JPH0646134B2 - 水切り方法 - Google Patents
水切り方法Info
- Publication number
- JPH0646134B2 JPH0646134B2 JP28588786A JP28588786A JPH0646134B2 JP H0646134 B2 JPH0646134 B2 JP H0646134B2 JP 28588786 A JP28588786 A JP 28588786A JP 28588786 A JP28588786 A JP 28588786A JP H0646134 B2 JPH0646134 B2 JP H0646134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymer compound
- water
- temperature
- draining
- hydrophilic
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は温度により疎水性と親水性とを可逆的に示す高
分子化合物を利用した金属帯板、織物、粉粒体等の水切
り方法に関するものである。
分子化合物を利用した金属帯板、織物、粉粒体等の水切
り方法に関するものである。
従来の技術 従来、鉄鋼或いは非鉄金属等の金属帯板の表面に付着す
る水分を除去する方法として、リンガーロールで水切り
した後、ドライヤーの温風によって水分を除去している
のが一般的である。
る水分を除去する方法として、リンガーロールで水切り
した後、ドライヤーの温風によって水分を除去している
のが一般的である。
又、特開昭59-110916号公報の如くコアロールを真空ポ
ンプと接続して、その中空部を低圧となし、圧力差を利
用して、金属帯板の水分を除去する方法も提案されてい
る。
ンプと接続して、その中空部を低圧となし、圧力差を利
用して、金属帯板の水分を除去する方法も提案されてい
る。
その他、粉粒体の脱水法としては、遠心力を利用した遠
心脱水機や温風ガスによる乾燥機が工業的に広く利用さ
れている。
心脱水機や温風ガスによる乾燥機が工業的に広く利用さ
れている。
発明が解決しようとする問題点 前述した従来の脱水方法は、温風等の外部からのエネル
ギーを供給してやる必要があり、従って、コストが高く
なると共に脱水効率が充分でない問題があった。本発明
はこのような問題を一挙に解決する極めて有利な水切り
方法を提供することを目的とするものである。
ギーを供給してやる必要があり、従って、コストが高く
なると共に脱水効率が充分でない問題があった。本発明
はこのような問題を一挙に解決する極めて有利な水切り
方法を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は高分子化合物の吸水性を利用して、金属帯板、
織物、或いは粉粒体等に含有付着する水をベルト間に搬
送して除去するもので、その要旨は温度により疎水性か
ら親水性へ又は親水性から疎水性へ性質が可逆的に変化
する高分子化合物を周回するベルトコンベアーの表面に
付着させ、該ベルトコンベアーを対向して一対に構成
し、該コンベアー間に水切りされる物質を接触通過させ
ることを特徴とする高分子化合物による水切り方法であ
る。
織物、或いは粉粒体等に含有付着する水をベルト間に搬
送して除去するもので、その要旨は温度により疎水性か
ら親水性へ又は親水性から疎水性へ性質が可逆的に変化
する高分子化合物を周回するベルトコンベアーの表面に
付着させ、該ベルトコンベアーを対向して一対に構成
し、該コンベアー間に水切りされる物質を接触通過させ
ることを特徴とする高分子化合物による水切り方法であ
る。
従来、鉄鋼産業等では、100℃前後の排ガスは50〜80℃
の温排水が利用されないまま放置されているのが現状で
あり、これらの低ポテンシャルの熱エネルギーを効率よ
く利用することが望まれていた。
の温排水が利用されないまま放置されているのが現状で
あり、これらの低ポテンシャルの熱エネルギーを効率よ
く利用することが望まれていた。
本発明はこのような低温度域で疎水性から親水性へ又親
水性から疎水性へ可逆的に性質が変化、すなわち相転移
する高分子化合物に着目し、又排ガス、温排水等の低ポ
テンシャル熱エネルギーを脱水工程に有利に利用できる
吸水、脱水等の水切り方法を提供するものである。
水性から疎水性へ可逆的に性質が変化、すなわち相転移
する高分子化合物に着目し、又排ガス、温排水等の低ポ
テンシャル熱エネルギーを脱水工程に有利に利用できる
吸水、脱水等の水切り方法を提供するものである。
即ち、本発明は常温では吸水する性能を持ち、高温では
吸水した水を出す性能を持つ高分子化合物を有効に利用
し、該高分子化合物に吸水させたい被吸水物質(例え
ば、金属帯板、織物、粉粒体等)を接触させ、該被吸水
物質に付着し又は含有されている水を除去し、高分子化
合物はその後、親水性から疎水性に相転移する温度まで
加熱し吸水した水分を排出し、その後、大気中に放冷さ
れることにより親水性を再び得て循環利用するものであ
る。
吸水した水を出す性能を持つ高分子化合物を有効に利用
し、該高分子化合物に吸水させたい被吸水物質(例え
ば、金属帯板、織物、粉粒体等)を接触させ、該被吸水
物質に付着し又は含有されている水を除去し、高分子化
合物はその後、親水性から疎水性に相転移する温度まで
加熱し吸水した水分を排出し、その後、大気中に放冷さ
れることにより親水性を再び得て循環利用するものであ
る。
尚、本発明に利用する高分子化合物は、ポリビニルメチ
ルエーテル、メチルセルロース、ポリエチレンオキシ
ド、ポリ−N−イソプロピルアクリルアミド、ポリ酢酸
ビニル部分鹸化物等が挙げられる。
ルエーテル、メチルセルロース、ポリエチレンオキシ
ド、ポリ−N−イソプロピルアクリルアミド、ポリ酢酸
ビニル部分鹸化物等が挙げられる。
尚、高分子化合物の種類によって、相転移する温度が異
なり、ポリビニルメチルエーテルは37〜38℃、メチルセ
ルロースは40〜50℃、ポリエチレンオキシドは95〜100
℃、ポリ−N−イソプロピルアクリルアミドは30〜32
℃、ポリ酢酸ビニル部分鹸化物は34〜90℃であり、使用
する高分子化合物によって相転移する温度を考慮して加
熱する必要がある。
なり、ポリビニルメチルエーテルは37〜38℃、メチルセ
ルロースは40〜50℃、ポリエチレンオキシドは95〜100
℃、ポリ−N−イソプロピルアクリルアミドは30〜32
℃、ポリ酢酸ビニル部分鹸化物は34〜90℃であり、使用
する高分子化合物によって相転移する温度を考慮して加
熱する必要がある。
又、本発明に用いる高分子化合物をベルトコンベアーに
付着させる手段は、例えば高分子化合物の水溶液をベル
トの上に塗付し、r線を照射してゲル化させる方法、或
いは、最初からベルト状にゲル化して接着剤等で貼り合
わせる方法等が挙げられるが、その手段は特に限定する
ものではない。
付着させる手段は、例えば高分子化合物の水溶液をベル
トの上に塗付し、r線を照射してゲル化させる方法、或
いは、最初からベルト状にゲル化して接着剤等で貼り合
わせる方法等が挙げられるが、その手段は特に限定する
ものではない。
次に本発明を第1図を用いて説明する。
温度により疎水性から親水性へと可逆的に変化する高分
子化合物1をベルトコンベアー11に付着させ、該ベル
トコンベアー11間に脱水すべき被吸水物質、例えば、
金属帯板2を搬送させる。該高分子化合物1は常温で金
属帯板2に接触すると、その親水性から表面付着水を吸
水する役割を果たす。
子化合物1をベルトコンベアー11に付着させ、該ベル
トコンベアー11間に脱水すべき被吸水物質、例えば、
金属帯板2を搬送させる。該高分子化合物1は常温で金
属帯板2に接触すると、その親水性から表面付着水を吸
水する役割を果たす。
一方、吸水した高分子化合物は温排水あるいは排ガスに
よって相転移温度以上に加熱された脱水槽3内を通る間
に親水性から疎水性に変化し、吸着した水分を熱水の中
に排出し、その後、大気中で放冷されることで吸水能を
再生し、連続的に吸水、脱水を繰り返すものである。
よって相転移温度以上に加熱された脱水槽3内を通る間
に親水性から疎水性に変化し、吸着した水分を熱水の中
に排出し、その後、大気中で放冷されることで吸水能を
再生し、連続的に吸水、脱水を繰り返すものである。
脱水槽3は相転移温度より若干高く保持し、該高分子化
合物1を均一に加熱することが望ましいため、第1図の
如くどぶ漬け方式の脱水槽3を用いているが、第2図に
示すような雰囲気炉5内で排ガス或いは温排水をフィン
付伝熱パイプ6に通し、間接的に高分子化合物1を加熱
して脱水し、排水パン7から排水する方式も可能であ
る。
合物1を均一に加熱することが望ましいため、第1図の
如くどぶ漬け方式の脱水槽3を用いているが、第2図に
示すような雰囲気炉5内で排ガス或いは温排水をフィン
付伝熱パイプ6に通し、間接的に高分子化合物1を加熱
して脱水し、排水パン7から排水する方式も可能であ
る。
更に、粉粒体等の吸水方法としては同様な考えで第3図
に示した方法が考えられる。即ち、水分を含有した粉粒
体10は貯蔵ホッパー8から定量的に供給され、該高分
子化合物1を付着したベルトコンベアー11間を搬送す
る間に脱水され、排出シュート9を通して系外に出され
る。該高分子化合物1は前述と同じ原理で脱水槽3で再
生され、連続して使用か可能である。
に示した方法が考えられる。即ち、水分を含有した粉粒
体10は貯蔵ホッパー8から定量的に供給され、該高分
子化合物1を付着したベルトコンベアー11間を搬送す
る間に脱水され、排出シュート9を通して系外に出され
る。該高分子化合物1は前述と同じ原理で脱水槽3で再
生され、連続して使用か可能である。
実施例1 ポリビニルメチルエーテルをベルトコンベアーに強固に
接着することによって37〜38℃で疎水性から親水性に変
化する高分子化合物を利用することができ、これを用い
て第1図に示した装置を構成し、表面処理を終えた金属
帯板をベルト間に200m/分の通板速度で搬送した結
果、従来方法では必須であったドライヤー乾燥を省略す
ることができた。
接着することによって37〜38℃で疎水性から親水性に変
化する高分子化合物を利用することができ、これを用い
て第1図に示した装置を構成し、表面処理を終えた金属
帯板をベルト間に200m/分の通板速度で搬送した結
果、従来方法では必須であったドライヤー乾燥を省略す
ることができた。
脱水槽は近くの熱処理炉で発生する150℃の排ガスを利
用して、常時40〜43℃に保持するようにコントロールさ
れ、該高分子化合物は1000時間の耐久試験の後も性能劣
化はほとんど見られなかった。
用して、常時40〜43℃に保持するようにコントロールさ
れ、該高分子化合物は1000時間の耐久試験の後も性能劣
化はほとんど見られなかった。
実施例2 鉄鋼産業で使用する石炭の水分低下を目的として、前述
と同様のポリビニルメチルエーテルを用いて第3図に示
した装置を構成し、処理前水分11.5%の石炭をベルト間
に搬送することによって4.3%まで脱水することがで
き、後工程でのコークス乾溜熱量を大幅に低減すること
ができた。
と同様のポリビニルメチルエーテルを用いて第3図に示
した装置を構成し、処理前水分11.5%の石炭をベルト間
に搬送することによって4.3%まで脱水することがで
き、後工程でのコークス乾溜熱量を大幅に低減すること
ができた。
尚、脱水層はコークス炉の燃焼排ガス170℃を利用して
常時40〜43℃にコントロールされ、該高分子化合物は50
0時間の耐久試験の後も性能劣化はほとんど見られてな
かった。
常時40〜43℃にコントロールされ、該高分子化合物は50
0時間の耐久試験の後も性能劣化はほとんど見られてな
かった。
発明の効果 本発明により金属帯板、織物、粉粒体等に付着している
水分を極めて効率良く脱水することが可能となり、しか
も、低温の排ガス、温排水を有効に利用できるので、省
エネルギー上の効果も大である。
水分を極めて効率良く脱水することが可能となり、しか
も、低温の排ガス、温排水を有効に利用できるので、省
エネルギー上の効果も大である。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の実施例で、第1〜3図は立面図で、第1
図は金属帯板の表面付着水の水切り例の説明図、第2図
は本発明に用いる高分子化合物を加熱する際の雰囲気炉
の説明図、第3図は粉粒体の水切り例の説明図である。 1……高分子化合物、2……金属帯板、3……脱水槽、
4……ロール、5……雰囲気炉、6……伝熱パイプ、7
……排水パン、8……貯蔵パン、9……排水シュート、
10……粉粒体、11……ベルトコンベアー。
図は金属帯板の表面付着水の水切り例の説明図、第2図
は本発明に用いる高分子化合物を加熱する際の雰囲気炉
の説明図、第3図は粉粒体の水切り例の説明図である。 1……高分子化合物、2……金属帯板、3……脱水槽、
4……ロール、5……雰囲気炉、6……伝熱パイプ、7
……排水パン、8……貯蔵パン、9……排水シュート、
10……粉粒体、11……ベルトコンベアー。
Claims (1)
- 【請求項1】温度により疎水性から親水性へ又親水性か
ら疎水性に可逆的に性質が変化する高分子化合物を周回
するベルトコンベアーの表面に付着させ、該ベルトコン
ベアーを対向して一対に構成し、該ベルトコンベアー間
に被吸水物質を該高分子化合物と接触するよう通過させ
ることを特徴とする被吸水物質の水切り方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28588786A JPH0646134B2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 水切り方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28588786A JPH0646134B2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 水切り方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63140281A JPS63140281A (ja) | 1988-06-11 |
| JPH0646134B2 true JPH0646134B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17697307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28588786A Expired - Lifetime JPH0646134B2 (ja) | 1986-12-02 | 1986-12-02 | 水切り方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646134B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3223927B2 (ja) * | 1991-08-23 | 2001-10-29 | セイコーエプソン株式会社 | 転写式記録装置 |
| JP2652300B2 (ja) * | 1992-05-27 | 1997-09-10 | 株式会社 荏原製作所 | 含水物の脱水処理装置 |
| JPH0671492A (ja) * | 1992-05-27 | 1994-03-15 | Ebara Infilco Co Ltd | 含水物の脱水処理装置 |
| JPH0651681A (ja) * | 1992-07-31 | 1994-02-25 | Seikosha Co Ltd | 液体現像剤を用いた記録装置 |
-
1986
- 1986-12-02 JP JP28588786A patent/JPH0646134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63140281A (ja) | 1988-06-11 |
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