JPH0645227Y2 - トランスミッション試験装置 - Google Patents

トランスミッション試験装置

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JPH0645227Y2
JPH0645227Y2 JP6857289U JP6857289U JPH0645227Y2 JP H0645227 Y2 JPH0645227 Y2 JP H0645227Y2 JP 6857289 U JP6857289 U JP 6857289U JP 6857289 U JP6857289 U JP 6857289U JP H0645227 Y2 JPH0645227 Y2 JP H0645227Y2
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守生 尾内
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Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案はトランスミッション試験装置に関する。
B.考案の概要 本考案はトランスミッションの傾斜がトランスミッショ
ン自体に与える影響を試験するためのトランスミッショ
ン試験装置に係り、供試トランスミッションを搭載する
ベッドに仰角調整装置を具えることにより、回転軸回り
の角度のみならず仰角の相違による影響を容易に試験で
きるようにした。
C.従来の技術 自動車などに用いられるトランスミッションは、レイア
ウト上の制約などにより傾斜すなわち仰角と回転軸回り
の角度(以下、回転角)を付けて車体に取り付けられる
ことが多い。ところが、トランスミッション自体は一般
に水平状態で設計されており、傾斜を与えた場合には変
速ギヤなど内蔵物の重量が予期しない方向に作用する。
その結果、過大なストレスが各部品に掛かり、ベアリン
グの早期摩耗などのトラブルが発生することがあった。
そこで、傾斜による影響をベンチテストにより検知すべ
く、従来よりトランスミッション試験装置が開発されて
いた。
第6図,第7図(第6図中A矢視)に示したものは従来
のトランスミッション試験装置で、床面に固定されたベ
ッド1上に供試トランスミッション(以下、供試体)2
用の取付台3と駆動用の電動機4を一直線上に配置し、
供試体2と電動機4間にトルクメータ5を介装したもの
である。図中、6はカップリングである。ベッド1には
車載時における仰角を再現するべく傾斜が設けられてい
る一方、供試体2は第8図に示すように取付台3に対し
て回転軸回りに回転自在に保持されている。
このトランスミッション試験装置では供試体2を取付台
3に設置した後、電動機4で供試体2を駆動する。供試
体2の出力軸7は連結されていないため、この駆動は無
負荷である。そして、運転中にトルクメータにより駆動
トルクの増減を検出してベアリングの磨耗を検知した
り、所定時間駆動した後分解してギヤ類などの磨耗チェ
ックを行うのである。
C.考案が解決しようとする課題 トランスミッションを車体に取り付ける際の傾斜は仰角
と回転角に分けられる。このため、上記試験装置でもベ
ッド1の傾斜により仰角を、また供試体2を取付台3に
対し回転させることにより回転角を、それぞれ再現でき
るようになっている。
ところが、このうち仰角はベッド1の傾斜により一義的
に定まってしまい、同一の試験装置では異なった仰角で
の試験を行うことができなかった。したがって、多機種
のトランスミッションを試験するためにはベッド1の傾
斜が異なる複数の試験装置を用意せざるを得ず、試験コ
ストや設置スペースの点で問題となっていた。また、予
め複数の試験装置を用意しておいても、個々のトランス
ミッションの傾斜に完全に適合する場合は少なく、正確
な試験を行うことが難しかった。更に、同一トランスミ
ッションにおいて仰角を変更した場合の試験を行うには
その都度供試体2を脱着しなければならず、作業工数が
多大なものとなっていた。
本考案は上記状況に鑑みなされたもので、仰角の調整も
可能なトランスミッション試験装置を提供することを目
的とする。
D.課題を解決するための手段 そこで、本考案ではこの課題を解決するために、供試ト
ランスミッションをベッド上に載置して無負荷試験を行
うトランスミッション試験装置において、前記ベッドを
基台と当該基台に支持されるテーブルとから形成すると
共に、当該テーブルを前記供試トランスミッションのの
回転軸と直交する軸を支点として回動させる仰角調整装
置を具えたのである。
E.作用 本考案に係るトランスミッション試験装置では、仰角調
整装置によりテーブルの傾斜を変更することによって供
試トランスミッションの仰角を適宜設定し、試験を行
う。
F.実施例 本考案の一実施例を図面に基づき具体的に説明する。
尚、実施例の説明にあたっては前述した従来の例におけ
る部材と同一の部材に同一の符号を付し、重複する説明
を省略する。
第1図,第2図,第3図には本考案に係るトランスミッ
ション試験装置の一実施例をそれぞれ側面,平面,正面
により示し、第4図と第5図には供試体用の取付台の側
面と正面をそれぞれ示してある。
第1図に示すように、本実施例のベッド1は従来のもの
のような一体構造となっておらず、基台たるベース8と
ベース8にピボットシャフト9により回動自在に支持さ
れたテーブル10とをその基本構成としている。テーブル
10下面の後方には、長穴11が形成された固定部12が一体
的に形成されている。長穴11はピボットシャフト9を中
心とした円弧状となっており、この長穴11内にベース8
にねじ込まれるロックボルト13が嵌合している。したが
って、テーブル10はピボットシャフト9を支点に長穴11
の範囲内で回動でき、回動させた後にロックボルト13を
締め込むことによってテーブル10が固定されるようにな
っている。尚、第3図に示すように固定部12はテーブル
10の左右両面に設けられている。
ベッド1の右側面には円形の仰角調整用ハンドル(以
下、ハンドル)14が取り付けられている。このハンドル
14を回転させると、ベース8に内蔵された仰角調整装置
たる図示しない公知のスクリュウジャッキが駆動され、
テーブル10が図中矢印に示す方向に回動するようになっ
ている。回動の範囲は上述したように固定部12の長穴11
とロックボルト13により規制され、第1図中二点鎖線で
示す状態が最も傾いた状態となる。
一方、第2図に示すように、本実施例のベッド1のテー
ブル10は前後方向の短い略正方形に形成されている。そ
して、テーブル10上には、前述した従来のものと異な
り、電動機4がトルクメータ5及び取付台3と並列に配
置されている。そのため、電動機4とトルクメータ5間
の動力伝達はVベルト15および中間軸受16を介して行わ
れている。尚、本実施例ではこのようにテーブル10の前
後長を短くしたため、上述のスクリュウジャッキがコン
パクトになると共に、仰角の変動可能量に対する長穴11
すなわち固定部12の大きさを小さくすることができた。
また、同様にピボットシャフト9とロックボルト13間の
距離が短くなったため、ベッド1がベース8とテーブル
10に分割されることによる運転時の振動が減少した。
次に、本実施例における取付台3の回転角調整機構を説
明する。取付台本体部(以下、本体部)17の前面を形成
する矩形板18には、略中央部に円形の穴18aが形成され
ると共に、後面にはこの穴18aと同軸に中空の回転板支
持筒19が溶接されている。回転板支持筒19の内面には、
一対のローラベアリング20を介し、面板21が前面にボル
ト止めされた回転板22が回動自在に保持されている。
尚、面板21は供試体2の種類により交換される。回転板
22はローラベアリング20のインナレースと嵌合する中空
円筒部22aと、矩形板18の前面に当接する円盤状の回転
部22bとから形成されており、回転部22bに着脱される回
転用ハンドル23を操作することにより本体部17に対し回
動させることができる。回転部22bの外周部には第5図
に示すように角度目盛りが打刻されており、本体部17に
取り付けられたインジケータ24とこの角度目盛りを合わ
せることにより回転角が設定できるようになっている。
図中25は回転板22を固定する固定ブロックであり、26は
その締付ボルトである。
供試体2は面板21に取り付けられ、その駆動は回転板22
の中空円筒部22aにボールベアリング27により支持され
た駆動シャフト28により行われる。駆動シャフト28はト
ルクメータ5とカップリング6を介して結合され、その
前面には種々の供試体2に適合すべくピッチ円直径など
の異なる多数の取付穴29が形成されている。第4図中、
30はベアリング温度検出用の熱電対である。尚、第1図
〜第3図中31は供試体2が自動トランスミッションであ
る場合などに潤滑油を貯溜するためのオイルパンである 以下、本実施例の作用を述べる。
本実施例では供試体2を面板21に取り付けた後、まず固
定ブロック25用の締付ボルト26を緩めてから回転板22に
回転用ハンドル23を取り付け、回転板22すなわち面板21
を回動させることにより回転角の設定を行う。次に、固
定ブロック25を締め付けると共に回転用ハンドル23を取
り外し、しかる後仰角の設定を行う。
仰角は前述したようにハンドル14を回転させることによ
り図示しないスクリュウジャッキを駆動させて行うが、
本実施例の場合その設定範囲は−1°〜29°となってい
る。尚、実施例では仰角の指示手段(インジケータ)を
設定しないが、固定部12の長穴11に角度目盛りを刻印し
たり、振り子をテーブル10に取り付けるなどの方法が採
りえる。
尚、回転角および仰角の設定が終了したら電動機4を起
動して試験を行うが、その態様は従来のものと同様であ
る。
本実施例では以上詳細に述べたように、ベッド1に仰角
調整装置を具えることにより、個々の供試体2に合わせ
て回転角のみならず仰角の調整も行えるようにしたた
め、1台の試験装置で多種の供試体に対する試験が可能
となった。また、電動機4をトルクメータ5および取付
台3と並列に配置するようにしたため、試験装置の全長
を短くすることができ、従来のものに比べその設置が容
易となった。
尚、本考案は上記実施例に限るものではなく、例えば角
度調整装置としてスクリュウジャッキに換えて、油圧あ
るいは電動のアクチュエータなどを用いるようにしても
よいし、仰角や回転角の調整を手動ではなく電気的に行
うようにしてもよい。また、上記実施例では電動機4を
トルクメータ5などと並列に配置するようにしたが、従
来のもののようにこれらを一直線上に配置するようにし
てもよい。更に、上記実施例では仰角の調整範囲を−1
°〜29°としたが、これ以外の調整範囲を持たせるよう
にしてもよい。
G.考案の効果 本考案に掛かるトランスミッション試験装置によれば、
供試トランスミッションを搭載するベッドの仰角を変更
する仰角調整装置を具えるようにしたため、同一の試験
装置で車載時の仰角が異なる多種類のトランスミッショ
ンの試験が可能となる。その結果、複数の試験装置を用
意する必要がなくなり、試験設備に要するコストや設置
スペースが削減されるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図,第3図には本考案に係るトランスミッ
ション試験装置の一実施例を示すそれぞれ側面図,平面
図,正面図であり、第4図と第5図には供試体用の取付
台を示すそれぞれの側面図と正面図である。また、第6
図と第7図はそれぞれ従来のトランスミッション試験装
置の側面図と第6図中A矢視図であり、第8図は取付台
の斜視図である。 図中、 1はベッド、 2は供試トランスミッション、 3は取付台、 4は電動機、 5はトルクメータ、 6はカップリング、 8はベース、 9はピボットシャフト、 10はテーブル、 11は長穴、 12は固定部、 13はロックボルト、 14はハンドル、 15はVベルト、 16は中間軸受、 21は面板、 22は回転板、 24は角度インジケータ、 25は固定ブロックである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】供試トランスミッションをベッド上に載置
    して無負荷試験を行うトランスミッション試験装置にお
    いて、前記ベッドを基台と当該基台に支持されるテーブ
    ルとから形成すると共に、当該テーブルを前記供試トラ
    ンスミッションの回転軸と直交する軸を支点として回動
    させる仰角調整装置を具えたことを特徴とするトランス
    ミッション試験装置。
JP6857289U 1989-06-14 1989-06-14 トランスミッション試験装置 Expired - Fee Related JPH0645227Y2 (ja)

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JP6857289U JPH0645227Y2 (ja) 1989-06-14 1989-06-14 トランスミッション試験装置

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JPH038743U JPH038743U (ja) 1991-01-28
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JP5333612B2 (ja) * 2011-11-22 2013-11-06 株式会社明電舎 変速機の試験装置
JP6240539B2 (ja) * 2014-03-26 2017-11-29 東洋電機製造株式会社 トランスミッション試験装置

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JPH038743U (ja) 1991-01-28

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