JPH0647042Y2 - 立体構造物用トラスバー - Google Patents

立体構造物用トラスバー

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JPH0647042Y2
JPH0647042Y2 JP11146088U JP11146088U JPH0647042Y2 JP H0647042 Y2 JPH0647042 Y2 JP H0647042Y2 JP 11146088 U JP11146088 U JP 11146088U JP 11146088 U JP11146088 U JP 11146088U JP H0647042 Y2 JPH0647042 Y2 JP H0647042Y2
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絢子 長谷川
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、平面トラス、立体トラス等の立体構造物を構
成する時に使用されるトラスバーに関する。
[従来の技術] 立体構造物は端部にボルトを含む継手部材を設けたトラ
スバーがノードに多数結合されて構成されるのが一般的
である。
トラスバーは管材たる円管又は角管状パイプ本体の両端
に継手部材を設けたものが普通である。
管材の材料としては、鋼管、アルミニューム、合成樹脂
が使用されるが、アルミニューム、合成樹脂を使用した
場合には管材に対して継手部材を溶接で結合するのが困
難である。
そこで、溶接が可能な鋼管を使用すると錆が発生する虞
れがある。この為、パイプ本体の発錆を防止するために
溶融亜鉛メッキを施している。
しかし、継手部材を結合したままパイプ本体をメッキす
ると継手部材を構成するボルトのねじ部にメッキが付着
する不具合があるため、パイプ本体にメッキを施した後
に継手部材がパイプ本体に溶接している。
更に、管材の端部に継手部材を構成するボルトを結合す
る場合、例えば実公昭52−22992号公報に開示されたよ
うに、管材の胴部に大きな円形又は長円形の組立孔を穿
設し、この組立孔より指等でボルトを管材の端部側に差
し込むタイプのものが知られている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、上記メッキを施した管材たるパイプ本体
に継手部材を溶接する構造のものは、亜鉛メッキ部から
亜鉛蒸気が発生し、溶接作業者にとって有害である。
更に継手部材を溶接後に溶接部等の後処理を行なうが外
観上きれいに成形できないという問題もある。
更に、管材に組立孔を穿設し、この組立孔よりボルトを
差し込むタイプのトラスバーは組立孔の部分の強度が低
下し、美観を損ない、雨水が侵入する等の不具合があ
る。
そこで、本考案の目的は管材たるパイプ本体の亜鉛メッ
キに関係なく継手部材を着脱でき、外観もスマートで、
強度があり、雨水が侵入しない立体構造物用トラスバー
を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案の構成は管材の端部
に継手部材を設け、当該継手部材をノードに結合して立
体構造物を構成する立体構造物用トランスバーに於て、
継手部材を本体の基端にフランジを設けたボルトと、ボ
ルトの本体の外周に軸方向移動自在に挿入したスリーブ
とで構成し、ボルトの本体胴部に半径に向けてピンを植
設し、このピンの端部をスリーブに形成した長孔内に移
動自在に挿入させ、管材の端部内にフランジを介してボ
ルトの基端側を移動自在に挿入すると共に管材の端部内
に着脱自在に固定した止め具で前記フランジを抜け止め
させたことを特徴とするものである。
[作用] スリーブを回転するとピンを介してボルトも一体に回転
し、且つボルトは長孔に沿って軸方向にも移動し、最大
ストロークにフランジが止め具に当接して抜けが防止さ
れる。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
立体トラスたる立体構造物Aの一例が第4図に示されて
いる。
これは本考案に係るトラスバー1がノード2を介して縦
横及び斜め方向に組み付けられて例えば立体状のトラス
たる構造物Aを構成するものである。
トラスバー1はパイプ本体たる管材3と、管材3の両端
又は一端に設けた継手部材4とで形成されている。
管材3は鋼管、アルミニューム等の金属又は合成樹脂を
材料として円管、角管状に成形されている。
本実施例の鋼管で成形された円管状の管材3に於ては、
継手部材4を装着する前に、前もって溶融亜鉛メッキが
その外周又は外周と内周に施されている。
継手部材4はボルト5とボルト5の外周に軸方向移動自
在に挿入してスリーブ6とで構成されている。
ボルト5は本体7と本体7の一端に設けたフランジ8と
他端に形成したねじ部9とを有し、本体7の孔10に植設
したピン11はスリーブ6に形成した軸方向に沿う長孔12
に差し込まれている。
スリーブ6の外周にはスパナ係合面13が一つ又は複数形
成され、スパナを介してスリーブ6を回動するとピン11
によりボルト5も一体に回転し、ボルト5は長孔12の長
さ分軸方向に移動できるようになっている。
ボルト5のフランジ8側基端部は管材3の端部内に挿入
され、管材3の端部内周に設けた環状溝14内にはスナッ
プリング、C型の弾性なワッシャ等からなる止め具15が
装着されている。この為、ボルト5が最大限外方にスト
ロークした時、フランジ8の端面が止め具15に係止され
て抜けが防止される。
スリーブ6は端部に小径部6aと小径部6aに近接した位置
に鍔部16を設けている。この場合、小径部6aは管材3の
端部内周に嵌合し、鍔部16は管材3の外周に合せて形成
されている。
スリーブ6の外径はノード2の係合面2aの径と等しく成
形されるのが好ましい。特に、鍔16の外径は管材3の太
さがいろいろあるため、それぞれの管材3の太さに応じ
た外径を有するものを各種用意するのが好ましい。例え
ば、第3図には径の異なる鍔16,16′を有するものが示
されている。
ノード2は球形又は多角形状本体17の外周に放射方向に
向く多数のねじ孔18が形成されている。
このノード2に対してトラスバー1を装着するには、第
3図に示すように、ボルト5の先端をノード2のねじ孔
18に若干差し込み、次いでスパナ等でスリーブ6を回転
するとピン11を介してボルト5が回転し、ボルト5のね
じ9がノード2のねじ孔18の螺合し、この時ボルト5は
長孔12に沿って軸方向にストロークする。
スリーブ6の一端はノード2の係合面2aに当接し、小径
部6aとボルト5のフランジ8の間に止め具15をはさみ込
み、止め具15は管材3の環状溝14に係合して結合され
る。
[考案の効果] 本考案によれば、次の効果がある。
管材にボルトの基端側をフランジを介して挿入し、フ
ランジを止め具を介して抜け止めさせているから、継手
部材を管材に溶接結合する必要が無く、これにより管材
に亜鉛メッキを施していても管材と継手部材の結合時に
亜鉛蒸気が発生せず無害である。
同じく管材と継手部材とは溶接で結合していないか
ら、従来のような溶接後の後処理が不要であり、外観が
美しい。
ボルトはフランジを介して管材内に挿入し、フランジ
は止め具で抜け止めされているから、止め具の着脱でボ
ルトとその外周のスリーブは管材に対して着脱できるか
ら着脱が容易であり、装着後でも止め具の着脱により継
手部材の交換、修理が可能である。
ボルトの基端側はフランジを介して管材の端部から着
脱でき、ボルト装着用の孔を管材側部に設ける必要が無
い。この為管材内に側部から水が侵入したり、強度が低
下するのを防止でき、外観も美しい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトラスバーの一部縦断正面図、第
2図は継手部材の分解斜視図、第3図はノードに結合し
た状態の一部切欠き断面図、第4図は本考案のトラスバ
ーを利用した立体構成物の斜視図である。 〔符号の説明〕 2……ノード、3……管材 4……継手部材、5……ボルト 6……スリーブ、8……フランジ 11……ピン、12……長孔 15……止め具、16,16′……鍔 A……立体構造物

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管材の端部に継手部材を設け、当該継手部
    材をノードに結合して立体構造物を構成する立体構造物
    用トランスバーに於て、継手部材を本体の基端にフラン
    ジを設けたボルトと、ボルトの本体の外周に軸方向移動
    自在に挿入したスリーブとで構成し、ボルトの本体胴部
    に半径に向けてピンを植設し、このピンの端部をスリー
    ブに形成した長孔内に移動自在に挿入させ、管材の端部
    内にフランジを介してボルトの基端側を移動自在に挿入
    すると共に管材の端部内に着脱自在に固定した止め具で
    前記フランジを抜け止めさせたことを特徴とする立体構
    造物用トラスバー。
  2. 【請求項2】スリーブの基端に鍔を設け、外周にスパナ
    係合面を形成している請求項1記載の立体構造物用トラ
    スバー。
  3. 【請求項3】止め具がスナップリングである請求項1記
    載の立体構造物のトラスバー。
  4. 【請求項4】止め具がC型の弾性なワッシャである請求
    項1記載の立体構造物用のトラスバー。
  5. 【請求項5】管材が鋼管、アルミニューム又は合成樹脂
    で成形されている請求項1記載の立体構造物用トラスバ
    ー。
JP11146088U 1988-08-25 1988-08-25 立体構造物用トラスバー Expired - Lifetime JPH0647042Y2 (ja)

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JP11146088U JPH0647042Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25 立体構造物用トラスバー

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JP11146088U JPH0647042Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25 立体構造物用トラスバー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0232501U JPH0232501U (ja) 1990-02-28
JPH0647042Y2 true JPH0647042Y2 (ja) 1994-11-30

Family

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JP11146088U Expired - Lifetime JPH0647042Y2 (ja) 1988-08-25 1988-08-25 立体構造物用トラスバー

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