JPH0645204B2 - 中空部を有するエアスポイラーの製法 - Google Patents
中空部を有するエアスポイラーの製法Info
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- JPH0645204B2 JPH0645204B2 JP30246589A JP30246589A JPH0645204B2 JP H0645204 B2 JPH0645204 B2 JP H0645204B2 JP 30246589 A JP30246589 A JP 30246589A JP 30246589 A JP30246589 A JP 30246589A JP H0645204 B2 JPH0645204 B2 JP H0645204B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、自動車に使用されるエアスポイラーなどの
厚肉成形品の製法に関するものである。
厚肉成形品の製法に関するものである。
[従来の技術] 従来、エアスポイラー(リヤースポイラー)などの厚肉
成形品を製造する方法としては、 ブロー成形法、 射出成形時に高圧ガスをキャビティー内に注入し中空
とする方法、 材料に発泡剤を嵌合して低圧、または高圧で射出成形
する方法、 強度を保持するための金属芯をインサートし、発泡ウ
レタン成形する方法、 などがある。
成形品を製造する方法としては、 ブロー成形法、 射出成形時に高圧ガスをキャビティー内に注入し中空
とする方法、 材料に発泡剤を嵌合して低圧、または高圧で射出成形
する方法、 強度を保持するための金属芯をインサートし、発泡ウ
レタン成形する方法、 などがある。
しかし、このような従来工法ではつぎの欠点がある。
前述のブロー成形工法では、バリソンの過程で筋目が
生ずると同時に、真空引きや高圧エアの注入のみでは、
表面をフラッシュ(平坦)に仕上げることができず、フ
ラッシュな塗装を施すような高品質な表面を得るために
は、仕上げ工程に大変な工程が必要であった。
生ずると同時に、真空引きや高圧エアの注入のみでは、
表面をフラッシュ(平坦)に仕上げることができず、フ
ラッシュな塗装を施すような高品質な表面を得るために
は、仕上げ工程に大変な工程が必要であった。
また、均一な肉厚が得られず、安定品質の製品を得るこ
とができなかった。
とができなかった。
の射出成形時の高圧ガス注入方法は、高圧ガスが均等
に得られず、不均肉となると同時に、重量的な軽減が20
〜30%しか得られない問題がある。
に得られず、不均肉となると同時に、重量的な軽減が20
〜30%しか得られない問題がある。
の発泡剤を混入し、厚肉を成形する方法は、発泡が安
定するまでの冷却時間が多くかかり、量産性に乏しく、
さらに塗装を施す高品質な表面の場合、後発泡により塗
膜が膨れる問題点がある の発泡ウレタン成形法では、金属芯を全体を必要と
し、そのため重量が軽減できないことと、塗装を必要と
する場合、ボイド(空隙)による膨れが発生する問題が
ある。
定するまでの冷却時間が多くかかり、量産性に乏しく、
さらに塗装を施す高品質な表面の場合、後発泡により塗
膜が膨れる問題点がある の発泡ウレタン成形法では、金属芯を全体を必要と
し、そのため重量が軽減できないことと、塗装を必要と
する場合、ボイド(空隙)による膨れが発生する問題が
ある。
[発明が解決するための課題] この発明は上記の各製法における欠点を解決するところ
の、自動車に使用されるエアスポイラーなどの製法を提
供するものである。
の、自動車に使用されるエアスポイラーなどの製法を提
供するものである。
[課題を解決するための手段] 水溶性ポリマーで第一成形品を成形し、この第一成形品
を型内へセットし、所望する熱可塑性合成樹脂材をそれ
に射出して第二成形品を成形する。
を型内へセットし、所望する熱可塑性合成樹脂材をそれ
に射出して第二成形品を成形する。
さらにこの第二成形品を別の型内へセットし、第二成形
品と同材質または第二成形品より溶融温度の低い熱可塑
性合成樹脂材で第三成形品を成形する。このようにして
第三成形品は水溶性ポリマーを内蔵した構成になってお
り、第二成形品、第三成形品を成形する時の金型から必
要に応じ水溶性ポリマーに達する孔を設けるとか、第三
成形品の所望の個所の後加工により、水溶性ポリマーに
達する孔を設け、この孔より水分を注入し、水溶性ポリ
マーを溶出させることを特徴とする中空部を有するエア
スポイラーの製造方法である。
品と同材質または第二成形品より溶融温度の低い熱可塑
性合成樹脂材で第三成形品を成形する。このようにして
第三成形品は水溶性ポリマーを内蔵した構成になってお
り、第二成形品、第三成形品を成形する時の金型から必
要に応じ水溶性ポリマーに達する孔を設けるとか、第三
成形品の所望の個所の後加工により、水溶性ポリマーに
達する孔を設け、この孔より水分を注入し、水溶性ポリ
マーを溶出させることを特徴とする中空部を有するエア
スポイラーの製造方法である。
[作用] 水溶性ポリマーを内蔵した第三成形品の孔に任意の時
間、水分を流通することにより、水溶性ポリマーのみが
溶解して、均一な肉厚を有する中空成形品を容易に作る
ことができる。
間、水分を流通することにより、水溶性ポリマーのみが
溶解して、均一な肉厚を有する中空成形品を容易に作る
ことができる。
[実施例] 当初、第1図a、第1図bに示すような完成品(A) とな
るところの、ほゞエアスポイラーの形状をなすための芯
材となる第一成形品(1) を、射出成形法により水溶性ポ
リマーで成形する。[第2図a、第2図b図示]。
るところの、ほゞエアスポイラーの形状をなすための芯
材となる第一成形品(1) を、射出成形法により水溶性ポ
リマーで成形する。[第2図a、第2図b図示]。
この第一成形品(1) を、第3図a図示の第二成形品用金
型(B) にインサートし、移出成形法により第二成形品
(2)を熱可塑性合成樹脂材で成形する[第3図b図
示]。
型(B) にインサートし、移出成形法により第二成形品
(2)を熱可塑性合成樹脂材で成形する[第3図b図
示]。
このとき、第二成形品用金型(B) に第一成形品(1) をイ
ンサートして固定する方法としては、第3図d図示の両
面テープ(t) で固定するか、第一成形品(1) を成形する
ときに、あらかじめ金型によって所望するところへ凹部
(R) を設け[第3図e]、その凹部(R) を第3図a図示
のように、第二成形品用金型(B) の該当するところへ凸
部(R′)を設けて固定する方法がよい。
ンサートして固定する方法としては、第3図d図示の両
面テープ(t) で固定するか、第一成形品(1) を成形する
ときに、あらかじめ金型によって所望するところへ凹部
(R) を設け[第3図e]、その凹部(R) を第3図a図示
のように、第二成形品用金型(B) の該当するところへ凸
部(R′)を設けて固定する方法がよい。
つぎに第二成形品(2) を第4図a図示の第三成形品用金
型(C) にインサートし、第4図b図示の第三成形品(3)
を射出成形法により熱可塑性合成樹脂材で成形する。
型(C) にインサートし、第4図b図示の第三成形品(3)
を射出成形法により熱可塑性合成樹脂材で成形する。
この場合の第三成形品用金型(C) 内へ、第二成形品(2)
をインサートして固定する方法は、第二成形用金型(B)
と同じ固定方法とすればよい。
をインサートして固定する方法は、第二成形用金型(B)
と同じ固定方法とすればよい。
このようにしてできあがった第三成形品(3) は、芯材と
なる第一成形品(1) が内部につまった状態にあるため重
量は重くなっている[第4図c、第4図d]。
なる第一成形品(1) が内部につまった状態にあるため重
量は重くなっている[第4図c、第4図d]。
そして第二成形品用金型(B) 、第三成形用金型(C) にお
いて、成形操作に影響のない個所から、水溶性ポリマー
に達する孔(h) を形成する構造にするか[第4図a]、
第三成形品(3) 完成後、それ自体に影響のない個所へ孔
(h′)を開けるかし[第4図d]、それらの孔(h),(h′)
から水を流通させて、任意の時間で水溶性ポリマーを溶
解する。
いて、成形操作に影響のない個所から、水溶性ポリマー
に達する孔(h) を形成する構造にするか[第4図a]、
第三成形品(3) 完成後、それ自体に影響のない個所へ孔
(h′)を開けるかし[第4図d]、それらの孔(h),(h′)
から水を流通させて、任意の時間で水溶性ポリマーを溶
解する。
溶解が完了すれば、中空な均一肉厚を持ったエアスポイ
ラーができることになる。
ラーができることになる。
第二成形品(2) 、第三成形品用(3) 用の合成樹脂材は熱
可塑性で、第二成形品(2) は第三成形品(3) に比べ、溶
解温度の低い合成樹脂材が望ましく、また同種の材料が
望ましい。
可塑性で、第二成形品(2) は第三成形品(3) に比べ、溶
解温度の低い合成樹脂材が望ましく、また同種の材料が
望ましい。
これは第二成形品(2) と第二成形品(3) が、相互に確実
に溶解結合するために必要である。
に溶解結合するために必要である。
しかしながら、必要に応じて異材質とする場合には、第
二成形品(2) 成形後、第三成形品(3) と密着する面に、
密着を促進するプライマー(P) を塗付後、インサート成
形するとよい[第4図d]。
二成形品(2) 成形後、第三成形品(3) と密着する面に、
密着を促進するプライマー(P) を塗付後、インサート成
形するとよい[第4図d]。
[発明の効果] この発明によれば、所望する肉厚を常に一定に確保で
き、しかも中空なエアスポイラーを成形することが可能
である。これによって軽量化を達成する。
き、しかも中空なエアスポイラーを成形することが可能
である。これによって軽量化を達成する。
エアスポイラーの表面は熱可塑性合成樹脂材の成形方法
により、きわめてフラッシュなレベリングのよい面を形
成することが可能であり、二次加工の塗装の行い易さ
と、全体の高品質と高品質の外観を得ることができる。
により、きわめてフラッシュなレベリングのよい面を形
成することが可能であり、二次加工の塗装の行い易さ
と、全体の高品質と高品質の外観を得ることができる。
さらには、製品の必要とする性能特性に見合った熱可塑
性合成樹脂材を選定することにより、 経済的なエアスポイラーを得ることができ、これはコス
トダウンに貢献することが多大である。
性合成樹脂材を選定することにより、 経済的なエアスポイラーを得ることができ、これはコス
トダウンに貢献することが多大である。
なおこの発明は自動車用のエアスポイラーの例を示した
が、他に厚肉、高度の意匠性、高度の外観を有する各種
の製品にも適用できるものである。
が、他に厚肉、高度の意匠性、高度の外観を有する各種
の製品にも適用できるものである。
第1図aはエアスポイラーの成形完成品の斜視図、 第1図bは第1図aのa−a′線拡大断面図、第2図a
は水溶性ポリマーによるエアスポイラーの第一成形品の
斜視図、 第2図bは第2図aのb−b′線断面図、 第3図aは第二成形品用金型の縦断面図、 第3図bは第一成形品をインサートし、熱可塑性合成樹
脂材を成形した第二成形品を斜視図、 第3図cは第3図bのc−c′断面図、 第3図dは第一成形品の使用例を示す断面図、 第3図eは第一成形品の他の使用例を示す断面図、 第4図aは第三成形品用金型の縦断面図、 第4図bは第二成形品をインサートし、熱可塑性合成樹
脂材を成形した第三成形品の一部斜視図、 第4図cは第4図bのd−d′拡大断面図、 第4図dは第4図bのe−e′線拡大断面図でる。 (A) ……完成品 (1) ……第一成形品、(2) ……第二成形品 (3) ……第三成形品 (B) ……第二成形品用金型 (C) ……第三成形品用金型 (h),(h′)……孔
は水溶性ポリマーによるエアスポイラーの第一成形品の
斜視図、 第2図bは第2図aのb−b′線断面図、 第3図aは第二成形品用金型の縦断面図、 第3図bは第一成形品をインサートし、熱可塑性合成樹
脂材を成形した第二成形品を斜視図、 第3図cは第3図bのc−c′断面図、 第3図dは第一成形品の使用例を示す断面図、 第3図eは第一成形品の他の使用例を示す断面図、 第4図aは第三成形品用金型の縦断面図、 第4図bは第二成形品をインサートし、熱可塑性合成樹
脂材を成形した第三成形品の一部斜視図、 第4図cは第4図bのd−d′拡大断面図、 第4図dは第4図bのe−e′線拡大断面図でる。 (A) ……完成品 (1) ……第一成形品、(2) ……第二成形品 (3) ……第三成形品 (B) ……第二成形品用金型 (C) ……第三成形品用金型 (h),(h′)……孔
Claims (3)
- 【請求項1】水溶性ポリマーで第一成形品を成形し、こ
の第一成形品を型内へセットし、所望する熱可塑性合成
樹脂材をそれに射出して第二成形品を成形し、この第二
成形品を別の型内へセットし、第二成形品と同材質また
は第二成形品より溶融温度の低い熱可塑性合成樹脂材で
第三成形品を成形し、第三成形品に水溶性ポリマーに達
する孔を設け、この孔より水分を注入し、水溶性ポリマ
ーを溶出させることを特徴とする中空部を有するエアス
ポイラーの製法。 - 【請求項2】水溶性ポリマーで第一成形品を成形し、こ
の第一成形品を型内へセットし、所望する熱可塑性合成
樹脂材をそれに射出して第二成形品を成形し、この第二
成形品を別の型内へセットし、第二成形品と同材質また
は第二成形品より溶融温度の低い熱可塑性合成樹脂材で
第三成形品を成形し、第二成形品、第三成形品を成形す
る時の金型から水溶性ポリマーに達する孔を設け、この
孔より水分を注入し、水溶性ポリマーを溶出させること
を特徴とする請求項1記載の中空部を有するエアスポイ
ラーの製法。 - 【請求項3】水溶性ポリマーで第一成形品を成形し、こ
の第一成形品を型内へセットし、所望する熱可塑性合成
樹脂材をそれに射出して第二成形品を成形し、この第二
成形品を別の型内へセットし、第二成形品と同材質また
は第二成形品より溶融温度の低い熱可塑性合成樹脂材で
第三成形品を成形し、第三成形品の所望の個所に後加工
により、水溶性ポリマーに達する孔を設け、この孔より
水分を注入し、水溶性ポリマーを溶出させることを特徴
とする請求項1記載の中空部を有するエアスポイラーの
製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30246589A JPH0645204B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 中空部を有するエアスポイラーの製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30246589A JPH0645204B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 中空部を有するエアスポイラーの製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03161328A JPH03161328A (ja) | 1991-07-11 |
| JPH0645204B2 true JPH0645204B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17909272
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30246589A Expired - Fee Related JPH0645204B2 (ja) | 1989-11-21 | 1989-11-21 | 中空部を有するエアスポイラーの製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645204B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5319259B2 (ja) * | 2008-12-10 | 2013-10-16 | サカエ理研工業株式会社 | 加飾部材のベース部材へのインサート射出成形方法、及びそのベース部材 |
-
1989
- 1989-11-21 JP JP30246589A patent/JPH0645204B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03161328A (ja) | 1991-07-11 |
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