JPH0645192Y2 - 冷却塔のミスト飛散防止構造 - Google Patents
冷却塔のミスト飛散防止構造Info
- Publication number
- JPH0645192Y2 JPH0645192Y2 JP1990401928U JP40192890U JPH0645192Y2 JP H0645192 Y2 JPH0645192 Y2 JP H0645192Y2 JP 1990401928 U JP1990401928 U JP 1990401928U JP 40192890 U JP40192890 U JP 40192890U JP H0645192 Y2 JPH0645192 Y2 JP H0645192Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cooling tower
- air
- prevention structure
- packed bed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は冷却塔のミスト飛散防止
構造に関するものである。
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術および背景】工業用冷却水を冷却して再使
用するための装置である、いわゆる冷却塔は、充填層を
用いて冷却する形式のものが多く、この充填層内で温水
をこの温度よりも低い温度の空気と接触させ、そのとき
一部の水が蒸発することによって蒸発潜熱を失い、その
結果水が冷却されるものである。充填層の充填物として
は、合成樹脂製の格子または磁製もしくはカーボン製の
ラシヒリング(中空円筒)が用いられ、充填層内では冷
たい空気によって効果的に温水を冷却しつつ空気と水の
分離が行われ、熱交換後の空気はファンによって外部に
排出される。ところで、この外部に排出される空気は充
填層内で温水と接触することによって高湿分となってい
る。従って、図3に示すように、外気温が低い冬季に湿
分の高いこの空気がプロペラファン12によって排出され
る際にファンケーシング1に接触すると、凝縮して水滴
Dが形成される。この水滴Dはファンケーシング1内面
に沿って落ちていく間に大きな塊となり、やがてファン
ケーシング1より離れて落下する。ファンケーシング1
から落下した水滴はプロペラファン12によって空気と共
に運ばれて矢印B1 →B2 で示すように外部に飛散す
る。しかし、従来はこのミストの飛散を防止する技術は
なく、環境上問題であった。
用するための装置である、いわゆる冷却塔は、充填層を
用いて冷却する形式のものが多く、この充填層内で温水
をこの温度よりも低い温度の空気と接触させ、そのとき
一部の水が蒸発することによって蒸発潜熱を失い、その
結果水が冷却されるものである。充填層の充填物として
は、合成樹脂製の格子または磁製もしくはカーボン製の
ラシヒリング(中空円筒)が用いられ、充填層内では冷
たい空気によって効果的に温水を冷却しつつ空気と水の
分離が行われ、熱交換後の空気はファンによって外部に
排出される。ところで、この外部に排出される空気は充
填層内で温水と接触することによって高湿分となってい
る。従って、図3に示すように、外気温が低い冬季に湿
分の高いこの空気がプロペラファン12によって排出され
る際にファンケーシング1に接触すると、凝縮して水滴
Dが形成される。この水滴Dはファンケーシング1内面
に沿って落ちていく間に大きな塊となり、やがてファン
ケーシング1より離れて落下する。ファンケーシング1
から落下した水滴はプロペラファン12によって空気と共
に運ばれて矢印B1 →B2 で示すように外部に飛散す
る。しかし、従来はこのミストの飛散を防止する技術は
なく、環境上問題であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこのような問
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、冷却
塔から外部へのミストの飛散を効果的に防止することが
できる手段を提供することにある。
題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、冷却
塔から外部へのミストの飛散を効果的に防止することが
できる手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の要旨は、温水と空気との接触による熱交換で
冷水を得、温水と接触した後の空気をファンにより外部
に放出する冷却塔において、ファンケーシング下部内周
に樋を設け、この樋下方に複数箇所の溜まり部を突設
し、この溜まり部に接続した配管を充填層または下部水
槽まで延設した冷却塔のミスト飛散防止構造にある。
に本考案の要旨は、温水と空気との接触による熱交換で
冷水を得、温水と接触した後の空気をファンにより外部
に放出する冷却塔において、ファンケーシング下部内周
に樋を設け、この樋下方に複数箇所の溜まり部を突設
し、この溜まり部に接続した配管を充填層または下部水
槽まで延設した冷却塔のミスト飛散防止構造にある。
【0005】
【作用】上記構成において、湿分の多い空気がファンに
よって排出される際にファンケーシングに接触して凝縮
することによって生成した水滴は、ファンケーシングに
沿って落ち、その下部内周に設けた樋に集められる。そ
して、この水は溜まり部から配管によって充填層または
下部水槽に送られる。
よって排出される際にファンケーシングに接触して凝縮
することによって生成した水滴は、ファンケーシングに
沿って落ち、その下部内周に設けた樋に集められる。そ
して、この水は溜まり部から配管によって充填層または
下部水槽に送られる。
【0006】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0007】図1は本考案のミスト飛散防止構造を適用
した冷却塔の片側の断面図、図2は要部拡大図である。
した冷却塔の片側の断面図、図2は要部拡大図である。
【0008】図1において、1はファンケーシングで、
上部ファンケーシング1aと下部ファンケーシング1bに分
割されている。下部ファンケーシング1bの内周には、樋
2が周設され、この樋2には円周方向複数箇所において
溜まり部3が下方に突設されており、この溜まり部3の
下部の開口4に係着する継手5に配管6が係合してい
る。(図2参照)7は所定の充填物を充填した充填層で
あり、配管6は充填層7の直上まで伸びている。8は使
用済みの温水を供給する給水管であり、給水管8によっ
て運ばれた温水は上部散水槽9に集められた後、充填層
7に落とされる。10は外気を取り込むルーバである。11
は充填層を通過した水が集められる下部水槽、12は排気
のためのプロペラファンである。
上部ファンケーシング1aと下部ファンケーシング1bに分
割されている。下部ファンケーシング1bの内周には、樋
2が周設され、この樋2には円周方向複数箇所において
溜まり部3が下方に突設されており、この溜まり部3の
下部の開口4に係着する継手5に配管6が係合してい
る。(図2参照)7は所定の充填物を充填した充填層で
あり、配管6は充填層7の直上まで伸びている。8は使
用済みの温水を供給する給水管であり、給水管8によっ
て運ばれた温水は上部散水槽9に集められた後、充填層
7に落とされる。10は外気を取り込むルーバである。11
は充填層を通過した水が集められる下部水槽、12は排気
のためのプロペラファンである。
【0009】係る構成を有する冷却塔の動作について、
以下に説明する。
以下に説明する。
【0010】ルーバ10を介して取り込まれた空気は、矢
印A1 で示すように充填層7に進入して上部散水槽9か
ら落下してくる水と接触し、この水は下部水槽11に集め
られた後、所定の使用箇所に送られる。この後空気は矢
印A2 のように進んでプロペラファン12によって外部に
放出される。(矢印A3 )ところで、この空気は充填層
7内で水と接触することによって湿分が高くなってい
る。従って、冬季のように外気温が低いときには、プロ
ペラファン12によって排出される湿分の多い空気は上部
ファンケーシング1aに当接すると凝縮して水滴Dとな
る。この水滴Dは上部ファンケーシング1aに沿って落
ち、落ちるにつれて徐々に水滴Dは大きくなり、やがて
上部ファンケーシング1aを離れて樋2内に落下する。樋
2内に落下した水滴は溜まり部3に集められ、配管6を
介して充填層7の直上まで運ばれて充填層7内に落下す
る。この落下水は、上記したように上部散水槽9からの
落下水と共にルーバ10から取り込んだ空気と接触して熱
交換された後、下部水槽11に集められる。以降、同じよ
うにして温水と空気との熱交換が効果的に行われ、得ら
れた冷水は所定の目的に有用に使用される。図1には、
配管6が充填層7の直上へ延設された場合が示されてい
るが、この配管6は充填層7内または下部水槽11内もし
くはその直上まで延設してもよい。
印A1 で示すように充填層7に進入して上部散水槽9か
ら落下してくる水と接触し、この水は下部水槽11に集め
られた後、所定の使用箇所に送られる。この後空気は矢
印A2 のように進んでプロペラファン12によって外部に
放出される。(矢印A3 )ところで、この空気は充填層
7内で水と接触することによって湿分が高くなってい
る。従って、冬季のように外気温が低いときには、プロ
ペラファン12によって排出される湿分の多い空気は上部
ファンケーシング1aに当接すると凝縮して水滴Dとな
る。この水滴Dは上部ファンケーシング1aに沿って落
ち、落ちるにつれて徐々に水滴Dは大きくなり、やがて
上部ファンケーシング1aを離れて樋2内に落下する。樋
2内に落下した水滴は溜まり部3に集められ、配管6を
介して充填層7の直上まで運ばれて充填層7内に落下す
る。この落下水は、上記したように上部散水槽9からの
落下水と共にルーバ10から取り込んだ空気と接触して熱
交換された後、下部水槽11に集められる。以降、同じよ
うにして温水と空気との熱交換が効果的に行われ、得ら
れた冷水は所定の目的に有用に使用される。図1には、
配管6が充填層7の直上へ延設された場合が示されてい
るが、この配管6は充填層7内または下部水槽11内もし
くはその直上まで延設してもよい。
【0011】なお、本考案は、クロスフロー形冷却塔、
カウンターフロー形冷却塔、密閉形冷却塔等の各種の冷
却塔に適用可能である。
カウンターフロー形冷却塔、密閉形冷却塔等の各種の冷
却塔に適用可能である。
【0012】
【考案の効果】本考案により、冷却塔から外部へのミス
トの飛散が効果的に防止されるので、ミスト飛散による
環境問題が発生することもなく、しかも、冷却塔の使用
水を節約することができる。
トの飛散が効果的に防止されるので、ミスト飛散による
環境問題が発生することもなく、しかも、冷却塔の使用
水を節約することができる。
【図1】本考案のミスト飛散防止構造を適用した冷却塔
の片側の断面図である。
の片側の断面図である。
【図2】本考案のミスト飛散防止構造の要部拡大図であ
る。
る。
【図3】樋がない場合のミストの飛散を説明する図であ
る。
る。
1…ファンケーシング 1a…上部ファンケーシング 1b…下部ファンケーシング 2…樋 3…溜まり部 4…開口 5…継手 6…配管 7…充填層 8…給水管 9…上部散水槽 10…ルーバ 11…下部水槽 12…プロペラファン
Claims (1)
- 【請求項1】温水と空気との接触による熱交換で冷水を
得、温水と接触した後の空気をファンにより外部に放出
する冷却塔において、ファンケーシング下部内周に樋を
設け、この樋下方に複数箇所の溜まり部を突設し、この
溜まり部に接続した配管を充填層または下部水槽まで延
設した冷却塔のミスト飛散防止構造
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990401928U JPH0645192Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 冷却塔のミスト飛散防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990401928U JPH0645192Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 冷却塔のミスト飛散防止構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0492184U JPH0492184U (ja) | 1992-08-11 |
| JPH0645192Y2 true JPH0645192Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31879944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990401928U Expired - Lifetime JPH0645192Y2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 冷却塔のミスト飛散防止構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645192Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005291658A (ja) * | 2004-04-02 | 2005-10-20 | Gas & Power Investment:Kk | 液滴の飛散防止方法、強制通風冷却塔、液滴の飛散量測定方法および液滴飛散量測定装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6016894U (ja) * | 1984-04-04 | 1985-02-05 | 三菱樹脂株式会社 | 冷却塔の水滴飛散防止装置 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP1990401928U patent/JPH0645192Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0492184U (ja) | 1992-08-11 |
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