溶か不溶の液体又は固体物質であって、たとえば
石油樹脂、ポリアミド樹脂、ポリウレタンエラストマー
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレン樹脂、シリコン
樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂及びこ
れらの変性樹脂等である。またこれらの物質のオリゴマ
ー、コポリマー、ポリマー類を挙げることができる。さ
らにケロシン、スピンドル油、固形パラフィン、ミネラ
ルターペン等の鉱物油、ベンゼン、キシレン、ソルベン
トナフサ、四塩化炭素、シクロヘキサン等の有機溶剤、
動植物油、エステル油、高級アルコール類、高級脂肪酸
類のいずれか1種以上を前記樹脂に配合して用いること
ができるが、これを限定するものでない。 被乳化分散物質を乳化分散させるには公知の任意の方法
を用いる。たとえば、本発明の乳化分散剤をまず、被乳
化分散物質の重縮合前又は後に添加し均一に混合する。
つづいて撹拌しながら水を加えていき乳化分散させる方
法、乳化分散剤を含む水に強く撹拌しながら、この中に
被乳化分散物質を添加してゆく方法、乳化分散剤を含む
水と被乳化分散物質を加え、加熱して高温、高圧で撹拌
し乳化する方法などいずれの方法であっても良好な乳化
液を作る事ができる。 樹脂用乳化分散剤の使用量は被乳化分散物質の種類によ
って異なるが、普通、乳化分散液に対し合計で0.1〜
20重量%、とくに1〜10重量%の使用が好適であ
る。ポリエーテルポリオール化合物とアニオン活性剤の
比は、90/10〜10/90好ましくは70/30〜
30/70である。
本発明で用いる乳化分散剤のポリエーテルポリオール化
合物は、その構造がプルロニック型として知られるポリ
オキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリ
マーおよびテトロニック型として知られているエチレン
ジアミンにプロピレンオキサイドを付加させた後、さら
にエチレンオキサイドを付加させた化合物に類似してい
るが、分子中に少なくとも6個以上のポリオキシアルキ
レン鎖を有し、高分子量であり、さらに1つの分子中に
数多くの親油性部と親水性部を持つ化合物であることが
特徴である。これらはカサ高い特異な分子構造を有する
高分子量活性剤で吸着力が強い。この差異が働くため
か、本発明の乳化分散剤は、プルロニック型のポリエー
テル及びテトロニック型のポリエーテルに比べ、格段に
優れた乳化分散効果を示す。さらにアニオン活性剤の併
用でエマルジョン粒子が10ミクロン以下の均一な粒子
径の分布を持つ乳化液を得ることができる。また公知で
一般に使用されている乳化剤では樹脂エマルジョンを安
定化できない場合が多いが、本発明の樹脂用乳化分散剤
を用いるときわめて経時安定性に優れた良好な樹脂エマ
ルジョンを製造することができる。
合物は、その構造がプルロニック型として知られるポリ
オキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリ
マーおよびテトロニック型として知られているエチレン
ジアミンにプロピレンオキサイドを付加させた後、さら
にエチレンオキサイドを付加させた化合物に類似してい
るが、分子中に少なくとも6個以上のポリオキシアルキ
レン鎖を有し、高分子量であり、さらに1つの分子中に
数多くの親油性部と親水性部を持つ化合物であることが
特徴である。これらはカサ高い特異な分子構造を有する
高分子量活性剤で吸着力が強い。この差異が働くため
か、本発明の乳化分散剤は、プルロニック型のポリエー
テル及びテトロニック型のポリエーテルに比べ、格段に
優れた乳化分散効果を示す。さらにアニオン活性剤の併
用でエマルジョン粒子が10ミクロン以下の均一な粒子
径の分布を持つ乳化液を得ることができる。また公知で
一般に使用されている乳化剤では樹脂エマルジョンを安
定化できない場合が多いが、本発明の樹脂用乳化分散剤
を用いるときわめて経時安定性に優れた良好な樹脂エマ
ルジョンを製造することができる。
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はそれらによって何等限定されるものではない。
%、部はすべて重量基準を示す。 <エマルジョンの調製および評価方法> 所定量の被乳化分散物質(樹脂)と乳化分散剤を添加し
た水合計2000Kgをオートクレーブ中にいれ、加温
し、樹脂の融点より20℃高い温度で(常温で液状の樹
脂の場合は110℃の加圧下で)撹拌を60分続け、エ
マルジョンを調製した。さらに常温まで冷却して取りだ
した。また、本発明の乳化分散剤以外の添加剤成分とし
て保護コロイド剤を用いる場合は、この添加剤を上記の
エマルジョンの調製後に加えて、5分間の撹拌を行っ
た。つづいて、エマルジョン液を、1000mlのメス
シリンダーに移して、密栓して30℃の恒温室で60日
間保管したのち、エマルジョンが分離していないかどう
か観察した。分離が全く生じていないものを〇、分離か
ごく微量認められるものを△、分離が著しいものを×と
して評価した。 ここで用いた乳化分散剤を第1表に示す。試料NoB〜
Nは本発明の乳化分散剤、また試料NoO〜Rには比較
例としての界面活性剤を示した。第2表に示す配合割合
でエマルジョンの調製を行ない、このエマルジョンの安
定性の評価結果を示した。
発明はそれらによって何等限定されるものではない。
%、部はすべて重量基準を示す。 <エマルジョンの調製および評価方法> 所定量の被乳化分散物質(樹脂)と乳化分散剤を添加し
た水合計2000Kgをオートクレーブ中にいれ、加温
し、樹脂の融点より20℃高い温度で(常温で液状の樹
脂の場合は110℃の加圧下で)撹拌を60分続け、エ
マルジョンを調製した。さらに常温まで冷却して取りだ
した。また、本発明の乳化分散剤以外の添加剤成分とし
て保護コロイド剤を用いる場合は、この添加剤を上記の
エマルジョンの調製後に加えて、5分間の撹拌を行っ
た。つづいて、エマルジョン液を、1000mlのメス
シリンダーに移して、密栓して30℃の恒温室で60日
間保管したのち、エマルジョンが分離していないかどう
か観察した。分離が全く生じていないものを〇、分離か
ごく微量認められるものを△、分離が著しいものを×と
して評価した。 ここで用いた乳化分散剤を第1表に示す。試料NoB〜
Nは本発明の乳化分散剤、また試料NoO〜Rには比較
例としての界面活性剤を示した。第2表に示す配合割合
でエマルジョンの調製を行ない、このエマルジョンの安
定性の評価結果を示した。
本発明の乳化分散剤を使用すれば、エマルジョンの破壊
は認められず、各種樹脂に対し、いずれも安定性に優れ
た乳化液が得られる。また本発明の乳化分散剤は通常の
添加量より少なくて効果が得られる為、経済性のメリッ
トも大きく、この乳化分散剤を提供し得たことにより、
エマルジョン技術の進歩に対し広く寄与しうる。
は認められず、各種樹脂に対し、いずれも安定性に優れ
た乳化液が得られる。また本発明の乳化分散剤は通常の
添加量より少なくて効果が得られる為、経済性のメリッ
トも大きく、この乳化分散剤を提供し得たことにより、
エマルジョン技術の進歩に対し広く寄与しうる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 71/02 LQC 9167−4J 79/02 LQZ 9285−4J 101/00 LTA 7242−4J
Claims (2)
- 【請求項1】分子内に4個以上の第一級及び/又は第二
級アミノ基を有し、かつ窒素原子4〜200個を含むポ
リアミン化合物の活性水素に全アルキレンオキサイドに
対し、70〜100重量%のエチレンオキサイドを含む
アルキレンオキサイドを付加して得られる分子量500
0〜100万のポリエーテルポリオール化合物、該ポリ
エーテルポリオール化合物のリン酸エステル、該ポリエ
ーテルポリオールの硫酸エステル及びこれらの塩の化合
物から選ばれた少なくとも1種以上とアニオン活性剤を
必須成分として含有することを特徴とする樹脂用乳化分
散剤。 - 【請求項2】アニオン活性剤がアルキルスルホコハク酸
エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカン
スルホン酸塩又はアルキル硫酸エステル塩である請求項
1記載の樹脂用乳化分散剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63302088A JPH0644985B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 樹脂用乳化分散剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63302088A JPH0644985B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 樹脂用乳化分散剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02149330A JPH02149330A (ja) | 1990-06-07 |
| JPH0644985B2 true JPH0644985B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17904780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63302088A Expired - Lifetime JPH0644985B2 (ja) | 1988-11-29 | 1988-11-29 | 樹脂用乳化分散剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644985B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0733403B2 (ja) * | 1988-08-04 | 1995-04-12 | 第一工業製薬株式会社 | 乳化重合用乳化剤 |
-
1988
- 1988-11-29 JP JP63302088A patent/JPH0644985B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02149330A (ja) | 1990-06-07 |
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