JPH0646550Y2 - 殺菌水装置における殺菌灯付蛇口 - Google Patents

殺菌水装置における殺菌灯付蛇口

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JPH0646550Y2
JPH0646550Y2 JP1989019189U JP1918989U JPH0646550Y2 JP H0646550 Y2 JPH0646550 Y2 JP H0646550Y2 JP 1989019189 U JP1989019189 U JP 1989019189U JP 1918989 U JP1918989 U JP 1918989U JP H0646550 Y2 JPH0646550 Y2 JP H0646550Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は医療用等の殺菌水装置に係り、その殺菌水装
置で殺菌した水等が蛇口から侵入する雑菌により汚染さ
れるのを防止する殺菌灯付蛇口に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、手術前後の手の洗浄等に際して使用される水の
殺菌には紫外線等を用いた殺菌水装置が広く採用されて
いる。この殺菌水装置は例えば、第2図に示すように、
給水口からバルブ51を介して供給された水を透過するフ
ィルタユニット52と、そのフィルタユニット52からの水
を紫外線によって殺菌する紫外線殺菌器53と、その紫外
線殺菌器53により殺菌された水を排出する蛇口54と、フ
ィルタユニット52と紫外線殺菌器53の間に設けた電磁弁
55を開閉操作して通水,停止をするフットスイッチ56及
び回路ユニット57とからなるものである。
上記殺菌水装置では蛇口54から侵入する空気中の雑菌に
より殺菌した水等が汚染されるのを防止するため、蛇口
54を第3図に示すように、紫外線殺菌器53に連絡された
内筒体60と、その内筒体60の下端開口部に適宜間隔をお
いて底部が設けられた有底の中筒体61と、その中筒体の
上部開口部と適宜間隔を介して設けられた外筒体62と、
その外筒体62と連通するシャワーノズル63とから構成し
ており、有底の中筒体61と外筒体62との間の通水路、及
びシャワーノズル63内に水が一定量滞溜するようにし、
通水を停止しても、外筒体62内の空気の負圧とシャワー
ノズル63のノズル孔63aにおける表面張力とによって残
留水を保持して、ノズル孔63aから空気がシャワーノズ
ル63内、及び紫外線殺菌器に連絡された管内等に侵入し
ないようにして汚染を防止していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の蛇口によると、シャワーノズ
ル内等に残留した水により空気を遮断して空気中の雑菌
による汚染を防止しているが、残留した水に雑菌が侵入
して殺菌した水を汚染する虞があり、完全な汚染防止に
はならないという問題点がある。
この考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、蛇口か
ら侵入する雑菌を殺菌して、殺菌水装置で殺菌した水が
雑菌により汚染されるのを完全に防止することができる
殺菌水装置における殺菌灯付蛇口を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、如上従来技術の欠点に鑑み、殺菌水装置から
送出される殺菌済の処理水を流出せしめる蛇口におい
て、前記蛇口内に通水路を形成し、該通水路の途中に形
成した逆止弁と、前記通水路の出口近傍に配設したノズ
ル孔を多数形成した円盤状のメザラと、前記逆止弁とメ
ザラとの間に処理水が滞溜し得る空間を形成したシャワ
ーノズルと、前記シャワーノズル内の空間に配設された
殺菌灯とを備え、前記逆止弁は、逆止弁から噴射する水
が殺菌灯を直射せしめる位置に配設し、前記逆止弁とメ
ザラとの間に滞溜した処理水を前記殺菌灯で殺菌するよ
うにした。
〔作用〕
この考案によれば、蛇口内の通水路に殺菌灯を設けたの
で、蛇口から侵入する空気の雑菌および残留水中の雑菌
は殺菌灯の照射光により殺菌されることになる。
〔実施例〕
この考案に係る一実施例を図面に基づいて説明する。図
面の第1図は殺菌灯付蛇口を示す縦断面図である。
第1図に示すように殺菌灯付蛇口Aは、殺菌水装置と連
結する通水管1と、その通水管1の先端に設けたシャワ
ーノズル2とで通水路3を形成し、シャワーノズル2内
の通水路3に殺菌灯4を設けている。
前記シャワーノズル2は略円筒形状に形成したシャワー
本体5の下方開口部にノズル孔6aを多数形成した円盤状
のメザラ6を螺着してなる。上記シャワー本体5内には
殺菌灯4を収納する略有底円筒形状の筒体7を設けてお
り、この筒体7は開口縁に形成した鍔部7aをOリング等
のシール部材8とパッキン等のシール部材9とで挟み、
シャワー本体5の上部に螺合する略環状の押さえ金具10
により圧着されて取付けられている。上記シャワー本体
5の上部には殺菌灯4を着脱可能に支持する殺菌灯ソケ
ット11およびソケットキャップ12を設けており、そのソ
ケットキャップ12を覆うように着脱自在なカバー13を設
けている。また、シャワー本体5の周壁には殺菌灯4の
点灯を確認する透光窓14を設けている。
前記殺菌灯4は紫外線殺菌ランプで、紫外線透過モリブ
ガラスによって形成されており、モリブガラスの特性に
より200nm以下の波長の紫外線を遮断し、殺菌効果の最
も高い253.7nm付近の波長の紫外線を透過し、放射する
ようになっている。また、殺菌灯4が紫外線殺菌ランプ
なので、殺菌灯を収納する筒体7は紫外線を透過する石
英ガラス等により形成されている。そして、殺菌灯4は
常時点灯するようになっている。
前記通水管1は略L字形状で、先端をシャワー本体5の
周壁にろう付けあるいは螺合により取付けており、先端
側内部に逆止弁15を設けている。この逆止弁15はボール
15aをスプリング15bにより小孔15c側に付勢したもの
で、ある一定以上の圧力がボール15aに加わるとスプリ
ング15bに抗してボール15aが移動し通水路3を開放する
ようになっている。つまり、殺菌水装置から水が流れて
くると、その水の圧力により通水路3を開放し、殺菌水
装置からの水が停止すると、圧力がなくなるので通水路
3を閉鎖することになる。また、通水管1の外周にはパ
イプカバー16を設けており、このパイプカバー16の内周
面と通水管1の外周面とで形成された空間に殺菌灯4の
リード線を通してリード線の端子を殺菌水装置内の電源
等に接続している。
この殺菌灯付蛇口Aはシャワーノズル2内に殺菌灯4を
設けたので、ノズル孔6aからシャワーノズル2内に侵入
した空気中の雑菌は紫外線により殺菌されることにな
り、雑菌による汚染を防止することができる。また、逆
止弁15を設けたので、雑菌との接触を防ぎ、汚染防止を
向上させることができる。そして、殺菌水装置から流出
してくる殺菌された水をシャワーノズル2内の殺菌灯4
で再度殺菌することになり、殺菌水装置の性能を向上さ
せることができ、雑菌による汚染を完全に防止できる。
この考案は上記実施例に限るものではなく、例えば、従
来例に示したような、シャワーノズル内等に水が残留す
るタイプの蛇口に殺菌灯を設けたものでもよい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、以上の如く通水路中において逆止弁と
メザラとのあいだ、即ち止水状態にあるときの蛇口の溜
水部分に殺菌灯を配設したから、該殺菌灯によって溜水
を直射し、殺菌する。従って、蛇口から放水するとき、
溜水部分に溜っている溜水が汚染しない。このため、蛇
口を一旦閉止し、次に一定時間経過後再びこの蛇口から
放水しても、溜水が殺菌灯によって完全に殺菌されてい
るため、雑菌による汚染がされていない完全な殺菌処理
水が得られる。
更に、本考案によれば、殺菌灯の近傍に逆止弁を配設
し、水が停止しているときにはシャワーノズル近傍に停
滞している流水が対流その他の現象により逆止弁より奥
へ漏出することを防止するから、長時間放水しないよう
なときでも、殺菌水が汚染するようなことは完全に防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面の第1図はこの考案の一実施例に係る殺菌灯付蛇口
を示す縦断面図、第2図は従来の技術ににおける殺菌水
装置の説明図、第3図は従来例を示す縦断面図である。 A……殺菌灯付蛇口、1……通水管 2……シャワーノズル、3……通水路 4……殺菌灯、5……シャワー本体 6……メザラ、7……筒体 8,9……シール部材、10……押さえ金具 11……殺菌灯ソケット、12……ソケットキャップ 13……カバー、14……透光窓 15……逆止弁、16……パイプカバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】殺菌水装置から送出される殺菌済の処理水
    を流出せしめる蛇口において、 前記蛇口内に通水路を形成し、該通水路の途中に形成し
    た逆止弁と、 前記通水路の出口近傍に配設したノズル孔を多数形成し
    た円盤状のメザラと、 前記逆止弁とメザラとの間に処理水が滞溜し得る空間を
    形成したシャワーノズルと、 前記シャワーノズル内の空間に配設された殺菌灯とを備
    え、 前記逆止弁は、逆止弁から噴射する水が殺菌灯を直射せ
    しめる位置に配設し、 前記逆止弁とメザラとの間に滞溜した処理水を前記殺菌
    灯で殺菌するようにしたことを特徴とする殺菌水装置に
    おける殺菌灯付蛇口。
JP1989019189U 1989-02-21 1989-02-21 殺菌水装置における殺菌灯付蛇口 Expired - Lifetime JPH0646550Y2 (ja)

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