JPH0645845U - 幼児兼用リヤシート - Google Patents

幼児兼用リヤシート

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JPH0645845U
JPH0645845U JP8812292U JP8812292U JPH0645845U JP H0645845 U JPH0645845 U JP H0645845U JP 8812292 U JP8812292 U JP 8812292U JP 8812292 U JP8812292 U JP 8812292U JP H0645845 U JPH0645845 U JP H0645845U
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infants
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善久 大瀬
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な操作で使用でき、幼児にとって人間工
学上優れた形状をし、かつ、安全設計の幼児兼用リヤシ
ートを提供することにある。 【構成】 リヤシート1の中央座席には、着脱自在に装
着されている大人用シート18の内側に幼児用シート2が
埋設されている。このシート2の背もたれ面4と座面3
は平坦形状の硬質フレーム5を表皮6で覆ったもので構
成され、人間工学的に優れたものとなる。背もたれ面4
にはタング部11を含むシートベルト8が装着され、この
シートベルト8は座面3の凹部10に収容されているバッ
クル9と係合することにより幼児の身体を保持する。こ
のシートベルト8のタング部11の長さはベルト保持部12
により調整できる。大人用シート18はパッド材15の表面
を表皮6で、裏面を硬いパッドサポート19で覆うことに
よって構成され、バンド22を引っ張れば容易に取り外せ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両の後部座席に幼児用シートを設けた幼児兼用リヤシートに関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、幼児用シートとして、図7に示すような独立型のものがあり、使用者は これを車両の座席に乗せて取り付け装着して使用していた。しかし、これは大変 高価格であり、また、子供の成長後には不用品となるので不経済であるという欠 点があった。
【0003】 一方、このような取り付け操作が不要であり、幼児用シートをフロントシート に折り畳み式に組み込んだ、図8に示すような幼児兼用シートが実開昭55−4 5819号公報に示されている。このものは、フロントシートの背もたれ部24の 一部には、幼児用の座り台25やアームレスト26a,26bが折り畳み状態で配設さ れており、この座り台25やアームレスト26a,26bを、同図の(a)に示すよう に背もたれ部24より引き出し、さらにアームレスト26部分を矢印H方向に回転し てベルト27を締めることによってアームレスト26を固定して使用していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、幼児用シートは人間工学上、硬くて平坦な面が望ましいが、図 8に示す幼児兼用シートの場合には、盛り上がって形成されている背もたれ部24 の腰椎部分が幼児用の座り台25となっているため、幼児にとって望ましい平坦形 状の座り台25となっていないという問題があった。同様に、幼児用の背もたれ部 分も、大人用に中央部を盛り上げて形成した背もたれ部24を使用するため幼児に とって好ましい平坦形状となっておらず、人間工学上悪いものであった。さらに 、この座り台25はクッション性が幼児にとっては柔らか過ぎるという問題もあっ た。
【0005】 さらに、幼児用シートの組み立て操作の上からも、座り台25を背もたれ部24か ら引き出してアームレスト26を回転し、ベルト27でアームレスト26を保持すると いう作業が大変面倒なものであった。
【0006】 さらに、座り台25を引き出した後に残る背もたれ部24には吹き抜け部23という 窪みができ、この部分に幼児の尻が食い込んで落ち込むという問題も生じた。
【0007】 さらに、幼児の両膝を上側から支える水平ベルト27はあるが、幼児を両脇より 支えるサイドサポートがないため、幼児が身を乗り出したり、車両の側方衝突時 には大変危険なものであった。
【0008】 さらに、一般的に幼児用シートには、図7に示すような幼児の身体を支持する シートベルト8が必要であるが、このシートベルト8がないということも衝突時 の危険を考えると大きな問題であった。
【0009】 さらに、この従来例は車両のフロントシートに幼児兼用シートを設けたもので あり、フロントシートに幼児を乗せる必要性は低く、寧ろリヤシートに幼児を乗 せる必要性が高いことからあまり利用されなかった。
【0010】 本考案は上記従来の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、 簡単な操作で使用でき、幼児にとって人間工学上優れた形状をし、かつ、安全設 計の幼児兼用リヤシートを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、次のように構成されている。すなわち、 本考案の幼児兼用リヤシートは、車両のリヤシートに幼児用シートを埋設し、こ の幼児用シートの表面を覆って大人用のシートを着脱自在に装着したことを特徴 として構成されており、また、前記幼児用シートの座面と背もたれ面は平坦形状 の硬質フレームを表皮で覆う構造とし、幼児用シートのサイド側には立設壁面を 設けてボックス形状のシートとしたこと、前記幼児用シートにはシートベルトを 装着し、この幼児用シートの着座部にシートベルトバックルを収納する凹部を設 け、幼児用シートの背もたれ部にシートベルトのタング部の長さを調節可能なベ ルト保持部を設けたことも本考案の特徴的な構成とされている。
【0012】
【作用】
車両のリヤシートに幼児用シートを埋設させ、この幼児用シートの表面側に着 脱自在の大人用シートを装着したので、大人用シートを取り外せば簡単に幼児用 シートとなる。また、逆に大人用シートを装着すれば大人用シート状態となり、 このように大人用シートと幼児用シートの切り替えがワンアクションで行える。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1には、本考案に係る幼 児兼用リヤシートの一実施例の構成が斜視図の状態で示されている。
【0014】 同図において、車両のリヤシートの中央座席には幼児用シート2が埋設されて いる。この幼児用シート2のB−B断面図が図2の(b)に、D−D断面図が図 4に示されている。幼児用シート2の骨組となる硬質フレーム5はポリプロピレ ン等の硬質高分子樹脂等で形成されており、リヤシート1の骨格であるバックパ イプ13や座部パイプ14にブラケット16によって保持されている。この硬質フレー ム5の背もたれ面4と座面3は図示のように平坦形状となっている。また、幼児 用シート2の両サイド側には立設壁面7を設け、ボックス形状のシートとし、幼 児の横倒れを防止した安全設計となっている。
【0015】 背もたれ面4には幼児の胸腹部を支えるハート形部分28や肩ベルトとしてのタ ング部11を構成するシートベルト8が装着されている。一方、座面3に形成され ている凹部10には、図6に示すように、シートベルトバックル9がシャフト31を 軸にして回動自在に収容されている。シートベルト8使用時には、このシートベ ルトバックル9を凹部10より取り出してシートベルト8をバックル9に結合させ て用いる。
【0016】 このシートベルト8は、図5に示すように、背もたれ面4の背面に取り付けら れているベルト保持部12により長さが調節できるようになっており、この調節は トランクルーム29を開け、トランクルーム29の背面に形成されている開口部30よ り手を差し入れ、ベルト保持部12の間隙にシートベルト8を交互にかけ止めする ことによって長さの調節ができる。
【0017】 これらベルト収容部21やバックル9を収容する凹部10を除いた前記硬質フレー ム5の表面部分は天然皮革、合成皮革、合成樹脂又は布等の材質よりなる表皮6 で覆われている。
【0018】 この幼児用シート2の表面側には、図1の(b)に示すような大人用シート18 、つまり一般用のシートがバンド22を引っ張れば容易に取り外せるよう着脱自在 に装着されている。同図の(b)のA−A断面図が図2の(a)に示されており 、同図の(b)のC−C断面図が図3に示されている。この大人用シート18はウ レタンフォーム等のパッド材15の表側を前記同様の表皮6で、裏側を硬いフェル ト等のパッドサポート19で被覆して形成されている。このシート18の裏側には大 人用シート18の使用時に幼児用シート2のシートベルト8を収容するベルト収容 部21が形成されている。
【0019】 この実施例は上記のように形成されており、幼児用シート2の表面側に着脱自 在に装着されている大人用シート18はバンド22を引っ張ればすぐに取り外せ、幼 児用シート2として使用できる。
【0020】 したがって、従来のように座り台25を引き出してアームレスト26を回転させ、 ベルト27で固定するというような複雑な操作が必要なく、ワンアクションで大人 用シート18から幼児用シート2に切り替えることができる。
【0021】 また、幼児用シート2を使用頻度の高いリヤシート1に設けたので、幼児用シ ート2をフロントシートに設けた従来例に比べて大変便利に使用できる。
【0022】 さらに、幼児用シート2の背もたれ面4と座面3は硬質フレーム5にて平坦形 状に形成されて、かつ、このフレーム5を表皮6で被覆するだけの堅い面構造と なるので人間工学上優れたものとなる。
【0023】 さらに、この幼児用シート2の両サイド側には立設壁面7が形成されてボック ス形状のシートとなっているので、衝突時の幼児の横倒れ等が防止でき、安全設 計となっている。
【0024】 さらに、この幼児用シート2にはシートベルト8が設けられているので、幼児 の身体を安全に保持することができ、従来例のようにシートベルト8がないもの に比べて一層の安全性が確保されている。また、このシートベルト8のタング部 11の長さはトランクルーム29を開けてボディの背面より簡単に調節でき、幼児の 身体にフィットした長さにできる。
【0025】 さらに、従来のような吹き抜け部23といった窪みが幼児用シート2の背もたれ 面4にはないので、幼児の尻が食い込んで落ち込むといった危険がない。
【0026】 なお、本考案は上記実施例に限定されることはなく、様々な実施の態様を採り 得る。例えば、上記実施例では幼児用シート2をリヤシート1の中央座席に設け たが、サイド座席に設けてもよい。この場合、リヤシート1の3つのシートがそ れぞれ独立して前倒しにできたり、リヤシート1全体が前倒しにできるものであ れば、幼児用シート2のシートベルト8の長さ調節がシートの背面からできるの でより好ましい。この場合には、シートの背面を表面の表皮と同様に被覆してジ ッパーで開閉できるようにし、ジッパーを開けてベルトの長さを調節可能に形成 すると体裁のよいものとなる。
【0027】 また、上記実施例では幼児用シート2をリヤシート1側に設けたが、当然、フ ロントシート側に設けることもできる。
【0028】 さらに、硬質フレーム5をポリプロピレンにより形成したが、その他の樹脂や 金属又は木材等にて形成してもよい。
【0029】
【考案の効果】
本考案によれば、リヤシートに埋設されている幼児用シートはその表面側が着 脱自在の大人用シートによって覆われているので、この大人用シートを簡単に取 り外すことができ、すぐに幼児用シートとして使用できる。
【0030】 また、幼児用シートを使用頻度の高いリヤシートに設けたので、フロントシー トに設けた従来例よりも便利に使用することができる。
【0031】 さらに、幼児用シートの背もたれ面と座面を平坦形状の硬質フレームに表皮で 覆った構造としたものにあっては、クッション性の少ない平坦形状で背もたれ面 と座面が形成されるので、人間工学的に優れたものとなる。また、背もたれ面に 窪みがないので、従来のように幼児の尻が背もたれ面に食い込むようなこともな い。
【0032】 さらに、幼児用シートのサイド側に立設壁面を設けたものにあっては、ボック ス形状のシートとなり、衝突時の幼児の横倒れ等が防止でき、非常に安全である 。
【0033】 さらに、幼児用シートにシートベルトを装着したものにあっては、幼児の身体 をしっかり支えることができ、衝突時の幼児の転倒等を一層防止できる。また、 このシートベルトのタング部の長さの調節ができるベルト保持部を背もたれ部に 設けているので、ベルトの長さ調節が容易に行え、幼児の身体にフィットした長 さにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る幼児兼用リヤシートの一実施例の
構成図である。
【図2】同実施例の縦断面図である。
【図3】図1の(b)のC−C断面図である。
【図4】図1の(c)のD−D断面図である。
【図5】同実施例におけるベルト保持部の説明図であ
る。
【図6】同実施例におけるシートベルトバックルを収納
する凹部の斜視図である。
【図7】従来の幼児用シートの市販品を示す斜視図であ
る。
【図8】フロントシートと兼用される幼児用シートの従
来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 リヤシート 2 幼児用シート 3 座面 4 背もたれ面 5 硬質フレーム 6 表皮 7 立設壁面 8 シートベルト 9 シートベルトバックル 10 凹部 11 タング部 12 ベルト保持部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のリヤシートに幼児用シートを埋設
    し、この幼児用シートの表面を覆う大人用のシートを着
    脱自在に装着した幼児兼用リヤシート。
  2. 【請求項2】 幼児用シートの座面と背もたれ面は平坦
    形状の硬質フレームを表皮で覆った構造とし、幼児用シ
    ートのサイド側には立設壁面を設けてボックス形状のシ
    ートとした請求項1記載の幼児兼用リヤシート。
  3. 【請求項3】 幼児用シートにはシートベルトを装着
    し、この幼児用シートの着座部にシートベルトバックル
    を収納する凹部を設け、幼児用シートの背もたれ部にシ
    ートベルトのタング部の長さを調節可能なベルト保持部
    を設けた請求項1又は請求項2記載の幼児兼用リヤシー
    ト。
JP8812292U 1992-11-30 1992-11-30 幼児兼用リヤシート Expired - Lifetime JPH0732251Y2 (ja)

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JP8812292U JPH0732251Y2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 幼児兼用リヤシート

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JP8812292U JPH0732251Y2 (ja) 1992-11-30 1992-11-30 幼児兼用リヤシート

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JPH0645845U true JPH0645845U (ja) 1994-06-21
JPH0732251Y2 JPH0732251Y2 (ja) 1995-07-26

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ID=13934106

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JP (1) JPH0732251Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030739A (ja) * 2006-06-29 2008-02-14 Toyota Auto Body Co Ltd 車両跳上げ式シートの保持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030739A (ja) * 2006-06-29 2008-02-14 Toyota Auto Body Co Ltd 車両跳上げ式シートの保持装置

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JPH0732251Y2 (ja) 1995-07-26

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