JPH0645110U - ヒンジ機構 - Google Patents
ヒンジ機構Info
- Publication number
- JPH0645110U JPH0645110U JP8816592U JP8816592U JPH0645110U JP H0645110 U JPH0645110 U JP H0645110U JP 8816592 U JP8816592 U JP 8816592U JP 8816592 U JP8816592 U JP 8816592U JP H0645110 U JPH0645110 U JP H0645110U
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- Japan
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- friction plate
- base member
- shaft
- friction
- fixed
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】摩擦板間にグリスを介在させることを要せず、
したがって組み立て作業を短時間で容易に行うことがで
きるとともに、グリスによる汚れを無くすことができ、
かつ、摩擦摺動部分の繰り返し耐久性を向上させること
のできるヒンジ機構を提供すること。 【構成】第1のベース部材12と、この第1のベース部
材12に固定されたシャフト14と、このシャフトに回
転可能に外嵌された第2のベース部材16と、上記シャ
フト16に外嵌固定された第1の摩擦板18と、この第
1の摩擦板18の側面に圧接するように上記シャフト1
4に回転可能に外嵌されて上記第2のベース部材16と
一体に回転するようにされた第2の摩擦板20と、を具
備し、上記第1の摩擦板18と第2の摩擦板20との側
面摩擦力により上記第1のベース部材12に対して相対
回転可能とされ、上記第1の摩擦板18及び第2の摩擦
板20のうちの少なくとも一方がそれ自体で適度の表面
摩擦力を持つ焼結含油金属もしくは樹脂で構成されてな
る。
したがって組み立て作業を短時間で容易に行うことがで
きるとともに、グリスによる汚れを無くすことができ、
かつ、摩擦摺動部分の繰り返し耐久性を向上させること
のできるヒンジ機構を提供すること。 【構成】第1のベース部材12と、この第1のベース部
材12に固定されたシャフト14と、このシャフトに回
転可能に外嵌された第2のベース部材16と、上記シャ
フト16に外嵌固定された第1の摩擦板18と、この第
1の摩擦板18の側面に圧接するように上記シャフト1
4に回転可能に外嵌されて上記第2のベース部材16と
一体に回転するようにされた第2の摩擦板20と、を具
備し、上記第1の摩擦板18と第2の摩擦板20との側
面摩擦力により上記第1のベース部材12に対して相対
回転可能とされ、上記第1の摩擦板18及び第2の摩擦
板20のうちの少なくとも一方がそれ自体で適度の表面
摩擦力を持つ焼結含油金属もしくは樹脂で構成されてな
る。
Description
【0001】
本考案は、例えば、携帯型のワードプロセッサ、電子手帳、液晶テレビジョン 受像機等に用いられ、液晶表示部等の可動部を本体部等の固定部に対して回転可 能に支持するとともに、任意の傾斜角度位置にて停止させることができるように されたヒンジ機構に関する。
【0002】
従来、この種のヒンジ機構としては、例えば、本体部等の固定部に取り付けら れる第1のベース部材(固定ベース部材)と、この第1のベース部材に固定され たシャフトと、このシャフトに回転可能に外嵌されて液晶表示部等の可動部に取 り付けられる第2のベース部材(可動ベース部材)と、上記シャフトに外嵌固定 された第1の摩擦板と、この第1の摩擦板の側面に対接するように上記シャフト に回転可能に外嵌されて上記第2のベース部材と一体に回転するようにされた第 2の摩擦板と、を具備し、上記第1の摩擦板と第2の摩擦板との間にモリブデン グリス等の適度の潤滑性を具えたグリスを介在させた状態で第1の摩擦板と第2 の摩擦板とを互いに接する方向にばね等で押圧することにより、上記第1の摩擦 板及び第2の摩擦板とそれらの間に介在せしめられたグリスとの摩擦力によって 上記第1のベース部材に対して上記第2のベース部材が相対回転可能とされると ともに任意の傾斜角度位置にて停止せしめられるようにされたものがある。 このようなヒンジ機構においては摩擦板としてSUS等の鋼板が通常用いられ ている。
【0003】
しかしながら、上述の如くの従来のヒンジ機構では、 摩擦板にグリスを塗布したり拭き取ったりする工程が必要で組み立て作業に 手間と時間がかかる、 グリスにより汚れ易い、 摩擦摺動部分の繰り返し耐久性が必ずしも良いとは言えない、 等の問題があった。
【0004】 かかる点に鑑み本考案は、摩擦板間にグリスを介在させることを要せず、した がって組み立て作業を短時間で容易に行うことができるとともに、グリスによる 汚れを無くすことができ、かつ、摩擦摺動部分の繰り返し耐久性を向上させるこ とのできるヒンジ機構を提供することを目的とする。
【0005】
上述の目的を達成すべく、本考案に係るヒンジ機構は、第1のベース部材と、 この第1のベース部材に固定されたシャフトと、このシャフトに回転可能に外嵌 された第2のベース部材と、上記シャフトに外嵌固定された第1の摩擦板と、こ の第1の摩擦板の側面に圧接するように上記シャフトに回転可能に外嵌されて上 記第2のベース部材と一体に回転するようにされた第2の摩擦板と、を具備し、 上記第1の摩擦板と第2の摩擦板との側面摩擦力により上記第1のベース部材に 対して相対回転可能とされ、上記第1の摩擦板及び第2の摩擦板のうちの少なく とも一方がそれ自体で適度の表面摩擦力を持つ焼結含油金属もしくは樹脂で構成 されてなる。
【0006】 上記構成において、焼結含油金属としては、純鉄系、Fe−Cu合金、Fe− C合金、Fe−C−Cu合金等を用いることができ、また、樹脂としてはテフロ ン等を用いることができる。
【0007】
上述の如くの構成とされた本考案に係るヒンジ機構においては、第1の摩擦板 と第2の摩擦板のうちの少なくとも一方がそれ自体で適度の表面摩擦力を持つ焼 結含油金属もしくは樹脂で構成されるので、それらの間にグリスを介在させるこ となく適度の摩擦力が得られて、第1のベース部材に対して第2のベース部材が 相対回転可能とされるとともに、任意の傾斜角度位置にて停止せしめられるよう にされる。
【0008】 したがって、摩擦板間にグリスを介在させることを要しないことから、組み立 て作業を短時間で容易に行うことができるとともに、グリスによる汚れを無くす ことができ、しかも、摩擦摺動部分の繰り返し耐久性が向上する。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。 図1〜図3は、本考案に係るヒンジ機構の一実施例を示している。この実施例 のヒンジ機構10は、例えば携帯型のワードプロセッサにおける本体部(固定部 )に対して液晶表示部(可動部)を相対回転可能に、かつ任意の傾斜角度位置に て停止させるべく連結するために用いられる、左右一対備えられるヒンジ部のう ちの左側部分を構成するものである。
【0010】 すなわち、このヒンジ機構10は、本体部等の固定部に取り付けるためのネジ 等を挿通する孔12aが形成された断面L字形の第1のベース部材12と、この 第1のベース部材12に固着された段付きシャフト14と、この段付きシャフト 14に回転可能に外嵌されて液晶表示部等の可動部に取り付けられる第2のベー ス部材16と、上記段付きシャフト14に形成された断面矩形のキー溝14aに 嵌合する係止凸部18aが内方に向けて突設されて上記段付きシャフト14に外 嵌固定された5枚の盤形リング状の可動摩擦板(第1の摩擦板)18と、この可 動摩擦板18の側面に対接するように該可動摩擦板18と入れ違いに上記段付き シャフト14に回転可能に外嵌されて第2のベース部材16と一体に回転するよ うにされた固定摩擦板(第2の摩擦板)20と、を備えている。
【0011】 より詳しくは、上記段付きシャフト14は大径部14Aと小径部14Bとから なり、また、第2のベース部材16は上記小径部14Bを挿通する孔17が形成 された板状基部16A、この板状基部16Aにおける上記孔17の両脇下側から 直角に折り曲がる2つの取付板部16B,16C、及び板状基部16Aの上側か ら上記取付板部16Bと平行に折り曲がって上記固定摩擦板20の回転規制片部 20a(後述)を押さえる役目を果たす突板部16D、からなり、上記取付板部 16B,16Cには液晶表示部等の可動部に取り付けるためのネジ等を挿通する 孔16aが形成されており、さらに、固定摩擦板20は第2のベース部材16と の相対回転が規制されるように上記取付板部16B,16Cに橋架されて係止さ れる長方形状の回転規制片部20aが設けられている。
【0012】 そして、段付きシャフト14の大径部14Aの端部が第1のベース部材12に 一体的に固着されるとともに、小径部14Bにおける第2のベース部材16より 第1のベース部材12側に可動摩擦板18と上記板状基部16Aに係止される断 面L字形の係止片部22aが突設された盤形リング状の固定ワッシャ−22が外 嵌され、段付きシャフト14の小径部14Bの第2のベース部材16より解放端 側に上記と同じ構成の固定ワッシャ−22が逆向きに外嵌されるとともに、これ より小径部14Bの解放端側に可動摩擦板18(4枚)と固定摩擦板20(3枚 )が交互にダイレクトに接するように配列されて外嵌され、さらにそれらの外側 に2枚の皿バネ24が対向して外嵌され、かつ、最後部に該小径部14Bに噛み 付く抜け止め用の櫛歯状の皿バネ部26aを有するプッシュナット26が圧入さ れて、上記皿バネ24とプッシュナット26の弾力により上記各部材16,18 ,20,22の側面同士が大径部14Aの端面14bとプッシュナット26との 間で相互に圧接した状態にされている。
【0013】 ここで、本実施例においては、可動摩擦板18と固定摩擦板20との側面摩擦 力により上記第2のベース部材16が第1のベース部材12に対して相対回転可 能とされるとともに第2のベース部材16が任意の傾斜角度位置にて停止せしめ られるように、上記可動摩擦板18がそれ自体で適度の表面摩擦力を持つ焼結含 油金属、例えばFe−C−Cu合金を素材として製造されている。
【0014】 従って、上記のような構成とされた本実施例のヒンジ機構10においては、可 動摩擦板18と固定摩擦板20とが直接的に接し、それらの間にグリスを介在さ せることなく適度の摩擦力が得られて、上記第1のベース部材12に対して上記 第2のベース部材16が相対回転可能とされるとともに、例えば図3において2 点鎖線で示される回転角度範囲内おいて任意の傾斜角度位置にて停止せしめるこ とができる。
【0015】 その結果、摩擦板18−20間にグリスを介在させることを要しないことから 、組み立て作業を短時間で容易に行うことができるとともに、グリスによる汚れ を無くすことができ、しかも、摩擦摺動部分の繰り返し耐久性が向上する。
【0016】 なお、上記した例では可動摩擦板18のみが焼結含油金属で構成されているが 、固定摩擦板20のみ、あるいはそれらの両方を焼結含油金属で構成してもよく 、さらに、焼結含油金属に代えてそれ自体で適度な表面摩擦力をもつテフロン等 の樹脂を用いることもできる。
【0017】
以上の説明から理解されるように、本考案に係るヒンジ機構は、摩擦板がそれ 自体で適度の表面摩擦力を持つ焼結含油金属あるいはテフロン等の樹脂から構成 されるので、第1の摩擦板と第2の摩擦板との間にグリスを介在させることなく 適度の摩擦力が得られ、第1のベース部材に対して第2のベース部材を相対回転 可能で、かつ任意の傾斜角度位置にて停止させることが可能となる。したがって 、摩擦板間にグリスを介在させることを要しないことから、組み立て作業を短時 間で容易に行うことができるとともに、グリスによる汚れを無くすことができ、 しかも、摩擦摺動部分の繰り返し耐久性が向上するという優れた効果が得られる 。
【図1】本考案に係るヒンジ機構の一実施例を示す分解
斜視図。
斜視図。
【図2】実施例の平面図。
【図3】実施例の側面図。
10 ヒンジ機構 12 第1のベース部材 14 段付きシャフト 16 第2のベース部材 18 可動摩擦板 20 固定摩擦板 22 固定ワッシャー 24 皿バネ 26 プッシュナット
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のベース部材と、この第1のベース
部材に固定されたシャフトと、このシャフトに回転可能
に外嵌された第2のベース部材と、上記シャフトに外嵌
固定された第1の摩擦板と、この第1の摩擦板の側面に
圧接するように上記シャフトに回転可能に外嵌されて上
記第2のベース部材と一体に回転するようにされた第2
の摩擦板と、を具備し、 上記第1の摩擦板と第2の摩擦板との側面摩擦力により
上記第1のベース部材に対して上記第2のベース部材が
相対回転可能とされ、上記第1の摩擦板及び第2の摩擦
板のうちの少なくとも一方がそれ自体で適度の表面摩擦
力を持つ焼結含油金属で構成されていることを特徴とす
るヒンジ機構。 - 【請求項2】 第1のベース部材と、この第1のベース
部材に固定されたシャフトと、このシャフトに回転可能
に外嵌された第2のベース部材と、上記シャフトに外嵌
固定された第1の摩擦板と、この第1の摩擦板の側面に
圧接するように上記シャフトに回転可能に外嵌されて上
記第2のベース部材と一体に回転するようにされた第2
の摩擦板と、を具備し、 上記第1の摩擦板と第2の摩擦板との側面摩擦力により
上記第1のベース部材に対して上記第2のベース部材が
相対回転可能とされ、上記第1の摩擦板及び第2の摩擦
板のうちの少なくとも一方がそれ自体で適度の表面摩擦
力を持つ樹脂で構成されていることを特徴とするヒンジ
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8816592U JPH0645110U (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ヒンジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8816592U JPH0645110U (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ヒンジ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0645110U true JPH0645110U (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=13935317
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8816592U Pending JPH0645110U (ja) | 1992-11-30 | 1992-11-30 | ヒンジ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645110U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1144332A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-02-16 | Kato Electrical Mach Co Ltd | チルトヒンジ |
| JP2002250335A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-09-06 | Futaba Kinzoku Kogyo Kk | ヒンジ装置 |
| JP2004251439A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-09-09 | Futaba Kinzoku Kogyo Kk | ヒンジ装置 |
-
1992
- 1992-11-30 JP JP8816592U patent/JPH0645110U/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1144332A (ja) * | 1997-07-18 | 1999-02-16 | Kato Electrical Mach Co Ltd | チルトヒンジ |
| JP2002250335A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-09-06 | Futaba Kinzoku Kogyo Kk | ヒンジ装置 |
| JP2004251439A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-09-09 | Futaba Kinzoku Kogyo Kk | ヒンジ装置 |
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