JPH0645969B2 - 鉄筋コンクリートのひび割れ抑制方法 - Google Patents

鉄筋コンクリートのひび割れ抑制方法

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JPH0645969B2
JPH0645969B2 JP62245779A JP24577987A JPH0645969B2 JP H0645969 B2 JPH0645969 B2 JP H0645969B2 JP 62245779 A JP62245779 A JP 62245779A JP 24577987 A JP24577987 A JP 24577987A JP H0645969 B2 JPH0645969 B2 JP H0645969B2
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JP
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concrete
reinforcing bar
adhesive
reinforced concrete
injection pipe
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JP62245779A
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好正 林
裕司 斉藤
正博 住野
光生 小柳
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Obayashi Corp
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Obayashi Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本発明は鉄筋コンクリートとの付着強度を増してコンク
リートのひび割れを抑制するようにした鉄筋コンクリー
トのひび割れ抑制方法に関する。
《従来の技術》 鉄筋コンクリート構造物は、そのひび割れ抵抗や変形制
御の上から鉄筋とコンクリートとの付着力に期待してい
る。しかし、現在の状況は生産性の向上という目的によ
って大量のコンクリート打ち込み計画を充足するために
不十分な締め固め或いは軟練コンクリートによるブリー
ジング沈降の傾向などから鉄筋界面とコンクリートとの
付着力が脆弱になっていた。
《発明が解決しようとする問題点》 鉄筋とコンクリートとの付着強度が低い場合には、乾燥
収縮や温度変形等が原因で発生したコンクリートの亀裂
部において亀裂を抑止すべき鉄筋とコンクリートとの間
に滑りが生じ、亀裂幅の拡大が進行するのである。
特に亀裂の発生した構造物が壁である場合には叙述の傾
向が強く表れる。また、コンクリートにひび割れが生じ
てしまった後にエポキシ樹脂を注入する事後処理ではコ
ンクリートと鉄筋との付着力を回復し、又は強固に付着
することが困難であり、それ故に温度変形によって生じ
る活性亀裂では補修部分近傍で新たな亀裂が発生するこ
とも多いのである。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その
目的は鉄筋コンクリート構造物の構築に際して鉄筋コン
クリートとの付着強度が特に重要な個所、すなわち亀裂
が発生しやすい特定箇所の鉄筋とコンクリートとの付着
強度を補償し、あるいは打設時のコンクリート沈降によ
って鉄筋の下端に空隙が生じ易い箇所の接着強度を予め
補償した鉄筋コンクリートのひび割れ抑制方法を提供す
るにある。
《問題点を解決するための手段》 上記目的を達成するために、本発明に係る鉄筋コンクリ
ートのひび割れ抑制方法は、予め鉄筋と打設コンクリー
トとの付着力強度を確実にしようとする鉄筋の下面位置
に通じる注入パイプを配し、それからコンクリートを打
ち込み、このコンクリートがある程度硬化した後、かつ
収縮ひび割れが発生しない早い時期にコンクリートと鉄
筋とを被着体とする接着剤を上記注入パイプから上記鉄
筋底縁へ注入充填するのである。
《作用》 コンクリートは打設後、硬化しながら外気の湿度との平
衡状態に達するまで乾燥収縮を続ける。その際に、鉄筋
周囲に空隙が生じ、或は打設直後のコンクリート沈降現
象やブリージングで鉄筋界面に空隙を生じさせるが、こ
の空隙内に接着剤を注入パイプによって注入、または圧
入することができるので、鉄筋とコンクリートとの付着
強度が確実なものとなり、鉄筋コンクリートとの一体性
を保障することになる。
すなわち、接着剤による付着力と併せて空隙部分がなく
なることによって鉄筋は表面の全部を周囲のコンクリー
トに付着させ得るので、鉄筋の能力を充分にコンクリー
トへ伝えることができる。
《実施例》 以下、本発明の好適な実施例について図面を参照にして
詳細に説明する。
第1図は水平方向に配置した異形鉄筋1を示す。これ
は、丸綱でも同じであって、何れもコンクリートとのス
ベリが与えるひび割れ現象は全く異なるが、付着力は重
要な問題である点で変わらない。
このような水平方向に配置した鉄筋1では、コンクリー
トの沈降とブリージングのために鉄筋下面に水膜や空隙
などの欠陥が形成され、付着強度に大きな影響を与え
る。また、垂直方向に配した場合であっても異形鉄筋の
ふしの下面のコンクリート沈降により気泡が生じるた
め、鉄筋が引張られる向きによって付着剛性を異にする
のであるが、水平に配置した鉄筋1に対する実施例と同
じ方法による対策を適用すればよい。
鉄筋1は水平な壁筋であって、これを配筋したならば、
外部からその下面に臨んで通じる注入パイプ2を配設す
る。注入パイプ2は0.5mm程度の内径を有するビニー
ルチューブ等でよい。これを約1mピッチに取付けるの
である。
それから後、コンクリート3を打ち込む。極端ではある
が、打ち込んでから時間の経過とともに鉄筋1の下面が
沈降して僅かな隙間4が形成される。
コンクリート打ち込み後、収縮ひび割れがまだ発生しな
い比較的早い時期(1ケ月前後)に注入パイプ2によっ
て鉄筋の下面へ接着剤5を注入する。
接着剤は水酸基がコンクリートとの結合に有効に作用す
るエポキシ樹脂接着剤が良好である。不飽和ポリエステ
ル樹脂接着剤は打設直後のコンクリートには望ましくな
い。
第2図は壁に設けた窓の開口6の場合であるが、開口の
補強筋7に沿って接着剤5を注入するための注入パイプ
2′が水平方向には一定の間隔で、垂直方向には若干高
めの位置に配してある。
この注入パイプ2′から接着剤5を注入する。接着剤5
が硬化すれば、隙間4の部分も接着剤5を介して鉄筋
1,7とコンクリート3とが密実に付着することとな
る。
《効果》 以上詳細に説明したように、本発明に係る鉄筋コンクリ
ートのひび割れ抑制方法によれば、予め付着力強度を確
実にしようとする鉄筋の下面位置に通じる注入パイプを
配しておいてコンクリートを打ち込み、ある程度の養生
期間を待って注入パイプから接着剤を注入するので、鉄
筋コンクリートとの付着力を積極的に増大させ、コンク
リート構造物で問題になるひび割れの発生、拡大を抑制
する効果がある。また、合成樹脂接着剤は一般的に硬化
後は水分を遮断するので、硬化後は水分を遮断する接着
剤を選ぶことにより、鉄筋の腐蝕抑制効果も得られ、ひ
び割れが発生拡大しにくい鉄筋コンクリート構造物を提
供できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明を説明するための横断面図、同図
(b)は同図(a)のA−A矢視図で示す端面図、第2
図は壁開口部の側面図である。 1……水平配置の鉄筋、2……注入パイプ 3……コンクリート、4……隙間 5……接着剤、6……開口 7……補強筋
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小柳 光生 東京都清瀬市下清戸4丁目640番地 株式 会社大林組技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭56−22687(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予め鉄筋と打設コンクリートとの付着力強
    度を確実にしようとする目的鉄筋の下面位置に通じる注
    入パイプを配した後、コンクリートを打ち込み、該コン
    クリートがある程度硬化した後、かつ収縮ひび割れが発
    生しない早い時期に該コンクリートと該鉄筋とを被着体
    とする接着剤を該注入パイプから該鉄筋底縁へ注入充填
    することを特徴とする鉄筋コンクリートのひび割れ抑制
    方法。
JP62245779A 1987-10-01 1987-10-01 鉄筋コンクリートのひび割れ抑制方法 Expired - Lifetime JPH0645969B2 (ja)

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JPS6490367A JPS6490367A (en) 1989-04-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925757B2 (ja) * 1979-07-26 1984-06-20 日本原子力研究所 コンクリ−ト系材料へ含浸剤を含浸する改良方法

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JPS6490367A (en) 1989-04-06

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