JPH0645233U - 圧力スイッチ - Google Patents

圧力スイッチ

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JPH0645233U
JPH0645233U JP8116492U JP8116492U JPH0645233U JP H0645233 U JPH0645233 U JP H0645233U JP 8116492 U JP8116492 U JP 8116492U JP 8116492 U JP8116492 U JP 8116492U JP H0645233 U JPH0645233 U JP H0645233U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】応差が小さくて精密な動作特性を得ることがで
きる圧力スイッチを提供することを目的とする。 【構成】ダイアフラム6の受ける圧力の変化によって、
皿ばね11を変形させてスイッチング手段3をオン、オ
フ動作させるようにした圧力スイッチにおいて、皿ばね
11を、中央の環状部11aと、その環状部11aから
周縁に向かって延び出して周縁部分では自由端となる複
数の腕状部11bとによって形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、流体の圧力を受けて、その圧力の増減の変化に対応して電気的に オン、オフ動作する圧力スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
圧力スイッチは、一般に、流体の圧力を受けとめるダイアフラムと、常態では 中央部分が周縁部分から表側に突出し、その突出状態を凹ませる方向に一定以上 の力が加わると上記中央部分が逆に裏側に突出するように反転する反転円盤と、 上記反転円盤の反転動作によって電気的にオン、オフ動作する電気スイッチとを 有し、上記ダイアフラムの受ける圧力の変化によって、上記反転円盤を反転動作 させて上記スイッチング手段をオン、オフ動作させるようになっている。
【0003】 そのような圧力スイッチに用いられる反転円盤は、従来は、図8に示されるよ うに、切れ目等のない比較的単純な皿状に形成されていた。
【0004】 しかし、上述のような単純な皿状の反転円盤では、反転時の変位量を思うよう に大きくとることができないため、スイッチのオン、オフのタイミングが必ずし も予定通りにいかず、組立時の調整に大きな工数を要する欠点がある。
【0005】 そこで従来、例えば図9に示されるように、反転盤101を、周縁を形成する 環状部101aと、その環状部101aから中央に向かって延び出して中央部分 101bでは自由端となる腕状部101cとによって形成していた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のような反転盤は、図7に破線で示されるように、反転盤に荷重 を加えていく場合と荷重を減らしていく場合とで、反転荷重の差(荷重応差)が 相当に大きいため、圧力スイッチがオンからオフになる荷重とオフからオンにな る荷重の差(作動応差)が大きくて、精密な動作特性を得ることができなかった 。
【0007】 そこで本考案は、応差が小さくて精密な動作特性を得ることができる圧力スイ ッチを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本考案の圧力スイッチは、流体の圧力を受けとめ るダイアフラムと、常態では中央部分が周縁部分から表側に突出し、その突出状 態を凹ませる方向に一定以上の力が加わると上記中央部分が逆に裏側に突出する ように変形する皿ばねと、上記皿ばねの変形によって電気的にオン、オフ動作さ せられるスイッチング手段とを有し、上記ダイアフラムの受ける圧力の変化によ って、上記皿ばねを変形させて上記スイッチング手段をオン、オフ動作させるよ うにした圧力スイッチにおいて、上記皿ばねを、中央の環状部と、その環状部か ら周縁に向かって延び出して周縁部分では自由端となる複数の腕状部とによって 形成したことを特徴とする。
【0009】
【作用】
皿ばねは、中央の環状部では連続的につながっているが、周縁部は腕状部の自 由端になっているので、腕状部の途中に荷重が加えられるとき及び荷重が減らさ れるとき、共に皿ばねが急激な反転動作をせず、応差の小さな動作になる。
【0010】
【実施例】
図面を参照して実施例を説明する。 図2は2動作型圧力スイッチの側面断面図、図3はその正面断面図である。
【0011】 1は、合成樹脂によりモールド成形された下部ハウジング。2は、上端中央部 に圧力導入口2aが形成された上部ハウジングであり、2動作型圧力スイッチを 構成する各部品は両ハウジング1,2内に収容されている。
【0012】 下部ハウジング1の底部には、リーフスプリング31を用いた電気スイッチ3 が設けられている。リーフスプリング31の先端部には可動接点32が取り付け られ、それに対向して、下部ハウジング1側に固定接点33が取り付けられてい る。リーフスプリング31は、可動接点32を固定接点33に押し付ける方向に 付勢されている。
【0013】 下部ハウジング1の底部を貫通して配置された一対の端子34,35は、下部 ハウジング1の底部に固定されていて、リーフスプリング31の基部が一方の端 子34に固着され、固定接点33が他方の端子35に固着されている。したがっ て、可動接点32と固定接点33との閉開によって、両端子34,35間が電気 的に接、断され、電気スイッチ3がオン、オフ動作する。
【0014】 4は、リーフスプリング31の中央部分をその付勢力に抗して押して、電気ス イッチ3をオン、オフさせるための作動棒である。作動棒4には、途中に段部4 aが形成されていて、頭部側が細く形成されている。
【0015】 5は、作動棒4を案内するための筒状の作動棒案内部である。作動棒4は、こ の作動棒案内部5内に緩く嵌合していて、その軸方向に摺動自在に設けられてい る。この作動棒案内部5は、下部ハウジング1に一体成形により形成されており 、下部ハウジング1をモールド成形する際に同時に形成される。なお、作動棒案 内部5は完全な筒状ではなく、リーフスプリング31などを装着するのに必要な 幅で切り欠かれている。
【0016】 両ハウジング1,2の間には、圧力導入口2a内の流体の圧力Pを受けとめて 変位する可撓性薄膜からなるダイアフラム6が挟み付けられて固定されている。 7は、シール用のOリングである。
【0017】 ダイアフラム6の内側には、第1及び第2の皿ばね11,12が、支持輪13 を挟んでその下面側と上面側とに配置されている。 第1の皿ばね11は、図1に示されるように、中央の環状部11aと、その環 状部11aから周縁に向かって例えば60度間隔で外方に延出する六つの腕状部 11bとによって形成されており、周縁部において各腕状部11bは各々自由端 になっている。
【0018】 図2及び図3に示されるように、第1の皿ばね11は、外力を受けない常態で は、中央部11aが周縁部分から下側(表側)、即ち電気スイッチ3側に突出す る形状に形成されている。
【0019】 そして、第1の皿ばね11の中央部11aを凹ませる方向に腕状部11bの途 中に押圧力を加えると、図7に実線で示されるように、そのときの押圧力に応じ て中央部11aが少しずつ変位し、一定の押圧力に達すると大きく変形して、中 央部11aが上方(裏側)に突出するように変位する。
【0020】 前述したように、第1の皿ばね11の各腕状部11bの周縁部は自由端になっ ている。したがって、腕状部11bの途中に荷重が加えられるとき及び荷重が減 らされるとき、共に第1の皿ばね11は急激な反転動作をせず、荷重応差の小さ な動作になる。その結果、電気スイッチ3の作動応差も小さなものになる。
【0021】 図2及び図3に戻って、第2の皿ばね12は中央部分が上方(ダイアフラム6 側)に突出した皿状に形成されている。また、第1の皿ばね11は作動棒4の段 部4aに係合し、第2の皿ばね12は作動棒4の上端面に対向して配置されてい る。
【0022】 第1の皿ばね11は、中央の環状部11aの縁部が上面側において支持輪13 に当接し、それより少し内側の下面が、環状のビード14によって支持されてい る。
【0023】 したがって、支持輪13がダイアフラム6側から押されて変位すると、図4に 示されるように、第1の皿ばね11は、外縁部が支持輪13に押され、ビード1 4によって支持された環状部11aが支点となって変形する。そして、第1の皿 ばね11に加わる押圧力が一定値に達すると、第1の皿ばね11は反転し、中央 の環状部11aがダイアフラム6に近づく方向に変位する。
【0024】 その結果、作動棒4がリーフスプリング31によって押されて移動し、可動接 点32が固定接点33にぶつかって、図4に示されるように、電気スイッチ3が オンされる。
【0025】 このとき、支持輪13と下部ハウジング1とは、図2に図示されたストッパ部 9でぶつかって、支持輪13はそれ以上奥へ移動しなくなる。なお、下部ハウジ ング1と支持輪13とには、図3に示されるように、互いに係合する凹凸部1a ,13aが形成されていて、位置決め及び回転止めとなっている。
【0026】 第1の皿ばね11の下面側を支える環状のビード14は、下部ハウジング1に 一体成形により形成されており、下部ハウジング1をモールド成形する際に同時 に形成される。なお、ビード14は連続的な環状ではなく、リーフスプリング3 1などを装着するのに必要な幅で切り欠かれている。
【0027】 第2の皿ばね12は、ダイアフラム6の裏面に密着するように配置されていて 、その外縁部が支持輪13に当接している。したがって支持輪13は、ダイアフ ラム6から第2の皿ばね12に加わる力によって押されて変位する。ただし、第 2の皿ばね12は、第1の皿ばね11に比べると肉厚が厚く、第1の皿ばね11 に比べて大きな力が加わらないと変形しない。
【0028】 したがって、第1の皿ばね11が変形して支持輪13が奥側へ移動できなくな った後、第2の皿ばね12にダイアフラム6からさらに大きな力が加わったとき 、図5に示されるように、第2の皿ばね12が変形して、その中央部分がダイア フラム6から遠ざかる方向に変位する。すると、作動棒4が第2の皿ばね12に 押されてリーフスプリング31を押し、可動接点32が固定接点33から離れて 、電気スイッチ3がオフになる。
【0029】 この実施例の圧力スイッチは、例えば自動車用冷房装置の冷凍サイクルの高圧 側に取り付けて用いられる。そして、圧力導入口2aにおける冷媒の圧力Pが低 いときは、図2及び図3に示されるように、第1及び第2の皿ばね11,12は ともに反転しておらず、リーフスプリング31が第1の皿ばね11に押されて、 電気スイッチ3はオフになっている。
【0030】 圧力導入口2aの冷媒圧力Pが増加すると、支持輪13と第2の皿ばね12と がダイアフラム6に押されて、一体的に奥へ移動する。そして、それによって第 1の皿ばね11の中央部分は逆にダイアフラム6に近づく方向に移動し、圧力P が一定以上の適正圧力になると、第1の皿ばね11が反転して図4の状態になり 、電気スイッチ3がオンになる。
【0031】 このとき、第1の皿ばね11の反転変位量は充分に大きくとってあるので、第 1の皿ばね11が反転したときに作動棒4が大きく移動し、電気スイッチ3が確 実にオン、オフ動作をする。
【0032】 それからさらに圧力Pが増加して、圧力Pが適正圧力を越えると、図5に示さ れるように、第2の皿ばね12が反転して作動棒4が押され、可動接点32が固 定接点33から離れてオフになる。そして、さらに圧力Pが上昇しても図5の状 態は変化せず、圧力Pが降下すれば、上昇時と逆の動作によって元の状態に戻る 。
【0033】 したがって、圧力導入口2aの圧力Pが適正範囲にあるときは接点はオンにな り、圧力Pがそれより低すぎるときと高すぎるときにはオフになる。 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、皿ばね11は、例えば 図6に示されるように腕状部11bが真直ではなく屈曲した形状に形成されてい てもよい。
【0034】 また、本考案は2動作型圧力スイッチ以外の例えば3動作型圧力スイッチなど にも適用することができ、その場合、1つの圧力スイッチ内の複数の皿ばねに本 考案を適用してもよい。
【0035】
【考案の効果】
本考案の圧力スイッチによれば、皿ばねが中央の環状部では連続的につながっ ているが、周縁部は腕状部の自由端になっているので、皿ばねが急激な反転動作 をせず、その結果、荷重応差が小さく、したがってスイッチング手段の作動応差 が小さくて精密な動作特性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の皿ばねの斜視図である。
【図2】実施例の側面断面図である。
【図3】実施例の正面断面図である。
【図4】受圧が高くなった状態の実施例の正面断面図で
ある。
【図5】受圧が高くなった状態の実施例の正面断面図で
ある。
【図6】皿ばねの他の実施例の平面図である。
【図7】皿ばねの変位量特性線図である。
【図8】従来の反転円盤の一部を切除して示す斜視図で
ある。
【図9】従来の他の反転円盤の斜視図である。
【符号の説明】
3 電気スイッチ 6 ダイアフラム 11 第1の皿ばね 11a 環状部 11b 腕状部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流体の圧力を受けとめるダイアフラムと、 常態では中央部分が周縁部分から表側に突出し、その突
    出状態を凹ませる方向に一定以上の力が加わると上記中
    央部分が逆に裏側に突出するように変形する皿ばねと、 上記皿ばねの変形によって電気的にオン、オフ動作させ
    られるスイッチング手段とを有し、 上記ダイアフラムの受ける圧力の変化によって、上記皿
    ばねを変形させて上記スイッチング手段をオン、オフ動
    作させるようにした圧力スイッチにおいて、 上記皿ばねを、中央の環状部と、その環状部から周縁に
    向かって延び出して周縁部分では自由端となる複数の腕
    状部とによって形成したことを特徴とする圧力スイッ
    チ。
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