JPH0645948A - 直交変換装置及び逆直交変換装置 - Google Patents

直交変換装置及び逆直交変換装置

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JPH0645948A
JPH0645948A JP4219705A JP21970592A JPH0645948A JP H0645948 A JPH0645948 A JP H0645948A JP 4219705 A JP4219705 A JP 4219705A JP 21970592 A JP21970592 A JP 21970592A JP H0645948 A JPH0645948 A JP H0645948A
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JP
Japan
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orthogonal transform
transform device
tij
transformation
order
Prior art date
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Application number
JP4219705A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Teranishi
康彦 寺西
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所要ハード・ウエア量が少なく、かつDCT
の符号化効率に近い効率の直交変換装置及び逆直交変換
装置を可能にする。 【構成】 4次の直交変換を[yi ]=[tij]・[x
j ]により実行し、変換行列[tij]のa1 ,a2 の値
を、4次のDCTの変換行列[dij]の各要素の値と異
ならしめた直交変換装置、及び、4次の逆直交変換を
[yi ]=z・[uij]・[xj ]により実行する逆直
交変換装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像や音声の高能率符号
化に用いる直交変換装置及び逆直交変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像や音声のデジタル化に伴って、高能
率符号化技術が重要になってきている。高能率符号化の
有効な手段として、直交変換符号化がある。よく用いら
れる直交変換としてアダマール変換、DCT(ディスク
リート・コサイン・トランスフォーメーション)等があ
る。
【0003】次式は4次のDCTに用いる変換行列[d
ij](i、j=1、2、3、4)である。
【0004】
【数1】
【0005】ここで、Cp(p=1、2、3)は
【数2】 を表している。
【0006】また、逆変換行列[vij]は
【0007】
【数3】 ここでTは転置行列であることを示す。
【0008】4次のDCTは4の入力データからなる列
ベクトル[xj ]に対して4ケの出力データからなる列
ベクトル[yi ]を次式によって求めるものである
(i、j=1、2、3、4)。 [yi ]=[dij]・[xj ] −−−(1) ところが、(1)式の演算では4ケの出力データを求め
るために16個の多数の乗算が必要となる。このため乗
算回数を減少させる高速アルゴリズムが発表されてい
る。
【0009】図3は4次の高速DCT変換装置の構成図
であり、上記した(1)式の演算を具現化したものであ
る。
【0010】同図中に示す破線は正負の反転を示してお
り、Ci、
【数4】 、1/2はCi倍
【0011】、
【数4】倍、1/2倍する乗算を示しており、矢印の交
点は加算を示している。1/2倍については右方向への
1ビット・シフトで結果が得られるため除いて考える
と、この場合3回の乗算が必要である。
【0012】一方、アダマール変換は入力データの加算
と減算のみで変換を行うことができるためにDCTに比
べて変換装置に必要となるハード・ウエアの量が小さく
てすむが、高能率符号化に利用する場合、入力データの
持つ情報を特定の出力データに集中させる効率がDCT
に比べて劣ることが知られている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、DCT
では変換装置のハード・ウエア量が大きくなり、また、
アダマール変換では符号化効率が劣るという問題があっ
た。本発明はこのような従来技術の問題点を解決するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明は下記の構成になる直交変換装置及び逆
直交変換装置を提供する。
【0015】4次の直交変換を、[yi ]=[tij]・
[xj ] 但し、[yi ]:4出力データからなる列ベクトル [tij]:4行4列の変換行列 [xj ]:4入力データからなる列ベクトル i,j:1、2、3、4 の演算により行う直交変換装置であって、前記変換行列
[tij]を構成する4行の内、2行分の各行の要素をa
1 ,a2(実数)によって、 a1 ,a2 ,−a2 ,−a1 、 a2 ,−a1 ,a1 ,−a2 、 と配列し、かつ、前記a1 :a2 を、m:1またはm:
2(mは自然数)に設定したことを特徴とする直交変換
装置。
【0016】上記した直交変換装置に対する逆直交変換
装置であって、4次の逆直交変換を、[yi ]=z・
[uij]・[xj ] 但し、[yi ]:4出力データからなる列ベクトル z:実数値 [uij]:4行4列の変換行列[tij]の転置行列 [xj ]:4入力データからなる列ベクトル i,j:1、2、3、4 の演算により行うことを特徴とする逆直交変換装置。
【0017】
【実施例】本発明は前記した構成により比較的、所要ハ
ード・ウエア量が少なく、かつDCTの符号化効率に近
い効率の直交変換装置を可能にするものである。さらに
各直交成分に対する最後の乗算を除いた乗算の乗数とし
て、簡単な自然数を乗数とした乗算と加減算を行なう構
成とすることでさらにハード・ウエア量を小さくするこ
とができる。 [実施例 1]本発明の直交変換装置の一実施例になる
4次の直交変換の変換行列[tij]を次式に示す。
【0018】
【数5】 ここで、a1 :a2 =m:n として、m=2、n=1
である。
【0019】本実施例の直交変換は、4つの入力データ
x1 、x2 、x3 、x4 よりなる列ベクトル[xj ]
【0020】
【数6】 と、4つの出力データy1 、y2 、y3 、y4 よりなる
列ベクトル[yi ]
【0021】
【数7】 ただし、Tは転置を表わす。と変換行列[tij]によっ
て、 [yi ]=[tij]・[xj ] −−−(2) で表わされる。
【0022】また、逆変換を表わす行列[uij]を
【0023】
【数8】 とする。
【0024】図1は本発明の直交変換装置の一実施例構
成図であり、また、図3と同様の描き方であるので説明
は省く。
【0025】さて、入力データや出力データ、及び、演
算途中のデータ等をすべて2の補数
【0026】表示の2進デジタル値で表わす場合を考え
る。この時、データに乗ずる乗数が
【数9】 であるときには、データの符号ビットを拡張しながらn
ビットだけ左(nが正の時)あるいは右(nが負の時)
方向にデータをシフトすれば良いことが知られている。
【0027】例として、乗数2とデータ5の乗算を考え
る。データ5を8ビットの2の補数表示の2進デジタル
値で表わすと、
【0028】
【数10】 である。2×5は符号ビットを残して、他のビットを
1ビット左方向にシフトし、空いたビットに0を入れる
ことで得られる。すなわち
【0029】
【数11】 である。が空いたビットに入れた0である。
【0030】同様に、乗数
【数12】 とデータ(−5)の乗算は、データ(−5)が
【0031】
【数13】 であり、4×(−5)は符号ビットを残して、他のビ
ットを2ビット左方向にシフトすることで得られる。す
なわち
【0032】
【数14】 である。が空いたビットに入れた0である。
【0033】以上のことから、データに乗ずる乗数が
【数9】であるときには、そうでない場合(特に乗数を
2進デジタル値で表した時に値が1のビットの数が多い
場合)に比べ、乗算のためのハード・ウエアが小さくな
るというのは自明である。図1の構成はこのことを利用
したものである。
【0034】すなわち、直交成分y1 、y2 、y3 、y
4 を得るための最後の乗算を除けば、残りの乗算である
2倍は上記のビット・シフトで結果を得ることができ
る。また1/2倍については図3と同様に除いて考え
る。
【0035】従って、図1ではハード・ウエア規模の大
きい乗算器の数を2ケにすることができ、4次のDCT
に比べよりハード・ウエア量の小さい直交変換装置を提
供できる。さらに図1では直交成分y2 、y4 を得るた
めの最後の乗算の乗数として
【0036】、
【数15】 の無理数を示しているが、これを81/256等で近似
しても良い。 また入力データを画像データとして、垂
直4画素、水平4画素の入力データからなるブロック
[xij]に対して、本発明の変換を2次元に拡張して行
った結果を垂直4データ、水平4データからなるブロッ
ク[yij]とすると
【0037】
【数16】 である。従って、図1の変換を2回行なえばよいが、そ
の場合、変換全体で2×4×2=16ケの乗算器が必要
となる。これに対して、図1の各出力yj に対する最後
の乗算を省いた演算に等価な変換の変換行列を[t’i
j]とすると
【0038】
【数17】 この[t’ij]によって
【0039】
【数18】 を求め、その結果の垂直4データ、水平4データからな
るブロック[y’ij]に対して、各y’ij毎にy’ij=
yijにするための乗算を行なう構成にすることで、全体
の乗算器の数を12ケに減らすことができる。
【0040】次に、前記逆変換行列[uij]を用いた逆
変換の場合は、上記の直交成分y1
【0041】、y2 、y3 、y4 を得るために乗じた最
後の乗数
【数15】、1/2をまず入力データに対して乗じ、そ
れらの乗算結果に対して前記[t’ij]の行列の転置行
列で表される演算を行なうことで、以上で述べた変換の
場合と同様に乗算器の数を減らすことができる。
【0042】図2は本発明の逆直交変換装置の一実施例
構成図である。
【0043】ところで、一般的に人間の視覚や聴覚は高
域の歪に対してより鈍感である。このため高能率符号化
では低域を表わす直交成分に対して大きな重みづけを行
い、高域を表わす直交成分については小さな重みづけを
することが多い。そのための重みづけの乗算を前記直交
変換の出力データに対して行なっても良いが、図1の直
交成分y1 、y2 、y3 、y4 を得るための最後の乗算
と共用することも可能である。
【0044】この時、図1のy1 、y2 、y3 、y4 を
得るための最後の乗算の乗数を
【数15】、1/2と重みづけのための乗数を乗じた値
とすれば良い。このようにすることで、高能率符号化全
体の演算量をさらに少なくし、符号化装置のハード・ウ
エア量を減らすことが可能である。
【0045】また、本実施例の直交変換を2次元に拡張
し、画像の高能率符号化に適用したところ、その効率は
2次元の4次DCTに比べ若干劣るものの、2次元の4
次アダマール変換に比べると良い結果が得られた。 [実施例 2]本発明の第2の実施例の、4次の疑似直
交変換の変換行列[tij]を次式に示す。
【0046】
【数19】 ここで、a1 :a2 =m:nとして、m=5、n=2で
ある。本実施例の場合も、図1と同様に変換装置の構成
を直交成分y1 、y2 、y3 、y4 を得るための最後の
乗算を除いて、他の乗算を5倍と2倍にする。5倍=4
倍+1倍であるから、前記のビット・シフトと1回の加
算で乗算結果を得ることができる。従って、実施例1と
同様にハード・ウエア規模の大きい乗算器の数を2ケに
することができ、4次のDCTに比べ、よりハード・ウ
エア量の小さい直交変換装置を提供できる。
【0047】上述したように、本発明は、特に、次の
(1) 〜(3) に特徴がある。 (1) 上記した変換行列[tij]の各行各列における要素
比a1 :a2 が簡単な自然数比m:nにおけるnが1ま
たは2であること (2) [yi ]=[tij]・[xj ]による直交変換にお
ける変換行列[tij]の第2,4行と列ベクトル[xj
]との演算の最後の乗算を除いた演算が、 m・(x1 −x4 )+n・(x2 −x3 ) n・(x1 −x4 )+m・(x2 −x3 ) を求めるための演算であること
【0048】
【発明の効果】本発明の直交変換装置は、上記したよう
に、4次の直交変換に係わる4行4列の変換行列[ti
j]のa1 ,a2 の値を4次のDCTにおける変換行列
[dij]の各要素の値と異ならしめたから、4次の直交
変換における高能率符号化に利用した時の効率が4次の
DCTとほぼ同程度で得られ、また、直交変換装置のハ
ードウェア量をDCTのそれに比べて小さくすることが
できる効果がある。
【0049】また、本発明の逆直交変換装置は、上記し
たように、4次の逆直交変換に係わる4行4列の変換行
列[tij]の転置行列を[uij]としたから、4次の逆
直交変換における高能率符号復号化に利用した時の効率
が4次の逆DCTとほぼ同程度で得られ、また、逆直交
変換装置のハードウェア量を逆DCTのそれに比べて小
さくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の直交変換装置の一実施例構成図であ
る。
【図2】本発明の逆直交変換装置の一実施例構成図であ
る。
【図3】4次の高速DCT変換装置の構成図である。
【符号の説明】
a0 ,a2 行列要素 [dij] DCTにおける4行4列の変換行列 [tij] 4行4列の変換行列 [uij] 4行4列の変換行列[tij]の転置行列 [xj ] 4入力データからなる列ベクトル [yi ] 4出力データからなる列ベクトル z 実数値
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】
【数15】の無理数を示しているが、これを81/25
6等で近似しても良い。また、最後の乗算の乗数の大き
さを所定の範囲内の値とするために、最後の乗算の乗数
を2B倍(Bは整数)し、最後の乗算を除いた乗算の乗
数を2−B倍した値としても良く、その場合でも、最後
の乗算を除いた乗算をビット・シフトと加算によって行
なうことができるのは当然である。さらに、入力データ
を画像データとして、垂直4画素、水平4画素の入力デ
ータからなるブロック[xij]に対して、本発明の変
換を2次元に拡張して行った結果を垂直4データ、水平
4データからなるブロック[yij]とすると

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】4次の直交変換を、[yi ]=[tij]・
    [xj ] 但し、[yi ]:4出力データからなる列ベクトル [tij]:4行4列の変換行列 [xj ]:4入力データからなる列ベクトル i,j:1、2、3、4 の演算により行う直交変換装置であって、 前記変換行列[tij]を構成する4行の内、2行分の各
    行の要素をa1 ,a2(実数)によって、 a1 ,a2 ,−a2 ,−a1 、 a2 ,−a1 ,a1 ,−a2 、 と配列し、かつ、 前記a1 :a2 を、m:1またはm:2(mは自然数)
    に設定したことを特徴とする直交変換装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の直交変換装置に対する逆直
    交変換装置であって、 4次の逆直交変換を、[yi ]=z・[uij]・[xj
    ] 但し、[yi ]:4出力データからなる列ベクトル z:実数値 [uij]:4行4列の変換行列[tij]の転置行列 [xj ]:4入力データからなる列ベクトル i,j:1、2、3、4 の演算により行うことを特徴とする逆直交変換装置。
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