JPH0646083B2 - ボイラ昇圧制御装置 - Google Patents
ボイラ昇圧制御装置Info
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- JPH0646083B2 JPH0646083B2 JP59205499A JP20549984A JPH0646083B2 JP H0646083 B2 JPH0646083 B2 JP H0646083B2 JP 59205499 A JP59205499 A JP 59205499A JP 20549984 A JP20549984 A JP 20549984A JP H0646083 B2 JPH0646083 B2 JP H0646083B2
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Landscapes
- Control Of Steam Boilers And Waste-Gas Boilers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はボイラ昇圧制御装置に係り、特に過熱器の出口
ヘツダのコーナ部に発生する熱応力を減少させて寿命消
費量を低減するボイラ昇圧制御装置に関するものであ
る。
ヘツダのコーナ部に発生する熱応力を減少させて寿命消
費量を低減するボイラ昇圧制御装置に関するものであ
る。
近年急増する電力需要に応えるための大容量の火力発電
所が建設されているが、これらのボイラは部分負荷時に
おいても高い発電効率を得るために、超臨界圧から亜臨
界圧へ変圧運転を行なうことが要求されている。
所が建設されているが、これらのボイラは部分負荷時に
おいても高い発電効率を得るために、超臨界圧から亜臨
界圧へ変圧運転を行なうことが要求されている。
これは最近の電力需要の特徴として、原子力発電の伸び
と共に、負荷の最大と最小の差も増大し、火力発電はベ
ースロード用から負荷調整用へと移行する傾向にあるか
らである。
と共に、負荷の最大と最小の差も増大し、火力発電はベ
ースロード用から負荷調整用へと移行する傾向にあるか
らである。
つまり、火力発電は、ボイラ負荷が常に全負荷で運転さ
れるものは少なく、負荷を80%負荷、50%負荷、2
5%負荷へと負荷を上げ、下げして運転したり、運転を
停止するなど、いわゆる高頻度起動停止(Daily Start
Stop以下単にDSSという)運転を行なって中間負荷を
担うのである。
れるものは少なく、負荷を80%負荷、50%負荷、2
5%負荷へと負荷を上げ、下げして運転したり、運転を
停止するなど、いわゆる高頻度起動停止(Daily Start
Stop以下単にDSSという)運転を行なって中間負荷を
担うのである。
このように火力発電は部分負荷での運転が増えた場合、
負荷に応じて圧力を変化させて運転する、いわゆる全負
荷では超臨界圧域、部分負荷では亜臨界圧域で運転する
DSS運転を行なうことによって、部分負荷での発電効
率を数%向上させることができる。
負荷に応じて圧力を変化させて運転する、いわゆる全負
荷では超臨界圧域、部分負荷では亜臨界圧域で運転する
DSS運転を行なうことによって、部分負荷での発電効
率を数%向上させることができる。
第2図は変圧運転強制貫流ボイラの概略系統図である。
給水ポンプ1で昇圧された給水は給水管路2で給水加熱
器3で加熱された後、節炭器4に入り、予熱されて火炉
水冷壁5,6で熱吸収し、天井壁7、ケージ壁8で再び
熱吸収されて蒸発し、気水分離器9に流入する。
器3で加熱された後、節炭器4に入り、予熱されて火炉
水冷壁5,6で熱吸収し、天井壁7、ケージ壁8で再び
熱吸収されて蒸発し、気水分離器9に流入する。
気水分離器9で分離された給水は循環管路10の再循環
ポンプ11で昇圧され、再循環流量調整弁12により火
炉水冷壁5,6を冷却するために必要な流量に調整さ
れ、給水管路2の給水と合流する。
ポンプ11で昇圧され、再循環流量調整弁12により火
炉水冷壁5,6を冷却するために必要な流量に調整さ
れ、給水管路2の給水と合流する。
一方、気水分離器9のレベルは気水分離器水位制御弁1
3により調整され、気水分離器9で分離された蒸気は一
次過熱器バイパス管路14、一次過熱器バイパス弁15
を経てフラツシユタンク16に導かれる。
3により調整され、気水分離器9で分離された蒸気は一
次過熱器バイパス管路14、一次過熱器バイパス弁15
を経てフラツシユタンク16に導かれる。
この導かれた流体はフラツシユタンク16で気水分離さ
れ、液状流体はフラツシユタンクドレン弁17を有する
液体戻し管路18より復水器19の液側に供給され、蒸
気状流体はフラツシユタンク蒸気ダンプ弁20を有する
蒸気戻し管路21より復水器19の蒸気側に供給されそ
れぞれ回収される。
れ、液状流体はフラツシユタンクドレン弁17を有する
液体戻し管路18より復水器19の液側に供給され、蒸
気状流体はフラツシユタンク蒸気ダンプ弁20を有する
蒸気戻し管路21より復水器19の蒸気側に供給されそ
れぞれ回収される。
この復水器19で回収された復水は給水となって復水管
路22より復水ポンプ23で圧送されて脱気器24に導
かれて、ここで脱気されその後再び給水管路2に導かれ
る。
路22より復水ポンプ23で圧送されて脱気器24に導
かれて、ここで脱気されその後再び給水管路2に導かれ
る。
他方、ケージ壁8の蒸気温度及び蒸気圧力が上昇するに
つれて発生蒸気の一部は蒸気供給管路25を経て一次過
熱器26に供給され、ここでさらに過熱された蒸気は二
次過熱器バイパス管路27、二次過熱器バイパス弁29
を経てフラツシユタンク16へ導かれる。
つれて発生蒸気の一部は蒸気供給管路25を経て一次過
熱器26に供給され、ここでさらに過熱された蒸気は二
次過熱器バイパス管路27、二次過熱器バイパス弁29
を経てフラツシユタンク16へ導かれる。
また一次過熱器26で加熱された蒸気は過熱器減圧弁2
9を経て二次過熱器30で過熱され主蒸気管路31へ供
給される。
9を経て二次過熱器30で過熱され主蒸気管路31へ供
給される。
この様に主蒸気管路31が暖まるまでは絞り弁32が閉
じられて蒸気はタービンバイパス管路33、タービンバ
イパス弁34を経てフラツシユタンク16へ導かれる。
じられて蒸気はタービンバイパス管路33、タービンバ
イパス弁34を経てフラツシユタンク16へ導かれる。
その後に主蒸気管路31が暖まると絞り弁32をやや開
いてタービンバイパス弁34を閉じて高圧タービン35
へ蒸気を供給しタービン暖機運転に入る。
いてタービンバイパス弁34を閉じて高圧タービン35
へ蒸気を供給しタービン暖機運転に入る。
高圧タービン35を出た蒸気は再熱器36によって加熱
され、低圧タービン37を経て排気管路38より復水器
19に導かれる。39は脱気器加熱蒸気弁、40はバー
ナ、41は燃料調節弁である。
され、低圧タービン37を経て排気管路38より復水器
19に導かれる。39は脱気器加熱蒸気弁、40はバー
ナ、41は燃料調節弁である。
一方、二次過熱器30の出口には第3図に示す様な出口
ヘツダ42が取付けられ、ノズルコーナ部43を有す
る。
ヘツダ42が取付けられ、ノズルコーナ部43を有す
る。
ところが、火力発電用ボイラの中間負荷運用化に伴ない
DSS運転を行なうと、ボイラ耐圧部の厚肉管(二次過
熱器30の出口ヘツダ42のノズルコーナ部43)に発
生する応力、およびこの応力に伴なう寿命消費が問題と
なる。
DSS運転を行なうと、ボイラ耐圧部の厚肉管(二次過
熱器30の出口ヘツダ42のノズルコーナ部43)に発
生する応力、およびこの応力に伴なう寿命消費が問題と
なる。
特に、高温で高圧の蒸気にさらされる最終過熱器30の
出口ヘツダ42のノズルコーナ部43に発生する応力、
寿命消費はボイラプラントが要求される運用期間を信頼
性高く運用できるか否かの重要な評価基準になってい
る。
出口ヘツダ42のノズルコーナ部43に発生する応力、
寿命消費はボイラプラントが要求される運用期間を信頼
性高く運用できるか否かの重要な評価基準になってい
る。
最終過熱器30の出口ヘツダ42で消費される寿命の大
部分はクリープ損傷によるものである。以下このクリー
プ損傷評価法を第4図を用いて簡単に説明する。
部分はクリープ損傷によるものである。以下このクリー
プ損傷評価法を第4図を用いて簡単に説明する。
第4図は横軸に時間、縦軸に応力に示したボイラ起動時
の発生応力模式図である。
の発生応力模式図である。
ボイラをコールドスタートで運転して停止したり、ある
いはウオームスタートで運転して停止したりの様に、運
転、停止を繰り返すと第3図の出口ヘツダ42の中で最
も発生応力の大きいノズルコーナ部43の応力は第4図
に示す様に変化する。それは、ボイラ点火後、出口ヘツ
ダ42の流体温度上昇とともに第4図のA点からB点で
は圧縮応力が発生し、定常運転に移行するに従って第4
図のB点からC点では引張応力が発生する。この現象
は、A点からB点間では熱応力、B点からD点間では熱
応力に対して内圧応力が優勢になっていることを表わし
ている。
いはウオームスタートで運転して停止したりの様に、運
転、停止を繰り返すと第3図の出口ヘツダ42の中で最
も発生応力の大きいノズルコーナ部43の応力は第4図
に示す様に変化する。それは、ボイラ点火後、出口ヘツ
ダ42の流体温度上昇とともに第4図のA点からB点で
は圧縮応力が発生し、定常運転に移行するに従って第4
図のB点からC点では引張応力が発生する。この現象
は、A点からB点間では熱応力、B点からD点間では熱
応力に対して内圧応力が優勢になっていることを表わし
ている。
ここで、蒸気温度が出口ヘツダ42の材質により決まる
クリープ温度領域を越える所で、応力を保持していると
クリープ損傷による寿命を消費することになる。
クリープ温度領域を越える所で、応力を保持していると
クリープ損傷による寿命を消費することになる。
第5図は縦軸に第4図の応力を示し、横軸にひずみを示
した応力、ひずみ特性曲線図で、第5図中のA,B,
C,D点は第4図のA,B,C,D点と同一のものを示
す。
した応力、ひずみ特性曲線図で、第5図中のA,B,
C,D点は第4図のA,B,C,D点と同一のものを示
す。
クリープ損傷は、第4図、第5図の初期応力σ とクリ
ープ保持時間により決まるが、第4図、第5図の初期応
力σ は、下式(1)で得られる。
ープ保持時間により決まるが、第4図、第5図の初期応
力σ は、下式(1)で得られる。
ここに、σpτ:定格運転時相当応力 στ:圧縮時最大相当応力 (マイナスは圧縮応力、プラスは引張応力) E,F:材質、温度により決る定数 Y1:降状応力 初期応力σ を抑えて、クリープ損傷を小さくしようと
すれば(1)式のうち圧縮最大相当応力στ(第4図、第
5図のB点)の絶対値を抑えることが必要になる。すな
わち、前記(1)式で、定格運転時相当応力σpτは設計
条件により一定であり、降状応力Y1、材質、温度によ
る決る定数(F/E−1)は、材質、温度により決まるの
で直接制御することはできないからである。
すれば(1)式のうち圧縮最大相当応力στ(第4図、第
5図のB点)の絶対値を抑えることが必要になる。すな
わち、前記(1)式で、定格運転時相当応力σpτは設計
条件により一定であり、降状応力Y1、材質、温度によ
る決る定数(F/E−1)は、材質、温度により決まるの
で直接制御することはできないからである。
第6図はボイラの連続運転時間(保持時間)を一定とし
たときの圧縮最大相当応力δξと寿命消費率φの特性曲
線図で、目盛は両対数表示である。
たときの圧縮最大相当応力δξと寿命消費率φの特性曲
線図で、目盛は両対数表示である。
この第6図からクリープ損傷は圧縮最大相当応力δξに
依存している。
依存している。
第7図は縦軸に蒸気圧力、蒸気温度を示し、横軸に時間
を示した起動時の蒸気圧力、蒸気温度の時間変化を示す
特性曲線図、第8図は縦軸に応力、横軸に時間を示し、
第7図の流体条件における過熱器30における出口ヘツ
ダ42のノズルコーナ部43に発生する熱応力、内圧応
力の変化を示す特性曲線図である。
を示した起動時の蒸気圧力、蒸気温度の時間変化を示す
特性曲線図、第8図は縦軸に応力、横軸に時間を示し、
第7図の流体条件における過熱器30における出口ヘツ
ダ42のノズルコーナ部43に発生する熱応力、内圧応
力の変化を示す特性曲線図である。
なお、第7図において曲線Gは蒸気温度、曲線Hは蒸気
圧力、第8図において、曲線Iは内圧応力、曲線Jは熱
応力を示し、T1〜T5は時間を示す。
圧力、第8図において、曲線Iは内圧応力、曲線Jは熱
応力を示し、T1〜T5は時間を示す。
従来のボイラ起動時におけるタービン通気(第7図、第
8図のT2)後、ボイラが再循環運転されている間(第
7図、第8図のT3)の昇圧制御は主蒸気圧力一定の目
標設定を行ない第2図に示すタービンバイパス弁34を
閉じるか、あるいは燃料調節弁41を開いて第7図の曲
線H上に示すK,L,M,N点の様に主蒸気圧力を上げ
て制御していた。
8図のT2)後、ボイラが再循環運転されている間(第
7図、第8図のT3)の昇圧制御は主蒸気圧力一定の目
標設定を行ない第2図に示すタービンバイパス弁34を
閉じるか、あるいは燃料調節弁41を開いて第7図の曲
線H上に示すK,L,M,N点の様に主蒸気圧力を上げ
て制御していた。
従って、変圧ベンソンボイラの最終過熱器30の出口ヘ
ツダ42に発生する応力を実運転データより解析すると
通気時T2から低負荷時(循環運転時)T3間においては
第8図の曲線Jで示す如く最大の圧縮相当応力δξが発
生している。
ツダ42に発生する応力を実運転データより解析すると
通気時T2から低負荷時(循環運転時)T3間においては
第8図の曲線Jで示す如く最大の圧縮相当応力δξが発
生している。
この様にT2からT3においては第8図の曲線Jでは圧縮
応力がピークになり、曲線Iでは引張応力が一定であ
り、圧縮最大相当応力δξを低下させてクリープ損傷に
よる寿命消費を低減することはできない。
応力がピークになり、曲線Iでは引張応力が一定であ
り、圧縮最大相当応力δξを低下させてクリープ損傷に
よる寿命消費を低減することはできない。
本発明はかかる従来の欠点を解消しようとするもので、
その目的とするところは、ボイラ起動時に過熱器の出口
ヘツダに発生する熱応力を減少して発生応力、寿命消費
を低減し、ボイラにおける信頼性の向上を計ることがで
きるボイラ昇圧制御装置を得ようとするものである。
その目的とするところは、ボイラ起動時に過熱器の出口
ヘツダに発生する熱応力を減少して発生応力、寿命消費
を低減し、ボイラにおける信頼性の向上を計ることがで
きるボイラ昇圧制御装置を得ようとするものである。
本発明は前述の目的を達成するために、 ボイラ起動時にボイラ耐圧部の蒸気接触部に圧縮応力が
発生することを予測する圧縮応力予測手段と、 その圧縮応力予測手段での圧縮応力の予測に基づいて、
前記ボイラ耐圧部の蒸気接触部に発生する圧縮応力を減
少するように引張応力を発生させるために主蒸気圧を設
定する主蒸気圧設定手段と、 主蒸気圧を検出する主蒸気圧検出手段とを備え、 前記主蒸気圧設定手段によつて設定された主蒸気圧設定
値と、前記主蒸気圧検出手段によつて検出された主蒸気
圧検出値との偏差によつて、ボイラ耐圧部の内圧を高め
る手段を制御することを特徴とするものである。
発生することを予測する圧縮応力予測手段と、 その圧縮応力予測手段での圧縮応力の予測に基づいて、
前記ボイラ耐圧部の蒸気接触部に発生する圧縮応力を減
少するように引張応力を発生させるために主蒸気圧を設
定する主蒸気圧設定手段と、 主蒸気圧を検出する主蒸気圧検出手段とを備え、 前記主蒸気圧設定手段によつて設定された主蒸気圧設定
値と、前記主蒸気圧検出手段によつて検出された主蒸気
圧検出値との偏差によつて、ボイラ耐圧部の内圧を高め
る手段を制御することを特徴とするものである。
以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例に係るボイラの昇圧制御装置の
概略系統図である。
概略系統図である。
第1図において蒸気温度検出器44により蒸気温度実測
値45、蒸気圧力検出器46により蒸気圧力実測値4
7、蒸気流量検出器48により蒸気流量実測値49を検
出する。検出した実測値45,47,49をもとに、統
計モデルにより区間(第7図、第8図のT2〜T3間)内
の時刻における流体条件を予測する。すなわち、蒸気温
度予測器50において蒸気温度予測値51、蒸気圧力予
測器52において蒸気圧力予測値53、蒸気流量予測器
54において蒸気流量予測値55が得られる。これら予
測値51,53,55の流体条件から流体から熱伝達率
演算器56においてメタルへの熱伝達率演算値57を求
める。これをもとに、非定常熱伝導方程式を解いて管寄
板厚方向温度分布を求める。
値45、蒸気圧力検出器46により蒸気圧力実測値4
7、蒸気流量検出器48により蒸気流量実測値49を検
出する。検出した実測値45,47,49をもとに、統
計モデルにより区間(第7図、第8図のT2〜T3間)内
の時刻における流体条件を予測する。すなわち、蒸気温
度予測器50において蒸気温度予測値51、蒸気圧力予
測器52において蒸気圧力予測値53、蒸気流量予測器
54において蒸気流量予測値55が得られる。これら予
測値51,53,55の流体条件から流体から熱伝達率
演算器56においてメタルへの熱伝達率演算値57を求
める。これをもとに、非定常熱伝導方程式を解いて管寄
板厚方向温度分布を求める。
例えば円筒の熱伝達方程式(2)および境界条件(3),(4)を
解くことにより求める。
解くことにより求める。
α:メタル温度伝導度T:メタル温度 t:時間γ:円筒中心からの距離 Tf:流体温度To:メタル内面温度 この方程式(2),(3),(4)を解いて求められた熱伝達率演
算値57を基に温度分布演算器58によって温度分布演
算値59を求める。
算値57を基に温度分布演算器58によって温度分布演
算値59を求める。
この温度分布演算値59より、熱応力演算器60におい
て熱応力演算値61を求める。つぎに、熱応力演算値6
1を基に熱応力ポーク時刻予測器62において、区間内
で最大の圧縮熱応力が発生する時刻を予測する。
て熱応力演算値61を求める。つぎに、熱応力演算値6
1を基に熱応力ポーク時刻予測器62において、区間内
で最大の圧縮熱応力が発生する時刻を予測する。
この様に蒸気温度予測器50、蒸気圧力予測器52、蒸
気流量予測器54、熱伝達率演算器56、温度分布演算
器58、熱応力演算器60および熱応力ピーク時刻予測
器62によって熱応力ピーク予測器63が構成されてい
る。
気流量予測器54、熱伝達率演算器56、温度分布演算
器58、熱応力演算器60および熱応力ピーク時刻予測
器62によって熱応力ピーク予測器63が構成されてい
る。
この熱応力ピーク予測器63からの熱応力ピーク予測値
64に基いて主蒸気圧力設定器65において、その区間
(第7図、第8図のT1〜T5)での昇圧が、熱応力ピー
ク発生時刻に一致するよう、主蒸気圧力設定を行なう。
64に基いて主蒸気圧力設定器65において、その区間
(第7図、第8図のT1〜T5)での昇圧が、熱応力ピー
ク発生時刻に一致するよう、主蒸気圧力設定を行なう。
この主蒸気圧力設定器65で設定した主蒸気圧力設定値
66と、蒸気圧力検出器46で検出された蒸気圧力実測
値47を一致させるために演算器67によって偏差68
を求め、この偏差68を比例積分演算器69に入れ、出
力信号70を弁開度調節器71に与える制御信号72に
よってタービンバイパス弁34を閉じるか、あるいは燃
料調節弁41を開いて昇圧するのである。
66と、蒸気圧力検出器46で検出された蒸気圧力実測
値47を一致させるために演算器67によって偏差68
を求め、この偏差68を比例積分演算器69に入れ、出
力信号70を弁開度調節器71に与える制御信号72に
よってタービンバイパス弁34を閉じるか、あるいは燃
料調節弁41を開いて昇圧するのである。
従来のボイラ起動時における昇圧制御は、前述した様に
タービンバイパス弁34、燃料調節弁41の弁操作はプ
ログラム制御により行なわれ、その目標圧力の設定は計
画時に決めたものを用い変更されるものではなく第7図
の曲線Hで示す様にK,L,M点へと昇圧していた。
タービンバイパス弁34、燃料調節弁41の弁操作はプ
ログラム制御により行なわれ、その目標圧力の設定は計
画時に決めたものを用い変更されるものではなく第7図
の曲線Hで示す様にK,L,M点へと昇圧していた。
ところが、本発明においては、高温、高圧の蒸気にさら
される過熱器出口ヘツダ30等のクリープ損傷による寿
命消費に大きく寄与する起動時の圧縮応力δτに注目
し、目標圧力設定を行なうものでタービン通気時(第
7,8図のT2)からボイラの再循環運転時(第7,8
図のT3)間に第7図の破線Oで示す如く内圧をK,
P,Mへと高くし、第8図の曲線Jで示す圧縮熱応力の
ピークに一致するように昇圧するのである。
される過熱器出口ヘツダ30等のクリープ損傷による寿
命消費に大きく寄与する起動時の圧縮応力δτに注目
し、目標圧力設定を行なうものでタービン通気時(第
7,8図のT2)からボイラの再循環運転時(第7,8
図のT3)間に第7図の破線Oで示す如く内圧をK,
P,Mへと高くし、第8図の曲線Jで示す圧縮熱応力の
ピークに一致するように昇圧するのである。
第8図で昇圧時、圧縮熱応力ピークに昇圧を一致させた
場合、蒸気圧力は第7図の破線Oで示すように高くなる
が、内圧応力は第8図の破線Qで示すように低くなる。
場合、蒸気圧力は第7図の破線Oで示すように高くなる
が、内圧応力は第8図の破線Qで示すように低くなる。
つまり、従来の昇圧装置では内圧応力は第8図の曲線I
(実線)で示す如く大きくなり、この時の昇圧による熱
応力への影響は小さく、熱応力は第8図の曲線Jで示す
如く変らない。
(実線)で示す如く大きくなり、この時の昇圧による熱
応力への影響は小さく、熱応力は第8図の曲線Jで示す
如く変らない。
つぎに、過熱器30における出口ヘツダ42ノズル内面
コーナ部43でのトータルの発生応力を見ると、本発明
のように昇圧させると圧縮の熱応力を引張の内圧応力で
相殺することになり、第4図および第5図における従来
の点A,B,C,Dの実線は、本発明の点A,R,S,
Tの破線の様になる。
コーナ部43でのトータルの発生応力を見ると、本発明
のように昇圧させると圧縮の熱応力を引張の内圧応力で
相殺することになり、第4図および第5図における従来
の点A,B,C,Dの実線は、本発明の点A,R,S,
Tの破線の様になる。
従って、結果的には圧縮応力の絶対値を小さくすること
になり、クリープ寿命消費をそれだけ小さくすることが
できる。
になり、クリープ寿命消費をそれだけ小さくすることが
できる。
なお第6図において、材質、設計圧力にもよるが、例え
ば、保持時間100時間で圧縮時最大相当応力δτを1
6kg/mm2から15kg/mm2に抑えることができれば、寿命
消費率φは約0.00007から約0.00006にな
り寿命消費を約14%低減することができる。
ば、保持時間100時間で圧縮時最大相当応力δτを1
6kg/mm2から15kg/mm2に抑えることができれば、寿命
消費率φは約0.00007から約0.00006にな
り寿命消費を約14%低減することができる。
本発明は、ボイラ起動時にボイラ耐圧部の蒸気接触部に
圧縮応力が発生することを予測する圧縮応力予測手段
と、その圧縮応力予測手段での圧縮応力の予測に基づい
て、前記ボイラ耐圧部の蒸気接触部に発生する圧縮応力
を減少するように引張応力を発生させるために主蒸気圧
を設定する主蒸気圧設定手段と、主蒸気圧を検出する主
蒸気圧検出手段とを備え、 前記主蒸気圧設定手段によつて設定された主蒸気圧設定
値と、前記主蒸気圧検出手段によつて検出された主蒸気
圧検出値との偏差によつて、ボイラ耐圧部の内圧を高め
る手段を制御するので、ボイラ起動時に発生する熱応力
を減少して寿命消費を低減することができ、しかもDS
S運転を行なうものにおいては特に有効である。
圧縮応力が発生することを予測する圧縮応力予測手段
と、その圧縮応力予測手段での圧縮応力の予測に基づい
て、前記ボイラ耐圧部の蒸気接触部に発生する圧縮応力
を減少するように引張応力を発生させるために主蒸気圧
を設定する主蒸気圧設定手段と、主蒸気圧を検出する主
蒸気圧検出手段とを備え、 前記主蒸気圧設定手段によつて設定された主蒸気圧設定
値と、前記主蒸気圧検出手段によつて検出された主蒸気
圧検出値との偏差によつて、ボイラ耐圧部の内圧を高め
る手段を制御するので、ボイラ起動時に発生する熱応力
を減少して寿命消費を低減することができ、しかもDS
S運転を行なうものにおいては特に有効である。
第1図は本発明の実施例に係るボイラ昇圧制御装置の概
略系統図、第2図は変圧運転強制貫流ボイラの概略系統
図、第3図は出口ヘツダのノズルコーナ部を示す拡大断
面図、第4図はボイラ起動時の発生応力模式図、第5図
は第4図の応力とひずみの特性曲線図、第6図は圧縮最
大相当応力と寿命消費率の特性曲線図、第7図は起動時
の蒸気圧力、蒸気温度の時間変化を示す特性曲線図、第
8図は熱応力、内圧応力の時間変化を示す特性曲線図で
ある。 34……タービンバイパス弁、41……燃料調節弁、4
2……出口ヘツダ、43……ノズルコーナ部、45……
蒸気温度実測値、46……蒸気圧力検出器、47……蒸
気圧力実測値、49……蒸気流量実測値、63……熱応
力ピーク予測器、64……熱応力ピーク予測値、65…
…主蒸気圧力設定器、66……主蒸気圧力設定値、67
……演算器、68……偏差、71……弁開度調節器。
略系統図、第2図は変圧運転強制貫流ボイラの概略系統
図、第3図は出口ヘツダのノズルコーナ部を示す拡大断
面図、第4図はボイラ起動時の発生応力模式図、第5図
は第4図の応力とひずみの特性曲線図、第6図は圧縮最
大相当応力と寿命消費率の特性曲線図、第7図は起動時
の蒸気圧力、蒸気温度の時間変化を示す特性曲線図、第
8図は熱応力、内圧応力の時間変化を示す特性曲線図で
ある。 34……タービンバイパス弁、41……燃料調節弁、4
2……出口ヘツダ、43……ノズルコーナ部、45……
蒸気温度実測値、46……蒸気圧力検出器、47……蒸
気圧力実測値、49……蒸気流量実測値、63……熱応
力ピーク予測器、64……熱応力ピーク予測値、65…
…主蒸気圧力設定器、66……主蒸気圧力設定値、67
……演算器、68……偏差、71……弁開度調節器。
Claims (1)
- 【請求項1】ボイラ起動時にボイラ耐圧部の蒸気接触部
に圧縮応力が発生することを予測する圧縮応力予測手段
と、 その圧縮応力予測手段での圧縮応力の予測に基づいて、
前記ボイラ耐圧部の蒸気接触部に発生する圧縮応力を減
少するように引張応力を発生させるために主蒸気圧を設
定する主蒸気圧設定手段と、 主蒸気圧を検出する主蒸気圧検出手段とを備え、 前記主蒸気圧設定手段によつて設定された主蒸気圧設定
値と、前記主蒸気圧検出手段によつて検出された主蒸気
圧検出値との偏差によつて、ボイラ耐圧部の内圧を高め
る手段を制御することを特徴とするボイラ昇圧制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59205499A JPH0646083B2 (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ボイラ昇圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59205499A JPH0646083B2 (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ボイラ昇圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6183802A JPS6183802A (ja) | 1986-04-28 |
| JPH0646083B2 true JPH0646083B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=16507868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59205499A Expired - Fee Related JPH0646083B2 (ja) | 1984-10-02 | 1984-10-02 | ボイラ昇圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646083B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5388884B2 (ja) * | 2010-01-29 | 2014-01-15 | 中国電力株式会社 | 発電設備におけるタービンの熱回収装置および熱回収方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59219604A (ja) * | 1983-05-26 | 1984-12-11 | 株式会社日立製作所 | 蒸気配管暖気制御装置 |
-
1984
- 1984-10-02 JP JP59205499A patent/JPH0646083B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6183802A (ja) | 1986-04-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |