JPH0646085A - Atm交換機におけるトラヒックパラメータ制御方式 - Google Patents

Atm交換機におけるトラヒックパラメータ制御方式

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JPH0646085A
JPH0646085A JP19980492A JP19980492A JPH0646085A JP H0646085 A JPH0646085 A JP H0646085A JP 19980492 A JP19980492 A JP 19980492A JP 19980492 A JP19980492 A JP 19980492A JP H0646085 A JPH0646085 A JP H0646085A
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JP19980492A
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Tamiya Ochiai
民哉 落合
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ATM多重化装置のシェーピング機能等によ
るトラヒック変形に左右されない適正なトラヒック制御
を可能にする。 【構成】 ATM交換機内端末インタフェース501に
設けたトラヒックモニタ回路501において、タイマ5
013から与えられるある時間間隔毎のセルカウンタ5
011での送出セルカウント数を基にモニタCPU50
14が各呼チャネル毎のトラヒックパラメータを生成
し、これを端末からの申告トラヒックパラメータ値とし
てRAM5015に格納し、かつI/O回路5012を
通してCPU53に通知する。CPU53はその通知さ
れたトラヒックパラメータ値に基づきポリシング回路を
制御することで、シェーピング機能等によるトラヒック
変形に対しても、必要以上のセル廃棄や余分なトラヒッ
ク確保を行わずに済む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数100Mbpsの伝
送速度の交換を実現する広帯域ISDNに用いるATM
交換機におけるトラヒックパラメータ制御方式の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】ATMネットワークの一例として、図5
に示すような構成のものが知られている。同図からも明
かであるように、このATMネットワークは、端末1、
この端末1からのセルを多重化し、あるいはその多重化
セルを端末1に分配する機能を実現するATM多重化装
置3、セル単位に交換する機能を実現するATM交換機
5を具備して構成される。
【0003】このうち、ATM多重化装置3は図6に示
す如くの構成を有し、端末インタフェース31aから入
力されるセルを多重インタフェース32に多重伝送した
り、多重インタフェース32で受信したセルをVPI/
VCI値に従い特定の端末インタフェース31bに分解
通信する機能を担っている。また、この機能に対応し
て、上記多重インタフェース32における特に送信側
(端末インタフェース→多重インタフェース)の構造に
関しては、図7に示す如く、ATM多重バス33からの
セルを抽出するセル抽出部321aから以下で述べるシ
ェーピング機能を実現するシェーピング回路322を経
由し、セル送出部323aを通してセルを多重回線4に
送信する構造をとっている。
【0004】このシェーピング機能は、図8の概念図に
示されるように、端末1からの揺らいだセルトラヒック
をシェーピング回路322を通すことで、端末1毎また
は多重回線4毎にそのセル送出間隔が一定となるように
均等化する機能である。このことから、上記構成のAT
Mネットワークにおいては、ATM多重化装置3を通過
する時点で端末1からのトラヒック特性が変形している
ことが言える。
【0005】ところで、ATM交換機5では中継回線6
の帯域値を割り当てたり、輻輳を回避するために、端末
1からのセル流量を把握する必要がある。このセル流量
をトラヒック値といい、その属性パラメータには以下の
a〜dに示すものがある。なお、これらのトラヒックパ
ラメータは、図9に示す概念図でとらえることによっ
て、より理解し易いものとなる。
【0006】 a.平均速度=総セル数(X)/総通信時間(T) b.ピーク速度=最大通信可能セル数(X0 )/最小セ
ル時間間隔(T0 ) c.バースト速度=バーストセル数(X1 )/最小バー
スト時間間隔(T1 ) d.最大連続セル数(X2 ) これまでに述べてきたセルとは、CCITT/I.36
1で規定しているものであり、その具体的フォーマット
の例としては図10に示されものがある。このセルの交
換単位であるアドレスはVPI/VCIといい、以下の
説明においては、その単位をチャネルと呼ぶものとす
る。
【0007】図10に示すフォーマットに従ってATM
多重化装置3から送信されたセルはATM交換機5に入
力され、当該セル中のVPI/VCIに従って交換処理
される。図11はその交換処理を行うATM交換機5の
一般的構成を示すブロック図である。
【0008】この種のATM交換機5では端末1を直収
する場合とATM多重化装置3を収容する場合がある
が、どちらにしても収容回線上は呼信号を交換機のCP
U53に伝達する呼信号チャネル54とユーザデータを
中継回線6に伝送するデータチャネル55が割り付けら
れる。つまり、呼メッセージは回線2,4の呼信号チャ
ネル54を通してCPU53に通知され、データチャネ
ル用のスイッチ設定を行った後、該当の着番号に従って
該当中継回線6へと中継される。なお、呼メッセージに
ついては例えば図15に示すようなCCITT/Q.9
31で定義されている如きものを仮定しており、ここで
はその中でも特に呼設定メッセージに着目している。
【0009】ところで、係る制御を担う従来のATM交
換機5では、その交換機端末インタフェース51として
図12に示す如くの回路構造のものを採用していた。同
図に示すように、この従来の交換機端末インタフェース
51は、例えば、端末→交換機方向のセル転送経路上
で、セル抽出部511aとセル送出部513aの間にポ
リシング回路(UPC)512を介在せしめた構成を有
している。
【0010】係る構成の交換機端末インタフェース51
において、その中のポリシング回路512は、CPU5
3による制御管理下で、図14に示す如くのフォーマッ
トを持つ「呼設定メッセージ」中の伝達能力エリアに載
せられて端末から送られてくる上記a〜dに相当した申
告トラヒックパラメータ値(図9参照)が設定され、こ
の設定値を上回ったトラヒックが流入した場合には、こ
れを違反セルとして廃棄する。このポリシング回路51
2により設定トラヒックパラメータ値に基づいて違反セ
ルを廃棄する機能はポリシング機能と呼ばれ、その概図
を図13に示している。ATM交換機5では、このポリ
シング機能によって、交換網での申告以上のセルの流入
による輻輳状態を回避することができる。
【0011】しかしながら、上述の如くのこの種の従来
のATM交換機5では、端末1からその申告パラメータ
に従ってセルを送信しても、その間にATM多重化装置
3が介在する場合にはそのシェーピング機能によってト
ラヒックが変形されるため、ATM交換機5で上記申告
通りのポリシング制御パラメータ値でポリシング回路5
12を制御しても、制御対象のトラヒックが既に申告通
りに変化したものではないことから、ポリシング回路5
12でセルが必要以上に廃棄されたり、あるいは余分な
トラヒックが確保されることになり、回線使用効率が著
しく低下することになった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記従来
のATMネットワークでは、端末からATM交換機に呼
設定メッセージで申告したトラヒックパラメータに従っ
てセル送信を行うとともに、ATM交換機では常にその
申告値に基づいて違反セルの廃棄を行うようにしていた
ため、端末とATM交換機との間にATM多重化装置が
介在し、シェーピング機能によるトラヒックの変形が生
じた場合に、申告値と実際のトラヒックとの間に著しい
差が生じる結果、ポリシング回路でセルが必要以上に廃
棄されたり、余分なトラヒックが確保されることにな
り、回線使用効率の低下を免れないという問題点があっ
た。
【0013】本発明はこの問題点を除去し、途中に介在
するATM多重化装置でトラヒック変形が発生しても、
その変形後のトラヒックに対応した適正量のセル廃棄及
びトラヒック確保を実現でき、もって回線使用効率の向
上に寄与できるATM交換機におけるトラヒックパラメ
ータ制御方式を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この出願の第1の発明
は、端末から揺らぎ送出されるセルをそのセル送出間隔
が一定となるように均一化するシェーピング機能を有す
るATM多重化装置を交換機内端末インタフェースを介
して収容し、固定長パケットである前記セルをそのセル
内に付加されるアドレス情報に従って交換する際に、前
記端末からの申告トラヒックパラメータ値に基づきその
申告値を上回った違反セルを廃棄するポリシング機能を
有するATM交換機において、前記交換機内端末インタ
フェースに、ある時間間隔毎の送信セル数を基に呼単位
のトラヒック情報を算出し、その結果を呼の申告トラヒ
ックパラメータ値として記憶するトラヒックモニタ手段
を設け、当該ATM交換機の制御部では、前記ポリシン
グ機能の制御パラメータ値として、前記トラヒックモニ
タ手段に記憶されたトラヒック情報を用いることを特徴
とする。
【0015】また、この出願の第2の発明は、端末から
揺らぎ送出されるセルをそのセル送出間隔が一定となる
ように均一化するシェーピング機能を有するATM多重
化装置を交換機内端末インタフェースを介して収容し、
固定長パケットである前記セルをそのセル内に付加され
るアドレス情報に従って交換する際に、前記端末からの
申告トラヒックパラメータ値に基づきその申告値を上回
った違反セルを廃棄するポリシング機能を有するATM
交換機において、前記シェーピング機能により均一化さ
れた後のトラヒック情報を予測し、これを呼の申告トラ
ヒックパラメータ値としてATM交換機に予め登録する
登録手段を有し、当該ATM交換機の制御部では、前記
ポリシング機能の制御パラメータ値として、前記登録手
段により登録されたトラヒック情報を用いることを特徴
とする。
【0016】
【作用】この出願の第1の発明では、固定長パケットで
あるセルをセル内に示されるアドレス情報(VPI/X
CI)に従って交換するATMネットワークにおいて、
端末とATM交換機の間にATM多重化装置が介在する
構成の場合、端末からATM交換機方向のATM交換機
内端末インタフェースで計測したある時間間隔毎の送信
セル数を基に端末のトラヒック情報を表現し、それを呼
の申告トラヒックパラメータ値に替えてATM交換機端
末インタフェースに設定するとともに、ATM交換機の
制御部では、その設定トラヒックパラメータをポリシン
グ制御パラメータ値として用いながら、ATM交換機や
ATM多重化装置によるトラヒック変形後のトラヒック
違反セルの廃棄制御に対処する。
【0017】また、この出願の第2の発明では、予めシ
ェーピング機能によるトラヒック変形を考慮して予測し
たトラヒックパラメータ値をATM交換機に接続される
コマンド入力装置等から呼の申告トラヒックパラメータ
に替えて登録しておき、この登録トラヒックパラメータ
をポリシング制御パラメータ値として用いながら、AT
M交換機やATM多重化装置によるトラヒック変形後の
トラヒック違反セルの廃棄制御に対処する。
【0018】このように、本発明では、実際に端末から
発せられた申告トラヒックパラメータ値ではなく、AT
M交換機の入力端で測定したトラヒック値若しくはシェ
ーピング機能を受けることを前提に予め予測したトラヒ
ック値に基づき生成したトラヒックパラメータ値に従っ
てポリシング機能動作を制御するようにしたため、AT
M交換機と端末との間にATM多重化装置が介在し、そ
のシェーピング機能によりセルトラヒックが変形を来す
ような場合においても、常にその変形後のトラヒック値
に対応した適正なセル廃棄処理が実施でき、端末から実
際に申告された値に基づき必要セルまでが廃棄された
り、余分なトラヒックが確保されることを防止できる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。まず、本発明の第1の実施例を図1か
ら図3を参照して説明する。但し、本発明はATM交換
機の構成以外は従来と同じなので、その説明には従来の
技術の欄で用いた図面も併用宇するものとする。
【0020】本発明の第1の実施例に係るATM交換機
5は、その入力端すなわちATM多重化装置3を収容す
る交換機端末インタフェースで測定したトラヒック値を
使用してポリシング制御パラメータ値を設定した後、当
該交換機のCPUがその設定値に基づいてポリシング機
能動作を制御するものである。
【0021】この制御に対応して、第1の実施例に係る
ATM交換機5は、端末1またはATM多重化装置3を
収容するための交換機端末インタフェースに、トラヒッ
クモニタ手段(セルをトラヒックパラメータで規定され
る時間間隔毎にカウントする機能)を具備し、かつこの
ATM交換機5のCPUに、ATM多重化装置3経由で
収容される端末1の発番号単位にそれまでに上記トラヒ
ックモニタ手段による測定値から生成したトラヒックパ
ラメータ値を格納するテーブルを持つ構成となってい
る。
【0022】図1は、この第1の実施例に係る交換機端
末インタフェース50の具体例を示すブロック図であ
り、セル抽出部511aとポリシング回路512及びセ
ル送出部513aの間にトラヒックモニタ回路501が
実装されている。
【0023】他方、この第1の実施例に係るATM交換
機5のメインCPU53の具体例は図3に示され、上記
交換機端末インタフェース50と接続するためのI/O
回路531、ポリシング機能動作を含む交換制御を実施
するCPU532、上記テーブルの収容先としてのRA
M533、及び呼チャネル終端I/O回路534を具備
している。
【0024】ここでは、まず、交換機端末インタフェー
ス50におけるトラヒックモニタ機能から先に説明す
る。図1に示す通り、本発明の交換機端末インタフェー
ス50は、セル抽出部511aとポリシング回路512
の間にトラヒックモニタ回路501を実装した点で従来
のもの(図12参照)と相違している。
【0025】このトラヒックモニタ回路501の詳細
は、図2に示す如く、セルカウンタ5011、I/O回
路5012、タイマ5013、モニタCPU5014、
RAM5015を具備して構成される。このトラヒック
モニタ回路501において、タイマ5013が最大通信
可能セルのタイミングをモニタCPU5014及びセル
カウンタ5011に与えながら、このタイミングの1カ
ウントアップ毎にその旨をモニタCPU5014に通知
する。モニタCPU5014は、この時のセルカウンタ
5011におけるセルカウント値を基に以下A〜Dに示
す情報を計算し、その算出結果を図12に示す態様でR
AM5015中に格納する。但し、この算出結果として
の各情報は呼単位で有効なものであって、測定単位はそ
の呼が確保したチャネル(i)単位であるものとする。
メインCPU53では予め発番号とチャネルの関係だけ
は記憶している。
【0026】 A.(X,T):1呼の平均速度パラメータ X:総カウンタ値 T:最大通信可能セルのタイミング総数 B.(X0 ,T0 ):1呼のピーク速度パラメータ X0 :最大通信可能セル数(固定値) T0 :1カウンタがアップする最小タイミング数 C.(X1 ,T1 ):1呼のバースト速度パラメータ X1 :ピークが連続したセル数 T1 :ピークが連続したバースト間の最小のタイミング
数 D.X2 :1呼の最大連続セル数 X2 :もしも、最大通信可能セルのタイミングでカウン
タが連続してアップした時には、連続した数。
【0027】その後、トラヒックモニタ回路501は、
上述の如くRAM5015に格納したトラヒック情報
を、呼解放時に、I/O回路5012からCPUバス5
02を通じてメインCPU53へと通知する。
【0028】上述したように、メインCPU53は図3
に示す如くの構成を有し、そのCPU532は、トラヒ
ックモニタ回路501から通知された上記トラヒック情
報をI/O回路531を通じて取り込んだ後、これを発
番号単位に以下に示すA′〜D′の如くに整理してRA
M533に記憶させる。
【0029】 A′.(X,T):端末の平均速度パラメータ X:呼単位のカウンタ値の累積値 T:呼単位の最大通信可能セルのタイミング数の累積値 B′.(X0 ,T0 ):端末のピーク速度パラメータ X0 :最大通信可能セル数(固定値) T0 :呼単位の1カウンタがアップする最小タイミング
数の最小値 C′.(X1 ,T1 ):端末のバースト速度パラメータ X1 :B′のピークが連続したセル数 T1 :B′のピークが連続したバースト間の最小のタイ
ミング数 D′.X2 :端末の最大連続セル数 X2 :呼単位の最大通信可能セルのタイミングでカウン
タが連続してアップした時のその連続した数の最大値。
【0030】この状態で、ある端末1から呼設定メッセ
ージがATM交換機5に到着した場合、CPU532は
RAM533のこの時の発端末に対応して格納されたト
ラヒックパラメータ値をポリシング制御パラメータ値と
してポリシング回路512に設定する。これによりポリ
シング回路512は、その設定されたポリシング制御パ
ラメータに従って、違反セルの廃棄処理を行う。
【0031】上述の処理からも明かであるように、この
時のポリシング制御パラメータはATM多重化装置3を
通過した後のトラヒック測定値に基づいて設定されたも
のである。従って、この第1の実施例では、上記ATM
多重化装置3のシェーピング機能によりトラヒックの変
形が生じたとしても、その変形後のトラヒックに対応し
たセル廃棄処理が行われることになる。これによって、
セルが必要以上に廃棄されたり、あるいは余分なトラヒ
ックが確保されるといった、いわゆるポリシング回路5
12が回線使用効率に与える影響を最小限に止めること
ができる。
【0032】次に、本発明の第2の実施例を図4を参照
して説明する。この第2の実施例に係るATM交換機5
は、シェーピング機能に伴うトラヒックの変形を考慮し
て予め予測したポリシング制御パラメータをATM交換
機5に登録しておき、このパラメータを端末1からの申
告トラヒックパラメータとして設定しながらポリシング
機能動作を制御するものである。この制御に対応して、
本発明の第2の実施例に係るATM交換機5はそのCP
UにATM多重化装置3経由で収容される端末1の発番
号単位のトラヒックパラメータ値を格納するテーブルを
持ち、かつそのトラヒックパラメータ値を予め入力する
ためのコマンド入力装置を付属装置として有する構成を
とっている。
【0033】図4はこの第2の実施例に係るATM交換
機5のメインCPU53Aの具体例を示すブロック図で
あり、I/O回路531、CPU532、RAM53
3、呼チャネル終端I/O回路534、I/O回路53
5、コマンド入力装置536を具備して構成される。こ
のメインCPU53Aは、I/O回路535を介してコ
マンド入力装置536が接続される点で、図3に示した
メインCPU53の構成と相違している。
【0034】上記第1の実施例では、ATM多重化装置
3を通過した後のトラヒック値を測定し、その測定値に
基づいてポリシング制御パラメータを設定するようにし
たが、第2の実施例では、この種の測定は行わず、予め
ATM多重化装置3経由で収容される端末1の発番号と
その予想されるトラヒック値をメインCPU53Aに接
続したコマンド入力装置536からRAM533に同図
に示す態様で入力設定しておき、その端末1から呼設定
メッセージが通知された場合に、当該発端末に対応して
RAM533に設定済みのトラヒック値をポリシング制
御パラメータとしてポリシング回路512に設定するも
のである。ここで、RAM533に設定するトラヒック
値は、ATM多重化装置3を通過することで生じるトラ
ヒックの変形を考慮して予測する必要があるのは上述し
た通りである。
【0035】このように、本発明の第2の実施例では、
ATM多重化装置3のシェーピング回路322のパラメ
ータ等を考慮して、このATM多重化装置3を通知した
後のトラヒック値を予め予測して定義しているため、A
TM多重化装置3のシェーピング機能によりトラヒック
変形を来したとしても、その変形後のトラヒックに適合
すべく予測設定されたポリシング制御パラメータを用い
て過不足のないセル廃棄及びトラヒック確保ができ、結
果として、第1の実施例と同様の効果を得ることが可能
となる。
【0036】本発明の上記各実施例によって、端末1か
らの申告値に対してトラヒック変形が生じた場合にもそ
の変形トラヒックに対応した過不足のないセル廃棄及び
トラヒック確保ができるということは、この種のトラヒ
ック変形を来す要因としてシェーピング機能等を持つA
TM多重化装置3がATM交換機5との間に実装された
場合においても、その通信品質を保証できることを意味
している。このことから、本発明は、通信品質を高く保
つ必要がある広帯域ISDNでの画像端末間の通信方式
に適用して極めて有用なものとなる。
【0037】ところで、本発明では、端末1からの申告
トラヒックパラメータではなく、ATM多重化装置3通
過後におけるトラヒックの計測値あるいはその予測値を
ポリシング制御パラメータとして用いるため、トラヒッ
ク制御に関する限りは、端末からの呼設定メッセージ
(図14参照)による申告トラヒックパラメータの通知
は不要となる。
【0038】しかしながら、この種のATM交換機にお
ける課金の実態を考えた場合、変形後のトラヒックに対
して課金するよりも申告されたトラヒックに対して課金
する方が望ましい。この点に配慮して、本発明では、上
記いずれの実施例においても、端末1からの呼設定メッ
セージ(図14参照)に従来通り申告トラヒックパラメ
ータ値を付加して送出し、これを受けたATM交換機5
ではその呼設定メッセージの中から申告トラヒックパラ
メータ値を抽出し、この申告値に基づいて課金を行うよ
うにしている。このように、本発明では、上記いずれの
実施例での課金指標とも、端末1からの申告パラメータ
値を使用することによって、その課金値を常に端末1の
申告値に合うものとすることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
端末からの申告トラヒックパラメータ値によらず、AT
M多重化装置を経由した後のセル計測値から算出したト
ラヒックパラメータ値若しくはその予測値を基にポリシ
ング回路による違反セルの廃棄処理制御を行うようにし
たため、ATM多重化装置を経由した後のトラヒック変
形に対しても、その変形に対応した適正なポリシング制
御パラメータに従って過不足の無いセル廃棄及びトラヒ
ック確保ができ、回線使用効率の大幅な向上に寄与でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のATM交換機における端末インタフェ
ースの一実施例を示すブロック図。
【図2】本発明のATM交換機端末インタフェースにお
けるトラヒックモニタ回路の構成を示すブロック図。
【図3】本発明のATM交換機におけるCPUの一実施
例を示すブロック図。
【図4】本発明のATM交換機におけるCPUの他の実
施例を示すブロック図。
【図5】ATM交換ネットワークの概略構成を示すブロ
ック図。
【図6】ATM交換ネットワークにおけるATM多重化
装置のブロック構成図。
【図7】ATM多重化装置における多重インタフェース
のブロック構成図。
【図8】多重インタフェースにおけるシェーピング機能
の説明図。
【図9】ATM交換方式に係るトラヒックパラメータの
一例を示す図。
【図10】ATM交換方式で用いるセルのフォーマット
の一例を示す図。
【図11】ATM交換ネットワークにおけるATM交換
機のブロック構成図。
【図12】従来のATM交換機における端末インタフェ
ースのブロック構成図。
【図13】ATM交換方式におけるポリシング機能の説
明図。
【図14】端末から申告トラヒック値を通知するための
呼設定メッセージの構成図。
【図15】ATM交換ネットワークにおける呼設定シー
ケンスの一例を示す図。
【符号の説明】
1 端末 2 加入者回線 3 ATM多重化装置 31a,31b 端末インタフェース 32 多重インタフェース 321a,321b セル抽出部 322 シェーピング回路 323a,323b セル送出部 33 ATM多重バス 4 多重化回線 5 ATM交換機 50,51 交換機端末インタフェース 501 トラヒックモニタ回路 5011 セルカウンタ 5012 I/O回路 5013 タイマ 5014 モニタCPU 5015 RAM 502,514 CPUバス 511a セル抽出部 512 ポリシング回路 513a セル送出部 52 ATMスイッチ 53,53A CPU 531,535 I/O回路 532 CPU 533 RAM 534 呼チャネル終端I/O回路 536 コマンド入力装置 54 呼信号チャネル 55 データチャネル 56 中継バス 6 中継回線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末から揺らぎ送出されるセルをそのセ
    ル送出間隔が一定となるように均一化するシェーピング
    機能を有するATM多重化装置を交換機内端末インタフ
    ェースを介して収容し、固定長パケットである前記セル
    をそのセル内に付加されるアドレス情報に従って交換す
    る際に、前記端末からの申告トラヒックパラメータ値に
    基づきその申告値を上回った違反セルを廃棄するポリシ
    ング機能を有するATM交換機において、 前記交換機内端末インタフェースに、ある時間間隔毎の
    送信セル数を基に呼単位のトラヒック情報を算出し、そ
    の結果を呼の申告トラヒックパラメータ値として記憶す
    るトラヒックモニタ手段を設け、当該ATM交換機の制
    御部では、前記ポリシング機能の制御パラメータ値とし
    て、前記トラヒックモニタ手段に記憶されたトラヒック
    情報を用いることを特徴とするATM交換機におけるト
    ラヒックパラメータ制御方式。
  2. 【請求項2】 端末から揺らぎ送出されるセルをそのセ
    ル送出間隔が一定となるように均一化するシェーピング
    機能を有するATM多重化装置を交換機内端末インタフ
    ェースを介して収容し、固定長パケットである前記セル
    をそのセル内に付加されるアドレス情報に従って交換す
    る際に、前記端末からの申告トラヒックパラメータ値に
    基づきその申告値を上回った違反セルを廃棄するポリシ
    ング機能を有するATM交換機において、 前記シェーピング機能により均一化された後のトラヒッ
    ク情報を予測し、これを呼の申告トラヒックパラメータ
    値としてATM交換機に予め登録する登録手段を有し、
    当該ATM交換機の制御部では、前記ポリシング機能の
    制御パラメータ値として、前記登録手段により登録され
    たトラヒック情報を用いることを特徴とするATM交換
    機におけるトラヒックパラメータ制御方式。
  3. 【請求項3】 トラヒックパラメータ値としては、少な
    くともセル平均速度、セルピーク速度、セルバースト速
    度、最大連続セル数が用いられることを特徴とする請求
    項1または2記載のATM交換機におけるトラヒックパ
    ラメータ制御方式。
  4. 【請求項4】 ATM交換機の制御部は、端末からの本
    来の申告トラヒックパラメータ値を基に課金を実施する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載
    のATM交換機におけるトラヒックパラメータ制御方
    式。
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